という疑問がある方向けに、この記事ではパレットトークン(PLT)の特徴や価格推移、今後の将来性や買い方を解説していきます。
パレットトークン(PLT)は2021年7月29日に取引を開始した新しい仮想通貨で、NFTプラットフォームや国内初のIEO銘柄として、大変注目を集めています。
Coincheck(コインチェック)に上場してから急騰しており、NFT市場の拡大によって今後の将来性が期待されている通貨です。
NFT関連銘柄への投資を検討している方や、IEO投資で利益を上げたい方は、この記事を参考にパレットトークン(PLT)に投資してみてください!
目次
パレットトークン(PLT)とは?


パレットトークン(PLT)とは、PaletteというNFTプラットフォームで利用されている仮想通貨です。
PLTを発行し運営しているのは東京本社の「Hashpalette社」です。
Hashpalette社は日本が誇る文化である漫画やアニメ・音楽のためのNFTプラットフォームPaletteを開発しています。
仮想通貨名 | パレットトークン(PLT) |
現在の価格(2023年6月最新) | ¥8.17 |
発行上限 | 10億枚 |
発行枚数 | 2億300万枚 |
国内取扱取引所 | Coincheck(コインチェック) |
PLTは、NFT(Non-Fungible Token)の市場拡大に伴う課題を解決する役割も果たしています。
- 著作権
- スケーラビリティ
- ガス代
まず、アニメや漫画、音楽など著作権が非常に重要と考えら
れるコンテンツの場合、NFTを一定の制限のもとで流通させることが必要です。
ただ、現状で制限をかけて流通され、著作権の侵害に値しないかどうかの管理は困難を極めています。
しかし、PLTの独自のブロックチェーンを使うことで、NFTの発行から流通に至るまでに高い透明性を保てるため、著作権をより確実に守ることが可能となってきました。
また、ブロックチェーン上での取引が活発になることで発生する渋滞(=スケーラビリティ)の緩和にも、PLTは役立ちます。
使用するブロックチェーンを分散させることで混雑を下げ、取引の承認時間の短縮につながっています。
同時に、混雑の解消はガス代上昇の防止にも一役買っている事実があるのです。
パレットトークン(PLT)の特徴


パレットトークン(PLT)の特徴は次の通りです。
- NFT関連銘柄
- 手数料が安定し低価格
- Palette上の公式ウォレット
- イーサリアム(ETH)と相互運用が可能
- ステーキングサービスを受けられる
- パレットとIOSTの連携
- 国内初のIEO実施
NFT関連銘柄


解説した通り、パレットトークン(PLT)はNFTプラットフォームで利用されているNFT関連銘柄です。
NFTとはNon Fungible Token、日本語に直訳すると非代替性トークンという意味で、ブロックチェーン上でコンテンツを自分が所有していると証明する技術になります。
NFT技術を利用することで、アートや音楽などのデジタルコンテンツをブロックチェーン上で安全に所有できるようになりました。
NFT関連銘柄には他にもエンジンコイン(ENJ)やフロウ(FLOW)などたくさんありますが、パレットトークン(PLT)は国内初のIEO実施や、プロジェクトが注目を集めている違いがあります。
2021年〜2022年にかけてNFT関連銘柄は大きく値を上げており、今後の将来性も高いと注目されています。
手数料が安定し低価格


Paletteでは手数料が安定し低価格で利用できる仕組みで作られています。
パレットトークン(PLT)はエンターテイメントでの活用に特化されて開発された仮想通貨なので、イーサリアムなど他のプラットフォームと異なり、利用しやすい特徴があります。
手数料が高ければパレットトークン(PLT)を利用するクリエイターやコンテンツホルダーを増やすことが難しくなるので、手数料の安いPaletteは将来性が高いと言えます。
Pallet上の公式ウォレット


パレットトークン(PLT)はアニメや漫画、音楽などのコンテンツが公開されているPalette上の公式ウォレットです。
Paletteではパレットコンソーシアムによってステーキングの仕組みに基づいた分散型のブロックチェーン運用を行なっています。
日本が世界に誇るようなコンテンツがPalette上でNFTとしてデジタル化され、誰でも簡単に売却や購入できます。
パレットトークン(PLT)はイーサリアム(ETH)上で発行され、クロスチェーン技術によってPalette上で利用されています。
イーサリアム(ETH)と相互運用が可能


パレットトークン(PLT)はクロスチェーンを利用してイーサリアム(ETH)と相互運用が可能となっています。
クロスチェーンとは、異なるブロックチェーン同士を連携させて開発や運用を行う技術です。
クロスチェーン技術によって、それぞれのブロックチェーンが持つ特徴を活用することができ、手数料やセキュリティ問題を回避できます。
他にも流動性や価格安定性にも貢献するので、今後NFT市場が拡大してパレットトークン(PLT)の需要が増した場合でも対応可能です。
イーサリアムの今後は見通しが暗い?最新情報や専門家、AIの価格予想を徹底調査
ステーキングサービスを受けられる


パレットトークン(PLT)を保有しているユーザーは、ステーキングサービスを受けられます。
ステーキングサービスとは、対象の仮想通貨を保有しているユーザーが、そのトークンを預け入れることで報酬を得られるサービスです。
例えるなら、仮想通貨で金利や配当金のようなインカムゲインを得る方法になります。
ただし、パレットトークン(PLT)の保有枚数が少ない場合は、ステーキングでそれほどの利益を得ることは難しいので、Coincheck(コインチェック)でレンディングを利用するのがおすすめです。
レンディングもステーキングと同じように保有している通貨を預けて報酬が貰える仕組みのサービスで、期間によって次のように利率が異なります。
期間 | 利率 |
---|---|
14日間 | 年率1% |
30日間 | 年率2% |
90日間 | 年率3% |
180日間 | 年率4% |
365日間 | 年率5% |







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パレットとIOSTの連携


NFTに特化されたブロックチェーンであるPaletteとIOSTは2021年9月に提携すると発表しました。
IOSTは独自のコンセンサスアルゴリズムであるPoBを採用して、DeFi関連銘柄として注目を集めている仮想通貨です。
別のブロックチェーンと互換性を図れるクロスチェーンにより、IOSTとの共同開発が進み、更なるプロジェクトの進展が期待されています。
連携するブロックチェーンは今後も増える予定で、NFTプラットフォームとして利便性が高まることでしょう。
国内初のIEO実施


パレットトークン(PLT)は国内初のIEOを実施したことから注目を集めています。
IEOとはInitial Exchange Offeringの略で、企業から依頼を受けた取引所が資金調達を支援することです。
仮想通貨を使って資金調達を行う方法は、他にもICOという方法がありましたが、ICOでは詐欺が横行して信頼性が低いため、現在ではほとんど利用されていません。


IEOはICOの仕組みを改善したもので、取引所にアカウントを持っていれば企業とダイレクトに繋がらなくても資金調達を行えます。
信頼性高く、取引所の利用ユーザーなら誰でも参加できることから、非常に流動性高く資金を集めることができます。
パレットトークン(PLT)の価格推移


パレットトークン(PLT)の価格の推移は、上記のチャートの通りです。
以下では、出来事別に期間を区切って、PLTの価格変動との関係についてみていきます。
- 国内初のIEO実施で急上昇|2021年7月〜9月
- 仮想通貨の下落トレンドに連動|2021年10月〜2022年3月
- PLT Placeのローンチも影響なし|2022年4月〜
国内初のIEO実施で急上昇|2021年7月〜9月


パレットトークン(PLT)は2021年7月にIEOの申し込みを開始して、7月29日にCoincheck(コインチェック)で取引できるようになりました。
取引開始当初は6円だったものの、Coincheck(コインチェック)に上場してから90円付近まで急騰し、その後10月ごろまで60円〜90円のレンジで推移しています。
仮想通貨の下落トレンドに連動|2021年10月〜2022年3月


この背景には、仮想通貨市場全体の暴落も大きく関係しているといわれています。
実際に、2021年9月20日の中国大手の不動産会社「中国恒大集団」の債務問題が影響し、金融市場に不安が広がった結果、仮想通貨が全体として価格を下げました。
この時、PLTも影響を受けており、50円を下回る事態に発展しています。
PLT Placeのローンチも影響なし|2022年4月〜


2023年に入ってからもなお、仮想通貨全体が下落傾向にあり、価格は前年のようには戻っていません。
世界的な出来事としては、FOMC(連邦公開市場委員会)で2022年に3回の利上げを予定し、テーパリング(量的緩和縮小)を早める見通しを示したことが挙げられます。
この間、NFTマーケットプレイス「PLT Place」のローンチが発表されましたが、下落トレンドの影響は大きくPLTの価格回復までは至りませんでした。
2023年6月現在では、PLTは9円前後で推移している状態です。
出典:ビットコインが2022年に大幅下落の可能性、クラーケンCEOが指摘
パレットトークン(PLT)の今後の将来性


パレットトークン(PLT)の今後の将来性を考える上で重要なことは次の通りです。
- NFT市場の拡大
- 国内取引所への上場
- パレットプラットフォームの参加者増加
- PLTの高いユーティリティ
- Play to Earnゲームのリリース
NFT市場の拡大


パレットトークン(PLT)の今後の将来性は、NFT市場の拡大が大きく関係しています。
パレットトークン(PLT)はNFTコンテンツを売買できるプラットフォームPaletteの公式ウォレットであり、手数料が低く安定していることからNFTの重要な仮想通貨です。
2021年からNFT市場の拡大は世界規模で続いており、米国でのNFT市場規模は2億5000万ドルと言われています。
NFTのデジタルコンテンツはコピーされないため、唯一無二の価値を保てることから、NFTコンテンツを生み出すデジタルアーティストも増加しています。
NFT市場の拡大とともにPalletの成長、そしてパレットトークン(PLT)の価格も成長していくでしょう。
国内取引所への上場


2023年6月現在、パレットトークン(PLT)はCoincheck・OKcoinJAPAN・BitTrade(旧フォビジャパン)・コイントレード・ビットフライヤーに上場しています。
2021年7月29日に取引を開始したばかりの新しい仮想通貨なので、これから国内取引所への上場が進めば、価格に良い影響を与えるはずです。
Coincheck(コインチェック)に上場した際は一気に90円近い価格まで上昇したことから、将来的な上昇余地は非常に大きいと予想できます。
新規上場は取引可能ユーザー数の増加を意味するので、流動性が高まり、価格の上昇と安定化が期待されます。







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パレットプラットフォームの参加者増加


Paletteプラットフォームの参加者が増加すれば、需要増加によりパレットトークン(PLT)の価格は上昇する可能性が高いです。
Paletteは解説した通り、複数のブロックチェーンと相互運用が可能なクロスチェーンに対応し、独自の手数料設計により、手数料の安定化や低価格化を実現しています。
他にもユーザーは暗号資産を意識せずにブロックチェーンサービスを利用することができ、コンテンツホルダー自身もコンセンサスノードとなることでルールメイクに参加できます。
すでに様々な企業と提携しプロジェクトを進めていますが、漫画やアニメ・スポーツ・音楽など様々な業界と提携できることから、今後の成長が期待できます。
プラットフォームの成長に伴い参加者も増加することでしょう。
PLTの高いユーティリティ


パレットトークン(PLT)は、独自の経済圏の中でユーティリティ性が非常に高いです。
使用例としては以下のようなことが挙げられます。
- パレットチェーンのノード運用報酬の支払い
- 決済(サブスクリプション)
- NFT発行手数料の支払い
- NFTの購入
- PLT保有による権利付与
今後もPLTの用途はさらに広がると考えられており、需要も相関して高まっていく見込みです。
需要の高まりにより、PLT価格の上昇も考えられるでしょう。
Play to Earnゲームのリリース


株式会社HashPortは、ブロックチェーンゲームスタジオ部門「HashGames」を設立し、3つのPlay to Earnゲームをリリースしました。
2022年の春夏に国内から3つのゲームがリリースとなります。
これまで海外のBGS(Battle of Guardians Share Token)やAxie Infinityが人気を集めて話題を呼んでいましたが、ついに日本にもPlay to Earnゲームの新風が吹きそうです。
パレットトークン(PLT)の買い方


パレットトークン(PLT)を購入するには2つの方法があります。
- IEOで購入する
- 仮想通貨取引所(Coincheck)で購入する
以前までは、IEO(仮想通貨の先行販売)での購入も可能でしたが、現在は終了しています。
今後PLTのIEOは再開する可能性はありますが、現状は未定です。
そこで、PLTは取り扱う国内の仮想通貨取引所のみで購入できる状態となっています。
国内ではCoincheck(コインチェック)にしか上場していないので、Coincheck(コインチェック)に口座開設を行い購入することが必要です。
Coincheck(コインチェック)の利用がおすすめ


- 東証一部上場企業「マネックスグループ」が主要株主!
- 「取引手数料」「入金手数料」が無料!
- 取り扱い通貨が国内最多!たくさんのアルトコインを取引することができる。
Coincheck(コインチェック)は東証一部上場のマネックスグループが主要株主の大手取引所です。
貸仮想通貨サービス(レンディング)をパレットトークン(PLT)で受けることもでき、保有しているだけで売買せずに利益を上げることができます。
通常の投資ではパレットトークン(PLT)を含めて17通貨に投資することができ、最低500円という少額から取引が可能です。
スマホアプリでの取引が行いやすいと人気で、初心者の方でもすぐに使いこなすことができます。
取引手数料と入金手数料が無料で利用できるので、パレットトークン(PLT)を購入するならコインチェックを活用しましょう!







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パレットトークン(PLT)のステーキング方法
パレットトークン(PLT)のステーキング方法は、以下の5ステップで可能となります。
- PLTウォレットを作成する
- PLTとイーサリアム(ETH)を送金する
- ブリッジする
- ステーキングを実行する
- ステーキングを終了して報酬を受け取る
①PLTウォレットを作成する


まずはPLTとイーサリアム(ETH)を保管する「PLTウォレット」を作成します。
クロスチェーン機能が搭載されているため、PLTチェーンとETHチェーンの間を自由に移動可能です。
PLTウォレットの作成には、専用のアプリ(Apple Store/Google Play)が必要となります。
当アプリをインストールした後、アプリ内の指示に従って登録作業を行えば簡単です。
②PLTとイーサリアム(ETH)を送金する


次に、作成したPLTウォレットへ仮想通貨取引所からPLTまたはETHを送金します。
Coincheck(コインチェック)の送金機能を使えば、初心者でも簡単です。
ウォレットのアドレスはアプリ内に記載されているので、コピー&ペーストで転写するようにしてください。
この時、手打ちで打つなどして宛先を間違えると、送金手続きした仮想通貨はすべて失ってしまいます。
今一度宛先は確認したうえで、慎重に送金作業を行いましょう。
SMS認証が必要な場合もあるので、適宜対応してください。
③ブリッジする


送金が完了したら、ETHとPLTをチェーン間でブリッジ(異なる通貨の交換)を行います。
ブリッジを行うことで初めてステーキングが可能になるのです。
この時、手数料としてETHが必要になるので、手数料分のETHを余分に準備しておく必要があります。
④ステーキングを実行する


ブリッジ完了後、ステーキングを設定します。
「ステーク」を選び、ステーキングに充てるPLTの額を入力しましょう。
ノード欄に「Hashpalette」「HashPort」が表示されるため、どちらかを選択します。
確認画面に移って最終確認を行えば、あとはパスワードを入力し、送信して完了です。
正常に完了していれば、ウォレット画面の「ロックアップ数量」に申請したPLT数量が表示されるので、必ず確認しておきましょう。
⑤ステーキングを終了して報酬を受け取る


ステーキングが終了すると、充てた金額やステーキング期間に応じた報酬が受け取れます。
受け取り可能額を確認し、申請ボタンを押して、パスワードを入力すれば受け取り申請も完了です。
正常に完了すれば、ウォレットに反映されます。
ここまでのステーキング行程は少し手間ですが、預けているだけで手持ちの通貨を増やせます。
途中でやめると逆に損してしまうので注意しましょう。







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パレットトークン(PLT) に関するQ&A
以下では、パレットトークン(PLT)に関するQ&Aにお答えします。
PLTは誰が運営している?


PLTを運営するHashPallete社の代表的なメンバーは以下の通りです。
- 代表取締役CEO 吉田世博
- 取締役CTO 林孝之
- 非常勤取締役 松原裕樹
- 監査役 越藤貴康
PLTの総発行枚数は何枚?
PLTの総発行枚数は10億枚です。
そのうち、2.3億枚(全体の23%)がIEOで販売されました。
PLTのコンセンサスアルゴリズムは何?
PLTのコンセンサスアルゴリズムは、PoA(Proof of Authority)です。
PLTの保有量に応じて取引の承認が行われます。
PLTはどこで購入できる?
2023年6月現在、PLTは国内においてCoincheck・OKcoinJAPAN・BitTrade(旧フォビジャパン)・コイントレード・ビットフライヤーで購入可能です。
口座開設しないとPLTの購入はできないので、事前に開設だけでも済ませておきましょう。







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PLTの上場予定は他にもある?
2023年6月現在、国内仮想通貨取引所に上場の予定はありません。
ただ、2021年12月28日に海外の仮想通貨デリバティブ取引所・Bybit(バイビット)に上場しました。
この流れを受け、他の国内外の取引所でも上場が発表される可能性は考えられます。
NFTマーケットプレイス「PLT Place」とは?
NFTマーケットプレイス「PLT Place」は、NFT販売を成功へと導くプラットフォームです。
引用:PLT Place 公式HP
NFTマーケットプレイス「PLT Place」は以下のような特徴を持つプラットフォームです。
- クロスチェーンに対応し、他のブロックチェーンへNFTを移行可能
- クレジットカード払い可能
- ガス代(取引手数料)無料
今後NFT市場を盛り上げるための重要な土壌として期待されています。
パレットトークン(PLT) まとめ
今回はNFTプラットフォームの公式ウォレットとして利用されているパレットトークン(PLT)の特徴やこれまでの価格推移、今後の将来性や買い方について解説しました。
パレットトークン(PLT)はNFT市場の拡大や新規上場によって今後の将来性が期待できます。
NFT関連銘柄の価格は上昇しすぎているとも言われていますが、パレットトークン(PLT)は新しく誕生したばかりの通貨なので、まだまだこれからの上昇余地が大きいです。
2023年6月現在はCoincheck・OKcoinJAPAN・BitTrade(旧フォビジャパン)・コイントレード・ビットフライヤーで買うことができるので、この記事を参考に投資してみてください。