クレジットカードの種類といっても下記の3種類があります。
- 「ランク(ステータス)」
- 「国際ブランド」
- 「カード発行会社」
クレジットカードには数多くの枚数や国際ブランドやランクなどの種類があるので、どのようなカードを選べばよいのか迷うことでしょう。
今回は、以下のポイントを踏まえ、おすすめのクレジットカードをご紹介します。
- 国際ブランド、ステータス(ランク)、カード発行会社
- 年会費
- ポイント還元率

新井智美/トータルマネーコンサルタント
クレジットカードの種類とは?
そもそもクレジットカードの種類とは、一体どういうことなのでしょうか。
クレジットカードの種類には、以下の種類があります。
- ランク(ステータス)
- 国際ブランド
- カード発行会社
それぞれ詳細に解説していきます。
ランク(ステータス)
クレジットカードにはランクがあり、それぞれの種類があります。
一般カード(スタンダード)・ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカード、この4種類のランクがあります。
スタンダード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカードの順に価値が高くなります。
つまり、一般カードがもっとももランクが低いカードであり、ブラックカードがもっともランクが高いカードになります。
クレジットカードを保有しているほとんどの方は一般カードを保有しており、ゴールドカードになるとほとんど持っている人が少なくなります。
なぜなら、クレジットカードのステータスが高くなることによって、審査の難易度や年会費、招待生(自ら申し込むことができない)など、さまざまな要因によって保有することが難しくなるからです。
しかし、クレジットカードのランクが高くなるほど、還元率や特典、利用可能額などが優遇されるメリットがあるため、高いランクのカードを保有することを目指してみてはいかがでしょうか。
国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドとは、その名の通り世界中の加盟店で利用できるクレジットカードのブランドのことです。
私たちがクレジットカードを発行する際は必ず、国際ブランドを選択しなければなりません。
多くの国際ブランドは、以下になります。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
それぞれの国際ブランドの種類の特徴を紹介します。
Visa
Visaは、世界のクレジットカードのもっとも大きなシェアの高さを占めています。
日本でも、クレジットカードの国際ブランド別シェアの約半数を占めており、使用できる国や店舗の数がトップクラスを占めています。
VISAは特にアメリカが強いといわれており、海外旅行に行く際は、必ずと言ってもよいほどVisaのクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
アメリカでなくとも世界的なシェアは高いので、持っておいて損することはないでしょう。
Mastercard
Visaに次いで、世界的有名な国際ブランドはMastercardです。
Mastercardはヨーロッパ方面に強いといわれており、そちらに行く際に便利なカードとなりそうです。
MastercardはVisaと同様、独自のクレジットカードを発行しておらず、ライセンスの提供を行っています。
JCB
JCBは、日本生まれの国際ブランドです。
日本生まれのブランドのため、日本の加盟店の多くはJCBに加入しています。
日本に住んでいる以上、一枚はJCBブランドのクレジットカードがほしいところです。
American Express
American Expressは、アメリカ発の国際ブランドです。
高いステータスの国際ブランドとして人気があるカードで、実際に空港ラウンジやオンラインショッピングなどで優待サービスをうけることができるカードもあります。
Diners Club
Diners Clubは、アメリカ発の国際ブランドになります。
こちらもAmerican Expressと同様、ステータスが高いカードとして有名です。
ただ、日本ではメジャーのブランドとはいえず、利用できない店舗もなかにはありますので、ご注意ください。
その他国際ブランド
その他の主な国際ブランドは、以下のものがあります。
- 銀聯(ぎんれん)
- Discover
銀聯は、中国初のブランドで、英米では「UnionPay」と呼ばれています。
主に中国国内での提携店舗が多く、中国での利用が便利です。
Discoverは主に北米で使われることが多く、日本では発行されていない国際ブランドになります。
ただ、海外に行く方はそれぞれのブランドの地域の強さなどを確認しておくことをおすすめします。
カード発行会社
カード発行会社とは、その名の通り、クレジットカードを発行する会社のことをさします。
実は、このカード発行会社にも多くの種類があります。
それは以下の通りになります。
- 銀行系
- 流通系
- 交通系
- 消費者金融系
などの種類があります。
それぞれのカード発行会社ごとにも特徴があるので、それぞれ紹介していきます。
銀行系
銀行系とは、銀行もしくは銀行のグループ会社が発行しているクレジットカードです。
例えば、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などが発行しているクレジットカードは、銀行系のクレジットカードになります。
銀行系のクレジットカードの特徴は、比較的学生でも作りやすいことや、ATMの利用手数料無料といった銀行を利用する際の特典などがあります。
しかし、銀行系のカードはポイント還元率が低いカードが多いため、その点はデメリットといえそうです。
流通系
流通系とは、百貨店やスーパーなどの小売業者やそのグループ会社が発行するクレジットカードです。
例えば、イオンやセブンイレブン、西友、丸井などが発行するクレジットカードが代表的です。
流通系のクレジットカードの特徴は、それぞれの発行元での特典や割引があることでしょう。
交通系
交通系とは、鉄道会社や航空会社が発行するクレジットカードです。
例えば、JR東日本やJAL、東京メトロなどが交通系のクレジットカードになります。
交通系のクレジットカードの特徴は、ICカードが一体となっているクレジットカードが多いことです。
また、発行元で利用することで特典がもらえることもあります。
消費者金融系
消費者金融系とは、消費者金融が発行するクレジットカードです。
例えば、アコムやライフカードが発行するクレジットカードが代表的です。
消費者金融系のクレジットカードの特徴は、カードの発行が早いこと、キャッシング枠が広いことが特徴的です。
失敗しないクレジットカードの選び方は?
クレジットカードを選ぶ際の、重要なポイントはどこにあるのでしょうか。
それは、以下の点にあります。
- ポイント還元率の高さ
- 年会費に対するメリットがあるかどうか
- 頻繁に利用するサービスに対するメリットがあるか
- 入会キャンペーンをやっているか
ポイント還元率の高さ
まず最初に見るべき点は、ポイント還元率の高さでしょう。
ポイント還元率は、クレジットカードを選ぶうえでもっとも重要な項目といえるのではないでしょうか。
なぜなら、ポイント還元率が低いとクレジットカードを所有するメリットが少なくなるからです。
しかし、ポイント還元率が高いからと言って、必ずしもそのクレジットカードが良いクレジットカードと言えるわけではありません。
汎用性の高さも重要です。
そのポイントが、多くの電子マネーやポイントに変換することができれば便利ですよね。
しかし、限定されたポイントのみの交換だけだと不便かと思います。
汎用性が高いかも重要です。
年会費に対するメリットがあるかどうか
ポイント還元率の高さの次に見るべき点は、年会費がどれくらいかかるか、そして年会費に対してどれだけのメリットがあるかです。
例えば、年会費が高くてもポイント還元率や付帯する特典が良ければ、その費用を払う価値はあるでしょう。
しかし、逆に年会費が高いながらも、ポイント還元率が低かったり、特典や優待があまり良いものではないときには、そのクレジットカードを作るメリットは少ないのかもしれません。
なかには、年会費が無料でありながらもポイント還元率や優良な特典がついているクレジットカードもあるので、そちらを検討されたほうが良いでしょう。
この年会費と還元率や特典の良し悪しは、他のクレジットカードと比較しながら、自分の裁量で決めてしまってかまいません。
頻繁に利用するサービスに対する特典はあるか
頻繁に利用するサービスに対して、ポイント還元率が高くなったり、優待サービスや特典があるかも重要です。
なぜなら、頻繁に利用するサービスへのメリットを享受するためにクレジットカードを作ったのに、それに対してメリットがなければ意味がないからです。
クレジットカードを選ぶ際は、頻繁に使うサービスに対して、高い優待を受けることができるクレジットカードを選びましょう。
入会キャンペーンがあるかどうか
クレジットカードに入会する際は、入会キャンペーンを行っているかも見たほうが良いかもしれません。
入会キャンペーンは多くの場合、ポイントとして受け取れることが多く、多い時で1万ポイントがもらえることもあります。
大半のポイントは、1ポイント=1円なので、ポイント数=金額と考えてもらってかまいません。
そのため、入会する際にポイントがどれだけもらえるかも、侮ることはできません。
あくまでもクレジットカードを作る際は、長期で利用することを想定してから作るようにしましょう。
人気でおすすめのクレジットカード5選比較表
以下では、おすすめのクレジットカードを紹介していきます。
それは以下になります。
- 三井住友カード(NL)
- JCB CARD W
- イオンカードセレクト
- 楽天カード
- VIASOカード
クレカ比較表
クレジットカード名 | 三井住友カード(NL)
|
JCB CARD W
|
イオンカードセレクト
|
楽天カード
|
VIASOカード
|
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% | 1.0%~5.0% | 0.5%~1.0% | 1.0%~3.0% | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard |
JCB | Visa Mastercard JCB |
Visa Mastercard JCB American Express |
Mastercard |
申し込み対象 | 18歳以上 | 18歳~39歳 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 |
キャンペーン | 新規入会+利用で 最大6,500円相当 プレゼント |
Amazon利用で 最大12000円 キャッシュバック |
最大10000円相当 プレゼント |
もれなく5000ポイント プレゼント |
最大10000円 キャッシュバック |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
スクロールできます
タップで非表示
それぞれのクレジットカードを詳細に解説していきます。
人気でおすすめのクレジットカードランキング
コンビニやマクドナルドでの利用がおすすめの三井住友カード(NL)

三井住友カード

年会費:永年無料
還元率:0.5%~5.0%
発行日数:最短3営業日
申込条件:18歳以上






- ナンバーレスでセキュリティ性能抜群
- 対象のコンビニやマクドナルドでポイント最大5%
- カード情報はアプリで簡単に確認
三井住友カードの概要
三井住友カード(NL)は対象のコンビニやマクドナルドでVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレス利用すると最大5%還元※されるクレジットカードです。
また、ナンバーレスでカード情報が記載されていないデザインなので、紛失や盗難による不正利用のリスクがほとんどありません。
ちなみに、クレジットカード情報は専用アプリで簡単に確認することができます。
最短5分で即日発行が可能なので今すぐクレジットカードが必要という方にもおすすめです。






三井住友カード(NL)の口コミ
30代/男性/会社員
また、還元率も高くVISAタッチをコンビニで利用すると還元率がアップするのでとてもおすすめです。
年会費も無料なので末永く持ち続けたい1枚です。






三井住友カード(NL)の口コミ
30代/女性/会社員
還元率も高く、年会費無料で何よりデザインがいいので気に入っています。
18歳から39歳以下で高還元カードが欲しい方には「JCB CARD W」がおすすめ


JCB CARD W


年会費:永年無料
還元率:1.0%~5.5%
発行日数:最短3営業日
申込条件:18歳~39歳




- 申し込み対象は18歳~39歳
- Amazonやスタバでポイントアップ
- ポイントが常に2倍で高還元
JCB CARD Wの概要
JCB CARD Wは18歳から39歳の方が申し込み対象のクレジットカードです。
還元率は1.0%とJCB一般カードの2倍で、提携店舗やOkiDokiランドで最大20倍まで還元率がアップします。
普段ネットショッピングをよく利用している方ならJCB CARD Wを利用するだけで勝手に多くのポイントが貯まることになります。
入会は39歳までですが、40歳以降も継続利用が可能なので、長く使いたい方にもおすすめです。






JCB CARD Wの口コミ
30代/男性/会社員
とても魅力に感じたので申込みをした、JCBブランドなのでスーパーやコンビニなど
国内での利用に強いと思う。実店舗、ネットショッピング含めて日常的に使って行きたいと思う。






JCB CARD Wの口コミ
30代/女性/会社員
applePayとgooglePayの両方に登録でき、ETCも無料。このカード一枚ですべて完結します。
「あのカードは○○に使う」「このカードは△△専用」みたいなことに疲れた方にジャストフィットするのではないでしょうか。
イオンやまいばすけっとで使うなら「イオンカードセレクト」がおすすめ


イオンカードセレクト


年会費:永年無料
還元率:0.5%~1.33%
発行日数:約1週間
申込条件:18歳以上













- 電子マネー「WAON」が使える
- イオングループでポイントアップ
- 公共料金の支払いで毎月5WAONポイントがもらえる
イオンカードセレクトの概要
イオンカードセレクトはイオングループでポイントがアップする年会費無料カードです。
イオングループでの利用で還元率が常に2倍かつ、「お客様感謝デー」ではお買い物代金が5%オフになります。
また、公共料金のお支払いで、1件につき毎月5WAONポイントが貰えるなど、嬉しい特典も複数用意されています。






イオンカードセレクトの口コミ
30代/男性/会社員
と三井住友VISAだけでした、他は全滅、その時の恩がありますw
今は、イオンカード → イオンセレクトカード → イオンセレクトゴールドカード
となってます、今申し込むならイオンセレクトカードが良いと思います
ここの写真はICが有りませんが現在発行中のカードにはICが付いてます






イオンカードセレクトの口コミ
30代/女性/会社員
楽天経済圏で利用したいなら「楽天カード」がおすすめ


年会費:永年無料
還元率:1.0%~3.0%
発行日数:通常1週間
申込条件:18歳以上















- 12年連続顧客満足度第1位
- 楽天市場でポイント3倍
- 貯まったポイントはそのまま使える
楽天カードの概要
楽天カードは老若男女問わず幅広い世代の方々が利用していうるクレジットカードです。
最大の特徴はその使いやすさにあります。
普段使いでもポイントが貯まりやすく、貯まったポイントはそのまま「楽天市場」や「楽天Edy」で使うことができます。
カードを使い続けることで、ポイントの有効期限も伸びるので、焦って使い道を探す必要もありません。
特に、クレジットカードを初めて使う方におすすめです。






楽天カードの口コミ
30代/男性/会社員
楽天市場でも時々買い物をするので、年間1万円分ぐらいは還元されています。






楽天カードの口コミ
30代/女性/会社員
VIASOカード


年会費:永年無料
還元率:0.5%~1.0%
発行日数:最短3営業日
申込条件:18歳以上





- オートキャッシュバック機能搭載
- 携帯料金・ETC・プロバイダ料金の支払いでポイント2倍
- 最短翌営業日発行ですぐ届く
VIASOカードの概要
VIASOカードは三菱UFJ銀行が発行する年会費無料のクレジットカードです。
最大の特徴はオートキャッシュバック機能で、利用額に応じて現金が還元されます。※
※注意:1年間で1000ポイント以上貯める必要があります。
そのため、ポイントの有効期限を気にすることなく利用することができます。
また、最短翌営業日発行ですので「今すぐにクレジットカードが欲しい」という方にもおすすめのクレジットカードとなっています。
- 貯まったポイントが口座に現金として還元
- オートキャッシュバック機能でポイント失効の心配がない
- ネット・スマホ料金をVIASOカード支払いにするとポイント還元率が2倍






VIASOカードの口コミ
30代/男性/会社員






VIASOカードの口コミ
30代/女性/会社員
スタイリッシュな三井住友カードも良いのですがカジュアルな三菱VIASOカードのデザインも好きです
とりあえずスマホ2台の支払いをこの2枚で支払う事にしました。
クレジットカードの種類 まとめ
いかがでしたでしょうか。
クレジットカードには、国際ブランドやカードランク、そしてカード発行会社があり、さらにそれぞれの種類があって選びづらいかと思います。
そんななかで、国際ブランド、カードランク、カード発行会社など、それぞれの特徴を理解したうえで、自分にどの組み合わせのクレジットカードがよいのか。
自分が利用する際に便利だと感じるクレジットカードがあれば、それを選ぶのが最も良いでしょう。
この記事が参考になれば幸いです。