サイト売買を検討するとさまざまな疑問がよぎると思います。
最近では企業や個人がサイトを持つことは当たり前になり、サイト売買もさかんに行われています。
その中でも自由な値段設定ができて、人気サイトが集まりやすいのがサイト売買オークションです。
サイト売買するならば「売り手は高く売りたい」と考え「買い手は安く買いたい」と思います。その点、サイト売買オークションは人気サイトも売買されることも多く、売り手買い手双方に需要があるプラットフォームです。
そこで本記事では以下の内容を解説します。
- サイト売買オークションの概要がわかる
- サイト売買とサイト売買オークションの違いとは?
- サイト売買オークションはどのように使うの?
- サイト売買オークションで気をつけたい3つのポイント
- サイト売買オークションにおいて適切価格で売買するコツとは
これからサイト売買を検討している方は、本記事を参考にしてもらうことでサイト売買における選択肢も広がりますよ。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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売却額の無料見積もりはこちら!サイト売買オークションとは?
サイト売買オークションとはその名の通り、出品されているサイトに一番高値をつけた方が落札(購入)できる方法です。
サイト売買オークションの大きな特徴は「値段に決まりがない」ことです。そのため、人気があるサイトは入札も多く値段も上がりやすくなります。
また、売主はできるだけ高い金額で売却をしたいと考えている場合、入札を多く集めればそれだけ売却価格は青天井になるのです。
サイト売買オークションでは、売主が希望金額に達していると判断すればその時点で販売終了も可能なのです。
つまり、サイト売買オークションは売主の判断で成約方法が決まると言っても過言ではないでしょう。
一方、買主側の利点としては、探し求めていたサイトがオークションで見つかる可能性があります。
その理由は、人気サイトはオークションにかけることで高い利益が望めるため、売主は積極的にサイトを流してくる可能性が高いからです。
その点、売主買主にとってサイト売買オークションはメリットがあると言えるでしょう。
サイト売買とサイト売買オークションの違いとは?
結論から言いますと、通常のサイト売買とサイト売買オークションの大きな違いは「個別交渉」をするのか、「不特定多数」と交渉するのかの違いです。
通常のサイト売買は、サイトに興味がある売主が出てきたら個別交渉を行います。
ですがサイト売買オークションは、不特定多数の方がひとつのサイトに入札といった形で購入意思表示します。
サイト売買であれば据え置きの値段で売買されますが、サイト売買オークションは購入者側の入札数で価格が決定。
そのため、サイト売買オークションは想定以上の値段で売買されることもあります。
また、オークションで入札が多ければ、サイトそのものに希少性がつき、入札者には大きなアピールになるのもサイト売買オークションの特徴です。
以下は通常のサイト売買とサイト売買オークションを比較した表です。
売主側 | 買主側 | |
---|---|---|
サイト売買 | ・据置価格で販売し続ける | ・販売価格で購入可能 |
サイト売買オークション | ・入札が多ければ売値が上がる ・販売サイトの希少性が上がる ・取引の早期終了も可能 |
・入札が多ければ予算オーバーになり購入できない場合も |
オークションは早い者勝ちが多い?
サイト売買オークションは早い者勝ちともいわれています。
理由として、売主が早くサイト売却したいと考えている場合、買主側は購入意思をいち早く出すことですぐに交渉まで進む可能性があるからです。
しかし、いち早く「問い合わせ」をした方が優先的になるのではなく、あくまでも「購入申し込み」をした人が優先的になる可能性が高まるということ。
そのため、売主と買主との売買したいタイミングが合えば、オークションでもスムーズに交渉まで辿り着ける可能性があります。
人気があるジャンルはオークション形式を採用されることも
人気度が高いサイトはオークションにかけられることがあります。
なぜなら、販売側は購入者が複数いると想定し、少しでも高く売りたいと考えるからです。
通常のサイト売却では購入者が1人でも出てくればサイト販売は終了します。
しかし、ダイエットや美容など人気が高いサイト売買になると、複数の購入者が予算を高くしても手に入れたいと考えるのです。
そのため、売主は販売値段を入札者に委ねようと、オークション形式を採用するのです。
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売却額の無料見積もりはこちら!サイト売買オークションの流れ
ここでは実際にサイト売買オークションの流れをご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
サイト売買オークションは売り買いともに以下の手順で進んでいきます。
- サイト売買オークションサイトに登録する
- 買主なら入札、売主なら出品する
- 落札後はサイト譲渡契約、売主なら金額の受け取りを行う
- サイト移管する
サイト売買オークションに登録
まずは、サイト売買オークションができるサイトに登録します。
サイトを売却する方もサイトを購入する方も同様に登録は必要です。
しかし中には売買サイトを介さず直接取引する方もいます。
ですが、万が一のトラブルを考えるとサイトを介せば安心して取引ができますよね。
まずは個人売買ではなく、オークションなどサイト売買から選ぶようにしましょう。
「サイト売買できるオークションサイト一覧」
オークションサイト | 特徴 |
---|---|
Site Stock | ・規模が大きく多数の売却案件がある ・着手金・手数料が無料 |
サイトバンク | ・国内最大級の売却案件がある ・サイト掲載・交渉・成約すべて無料 |
ヤフオク | ・日本最大のオークションサイト ・仲介業務は行っていないため契約書作成や交渉はご自身で行う。トラブルにやや不安がある |
買主なら入札、売主ならサイト出品を行う
サイト売買できるオークションに登録が完了したら、売主はサイト出品を行っていきます。
その際の出品期間は3日程度が好ましいでしょう。理由は、時間をかけすぎると他の新規出品サイトに埋もれてしまうからです。
すると、買主からは見つけにくい状態になります。あまり高く売りたいと欲張ってしまうとかえって売れにくい状態になるので、販売期間と売買値段には注意が必要です。
また、サイト売買オークションは、最初に入札した方を大切にすると売買成約率もあがりやすくなりますよ。
落札後は契約と入金、売主なら金額の受け取り
入札期間の終了や出品者が早期終了を行ったら、その時点で高値をつけていた方が落札者となります。
秘密保持契約書など各契約書を双方で取り交わし、最後に買主は費用を支払い、売主は費用を受けとって取引は完了です。
その際、トラブル防止のため、契約書の取り交わしは非常に重要となるのでしっかり行いましょう。
万が一、契約書の作成や取り交わしがわからなければ、M&A仲介業者に依頼すれば代行してくれますよ。
サイトを移管する
サイト購入ができたらサイトを売主から買主に移管します。
その際、データを保管するサーバーと、サイトの住所となるドメインを準備しなければなりません。
ドメイン移行にかんしては、まず売主が既存のドメイン会社に移転手続きを行う必要があります。
一方、買主はデータ保管するサーバーを準備しなければなりません。
サーバーは既存のところを使うのか、新しいサーバー会社と契約するのか、それらは名義変更も伴うため少々面倒な作業になるでしょう。
万が一、買主自身で移管作業ができなくても、事前にM&A仲介業者に任せてもいいですし、外注依頼する方法もあるのでその際は検討してみましょう。
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売却額の無料見積もりはこちら!サイト売買オークションで気をつけたい3つのポイント
サイト売買オークションは通常のサイト売買にはない利点があります。
しかし、何も知らないままサイト売買オークションに挑戦してしまうと、後々トラブルに発展します。
ここでは事前に知っておきたい、サイト売買オークションで気をつけるべき3つのポイントを紹介します。
売買ができないサイトを知っておく
サイト売買オークションで売主がとくに気をつけたいのが販売可能なサイトジャンル選びです。具体的に販売できないジャンルは以下が挙げられます。
「サイト売買オークションで取引できないサイトジャンルの一例」
・出会い系サイト
・独自ドメインではない無料ブログ
・法令に反するサイト
これら一例ではありますが、世の中のサイトすべてが販売できるわけではありません。売主となる方は販売可能なジャンルかどうかの判断が必要です。
競業避止義務に注意する
競業避止義務とは、売却するサイトと類似するサイト作成や運営をしてはいけない義務です。
ですが、競業避止義務とは、売主と買主との話し合いなどで形成されていくケースが多くあります。
そのため、売主が万が一販売しているサイトと類似するサイトを所持している場合、事前に買主に公表し、理解をもらうことでトラブルを未然に防げるケースもあります。
サイト売買における税金を理解しておく
サイト売却は短期間で大きな売却益の獲得が可能です。
しかしそのことにより課税対象にもなります。
課税種類で言えば、事業用として継続的にサイト売却しているのであれば「事業所得」に。継続的ではないが不要なサイトを売却したならば「譲渡所得」になります。
また、譲渡されたサイト内からまとまった収益があれば、それも課税対象になります。
いずれにせよ上記の収益には確定申告が必要になるので、もしわからない場合は税理士への相談も検討してみましょう。
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売却額の無料見積もりはこちら!個人売買はキケン!?サイト取引で損しない方法
サイト売買はサイトや仲介業者を通じた取引する場合と、個人間で取引する場合にわかれます。
サイト売買をする際、トラブルが発生した場合第三者が仲介を行いますが、個人売買では自ら対応する必要があります。
では、個人売買でトラブルを避け、損しないためにどのようなことに気をつければいいのか?サイト売買を個人で行う際はぜひ以下のことに気をつけてください。
取引相手としっかり向き合い判断する
サイト売買はネット上の取引が多いため、通常は取引相手の雰囲気や詳細を知らずにサイト売買が行われます。
サイト売買は金額的にも決して安くありません。そのため取引相手を知るには、連絡時の雰囲気やレスポンスなどでしっかり向き合い取引相手を判断するしかありません。
やりとりが誠実な方であればいいですが、サイト売買に慣れていないとなかなか判断がむずかしく感じるでしょう。
その場合、M&A仲介業者や第三者への相談も検討してみるといいでしょう。
費用の受け渡しは慎重する
サイト売買は誰でも行えます。ですが、費用の受け渡しには気をつけなければなりません。
なぜなら、サイトの受け渡しを済ませても費用が支払われないトラブルがあるからです。
そのようなトラブルを避けるために、費用を預けるサービスが備わっているサイト利用がオススメです。
ご自身の資産を守るためにも費用の受け渡しは慎重に行いましょう。
売買サイトや仲介業者など信頼できるサービスを利用する
サイト売買オークションを含めサイト売買の際は、サポート体制が整っていたり実績があったりなど信頼性が高いサービスの利用がオススメ。
なぜなら、個人売買で行うよりリスクを軽減できるからです。
たとえば個人売買の場合、サイト知識や売買経験があるとトラブルも回避できるでしょう。
その一方で、サイト売買に慣れていなく経験も少ないとリスクも高くなります。
そのため、サイト売買に慣れていない状態でしたら、売買サイトや仲介業者など第三者がいるところからはじめるのがオススメです。
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売却額の無料見積もりはこちら!サイトを適切な値段で売買するには
サイト売買するならばサイトは適切な値段で購入したいですし、サイト売却したい立場であっても同様です。
本章ではサイト売買の際、適切な値段で取引できるコツを紹介します。
サイト売却は相場を知っておく
サイト売買で見落としが多いのが売却値段設定です。
一般的にアフィリエイトサイトであれば、売却値段は以下の計算式で算出できます。
この計算式で導き出された数字が売却値段の相場となります。
また、人件費や広告費がかかる場合、すべて差し引いた金額から計算する必要があります。
このように、事前にご自身のサイト相場を確認しておくことで、損を限りなく減らせるのです。
売買時はコミュニケーションを重視する
サイト売買はメール交渉が主になります。
メールコミュニケーションを重視すると、取引相手からも信頼され売買が成立しやすくなります。
たとえば、交渉がうまい企業は連絡レスポンスがはやかったり、文章や対応が丁寧な場合が多いです。
すると取引相手も納得した上で気持ちよく取引が進められます。
とくに良質なサイトを購入したいと考えているのであれば、気持ちのいいやりとりを心がけるときっといいサイトに出会えるでしょう。
個人判断がむずかしい場合はサイト仲介業者に任せる
サイト売買オークションでは個人で判断するシーンが多く出てきます。
たとえば、相場の確認や入札するタイミング、落札前後の交渉などが挙げられるでしょう。
ネット売買は手軽な面もありますが、その反面、判断を適当すると結果的に損失にもつながります。
そのため、サイト売買に慣れるまではサイト仲介業者に依頼をし、一連の流れを掴んだ上で個人売買を行うことがオススメです。
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売却額の無料見積もりはこちら!まとめ
- サイト売買オークションは人気度によって売買費用が変わる
- 購入側は予算オーバーに注意が必要
- 人気サイトはオークションで引されることも
- オークションでは取引できないジャンルも存在する
- とくに費用の受け渡しは注意が必要
- 売買の判断がむずかしい場合は第三者に依頼する方法もある
サイト売買オークションは手軽に利用できるプラットフォームと言えます。
しかしながら、その手軽さが故に判断の誤りから損失を生んでしまう恐れがあるのです。
その際、決してリスクは軽くないと理解しておきましょう。
もしサイト売買オークションにかかわらず、サイト売買全般に不安なことがあればM&A仲介業者への相談もひとつの方法です。
知識と経験を持ったアドバイザーからのサポートや、情報やノウハウをもらうだけでも今後のサイト売買に活かせるでしょう。
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