40歳になって、あんまり給料が変わらない気がするけど、40歳の平均年収はどれぐらいなんだろう……?
子供が大きくなってきて、現在の給料で将来大丈夫かな……?
こんな悩みでお困りではないでしょうか.
この記事では、40歳代での平均年収を確認できます。
自分の給料と比較してみましょう。
もし、自分の給料が平均年収より低かった場合は、今後の生活に不安を覚える人もいるかもしれません。
平均年収をあげるには転職サイトを利用して転職し、年収を上げるのがおすすめです。
記事の後半では厳選した転職サイトに関してもお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、あなたのお金の不安を減らしましょう。
40歳での平均年収は?男女別、学歴別、企業規模別、雇用形態別に紹介
“40歳”ピンポイントでの平均年収というものは算出されていません。
そのため40歳代の平均年収についてお伝えをしていきます。
40~44歳の平均年収は333.7万円、45~49歳の平均年収は349.2万円です。
男女や最終学歴、企業規模、雇用形態によって変化があります。
あなた自身の条件と当てはめて見比べてみてください。
40歳代の平均年収|男性
年齢 | 平均年収 | 月収 | 手取り/月 |
---|---|---|---|
40~44 | 363.6万円 | 30~31万円 | 25万円 |
45~49 | 388.1万円 | 31~32万円 | 26~27万円 |
男性における40〜44歳の平均年収は363.4万円、45〜49歳の平均年収は388.1万円です。
現在の日本では、年齢が上がるにつれて給料が高くなり、55〜59歳でピーク(416.5万円)を迎えます。
扶養家族の違いや住民税によって変動しますが、40〜44歳の平均年収を平均月収にすると30〜31万円程度、手取りだと月25万程度です。
45〜49歳の平均年収では、平均月収にすると32〜33万円程度、手取りだと月26〜27万円程度となります。
40歳代の平均年収|女性
年齢 | 平均年収 | 月収 | 手取り/月 |
---|---|---|---|
40~44 | 275.6万円 | 22~23万円 | 18~19万円 |
45~49 | 278.5万円 | 23~24万円 | 19~20万円 |
女性における40〜44歳の平均年収は275.6万円、45〜49歳の平均年収は278.5万円です。
女性も年齢が上がるに連れて給料が高くなり、男性と同じく55〜59歳でピーク(280.0万円)を迎えます。
しかし、非正規社員の数も多いため男性に比べて賃金は上がりにくいようです。
扶養家族の違いや住民税によって変動しますが、40〜44歳の平均年収を平均月収にすると22〜23万円程度、手取りだと18〜19万程度です。
45〜49歳の平均年収では、平均月収にすると23〜24万円程度、手取りだと月19〜20万円程度となります。
40歳代の平均年収|学歴別
以下の表は学歴別の平均年収の表です。
最終学歴 | 年齢 | 性別 | 平均年収 | 手取り/年 | 手取り/月 |
---|---|---|---|---|---|
大学院卒 | 40~44 | 男性 | 516.5万円 | 約399万円 | 約35万円 |
女性 | 408.6万円 | 約321万円 | 約28万円 | ||
44~49 | 男性 | 558.8万円 | 約429万円 | 約37万円 | |
女性 | 454.4万円 | 約358万円 | 約31万円 | ||
大学卒 | 40~44 | 男性 | 414.8万円 | 約321万円 | 約28万円 |
女性 | 327.6万円 | 約260万円 | 約22万円 | ||
44~49 | 男性 | 455.4万円 | 約358万円 | 約31万円 | |
女性 | 343.4万円 | 約268万円 | 約23万円 | ||
高専・短大卒 | 40~44 | 男性 | 366.5万円 | 約292万円 | 約25万円 |
女性 | 277.3万円 | 約221万円 | 約19万円 | ||
44~49 | 男性 | 398.4万円 | 約312万円 | 約27万円 | |
女性 | 283.5万円 | 約221万円 | 約19万円 | ||
専門学校卒 | 40~44 | 男性 | 324.6万円 | 約254万円 | 約22万円 |
女性 | 275.2万円 | 約221万円 | 約19万円 | ||
44~49 | 男性 | 352.4万円 | 約274万円 | 約24万円 | |
女性 | 291.5万円 | 約230万円 | 約20万円 | ||
高校卒 | 40~44 | 男性 | 311.2万円 | 約245万円 | 約21万円 |
女性 | 229.2万円 | 約184万円 | 約16万円 | ||
44~49 | 男性 | 335.4万円 | 約268万円 | 約23万円 | |
女性 | 234.7万円 | 約184万円 | 約16万円 |
最終学歴の違いによって、40歳代の平均年収は変わります。
男女ともに大学院卒>大学卒>高専・短大卒>専門学校卒>高校卒の順に平均年収が高いようです。
男女合わせた平均年収は大学院卒464.2万円、大学卒362.8万円、高専・短大卒292.5万円、専門学校卒294.2万円、高校卒273.8万円となります。
大学院卒と高校卒の差は191万円になります。
高校卒業から大学院に行くまで学費はかかりますが、その分しっかり平均年収があがる傾向にあるようです。
40歳代の平均年収|企業規模別
40歳代の企業別の平均年収の違いは以下の表をご覧ください。
企業規模 | 年齢 | 性別 | 平均年収 | 手取り/年 | 手取り/月 |
---|---|---|---|---|---|
大企業 | 40~44 | 男性 | 411.6万円 | 約325万円 | 約28万円 |
女性 | 299.8万円 | 約240万円 | 約20万円 | ||
44~49 | 男性 | 447.8万円 | 約349万円 | 約30万円 | |
女性 | 299.5万円 | 約236万円 | 約20万円 | ||
中企業 | 40~44 | 男性 | 352.4万円 | 約274万円 | 約24万円 |
女性 | 276.5万円 | 約235万円 | 約19万円 | ||
44~49 | 男性 | 374.9万円 | 約297万円 | 約25万円 | |
女性 | 279.4万円 | 約221万円 | 約19万円 | ||
小企業 | 40~44 | 男性 | 326.6万円 | 約259万円 | 約23万円 |
女性 | 250.4万円 | 約200万円 | 約17万円 | ||
44~49 | 男性 | 341.1万円 | 約268万円 | 約23万円 | |
女性 | 256.9万円 | 約206万円 | 約17万円 |
※大企業:常用労働者1000人以上
中企業:常用労働者100~999人
小企業:常用労働者10~99人
40〜44歳の場合、大企業での平均年収は男性で411.6万円、女性で299.8万円です。
大企業での男女の平均年収差は大きく、約112万円の差があります。
大企業と中企業と比べると平均年収の差は男性で59.2万円、女性で23.3万円、大企業と小企業と比べると男性で85万円、女性で49.4万円です。
45〜49歳の場合、大企業での平均年収は男性で447.8万円、女性で299.5万円です。
大企業での男女の平均年収差は40〜44歳のときより更に大きくなり約148万円になります。
大企業と中企業と比べると平均年収の差は男性で72.9万円、女性で20.1万円、大企業と小企業と比べると男性で70.5万円、女性で42.6万円です。
40歳代の平均年収|雇用形態別
40歳代の雇用形態別の平均年収の違いを以下の表で確認してみましょう。
雇用形態 | 年齢 | 性別 | 平均年収 | 手取り/年 | 手取り/月 |
---|---|---|---|---|---|
正社員・正職員 | 40~44 | 男性 | 370.7万円 | 約300万円 | 約25万円 |
女性 | 294.2万円 | 約292万円 | 約20万円 | ||
44~49 | 男性 | 395.9万円 | 約312万円 | 約27万円 | |
女性 | 300.4万円 | 約235万円 | 約20万円 | ||
正社員 ・正職員以外 | 40~44 | 男性 | 244.3万円 | 約191万円 | 約17万円 |
女性 | 203.6万円 | 約160万円 | 約14万円 | ||
44~49 | 男性 | 240.0万円 | 約191万円 | 約17万円 | |
女性 | 201.6万円 | 約160万円 | 約14万円 |
40歳代で雇用形態が違うと、平均年収にどれぐらいの差が出てくるのでしょうか。
正社員・正職員と正社員・正職員以外の平均年収の差は40〜44歳男性で125.9万円、女性で90.6万円、45〜49歳男性で155万円、女性で98.8万円です。
40歳代で平均年収以上もらえている条件
年齢階級別賃金 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概要をみると、40歳代で平均年収(333.7〜349.2万円)以上もらえている条件は5つあるのが分かります。
なぜ、この条件だと平均年収以上もらえるのか、詳しく解説していきます。
大学〜大学院を卒業している
大学以上の最終学歴をお持ちの方は、40歳代で平均年収より約57〜154万円ほど高い結果になっています。
大学や大学院で専門的な知識を学び、より専門性の高い仕事が可能となるため、年収が高くなる傾向です。
大企業に勤めている
大企業に勤めている方は40歳代の平均年収より78~98万円程高くなります。
大企業になればなるほど、会社が持っている資本も多額となり、給料に反映されやすいためだと考えられます。
高給の産業に従事している
特定の産業に勤めている方も平均年収が高い方が多くみられます。
生活に欠かせないインフラ整備であったり、お金を扱う業務、専門的な知識を必要としたり分野では高給となるようです。
平均年収400万円を超えているのは電気、ガス、熱供給、水道業/情報通信業/金融・保険業/学術研究、専門・技術サービス業です。
役職についている
40歳代で役職についている方も平均年収が上がります。
部長職の平均年齢は52.7歳ですが、係長職は45.4歳、課長職は48.8歳です。
係長職では平均年収より20万ほど高く、課長職では137万円も高くなります。
大都市で勤めている(東京、神奈川、大阪等)
大都市に勤めている方も平均年収が高くなりやすいです。
全国平均の平均年収は311.8万円ですが、東京は375.5万円、神奈川は355.6万円、大阪は330.9万円と高い値を示しています。
大都市は大企業が集中しているため、平均年収も高くなりやすいようです。
40歳代での平均年収はおかしい?中央値をチェック
令和元年令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況では、40〜44歳における年収の中央値は290万円、45〜49歳では304万円です。
手取りに換算すると年間239〜248万円、月の手取りは19〜20万円程度です。
年収が極端に高い人が一人でもいる場合、平均年収が一気に上がってしまいます。
中央値は値を並べてその真ん中の値をとるため、極端な値の影響を受けにくいです。
例えば年収300万円の人が9人、1000万円の人が1人いたとすると、平均年収は370万円ですが、中央値は300万となり、中央値の年収の人が多いことが分かります。
40歳代でみんなはどうやって生活してる?
40歳代が持っているお金が理解できたところで、そのお金をどんな風に使う人が多いのでしょうか。
自分が生活している状況によって、必要な生活費は変化します。
家族構成別に生活費がどれくらい必要になるのか確認してみましょう。
40歳代|一人暮らしの場合
総務省 家計調査 家計収支編・単身世帯|2023年4~6月期の調査によると、一人暮らしに必要なひと月当たりの平均の生活費は169,434円です。
平均年収や中央値周辺の年収の場合は、節約しながら生活をする必要があるでしょう。
家賃を含むと20万を超えてしまうため、住む場所や家のクオリティなどは諦める必要があります。
40歳代|二人以上で暮らしている場合
総務省 家計調査 家計収支編・二人以上の世帯|2023年4~6月期の調査では、二人以上で暮らしており、子供がいない場合はひと月当たりの平均の生活費は314,821円です。
家賃等は折半できるため、中央値や平均年収でも何とか生活可能だと考えられます。
子供がいる場合は、生活だけでなく、教育費、将来の学校の費用も考えなければならないため、貯蓄や投資をする必要が出てくるでしょう。
公立か私立か、大学院まで通うかどうかで学費は変動します。
具体的には一番安くて公立高校から国公立大学までは680万円、一番高くて私立高校から私立大学院では1365万円かかります。
40歳代|親と暮らしている場合
親と暮らしている場合には、平均年収や中央値の給料でも問題なく生活できるでしょう。
家賃などがかからず、食費もある程度の家族の助けが得られる状態であれば、自分に使えるお金も出てくると考えられます。
しかし、親が病気になったり、介護が必要になったりした場合は、お金が必要となったり、家を出なければならなくなったりするため、厳しい生活になる可能性があります。
40歳代の生活費モデル|住宅費や食費の割合
具体的な平均支出は一人暮らしの世帯、二人以上の世帯で変わります。
一人暮らしの単身者の平均モデル(一か月あたり)は以下の通りです。

ご紹介しているのは家賃を含まないモデルになります。
月の平均支出は169,434円でもし手取り20万程度であったら、娯楽などを諦めて、5万円くらいのアパートに住む必要も出てくるかもしれません。
二人以上の世帯の生活モデルは以下の通りです。

子供がいない世帯の場合、支出の合計の平均は314,821円となります。
家賃を合わせると41万程必要です。
男女二人の収入を合わせれば、手取りで月45万程度はあるでしょう。
毎月の生活で大きく困ることは少ないかもしれません。
子供がいる世帯の場合、養育費がかかってくるため、更にお金が必要なケースが増えてきます。
大学院卒や大企業にお勤めの方であれば、貯金や投資に回すお金が出てきますが、平均年収程度であれば、転職など年収を上げる努力が必要です。
40歳代で年収を上げるためには?
40歳代で年収を上げるには、行動していく必要があります。
昔のように長く在籍しているからといって、給料が徐々に上がって行く仕組みは崩壊しつつあるからです。
具体的に、4つの方法をお伝えします。豊かな生活のために試してみてください。
昇進や昇格を狙う|自分の価値を知ろう
自分がやってきた仕事を見つめなおして、この会社でまだ頑張りたい!
と思った方は昇進や昇格を狙っていきましょう。
昇進や昇格は、年収UPに直接つながります。
昇進や昇格のためには上司の評価が大切になってきます。
ミスがあったらすぐに伝える
ミスをした場合は、すぐに上司に報告しましょう。
後回しにしておくと、ミスをした原因をおろそかにしてしまい、言い訳のように聞こえてしまう可能性があります。
時系列でミスをした経緯を客観的に伝えて、上司の指示を仰ぐことで、上司を信頼しているアピールに繋げましょう。
自ら提案をする
自分から提案をしていくようにしましょう。
会社全体の利益を考えて行動すると、おのずと自分のやっている仕事の意義を見出せます。
思考をめぐらせると、次に何をしたらいいのか思いつくようになります。
上司にいきなり提案するのはプレッシャーになるという方は、まずは上司の真似をしましょう。
自分も似たような行動をとっていいかどうかの確認からはじめるのが良いです。
相手の真似をすることは、好意を持っている認識につながり、提案も受け入れやすくなるでしょう。
上司からの電話やメールはすぐに返信する
上司からのメールや電話はすぐに返信するようにしましょう。
他に仕事があり、後回しにしたくなる場合もあると思いますが、出世のための評価をおこなうのは直属の上司です。
上司を最優先にして、メールや電話はすぐレスしましょう。
こまめな連絡は、上司に自分の仕事をアピールでき、今やっている自分の状況がおのずと上司に伝わります。
仕事をこなしていると思われれば、評価も良くなるでしょう。
上司に正論をぶつけない
上司になにか不都合な状況があるかもしれません。
その時は、直接正論をぶつけるのではなく、自分や他人のエピソードを話してみましょう。
自分の失敗エピソードを話す中で相手が正論に気づくように誘導できると良いです。
正論を話すより高感度も上がるでしょう。
同僚や他部署の先輩などに相談してみて、自分が評価してもらえる上司の下で働けるようにするのも一つの方法です。
転職する|年収をアップするポイント
40歳代で転職をすると年収が下がるのでは?
こう思う方もいるかもしれませんが、仮に今の会社にそのままいても、45歳代で早期退職をお願いされるケースもある時代です。
むしろ、40歳代の転職では、若手にはないマネジメント経験や実務経験に基づくスキルを求めている企業から、スカウトが届くことがあります。
厚生労働省|令和3年雇用動向調査結果の概要によると、40歳代の転職者のうち、3〜4割の方の年収が増加しています。
40歳代は、即戦力になれるという自信をもって転職できる年代なので、以下のポイントを抑えて転職を成功させましょう。
志望先に応じてキャリアの見直しをしっかりとおこなう
志望先によっては、現在持っているスキルがそのまま当てはまらない場合もあります。
志望先が欲しがっているスキルとずれてしまえばマッチングしません。
40歳代の転職時には豊富な経験と即戦力を求められます。
キャリアを見直して自己PRを会社が求める人物像に当てはめていきましょう。
求人探しは一つの情報源に頼らない
40歳代の転職者では、応募先が見つからない状態が多くあります。
一つの情報源に頼ってしまうと、行き詰ってしまう可能性が高いです。
そのため、複数の転職サイトを利用したり、一般応募以外の方法を探したりしてみましょう。
また、年齢が高いから無理と固定観念に縛られないようにして、応募先をさがすことがおすすめです。
実際の職場をみて本当にマッチングしているか確認する
40歳代では、職場にうまくなじめるかもポイントとなってきます。
面接や応募の前に見学してみると良いでしょう。
自分のスキルが活かせる職場だからといって年齢層があまりに違いすぎたり、雰囲気が合わなかったりすると転職してから大変です。
自分に合う職場かどうかや、働きやすいかどうかをチェックしましょう。
面接時には年齢に関するネガティブな発言をしない
面接の際には年齢を自虐しないようにしましょう。
年齢不問となっている会社では「こんな年で……」とネガティブな発言は必要ありません。
年齢がハンデとなるような会社では、それを補うアピールポイントを考える準備が必要です。
企業先で役に立たないキャリアのアピールもNGです。
入職時には諸条件を確認する
内定が決まり、入職前になったら、諸条件をしっかりと確認するようにしましょう。
間髪入れずに返事をしてから、実際に思っていた条件が違っていたと気づいても変更できません。
面接で聞けなかった内容を確認したり、重要な雇用条件や給与については見直しをして返事をしましょう。
副業をする|自己投資をするか本業に沿ったものを選択
40歳代で平均年収を上げるには、本業とは別に副業をする方法もあります。
在宅で可能な副業を2つご紹介します。
職業名 | 仕事内容 | 特徴 |
---|---|---|
Webライティング | ・企業サイトの記事 ・動画に必要な台本等を提供 | ・クラウドソーシング(企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態)で仕事を探す ・文字単価をもとに仕事を受けるが、はじめは単価が低いものが多い(文字単価0.5円など) ・経験を積んでいくと、文字単価3円などの仕事も受けられるようになる ・自分の本業にそった専門的な内容も高単価となりやすい |
ブログアフィリエイト | ・自分のブログに広告を掲載して広告収入を得る ・自分のブログに掲載した商品を買ってもらって報酬を受け取る | ・本業の経験を役立てるブログ記事をSEO(検索エンジンに探してもらいやすくする)を意識して書く知識を持っていたり、マーケティングを学んだりしている方におすすめ |
Webライティングは、企業サイトの記事や、動画に必要な台本等を提供する仕事です。
クラウドソーシングで仕事を簡単に探すことができ、期限までに仕上げた記事や台本の文字単価×文字数分の報酬を受け取ります。
一方でブログアフィリエイトは、広告をクリックするだけで報酬がもらえるものと、広告を通じて商品が購入されたときに報酬がもらえる2種類の方法があります。
Webライティングは仕事量に応じて報酬がもらえるのに対し、ブログアフィリエイトは成果によって報酬をもらうことができる副業です。
起業する、フリーランスになる|リスクも背負うが成功すると大きい
現在、終身雇用制度は崩壊し、年金がもらえる年齢も上がっていく中で、無収入で過ごす機関が生まれてしまう可能性があります。
無収入の期間をなくすためには、40歳代のうちから稼ぎ口を2つ以上持っておくと安心です。
起業したり、フリーランスになったりすると平均年収を上げるだけでなく、長期で働ける環境をつくれます。
起業するのであれば、これまで経験したノウハウやスキルを利用して、効率的に軌道にのせていけるようにします。
今まで培ってきた人脈をいかしたり、助成金を積極的に使ったりしましょう。
まずは副業として休みである土日のみ稼働する週末企業から始めるのがおすすめです。
フリーランスには年齢制限がなく、自由に始められます。
定年がないため働き続けることができます。
パソコンを使用しておこなえる仕事であれば初期投資費用もほとんどかかりません。
収入が安定しない不安もありますが、周りに縛られず自由に仕事量が決められるメリットもあります。
フリーランスは自分の技術が資本となるため、しっかり勉強をしてニーズに合わせた技術を身に着ける必要があります。
40歳代での転職は慎重に!年収が上がるケースを参考にしよう
40歳代で平均年収を上げようと考えたら、初めに思いつくのは転職だと思います。
転職にあたって、平均年収が上がりやすい例を見てみましょう。
40歳代で高収入の業界は?
40歳代で業界別の収入ランキングは以下の通りです。
- 1位:電気・ガス・熱供給・水道産業
- 2位:情報通信業
- 3位:金融・保険業
厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概要において、インフラ事業や情報通信、金融など国が規制を設けて新規参入や事業拡大を制限している規制産業や利益率の高い業界は高収入の傾向があります。
自分が持っているスキルと照らし合わせて、マッチングできるようにアピールポイントを考えてみましょう。
40歳代で未経験でもできて仕事にファイナンシャル・プランナー(FP)があります。
金融業で高収入になるでしょう。
お客様のニーズを聞きながら、保険や教育資金、投資など人生設計に必要な資金計画を立てる業務内容です。
FP技能検定があり、勉強して資格を取得すると、未経験でも金融業界への転職成功に繋がりやすくなります。
40歳代で高収入を目指すなら東京の企業がおすすめ
40歳代で平均年収を上げるためには、大都市の企業を受けるのも一つの方法です。
特に東京は大企業が多く、大企業は平均年収が高い傾向にあります。
在宅勤務希望であれば地方にいても東京の企業を受けられるので、試してみてください。
転職で失敗したくない!40歳の転職でおすすめのサイトは?
厚生労働省|令和3年雇用動向調査結果の概要によると、40歳代で転職する人は全体の7〜10%程度です。転職した40歳代のうち、平均年収が上がった人は36〜41%となっています。
転職する割合は少ないけれど、きちんと転職活動をすれば年収が上がる可能性のある年代です。
しかし、転職は何から始めればいいかわからないもの。
エージェントに相談可能な40歳代で転職する人へおすすめの転職サイトを4つ紹介します。
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節約をする|固定費の見直しが重要
家庭の支出には大きく変動費と固定費の2種類があります。
変動費は食事代や日用品費など、日々の生活で必要なため買い物にいって消費する物品によって変動します。
固定費は住宅費や保険料、通信費など月々のお支払いで金額の変動はほとんどありません。
節約をするには固定費の見直しが重要です。
固定費はスマホの定額プランの見直しやキャリアの乗り換え等で大幅に料金が減らせるケースがあります。
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政府が厳選した長期・分散運用ができる投資信託を選べば、比較的リスクが低く資産を増やせます。
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40歳代の平均年収にまつわるQ&A
- 40歳代で平均年収の人はどれぐらいいるの?高収入の人は?
- 令和元年令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況 賃金の分布によると
40~44歳男性の平均値は約360万円、45~49歳男性の平均値は390万円です。
平均値は全体の約11%の方があてはまります。
1000万以上稼ぐ40歳代の男性は全体の約0.5%しかいません。
40〜44歳女性の平均値は約268万円、45〜49歳女性の平均値は約272万円です。
平均値は約9%で、平均値より低い方は47%いらっしゃいます。
1000万円以上稼ぐ40歳代の女性は全体の約0.2%です。
- 40歳代での平均貯蓄額はどれぐらい?
- 令和4年度 家計の金融行動に関する世論調査|知るぽると(総世帯・二人以上世帯・単身世帯)によると
40歳代の平均貯蓄額は約469万円です。
469万円のうち164万円は定期性預貯金(預入期間が6か月〜1年と定められている貯金)となっています。
40代の平均保有資産額(株式や債券、貯蓄性の保険商品を含む金融資産全般)は約1,114万円です。
中央値は約500万円となります。
多くの40代は450〜500万程度の貯蓄をして備えているようです。
老後2000万円問題(年金をもらっていても老後の生活に2000万円足りないといわれている)を解決するにはまだ20年以上あるため、これから副業や投資を初めても十分用意ができると考えられます。
40歳代の平均年収や生活を知って、自分の目標を決めてみよう
40〜44歳の平均年収は333.7万円、45〜49歳の平均年収は349.2万円です。
家族構成によって必要な生活費は変わり、将来に備えるためには収入を増やす必要がある方もいらっしゃいます。
昇進を目指したり、副業をしたり……方法は様々です。
確実に年収を上げる方法の一つに転職があります。
転職エージェントを上手く利用すれば年収アップも可能となるかもしれません。
今回紹介した転職サイトを以下の表にまとめていますので比較してみてください。(スクロール可能です)
転職サイト名 | リクルート エージェント | doda | ビズリーチ | マイナビ エージェント |
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運営会社 | 株式会社リクルート | パーソルキャリア 株式会社 | 株式会社ビズリーチ | 株式会社マイナビ |
求人数 | ・公開:約45万件 ・非公開:約20万件 (2023/9/16現在) | ・公開:約21万件 ・非公開:約3.5万件 (2023/9/16現在) | ・約9.5万件 (2023/9/16現在) | ・公開:6.6万件 ・非公開:1.8万件 (2023/9/16現在) |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
費用 | 無料 | 無料 | 基本無料 (※有料のコースもあり) | 無料 |
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資金を備えるために、節約や投資をおこなう方法もあります。
40代の貯蓄額は500万円ほどで、老後の資金を形成するために副業や投資を検討してみるのもよいでしょう。
自分が今後どういった生活を送っていきたいか考えて、前向きにこれからの行動を決めていきましょう。

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