という疑問がある方向けに、この記事では国内外のNFTマーケットプレイス7選と、利用する際の注意点、選ぶ際のポイントを解説していきます。
NFTマーケットプレイスを利用すれば、NFTの出品や売買を行うことができ、利益を上げることも可能です。
NFTマーケットプレイスに興味があり、取引してみたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
- NFTマーケットプレイスはNFTの売買を行えるプラットフォーム。
- 利便性・信頼性・手数料などを確認して選ぶことが大切。
- 国内外に様々なNFTマーケットプレイスがある。
- 利便性を考えると日本語対応している国内マーケットプレイスがおすすめ。
- 中でも『LINE BITMAX』は国内大手取引所のコインチェックが提供しており、利用しやすさ手数料の面からおすすめ!
- また、『LINE BITMAX』は、暗号資産貸出利率が最大8%と高利率で資産運用が可能
目次
NFTマーケットプレイスとは?
NFTマーケットプレイスとは、NFTアートの販売や売買を行えるプラットフォームのことです。
NFTアートはブロックチェーン技術によって製作者や所有者を記録しているもので、唯一無二の価値を証明できます。
NFTマーケットプレイスでは、利用者が自由にNFTアートを制作できたり、NFTの売買で利益を上げられます。
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイント
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントは次の通りです。
- 欲しいNFTの有無
- 利用可能な仮想通貨の銘柄
- 信頼性
- 手数料
- 利便性
欲しいNFTの有無
あなたがNFTアートを出品したい場合ではない限り、当然ですが欲しいNFTの有無をまずチェックしましょう。
マーケットプレイスによってそれぞれ特徴があり、出品されているコンテンツにも違いがあります。
例えば、Coincheck NFTでは主にゲームで利用できるアイテムを出品しており、NFTアートを購入できません。
また、マーケットプレイスによって出品数の違いも大きいです。
まだ具体的に購入したいコンテンツが決まっていない方は、出品数が多く様々なジャンルのコンテンツを扱っているマーケットを利用してください。
関連記事:【最新まとめ】NFTの買い方・始め方を徹底解説|取引所・関連仮想通貨・保管方法なども紹介
利用可能な仮想通貨の銘柄
NFTを売買する際には、決済手段として仮想通貨を用いることが一般的です。
NFTマーケットプレイス(アート)によって使用可能な仮想通貨が異なるため、あなたが入手できる仮想通貨の取り扱いがあるものを選びましょう。
ほとんどのプラットフォームでイーサリアム(ETH)は利用可能ですが、ソラナ(SOL)やポリゴン(MATIC)でしか買えないこともあります。
また、最近では日本円や米国ドルなどの法定通貨、クレジットカードでの決済も可能になっているところが増加中です。
しかし、仮想通貨での決済の方が手数料も安く、迅速に決済できるのでおすすめします。
あなたの保有する仮想通貨や、使用可能な決済手段に合わせて使いやすいものを選んでください。
信頼性
次に、NFTマーケットプレイスの信頼性も確認しましょう。
NFT市場自体がまだ歴史の浅い市場ということもありますが、多くの企業が新しいマーケットプレイスを開発しており、増え続けています。
よく分からないマーケットプレイスを利用してしまうと、悪意のある利用者も存在していることも多いです。
詐欺などのトラブルに遭った事例も多数報告されています。
NFTはブロックチェーンによって唯一無二を証明できる特徴はありますが、元々コピーされたアートや著作権を無視したコンテンツなども出品されています。
必ずマーケットプレイスの運営元がどこなのかをよく調べて、信頼できるか判断してください。
運営元以外に利用者数も信頼できるポイントなので、当記事で紹介している有名なマーケットプレイスを利用することをおすすめします。
手数料
次に各種手数料がどのくらいかかるのかもチェックしておきましょう。
NFTアートの販売や売買で利益を上げたいと考えている方は、少しでも手数料が安いマーケットプレイスを利用することが大切です。
特にイーサリアム上で取引を行う場合は、手数料が多くかかるので注意が必要です。
利便性
海外にはOpenseaのような利用者が非常に多いマーケットプレイスがありますが、日本円の決済に対応していなかったり、対応通貨が少ないことがあります。
利便性を第一に考えるのであれば、日本語で利用できて、対応通貨が多いCoincheck NFTなどの国内マーケットプレイスを利用しましょう。
国内のNFTマーケットプレイス7選
国内のNFTマーケットプレイスおすすめは次の7つです。
- LINE NFT
- BitTrade
- Coincheck NFT
- AdambyGMO
- SBINFT Market(旧nanakusa)
- HEXA(ヘキサ)
- Rakuten NFT
LINE NFT
一般的なNFTマーケットプレイスは、アカウント開設に複雑なステップが必要になりますが、「LINE NFT」はLINEアカウントを持っているだけで簡単に始めることができます。
また一般的な海外のNFTマーケットプレイスでは、仮想通貨でのみNFTを購入することができますが、「LINE NFT」ではLINE Payから日本円決済によりNFTを購入可能です。
- LINEアカウントだけでアカウント開設できる(所要時間:5分)
- LINE Payから日本円決済でNFTを購入できる
- ガス代(取引手数料)がかからない
- LINEの友達にNFTを送ることができる
さらに一般的なNFTマーケットプレイスでは「イーサリアム・ブロックチェーン」を使用しているため、NFTの取引には高額なガス代(取引手数料)がかかりますが、LINE NFTではガス代を無料で取引することができます。(2022年6月24日時点)
取扱コンテンツ | LBgreen・LBsky・LBblue |
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決済通貨 | LINK |
日本円対応 | あり |
手数料 | 無料 |
対応ウォレット | LINE BITMAX Wallet |
対応ネットワーク | LINE Blockchain |
BitTrade
- 国内取扱い銘柄数No.1*
- 2円から取引できる
- セキュリティ世界最高水準
- BTC/JPYの取引手数料は無料
*2023年2月MINKABU暗号資産取引所ランキング「取扱い銘柄数部門第1位」
国内最多の31種類の通貨を取引することができます。
BitTradeでしか購入できないコインもあり、珍しいコインがほしい方にもおすすめです。
1日の取引金額は5千億円を超えることもしばしばあり、流動性が高いといえます。
BitTradeではビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の取引を2円から始める事ができるので、初心者も気軽に始める事ができます。
さらにセキュリティは世界最高水準を誇っているので幅広い通貨に安全に投資する事ができます。
Coincheck NFT
Coincheck NFTは名前の通り大手国内取引所のCoincheck(コインチェック)が運営しているマーケットプレイスです。
サービスは2021年3月にスタートして、2022年2月現在までβ版として提供されています。
- コインチェックに口座開設している方は簡単に利用できる
- 出品・購入手数料が無料
- 決済利用可能通貨が国内No.1の13種類
Coincheck(コインチェック)に口座開設している方は、すぐにNFTの出品・購入・保管を行えます。
また、他のマーケットプレイスと異なり、出品・購入に必要なネットワーク手数料が無料です。
決済にはイーサリアム(ETH)を含めて13種類の通貨を利用でき、取引口座で用意した通貨で売買を行えます。
取扱コンテンツは主にゲームアイテムやトレーディングカードにはなりますが、大手取引所が運営する国内NFTマーケットプレイスとしておすすめです!
取扱コンテンツ | ゲームアセット トレーディングカード |
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決済通貨 | イーサリアム ビットコイン リスク リップル ネム ライトコイン ビットコインキャッシュ モナコイン ステラルーメン クアンタム ベーシックアテンショントークン IOST エンジンコイン |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:10% 出庫手数料:0.01〜0.16ETH |
対応ウォレット | MateMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
AdambyGMO
AdambyGMOはGMOグループの子会社が運営しているマーケットプレイスです。
2022年2月現在はβ版として提供されており、一部出品制限などがされています。
- 日本円での決済ができる
- 様々なNFTコンテンツを取り扱っている
- 購入したNFTを二次販売できる
AdambyGMOはクレジットカードや銀行振込を利用して日本円での購入が可能です。
ほとんどのマーケットプレイスが日本円に対応されていないので、初めてNFTを購入する方にとっては使いやすいでしょう。
アートや漫画、イラストや動画など、様々なNFTコンテンツを取り扱っており、購入したNFTは二次販売が可能です。
二次販売されることで、クリエイターに報酬が入る仕組みになっています。
取扱コンテンツ | デジタルアート |
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決済通貨 | イーサリアム |
日本円の対応 | 可(クレジットカード・銀行振込) |
手数料 | 販売手数料:5% クレジット決済手数料:3% 振込手数料:300円(日本円取引) |
対応ウォレット | MateMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
SBINFT Market(旧nanakusa)
SBINFTは、SBINFT株式会社が開発・運営を行い、パブリックチェーンによるNFTの発行・販売・二次流通機能を備えたマーケットプレイスです。
2022年3月17日に「nanakusa」からリニューアルを行い、現在に至ります。
公認のアーティストまたはコンテンツ事業者しか出品できないため、マーケットに並ぶ作品は全般的に有用性の高いものが多いです。
- 公認アーティスト・コンテンツ事業者しか出品できない
- クレジットカードによる日本円の決済が可能
- NFTアート・音楽・写真など幅広い作品を取り扱っている
日本企業が開発・運営しており、クレジットカードによる日本円決済も行えるため、初心者にやさしい仕様となっています。
アート・音楽・写真だけでなく、ゲームキャラクターやチケットなど様々なNFTが出品されており、どれもクオリティが非常に高いです。
取扱コンテンツ | デジタルアート デジタルミュージック フォトグラフ |
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決済通貨 | イーサリアム Polygon |
日本円の対応 | 可(クレジットカード) |
手数料 | 一次販売手数料:10% |
対応ウォレット | MateMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
※nanakusaは、2022年3月17日にSBINFT Marketとしてリニューアルしています。
nanakusaは株式会社スマートアプリが運営している登録制のマーケットプレイスです。
認められたクリエイターしか出品することができず、オリジナルコンテンツを複製した偽物を購入してしまう可能性が低いのが特徴です。
- 認められたクリエイターしか出品できない
- クレジットカードによる日本円の決済が可能
- 様々なクリエイターによるNFTアートを取り扱っている
日本企業が運営していることから、クレジットカードによる日本円決済が行えるので、安心して利用できます。
映像や音楽など様々な形のデジタルアートが出品されており、どれもクオリティが非常に高く、マーケットを見ているだけでも楽しめます。
取扱コンテンツ | デジタルアート |
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決済通貨 | イーサリアム Polygon |
日本円の対応 | 可(クレジットカード) |
手数料 | 未公開 |
対応ウォレット | MateMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
HEXA(ヘキサ)
HEXA(ヘキサ)は、2021年5月にリリースされた、メディアエクイティ株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
決済がすべて日本円で完結するため、仮想通貨の操作に自信がない初心者の方でも安心して利用できます。
- すべての決済が日本円で完結(仮想通貨は不要)
- Twitterとのスムーズな連携が可能で、作品の拡散性がある
- HEXA専用のメタバースがあり、作品を飾って楽しめる
また、Twitterとの連携によってアカウントを発行でき、NFT作品の感想を共有したり、想いを拡散したりする際にSNSの強みを十分に生かせます。
さらに、NFTの発行も簡単3ステップで完了するので、手軽にNFTデビュー可能です。
NFTを発行・出品・購入する際、HEXAは仮想通貨を介しないため、ガス代という手数料も不要になります。
→HEXA
取扱コンテンツ | デジタルアート フォトグラフ |
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決済通貨 | – |
日本円の対応 | 可(クレジットカード) |
手数料 | 販売手数料:20% |
対応ウォレット | MateMask SafePal imToken |
対応ネットワーク | イーサリアム Polygon |
Rakuten NFT
Rakuten NFTは、楽天グループが運営するNFTマーケットプレイスです。
国内のNFTアートが豊富に取り扱われており、ジャンルもデジタルアート・ゲーム・ミュージック・スポーツ・アニメと幅広く展開されています。
- 楽天IDで簡単に使える(仮想通貨が不要)
- クレジットカードによる決済が可能
- 国内のNFTアートを豊富に取り扱っている
クレジットカードによる決済にも対応しており、楽天グループならではの楽天ポイントによる支払いも可能です。
楽天IDで簡単にアカウントを作成できるので、すぐに利用を開始できます。
Rakuten NFT独自のブロックチェーンやNFT管理方法としているため、他のブロックチェーンやサービスとの互換性がない点はデメリットです。
取扱コンテンツ | デジタルアート ゲームアセット デジタルミュージック スポーツ アニメ |
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決済通貨 | – |
日本円の対応 | 可(クレジットカード) 楽天ポイント |
手数料 | 販売手数料:14% |
対応ウォレット | オリジナル |
対応ネットワーク | オリジナル |
海外のNFTマーケットプレイス5選
海外のNFTマーケットプレイスおすすめは次の5つです。
- Opensea
- Rarible
- SuperRare
- Nifty Gateway
- Foundation
これらの海外マーケットプレイスは決済利用可能通貨が限定されていたり、日本語に対応していないため、安心して利用したい方は国内のCoincheck NFTがおすすめです。
Opensea
Openseaは2017年12月から運営している海外最大手のマーケットプレイスです。
利用者は100万人を超えており、取扱コンテンツも幅広く、約400万点以上のコンテンツが出品されています。
- 世界中の様々なクリエイターが出品している
- ネットワーク手数料が高い
- シンプルな操作で使いやすい
世界中のクリエイターが出品しており、日本人ではVRアーティストのせきぐちあいみさんや、UVERWorldのTakuyaさんなどが利用しています。
国内マーケットプレイスと比較して、ネットワーク手数料が高いデメリットはありますが、操作画面はシンプルで分かりやすく、初めて利用する方でも問題なく売買できます。
取扱コンテンツ | ゲームアセット デジタルアート トレーディングカード デジタルミュージック ブロックチェーンドメイン ユーティリティトークン |
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決済通貨 | イーサリアム MATIC Klaytn |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:2.5% |
対応ウォレット | MateMask Torus Portis |
対応ネットワーク | イーサリアム Polygon Klaytn テゾス |
Rarible
Raribleは2020年にリリースされたマーケットプレイスです。
市場流動性マイニング制度を導入し、マーケットでNFTを売買するとRARIというガバナンストークンを獲得できます。
- 誰でも簡単にNFTを発行できる
- RARIを保有しているとコミュニティ参加権が得られる
- ゲームアイテムやアートなど様々なコンテンツを扱っている
RARIを保有しているとコミュニティの投票権や参加権を獲得でき、運営に参加可能です。
取扱コンテンツ | ゲームアセット デジタルアート デジタルミュージック フォトグラフ |
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決済通貨 | イーサリアム |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:2.5% |
対応ウォレット | MateMask Torus Portis |
対応ネットワーク | イーサリアム |
SuperRare
SuperRareはアメリカのSuperRare社が運営するマーケットプレイスで、NFTコンテンツの出品には審査が必要という特徴があります。
これにより低品質や悪意のある詐欺コンテンツが出品される可能性が低く、信頼性が保たれています。
- デジタルアートのみを取り扱っている
- 購入したアートを二次販売できる
審査に通ることができれば、デジタルアートを出品できるので、出品したいコンテンツがある方は利用してみてください。
取扱コンテンツ | デジタルアート |
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決済通貨 | イーサリアム |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:3.0% ギャラリー手数料:15% |
対応ウォレット | MateMask Fortmatic WalletConnect |
対応ネットワーク | イーサリアム |
Nifty Gateway
Nifty Gatewayはアメリカのサンフランシスコに拠点を持つNFTマーケットプレイスで、NFTコンテンツの出品には審査が必要となります。
しかし、一般ユーザーでもNFTの閲覧や売買は可能です。
- NFTの発行には申請が必要
- Nifty Gateway側がウォレットを管理するためガス代が不要
- NFTをクリエイターから買うには期間に限りがある
カストディアルサービスというサービス側がユーザーの資産を預かる方式をとっており、ウォレットの管理もNifty Gateway側で行うため、取引がオフチェーンでガス代が不要になります。
NFTをクリエイターから購入するにはドロップ期間に買うしかなく、その期間が過ぎると買えなくなります。
その後は、NFTマーケットに出品される二次流通の作品を一般ユーザー同士で取引することが可能です。
取扱コンテンツ | デジタルアート デジタルミュージック ゲームアセット |
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決済通貨 | イーサリアム |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:5%+30セント |
対応ウォレット | オリジナル |
対応ネットワーク | イーサリアム |
Foundation
Foundationは、2021年2月に提供が開始されたマーケットプレイスで、比較的高価なNFTアートが出回っている傾向があります。
海外の投資家層がよく目を通しているといわれ、過去には日本人アーティストの作品も高額で取引されていました。
- 高級NFTアートが多く流通
- 海外の投資家層の目に触れるため、高価で売買されやすい
- SNSやポートフォリオとしてマイページを使用可能
以前までは招待制で限られた人しか参入できませんでしたが、現在は撤廃されたため、ハードルは低くなっています。
ただし、英語表記がデフォルトであり、他のNFTマーケットプレイスに比べてガス代も高いため、初心者が利用するには難しいポイントが多いです。
取扱コンテンツ | デジタルアート |
---|---|
決済通貨 | イーサリアム |
日本円の対応 | 不可 |
手数料 | 販売手数料:15% |
対応ウォレット | MateMask |
対応ネットワーク | イーサリアム |
NFTマーケットプレイスの利用方法|購入の流れ
続いて、NFTマーケットプレイスにおける購入の流れを5ステップで紹介します。
- 国内の仮想通貨取引所で口座開設する
- 仮想通貨を購入する
- ウェブウォレット作成
- 仮想通貨を送金する
- NFTマーケットプレイスとウェブウォレットを連携して取引開始する
①国内の仮想通貨取引所で口座開設する
まず、国内の仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
ここでは、仮想通貨初心者でも使いやすいLINE BITMAX(ライン ビットマックス)がおすすめです。
最初のアカウントの作成~口座開設は3ステップで完了します。
初めてNFTや仮想通貨を触れる方でも、シンプルな操作のみで簡単に購入できるので、一度詳しく見てみてください。
②仮想通貨を購入する
次に、作成した口座へ日本円を入金して仮想通貨を入手しましょう。
決済用の仮想通貨はほとんどイーサリアム(ETH)を用いるため、迷ったらまずはイーサリアムを購入するのがおすすめです。
もし購入したいNFTや利用するマーケットプレイスが決まっている場合は、それらの決済に必要な仮想通貨を購入してください。
③ウェブウォレット作成
次に、ウェブウォレットのアカウントを作成します。
仮想通貨取引所の口座とNFTマーケットプレイスは連携できないため、ウェブウォレットをNFTマーケットプレイスと接続することが必要です。
使用するウェブウォレットにこだわりがなければ、ひとまずMetaMask(メタマスク)を使っておきましょう。
MetaMask(メタマスク)は多くのNFTマーケットプレイスに採用されており、初心者がまず持つにはおすすめのウェブウォレットです。
また、Googleの拡張機能で追加できるだけでなく、日本語にも対応しているため、かなり利便性に優れています。
④仮想通貨を送金する
次に、作成したウェブウォレットに決済用の仮想通貨を送金しましょう。
ウォレットのアドレスをコピー&ペーストして、仮想通貨の口座で送金先を指定します。
送金する通貨は、②で購入したもの(今回はイーサリアム)を指定してください。
銀行間の送金に比べて、仮想通貨の送金は非常にスピーディーなので、30分もあればウォレットに反映されるでしょう。
⑤NFTマーケットプレイスとウェブウォレットを連携して取引開始する
最後に、ウェブウォレットに仮想通貨の着金が確認できたら、NFTマーケットプレイスでNFTを購入します。
利用するNFTマーケットプレイスにウェブウォレットを接続して、お目当てのNFTを購入しましょう。
この時、たいていNFTの代金に加えて「ガス代」という手数料がかかるので、見越した分の仮想通貨の購入が必要です。
NFTマーケットプレイスの利用方法|出品の流れ
次に、NFTマーケットプレイスにおける出品の流れを2ステップで紹介します。
- NFTを用意する
- NFTマーケットプレイスに出品する
①NFTを用意する
まず、出品用のNFTを準備します。
以前購入したものでもいいですし、自ら作成したものでも大丈夫です。
②NFTマーケットプレイスに出品する
NFTが準備できたら、作品としてNFTマーケットプレイスに登録します。
この時、価格や販売形式(固定価格形式・オークション形式)、決済可能な通貨などの販売条件を設定し、出品すれば完了です。
ただし、出品や販売の際にガス代(手数料)が発生することもあるため、多少のイーサリアム(ETH)を用意しておくとよいでしょう。
NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点
NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点は次の通りです。
- 利用規約をしっかり読む
- 偽物を購入しない
- フィッシングサイト
- ハッキング対策
利用規約をしっかり読む
まず大切なことはマーケットプレイスの利用規約をしっかり読むことです。
マーケットプレイスによって、NFTアートの出品に審査が必要だったり、2次販売の可否、ロイヤリティなどに違いがあるので、規約を読まずに売買することはおすすめしません。
偽物を購入しない
解説した通り、データの改ざんや複製などはブロックチェーン技術によって行われませんが、NFT化する前に複製したコンテンツまでは分かりません。
そのため、著作権を無視して既存のコンテンツをNFT化して販売していることがあり、注意が必要です。
アートだけではなく、ゲーム内のアイテムでも偽物が出品されています。
偽物のアイテムは購入してもゲーム内で使用できません。
知名度のあるマーケットプレイスを利用しているからといって安心することなく、偽物をよく分からない間に買ってしまうことのないようにしてください。
フィッシングサイト
NFT市場に注目が集まっていることから、様々なトラブルも増えてきています。
中でもフィッシングサイトといって、既存の取引所やマーケットプレイスを装ったメールを送り、アカウント情報やパスワードを盗みとる詐欺が多いです。
フィッシングサイトはURLがでたらめだったり、文字がおかしかったりと、違和感を感じるはずなので、少しでも不安を感じたらパスワードの入力は絶対に避けましょう!
ハッキング対策
NFTアートはデジタルコンテンツのため、ハッキングされて消失する可能性があります。
NFTマーケットプレイス自体がハッキングされると、NFTアートだけでなく、アカウントの個人情報まで盗まれてしまうこともあるのです。
登録していたメールアドレスが悪用されたり、クレジットカードが不正利用されたりする恐れもあります。
そのため、セキュリティ体制が整ったNFTマーケットプレイスを選ぶ、パスワードを複雑に設定する、二段階認証を必ず設定するなど、事前のハッキング対策を行いましょう。
NFTマーケットプレイスに関するQ&A
NFTはいくらから購入可能ですか?
NFTの価格は、売り手の決めた価格となります。
場合によっては、販売開始初期よりも高くなってしまうこともあるので、理解しておくべきです。
ただし、ホワイトリストと呼ばれる優先購入権を取得できた場合には、0.001ETHという最安値での購入も可能になります。
購入にクレジットカードは使用できますか?
NFTマーケットプレイスによっては、クレジットカードが使用できるところもあります。
ただし、仮想通貨での購入に比べて手数料が高いことが多いです。
コストと手間のバランスを考えて、どちらの決済手段が良いかを判断し、仮想通貨取引所を選びましょう。
購入後にキャンセルや返品は可能?
NFTは一度購入すると、キャンセルや返品には原則対応してくれません。
オークション形式のマーケットで誤って高額入札してしまうと、取り消しがきかずに支払いの必要が出てきます。
また、購入後に有名なNFTアートの偽物だと判明した場合でも返品不可能です。
競争率の激しいアート作品もあり、焦る気持ちもわかりますが、購入前に十分確認して購入しましょう。
まとめ
今回は国内外のNFTマーケットプレイスを6選紹介し、利用するマーケットを選ぶ際のポイントや、利用する際の注意点も合わせて解説しました。
結論、日本語で利用できて、13通貨での購入に対応しているCoincheck NFTがおすすめです。
また、海外マーケットプレイスを利用する場合でも、イーサリアムなどの仮想通貨を用意する必要があるので、まずはLINE NFTに口座開設を行ってみてください!