公共料金はクレジットカード払いがお得?メリットからデメリットまでわかりやすく解説

公共料金はクレジットカード払いがお得?

公共料金をクレジットカード払いするとお得?

このように、公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更しようかどうか悩んでいる方もいるでしょう。

実は、すべてのカードが公共料金の支払いに適しているわけではありません。公共料金の支払いに向いているカード、向いていないカードがあります。

これはクレジットカードによって公共料金の支払いに対する「ポイント還元率」や「貯めたポイントの利用方法」が異なるからです。

本記事は公共料金支払いにおすすめのクレジットカード9選、還元率比較ランキングや、公共料金を支払うことを想定したメリットとデメリットなどを紹介します。

選び方やクレジットカード払いに変更する方法も紹介しているので、公共料金の支払いに使うクレジットカードを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次 閉じる

公共料金はクレジットカード払いがお得!

公共料金はクレジットカードで支払うのがお得です。クレジットカード払いにするだけで、支払うごとにお得なポイント還元が受けられるからです。

ポイント還元率はカードにもよりますが、最近では年会費無料のカードでも1.0%以上のポイント還元が受けられるものもあります。

貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できるほか、ギフトに交換、他のポイント(マイルなど)に移行することも可能です。

現金払いで公共料金を支払う場合と、クレジットカードで公共料金を支払う場合に貯まるポイントの差は以下の表の通りです。

現金払いの場合に
貯まるポイント
クレジットカード払いの場合に
貯まるポイント
1万円支払った場合0pt100pt
3万円支払った場合0pt300pt
5万円支払った場合0pt500pt
※ポイント還元率が1.0%の場合

以上のように、公共料金をクレジットカードで支払うだけで、これだけお得なポイントが貯まることがわかります。

「毎月1万円の公共料金の支払いだと100ptしか貯まらないのか…」と感じる人もいるかと思いますが、1年で換算すると1,200pt、3年で3,600ptも貯まるので、かなりお得だと言えるでしょう。

公共料金の支払いおすすめのクレジットカード9選

公共料金の支払いに向いているカードは、還元率の高いクレジットカード貯めたポイントの使い道が豊富なクレジットカードです。

まずは、ポイント還元率が高く使い道が豊富なおすすめのクレジットカードを9社一覧で比較してみましょう。

ポイント還元率ポイントの種類ポイントの使い道
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
0.5%Vポイント
※通常はご利用金額200円(税込)につき1ポイント(0.5%)
・ショッピングでの利用
・クレジットカードの支払いに充当
・三井住友銀行の手数料の割引
・景品と交換
・他社のポイントサービスへ移行
・投資信託の購入
JCB CARD W
JCB CARD W
1.0%Oki Dokiポイント・ショッピングでの利用
・クレジットカードの支払いに充当
・オンラインギフトとの交換
・景品と交換
・他社のポイントサービスへ移行
三菱UFJカード VIASOカード
VIASOカード
0.5%VIASOポイント オートキャッシュバック
PayPayカード
PayPayカード
1.0%PayPayポイント・ショッピングでの利用
・公共料金やネットサービスの支払い
・PayPayへチャージ
・ポイント運用
au Payカード
1.0%Pontaポイント・ショッピングでの利用
・公共料金やネットサービスの支払い
・景品と交換
・他社のポイントサービスへ移行
・携帯電話の機種変更
・au PAYへチャージ
dカード
1.0%dポイント・ショッピングでの利用
・iDキャッシュバック
・ポイント運用
・株の購入
リクルートカード
1.2%リクルートポイント・ショッピングでの利用
・他社のポイントサービスへ移行
・じゃらんnetの予約
・ホットペッパーの予約
・ポイント運用
・株の購入
イオンカードセレクト
0.5%WAONポイント・ショッピングでの利用
・他社のポイントサービスへ移行
・金券と交換
・電子マネーWAONへチャージ
エポスカードゴールド
0.5%エポスポイント・ショッピングで利用
・プリペイドカードに移行
・他社のポイントサービスへ移行
・景品と交換
・商品券やギフト券と交換
・支援団体に寄付
・電子マネーWAONへチャージ
・投資をする
・年会費を払う


一般的に、ポイント還元率は0.5〜1.0%が多いため、1.2%のリクルートカードが一番ポイント還元率が高いことがわかります。

公共料金の支払いで、できるだけお得にポイント還元を受けたいという人は、リクルートカードが最適と言えるでしょう。

ポイントの使い道という点では、三菱UFJカード VIASOカードならオートキャッシュバックなので比較的楽に管理できると言えます。ポイントの管理が面倒と言う人におすすめです。

以下ではそれぞれのクレジットカードの特徴を、詳しく解説していきます。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)
申込条件満18歳以上(高校生は除く)
年会費無料
審査~発行時間最短10秒※即時発行ができない場合があります。
ポイント還元率0.5%〜7%※
ポイントの種類Vポイント
利用可能枠最大100万円
国際ブランドVisa、Mastercard
付帯保険最高2,000万円の海外旅行傷害保険
締日・支払日※選択可能
・15日締め翌月10日払い
・月末締め翌月26日払い
運営会社三井住友カード株式会社

三井住友カード(NL)は安全性の高いナンバーレスのクレジットカードで、年会費永久無料で利用できます。

年会費の負担なしに、公共料金支払い用のクレジットカードを用意したい人におすすめと言えます。

大事なカード情報はアプリで簡単に確認でき、非接触でも支払いができる「タッチ決済(コンタクトレス)」にも対応しているため便利です。

三井住友カード(NL)の審査は最短10秒※で即時発行できるスピーディーで、急ぎの場合にも対応できます。

利用金額200円(税込)で1ポイントが貯まり、貯めたポイントは景品と交換するほか、以下のような他社サービスへ移行することも可能です。

即時発行ができない場合があります。

ポイント移行できる他社サービスの一例
  • 楽天ポイント
  • Vポイント
  • nanaco
  • dポイント
  • auポイント
  • WAON

ポイントの貯めやすさ、使いやすさのバランスが非常に良いカードなので、ポイントグラムをフル活用したい方に向いています。

また、SMBCグループならではの確かな実績と安心感があるため、初めてクレジットカードを持つ方にもおすすめです。

\最短10秒でカード番号発行!/

※注釈

※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

 ※1 即時発行ができない場合があります。
詳細は「意事項内の即時発行にならない場合について」をご確認ください。

JCB CARD W

JCB CARD W
申込条件・18歳以上39歳以下
・本人または配偶者に安定継続収入がある
・高校生を除く18歳以上39歳以下の学生は可能
年会費無料
審査~発行時間最短3営業日
ポイント還元率1.0%
ポイントの種類Oki Dokiポイント
限度額非公開
国際ブランドJCB
付帯保険・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・年間100万円のショッピングガード保険
締日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
運営会社株式会社ジェーシービー

JCB CARD Wの審査は18歳〜39歳までが対象と年齢制限のあるクレジットカードです。

JCBのポイント還元率は0.5%のところ、JCB CARD Wは常時2倍の1.0%と高く設定されているので効率的にポイントを貯められます。

WEB申込でナンバーレスカードを選択した場合は、最短5分で即時発行できるので、審査後すぐにショッピングを楽しむことも可能です。

特に、以下のパートナー店ではポイント還元率が高くなっているのでお得に利用できます。

JCB CARD Wでポイント還元率が高い優待店
  • Amazon.co.jp:4倍
  • スターバックス:10~20倍
  • ビックカメラ:2倍
  • セブンイレブン:3倍

上記の店舗を良く利用する場合は、JCB CARD Wとの相性が良い可能性があるので、候補の一つとして検討してみてください。

また、JCB CARD Wはセキュリティの面も万全で、24時間365日不正検知システムがチェックしているのも良い点です。

公共料金などの支払いに長く使える安全性の高いカードを探している方におすすめです。

ポイント還元率最大10.5%
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三菱UFJカード VIASOカード

VIASOカード
申込条件・18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある
・18歳以上で学生(高校生を除く)
年会費無料
審査~発行時間最短翌営業日
ポイント還元率0.5%
ポイントの種類VIASOポイント
限度額最大100万円
国際ブランドMasterCard
付帯保険・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・年間限度額100万円のショッピング保険
締日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
運営会社三菱UFJニコス株式会社

三菱UFJカード VIASOカードは「携帯電話」「インターネット」「ETCカード」で利用すると、ポイントが2倍になることが魅力的です。

ポイントが2倍になる公共料金
  • 携帯電話は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル
  • インターネットは、Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net

三菱UFJカード VIASOカードはショッピングの利用代金1,000円で5ポイント貯まり、「1ポイント1円」でオートキャッシュバックされるのも特徴です。

クレジットカードの国際ブランドはマスターカードしか選択できませんが、非接触決済「コンタクトレス」に対応しているので支払いをスムーズにできます。

POINT名人.comを経由してショッピングを行うと、、通常ポイントに加えて、店舗ごとに設定された「ボーナスポイント」も獲得可能です。

1,000円ごとに最大120ボーナスポイントがもらえるので、効率的にポイントを稼ぐことができます。

「毎月の携帯費用やインターネットを少しでもお得に活用したい」とお悩みの方に、三菱UFJカード VIASOカードの利用がおすすめです。

年会費永年無料
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PayPayカード

PayPayカード
申込条件・日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)の方
・ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方
・有効なYahoo! JAPAN IDをお持ちの方
・お申し込みにはスマートフォンが必要です”
年会費永年無料
審査~発行時間・バーチャルカードは最短5分
・プラスチック製カードは約1週間
ポイント還元率1.0%
ポイントの種類PayPayポイント
200円ごとに1%のPayPayポイント※がもらえます。
限度額PayPayカードが審査し決定した枠
国際ブランドJCB・VISA・マスターカード
付帯保険なし
締日・支払日月末締め・翌月27日払い
運営会社PayPayカード株式会社

PayPayカードは利用料金の1%がポイント還元され、使い勝手の良い「PayPayポイント」として付与されるのが大きな強みです。

貯まったPayPayポイントは、アプリのウォレット画面から「支払いに使う」を選択すると、「1ポイント=1円」でPayPay残高に加えられます。

PayPay残高を使用すれば、以下のような公共料金の請求書を読み込んで、自宅で24時間いつでも支払うことができるので便利です。

PayPayで支払いができる公共料金
  • 電気(東北電力、東京電力、北陸電力、関西電力など)
  • 水道(横浜市水道局、名古屋市上下水道局、堺市上下水道局など)
  • ガス(北海道ガス、京葉ガス、東京ガス、大阪ガスなど)

固定資産税、住民税、自動車税などの税金は、「PayPayマネー」を利用すれば支払うこともできます。

また、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、以下の公共料金で優遇を受けられるのも良い点です。

公共料金ソフトバンクワイモバイル
ソフトバンク(スマホ・携帯)通信料最大1.5%付与最大1%付与
SoftBank光/Air利用料金最大1%付与最大1%付与
おうちでんき/自然でんき利用料金最大1%付与最大1%付与

年会費永年無料

最大1.5%還元!

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※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続きの後にPayPay加盟店にて使用できます。
※ポイント付与の対象外となる場合があります。

au PAY カード

au PAY カード
申込条件・個人でご利用のau IDをお持ちの方
・満18歳以上(高校生除く)
・本人または配偶者に定期収入のある方
年会費無料
審査~発行時間最短4営業日
ポイント還元率1.0%
ポイントの種類Pontaポイント
限度額非公開
国際ブランドVisa、MasterCard
付帯保険・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・年間100万円のお買い物保険
締日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
運営会社auフィナンシャルサービス株式会社

au PAY カードは利用料金「100円ごとに1Pontaポイント」を貯めることができます。貯めたポイントは、au携帯料金の支払いに充てることもできます。

「auの携帯電話を利用していて、公共料金の支払いで貯めたポイントを携帯料金に充当したい」という人に最適なカードと言えるでしょう。

au PAY残高へのチャージやショッピングの支払いなどにも使用できるため、使い道が豊富なところが魅力です。

au PAYマーケットでのショッピングでは、最大7%のポイント還元を受けられるため、効率的にPontaポイントを貯めることができます。

さらに、新規加入特典として、au PAY カードを使って指定業者の公共料金の支払いをすると、2,000Pontaポイントがもらえます。

そして、旅好きな人にとってもう一つ嬉しいことは、Pontaは「マイレージ交換」できるポイントサービスであるという点です。

au PAYカードは比較的にマイルが貯まりやすいクレジットカードなので、日々のお支払いでお得に旅行へ出かけることもできます。

また、au PAY カードは表面のみナンバーレスで、カード番号や有効期限などの情報は裏面に集約しています。

そのため、「完全なナンバーレスだと、カード番号の確認がイチイチ面倒!」という方にも使いやすいクレジットカードです。

dカード

dカード
申込条件・満18歳以上(高校生を除く)
・個人名義であること
・本人名義の口座をお支払い口座として設定すること
・株式会社NTTドコモが定める条件を満たすこと
年会費無料
審査~発行時間最短5営業日
ポイント還元率1.0%
ポイントの種類dポイント
限度額最大100万円
国際ブランドVisa、MasterCard
付帯保険・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・最高1,000万円の国内旅行傷害保険
・年間100万円のお買い物あんしん保険
締日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
運営会社株式会社NTTドコモ

dカードは新規入会特典で最大4,000ポイントがもらえ、「利用料金100円で1dポイント」が還元されることが特徴です。

クレジットカードで貯めたポイントは、以下のように使用することができます。

dポイントの利用方法の一例
  • 買い物での支払い
  • ドコモの携帯料金の支払い
  • 100ポイント=100円でiDキャッシュバック
  • マイレージ交換
  • 景品と交換

特に、ドコモのユーザーは、ドコモショップで購入した携帯端末を1年間で最大10,000円までケータイ補償してくれることも大きな魅力です。

電気やガスなどの公共料金の支払いは通常1%が還元されますが、以下の事業者の場合はさらにポイント還元率がアップします。

電気ENEOSでんき最大1.5%
サミットエナジー2%
コスモでんき2%
ガスENEOS都市ガス最大1.5%

カード発行には最短でも5営業日かかるため、あまり急ぎの場合には向いていません。

そのため、急ぎの方は即日発行できるクレジットカードへ申し込みましょう。

リクルートカード

リクルートカード
申込条件18歳以上で、本人もしくは配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く)
年会費無料
審査~発行時間最短3営業日
ポイント還元率1.2%
ポイントの種類リクルートポイント
限度額最大100万円
国際ブランドVisa、MasterCard、JCB
付帯保険・最高2,000万円の海外旅行傷害保険
・最高1,000万円の国内旅行傷害保険
・年間200万円のショッピング保険
締日・支払日毎月15日締め、翌月10日払い
運営会社株式会社リクルート

リクルートカードの魅力は基本となるポイント還元率が、他社より高い1.2%に設定されているところ。一般的に、1.0%でも高還元率と言われています。

公共料金の支払いで、できるだけお得にポイントを貯めたいという人におすすめのカードと言えます。

また、リクルートカードは「じゃらん」のようなリクルートグループのサービスを利用すると、最大4.2%ポイント還元されることも特徴です。

貯めたポイントは以下のように使用することができます。

リクルートポイントの活用方法の一例
  • コンビニや飲食店での支払い
  • 「Ponta」や「dポイント」に交換
  • じゃらんnetの宿泊予約
  • ホットペッパーの店舗予約
  • マイレージ交換

また、リクルートカードはポイント還元率が高いことや、活用方法が充実しているほか、付帯保険が豊富なのも大きな特長になっています。

年会費無料でショッピング保険が年間200万円も付帯しているクレジットカードは、他ではなかなか見られません。

リクルートグループのサービスを利用することが多い方や、ポイント還元率の高さを重視している方にはおすすめのカードです。

年会費永年無料で1.2%還元

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イオンカードセレクト

イオンセレクトカード
申込条件・18歳以上で電話連絡可能
・高校生の場合、卒業年度の1月1日以降であれば申し込み可能
年会費無料
審査~発行時間最短2週間
ポイント還元率0.5%
ポイントの種類WAONポイント
限度額最大100万円
国際ブランドVisa、MasterCard、JCB
付帯保険・購入から180日のショッピングセーフティ保険
・クレジットカード盗難保障
締日・支払日毎月10日締め、翌月2日払い
運営会社イオンフィナンシャルサービス株式会社

イオンカードセレクトは「利用金額200円ごとに1ポイント」が貯まり、ディズニーやミニオンのかわいいデザインが選択できるのが特徴です。

1%のポイント還元率が多い他社に比べると、0.5%のイオンカードセレクトは一見見劣りするかもしれません。

しかし、以下のような高いポイント還元が行われているので、日常使いでも十分にポイントを貯めることができます。

ポイント還元が高いサービス
  • 全国イオングループの対象店舗ならいつでも2倍
  • イオン対象店舗では毎月10日は5倍
  • イオン銀行からのWAONオートチャージは2倍

実際の利用者からイオンカードセレクトの口コミ評判を調査すると「年会費無料で還元率も悪くない」といった評価も見られます。

また、イオン銀行の口座振替で対象の公共料金を支払う場合、1件につき毎月5電子マネーWAONポイントをもらえます。

対象となる公共料金は以下のとおりです。

口座振替にするとお得な公共料金
  • 国民年金保険料
  • NHK
  • NTT東日本、NTT西日本
  • TEPCO、関西電力、中部電力、北海道電力
  • 東京ガス、大阪ガス、京葉ガス
  • docomo、KDDI、au、UQモバイル、ソフトバンク、BIGLOBE

イオンカードセレクトの契約者は、ATM・他行振込手数料が最大月5回無料になるなど、イオン銀行がお得に利用できるのも嬉しいポイントです。

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エポスカードゴールド

エポスカードゴールド
申込条件・エポスカードからの招待
・プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介
・18歳以上のかた(学生を除く)
年会費・紹介の場合は永年無料
・自分で申し込む場合は5,000円(税込)
※年間利用額50万円以上で翌年以降永年無料
審査~発行時間・店頭受け取り:最短当日
・自宅配送:1週間
ポイント還元率0.5%
ポイントの種類エポスポイント
限度額最大300万円
国際ブランドVISA
付帯保険・空港ラウンジ利用
・最高1,000万円の海外旅行傷害保険
締日・支払日【締日】支払日の1か月前
※毎月4日払いであれば、3月4日が締日、4月4日が支払日になる。
・口座引落:4日と27日から選択可能
・持参払い:5、10、15、20,25、30日から選択
運営会社株式会社エポスカード

エポスカードゴールドは学生を除く18歳以上の方なら申し込めるため、ゴールドカードの中でも比較的に取得しやすいカードです。

全国のマルイやショッピングセンターで店頭受け取りができるため、最短当日に発行してもらえる数少ないゴールドカードです。

また、以下の5つの公共料金をエポスカードで支払うと、1年間で2,400円相当のエポスポイントをもらえます。

エポスカードで払うとお得な公共料金
  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • 交通費
  • 携帯電話料金

エポスカードゴールド払いにした5つの公共料金は、エポスアプリ「エポ家計」に自動で金額が表示され、まとめて管理できるようになるので便利です。

公共料金がの支払いがお得になるだけではなく、家計管理機能のついたアプリまで利用できるクレジットカードは、エポスカード以外に見かけません。

また、エポスカードゴールドはワンランク上のクレジットカードとして、空港ラウンジや海外サポートなど付帯サービスが充実しています。

基本のポイント還元率は0.5%とあまり高くありませんが、その分優待割引サービスが数多く利用できるため、利用価値の高いクレジットカードです。

公共料金の支払いにおすすめクレジットカード還元率比較ランキング3選

ポイント還元率公共料金支払い時の特典
【1位】リクルートカード
1.2%
【2位】dカード
1.0%対象の供給先でポイント還元率UP
・ENEOSでんき最大1.5%
・サミットエナジー2%
・コスモでんき2%
・ガス ENEOS都市ガス最大1.5%
【3位】au PAYカード
1.0%新規加入特典として、au PAY カードを使って指定業者の公共料金の支払いをすると、2,000Pontaポイントがもらえる。
※還元率が同じ場合は、供給先による還元率アップサービスや、公共料金支払いに時に新規入会特典が受けられるものを優位と表示させていただきます。

以上の還元率比較ランキングから、本記事で紹介した9選のクレジットカードの中で、リクルートカードが最も還元率が高いクレジットカードだということがわかります。

「とにかく公共料金の支払いで、毎月お得にポイントを貯めたい!」という人には常時1番高いポイント還元が望めるリクルートカードがおすすめと言えるでしょう。

ただ、2位のdカードは、通常のポイント還元率はリクルートカードに劣るものの、供給先によってはリクルートカードの1.2%を上回る2.0%の高還元率になります。

対象の電気・ガスを利用している人は、dカードの方がよりお得に公共料金の支払いができるでしょう。

3位のau PAYカードは、新規加入特典として、au PAY カードを使って指定業者の公共料金の支払いをすると、2,000Pontaポイントがもらえるキャンペーンを開催しています。

「公共料金の支払いで、今すぐにお得なポイントをザクザク貯めたい」という人には、au PAYカードが向いていると言えますよ。

クレジットカードで支払える公共料金の種類

公共料金の中には、クレジットカードで支払えるものと、支払えないものがあります。

クレジットカード払いができる公共料金としては、以下の7つが代表的です。

クレジットカードで支払える公共料金
  1. 電気
  2. ガス
  3. 水道
  4. 固定電話
  5. 携帯電話
  6. インターネット
  7. NHK

こうした公共料金は1ヶ月の出費としてそれほど大きな金額ではありませんが、「固定費」として継続的な出費になりやすいものです。

年間を通してみると大きな出費になるため、ポイント還元率が高い最強のクレジットカードで支払うことができれば、効率的にポイントを貯めることもできます

続いて、税金もクレジットカードで支払うことができるのか確認してみましょう。

公共料金向けのクレジットカード
  • 三井住友カード(NL)

無料で使えて対象のコンビニや飲食店でのポイント最大7%還元※
三井住友カード(NL)公式サイトはこちらから

  • JCB CARD W

18歳以上39歳以下限定の常時ポイント2倍の高還元カード
JCB CARD W公式サイトはこちらから

  • VIASOカード

ポイントがオートキャッシュバックされる便利なカード
三菱UFJカード VIASOカード公式サイトはこちらから

※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。

税金や保険料などもクレジットカードで支払える?

一部の税金や保険料に関しては、クレジットカードで支払うことは可能です。

クレジットカード払い可能な税金の一部
  • 国民健康保険料
  • 国民年金
  • 住民税
  • 相続税※
  • 贈与税※
  • 源泉所得税及復興特別所得税(告知分)※
  • 源泉所得税(告知分)※
  • 所得税※
  • 法人税※
  • 自動車重量税(告知分)※

国民健康保険や国民年金を継続的にクレジットカード払いにしたいときは、自治体へ「クレジットカード納付申請書」を事前提出しないといけません。

国民健康保険や国民年金は、1回の支払い金額が大きいため、クレジットカード払いにしたほうがポイントを効率的に貯められます。

また、すでに手元に納付書がある場合は、「モバイルレジ」というサイトを利用すると、バーコードを読み込み、クレジットカード払いすることが可能です。

ただし、モバイルレジで支払えるのは一部の税金だけなので、利用する場合は公式サイトで事前に利用できるか確認しておきましょう。

また、※がついているものは、トヨタファイナンス株式会社が運営する「国税クレジットお支払いサイト」を利用して納付することもできます。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード3つの選び方

公共料金の支払いでお得なクレジットカードを選ぶ際は、主に以下の3点に注目して選ぶのがおすすめです。

「公共料金をクレジットカード払いにしたいけど、選び方がわからない..」という人は、是非参考にしてみてくださいね。

選ぶ際の3つのポイント
  1. 年会費
  2. ポイント還元率
  3. 付帯サービス

年会費

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードを選ぶ際は、年会費ができるだけ安いものを選択するのがおすすめです。

年会費無料、または年会費が比較的安いクレジットカードを利用すれば、維持費の負担を気にすることなく利用できるでしょう。

年会費無料でも公共料金の支払いで高ポイントの1.0%以上が還元されるクレジットカードもあります。

ポイント還元率

公共料金の支払いに利用するクレジットカードを選ぶ際は、ポイント還元率を比較して選ぶのも大切なポイントです。

ポイント還元率はカードによって様々。通常のポイント還元率は0.5%ほどですが、年会費無料でも高還元率の1.0%以上のものもあります。

ポイント還元率が0.5%の場合と、1.0%の場合に貯まるポイントの差は以下のとおりです。

ポイント還元率0.5%ポイント還元率1.0%
1万円支払った場合50pt100pt
3万円支払った場合150pt300pt
5万円支払った場合250pt500pt

以上のように、ポイント還元率が0.5%でも違うと、貯まるポイントにこれだけ差が出ることがわかります。

もし公共料金を毎月3万円✖️1年(12ヶ月)支払うとすると、1,800円分も貯まるポイントに差が出ますね。

付帯サービス

年会費・ポイント還元率で選ぶ他に、付帯サービスを比較して選ぶのもおすすめです。

特に、公共料金の支払い以外にも、普段から買い物で利用したり旅行の際に利用したい人は、付帯サービスを比較して選ぶと良いでしょう。

付帯サービスもカードはよって様々。買い物で重宝したいなら、優待店に普段利用しているお店があるかどうか、旅行で重宝したいなら旅行傷害保険を比較してみましょう。

他にも、自分が望むサービスが付帯してるかよく調べてから選ぶと良いです。

公共料金をクレジットカードで支払う6つのメリット

クレジットカードで公共料金を支払うメリットは主に6つあります。

クレジットカードで公共料金を支払うメリット
  1. 毎月ポイントが貯まる
  2. 公共料金の払い忘れを防げる
  3. 出費をまとめて管理できる
  4. いくつもの利用明細書を確認しなくてもいい
  5. 利用実績を作ることができる
  6. 家族カードでも支払うことができる

公共料金をクレジットカード払いにするメリットをしっかりと押さえて、上手く活用しましょう。

毎月ポイントが貯まる

公共料金をクレジットカード払いにする一つ目のメリットは、毎月ポイントを効率的に貯めることができることです。

ガスや電気などの公共料金をすべてまとめると、毎月何万円もの金額になる家庭が多いと思います。

さらに、以下のように公共料金はどんどんと値上げが続いているため、ますます高くなることが予想されます。

東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の5社が4月からの値上げをめざして申請し、経済産業省が審査している。

出典元:日本経済新聞 公式

支払額が大きくなれば当然還元されるポイントも増えるため、クレジットカードのポイントを大量に獲得できるチャンスです。

現金で同じ金額を支払っても何もつきませんが、クレジットカードならポイントが還元されるので、貯まったポイントを現金同様に有効活用することもできます。

公共料金の支払いで貯めたポイントの活用方法は、クレジットカード会社によって異なりますが、主に以下のような使い道があります。

クレジットカードで貯めたポイントの活用法
  • ショッピング利用
  • 毎月の支払いへ充当
  • 他社のポイントサービスと交換
  • マイレージと交換
  • キャッシュバック
  • 景品と交換
  • 商品券やギフト券と交換
  • 投資や株式の購入

また、各クレジットカード会社のグループ企業のサービスをポイント割引してもらえるケースもよく見られます。

そのため、自身が日頃からよく利用するサービスや、店舗にメリットがあるクレジットカードを選ぶと、効率的に利用してポイントを貯められます。

公共料金の払い忘れを防げる

二つ目のメリットは、クレジットカード払いにすることで公共料金の未払いを防げることです。

口座引落や請求書払いの場合、残高不足やうっかりで支払いが正常で完了できない場合もあります。

仕事などで忙しく、支払を忘れやすいという方は、クレジットカード払いにしたほうが未払いが起こりにくくなります。

クレジットカード払いであれば、残高不足も、うっかりも関係なく、確実に公共料金の支払いができるので安心です。

ただし、料金の支払い忘れが多い方は、クレジットカード払いにした場合、クレジットカードの支払いを滞納しないように気をつけないといけません。

なぜなら、クレジットカードの返済状況は、信用情報に記録されてしまうため、滞納を繰り返していると信用情報が悪くなってしまうからです。

特に、61日以上の長期滞納をした場合は「異動」という文字が記録され、いわゆる「ブラックリストに載った状態」になってしまいます。

ブラックリストでクレジットカードを作ることは難しいため、支払いだけはしっかり行いましょう。

また、公共料金の滞納は自治体や事業者の場合は督促がそれほど厳しくありません。

しかし、クレジットカードは滞納すると督促が激しい傾向にあります。長期滞納になった場合は、「自宅訪問」や「訴訟」を起こすクレジットカード会社もありますので、注意しましょう。

そのため、経済的な事情で支払いが厳しい場合は、クレジットカード払いではなく、自治体や事業者へ直接相談して支払うほうが良い場合もあります。

また、滞納が長期化した場合、自治体でも裁判所を通じて「財産の差し押さえ」をする可能性があるので、滞納は早めに解消するのが重要です。

出費をまとめて管理できる

三つ目のメリットは、クレジットカード払いにすると公共料金の出費をまとめて管理できることです。

公共料金の支払いは、主に口座振替や請求書払いが多いですよね。

しかし、口座振替や請求書払いだと、それぞれ支払日が異なるため「あれ?ガスって今月払ったっけ?」と忘れやすいものです。

公共料金の支払いが複数あると、支払期日をうっかり忘れて、未払いになってしまうことも少なくありません。

その点、クレジットカード払いだと、公共料金が自動的に引き落とされるようになっているので、毎月支払期日をあれこれ心配しないで済みます。

クレジットカードの支払日だけを覚えておけばいいので、正直な話、公共料金をまとめて管理できて便利です。

また、一点注意をしたいのは、クレジットカード払いの手続きをするタイミングによっては、当月分から適用できない場合もあることです。

多くのクレジットカード会社では、クレジットカード払いの変更手続きは、「当月分」から適用されます。

しかし、請求締日が近いタイミングで変更を行うと、「翌月分」からの適用となることもあるので気をつけましょう。

いくつもの利用明細書を確認しなくてもいい

四つ目のメリットは、公共料金の支払いをクレジットカード払いにまとめることで、明細書のチェックを簡素化できることです。

口座振替や請求書払いをしている場合、毎月郵便物が届くため、いちいち開封してチェックをしないといけませんよね。

クレジットカード払いの場合は、WEB明細が主流で郵便物がなく、公共料金の支払いを一度でまとめてチェックできるので便利です。

特に、自営業や個人事業主で、確定申告で経費の計算をするとき、明細が複数あると面倒で、計算ミスもしやすくなります。

また、紙の明細はしっかり保管したつもりでも、無くしてしまうことがありますよね。

一方、クレジットカードなら、明細がなくなることもなく、WEBで電子保存されているので、いつでもすぐにチェックできるので安心です。

また、公共料金のチェックをより簡単にしたい方には、便利なアプリがあるエポスカードを選ぶのもおすすめです。

エポスカードには、公共料金の明細管理という点で非常に優れた機能を持つ「エポ家計」というアプリがあります。

エポ家計はエポスカードで支払い登録をしている5つの公共料金を項目ごとに自動表示してくれるので、明細から探す手間なく一目でチェックできます。

エポスカードは若い女性に人気が高い「マルイ」のグループの企業のため、女性目線のサービスに優れているところが大きな強みです。

公共料金の管理など、女性が使ってみたいと思う機能が多いため、女性におすすめのクレジットカードの一つです。

利用実績を作ることができる

五つ目のメリットは、クレジットカードの利用実績を作ることができることです。

多くの場合、クレジットカードは契約した時点だと利用限度額が低く、学生などは10万円しか利用枠をもらえなかったというケースも少なくありません。

クレジットカードの利用限度額が10万円だと、ちょっと大きな買い物をすると、あっという間に限度額に埋まってしまい、使いにくく感じますよね。

しかし、クレジットカードの利用限度額は、いつまでも発行時のままというわけではありません。クレジットカードは定期的に利用して、しっかり返済を行うことで、限度額を増額してもらうことができるのです。

クレジットカードの利用限度額を上げたいのであれば、利用実績を積むことが一番の近道になります。

最初は利用限度額が少なくて使えないと思っていたクレジットカードも、利用実績を積んで使えるカードへ育てていくことができるのです。

また、良い利用実績を積むということは、最終的には良い信用情報を作ることにもつながります。

良い信用情報があれば、今後新たにクレジットカードやローンの組みたいときに、審査に通りやすくなるというメリットも得られます。

現状、利用実績がなくクレカ審査に通る自信がない方は、クレジットカードの審査が甘いと言われている会社を検討してみてはいかがでしょうか。

手持ちのクレジットカードを育てていきたい方は、公共料金の支払いをうまく生かして、利用実績を積んでいきましょう。

家族カードでも支払うことできる

六つ目のメリットは、家族カードを利用して、妻や親などが公共料金の支払いができることです。

専業主婦、収入のない親を養っている場合、生活用品の購入で困らないように、旦那さんが「家族カード」を渡しているケースがよくあります。

家族カードとは?

クレジットカードの契約者を「本会員」として、本会員と生計を同一にしている「配偶者」「18歳以上の子供」「両親」に発行されるカードのことです。家族カードを入手するためには、本会員のカードとは別に申し込みが必要になります。家族カードの利用代金は、本会員の口座から引き落としされるのが特徴です。

「支払いは夫だけど、家のことは妻(親)任せ」という家庭も少なくないですよね。

このように、妻や親が公共料金の支払いもしている場合は、家族カードを使って支払いを済ませるほうが家計の管理が便利になることもあります。

また、進学によって他県で暮らしている子供の公共料金なども、家族カードでまとめて支払えると面倒がありません。

家族カードの利用料金はポイント還元の対象になり、実際に支払いをしている会員にまとめて付与されます。

クレジットカードは一人で使うより家族で使ったほうが、やはり獲得できるポイントも多くなります。

「家族で旅行できるようにマイレージと交換したい」というような目的がある場合は、家族カードを上手く利用してポイントを貯めましょう。

家族カードはクレジットカード会社によって、年会費が無料のクレジットカードになる場合もあれば、有料になる場合もあります。

公共料金向けのクレジットカード
  • 三井住友カード(NL)

無料で使えて対象のコンビニや飲食店でのポイント最大7%還元※
三井住友カード(NL)公式サイトはこちらから

  • JCB CARD W

18歳以上39歳以下限定の常時ポイント2倍の高還元カード
JCB CARD W公式サイトはこちらから

  • VIASOカード

ポイントがオートキャッシュバックされる便利なカード
三菱UFJカード VIASOカード公式サイトはこちらから

公共料金をクレジットカードで払う際の5つのデメリット・注意点

公共料金をクレジットカード払いするときに注意したいことが5つあります。

公共料金をクレジットカード払いする注意点
  1. 公共料金の支払いはポイント還元率が低くなるカードがある
  2. クレジットカードの利用可能額が少なくなる
  3. クレジットカードを更新すると公共料金の支払いで手続きが必要
  4. クレジットカード払いに対応していないこともある
  5. 口座振替のほうが料金を節約できることもある

公共料金をクレジットカード払いにする前に、デメリットもチェックしておきましょう。

公共料金の支払いはポイント還元率が低くなるカードがある

実は、クレジットカードの中には、公共料金の支払いが、通常のポイント還元率よりも低く設定されている場合もあります。

その代表例が「楽天カード」です。楽天カードというと、ポイントサービスが充実しているので、公共料金の支払いにも良さそうに思えますよね。

通常、楽天カードは100円で1ポイントにつき1%の還元率です。しかし、公共料金の支払いは500円で1ポイントになり、0.2%しかポイントが還元されません。

通常のポイント還元率よりも0.8%も損をすることになるため、楽天カードで公共料金を利用するのは、あまりおすすめできません。

たった0.2%ではポイントの見返りも微々たるものなので、わざわざクレジットカード払いにしたいと思えない人もいるでしょう。

このように、公共料金の支払いだけポイント還元率が低くなるクレジットカードもあるため、事前によくチェックしておくことが重要です。

クレジットカードの利用可能額が少なくなる

公共料金をクレジットカード払いにするデメリットとして、利用可能額が少なくなることも挙げられます。

特に、クレジットカードの利用限度額が低い方は、毎月発生する公共料金に利用枠を取られてしまうと、自由に使える分が少なくなってしまいます。

クレジットカードを使いたくても、公共料金の支払いを考えると、思い切った買い物ができなくなってしまう場合もあるでしょう。

公共料金すべての支払いをクレジットカード払いにした場合、毎月数万円〜数十万円の請求になる可能性があります。

そのため、公共料金の支払いをすべてクレジットカード払いにする場合は、ある程度利用限度額が高くなってからのほうがおすすめです。

もしくは、クレジットカードを複数所有し、1枚のカードに請求が集中しないようにするのも一つの手段です。

また、クレジットカードは予備があると、万が一、磁気不良で店舗で使えなくなってしまった場合もすぐに対応できるので安心です。

利用限度額の低いクレジットカードを1枚しか持っていない場合は、2枚目のクレジットカードも検討してみましょう。

クレジットカードを更新すると公共料金の支払いで手続きが必要

公共料金をクレジットカード払いに指定すると、カードの更新・変更をしたときに再度手続きが必要になるのが面倒な点です。

クレジットカードの更新・変更手続きは、主に以下の方法で行えます。

クレジットカードの更新・変更手続きの方法
  • 契約事業者(東京電力や関西電力など)の公式サイトからインターネット手続き
  • 契約事業者へ必要書類を郵送して手続き
  • クレジットカード会社からインターネット手続き

現在は、インターネットから簡単に更新・変更の手続きができるようになっているケースが多いため、それほど大きな負担に感じない方もいるでしょう。

クレジットカード払いに対応していないこともある

公共料金をクレジットカード払いにしたくても、契約事業者や自治体がクレジットカード払いに対応していない場合は利用することができません。

このような場合は、クレジットカードは諦め、指定された支払い方法を利用しましょう。

口座振替のほうが料金を節約できることもある

公共料金の中には、口座振替を利用すると1カ月あたり55円前後の割引制度がある事業者もあります。

つまり、公共料金をクレジットカード払いでお得に利用したい場合は、1カ月あたり55円以上のポイントが還元されるかが重要になります。

【口座振替で割引制度がある事業者の一例】

東京電力月55円の割引
東京ガス月55円の割引
東京都水道局月50円の割引
関西電力月55円の割引
中国電力月55円の割引
京葉ガス月55円の割引
京都市上下水道局2カ月で88円の割引

例えば、公共料金の支払いが0.2%還元される楽天カードの場合は、10,000円の支払いをしても、たった20ポイントしか還元されません。

つまり、10,000円程度の支払いだったら、楽天カードでクレジットカード払いをするよりも口座振替を利用した方がお得ということです。

楽天カードは27,500円以上の支払いになると、ようやく口座振替割引と同等の55ポイントが還元されます。

ガス代や電気代が毎月27,500円以上かかる家庭は限られるため、多くの方は楽天カードでは口座振替と同等の割引を受けにくいと考えられます。

一方、ポイント還元率が1%のクレジットカードを利用した場合は、5,500円以上の支払いで口座振替割引と同等の55ポイントが得られます。

そのため、ガス代金や電気代が5,500円以上の方であれば、口座振替よりもクレジットカード払いにしてポイントを獲得したほうがお得です。

公共料金をクレジットカード払いに変更する方法

公共料金をクレジットカード払いに変更する場合は、契約事業者の公式サイトから「インターネット手続き」ができるようになっています。

インターネットからクレジットカード払いへの変更を申請した場合、通常は3日程度で手続きが完了します。

インターネットでの操作が苦手な場合は、「郵送」でも手続き可能です。

ただし、郵送の場合は、書類が届くまでに1週間、さらに書類を送り返して手続きが完了するまでに1週間程度の時間がかかります。

そのため、少しでも早く支払い方法の変更をしたい場合は、インターネットから手続きを行うほうがおすすめです。

電話でクレジットカード払いへの変更相談はできますが、電話による口頭のやり取りだけでは支払方法の変更手続きを完了させることはできません。

また、公共料金の支払いで使用するクレジットカードは、以下のような場合は使用できない可能性があるので注意をしましょう。

公共料金の支払いでクレジットカードが利用できない場合
  • 海外で発行されたクレジットカード
  • プリペイド式のクレジットカード
  • デビット機能付きのクレジットカード

また、契約事業者によって、利用できる国際ブランドも違ってくるので、どのクレジットカードが利用できるのか事前によくチェックしておきましょう。

公共料金のクレジットカード払いに関するよくある質問

コンビニで公共料金を支払う際にクレジットカードは使える?

コンビニで公共料金を支払う場合、クレジットカードは使えません。コンビニで公共料金を支払う際は、原則として現金払いです。ただ、セブン-イレブンなら現金のほか、nanacoで支払いすることができます。また、ファミリーマートなら、ファミマTカードの利用で、電気代・ガス代・水道料金をクレジットカード払いすることができます。

公共料金は口座振替とクレジットカード払いどっちがお得?

公共料金の支払いは、クレジットカード払いよりも口座振替で支払う方がお得になる場合もあります。口座振替の場合、東京都水道局では1カ月50円(税抜)・東京ガスは55円(税込)・東京電力が55円(税込)の割引が受けられます。上記の場合だと、毎月の公共料金の支払い額が5,000円以下の場合は、クレジットカードよりも口座振替のほうがお得になる場合もあるでしょう。

公共料金の支払いにおすすめの還元率が高いクレジットカードは?

公共料金の支払いにおすすめの還元率が高いクレジットカードは、リクルートカードです。リクルートカードはポイント還元率が1.2%なので、とにかくポイントを貯めたい人におすすめです。