モダンかつスタイリッシュで洗練されたデザインが人気の「ラグジュアリーカード」。
一般的なプラスチックのクレジットカードと違い、チタンという金属で作られる高ステータスカードです。
そんなラグジュアリーカードですが、審査はやはり厳しいのでしょうか?
今回の記事ではラグジュアリーカードの審査について徹底解説。
審査基準や審査に落ちる原因などについても触れていくので、ぜひ参考にしてください。


今回紹介するカード

年会費:55000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短5営業日
申込条件:20歳以上







目次
ラグジュアリーカードは全部で4種類!それぞれについて解説
ラグジュアリーカードは以下の4ランクが用意されています。
- チタン
- ブラック
- ゴールド
- ブラックダイアモンド
なお、チタン<<ブラック<<ゴールド<<ブラックダイアモンドの順にステータスが高くなっています。
どれも誰もが憧れる高ステータスなクレジットカードです。
ラグジュアリーカードはどれも上質なサービスやデザインをしているおすすめのクレジットカードですが、ランクごとに内容が異なるのでしっかりと確認していきましょう。
チタン製のエントリーカード「Mastercard® Titanium Card™」




年会費:55000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短5営業日
申込条件:20歳以上







- チタン製のハイステータスカード
- ラグジュアリーなサービスと補償額
- 24時間365日のコンシェルジュサービス
ラグジュアリーカードの概要
ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは、金属(チタン)製でスタイリッシュなデザインが特徴のクレジットカードです。
カードの薄さ自体はプラスチックカードと同じですが、重さは4~5倍の21gと重厚感があり、デザインと合わせて所有欲を満たしてくれます。
特徴は、日本で初めて採用された、Mastercardの最上位ステータスに当たるワールドエリートの特典を受けられる点。
ワールドエリートには、国際線の手荷物3個まで無料で宅配可能なほか、指定の日本国内の空港と自宅などの無料送迎の際に車種をアップグレードできるといった特典があります。




ラグジュアリーカードの口コミ
30代/男性/会社員




ラグジュアリーカードの口コミ
40代/男性/会社員
2番目にランクが高いシグネチャーカード「LUXURY CARD(Mastercard Black Card)」


年会費:110000円(税込)
還元率:1.25%
発行日数:約2週間
申込条件:20歳以上







- 業界最高レベルのステータス
- ポイント還元率は1.25%と高還元
- 人生をより充実させる豊富な優待特典
LUXURY CARD(Mastercard Black Card)の概要
ラグジュアリーカード LUXURY CARD(Mastercard Black Card)は、Mastercard Titanium Cardよりも1ランク上のクレジットカードです。
券面が黒なのに加え、「BLACK CARD」の文字により一目でブラックカードであることが分かるので、ステータスの高さをさりげなくアピールできます。
サービスをラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardと比較すると、ポイント還元率が1.25%、ハワイアン航空のエリート会員ステータスが付与される、TOHOシネマズの無料鑑賞が毎月最大2回無料になるなど細かい部分で特典がより充実しています。




LUXURY CARD(Mastercard Black Card)の口コミ
40代/男性/会社員
標準還元率が1.25%と、還元率が高いクレジットカードの中でも効率的にポイントを貯めることができます。
唯一無二の24金コーティング「LUXURY CARD(Mastercard Gold Card)」


年会費:220000円(税込)
還元率:1.5%
発行日数:約2週間
申込条件:20歳以上







- 24金コーティングのハイステータスカード
- ポイント還元率は1.5%と非常に高還元
- ゴールド会員限定の保険が付帯
LUXURY CARD(Mastercard Gold Card)の概要
LUXURY CARD(Mastercard Gold Card)は、2番目にステータスが高いラグジュアリーカードです。
券面が金色なので一見ゴールドカードに見えますが、こちらのカードは本物の24金で作られており、一般的なゴールドカードとは全く違う代物となっています。
ポイント還元率は1.5%と非常に高還元で、マイル還元率も0.9%と他のカードよりも高くなっています。
ゴールド会員専用の、交通事故傷害保険と個人賠償責任保険が付帯されており、旅行やショッピングだけでなく、幅広い分野をサポートしてくれるカードです。
天然ダイヤモンド搭載の最高峰カード「Mastercard® Black Diamond™」


年会費:660000円(税込)
還元率:2.0%
発行日数:約2週間~1ヶ月
申込条件:招待制







- 詳細な情報は謎に包まれた最高ステータスのカード
- 表面の左上に天然ダイヤモンドをはめ込んだデザイン
- ポイント還元率は驚愕の2.0%
Mastercard Black Diamondの概要
ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamondは、最高ランクのラグジュアリーカードです。
他のラグジュアリーカードは新規申し込みが可能ですが、こちらのカードは完全招待制で、選ばれた人しか持つことができません。
入会金と年会費を合わせるとなんと176万円と、それだけでも特別なカードであることが分かります。
2.0%の超高還元や、詳細には記載されていない最高レベルのサービスなど、誰もが憧れる最高ステータスの1枚です。
ラグジュアリーカードの3つの審査基準
ラグジュアリカードの審査基準として挙げられるのは以下の点です。
- 年収の目安は500万円
- 職業と勤続年数
- クレジットヒストリー
以下でそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
年収の目安は500万円
ラグジュアリーカードはチタンカードと呼ばれており、ゴールドカードやプラチナカードのように明確なランク付けがされていません。しかし、コンシェルジュなどが付帯することから、プラチナカードと同等と考えてよいでしょう。
一般的に、プラチナカードを取得できる年収の目安は500万円と言われています。
そのため、年収が500万円以上あればラグジュアリーカードの審査に通過できる可能性も高いと考えられます。
ただ、ラグジュアリカードの審査では、年収以外にも職業や勤続年数なども深く関係するので、それらの情報によっては年収が300万円でも審査に通る可能性はあります。
逆に、金融事故記録が残っているなど個人情報に問題があれば、年収が1000万円以上でも審査に落ちる可能性はあります。
職業と勤続年数
ラグジュアリーカードの審査では、職業や勤続年数も重要視される傾向にあります。
職業に関しては、公務員などの安定した職業の他、一般的なサラリーマンでも審査に通ることは可能です。逆に、フリーターや個人事業主など、収入が不安定な職業だと審査に通りにくい傾向にあります。
また、勤続年数に関しても長い方が好印象で、最低でも3年以上は必要と言われています。
このことから、年収がいくら高くても、収入が不安定かつ勤続年数が短い場合は審査落ちの原因となるので注意しましょう。
クレジットヒストリー
クレジットヒストリーとは、申し込み者のクレジットカード履歴のことで、クレヒスとも呼ばれています。
これまでどれくらいの頻度でどれくらいの額のクレジットカード決済を行ってきたのか、毎月期日に遅れずに返済してきたのかなどが見られます。
クレヒスは、信用情報機関(CIC)に保管されており、申し込み者の信用力を判断するための指標となります。
過去5年以内に金融事故を起こしていた場合、クレヒスに履歴が残っているので、審査に通る可能性は限りなく低いと覚えておきましょう。
ラグジュアリーカードの審査難易度
高ステータスなラグジュアリカードですが、審査難易度はどうなのでしょうか?
結論から言うと、ラグジュアリーカードの審査難易度はかなり高いでしょう。
審査難易度が高いと推測できる理由は以下の通りです。
- アプラスが発行する銀行系カードである
- カードランクが高い
- 付帯保険の補償額が高額
まず一つ目の理由は、ラグジュアリーカードの発行元が新生銀行グループのアプラスであることです。
このように銀行が発行するクレジットカードは、銀行系クレジットカードと呼ばれ、審査が厳しい傾向にあります。
2つ目は、ランクが高い点です。当然ですが、クレジットカードは基本的にランクが高ければ高いほど審査も厳しくなります。
先述したように、ラグジュアリーカードのランクはプラチナと同等ですので、審査も厳しいと考えるのが無難でしょう。
3つ目は付帯保険の補償額が高額であることです。ラグジュアリーカードの補償額は以下の通りです。
付帯保険 | 補償額(最高) |
---|---|
海外旅行傷害保険 | 1億2千万円 |
国内旅行傷害保険 | 1億2千万円 |
国内外航空機遅延保険 | 2万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円まで |
特に注目すべきは旅行保険の補償額です。一般的なプラチナカードの補償額はせいぜい5000万円~1億円ですが、ラグジュアリーカードの補償額は1億2千万円です。
付帯保険は最も重要なサービスの一つであるため、ここまで補償額の大きいラグジュアリーカードの審査は厳しく、価値のあるクレジットカードと考えてよさそうです。
ラグジュアリーカードの審査に通過するコツ【3選】
ラグジュアリーカードは、ランクのかなり高いカードとして知られており、審査もそのぶん厳しくなっています。
ここでは、審査に通過する可能性を上げるための3つのコツを紹介します。
- 申し込み情報を正しく記入する
- キャッシング枠をゼロで申請する
- 他のクレジットカードは申し込まない
申し込み情報を正しく記入する
ラグジュアリーカードの申し込み情報は、正しく記入しましょう。
記入ミスや誤った内容で申し込んだことで、審査に落ちてしまう場合もあります。
特に、勤務先情報や収入についての情報は、正しく記入してください。
勤務先の名前を略したり、実際の収入よりも高い金額で申し込んだりすると、審査に落ちてしまうかもしれません。
キャッシング枠をゼロで申請する
キャッシング枠をゼロで申請することも、ラグジュアリーカードの審査に通りやすくするコツです。
キャッシング枠は、クレジット枠とは別の審査が行われます。
そのため、キャッシング枠を申請すると、より高い返済能力が求められることになります。
キャッシング枠も申し込みたい場合は、ラグジュアリーカードの審査に通り、カードが手元に届いてから、別途申込するといいかもしれません。
他のクレジットカードは申し込まない
ラグジュアリーカードの審査に通過したい方は、他のクレジットカードを同時期に申し込むのは避けるべきです。
なぜなら、短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、信用調査機関から多重申し込みと判断される場合があるからです。
カード会社は、多重申し込み者に対して審査が厳しい、と言われているため、他のカードも複数申し込むのは控えましょう。
直近でカードの申し込みをした方は、半年以上待ったほうが審査に通る確率が上がるかもしれません。
ラグジュアリーカードの審査に落ちる原因
ラフジュアリーカードの審査難易度はかなり高いので、当然審査に落ちてしまう方も多くいます。
そこで、ラグジュアリーカードの審査に落ちる原因を確認して、申し込み前に審査落ち対策をしておきましょう。
- クレヒスに傷がついている
- 多重申し込みをしている
- 返済能力が足りない
- 他社からのの借入がある
クレヒスに傷がついている
先述しましたが、ラグジュアリーカードの審査ではクレヒスも重要視されます。
そのため、過去に滞納や自己破産などの金融事故を起こしており、クレヒスに傷がついていると審査に通る可能性が非常に低くなります。
金融事故記録は5年間残り続けるので、金融事故を起こしてしまうと最低でも5年間は審査に通らないと考えておきましょう。
多重申し込みをしている
ラグジュアリーカードの審査が不安で、保険として他のカードも同時に申し込んでしまう人がいます。
このように、同期間に複数枚のクレジットカードを申し込む行為は多重申し込みと呼ばれ、審査に不利に働きます。
多重申し込みは、「入会キャンペーン目当て」や「不正利用」などを疑われ、カード会社にとって印象の良くない行為ですので、絶対に避けましょう。
返済能力が足りない
ラグジュアリーカードの申し込み条件は、「20歳以上で安定継続収入のある方」です。
安定継続収入が具体的にどの程度なのかは表記されていませんが、少なくともアルバイトや主婦の方が審査に通過するのは難しいでしょう。
審査に通過できる年収の目安は500万円と言われていますが、それ以上の年収があっても勤続年数や借入額などの観点から返済能力が足りないと判断され、審査に落ちてしまう場合もあるので注意が必要です。
他社からの借入がある
他社からの借入も審査落ちの原因になります。特に、年収の3分の1近くの借入がある場合は注意が必要です。
賃金業法の総量規制という仕組みにより、「個人の借入総額は、原則として年収の3分の1まで」と決まっています。
クレジットカード取引も賃金業法に含まれるので、申し込み時点の借入額が年収の3分の1に達しそうな場合は審査に落ちる可能性が高いでしょう。
ラグジュアリーカードと審査に関するQ&A
ラグジュアリーカードの審査難易度は?
ラグジュアリーカードの審査基準は?
ラグジュアリカードはサラリーマンでも持てる?
ラグジュアリーカードの審査難易度|まとめ
今回はラグジュアリーカードの審査について徹底解説してきました。
ラグジュアリカードは豪華サービスが魅力の高ステータスカードです。そのため、審査難易度も高く、申し込み前にはきちんと準備をする必要があります。
審査通過は簡単ではありませんが、ラグジュアリカードは日常を豊かにしてくれるサービスが揃ったカードです。
この記事でラグジュアリーカードに少しでも興味を持った方は、ぜひ発行を検討してみてくださいね。