クレジットカードの中でも最高ランクに君臨する「ブラックカード」。
ステータスが高いカードとして一度は聞いたことのある方が多い一方で、持てる条件や年収がいくら必要なのかなどの情報が少なく、謎に包まれたカードです。
そこで今回は、ブラックカードが持てる年収の目安やおすすめのブラックカードについて解説していきます。
この記事を読んでブラックカードへの理解を深め、今後のクレジットカード利用の参考にしてみてくださいね!


ちなみに、モダンかつスタイリッシュで洗練されたデザインがお好みの方は、ラグジュアリーカードがオススメです。
ラグジュアリーカードは年収が500万円以上あれば審査に通過できる可能性が高いと言われています。
ブラックカードの審査が収入面で不安な方は、ぜひラグジュアリーカードも検討してみてください。

年会費:110000円(税込)
還元率:1.25%
発行日数:約2週間
申込条件:20歳以上




- 業界最高レベルのステータス
- ポイント還元率は1.25%と高還元
- 人生をより充実させる豊富な優待特典
LUXURY CARD(Mastercard Black Card)の概要
ラグジュアリーカード LUXURY CARD(Mastercard Black Card)は、Mastercard Titanium Cardよりも1ランク上のクレジットカードです。
券面が黒なのに加え、「BLACK CARD」の文字により一目でブラックカードであることが分かるので、ステータスの高さをさりげなくアピールできます。
サービスをラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardと比較すると、ポイント還元率が1.25%、ハワイアン航空のエリート会員ステータスが付与される、TOHOシネマズの無料鑑賞が毎月最大2回無料になるなど細かい部分で特典がより充実しています。
















LUXURY CARD(Mastercard Black Card)の口コミ
40代/男性/会社員
目次
ブラックカードとは?
クレジットカードのランクは一般的に以下4つのランクに分別されます。
- 一般
- ゴールド
- プラチナ
- ブラック
中でもブラックカードは最高ランクのクレジットカードで、サービスや保険が非常に充実しています。
また、高ステータスなクレジットカードなため、多くの人が憧れるカードとなっています。
ただ、ブラックカードは全てのカード会社が発行しているわけではなく、限られたカードのみブラックカードにクレジットカードのランクをアップすることができます。
ブラックカードが持てる条件
ブラックカードが持てる条件について解説していきます。
将来的にブラックカードが持ちたいとお考えの方は確認してみましょう。
ブラックカードは招待制
ほとんどのブラックカードは招待(インビテーション)制となっており、自分から申し込むことができません。
そのため、ブラックカードを作りたいと思っても、すぐに作ることはできません。カード会社からの招待を待つ必要があります。
それでは、何をすればブラックカードの招待が届くのでしょうか。事項で解説していきます。
ブラックカードの招待が届く条件
ブラックカードの招待が届く条件はカード会社によって異なり、公表されていません。
しかし、以下の条件を満たす人にブラックカードの招待が届く可能性があると言われています。
- 年間利用額が高額
- 継続して同じカードを使っている
- 金融事故がない
つまり、同じクレジットカードを長い期間利用し続け、高額決済を頻繁に行うと、ブラックカードの招待が届くということです。
また、支払い延滞や債務整理などの金融事故を起こしてしまうと、ブラックカードを作るのが難しくなります。
ブラックカードをの招待を待つ上で注意したいのが以下の2点です。
- プラチナカードを使う
- ブラックカードが用意されているカードを使う
プラチナカードを使う
ブラックカードはプラチナカードのワンランク上のカードです。
そのため、プラチナカードで利用実績を積む必要があります。
もし、ゴールドカードで利用実績を積むと、プラチナカードの招待が届いてしまいます。
ただ、将来的にブラックカードを持ちたいという方は、ゴールドカードから利用実績を積み上げていくのもよいでしょう。
ブラックカードが用意されているカードを使う
前述しましたが、ブラックカードは全てのカード会社が発行しているわけではありません。
例えば、三井住友カードをいくら使い続けてもプラチナランクまでしかないため、ブラックカードの招待は届きません。
そのため、ブラックカードが用意されているカードを使いましょう。
そのため、ブラックカードが用意されているおすすめのクレジットカードを使いましょう。
ブラックカードは年収がいくらあれば持てる?
一般的には、ブラックカードを持てる年収の目安は1,000万円以上と言われています。
国税庁が発表した令和3年分民間給与実態統計調査によると、給与所得者のうち年収1000万円以上の方の割合は約5%と、全体の20人に1人の割合です。
20人に1人というと狭き門のように思われがちですが、実際ブラックカードを持つには年収が○○円以上必要という決まりはありません。
前述したように、ブラックカードの招待を貰うには利用実績を積むことが大切です。そのため、長年同じカードを使い続け、高額決済を重ねていれば、年収が1,000万円以下でもブラックカードを持つことは可能です。
ブラックカードの審査において、年収は一つの目安になりますが、利用実績の方が重要であるということを覚えておきましょう。


年会費:55000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短5営業日
申込条件:20歳以上




ブラックカードおすすめ4選
それでは、おすすめのブラックカードを4枚厳選して紹介していきます。
ほとんどのカードが招待制ですので、まずは下位カードの利用実績を積み上げることから始めましょう。
最高峰のJCBカード「JCBザ・クラス」


年会費:55000円(税込)
還元率:0.5%
発行日数:約2週間
申込条件:招待制





- 最上位のサービスとステータス
- 会員限定カタログギフト「メンバーズセレクション」
- グルメ関連のサービスが充実
JCBザ・クラスの概要
JCBザ・クラスは最高ランクのJCBカードです。
年会費は55000円とブラックカードにしてはかなり安く、今回紹介するカードの中では一番入手しやすいカードとなっています。
年会費が比較的安いにもかかわらず、サービスが非常に豊富で、中でも会員限定カタログギフトである「メンバーズセレクション」は他のカードにはないサービスとなっています。
まずは、JCBゴールドやJCBプラチナの利用実績を積み上げてから招待を待ちましょう。
















JCBザ・クラスの口コミ
40代/男性/会社員
















JCBザ・クラスの口コミ
50代/男性/会社員
業界最高レベルのステータス性を持つ「Mastercard® Black Card™」



年会費:110000円(税込)
還元率:1.25%
発行日数:約2週間
申込条件:20歳以上




- 業界最高レベルのステータス
- ポイント還元率は1.25%と高還元
- 人生をより充実させる豊富な優待特典
Mastercard Black Cardの概要
Mastercard Black Cardは新規入会が可能なブラックカードです。
公式サイトにはマスターカードブランドの中で一番ステータスがあるカードと明記されており、ステータス性は保証されています。
金属製で重厚感のあるデザインのため、デザイン重視の方にもおすすめです。
また、ポイント還元率は1.25%と、高還元なクレジットカードなので、日常利用でもお得に使うことができます。
















Mastercard Black Cardの口コミ
40代/男性/会社員
謎に包まれた最高級カード「アメックスセンチュリオン」


年会費:385000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:記載なし
申込条件:招待制




- クレジットカードの中でも最高峰のステータス性
- 詳細情報が記載されていない謎に包まれたカード
- 年会費と入会金合わせて93.5万円
アメックスセンチュリオンの概要
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードはブラックカードの中で最もステータスが高いと言われているカードです。
そのため入手は非常に困難で、年会費と入会金だけでなんと約100万円かかります。
サービスや保険内容は明らかにされておらず、入会者のみ知ることができる謎に包まれたカードとなっています。
アメックスの審査はのワンランク下である「アメックスプラチナ」も審査が非常に厳しいので、まずは「アメックスゴールド」から始めるのがおすすめです。
上質なサービスとステータスを兼ね備えた「ダイナースクラブ プレミアムカード」


年会費:143000円(税込)
還元率:0.4%~1.0%
発行日数:約2週間
申込条件:招待制



- 24時間対応のコンシェルジュ
- 銀座の会員専用ラウンジが使い放題
- 2名以上の利用で1名分のコース料理が無料
ダイナースクラブプレミアムの概要
ダイナースクラブプレミアムカードは、世界初のクレジットカードであるダイナースクラブカードの招待制カードです。
ダイナースクラブカードは名前の通り食に関するサービスが豊富で、2名以上の利用で1名分の料金が無料になる「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」というサービスがあります。
また、世界初のカードということもありステータス性も保証されています。
こちらは招待制のカードですので、まずはダイナースクラブカードの実績を積み上げましょう。
ブラックカードへのランクアップを狙えるクレジットカード6選
ブラックカードをいきなり持つのは難しいので、ブラックカードへのランクアップを狙えるクレジットカードを紹介します。
高ステータスな1枚をお探しの方は「アメックスゴールド」


年会費:31900円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短3営業日
申込条件:20歳以上




- 抜群のステータス性
- プラチナ級の充実したサービス内容
- 最高1億円の海外旅行保険
アメックスゴールドの概要
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはアメックスセンチュリオンの下位カードにあたるカードです。
こちらのカードは、ステータス性が非常に高いので、高ステータスのカードが欲しい方にはぴったりです。
しかし、アメックスは審査が厳しい傾向にあるので、しっかりと準備をしてから申し込みましょう。
















アメックスゴールドの口コミ
30代/男性/会社員
昔、かなり審査が厳しかったのでステータスの1枚と尊重されていたゴールドカード。
ネットではモテるクレジットカードとも言われ、レジでカードを出すと驚かれるのが嬉しいです。
















アメックスゴールドの口コミ
40代/男性/会社員
ただ、利用頻度がどんどん減っているので、次回更新は悩んでいます。
ゴールド帯と考えると年会費は高いです。
最高ステータスの1枚をお探しの方におすすめの「アメックスプラチナ」


年会費:143000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:約1週間
申込条件:20歳以上




- トップクラスのステータス性
- 家族カードが4枚まで無料
- 日常から旅行まで幅広くサポート
アメックスプラチナの概要
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは上記で紹介したアメックスゴールドの上位ランクに当たるカードです。
こちらのカードで利用実績を積むことで、アメックスセンチュリオンの招待が届きます。
ただ、143000円(税込)という高額な年会費からも分かるように、審査が非常に厳しくなっています。
そのため、まずはアメックスゴールドから始めてみるのが良いでしょう。
















アメックスプラチナの口コミ
50代/男性/会社員
どんだけお世話になったか、これだけで年会費以上助かっている。年に数回特定店舗で30%キャッシュバックなどあるので年会費の4分の1くらい元を取れる。
















アメックスプラチナの口コミ
40代/男性/会社員
もともと、あまり航空機を使わない 旅行に行かない 予約して少し良い食事をしない と言う方は活かせないカードだと思います。
ステータス性と豊富なサービスが魅力の「JCBプラチナ」
JCBプラチナ


年会費:27500円(税込)
還元率:0.5%~5.0%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
発行日数:最短3営業日
申込条件:25歳以上





- JCBのプロパーカード
- プライオリティ・パスが無料
- プラチナ・コンシェルジュデスクが付帯
JCBプラチナの概要
JCBプラチナはJCBザ・クラスのワンランク下にあたるクレジットカードです。
こちらのカードはプライオリティパスやコンシェルジュデスクなど、サービスが非常に充実しています。
こちらのカードで利用実績を積めば、JCBザ・クラスの招待を受けることができます。
















JCBプラチナの口コミ
30代/男性/会社員
家族カードの年会費を考えるとコスパ高いです。
ただ0.5%の還元率だと積極的にはメインに使用しにくいです。
















JCBプラチナの口コミ
40代/男性/会社員
コンシェルジェ・プライオリティパス・グルメベネフィット・高額保険等、まだまだ書けない程のサービスが。ディズニーやUSJでも。
但し、これらの付帯サービスを使わないのでしたら、持つ意味が無いです。
ステータス性と豪華サービスを両立した「JCBゴールド」


年会費:11000円(税込)
※初年度無料
還元率:0.5%~5.0%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
発行日数:最短即日
申込条件:20歳以上





- ラウンジ・キーで世界中のラウンジが利用可能
- 最高1億円の海外旅行保険(一部利用付帯)
JCBゴールドの概要
JCBゴールドはJCBザ・クラスの下位カードにあたるクレジットカードです。
こちらのカードはラウンジ・キーや海外旅行保険などサービスも充実しています。
JCBゴールドはJCBプラチナに比べて、審査に通りやすい傾向にあります。そのため、プラチナカードの審査に通る自信のない方は、こちらに申し込んでみましょう。
















JCBゴールドの口コミ
30代/男性/会社員
















JCBゴールドの口コミ
30代/男性/会社員
20代限定で豪華サービスが魅力の「JCB GOLD EXTAGE」


年会費:3300円(税込)
※初年度無料
還元率:0.75%~5.25%
※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
発行日数:最短3営業日
申込条件:20歳~29歳





- 20代限定のゴールドカード
- 空港ラウンジサービスが付帯
- 入会後3か月間はポイントが3倍
JCB GOLD EXTAGEの概要
JCB GOLD EXTAGEは株式会社JCBが発行するゴールドカードです。
こちらのカードは20代専用ですので、20代でブラックカードが欲しいとお考えの方におすすめです。
他のカードと比べて審査に通りやすい傾向にあるので、まずはこちらのカードから始めてみるのも良いでしょう。
















JCB GOLD EXTAGEの口コミ
20代/男性/会社員
デザインは賛否分かれていますが、カードに詳しい方でなければ通常のゴールドと見分けがつかないので、それなりのステータスにもなると思います。
















JCB GOLD EXTAGEの口コミ
20代/男性/会社員
コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。ゴールドにしてはポイントも貯めやすいと思います。空港ラウンジ利用可能です。
日本最初のクレジットカードでステータスが高い「ダイナースクラブカード」


年会費:24200円(税込)
※初年度無料
還元率:0.4%~1.0%
発行日数:約1週間
申込条件:27歳以上



- 日本で最初のクレジットカード
- 「食」に関する豊富なサービス
- 旅行やエンターテインメントサービスも充実
ダイナースクラブカードの概要
ダイナースクラブカードは世界で最初のクレジットカードです。そのため、ステータス性は高く、サービスも非常に充実しています。
ただ、審査はかなり厳しい傾向にあります。
申し込み条件は27歳以上で年収の目安は500万円以上とされているため、他カードで実績を積んでから申し込むことをおすすめします。
こちらのカードで利用実績を積めば、ダイナースプレミアムカードの招待が届きます。
















ダイナースクラブカードの口コミ
30代/男性/会社員
以前コーポレートカードとして持っていた時にラウンジでの使いやすさや海外旅行保険に強いなと思っていました。
ブラックカードの年会費の目安
ブラックカードの年会費は5万円~40万円程度となっています。
ブラックカードは年会費無料のクレジットカードと比べると、年会費が非常に高額になります。
しかし、年会費は高額ですが、サービスや保険内容、高いステータス性など、他のカードでは受けられない特別な待遇が用意されているのがブラックカードです。
ただし、高額なブラックカードの年会費を払い続けられる経済力が必要なのは覚えておきましょう。
ブラックカードのサービス内容
ブラックカードのサービス内容については非公開な部分もありますが、一例として以下のようなサービスが挙げられます。
- コンシェルジュデスク
- プライオリティパス
- ギフトサービス(厳選された商品のプレゼント)
- 有名レストランのコース無料サービス
- 各種イベント優待サービス
- 会員限定ラウンジ利用し放題
上記で挙げられている以外にもブラックカードには多くのサービスがあります。
年会費は高額ですが、年会費以上の満足感を得られる点がブラックカードの強みとなっています。
ブラックカードに関するQ&A
ブラックカードとは?
多くのブラックカードが招待制なので、ブラックカードを持つには、一つのカードを使い続け利用実績を積み上げる必要があります。
ブラックカードの申し込み条件は?
そのため、自分から申し込むことはできない場合が多いです。招待を受けるためには、一つのカードを長年使い続け、カード会社の優良顧客になる必要があります。
ブラックカードのサービス内容は?
しかし、ブラックカードのサービス内容については明らかになっていない部分も多いので、所有して初めてわかる上質なサービスなどもあります。
ブラックカードの年会費は?
ブラックカードはクレジットカードの中でも年会費が高額ですので、ある程度の経済力を持った方でないと保有することができません。
ブラックカードの年収|まとめ
今回は謎に包まれたブラックカードについて解説してきました。
ブラックカードは高額な年会費の代わりに、上質なサービスを受けられる特別なカードです。
多くのブラックカードは、自分から申し込むことはできませんが、一つのカードを長期間使い続け、利用実績を積み上げることで、ブラックカードの招待が届く可能性があります。
そのため、ブラックカードを持ちたいという方は、まずはカードの利用実績を積み上げることから始めてみましょう。