
看護師の平均年収はどれくらい?

自分の年収は平均と比べて高い?低い?

年収をアップするための方法はある?
今回はこんな疑問にお答えします。
看護師の収入は夜勤や残業の有無で大きく左右されるため、勤め先によって年収に大幅な差が生まれるのは仕方がないものです。
とはいえ「できれば平均年収は超えておきたい…」と思う方は多いでしょう。
そこで本記事では、看護師の平均年収や、年収をアップするための方法を具体的に解説します。
自身の収入を平均以上に引き上げたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
- 看護師の平均年収は508万1300円
- 看護師のリアルな年収は約475万円
- 基本給の平均額は、新卒で約20万円・勤続10年目で24,5万円
- 年収のピークは「55〜59歳」で、約578万円
- 看護師は他の医療従事者と比べて年収は高めだが、一般職と比べるとそこまで年収は高くない
- 看護師が現職のまま給料交渉するのは難しい
- 給料をアップさせるためには、転職するのが最もおすすめ
- 年収が高い職場の特徴は「夜勤手当が高い」「病院の規模が大きい」など
- 看護師転職サイトを利用すれば、誰でも簡単に年収アップが見込める
- 年収アップのために一番おすすめの転職サイトは「レバウェル看護」

あなたはどう?看護師の平均年収は508万1300円
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、看護師の平均年収は「508万1300円」でした。(※平均年齢40.7歳、各種手当、ボーナス「86万2000円」を含む)
この値を見て「私はこんなにもらっていない…」と感じる人も多いかもしれません。
しかし、この数字には年間のボーナスや各種手当(夜勤手当、残業手当、通勤手当)が含まれています。
そのため、夜勤や残業が少ない職場に勤めている方は、平均よりも年収が下回るのは仕方がないと言えるでしょう。
その他、様々な角度から「看護師の収入の相場」について整理しました。
具体的には以下の通りです。
それぞれについて解説します。
手取り

平均年収の「508万1300円」は、あくまで額面給与にすぎません。
そのため実際の手取りは、税金や社会保険料が引かれて「380〜405万円」となります。
平均月収

看護師の平均年収「508万1300円」には、年間のボーナスである「86万2000円」が含まれています。
そのため、ボーナスを除いて月収に置き換えると「約35万2000円」になります。
平均昇給額
日本看護協会の「看護職の給与に関するデータ」によると、
2022年度における設置主体別の看護職の基本給与額は以下の通りでした。
設置主体 | 大卒の新卒看護師の平均基本給与額 | 勤続10年の看護師(非管理職)の平均基本給与額 |
---|---|---|
国 | 21万693円 | 26万737円 |
公立等 | 21万6651円 | 26万8189円 |
公的医療機関 | 21万5774円 | 26万8037円 |
社会保険関係団体 | 22万5702円 | 28万950円 |
公益法人 | 20万4126円 | 24万3135円 |
医療法人・個人 | 20万6016円 | 23万4613円 |
その他法人等 | 21万1183円 | 25万336円 |
ここから、設置主体別に看護師として10年間働いた場合の昇給額を算出すると以下の通りです。
設置主体 | 看護師して10年間働いた場合の昇給額合計 |
---|---|
国 | 5万44円 |
公立等 | 5万1538円 |
公的医療機関 | 5万2263円 |
社会保険関係団体 | 5万5248円 |
公益法人 | 3万9009円 |
医療法人・個人 | 2万8597円 |
その他法人等 | 3万9153円 |
上記の表から算出すると、看護師の昇給額は「約2,860〜5,525円/年」だと言えるでしょう。
時給換算
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、
- 所定内実労働時間数は「158時間」
- 超過実労働時間数は「6時間」
でした。
この2つを合算すると、月あたりの平均労働時間は「164時間」になります。
ここから、看護師の年収を時給換算すると「1時間あたり2582円」であることが分かります。
計算式:「 平均年収(508万1300円)÷12ヶ月」÷平均労働時間(月164時間)=約2582円
ただし、この数字にはボーナスが含まれています。
そのため、ボーナス分を除いて割り出すと「1時間あたり2144円」の給与になります。
計算式:「 ボーナスなしの平均年収(421万9300円)÷12ヶ月」÷平均労働時間(月164時間)=約2144円
生涯年収
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに看護師の生涯年収を算出すると、
- 男性:約1億9,228万円
- 女性:約1億8,620万円
となります。
全業種の生涯年収は約2億1,500万円前後になるため、生涯年収でみると看護師の給料は決して高いものではないと言えるでしょう。
看護師のリアルな年収は?
看護師の平均年収は「508万1300円」でしたが、
私はこんなに給料をもらっていない
と感じた人も多いのではないでしょうか。
そのためここでは、独自の計算のもと看護師のリアルな年収を算出します。
算出方法は以下の通りです。
月収(中央値)×12ヶ月+ボーナス(平均値)=看護師のリアルな年収
以下の2項目に分けて解説します。
月収の中央値

看護師の平均月収は 「約35万2000円」でしたが、あくまで平均値のため地域や職場によって大きく変動します。
そのためここでは、日本看護協会 看護職の給与に関するデータ(2022年度版)を参考に、看護職全体の給与額における中央値を以下に示します。
看護師の特性 | 月収の中央値 |
---|---|
高卒+3年課程卒の新卒看護師 | 26万3984円 |
大卒の新卒看護師 | 27万1900円 |
勤続10年の看護師 (31〜32歳、非管理職) | 32万4000円 |
勤続年数10年の時点で、月収の中央値は「約32万4000円」でした。
単純に平均月収を見るよりも、こちらの方が”リアルな”給与事情”だと言えるでしょう。
看護師のリアルな年収

前述したとおり、看護師の月収の中央値は「約32万4000円」でした。
そして、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、看護師のボーナスの平均額は「86万2000円」です。
これらの値から「看護師のリアルな年収」を算出すると、以下の通りになります。
32万4000円×12ヶ月+86万2000円=475万円
以上の結果から、あくまで目安ではありますが看護師のリアルな年収は「約475万円」だと言えるでしょう。
看護師の給料内訳
続いて、看護師の給料内訳について解説します。
具体的には、以下の通りです。
この他にも通勤手当・住宅手当・家族手当などの各種手当が含まれる場合もありますが、ここでは上記にあげた4つの内訳について解説していきます。
基本給

2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査 報告書」によると、基本給の平均額は以下の通りです。
- 新卒看護師(大卒):20万8918円
- 新卒看護師(専門卒):20万2289円
毎年約5,000円前後の昇給があるため、勤続10年目・非管理職の看護師では平均基本給は約24.5万円になります。
ボーナス

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、看護師のボーナスの平均額は「86万2000円」でした。
これは、夏と冬のボーナスを合算した値です。
ただし、全ての職場でボーナスが支給されるわけではありません。
規模が小さい施設やクリニックで働いている場合は、ボーナスが支給されないこともあるので注意してください。
夜勤手当
2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査 報告書」によると、夜勤手当の平均額は以下の通りです。
- 準夜勤:約4000円/回
- 深夜勤:約5000円/回
- 夜勤:約1万1000円/回
夜勤(二交代制の場合)は、月に4〜5回行うことが多いです。
そのため、夜勤手当を年収に換算すると約50万円にのぼります。
- 4万4000円(二交代制夜勤4回分)×12ヶ月=52万8000円
看護師で稼ぐためには「夜勤が必須」だと言っても過言ではないでしょう。
夜勤で稼ぎたいと考えるなら、下記の記事を参考にしてみてください。

残業手当

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、残業時間は平均6時間でした。
そのため、残業代として支給される金額はおおよそ1〜1.2万円前後であり、年収で考えると12〜14.4万円になります。
この数字だけを見ると「案外少ない」と感じる方もいると思います。
しかし、月の残業時間が増えれば増えるほど支給金額が上がることを忘れてはいけません。
残業がある職場とない職場では、年収は大きく異なると言えるでしょう。
看護師の平均年収を項目ごとに比較
ここでは、看護師の平均年収を各項目ごとに比較していきます。
具体的な比較項目は以下の通りです。
それぞれについて解説します。
年代
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、看護師の年代別の年収推移は以下の通りです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20〜24歳 | 約400万円 |
25〜29歳 | 約477万円 |
30〜34歳 | 約479万円 |
35〜39歳 | 約506万円 |
40〜44歳 | 約530万円 |
45〜49歳 | 約565万円 |
50〜54歳 | 約566万円 |
55〜59歳 | 約578万円 |
60〜64歳 | 約483万円 |
65〜69歳 | 約394万円 |
70歳〜 | 約396万円 |
新卒から55〜59歳に向けて、年収は徐々に増加します。
55〜59歳が年収のピークとなる理由としては、
- 基本給が増えている
- 管理職につく人もいる
ことが挙げられるでしょう。
性別
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、看護師の男女別の平均年収は以下の通りです。
性別 | 平均年収 |
---|---|
女性 | 約466万円 |
男性 | 約479万円 |
上記の表から分かる通り、男性看護師の年収の方が約13万円高いです。
男女で年収に差が出る理由としては、
女性看護師は子育て・家庭との両立によって働き方が制限されやすい
ことが挙げられるでしょう。
経験年数
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、看護師の経験年数別の年収推移は以下の通りです。
経験年数 | 平均年収 |
---|---|
1〜4年 | 約347万円 |
5〜9年 | 約447万円 |
10〜14年 | 約469万円 |
15年〜 | 約523万円 |
上記の表から分かる通り、経験年数を重ねるごとに年収は上がります。
そのため、ただ看護師を続けるだけでも年収アップは見込めるでしょう。
規模
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、看護師の規模別の平均年収は以下の通りです。
施設規模 | 平均年収 | 平均残業時間 |
---|---|---|
10〜99人 | 約460万円 | 5時間/月 |
100〜999人 | 約485万円 | 5時間/月 |
1000人〜 | 約556万円 | 9時間/月 |
上記の表によると、
施設の規模が大きいほど年収が高い
ことが分かります。
これは、規模が大きい病院の方が急変対応などに追われて時間外労働が増えることが1つの要因であると考えられます。
そのため、仕事だけでなくプライベートも大切にしたい人に関しては、小〜中規模の病院に勤める方が良いと言えるでしょう。
特に女性看護師の場合は、ライフステージに合わせて以下の働き分けをするのが良いかもしれません。
- 新卒から家庭を持つまでは大規模病院でしっかり稼ぐ
- 子育てや家事が始まったら、小〜中規模病院でワークライフバランスを整える
職場
日本看護協会「2020年病院看護実態調査 報告書」によると、職場によって平均年収に大きな差があることが分かります。
職場の種類 | 平均年収 |
---|---|
介護施設 | 約375万円 |
クリニック | 約390万円 |
大型総合病院 | 約470万円 |
大学病院 | 約490万円 |
救急救命病棟 | 約540万円 |
介護施設やクリニックよりも、総合病院の方が年収が高いことが分かります。
そのため、看護師として大きく稼ぐためには「病棟看護師」として働くことが重要であると言えるでしょう。
役職
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、役職別の看護師の平均年収は以下の通りです。
役職 | 平均年収 |
---|---|
看護部長 | 約930万円 |
看護副部長 | 約800万円 |
看護師長 | 約740万円 |
看護副師長 | 約620万円 |
管理職に昇進すれば、年収が大幅に上がることが分かります。
ただし、管理職の責任は重く、精神的負担が大きいため注意が必要です。
仕事内容も「患者のケア」から「組織のマネジメント」に移り変わるため、個人の性格によって向き不向きがあるでしょう。
地域
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、地域別の看護師の平均年収は以下の通りです。
順位 | 都道府県 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 青森 | 540.5万円 |
2位 | 岐阜 | 530.4万円 |
3位 | 神奈川 | 521.8万円 |
4位 | 東京 | 519.1万円 |
5位 | 埼玉 | 516.0万円 |
6位 | 秋田 | 515.4万円 |
7位 | 富山 | 515.3万円 |
8位 | 静岡 | 513.9万円 |
9位 | 石川 | 513.3万円 |
10位 | 愛知 | 510.4万円 |
11位 | 京都 | 506.8万円 |
12位 | 福井 | 504.6万円 |
13位 | 茨城 | 504.5万円 |
14位 | 徳島 | 504.3万円 |
15位 | 奈良 | 504.2万円 |
16位 | 山梨 | 501.9万円 |
17位 | 兵庫 | 501.2万円 |
18位 | 大阪 | 498.4万円 |
19位 | 鳥取 | 496.7万円 |
20位 | 栃木 | 496.6万円 |
21位 | 千葉 | 496.5万円 |
22位 | 和歌山 | 495.6万円 |
23位 | 宮城 | 495.5万円 |
24位 | 滋賀 | 495.3万円 |
25位 | 広島 | 493.6万円 |
26位 | 山口 | 492.0万円 |
27位 | 新潟 | 490.1万円 |
28位 | 北海道 | 485.5万円 |
29位 | 長崎 | 482.3万円 |
30位 | 島根 | 476.4万円 |
31位 | 長野 | 476.2万円 |
32位 | 三重 | 473.8万円 |
33位 | 香川 | 468.1万円 |
34位 | 岩手 | 466.6万円 |
35位 | 福岡 | 463.3万円 |
36位 | 山形 | 460.0万円 |
37位 | 岡山 | 458.7万円 |
37位 | 福島 | 457.1万円 |
39位 | 宮崎 | 454.9万円 |
40位 | 沖縄 | 453.8万円 |
41位 | 佐賀 | 451.1万円 |
42位 | 群馬 | 445.6万円 |
43位 | 愛媛 | 444.3万円 |
44位 | 鹿児島 | 444.0万円 |
45位 | 高知 | 440.7万円 |
46位 | 熊本 | 424.4万円 |
47位 | 大分 | 405.0万円 |
地域による年収格差は意外にも大きく、1位の「青森県:540.5万円」と、47位の「大分県:405.0万円」では、約140万円の差が生じます。
そのため働く地域によっては、平均年収である「508万1300円」を超えるのは難しいと言えるでしょう。
とはいえ「収入を少しでも増やしたい」と考えるなら、本記事で紹介している「看護師が給料をアップするための方法」を参考にしてみてください。
看護師関連資格の平均年収
ここでは、看護師関連資格の平均年収を比較します。
具体的には以下の結果になりました。
職種 | 平均年収(男性) | 平均年収(女性) |
---|---|---|
看護師 | 約506万円 | 約490万円 |
准看護師 | 約429万円 | 約411万円 |
保健師 | 約476万円 | 約476万円 |
助産師 | – | 約570万円 |
保健師の年収が看護師よりも低い理由としては、「夜勤がほとんどない」ことが挙げられるでしょう。
しかし見方を変えれば、保健師は「夜勤がなくてもしっかり稼げる」とも言えます。
そのため、夜勤をせずに稼ぎたいなら保健師として働くことを選択肢に入れるのもおすすめです。
准看護師と正看護師の給与差

准看護師と正看護師では、約80万円の年収差があります。
そのため、准看護師で大きく稼ぐためには、
- 正看護師の資格を取得する
- 給料が良い病院に転職する
などの方法をとる必要があります。
看護師転職サイトは准看護師でも利用可能です。
年収が高い病院をしっかりと探してくれるため、「正看護師の資格を取るのは難しいけど年収を上げたい人」は相談してみると良いでしょう。
最もおすすめの転職サイトは「レバウェル看護」です。
サポートが手厚く求人案件数が豊富であるため、今よりも稼げる職場が見つかる可能性が高いです。

その他のおすすめの転職サイトを知りたい方は、以下の見出しで紹介しているため参考にしてみてください。
看護師の給料は高すぎる?他業種との年収を徹底比較!
看護師として働いていると、

看護師の給料って高すぎない?
と言われることも少なくありません。
しかし実際の所、看護師の給料は本当に高いと言えるのでしょうか?
そのためここでは、看護師の給料は高すぎるのか検証するためにも、看護師の年収と他業種の年収を徹底比較します。
具体的には以下の通りです。
それぞれについて解説します。
「そもそも看護師の給料は高いの?」と疑問に感じる方は、参考にしてみてください。
看護師と「他の医療従事者」との給料比較
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、他の医療従事者との給料格差は以下の通りです。
順位 | 職種 | 平均月収 | 平均ボーナス | 平均年収 |
---|---|---|---|---|
1位 | 医師 | 約110万円 | 約118万円 | 約1,440万円 |
2位 | 歯科医師 | 約59万円 | 約74万円 | 約788万円 |
3位 | 助産師 | 約38万円 | 約108万円 | 約570万円 |
4位 | 薬剤師 | 約39万円 | 約92万円 | 約565万円 |
5位 | 臨床検査技師 | 約33万円 | 約100万円 | 約493万円 |
6位 | 看護師 | 約34万円 | 約86万円 | 約492万円 |
7位 | 保健師 | 約32万円 | 約87万円 | 約476万円 |
8位 | その他の保健医療従事者 | 約30万円 | 約71万円 | 約426万円 |
9位 | 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士 | 約29万円 | 約70万円 | 約419万円 |
10位 | 准看護師 | 約29万円 | 約67万円 | 約413万円 |
11位 | ケアマネージャー | 約28万円 | 約68万円 | 約399万円 |
12位 | 歯科技工士 | 約29万円 | 約44万円 | 約390万円 |
13位 | 栄養士 | 約26万円 | 約67万円 | 約374万円 |
14位 | 介護職員(医療・福祉施設など) | 約25万円 | 約57万円 | 約360万円 |
15位 | 訪問介護従事者 | 約26万円 | 約45万円 | 約357万円 |
16位 | 歯科衛生士 | 約26万円 | 約49万円 | 約356万円 |
17位 | 看護助手 | 約22万円 | 約45万円 | 約312万円 |
看護関連資格である「助産師」「看護師」「保健師」「准看護師」は、いずれも10位以内にランクインしています。
そのため、「(医療従事者の中では)看護師の給料は高い」と言っても過言ではないでしょう。
看護師と「一般職」との給料比較
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」をもとに算出すると、一般職(医療従事者は除外)との給料比較は以下の通りです。
職種 | 平均月収 | 平均ボーナス | 平均年収 |
---|---|---|---|
航空機操縦士 | 約123万円 | 約252万円 | 約1,725万円 |
大学教授(高専含む) | 約65万円 | 約288万円 | 約1,073万円 |
公認会計士・税理士 | 約57万円 | 約274万円 | 約958万円 |
法務従事者 | 約65万円 | 約101万円 | 約879万円 |
大学准教授(高専含む) | 約54万円 | 約222万円 | 約875万円 |
小・中学校教員 | 約45万円 | 約176万円 | 約714万円 |
システムコンサルタント・設計者 | 約44万円 | 約162万円 | 約690万円 |
高等学校教員 | 約43万円 | 約163万円 | 約681万円 |
著述家・記者・編集者 | 約45万円 | 約129万円 | 約674万円 |
研究者 | 約42万円 | 約160万円 | 約660万円 |
鉄道運転従事者 | 約41万円 | 約160万円 | 約653万円 |
航空機客室乗務員 | 約31万円 | 約153万円 | 約526万円 |
看護師 | 約34万円 | 約86万円 | 約492万円 |
庶務・人事事務員 | 約31万円 | 約91万円 | 約460万円 |
一般職(医療従事者は除外)に比べると、看護師の平均年収は決して高くないことが分かります。
そのため、「看護師は給料が高い」と言われるのは”あくまでイメージ”だと言えるでしょう。
看護師が給料をアップするための方法
ここからは、看護師が給料をアップするための方法について解説します。
具体的には以下の通りです。
それぞれについて解説します。
夜勤回数を増やす

夜勤回数は看護師の年収に大きく影響します。
例えば2交代制の夜勤では、約1万1000円/回の手当がもらえるため、普段よりも月に2回多く入るだけでも約26万円の年収アップに繋がります。
計算式:1万1000円(夜勤一回分の報酬)×2回×12ヶ月=26万4000円
夜勤を増やすと体力的にはキツイですが、施設によっては日勤より夜勤の方が落ち着いていることも多いです。
そのため、施設の忙しさや自身の体力と相談しながら無理のない範囲で夜勤を増やすことをおすすめします。
また、夜勤で大きく稼ぎたいなら「夜勤専従」で働くのも1つの手です。
看護師の夜勤については下記の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

管理職に昇進する

看護師長、看護部長といった管理職に昇進すれば、平均年収はすぐに超えられるでしょう。
主な役職ごとの平均年収は以下の通りです。
役職 | 平均年収 |
---|---|
看護部長 | 約930万円 |
看護副部長 | 約800万円 |
看護師長 | 約740万円 |
看護副師長 | 約620万円 |
役職なしの看護師の平均年収は「約508万」でした。
そのため、管理職に昇進することで大幅な年収アップが見込めることが分かります。
ただし管理職に昇進すると、役割が変わり責任も重くなるため、人によっては向かない可能性があるので注意が必要です。
したがって、「自分は管理職に向いている」と確信できる人のみ、昇進を目指すことをおすすめします。
資格を取得する

専門的な資格を取得すれば、その分の手当がつくため収入を上げられます。
- 認定看護師資格
- 専門看護師資格
上記の資格を取得すれば、約3000〜10000円/月の収入アップが見込めます。
ただし、これらの資格を取得するのは「非常に大変」です。
多くの役割を任されるため、日々の業務も忙しくなります。
そのため、「年収アップ目的で専門資格を取得する」のは、正直おすすめできません。
認定看護師資格・専門看護師資格は、あくまでキャリアを積むために取得することをおすすめします。
資産運用・投資で稼ぐ

現在の収入で生活に困っていないなら、余った資産を投資に回して稼ぐことも可能です。
ただし、投資は必ず稼げるものではありません。
甘い言葉で誘惑する悪質な詐欺も増えているため注意が必要です。
投資をするなら、確実な知識を蓄えてから”慎重に”始めることをおすすめします。
副業を始める

副業を始めて月の収入をアップさせれば、平均年収を超えることも可能です。
例えば夜勤バイトであれば、約2万5000〜3万5000円/回の収入を得られるため、月に1回入るだけでも「30万〜42万円」の年収アップが見込めます。
ただし、副業には
- 体力的につらい
- そもそも副業ができない職場もある
などのデメリットが存在します。
そのため、
- 看護師におすすめの副業は何か
- 副業ができる職場とできない職場の違いは何か
をしっかり理解した上で、自分にあった副業を始めてみることをおすすめします。
「看護師の副業」については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

転職する

平均年収を超えるためには、転職が最もおすすめです。
なぜなら、転職には以下の特徴があるからです。
- 職場を変えるだけで年収アップが見込める
- 誰でも簡単にできる
条件の良い職場が見つかれば、「今よりも負担が少ないのに、給料は大幅にアップする」こともあるでしょう。
そのため、平均年収を超えたいと考えるなら、転職することをおすすめします。
看護師転職サイトを利用すれば、条件の良い職場は簡単に見つかります。
おすすめの転職サイトは本記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
なお、最もおすすめの転職サイトは「レバウェル看護」です。
求人案件数が豊富で、キャリアドバイザーの質も非常に高いため「収入アップを見込める職場」をしっかりと紹介してもらえます。

看護師は現職のまま給料交渉できる?

転職せずに給料を上げてもらうことはできるの?
「転職しないまま年収を上げたい…」と悩む人は多いです。
しかし結論としては、看護師が現職のまま給料を上げてもらえるかどうかは、あなたが勤める職場の就業規則・給与規定次第です。
そのため、給料交渉をしたいと考える場合は、まずは直属の上司に相談するのが良いでしょう。
仮に「給料交渉の場」が設けられた場合は、以下のポイントを抑えておくのが得策です。
それぞれについて解説します。
看護師の給与相場を知っておく

給料交渉を行う前に、看護師の給料相場を知っておくことは非常に重要です。
なぜなら、相場を超えた大幅な給料アップを提案しても、交渉が成立する可能性は低いからです。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は「508万1300円」でした。
そのため、看護師の平均年収である「508万1300円」に近い範囲で給与の引き上げを提案すると良いでしょう。
そうすることで、無茶な提案にはなりにくいため、交渉を受け入れてもらえる可能性が高まります。
昇給基準に達しているかどうかを確認しておく

給料交渉を成功させるためには、自身が昇給の基準に見合っているかを事前に確認しておくことが大切です。
というのも、昇給基準とかけ離れた状態で給料交渉を行ったとしても、受け入れられる可能性が低いからです。
それに、無謀な給料交渉を行ってしまうと、信頼を失い評価に響きかねません。
そのため、給料交渉に臨む前には、自身が昇給基準に達しているかどうかを必ず確認しておきましょう。
なお、仮にあなたが昇給基準に達していない場合は「昇給基準に達するために必要な条件」を洗い出すのがおすすめです。
そうすることで「給料アップのためにどのようなスキルを身につけるべきか」が明確になるため、収入の増加にむけて効率的に動くことができます。
自身の価値を証明するためのエビデンスを持つ

給料交渉を行う際には「スキル」「業績」「施設への貢献度」などを提示し、自身の価値を明確に示すことが大切です。
そうすることで、上司が「あなたの存在価値」を見出しやすくなるため、給料交渉に説得力を持たせることができます。
特に、施設への貢献度をより具体的に示すことができれば、交渉が有利に進みやすいです。
そのため、給料アップを実現させたいと考えるなら、施設への貢献度など「自身の価値を証明するためのエビデンス」をしっかりと持ち合わせておきましょう。
とはいえ、現職のまま給料交渉するのは非常にハードルが高いです。
特に看護師の場合は、チームで業務にあたることが多く「自身の価値を具体的に示すのが難しい」という側面もあります。
そのため、看護師のあなたが「給料を上げたい」と考える場合は、以下の2つを実践するのが現実的だと言えます。
- 年収が高い職場を探す
- 転職時に給料交渉する
これらを実践するためには、看護師転職サイトを利用するのがおすすめです。
なぜなら、担当のキャリアアドバイザーが「高年収が期待できる職場探し」「転職時の給料交渉」を完全無料で代行してくれるからです。
特に、転職時の給料交渉は自力で行うのが難しいため、うまく交渉できる自信がない場合は看護師転職サイトに一任すると良いでしょう。
中でもおすすめの看護師転職サイトは「レバウェル看護」です
「コンサルタントの対応満足度No.1」の称号を獲得しており、優秀なキャリアアドバイザーが数多く在籍しているため、しっかりと給料交渉してもらえます。
年収が高い職場の特徴
続いて、年収が高い職場の特徴を紹介します。
具体的には、以下の通りです。
「転職を機に年収を上げたい」と考える人は、ぜひ参考にしてください。
それぞれについて解説します。
経験加算制度を導入している
経験加算制度を導入している病院では、看護師の経験を重ねることで給与が増加するため年収が高くなる傾向にあります。
そのため、転職を検討する際には、経験加算制度を導入している職場を選ぶことをおすすめします。
ただし、自身の経験がどのくらいの給与として反映されるのかは施設によって異なります。
したがって、「自分の経歴では、経験加算がどれくらいか」を事前に知りたい人は、看護師転職サイトを利用してみると良いでしょう。
経験加算に詳しい転職のプロが助言してくれるため、失敗せずに転職先を選ぶことができます。
どの転職サイトを利用するのか悩むなら、キャリアドバイザーの質が高い「レバウェル看護」がおすすめです。
経験加算についての助言はもちろん、年収を上げるために手厚くサポートしてくれます。

夜勤手当の設定額が高い

当然のことですが、夜勤手当の設定額が高い病院に勤めれば、その分年収もあがります。
2021年日本看護協会「2020年病院看護実態調査 報告書」によると、夜勤手当の平均額は以下の通りです。
- 準夜勤:約4000円/回
- 深夜勤:約5000円/回
- 夜勤:約1万1000円/回
例えば二交代制では、1ヶ月に4〜5回の夜勤に入ることが多いです。
そのため、夜勤手当が5000円高くなるだけで、約24万円の年収アップが見込めます。
計算式:5000円×4回(1ヶ月の夜勤回数)×12ヶ月=24万円
夜勤手当は、看護師の収入を支える柱だといっても過言ではありません。
したがって、年収を上げるためには、夜勤の設定額が高い病院に勤めることが重要です。
病院の規模が大きい
病院の規模が大きいほど、年収が高くなる傾向にあります。
施設規模 | 平均年収 | 平均残業時間 |
---|---|---|
10〜99人 | 約460万円 | 5時間/月 |
100〜999人 | 約485万円 | 5時間/月 |
1000人〜 | 約556万円 | 9時間/月 |
そのため、年収をアップさせたい人は、規模が大きい病院への転職を考慮すると良いでしょう。
ただし、規模が大きくなればなるほど、緊急対応などに追われて忙しくなる傾向にあります。
したがって、ワークライフバランスを上手く整えたい人は、安易に転職を決めないよう注意しておくのが得策です。
高度なスキルが必要

ER(救急救命病棟)やICU(集中治療室)といった、高度なスキルが求められる職場は、年収が高い傾向にあります。
なぜなら、これらの診療科は専門的な医療技術が求められるため「特殊業務手当」などの特別手当がつくからです。
そのため、年収をアップさせたい人は、ER(救急救命病棟)やICU(集中治療室)などが設置されている病院に転職すると良いでしょう。
美容外科・美容クリニック

美容外科や美容クリニックは、給与が高めに設定されています。
なぜなら、美容外科や美容クリニックには以下の特徴があるからです。
- クリニックが独自に商品価格を決められる(自由診療)
- 利用者の希望に合わせて制限なくサービスを提供できる
事業所の収益が上がりやすいため、働く看護師の給与も高くなるといった仕組みです。
美容クリニックは日勤のみの業務内容ですが、「夜勤がある病院」に勤めるよりも給与が高くなることもあります。
インセンティブ(自分で商品を販売した分の報酬をもらえる制度)もあるため、努力次第ではかなりの額を稼ぐことも可能でしょう。
なお、美容外科・美容クリニックの求人を探すなら、求人数が豊富な「マイナビ看護師」を利用するのがおすすめです。

転職するか迷った時に考えるべきこと
給与条件の良い職場に転職すれば、年収はおのずと上がります。
とはいえ、失敗を恐れて転職をうまく決断できない人もいるでしょう。
そのためここでは、転職するか迷った時に考えるべきことについて解説します。
具体的には以下の通りです。
上記の項目を押さえておけば、転職に失敗する確率は大いに下がります。
「転職して年収をあげたいけど、失敗はしたくない」と考える方は、ぜひ参考にしてください。
基本給が低いか高いか

転職先を選ぶ際には、基本給が低いか高いかについて考えることをおすすめします。
なぜなら、基本給はボーナスに直結する重要な指標だからです。
夜勤手当や残業手当がいくら高くても、基本給が低いとボーナスはあまりもらえません。
そのため、見た目上「年収が高い」と感じる施設でも、夜勤手当や残業手当が大きな割合を占めている場合は注意が必要です。
夜勤や残業が減ってしまうだけで、思ったよりも稼げなくなってしまいます。
職場の人間関係がいいか

当たり前ですが、給料をもらうためには働き続ける必要があります。
そのため、健康的に長く稼ぎ続けるためには、職場環境が良い施設を選ぶことが大切です。
特に看護師は、その職業柄「チームで協力して業務を進めること」が求められます。
したがって、職場の人間関係が悪いと、働きづらくてすぐに辞めたくなる可能性が高いです。
安定して稼ぎ続けるためにも、看護師転職サイトで「人間関係の良い職場かどうか」を事前に情報収集しておきましょう。
数ある看護師転職サイトの中でも最もおすすめなのは「レバウェル看護」です。
優秀なキャリアアドバイザーが数多く在籍しており、職場訪問も徹底して行なっているため、志望先の内部事情を詳しく教えてもらえます。
なお、他のおすすめの看護師転職サイトについても詳しく知りたいと考える場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

通勤はしやすいか

長く働き続けるためにも、通勤のしやすさはチェックしておきましょう。
通勤は毎日のことであるため、働きやすさに直結するからです。
たとえば、
- 通勤時間5分の職場
- 通勤時間1時間の職場(いつも渋滞している)
では、通勤時に感じるストレスがまるで異なります。
通勤時のストレスがあまりに大きいと、それが原因で辞めたくなることもあるでしょう。
そのため、転職先を検討する際には、通勤のしやすさにも目を向けてみることをおすすめします。
やりがいがあるか

転職するか迷う場合は、やりがいがあるかを考えることも大切です。
なぜなら、やりがいをもって働くことができれば、楽しみながら年収を上げることが可能だからです。
- 美容に興味がある → 美容クリニックに転職
- 急性期看護に興味がある → 急性期病院に転職
上記のように、自身の興味に合わせて転職先を選ぶと良いでしょう。
給料が良いだけでは仕事は続きません。
せっかく看護師として働くなら、「全力で看護を楽しみながら」稼ぎましょう。
転職するなら看護師転職サイトの利用がおすすめ
もしあなたが
年収をアップするために転職する!
と決意したなら、看護師転職サイトの利用をおすすめします。
- 面談による悩み相談
- 希望に沿った求人紹介
- 履歴書の添削
- 面接対策
- 面接日程の調整・面接同行
- 待遇・条件・給料の交渉
- 入職後のサポート
看護師転職サイトを利用すれば、年収が高い職場が簡単に見つかります。
また、手厚い転職サポートも受けられるため、転職に成功する確率もあがります。
さらには、看護師転職サイトの利用は完全無料です。
看護関連の資格さえあれば”誰でも”登録できるので、ぜひ利用してみてください。
年収アップにおすすめの看護師転職サイト
ここからは、年収をアップするのにおすすめの看護師転職サイトを紹介します。
具体的には以下の5つです。
それぞれについて解説します。
”本気で”年収をあげたい人は、ぜひ参考にしてください。
レバウェル看護(旧看護のお仕事)

- 求人案件数は13万件以上で業界最大級
- サービス満足度No.1
- コンサルタントの対応満足度No.1
- 「1番あう職場」が見つかる
- 累計利用者数40万人突破の実績あり
レバウェル看護の最大の強みは、圧倒的な求人数の多さです。
求人案件が13万件以上もあるため、今よりも年収の高い職場が簡単に見つかるでしょう。
質の高いキャリアアドバイザーが給料条件の交渉を代行してくれるため、最大限の年収アップも狙えます。
転職に関する手厚いサポートもすべて無料で受けられるので、転職に成功する確率も高まるでしょう。
キャリアアドバイザーへの連絡はLINEでできるので、気軽に相談可能です。

看護roo!

- 求人探し~内定までをプロが徹底的にサポート
- 求人案件数は4万件以上
- 利用者数NO.1
- 満足度96.3%
- 職場のミスマッチが少ない
看護roo!の最大の強みは、手厚いサポート力です。
転職の全てをサポートしてくれるので、本当に楽して転職することが可能です。
キャリアアドバイザーの質が高いため、給料の高い職場も即座に見つけてくれるでしょう。
また、キャリアアップに関する悩みも気軽に相談することができます。
看護roo!では、キャリアアドバイザー自身が病院の調査を行っており職場の内部事情にも詳しいです。
そのため、年収が高いだけでなく自分の性格・看護観・ライフプランにマッチした職場が見つかります。

マイナビ看護師

- 病棟以外の求人が豊富
- 好条件の求人が多い
- 求人案件数は5万件以上
- 5年連続認知度NO.1
- 対応地域は「全国」
マイナビ看護師の最大の強みは、病棟以外の求人が豊富にあることです。
そのため、美容クリニックなどの、病棟以外の年収が高い職場に勤務したい人は登録必須の転職サイトだと言えます。
大手企業である「マイナビ」が運営しており、高待遇の求人が集められている所も強みです。
他の転職サイト以上に「年収が高い職場」を見つけやすいでしょう。
キャリアアドバイザーの対応も丁寧で、「強引に転職を勧めてこない」ことで定評があります。

ナース人材バンク

- 利用者満足度97%
- 求人案件数は21万件以上
- 地域特化のアドバイザーが在籍
- 職場の雰囲気や内部事情を詳しく知れる
- 対応が早い
ナース人材バンクの最大の強みは、利用者満足度が高いことです。
年間10万人以上に利用されており、97%の利用者満足度を誇っています。
キャリアアドバイザーの対応が丁寧で、年収に関する悩みも親身になって聞いてくれます。
対応の早さにも定評があるため「今すぐ年収をあげたい方」には非常におすすめだと言えるでしょう。
ナースではたらこ

- 逆指名制度を採用している
- 24時間いつでも電話連絡可能
- 電話やメールが多すぎない
- 看護師人材紹介対応満足度No.1の実績あり
- エリア別の担当者が丁寧に対応してくれる
ナースではたらこの最大の強みは、気になる病院を「逆指名」できることです。
キャリアアドバイザーに働きたい医療機関を伝えるだけで、「面接の機会がもらえないか」を病院に直接交渉してくれます。
そのため、「給料条件が良いのに求人を募集していない病院」を見つけた場合は、相談してみると良いでしょう。
24時間いつでも電話対応可能であるため、自分のライフスタイルに合わせて気軽に相談可能です。
急に不安を感じた時でも、キャリアアドバイザーが丁寧に対応してくれるので安心できます。
また、電話やメールが多すぎないため、自分のペースで転職活動を進めることも可能です。

看護師が年収1000万円を超えるためには?

看護師だけど、年収1000万円を超えられる…?
実は、看護師が年収1000万円を目指すことは可能です。
もちろん簡単ではありません。
むしろ「現実的にはかなり厳しい」とも言えます。
しかし中には、「つらくても良いからたくさん稼いで贅沢したい!」と考える人もいるでしょう。
そのためここでは、看護師が年収1000万円を目指す方法について簡単に解説します。
具体的には以下の通りです。
それぞれについて解説します。
訪問看護ステーションを開業する

訪問看護ステーションを開業すれば、年収1000万円を目指すことが可能です。
もちろん簡単ではありません。
独立開業は多くのリスクを伴うだけでなく、かなりの労力が必要になるからです。
しかし、近年の傾向として「訪問看護」のニーズはかなり高まっており、訪問看護ステーションを開業するには最適な時期であるとも言えるでしょう。
そのため、「自らが法人代表となって、高収入を狙いたい!」と考えるなら、訪問看護ステーションの開業に挑戦することをおすすめします。
臨床開発モニターに転職する

臨床開発モニターとは、新薬の有効性や安全性を確かめる治験を円滑に進めるための仕事です。
主に、治験症例データの収集や、進捗管理を行います。
具体的な業務内容は以下の通りです。
- 医療機関・医師の選定
- 実施依頼・契約手続き
- 医師へのヒアリング
- 症例報告書のチェック・回収
- 報告書の作成
看護師の経験やスキルを活かせば、臨床開発モニターとして活躍することも可能です。
臨床開発モニターの平均年収は約610万円ですが、管理職まで昇進すれば、年収1000万円を超えることも夢ではありません。
看護師にこだわらずに大きく稼ぎたい人にはおすすめの仕事です。
治験コーディネーターに転職する

治験コーディネーターとは、医療機関・製薬会社・患者さんとの間に立って、治験がスムーズに進むようにサポートする仕事です。
看護師の知識や経験を生かしやすいことが特徴で、年収1000万円を目指すことも可能です。
主な業務内容は以下の通りです。
- スタートアップミーティングの補助
- 検査機器の管理
- 被験者募集
- 治験の説明文書・同意書の作成
- 被験者のスケジュール管理と対応
- 症例報告書の作成
- 有害事象への対応
- 治験終了報告書の作成
看護とは違った形で医療に貢献できるため、やりがいを感じやすいです。
平均年収に届かないなら、転職するのがおすすめ
今回は、看護師の平均年収や、年収をアップするための方法について解説してきました。
もう一度要点を振り返ります。
- 看護師の平均年収は508万1300円
- 看護師のリアルな年収は約475万円
- 基本給の平均額は、新卒で約20万円・勤続10年目で24,5万円
- 年収のピークは「55〜59歳」で、約578万円
- 看護師は他の医療従事者と比べて年収は高めだが、一般職と比べるとそこまで年収は高くない
- 看護師が現職のまま給料交渉するのは難しい
- 給料をアップさせるためには、転職するのが最もおすすめ
- 年収が高い職場の特徴は「夜勤手当が高い」「病院の規模が大きい」など
- 看護師転職サイトを利用すれば、誰でも簡単に年収アップが見込める
- 年収アップのために一番おすすめの転職サイトは「レバウェル看護」

看護師の年収は勤める職場によって大きく変わります。
そのため平均年収に届かないなら、給料条件の良い職場に転職すると良いでしょう。
転職なら「誰でも簡単に、場所を変えるだけで」年収アップが狙えます。
また、プライベートの時間や余計な体力を消耗しないため、疲弊せずに給料を上げることが可能です。
転職するなら、看護師転職サイトの利用は必須です。
おすすめの看護師転職サイトは、下記の記事でも紹介しているため、よければ参考にしてください。

なお、最もおすすめの看護師転職サイトは、求人案件が豊富で「コンサルタントの対応満足度No.1」の「レバウェル看護」です。
転職するか悩んでいる状態でも利用可能であるため、ひとまず登録だけでもしておき、条件の良い職場を探してみるのがおすすめです。