アフィリエイトサイトは売買できる！高値で売却するコツや失敗しないサイト購入方法も解説

現在アフィリエイトサイトは収入を得るだけではなく、サイト売買が多くおこなわれています。

実はアフィリエイトサイト売買は、手軽におこなえるようになっており、ポイントをおさえておけばそれほどむずかしいものではありません。

しかし、手軽でもあることから注意しないと失敗をまねくおそれがあります。

本記事ではアフィリエイトサイト売買について解説しています。最後まで読んでいただけると、アフィリエイトサイトを売却して利益を得られたり、失敗を避けながらサイト購入ができたりしますよ。

アフィリエイトサイト売買とは？

アフィリエイトサイト売買を利用する主な理由は「サイトを売却して利益を獲得したい」売主や、「サイトを立ちあげる手間を削減したい」買主など双方に目的があります。

また、買主と売主をつなぐサイトマッチングサービスも続々と登場しており、今後ますます需要が高まってくると予想されているのです。

そのため、アフィリエイトサイト売買はより身近になってきています。

なぜアフィリエイトサイトを買うのか？

サイトの買主と売主をつなぐサイト売買。頻繁に取引がおこなわれる背景にどうしてアフィリエイトサイトを買う必要があるのか？

この章ではアフィリエイトサイトを購入する理由を3つ紹介、これからサイト購入を検討している方にぜひ参考にしていただければと思います。

サイトを立ち上げる時間と労力の削減

サイトをいちから立ち上げ軌道に乗せるまでには時間がかかります。また、記事を増やし分析していく手間もかかるのもサイト運営の大変なところです。

買主は「工程をショートカットしたい」「記事を増やし分析する時間もない」それらの問題に対し、すでに出来上がっているサイトを購入すれば問題は解決できます。

また、ご自身の目的と合ったサイトが見つかれば、時間も労力も大幅に削減できるので、時間がない方にとって購入するメリットは大きいといえるでしょう。

サイトのアクセスや収益が引き継げる

サイト売買ではすでにアクセスと収益がでているサイトも売られており、実績があるサイトを購入すれば、すぐにアクセスと収益が獲得できます。

ブログとなれば、アクセスを集めて収益化までは少なくとも半年はかかるといわれており、運営次第では確実に収益がでるとは限りません。

そのため、しっかりと数字やデータが公表しているサイトを購入すれば、アクセス獲得や収益化への確実性はより高まります。

トレンドや話題からアクセスが増える可能性がある

サイト購入は大きなリターンを運んでくる場合もあります。

なぜならすでにある記事が注目され、アクセス増加に期待がもてるからです。たとえば以下のような事例があります。

など、すでにある記事が起爆剤となる可能性があるのです。

となれば、アクセスが集まっている状態で新しい記事を追加したり、記事にひと手間加えたりすることで収益アップも望めます。

このように、意図していないところで嬉しいリターンがあるのもサイト購入の特徴です。

なぜアフィリエイトサイトを売るのか？

アフィリエイトサイトは、順調にいけば集客や収益など継続的に利益をもたらします。

しかし、サイト売買では現在も収益がでていたり、人気が続いていたりするサイトも売られています。

購入者側は「このサイト本当に売ってしまっていいものなの？」と疑問に思うこともあるでしょう。

ですが、売主は理由があってサイトを売っているのです。ではなぜサイトを売ってしまうのか？それらについて解説していきます。

複数保有するサイトを整理したい

サイト売却する際、売主は複数あるサイトを整理する意味で売却するパターンがあります。

たとえば

またサイト継続が困難である上、楽しみにしている読者に対しサイト閉鎖を避けるために、次の管理者を探しているケースもあるのです。

人気サイトを売却してより多くの利益を獲得したい

アフィリエイトサイトは安定して収益が続くことはありません。そのため、サイトが好調なうちに売ってしまいたいと思う売主もいるのです。

たとえば、紹介している商品が流行らなくなったり、Googleのアップデートにより検索順位に変動が起こったりします。となると、収益や集客は凄まじい勢いで低下していきます。

売主は少しでも好調な状態でサイト売却すれば、その分利益も多く取れるため、先々を見据えて早めに売ってしまいたいと考えるのです。

SEOの競合が強くなり収益が低下した

SEOの競合が強くなり収益や集客が落ちてしまうことがあります。なぜなら、ネット上には日々新しい記事が掲載され続けるからです。

たとえば、新しい情報が載った記事や、よりユーザーファーストに沿った記事がうまれると相対的に競合も強くなってきます。

すると、ライバルが強くなるにつれてアクセスも減少し、収益も下がってしまう可能性があります。

売主はあえてサイトにテコ入れはせず、そのまま売却してしまう流れとなるのです。

アフィリエイトサイト売買は儲かる？人気・不人気ジャンルを紹介

アフィリエイトサイトは、サイト内にあるアフィリエイト広告から成約すると収益が発生するビジネスモデルです。

そのため、広告となるジャンルはユーザーの悩みに合わせていろいろな種類があり、広告数に比例してアフィリエイトサイトも存在します。

たしかにアフィリエイトサイト売買では、人気・不人気のジャンルはあります。しかし、ジャンルがサイト運営にとって正解や不正解になるとはいえません。

それらを踏まえ以下では参考までに各ジャンルを紹介します。

売買がよくされる人気ジャンル

比較的人気があるジャンルはこのようになります。

ネット回線は実際に使ってみた感想やレビュー記事、ランキング形式などの記事が多くあります。

英会話は報酬が高単価であり市場規模も大きいのも魅力です。しかし、どちらもライバルも多い市場でもあります。

そのほか求人や転職、プログラミングスクールも高単価として知られており、アフィリエイトやサイト売買は人気が高いジャンルとして扱われます。

売買がされにくい不人気ジャンル

これらは俗にいわれるYMYLジャンルとされており、GoogleはこのYMYLジャンルには厳しい審査を設けているとされています。

とくにYMYLは大手企業や政府サイトが上位を占めており、個人や中小メディアでは上位表示されにくいジャンルとして知られています。

非YMYLジャンルは人気があり、一方でYMYLジャンルは扱いがむずかしいことから不人気ジャンルに。そのため、YMYLジャンルはSEO集客や収益が困難になるため、サイト売買でも敬遠される傾向があるのです。

アフィリエイトサイト売買で失敗しやすいポイント

アフィリエイトサイト売買では、結果的に失敗してしまうケースも少なくはありません。

たとえば、購入後にサイトに触れてみたらイメージと違っていたり、確実に売れると思っていたサイトが実際は売却不可能だったりするケースもあります。

この章では、実際にアフィリエイト売買で失敗しやすいポイントを3つお伝えします。今後のサイト売買へぜひお役立てください。

無料ブログは売買しない。売却不可能な場合も

サイトアフィリエイトを無料ブログで運営すると、売買どころかアフィリエイトすらできない可能性があります。

なぜなら、無料ブログを運営するサービス会社が規約上、アフィリエイト広告や譲渡に関することに制限をかけている可能性があるからです。

さらに無料ブログで複数アカウントがある場合、どれかひとつだけ譲渡することはむずかしいと考えられます。

そのため、制限が多い無料ブログの売買を検討している場合、独自ドメインを取得しWordPresに入稿すれば実現できるでしょう。

結果的に、なにかと制限が多い無料ブログサイトの売買は避ける方が賢明です。

人気トレンドブログの購入は注意

人気があるトレンドブログは、一見すると良さそうに思えますが注意する必要があります。

なぜなら、ブログ制作にコストがかかるからです。

トレンドブログとは、新しくうまれたキーワードに対し更新速度や更新の量で上位を狙います。

となれば、目的はトレンドを追うため常に先頭を走らなければなりません。

また、トレンドブログはスピードがはやければその分ライバルは少ないのですが、時間経過とともに情報は古くなり、記事もストックされにくい特徴があります。

このように、トレンドブログはサイト運営からみても制作コストを要するので、購入には注意が必要です。

属人性が強いサイトは不人気な場合

属人性が強いサイトとは既存のブログ記事に対し「このライターさんじゃないと書けない」「高度な専門知識が必要で書ける人が少ない」といったことをさします。

仮にサイト譲渡されても知識がないとその後の運営もむずかしくなります。

サイト譲渡後、売主に引き続き記事執筆だけを請け負ってもらう交渉も可能ですが、そこまでしてサイト購入する買主は少ないといえるでしょう。

そのため、サイト売買では不人気なジャンルとして扱われる可能性があります。

アフィリエイトサイト売買で成功しやすいポイント

アフィリエイト売買で成功しやすいポイントはズバリ、譲渡後でも扱いやすいサイトでありなおかつ信頼性があるサイトをさします。

実際にサイトを引き受けた買主からすれば、購入したサイトにはずっと活躍してほしいと思うはず。そのため運営がしっかりできており、比較的メンテナンスが楽なサイトに売買が集中します。

ここでは具体的にサイト売買で成功しやすいポイントを紹介します。

人気が高いWordPressを使用している

現在、Web上記事の約43%はWordPressが使用されています。

世界中で使われる最高の信頼
Web 上の43%のサイトが WordPress を使っています。個人ブログから大規模なニュースサイトまで用途はさまざまです。
出典:（WordPress公式サイト）

近年、手軽にサイト記事が作成できる観点からWordPressが使われることが多く、アフィリエイトブログも例外ではありません。

そのため、他のツールを使って構築したサイトよりも、WordPressで構築したサイトの方が操作に慣れている方が多く人気も高い傾向があります。

一方、WordPress以外のツールで構築すると、場合によっては操作性に不安を感じ、購入を断念されてしまう恐れがあります。

もし、WordPressで構築していないサイトを売却するのであれば、WordPressに移行した方が売れる可能性が高まりますよ。

アフィリエイトサイトが特化型である

アフィリエイトブログには、さまざまな分野を取り扱う雑記型サイトと、ひとつのことを追求し続ける特化型サイトがあります。
サイト売買では、後者の特化サイトの方が人気は集まりやすいのです。

なぜなら、専門性に特化したサイトはGoogleからも評価を受けやすく、特化し続けることでサイトそのものにブランド力がつく可能性があるからです。

すると、競合サイトからも優位性がつきやすく、売却値段にも期待がもてます。

少しでも高値でサイトを売りたいと考えるならば、特化型サイトの売却を検討してみましょう。

更新と運営がしっかりしているサイト

サイト購入者の懸念点、それはサイト購入後しっかり自分で運用できるかどうかです。

サイトを購入してもメンテナンスに時間を取られ、逆にコストがかかってしまう例があります。

具体的には、記事情報の更新やツールのアップデートなど、サイト更新が適度に実施されていれば新しくオーナーになる買主も安心です。

むしろメンテナンスがされていなかったり、売買の際に古い情報を提示していたりすると、後々トラブルになる可能性があります。

そのためサイト売買時には、更新やメンテナンスを適度にしている説明があると、安心感もあり取引されやすくなります。

アフィリエイトサイト売買する4つの方法

ここまでアフィリエイトサイト売買の概要を紹介してきました。

では実際どこでアフィリエイトサイトを売買したらいいのか？売買方法を大きく4つにわけて紹介します。

それぞれ売買取引に特徴がありますので参考にしていただければ幸いです。

サイト売買マッチングサービス

サイト売買マッチングサービスとは、個人や法人問わずサイトを売りたい、買いたい人をつなぐサービスです。

とくにサイト売却する際は、多くの買い手候補を探せる特徴があります。しかし、契約交渉や手続きなどはご自身でおこなう必要があるため慣れないと大変です。

そのため、もし不安があるならば、プラットフォーム内で有料代行してもらう方法もあるので検討してみるのもいいでしょう。

個人売買

個人売買とはSNSなどを通じてサイト売買する方法です。とくにサイト売買に慣れている方でないとむずかしい取引になります。

なぜなら、取引相手を見つけるところから、交渉や書類のやりとりなどすべてご自身でおこなうからです。

また、「費用を振り込んだのにサイト譲渡されない」「サイト情報と中身が違っていた」などのトラブルになると、かなりややこしくなるので知見や経験が必要になります。

よって、サイト売買に慣れていない初心者の方にはハードルが高い方法です。

サイト売買オークション

サイトをオークション形式で売買する方法です。

まだ国内ではあまり浸透していない売買方法ですが、サイトオークションには特有のメリットがあります。

たとえば、売主は売却値段をオークションに委ねることで多数の競り合いの末、思わぬ高額売却になる可能性があります。

また、他では値段がつけにくい人気サイトも流れてくる可能性があるため、買主にとってもメリットがあります。

しかし、オークション形式もご自身で判断する場面が多くあったり、サイト売買経験も必要だったりするため、これから売買する方にとって少々むずかしく感じるかもしれません。

M&A仲介サービス

M&A仲介サービスとは、売買相手探しから条件交渉、契約書の作成や手続きまで一貫しておこなってくれるサービスです。

たとえば、交渉相手からの費用未払いやサイト移管トラブルにも対応してくれるほか、売買も双方にとって好条件で進めてくれるメリットがあります。

仲介手数料は発生してしまいますが、サイト売買がはじめての方にとって売買の流れを把握できたり、リスクも減らせます。

アフィリエイトサイト売買に不安がある方は、ぜひ検討してみるといいでしょう。

アフィリエイトサイト売買で注意すべきこと

アフィリエイトサイト売買は現在も詐欺やトラブルが発生しています。

とくに直接取引になるとリスクは増加傾向になり、リスクを少しでも減らすには正しい知識と経験が必要です。

ここでは、アフィリエイトサイト売買で注意すべきことを紹介。今後のサイト売買に活用していただければと思います。

契約書の取り交わしはしっかりおこなう

サイト売買では契約書の取り交わしは必須です。

なぜなら、サイト売買はネット上のやりとりになるため、万が一トラブルになってしまうと取り返しがむずかしくなるからです。

契約書は、費用の支払い方法や譲渡後の対応などを書面で残す役割があるため、取引トラブルを回避する重要な役割になります。

そのため、サインを求められた際は契約書の内容を十分確認し、契約書と条件が違っていたら必ず修正依頼しましょう。

また、契約書を用意する立場であり、作成方法や取り交わしに不安がある場合はM&A仲介サービスに依頼すると良いでしょう。

サイト売買に不安を感じたらM&A仲介サービスを利用する

サイト売買全般で不安を感じたら、M&A仲介業者への依頼をオススメします。

なぜなら個人間で取引をおこなうと、買主から費用が振り込まれない、もしくは費用を振り込んだのにサイト譲渡されないトラブルがあるからです。

また、中にはサイト説明文とサイト内容に違いがあり、実際のサイトをみると収益やアクセスが見込めないトラブルもあります。

このようなトラブル解決はもちろん、M&A仲介サービスならば取引相手の選出から条件交渉、クローズドまでおこなってくれます。

経験豊富な専門家が仲介するので、取引に慣れていない方は安心して進められるでしょう。

まとめ

ここまでサイトが売買される理由や人気があるアフィリエイトサイト、サイト売買の注意点などを紹介しました。

本記事をまとめると以下のようになります。

アフィリエイトサイト売買はこれらが大まかな概要であり、注意すべき点ともいえます。

アフィリエイトサイト売買は手軽におこなえるものですが、その反面知識を持っておくだけでも損失回避が可能になります。

まずは身の丈にあったサイト売買から開始するのが大切です。ですが、最初は無理はせずM&A仲介サービスを利用し、取引の流れなどを経験すると今後も成功しやすくなるでしょう。