- ビットコインの今後に将来性はないの?
- ビットコインの今後の価格予想や暴落のタイミングが知りたい
ビットコインは仮想通貨の中で最も時価総額が高く、今後10万ドルまで上昇すると予想されている将来性のある通貨です。
ただ、ビットコインが暴落する様子を見て今後の将来性や価格に不安を覚える方もいるでしょう。
本記事ではビットコインの将来性が明るい理由について、著名人/投資家による今後の見通しやAI価格予想、過去の価格変動を基に解説します。

- ビットコインは2023年に入ってどんどん価格が回復している!
- ビットコインは著名人やAIの予想を見ても価格上昇を見込んでいる
- 次の大きな価格上昇は2024年に起きるビットコインの半減期に期待できる
- ビットコインを購入するなら大手取引所のGMOコインがおすすめ
- 取引所のキャンペーンを使ってお得にビットコインを購入することもできる!

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目次
ビットコイン(BTC)とは?

通貨名 | ビットコイン |
通貨単位 | BTC |
時価総額(2023年12月) | ¥111,567,456,070,110 |
2023年12月の価格 | ¥5,630,300.53 |
時価総額ランキング | 1位 |
ビットコインチャート | こちら(Trading View) |
ビットコインはサトシ・ナカモトによって作られ、2009年にローンチした仮想通貨の元祖です。
仮想通貨と言えば、ビットコインを思い浮かべる方が多いでしょう。
金や不動産投資のように、価値保存手段として多くの大企業や有名投資家もビットコインを保有しています。
ここからはビットコインがどのような特徴を持つのか、どのような仕組みで成り立っているのか解説します。
発行上限は2100万と決まっており、現在約1865万枚のビットコインは発行済みです。
発行上限が迫り、市場に出回る量が少なくなるほど希少価値が高まって価格が上昇していく仕組みとなっているため長期的な価格上昇が期待されています。
ブロックチェーン(分散型台帳)を使用している

ビットコイン(仮想通貨)はブロックチェーンによって管理されているデジタル通貨になります。
例えばビットコイン取引をすると、「AさんはBさんに1BTC渡しました。BさんはCさんに0.5BTC渡しました。Cさんは…」のような全ての取引情報がブロックチェーン上に記録されます。
この取引情報は誰もが見ることができ、記録を書き換えたり、隠したりすることはできません。
そのため、ブロックチェーンは透明性・信頼性が高く、非中央集権的であると言われています。
このように情報が鎖のように連なって、分散的に管理されることからブロックチェーンと呼ばれます。
この特徴はビットコインだけでなく、ブロックチェーンは全ての仮想通貨に使われている技術になります。
マイニングでブロックチェーンに記録を行う

ビットコインの取引情報をブロックチェーンに記録するために「マイニング」という作業を行います。
取引情報が記録されているブロックをブロックチェーンに繋げ、新しいブロックを生成するという一連の流れがマイニングになります。
ブロックを繋げる作業やブロックの生成には、複雑な暗号化がされており、これらの莫大な情報を1番初めに処理できた人によってマイニングが行われます。
マイニング作業をする人達はマイナーと呼ばれ、マイニングに成功した人には報酬としてビットコインが渡されます。
このように第三者が複雑な情報を処理しながら取引情報を記録しているので、不正や隠ぺいもできません。
P2P方式を採用し、いつでも決済や送金が可能
ビットコインは決済や送金をP2P方式で行え、銀行口座を持っていない人でもいつでも決済や送金ができます。
世界には銀行口座を持っていない人(アンバンクト)が20億人以上いると言われており、発展途上国に多いです。
アンバンクトは銀行振込による決済や送金ができませんが、ビットコインはその問題を解決できます。
また、先進国へ出稼ぎに来た人が母国へ稼いだお金を送金する際に、通常であれば国際送金手段を利用します。
しかし、国際送金は多くの機関を通すため手数料が高く、母国に届く頃にはわずかな金額しか残りません。
ビットコインを利用すれば手数料がわずかで済み、送金時間も10分ほどしかかからないので、発展途上国の方々からの需要が高くなるでしょう。
ビットコインの現在価格と過去の価格動向
2023年12月、ビットコイン価格が35,000ドルを超えました。
10月24日に10%以上の高騰が発生し、仮想通貨市場が上昇相場に転換するのではないかとみられ始めています。
この価格上昇は、以下3つの要因が考えられます。
- 現物ビットコインETF訴訟でグレイスケールが勝訴
- 現物ビットコインETFの承認期待が高まる
- 1億ドル以上の清算が発生
まず、グレイスケールの現物ビットコインETFの申請がSECに却下されていた件が、裁判にて「却下の撤回」を命じられたことです。
そのため、グレイスケールはETF承認に向けて次の一歩へ進んだことになり、次はSECが申請を承認するか拒否するかになります。
SECはグレイスケールのほかにも、BlackRockやFidelityなど複数の金融機関からの申請に対応しなければならず、BlackRockのETFについては証券の中央管理を担うDTCCにてID番号付き(CUSIPコード)で掲載されたことから、ETFが承認されるのではないかと市場の期待度が高まりました。

これらの主にETF承認期待による価格上昇によって、ビットコインの価格下落に賭けていた(ショート)市場参加者では過去24時間で1億5000万ドルの清算が発生しています。
価格下落に賭けるトレードでは売りから入りますが、清算が行われポジションを解消するには反対売買である買い戻しを行う必要があります。
ショートポジションを持っていた市場参加者があまりにも多かったために大きな買いが入り、ショートカバーによって上昇圧力を強めたのです。
今後のビットコイン価格は上昇圧力を強める材料があまりない状態ですが、ETF承認に少しずつ近づいていると考えられるので、仕込んでおくのもよいでしょう。
ここからは2021年から2022年にかけてビットコインの価格を大きく左右したニュースと実際の価格動向を解説していきます。
どのような要因で下降トレンドが続いているのかを知ることで、今後の見通しもつきやすくなるかと思います。
2021年10月ビットコインETF承認

2021年10月~12月のビットコインのチャートです。
2021年10月1日時点で1BTCは480万円台でした。
10月に入り、米国のビットコインETF承認に対する期待が高まっていくと同時に価格も徐々に上昇。
10月16日に正式に、ビットコインETFが承認されたことで価格は一気に700万円台に突入しました。
2021年11月24日にはビットコインアップデート「Taproot」が実装されることも相まって、2021年11月9日には770万円を突破し、過去最高額を記録しました。
参考:CoinPost
2022年1月ロシア中銀が仮想通貨を規制

2021年11月~2022年2月のビットコインのチャートです。
11月9日に過去最高額を突破した後、価格は徐々に落ち着きを見せます。
コロナウイルスのオミクロン株発生、ロシア・ウクライナ間の緊張の高まりにより、2021年12月~2022年1月のビットコイン価格は低迷期となりました。
2022年1月中旬にロシア中央銀行が仮想通貨の利用・マイニング禁止を提案したことで、ビットコイン価格は更に降下し、1BTC=380万円台まで下がりました。
参考:ロシア中央銀行
2022年5月仮想通貨TerraUSDが大暴落

2022年3月~5月のビットコインのチャートです。
2022年5月7日、米ドルのステーブルコインであるTerraUSD(UST)の価格が暴落し、ビットコインなど多くの仮想通貨に大きな影響を与えました。
きっかけは、何者かが意図的に攻撃する目的で、数千億円のUSTを一気に売ったことです。
USTが市場に増えすぎた結果、1UST≒1USDの価格が保てなくなり、そこから価格は暴落。
人気の仮想通貨だけあって、仮想通貨市場には大きな衝撃と不安を与えました。
その結果として、ビットコイン価格も暴落したというわけです。
参考:NHK【経済コラム】
2022年6月CPI発表による米株式と仮想通貨の市場低迷

2022年5月~11月のビットコインのチャートです。
6月10日にCPI(米消費者物価指数)発表が行われ、数値は前年同月比8.6%上昇、40年ぶりの高水準を更新しました。
CPI(米消費者物価指数)が市場を上回る伸びとなり、インフレの長期化やFRB(米連邦準備制度)による金融引き締め政策の懸念が高まりました。
その結果、株価や仮想通貨は大幅下落したと考えられます。
直近では、11月10日に価格が暴落しています。これも11月半ばに控えるCPI発表の懸念から米株式市場と仮想通貨市場が落ち込んでいるようです。
参考:CoinPost
2022年11月海外大手FTXの騒動でFTTトークンが大暴落

2022年11月4日~11日のビットコインのチャートです。
Coindeskのリーク記事によって、投資会社アラメダ・リサーチは保有資産の58%が「FTTトークン」であることが発覚しましたました。
そして、アラメダ・リサーチの姉妹企業である大手海外取引所「FTX」の財政状況にも疑いの目が向けられます。
As part of Binance’s exit from FTX equity last year, Binance received roughly $2.1 billion USD equivalent in cash (BUSD and FTT). Due to recent revelations that have came to light, we have decided to liquidate any remaining FTT on our books. 1/4
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) November 6, 2022
大手海外取引所「Binance」が保有するFTTトークンを全て売却すると発言したことで、FTTトークンの価格は1日で84%下落。
それに伴いビットコインを含む仮想通貨市場全体の価格にも影響が大きな影響が出ました。
ビットコインの価格はいくらになる?著名人の予想を紹介

著名人が今後のビットコインの価格をどのように予想しているのか解説していきます。
JPモルガン
米大手投資銀行のJPモルガンは「ビットコインの最大の課題は、機関投資家のさらなる参入を妨げるボラティリティと、急上昇と急下降の波の大きさだ」と記載しています。
ビットコインはゴールドのように供給量が定められているため「デジタルゴールド」と呼ばれますが、ゴールドとのボラティリティの差は4倍あります。
ただ、2022年時点でビットコインのボラティリティは減少傾向にあります。
2016年~2017年では底値からピークまでの価格上昇が約52倍あったのに対し、2020年~2021年における上昇率は約18倍と、ボラティリティが低下しています。
これは以前より長期投資で資金流入が起きていて、JPモルガンは長期目線でビットコイン価格は15万ドルになると予想しています。
参考:Forbes JAPAN
マイクロストラテジー社元CEO
マイクロストラテジー社の元CEOマイクロ・セイラー氏は、ビットコインの祭典「Bitcoin 2022」カンファレンスで「ビットコインは現在、かつてないほど強気の市場環境にある」と語りました。
「世界で何が起ころうともビットコインは今後成功する」と発言しており、長期目線ではありますが2030年までにビットコインの価格が100万ドルに達すると予想をしています。
現実味がありませんが、マイクロ・セイラー氏は2022年8月にCEOの座を降り、BTC投資戦略や指示活動に集中するほどビットコインの将来性に期待しています。
マイクロストラテジー社は、ビットコインが暴落しても一切売却していないので本気度はかなり高いでしょう。
参考:Forbes JAPAN
エルサルバドル大統領の予想
エルサルバドルの大統領ナジブ・ブケレ氏は、「2022年にビットコインが10万ドルに達する」と価格予想しています。
ナジブ・ブケレ氏は、2021年9月、エルサルバドルで国として初めてビットコインを法定通貨として採用したことで注目を浴びていました。
ブルームバーグ マイク・マクグローン氏
米経済メディアBloombergのシニアコモディティストラテジストであるマイク・マクグローン氏によると、長期目線でビットコイン価格が10万ドルに達するのは時間の問題と発言しています。
別のコモディティストラテジストは、ビットコインがゴールドや国債の高ベータ版として機能し始めると確信しています。
ビットコインとゴールドの相関関係が0.44まで上昇しています。
今後もゴールドとの相関関係が強まり、似た値動きをするようであれば、より大きな利益を得られるビットコインに投資した方が得策と言えます。
また、短期で価格が大幅に上昇する予想は少ないものの、長期ではマイク・マクグローン氏やマイクロ・セイラー氏など10万ドル超を見ている著名人が多いので、ビットコインの将来性はかなり期待されています。
参考:u.today
資産運用会社PGIM
約184兆円を運用する資産運用会社PGIMは、すでにビットコインの5%が機関投資家に保有されており、ビットコインはもはや機関投資家が無視することはできないほど成長していると発言しています。
ポートフォリオに仮想通貨を追加した場合に考えられる利益について、顧客からの問い合わせは増加傾向にあり、「過去10年で仮想通貨の取引データが蓄積される中、仮想通貨市場について真剣に検証すべき時であると考えている」と前向きな姿勢を示しています。
ただ、ビットコインは近年株式/コモディティとの相関関係が不安定であるとの指摘もあります。
国際通貨基金も「暗号資産と株式市場の連動性や相互の波及効果が高まっており、これは両者の相関が高まっていることを示唆するものである」と指摘しており、投資の分散性が損なわれる懸念があります。
参考:PGIM
Kraken社CEO
米仮想通貨取引所のKrakenのCEOジェシー・パウエル氏は、2021年12月に2022年内のビットコイン価格が劇的に下落する可能性があると発言しました。
具体的にはビットコインが冬の間に4万ドル以下へ下落すると予想していて、実際2022年はすでに18,000ドル台まで下落しています。
しかしパウエル氏は長期目線でみるとビットコインは一貫して上昇基調にあるとして、「ビットコインを購入するなら5年スパンで見るべきだ」と、長期投資をおすすめしています。
参考:ForbesJAPAN
AIによるビットコインの今後の価格予想【2023年~2030年】

ここからはAIによる価格予想を紹介していきます。
あくまでAIによる価格予想です。1つのサイトだけで判断せずに、複数のAIによる価格予想を参考にしましょう。
- CryptoPredictions:4,107,740円
- DigitalCoinPrice:7,887,880円
- The Economy Forecast Agency:4,203,160円
*1ドル=130円計算
各サイトの2023年末ビットコインAI価格予想は以上の通りです。
2022年11月10日にはアルメダショックによりFTTトークンの価格が大暴落。ビットコインにも影響がおよび、2022年最低価格になりました。
ただ、2023年に入り米株価市場が回復傾向に。ビットコインの価格も少しずつ上昇しています。
市場が好転しているので、数か月前よりも各サイト強気の予想をしています。
- PricePrediction:69,095,130~79,829,880円
- DigitalCoinPrice:35,835,280~38,408,500円
- CaptainAltcoin:47,576,750円に到達
*1ドル=130円計算
各サイトの2030年ビットコインAI価格予想は以上の通りです。
サイトによってかなり価格に差があります。
今までの価格の上がり方を参考に、2030年の価格予想をしているためかなり強気な数字のように思います。
ただ、長期的な目で見れば価が上がることは間違いないでしょう。
2024年度の半減期前に価格上昇が予想されます。価格が安い今のうちにビットコインを購入しておくとよいでしょう。

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ビットコインの今後の展望・将来性が高い理由

ビットコインの将来性が高いと言われている理由を今後の展望とともに解説していきます。
時価総額ランキングが1位

coinmarketcapより引用
ビットコインは時価総額約60兆円と仮想通貨の中で最も高く、仮想通貨市場に占める割合は2023年第2四半期時点で46.8%です。
そのため、仮想通貨市場はビットコイン主導で価格変動が起きる場合が多く、他の仮想通貨の価格変動に影響されにくいメリットがあります。
仮想通貨の中で最も時価総額が高いと、仮想通貨への投資を考えている金融機関や個人投資家から真っ先に投資対象として考えられやすく、資金流入が起きやすいです。
資金流入が起きやすければ価格も上昇しやすく、下落相場においてもまず他のアルトコインから売却されていくため資金が抜けにくいです。
ビットコインのマイニングが残り10%
ビットコインはマイニングによって10分に1度新規発行されますが、供給量が2100万枚と決められており、新規発行枚数は残り10%を切りました。
ビットコインは供給量が2100万枚しかありませんが、実際はウォレットから引き出せなくなったり消失したりしているビットコインが多くあるためより少ない枚数しか流通していないでしょう。
供給量が一定なのに対しビットコインの需要は増加しているため、ビットコインはできるだけ早く購入しておく方が安く確実に保有できます。
残り10%のマイニングがすべて終わるのは約100年後で、ビットコインの新規発行枚数は時間が経つにつれて減少する仕組みになっています。
つまりビットコインがどんどん獲得しにくくなっていくので、価値が上がりやすく、早くから保有している人がその恩恵を受けられるでしょう。
仮想通貨での決済可能店が増えている
CoinMapによると、ビットコイン決済取扱店は2014年初頭には約3,000のビットコイン決済取扱店が登録されていたのに対し、2021年9月時点で5倍以上の約15,000以上の取扱店が登録されています。ただし、これは登録された店舗だけであり、実際の取扱店はさらに多いと考えられます。

※CoinMap: ビットコイン決済を受け入れる場所を地図上に表示するサービスを提供
大企業が相次いで参入している
ビットコインには大企業が相次いで参入しています。2022年8月中旬には運用資産規模10兆ドルを超える最大手投資運用会社blackrockが、機関投資家向け「ビットコイン投資信託」の提供を開始しました。
今後は投資運用会社が機関投資家向けにビットコインへ投資しやすい環境作りを進めていくと予想でき、ビットコインへ多額の資金が集まりやすくなるでしょう。
Digital Currency GroupのBarry SilbertCEOは「各国の中央銀行は、ビットコインに簡単かつ安全に投資できるようになった」と発言しており、将来的には中央銀行もビットコインを保有する可能性があります。
また、イギリスで長年ヘッジファンドとして利益を出してきたBrevan Howardが、2022年8月頭に仮想通貨に特化したヘッジファンドを立ち上げ、1,400億円規模の資金調達をしました。
1,400億円規模の資金調達は仮想通貨界隈であまり事例がなく、1,400億円のうち9割はマーケットに投資すると発表しています。
参考:blockworks
メタバースの普及で新しい経済圏を生み出す可能性がある
2022年7月18日には、ドバイがWAM(国営エミレーツ通信社)で「ドバイ・メタバース戦略」を発表しました。
ドバイ・メタバース戦略は、2030年までに1000社以上のブロックチェーンおよびメタバース企業を誘致し、4万以上のバーチャル・ジョブのサポートを目指すというプロジェクトで、国家規模でメタバース経済圏を普及させる動きが始まっています。
コンサルタント会社のPwCは2020年のレポートで、メタバースの重要な要素であるVRとARテクノロジーは2030年までにアラブ首長国連邦(UAE)の経済に40億ドルをもたらす可能性があると述べており、すでにUAEで6700の雇用を生み出し、約5億ドルの経済効果を生み出しています。

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ビットコインに将来性はない?今後の価格上昇ポイントを解説

今後ビットコインが大きく価格変動する可能性が高いタイミングを知っておくことは、安く購入したり高値で売却したりする際に重要です。ぜひ抑えておきましょう。
2024年の半減期
ビットコインの大きな価格変動で最も期待できるタイミングは2024年に起きる半減期です。
マイニングを行うマイナーの利益は「ビットコインの売却益-コスト=利益」になるため、ビットコインの発行枚数が減少すると収益も半分になってしまいます。
すなわち、ビットコインの売り圧が半分になると同義なので、ビットコインの価格が上昇しやすいサイクルができるのです。

上記チャートのように、ビットコインは半減期の翌年に価格が大幅に上昇する傾向があります。
そのため、2024年にビットコインを保有していれば、翌年の2025年に半減期による価格上昇の恩恵を受けられる可能性が高いでしょう。
ビットコインETFの影響
ビットコインETFとは、ビットコイン価格に連動したETF(上場投資信託)のことで、投資信託であるETFにビットコインが加わると証券取引所で取引できるようになります。
証券取引所で取引できるようになるとビットコインへの投資ハードルが下がるので、買われやすくなり、価格が一時的に上昇しやすくなる可能性があります。
ビットコイン価格へ良い影響を及ぼすには取引が盛んに行われている米国の証券取引所に上場する必要があり、2021年10月19日にビットコイン先物ETFがニューヨーク証券取引所に上場しました。
先物にはなりますが、上場の影響を受けてビットコインは最高値の700万円付近まで上昇しています。
ビットコインの現物ETFが米国の証券取引所で上場すればより大きな価格上昇をする可能性が高いですが、現物ETFはSEC(米国証券取引委員会)に否認され続けており、上場までにはまだ時間がかかるようです。
2021年にVanEck社がビットコイン現物ETFの上場申請をSECに却下された理由は「ビットコインは市場の操作に遭うリスクが高過ぎる」でした。
スケーラビリティ問題の行方
ビットコインは1度に10件程度の取引しか承認できず、取引に平均10分かかるためブロックチェーンの取引が詰まってしまうスケーラビリティ問題をかかえています。
スケーラビリティ問題はさらに取引時間を遅延してしまい、取引処理速度が改善しなければビットコインを利用する人が減少して価格に悪い影響を及ぼす可能性があるでしょう。
そこで登場したのが「ライトニングネットワーク」です。ライトニングネットワークは小規模な取引をわざわざメインチェーンで処理せず、脇道で処理して渋滞を減らそうという仕組みです。
ライトニングネットワークは7000万人以上のユーザーを抱える人気決済アプリCash Appや、ビットコインマーケットプレイスのPaxfulが対応し始めており、ライトニングネットワークの利用ユーザーが潜在的に7000万人を超えています。
KrakenやOkcoin、OKExなど取引所も対応し始めていて、2021年第1四半期から2022年第1四半期にかけて決済高は410%増加しました。
このままビットコインのデメリットがなくなり、利便性が上がれば価格上昇にも期待できます。
大国による仮想通貨規制状況
ビットコインや仮想通貨は価格変動の大きさや詐欺の横行など、未成熟な産業な故に問題が多いです。
そのため、今後は大国による仮想通貨規制が進み、健全な投資環境が整う一方で価格は一時的に下落する可能性があります。
- シンガポール金融管理局のフィンテック分野責任者:仮想通貨を厳しく規制していく
- シンガポール規制当局:仮想通貨企業のライセンス付与に際して「非常に時間をかけて、極めて厳格なリスク調査などのプロセス」を適用していく
- アメリカFRB理事:より幅広い新規投資家を守るために規制が必要である
- 米ニューヨーク州の上院議会:Powを採用する仮想通貨のマインニングを規制
決済手段としての普及
ビットコインは仮想通貨の中で最も価格が安定しているので、決済手段として利用できる店舗や決済サービスが増えています。
- 決済サービス米Stripe社
- エミレーツ航空
- エルサルバドルの最大手銀行Bancoagrícola
- デジタル資産関連企業Bakkt
- PayPal
- Mastercard
大手決済サービス会社が続々とビットコイン決済に対応し始めていて、大手クレジットカード会社のVISAもステーブルコイン決済に対応し始めているので今後ビットコインにも対応する可能性が高いです。
ビットコイン(BTC)を購入できる取引所3選

ビットコインを購入するのに最適な取引所は、以下の3つです。
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- 27種類の通貨を売買できる
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入金手数料 | 銀行振込:無料(銀行手数料はお客様負担) クイック入金:無料 |
---|---|
出金手数料 | 無料 ※20,000,001円以上の大口出金は1回につき400円 |
取引手数料(販売所) | 無料 |
取引手数料(取引所) | Maker:-0.01%〜-0.03% Taker:0.05%〜0.09% |
取扱通貨数 | 27種類 |
積立暗号資産 | 可能 |
公式HP | GMOコインの公式サイト |

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Coincheck

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公式HP | DMM Bitcoin公式HP |

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仮想通貨・ビットコイン(BTC)の今後に関するよくある質問

仮想通貨やビットコインの今後に関するよくある質問をまとめました。
- ビットコインはどこまで上がりますか?
- ビットコインが今後暴落するタイミングはいつですか?
- ビットコインは今買うべきですか?
- ビットコインの将来性がないってほんと?
- ビットコインが今すぐ購入できる取引所はどこですか?
- ビットコインとイーサリアムはどちらが良いですか?
- 将来性のある仮想通貨銘柄はなんですか?
- ビットコインのビッグニュースは何がありましたか?
- ビットコインはどこまで上がりますか?
- ビットコインがどこまで上がるのかは多くの予想がみられていますが、大半は1,000万円超えを予想しています。
Coin Price ForecastやDigitalcoinなどAI予想を見ても2030年頃には1,000万円を超えている予想をしており、WalletInvestorも2024年に8万ドルを超えると予想しています。
- ビットコインが今後暴落するタイミングはいつですか?
- ビットコインが今後暴落するタイミングは、1年以内に起きるでしょう。
現在アメリカを中心に起きているインフレによって物価高騰が止まらなくなっており、利上げをして対策をしていますが、利上げは経済に大きな負担をかけます。
利上げによって今後は経済が少しずつ沈んでいくことが予想されているので、株式市場は引き続き値を下げる動きがみられるでしょう。
実際、バンク・オブ・アメリカも米経済は1年以内にリセッション(景気後退)に陥ると予想しています。
- ビットコインは今買うべきですか?
- 2023年12月現在、ビットコイン価格は上昇傾向にあります。ビットコインの現物ETF承認が進展しているという情報から、ビットコインの買い圧が強まったと予想されます。
ただ、米国経済の状況によっては今後さらに下落する可能性もあり、1度に大金をつぎ込むのではなく少しずつ積立て投資しましょう。
- ビットコインの将来性がないってほんと?
- ビットコインの将来性がないという意見はありますが、すでに700万円を超える価値があり、2100万枚しか供給量が存在しないため将来は価格が上昇しやすいでしょう。
ビットコインは過去のバブル崩壊を経験したときに何度の将来性がないと批判されてきましたが、結果的に価格は右肩上がりで成長しています。
機関投資家や企業が買い占めているのも将来性がある材料の1つです。
- ビットコインが今すぐ購入できる取引所はどこですか?
- 最短5分で申し込みが完了するGMOコインがおすすめです。
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- ビットコインとイーサリアムはどちらが良いですか?
- ビットコインとイーサリアムはどちらが良いか一言で決められず、できるのであれば両方に投資しておくのが良いでしょう。
ビットコインとイーサリアムでは通貨の用途がまったく違い、以下のように分けられます。
ビットコイン:価値の保存手段
イーサリアム:NFTやDeFiなどdAppsの基盤
将来の法定通貨の価値下落に賭けるのであればビットコイン、NFTやDeFiなど、仮想通貨プロジェクトを豊富に触りたい方はイーサリアムがおすすめです。
- 将来性のある仮想通貨銘柄はなんですか?
- 将来性のある仮想通貨銘柄は1番はビットコインです。なぜなら仮想通貨で最も時価総額が高く、著名人やアナリストらも将来的な価格上昇を見込んでいるからです。
突然出てきた将来性やプロジェクト内容が不透明なアルトコインに投資する前に、まず将来性がある程度約束されているビットコインへの投資がよいでしょう。
すでにビットコインへの投資を済ませているのであれば、イーサリアムやリップルがおすすめ銘柄です。
- 2022年、ビットコインのビッグニュースは何がありましたか?
- ・運用資産規模10兆ドルを超える最大手投資運用会社blackrockが、機関投資家向け「ビットコイン投資信託」の提供
・SBI出資企業Clear Markets社がビットコインのデリバティブ取引を提供
・Tesla社、1300億円相当のビットコイン売却
まとめ

ビットコインの今後は著名人やAI予想、将来性が高い理由を見ても価格上昇する可能性に期待できる銘柄です。
供給量が定められていてすでに機関投資家や個人投資家から時価総額約4,000億ドルの需要を抱えているため、価格が大幅に下落して戻らないようなシナリオは考えにくいでしょう。
なによりも、ビットコインの今後と将来性に今から関心を持っておけば、あなたの未来にプラスとなることは間違いないはず。
ここでお伝えしたビットコインの今後、仮想通貨ビットコインの将来に関する情報を参考に、資産を大きく増やしていきましょう。
「ビットコインの今後についてある程度把握できたから、実際に取引してみたいな」という方は、GMOコインがおすすめです。