カードローンの金利は利息制限法や出資法により上限金利が年20%以下に定められており、カードローンの金利は3.0〜18.0%に設定されていることがほとんどです。
カードローン利用者の多くが借入する際の金利を気にしており、日本賃金業協会が行った調査によると、借入先を選ぶ際に重視するポイントとして「金利が低いこと」が最も多いという結果が出ています。
低金利なカードローンは無駄な利息を減らすことができますが、貸金業社は2022年3月末の時点で1,580社(※)もあり、選ぶまでに時間も労力も必要です。
ただ、実際は多くのカードローンを比較する必要はなく、「厳選された低金利なカードローン」「選び方」「返済期間や借入回数」を押さえるだけで利息を減らすことができます。
本記事ではこれらすべて無料で公開しています。
※参考元:金融庁「貸金業関係資料集」
- カードローンの上限金利に注目すると返済負担を減らせる
- 低金利になるほど審査は厳しい傾向にある
- 低金利の基準は上限金利が年18.0%以下のカードローン
- すぐに返せる方は大手消費者金融だけが実施している無利息期間が有効
- 例えば「アイフル」だと年18.0%かつ30日間無利息で利用できる
本記事で紹介する消費者金融の低金利でおすすめのカードローンは以下の通りです。
- アイフル【年3.0%~年18.0% + 30日間無利息キャンペーン実施】
- 楽天銀行スーパーローン【年1.5%~年14.5%】
- プロミス【年4.5%~年17.8% + 30日間無利息キャンペーン実施】
- アコム【年3.0%~年18.0% + 30日間無利息キャンペーン実施】
- 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック【年1.8%~年14.6%】
- 千葉銀行カードローン【年1.4%~年14.8%】
- PayPay銀行カードローン【年1.59%~年18.0%】
- 三井住友銀行カードローン【年1.5%~年14.5%】
- オリックス銀行カードローン【年1.7%~年14.8%】
- みずほ銀行カードローン【年2.0%~年14.0%】
- SMBCモビット【年3.0%~年18.0%】
- レイク【年4.5%~年18.0 + 無利息期間あり】
- au PAYスマートローン【年2.9%~年18.0%】
目次
低金利なカードローンの一覧を比較|利息を抑えられる13社の借入先
ここでは、低金利で借りることができるカードローンを紹介します。
消費者金融カードローンと銀行カードローンには以下のような強みがあります。
【消費者金融カードローンの特徴】
- 即日融資を受けることができる
- 担保なし・保証人なしで借入が可能
- 利用目的は自由
- いつでもどこでも借入と返済が可能
【銀行カードローンの特徴】
- 消費者金融カードローンと比べると上限金利が低め
- 大手銀行のサービスなため安心感がある
銀行カードローンは利息を抑えることもできますが即日融資に対応していません。
消費者金融カードローンは融資速度が早いため、今すぐお金が必要な方におすすめの方法です。
数あるカードローンのなかでも、低金利で利用できるカードローンの金利や借入限度額など貸付条件を比較しているので参考にしてください。
アイフル | 楽天銀行スーパーローン | プロミス | アコム | 三菱UFJ銀行カードローン バンクイック |
千葉銀行カードローン | PayPay銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | オリックス銀行カードローン | みずほ銀行カードローン | SMBCモビット | レイク | au PAYスマートローン | |
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金利(実質年率) | 年3.0%~年18.0% | 年1.9%~年14.5% | 年4.5%~年17.8% | 年3.0%~年18.0% | 年1.8%~年14.6% | 年1.4%~年14.8% | 年1.59%~年18.0% | 年1.5%~年14.5% | 年1.7%~年14.8% | 年2.0%~年14.0% | 年3.0%~年18.0% | 年4.5%~年18.0% | 年2.9%~年18.0% |
借入限度額 | 1〜800万円 | 10〜800万円 | 1〜500万円 | 1〜800万円 | 10〜500万円 | 10〜800万円 | 1〜1,000万円 | 10〜800万円 | 10〜800万円 | 10〜800万円 | 1〜800万円 | 1〜500万円 | 1〜100万円 |
無利息期間 | 最大30日間 | ー | 最大30日間 | 最大30日間 | ー | ー | 最大30日間 | ー | ー | ー | ー | 最大180日間 | ー |
審査時間 | 最短25分 | 最短当日 | 最短25分 | 最短30分 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌営業日 | 1週間程度 | 最短3営業日 | 最短30分 | 最短15秒 | 最短30分 |
融資速度 | 最短25分 | 最短翌日 | 最短25分 | 最短30分 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌営業日 | 1週間程度 | 最短1週間 | 最短即日 | 最短25分 | 最短即日融資 |
保証人・担保 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
Web完結 | 可能 | 可能 | 可能 | 一部可能 | 申し込みまでは可能 | 可能 | 可能 | 一部可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
種類 | 消費者金融系 | 銀行 | 消費者金融系 | 消費者金融系 | 銀行 | 銀行 | 銀行 | 銀行 | 銀行 | 銀行 | 消費者金融系 | 消費者金融系 | 携帯事業者系 |
運営元 | アイフル株式会社 | 楽天銀行株式会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 | アコム株式会社 | 株式会社三菱UF J銀行 | 株式会社千葉銀行 | PayPay銀行株式会社 | 株式会社三井住友銀行 | オリックス銀行株式会社 | 株式会社みずほ銀行 | 株式会社SMBCモビット | 新生フィナンシャル株式会社 | auフィナンシャルフィナンシャルサービス株式会社 |
公式サイト | アイフル公式サイト | 楽天銀行スーパーローン公式サイト | プロミス公式サイト | アコム公式サイト | SMBCモビット公式サイト |
本記事では営業所に貸金業務取扱主任者を置き、財務局や都道府県に登録され、法定利率や貸金業法を遵守している正規の業者を紹介しています。また当サイトのランキングは消費者金融利用者へのアンケート結果と、各消費者金融の公式サイトの最新情報を基に作成されております ( ランキングの根拠に関する詳細(PDF)【2023年】)。
カードローンは上限金利が低いほど審査も厳しくなります。
銀行カードローンよりは金利が高い分、審査に通りやすく融資までのスピードが早い消費者金融がおすすめです。
どうしてもお金を用意する必要がある方は、カードローン審査が甘いと言われている会社を確認しましょう。
それでは低金利のカードローンの特徴をご覧ください。
アイフル
アイフルは大手銀行の傘下に入ることなく、独立した消費者金融会社として成功しています。
後ろ盾なくここまで大手企業に成長することができたのは、アイフルの経営理念と真摯でかつ大胆なサービス展開のおかげです。
CMにもかなり力を入れているので、アイフルの名前を知らないという日本人の方は少ないのではないでしょうか?
- 無駄な手続きを極力減らしているため審査スピードが早い
- 女性専用の窓口がある
- 電話での在籍確認は原則行われない
アイフルは独立している企業なので、ルールや作業工程をある程度自由に決めることができます。
そのため、在籍確認や審査をよりシンプルに行うことができるのです。
アイフルの審査は最短25分で完了するので、即日融資ができます。
- 銀行と関りがないことで不安を抱かれる場合がある
- リボ払いなので完済までに時間がかかりやすい
借りたり月々返していったりするのは簡単なのですが、完済することを見据えると金利の高さやリボ払いの点がデメリットとして目立ち始めます。
- なるべく家族や会社にバレたくない方
- なるべく簡単にお金を借りたいと希望している方
融資金額 | 1~800万円 |
---|---|
実質年利 | 3.0%~18.0% |
審査の早さ | 最短25分 |
融資スピード | 最短25分 |
返済回数 | 1~151回(最長14年6ヶ月) |
担保・保証人 | 必要なし |
無利息期間 | 最大30日間 |
遅延損害金 | 20.0% |
アイフルのキャンペーン情報
アイフルでは以下のキャンペーンを開催しています。
- 最大30日間利息0円サービス
- お友だち紹介
最大30日間利息0円サービス
最大30日間利息0円サービスは、はじめてアイフルと無担保キャッシングローンを契約した方限定で、最大30日間金利0円で利用できるサービスです。
契約日の翌日から30日間が適用期間となるため、借入の翌日からではない点に注意しましょう。
契約日翌日から30日間内であれば、一度完済して再度の利用分しても無利息の対象となります。
お友だち紹介
20歳以上の方が、アイフルとの取引の如何を問わず、ご友人・知人に紹介した場合、Vプリカ10,000円分がプレゼントされます。
提供条件は紹介された方がアイフルと初めて契約された場合に1人につき、謝礼としてVプリカが進呈されます。
紹介方法は0120-201-810のキャンペーン窓口まで問い合わせましょう。
楽天銀行スーパーローン
- ネット証券だからWEB上の手続きに強い
- 楽天会員ランクに応じて審査の優遇がある※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
口座開設数トップクラスの楽天銀行が提供するスーパーローンは、銀行カードローンの中でも特に人気があります。
管理人が口コミを調査したところ、楽天銀行スーパーローンの口コミでは「金利の低さ」が多くの方から評価されていました。
下限金利・上限金利がともに平均よりも安く、少額融資でも高額融資でもお得に借り入れることができます。
契約はすべてネット上で完結でき、必要な書類があっても画像をアップロードできるので、郵送物のやり取りは発生しません。
楽天会員ならランクによって審査が優遇されることもあります。
実質年利 | 1.9%~14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
無利息期間 | ― |
最高借入限度額 | 10〜800万円 |
WEB完結 | 可能 |
カードローンの種類 | 銀行 |
プロミス
三井住友銀行の傘下にある『プロミス』は、消費者金融の中でも信頼度が高いおすすめの会社の一つです。
1962年に誕生して以来真摯に金融業と向き合ってきたプロミスは、その経営態度が認められ2012年に三井住友フィナンシャルグループの子会社になりました。
その時に社名をSMBCコンシューマーファイナンスに変えましたが、今でも思い入れの強いプロミスという名前を使用してサービスを提供し続けています。
- 審査から契約、融資までの完了スピードが最短25分
- はじめてお金を借りたら30日間の0金利期間が設けられる
- 独自サービス「瞬フリ」のおかげで実質24時間365日借りられる
アイフル同様、プロミスの審査も最短25分と早いのが魅力です。
また、三井住友銀行などの口座を持っていれば、24時間いつでも瞬時にお金を借りられる「瞬フリ」サービスを利用することもできます。
- 銀行のグループ会社でありつつも総量規制に準じている
- 銀行の商品と比べると金利が高い
- 20~69歳以下の方でも仕事をしていない方は審査に受からない
三井住友銀行グループには属していますがあくまでも一貸金業者なので、貸付上限額は総量規制に沿って決定されます。
- とにかく緊急でお金を借りる必要がある方
- 信頼できる消費者金融会社を利用したいと思っている方
融資金額 | 1~500万円 |
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実質年利 | 4.5%~17.8% |
審査の早さ | 最短25分 |
融資スピード | 最短25分 |
返済回数 | 1~80回(最長6年9ヶ月) |
担保・保証人 | 必要なし |
無利息期間 | 最大30日間 |
遅延損害金 | 20.0% |
プロミスのキャンペーン情報
プロミスでは以下のキャンペーンを開催しています。
- 30日間無利息サービス
- Vポイントプレゼントキャンペーン
30日間無利息サービス
プロミスと初めて契約する際、メールアドレスをご登録し書面の受取方法で「Web明細」を選択することでカードローンを30日間無利息で利用できるサービスです。
初回出金の翌日から30日間が無利息期間となり、30日以内に完済し再度利用した場合も期間内なら無利息で利用できます。
Vポイントプレゼントキャンペーン
現在のVポイントプレゼントキャンペーンは、初めての契約でVポイント1,000円分がプレゼントされます。
Vポイントは1ポイント1円でお買い物などの色々なサービスで利用できます。
アコム
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の消費者金融・アコム。
貸金業者では珍しくクレジットカードを発行している会社で、2014年には消費者金融業界初のマスターカードがライセンスを取得しています。
アコムは貸金業者でありながら、銀行並みの実績を持っている大手消費者金融として有名なのです。
- 自動契約機の「むじんくん」で素早く融資が受けられる
- Webのみで手続きを完結できる
- 審査通過率が高く、初心者の方にも人気
土日や祝日も稼働しているむじんくんを利用すれば、1年中いつでも即座に融資を受けられます。
実際に店舗に赴いたり郵送手続きを介したりしなくても、インターネット環境があればローン契約を結べる点も人気のポイントです。
- お金を借りるにはローンカードの発行が必須
- 年収によって借り受け可能金額が決まる
発行したローンカードを家族や知人に見られてしまうと、一発で借金していることがバレてしまう恐れがあります。
- はじめて消費者金融を利用する方
- 土日祝日関係なく即日借入れを希望している方
アコムの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~800万円 | |
実質年利 | 3.0%~18.0% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 1回~100回(最長9年7ヵ月) | |
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | 最大30日間 | |
遅延損害金 | 20.0% |
アコムのキャンペーン情報
アコムでは以下のキャンペーンを開催しています。
- お友達紹介プログラム
お友達紹介プログラム
紹介した友人が専用URLからアコムと初めて契約し、借り入れすると紹介した人とされた人両方とも謝礼をもらえます。
紹介された人のご契約月の翌月末びのカードローンの利用残高が10万円以上の場合、両方に進呈されるのは5,000円分の「EJOICAセレクトギフト」です。
バンクイック
- 年1.8%〜14.6%という圧倒的な金利の低さ
- 口座開設不要で利用可能
バンクイックは、株式会社三菱UFJ銀行が2007年11月5日から発行を開始したカードローンです。
バンクイックの特徴は金利が年1.8%〜14.6%と低いことです。
特に下限金利が年1.8%と圧倒的な金利の低さです。
申し込みの際に三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても申し込みが可能です。
実質年利 | 1.8%~14.6% |
---|---|
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
無利息期間 | ― |
借入限度額 | 10〜500万円 |
WEB完結 | お申し込みまでは可能 |
カードローンの種類 | 銀行系 |
千葉銀行カードローン
- 金利が年1.4%〜14.8%
- 専業主婦でも利用可能
千葉銀行カードローンは「ちばぎんカードローン」の名称で知られる地方銀行系カードローンです。
千葉銀行カードローンも金利が安く年1.4%〜14.8%です。
下限金利・上限金利がともに安く、返済も2,000円からと負担を抑えることができます。
専業主婦でも申し込め、「配偶者に安定収入があること」をクリアすれば本人名義で借りることができます。
アイドルのQUOカードがプレゼントされるキャンペーンも実施しています。
実質年利 | 1.4%~14.8% |
---|---|
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
無利息期間 | ― |
最高借入限度額 | 10〜800万円 |
WEB完結 | 可能 |
カードローンの種類 | 銀行系 |
PayPay銀行カードローン
- 日本で一番初めにできたネット銀行が提供するカードローン
- 銀行カードローンではあまりない30日間の無利息サービスを提供
- 専用アプリ「ネットキャッシングアプリ」が便利
PayPay銀行カードローンは日本初のオンライン銀行として2000年に誕生したPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)が提供するカードローンです。
銀行カードローンとしては珍しく、新規申込の方限定で30日間の無利息期間を設けています。
しかも無利息期間が開始されるのは、「契約日から」ではなく「初めて借入れを行った日から」なので、無利息サービスをまるまる30日間活用可能です。
他にも、以下のような他社にはない特別なサービスを提供しています。
- Tポイントを現金化できるサービス
- 「Yahoo!かんたん決済」の利用手数料0円サービス
借入れや残高状況を簡単にチェックできる専用スマホアプリ「ネットキャッシングアプリ」も、使い勝手が良いと好評です。
実質年利 | 1.59%~18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
無利息期間 | 最大30日 |
最高借入限度額 | 1〜1,000万円 |
WEB完結 | 可能 |
カードローンの種類 | 銀行系 |
三井住友銀行カードローン
- 返済方法や返済日を自身の都合に合わせて選択できる
- 上限金利が14.5%と比較的割安
- 審査と融資が最短で翌営業日には完了する
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
三井住友銀行のカードローンは、上限金利が他のカードローンに比べて比較的安いのが特徴です。
融資のスピードも銀行カードローンの中では早い方で、最短翌営業日にはお金を借りることができます。
返済方法は以下の3種類から選択できるため、自分に一番合った方法で無理なく返済が可能です。
- 口座振替
- ATMでの返済
- インターネットバンキングからの返済
返済日も「5日・15日・25日・月末」の4種類から選択できるので、給料日などに合わせて返済しやすくなっています。
実質年利 | 年1.5%~14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短翌営業日※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
融資スピード | 最短翌営業日※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | ― |
最高借入限度額 | 10〜800万円 |
WEB完結 | 一部可能※三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードをお持ちなら、申込から契約までの手続きがWEBで完結。 |
カードローンの種類 | 銀行カードローン |
オリックス銀行カードローン
- ガン保障特約付きプラン「Bright」がご高齢の方に人気
- カードローンへの申込みはWEB完結可能
- 提携ATMを利用すれば利用手数料がかからない
オリックス銀行カードローンは、比較的高齢の方に人気のカードローンとして認知されています。
なぜなら、ガン保障特約付きプラン「Bright」を利用できるためです。
通常、ローンの返済が残ったままで契約者が死亡してしまうと、遺族の方への負担が大きくなってしまいます。
しかし、「Bright」プランを利用していれば、がんにかかったり、死亡してしまったりした場合に、借入残高を0円にすることができるのです。
「Bright」プランの詳しい契約内容等については、以下をご覧ください。
ガン保障特約付きプラン「Bright」の詳細情報 | |
---|---|
加入条件 | – |
保険料 | 実質0円 |
保障内容 | 「死亡・高度障害」もしくは 「がんと診断確定」した時借入残高が0円になる |
その他 | 金利の上乗せなし |
オリックス銀行では他にも、カードローンの契約をWEBのみで完結可能だったり、提携ATMからの借入手数料が無料になったりするなどの便利なサービスを展開しています。
実質年利 | 1.7%~14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資スピード | 1週間程度 |
無利息期間 | ― |
最高借入限度額 | 10〜800万円 |
WEB完結 | 可能 |
カードローンの種類 | 銀行系 |
みずほ銀行カードローン
- みずほ銀行のキャッシュカードがあればローンカード不要で借入れ可能
- 現在「最大30日間利息全額キャッシュバックキャンペーン」実施中
- 住宅ローンの利用で金利が一律0.5%になる
みずほ銀行カードローンなら、みずほの口座を持っていなくてもカードローンと一緒に申込んで開設することができます。
少額融資の場合は金利が割高になってしまう傾向がありますが、2021年2月の今なら「最大30日間利息全額キャッシュバックキャンペーン」で実質30日間の利息を0円にすることが可能です。
また、みずほ銀行が提供している住宅ローンを組んでいる場合は、金利が0.5%まで下がるので、さらにお得にカードローンを利用することができます。
みずほ銀行のキャッシュカードを持っている方は、ローンカードをわざわざ発行しなくても、そのままキャッシュカードで借入れが可能です。
クレジットカードでリボ払いを利用している場合は、みずほ銀行カードローンに借り換えることで金利を安く抑えることもできます。
実質年利 | 2.0%~14.0% |
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審査時間 | 最短3営業日 |
融資スピード | 最短1週間 |
無利息期間 | なし |
最高借入限度額 | 10〜800万円 |
WEB完結 | 一部可能 |
カードローンの種類 | 銀行系 |
レイク
レイクは新生フィナンシャル株式会社という会社が2011年に打ち出した商品です。
- 無利息期間を「30日間・60日間・180日間」の3タイプから選べる
- 新生銀行のATMなら手数料完全0円
- スムーズにいけば即日融資も可能
レイクの金利は無利息期間を賢く活用することで、一定期間の利息を0円に抑えることができます。
はじめて利用するという条件以外にも、以下のようないくつかの条件があるので事前に確認が必要です。
利用条件 | 無期限サービス内容 |
---|---|
・借入上限が500万円以下 | 30日間はいくら借りても金利0円 |
・借入上限が200万円以下 ・申込方法がWeb |
60日間はいくら借りても金利0円 |
・借入上限が200万円以下 | 180日間5万円借りるまでは金利0円 |
- 簡易審査に通過しても本審査に通過する必要がある
- 金利が上限・下限ともにやや高め
- 在籍確認は原則電話で行っている
また、勤務先への電話連絡を避けたい方は、レイクの在籍確認の記事も確認してみましょう。
- ほんの少しお金を借りてすぐに返したいと思っている方
- 収入がありレイクを今まで利用したことがない方
レイクの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~500万円 | |
実質年利 | 4.500~18.000% | |
審査の早さ | 最短15秒(簡易審査) | |
返済回数 | 最長5年・1回~60回 | |
担保・保証人 | 不要 | |
無利息期間 | 最大180日間 | |
遅延損害金 | 20.000% |
レイクのキャンペーン情報
レイクでは以下のキャンペーンを開催しています。
- レイクの選べる無利息
レイクの選べる無利息
レイクでは無利息の条件を以下の2つから選択できます。
- はじめてなら!お借入額全額60日間無利息
- はじめてなら!借入額のうち5万円まで180日間無利息
どちらを選択すべきかは借入金額によって異なるため、レイクの公式HPの「どっちがおトク?シミュレーション」を利用しましょう。
SMBCモビット
SMBCモビットは以下の3社が共同で資産を出し合うことで誕生した消費者金融会社です。
- SMBCコンシューマーファイナンス
- アプラスフィナンシャル
- 三菱UFJ銀行
- Web申込なら郵送物や電話連絡一切なしで完結可能
- カードレスで借入れができる
- 在籍確認は基本的に書類で行っている
店舗に出向く必要がなく郵送物も届かないため、家族にバレるリスクが小さいという特徴を持っています。
また、SMBCモビットの在籍確認は勤務先への電話連絡が行われない工夫がされているため内緒に借り入れすることができます。
- 無利息期間が存在しない
- 有人店舗が存在しない
- 三井住友銀行のATM以外は手数料がかかる
他の大手では必ずといって良いほど提供されている無利息サービスがないので、初借入の時点から金利が通常通り発生してしまいます。
- 絶対に周囲に借金のことを知られたくない方
- 三菱UFJ・三井住友・ゆうちょいずれかの口座をお持ちの方
SMBCモビットの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~800万円 | |
実質年利 | 3.0%~18.0% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 原則、最長60回(5年) 例外として最長106回(8年10ヵ月) |
|
担保・保証人 | 不要 | |
無利息期間 | なし | |
遅延損害金 | 20.0% |
au PAY スマートローン
- au PAY 残高へのチャージで即日融資可能
- 原則郵送物なし
- 最大2,000円分のPontaポイントがもらえる
au PAY スマートローンの最大の特徴は借入方法にau PAY 残高へのチャージがある点です。
ATMに行くことなくスマホからチャージ可能で、その場のお買い物にも利用できます。
au IDと連携するため、申し込みの入力項目が少なく、原則本人確認書類が不要です。
そのため、原則郵送物がなく周りにお金を借りたことがバレずにお金を借りることができるカードローンの一つです。
auユーザには使いやすいカードローンで、新規申し込み&借入で最大2,000Pontaポイントがプレゼントされます。
実質年利 | 2.90~18.00% |
---|---|
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短即日 |
無利息期間 | ― |
最高借入限度額 | 1〜100万円 |
WEB完結 | 可能 |
カードローンの種類 | 携帯事業者系 |
カードローンの金利とは?計算方法などをわかりやすく解説
金利はお金を借りる上で返済金額に直結する要素ですが、そのしくみがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
金利の理解が不足していると、思いもよらない請求額になってしまうこともあります。
ここでは、カードローンの金利のしくみや金利の計算方法について紹介します。
一見、複雑に感じられる金利ですが、仕組みは非常にシンプルです。
理解を深めて、あなたに最適なカードローンを見つける手掛かりとしてください。
金利とは支払う金額に対する利息の割合
金利とは支払う金額に対する利息の割合のことです。
現在は利息制限法によって上限金利が定められていますが、賃金業法の改正前は29.2%が上限となっていました。
金利負担の軽減という考え方から、貸金業法と出資法が改正され、2010年6月18日以降、出資法の上限金利が29.2%から20%に引き下げられ、「グレーゾーン金利」が撤廃されました。出資法と利息制限法の上限金利の差の領域が残っていますが、この金利帯での貸付けについては、貸金業法違反として行政処分の対象とされました。出典:日本賃金業協会
上限金利が20%を超えて貸付してくる賃金業者は闇金などの違法業者である可能性が高いので注意しましょう。
また、金利について利息や利子という言葉と混ざりがちなので、確認しておきましょう。
利息
お金を貸した際に受け取る対価のことです。
利子
銀行や郵便貯金にお金を預けた際に、一定の利率で支払われる対価のことです。
金利と実質年率の違い
カードローン会社は、「実質年率(年利)」として、手数料や保証料といった諸費用を加えた金利を表示しています。
実質年率の表示は、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」という法律で義務付けられています。
大半のカードローンは、手数料や保証料などが無料になっているため、実質年率は金利のことであると考えて差し支えありません。
利息額を調べる際は実質年率を基に計算します。
カードローンの利息の計算方法
金利について、わかったところで利息の計算方法についても理解しておきましょう。
カードローンの利息は、借入れ時点から返済時点までの日数で計算します。
安心して借入れをするためにも、「返済が終わるまでの日数や、どれくらいの利息になるのか」事前に計算してみましょう。
利息額は、次の計算式に当てはめると計算できます。
利息=元金(借入金額)×金利(年利)÷365×借入日数(返済日数)
※「うるう年」の場合は、365を366に置き換えます。
元金に金利(年利)をかけて1年分の利息を算出し、365日(うるう年は366日)で割ると1日当たりの利息額が算出可能です。
その1日当たりの利息額に借入日数をかけることで、最終的な利息額が計算できます。
1週間(7日)後に返済した場合の利息
10万円×18%÷365日×7日(借入期間)=345円
1ヵ月(30日)後に返済した場合の利息
10万円×18%÷365日×30日(借入期間)=1,479円
1週間(7日)後に返済した場合の利息
100万円×15%÷365日×7日(借入期間)=2,876円
1ヵ月(30日)後に返済した場合の利息
100万円×15%÷365日×30日(借入期間)=12,328円
1年(365日)後に返済した場合の利息
100万円×15%÷365日×365日(借入期間)=150,000円
1週間(7日)後に返済した場合の利息
500万円×12%÷365日×7日(借入期間)=11,506円
1ヵ月(30日)後に返済した場合の利息
500万円×12%÷365日×30日(借入期間)=49,315円
1年(365日)後に返済した場合の利息
500万円×12%÷365日×365日(借入期間)=600,000円
低金利で借りられる銀行カードローンは意外と知られていないデメリットもある
より低金利のカードローンを利用したいのであれば銀行カードローンがおすすめです。
多くの銀行カードローンは上限金利が14%に対して、消費者金融は18%です。
4%と大きな差があることがわかります。
しかし、銀行カードローンと消費者金融カードローンを比べたときにデメリットもあるので解説していきます。
審査が厳しい傾向にある
銀行カードローンのデメリットとして、審査が厳しいです。
金利が低いため、確実に返済できる人にしか貸付はしません。
そのため、消費者金融カードローンの審査には通る人でも銀行カードローンの審査には通らない人は多いです。
そのほかにも以下のような理由で銀行カードローンの審査は厳しい傾向にあります。
- 日銀による低金利政策
- 過去の過剰貸付問題
日銀による低金利政策
日本銀行が実施している低金利政策によって、銀行の利益は圧迫されており審査に慎重にならないといけない状況にあります。
さらに、金融庁の通達によって審査を厳格化していることもあり、審査の水準がより高くなっています。
過去の過剰貸付問題
銀行の過剰貸付問題も現在の審査の厳格化につながっています。
銀行カードローンについては、近年の残高増加から、過剰な貸付けが行われているのではないか等の批判・指摘があるところであり、各銀行では、自主的な業務運営の見直しを検討・実施してきています。出典:金融庁
過去に制限なく貸付を行なっていたため、破産する人が増えたことが大きな問題になりました。
そこで、日本弁護士連合会から銀行等へ過剰貸付の防止を求める意見書を提出され、各銀行は融資を自主規制するようになったのです。
銀行等は、貸金業者による保証を付した消費者向け貸付けを行う際には、貸金業法13条の2に規定するいわゆる総量規制など貸金業法の趣旨を踏まえて、原則として、借入残高が年収の3分の1を超えることとなるような貸付けを行わないようにするなど、銀行等による貸付けが顧客にとって過剰な借入れとならないように、顧客の実態を踏まえた適切な審査態勢を構築すべきである。出典:日本弁護士連合会
即日融資に対応していない
銀行カードローンのデメリットとしてあるのは、即日融資に対応していないことです。
先ほども解説したように、銀行は審査に時間をかけるため、融資は最短でも申し込みから翌日以降になってしまいます。
今すぐお金を借りたい人にとって、即日融資に対応していないことはデメリットです。
郵送なしにできないことが多い
銀行カードローンのデメリットとしては契約時の書類等を郵送なしにできないことです。
カードや郵送物が自宅に届いてしまうと、周りの人にバレてしまう可能性があります。
そのため、誰にもバレずにカードローンを利用したい人にとってはおすすめできません。
低金利なカードローンを選ぶ4つのポイント!何に注目するべき?
ここからは低金利カードローンの選び方を解説します。
初めてカードローンを利用する方は以下の4つのポイントを押さえて選択しましょう。
銀行カードローンと消費者金融カードローンでは何が違う?
まずは、消費者金融カードローンか銀行カードローンどちらにするかです。
結論、
- 長期的に低金利でお金を借りたい!
→消費者金融よりも金利が低めに設定されていることが多い「銀行カードローン」がおすすめ
- すぐにお金が欲しい!
- 返済期間は長期的にはならなそう!
→即日融資にも対応していて無利息期間がある「消費者金融カードローン」がおすすめ
選び方が異なる理由は消費者金融カードローンと銀行カードローンではそれぞれ特徴が変わるからです。
あなた自身の状況や利用目的に合わせてどちらが適しているのか選びましょう。
消費者金融カードローン | 銀行カードローン | |
---|---|---|
メリット | 即日融資ができる 無利息期間を実施していることがある |
金利が低い 総量規制の対象外 |
デメリット | 銀行に比べると金利が高い | 審査に時間がかかる |
適している人 | 今すぐお金が欲しい方 すぐに返済することができる方 |
なるべく低金利でお金を借りたい方 |
銀行カードローンは総量規制対象外というメリットもあるので抑えておきましょう。
借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。出典:金融庁
賃金業法の対象はあくまでも消費者金融で、銀行は銀行法の対象になるので総量規制の対象外になります。
上限金利が低い商品は完済までの利息を抑えやすい?
低金利のカードローンを利用する場合に注目するのは上限金利です。
金利は借りる額が大きくなればなるほど金利は低くなります。
そこで注目するのが上限金利です。
消費者金融カードローン 金利 | |
---|---|
アイフル | 3.00%〜18.00% |
プロミス | 4.50%〜17.80% |
アコム | 3.00%〜18.00% |
レイク | 4.50%〜18.00% |
SMBCモビット | 3.00%〜18.00% |
上記のように金利には幅があり、50万円ほど借りる場合は上限金利が適用されます。
数百万円以上借りるのであれば別ですが、少額借りる場合は必ず上限金利をチェックしましょう。
上限金利だけに限れば、プロミスが最も利率が低いことになります。
期間内の利息を無料にできる無利息期間キャンペーンを賢く活用しよう
カードローンでキャッシングをする際は、無利息期間キャンペーンを賢く活用しましょう。
無利息期間内に返済すれば、実質金利は0になります。
基本的に無利息期間サービスは初めての契約時限定なので、2回目以降は活用できない点に注意しましょう。
例えばアイフルでは「最大30日間利息0円サービス」のキャンペーンを実施しており、契約日の翌日から30日間が適用期間です。
注意点としては無利息期間サービスが利用できるのは、はじめての方が対象である点と、借入から30日ではなく契約から30日である点です。
シミュレーション機能があるカードローンを選ぶと返済計画が明確になる
カードローンの公式HPでは「返済シミュレーション機能」が用意されています。
上記はアイフルにて50万円を借入し、12回で返済した場合のシミュレーションで、金利は上限金利の18%が適用されていることが分かります。
1年で返済するプランでは月々46,000円となり、金利は50,037円になります。
金利を下げるためには返済回数を少なくするのが有効です。
この返済シミュレーションを利用して、どこで借りるのが最も金利が低くなるのかを確認しましょう。
低金利カードローンのメリット
低金利カードローンを利用することで「返済総額を減らすことができる」、「返済期間を短くすることができる」という2つのメリットがあります。
返済総額を減らすことができる
低金利のカードローンの最大のメリットは返済総額を減らすことができることです。
低金利のカードローンは、支払う利息を抑えることができるからです。
金利が低いということはそれだけ、返済負担を抑えることができます。
返済期間を短くすることができる
支払う利息を抑えて返済総額を減らすことができれば、完済までの期間も短くなります。
借金はなるべく早く返したいと思う人がほとんどなはずです。
期間が短くなるに越したことはありません。
低金利カードローンの適用金利をさらに下げられる法則
カードローンの金利を下げたいと思う方は多いですよね。
そこでここではカードローンの金利を下げる方法を紹介します。
無利息期間で実質金利を下げる
無利息期間とは、主に消費者金融カードローンで設けられているサービスです。
お金を借りても、その期間内に完済すれば金利が0円になり、利息が発生しない期間のこと。
無利息期間を利用することができれば、通常の利率が高くても実質金利を下げることができます。
大体30日間の無利息期間を設けていることが多く、短期間の借入の場合は無利息に近い額で利用することができます。
無利息サービスを受けられる条件は、会社ごとに細かく決められていますが、基本的には以下の条件を満たしている必要があります。
- 初めてその会社のカードローンを利用する場合のみ
- WEBからカードローンの申込みを行った場合のみ
金利の高いカードローンをお得に利用するためには必須のサービスなので、可能であれば利用してみた方が良いでしょう。
さらに金利が低いカードローンに借り換える
金利を下げるには金利が低いカードローンに借り換えるという手があります。
実際に低金利を目的に乗り換えを行う利用者は多く、とても効果的な手段であることがわかります。
基本的に上限金利に注目しましょう。
カードローン | 金利(年率) |
---|---|
現在利用しているカードローン | 年1.80%〜18.00% |
A社 | 年3.00%〜17.00% |
B社 | 年3.00%~14.60% |
現在利用しているカードローンよりも上限金利が低いA社に借り換えることで、返済額が抑えられます。
金利が数%変わるだけでも返済額に大きく影響するので、金利が低いカードローンに乗り換えるのは有効です。
ただし、契約限度額によって適応される金利は変わるので注意しましょう。
おまとめローンを利用する
金利を下げる方法におまとめローンがあります。
おまとめローンのメリットは金利を低くすることができる点と、複数あるカードローンが1つになりスッキリし管理しやすくなることです。
おまとめローンのデメリットは通常の新規申し込みよりも審査に通過しにくい点です。
おまとめローンは総量規制の対象外に当たるので、すでに総量規制の範囲ギリギリの借り入れをしている人でも利用できます。
次の貸付けは、顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付けとして、総量規制の「例外貸付け」に分類されます。総量規制にかかわらず借入れは可能ですが、借入額が借入残高に算入されますので、借入残高が総量規制の基準を超過した場合、その後、「除外貸付け」や「例外貸付け」を除いて借入れができなくなります。
- ①顧客に一方的に有利となる借換え
- ②借入残高を段階的に減少させるための借換え
- ③顧客やその親族などの緊急に必要と認められる医療費を支払うための資金の貸付け
- ④社会通念上 緊急に必要と認められる費用を支払うための資金(10万円以下、3か月以内の返済などが要件)の貸付け
- ⑤配偶者と併せた年収3分の1以下の貸付け(配偶者の同意が必要)
- ⑥個人事業者に対する貸付け(事業計画、収支計画、資金計画により、返済能力を超えないと認められる場合)
- ⑦新たに事業を営む個人事業者に対する貸付け(要件は、上記⑥と同様。)
- ⑧預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け(貸付けが行われることが確実であることが確認でき、1か月以内の返済であることが要件)
出典:日本賃金業協会
アイフルなら「おまとめMAX」
おまとめローンは全ての消費者金融が行なっているわけではありません。
アイフルではおまとめMAXとかりかえMAXを提供しています。
おまとめローンを利用することで、例えば3社の毎月返済金額5万円を3万4千円にまで減らすことが可能です。
増額申請を行う
先ほども触れましたが、金利を下げるには「増額申請」が有効です。
上限金額が高いほど、上限金利が低くなるからです。
利用者の皆さまの金利負担の軽減を図るため、法律が改正され2010年6月に上限金利が引き下げられました。お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%となっています。
- 元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
- 元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
- 元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
出典:日本賃金業協会
カードローン会社と直接交渉をする
直接カードローン会社と交渉することで金利が下がる可能性があります。
ただ金利を下げてもらうのをお願いするのではなくて、どのくらい下がればしっかり返済できると伝えることがポイントです。
しかし、交渉するためには十分な返済実績が必要な場合があるので、状況によってはおすすめできません。
銀行カードローンの優遇金利を適用してもらう
銀行カードローンでは一定の条件を満たしていることによって適用される優遇金利があります。
例えば「auじぶん銀行カードローン」はau IDを持っていれば年0.1%の金利優遇がされます。
他の銀行カードローンにも金利優遇はあるので、さらに金利を下げたい人はチェックしましょう。
返済を続けて優良顧客として認識されると金利を下げてもらえる
返済を真面目に毎月行なっていると「優良顧客」に認識され、金利を下げてもらえる場合があります。
返済実績がある人には何度でも利用してもらいたいと考えるからです。
会社側は、何度でも利用してもらうために金利を下げて利用しやすくするのです。
低金利カードローンとフリーローンの違いとは?使い分け方法も例で解説
カードローンと似た特徴を持つものに「フリーローン」があります。
フリーローンとは、借入金の使い道に制限がない個人向けのローンのことです。
カードローンとの違いについて解説していきます。
借入回数
カードローンとフリーローンの最も大きな違いは借入回数です。
カードローンの場合は、借入限度額が個々に設定され、範囲内であれば何度でも借入できます。
フリーローンの場合は、借入金額や金利、返済金額を予め決め融資されるため、1回の利用で1回の借入となり再び借入したい場合は改めて申し込みと審査が必要です。
金利
一般的にフリーローンのほうがカードローンよりも金利は低めに設定されています。
ただし、審査は甘くなくローンを提供する金融機関や審査によっては連帯保証人を求められる場合があります。
金利はやや高めですが、即座に利用しやすいのはカードローンでしょう。
融資スピード
カードローンは消費者金融なら即日融資が可能で融資スピードが早いのが特徴です。
フリーローンは融資されるまでのスピードがやや時間がかかり、すぐにお金が必要な場合には不向きです。
1回の借入のローンのため、2回目以降の借入にも時間がかかります。
フリーローン | カードローン | |
---|---|---|
借り入れ回数 | 1回 | 限度額以内であれば何度でも |
返済期間 | あり | なし |
金利 | 低めに設定されている | 銀行カードローンは低い |
融資スピード | 時間がかかる | 消費者金融なら即日融資も可能 |
フリーローンのメリット・デメリット
フリーローンのメリット・デメリットをまとめたので参考にしてみてください。
- 使用目的が自由
- 金利が低い
- 借り入れ限度額が高い
逆にデメリットは以下の通りです。
- 返済期間が決まっている
- 追加での借り入れはできない
低金利カードローンを利用する上での注意点
専用口座が必要な場合がある
低金利のカードローンを利用する場合、専用の口座が必要になる場合があります。
口座開設が必要な場合、一定の時間が必要になるのであらかじめ準備しておくことをおすすめします。
ろうきんのような非営利団体のカードローンは低金利だが審査がかなり厳しい
ろうきんやJAなどの非営利団体のカードローンは審査が厳しい傾向にあります。
ろうきんとは、営利を目的としない、利用者の助け合いで成り立つ金融機関です。
営利目的ではないものの赤字になってしまうと組合員にサービスを還元できなくなるため、確実に返済できる人にしか融資しせん。
ろうきんでお金を借りる方法は低金利で借り入れできますが、その分審査が厳しいので注意しましょう。
同様に、低金利で借り入れできる農協(JAバンク)でお金を借りる方法も独自の審査や条件を満たす必要があるので事前に確認が必要です。
借入金に用途制限がある
低金利カードローンを利用する場合、用途制限があることが多いので注意しましょう。
特に、事業資金や投資資金に使えないことが多いです。
低金利という言葉につられて違法業者から借りない
低金利という言葉で借入を誘ってくる違法業者には注意が必要です。
「闇金」はその例で、一度闇金に手を出してしまったら取り返しがつかないことになります。
あなただけではなく、周りの人にも影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
貸金業を営む者は、主たる営業所等の所在地を管轄する財務局長又は都道府県知事の登録を受けなければならないこととなっています。借入れをする場合には、当該業者の登録の有無を確認し、登録の確認ができない業者からは、絶対に借入れしないで下さい。
特に、無登録業者の中には、免許等を受けた銀行や信託会社でないにもかかわらず、その商号中に「バンク」、「信託」などという文字を使用している業者も見受けられますが、このような無登録業者を銀行、信託会社であると信用し、借入れをしないようご注意下さい。
出典:金融庁
低金利でも返済に遅れれば遅延損害金が発生する
低金利カードローンに限らず、返済を延滞してしまうと「遅延損害金」が発生してしまうことにも注意しましょう。
遅延損害金は「借入額×年率×滞納日数÷365日」で算出されます。
そのため、滞納すればするほど損害金は大きくなっていきます。
遅延損害金の上限利率は利息制限法により20%と定められています。
低金利カードローンに関してよくある質問
ここからは低金利のカードローンに関してよくある質問をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
カードローンの審査はどのようなものがあるの?
「個人情報」「家族構成情報」「居住に関する情報」「収入に関する情報」「信用に関する情報」などから審査が行われます。
銀行のカードローンは何がいいの?
銀行カードローンの良さは、上限金利が低いことです。
審査に時間がかかってしまうことはありますが、それでも低金利で借りれることは最大のメリットと言えるでしょう。
消費者金融系カードローンと銀行カードローンはどちらがおすすめ?
ご自身の状況を踏まえた上で変わってきます。
「早急に借入したい」のであれば、消費者金融のカードローンがおすすめですし、「利息を低く抑えたい」のであれば、銀行カードローンがおすすめです。
また、消費者金融のカードローンは、銀行カードローンと比べて、キャッシングの審査が甘い傾向にあります。
借入していることがバレる可能性はありますか?
バレてしまう可能性はあります。
審査の際の在籍確認であったり、郵送物が届くからです。
しかし、借入する会社によっては、郵送を避けるなどの対策を取ることは可能です。
カードローンの金利無料期間とはなんですか?
大手消費者系金融系カードローンは、初回契約者向けに無利息期間が設定されていることが多いです。
その期間の借り入れには金利がかかりません。
例えば、「アイフル」では、初借入日から30日は利息が0円です。
短期間で借入するのであれば、比較的低金利な銀行カードローンよりもお得になります。
無利息期間内に全額返済すれば、利息は完全に0円です。
まとめ
本記事では低金利のおすすめのカードローンや金利を下げる方法を解説してきました。
短期間の借り入れなら、初回無利息キャンペーンをおこなっている消費者金融のカードローンの方が結果的にお得になることもあります。
事前に借り入れの金額や返済期間の計画を立て、ぴったりのカードローンを選びましょう。
おすすめの低金利のカードローンについて、もう一度おさらいしておきましょう。
本記事は少しでも利息を抑えたい方が、自身のライフスタイルに合った低金利のカードローンを見つけることができることを目的に作成されております。
掲載情報は金融専門のマネーグロース編集部が徹底した金利調査と、サイト内で多くの関心が寄せられているカードローンの最新情報を基にコンテンツが作成されました。


宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許