低金利のフリーローンを使いたい!どこがおすすめ?
フリーローンとカードローンどっちがいいの?
フリーローンは資金使途を自由に利用できるローンです。
マイカーローンや教育ローン、住宅ローンなど目的別ローンと比べて、金利など高くなることが多いものの、自由に利用できる点は大きなメリットだといえるでしょう。
また、フリーローンと同じく資金使途を自由に利用できるローンにカードローンがあります。
本記事では、フリーローンについて仕組みや選び方などをお伝えするとともに、おすすめのフリーローンだけではなくおすすめのカードローンまでご紹介していきます。
- フリーローンは担保・保証人が不要で利用しやすいのが特徴である。
- フリーローンは事業用の資金や投資用の資金としては使用できない。
- フリーローンは目的別ローンと比べると金利が比較的高く設定されている。
- パートやアルバイト、年金収入の方でも借り入れが可能な場合が多い。
目次
そもそもフリーローンとは?
そもそもフリーローンとはどのようなローンなのでしょうか?
ここでは、フリーローンの内容について見ていきましょう。
用途自由のローン
フリーローンは「フリー」という言葉が示すように、原則として用途自由のローンです。
例えば、住宅ローンは住宅の購入など、自動車ローンは自動車の購入などにのみ利用できるのに対し、フリーローンは原則使途を問われません。
金融機関によっては「多目的ローン」といった名称で提供しているケースもあります。
なお、フリーローンは原則として資金使途自由ですが、以下のような目的では利用できません。
トラブルに発展してしまうことのないよう、事前に金融機関に相談しておくことが重要です。
フリーローンとカードローンの違い
フリーローンと同じく、用途自由に使える金融商品がカードローンです。
フリーローンもカードローンも自由に使えるという点は同じですが、若干の違いはあります。
一番大きな違いは、カードローンは「カード」という名がつく通り、キャッシュカードのようなカードが交付されるという点が挙げられるでしょう。
ローンカードを使って、いつでもキャッシングでき、返したりできるようになっているのです。
より正確にいうと、フリーローンは「証書型」の融資であるのに対し、カードローンは「極度型」のローンとなります。
このため、カードローンは一度融資を受けた後も、利用実績や借入状況によって途中で追加融資を受けたり増額したりといったことが可能です。
ただし、一般的に、フリーローンとカードローンを比べると、カードローンの方が金利が高めに設定されています。
あなたに合うフリーローンの選び方
フリーローンは多くのフリーローンで取り扱いがありますが、そのなかでどのフリーローンを選ぶのがよいのでしょうか。
ここでは、フリーローンの選び方として以下4つのポイントをお伝えしていきます。
上限金利が低い
フリーローンでお金を借りる際は、できるだけ上限金利が低く設定されているローンを選ぶのがよいでしょう。
フリーローンの金利は「4.5%〜17.8%」など金利の幅が設定されているのが一般的です。
審査を経て、この金利の幅の中から適用金利が決定されます。
審査次第では、上限の金利が適用されることもあります。
より金利を抑えたい方には、金利相場が「年2.0%~年15.0%」な銀行カードローンがより低金利でおすすめのカードローンです。
フリーローンを選ぶときには、金利の幅の中でも上限金利がどのくらいになっているかで比較するのがおすすめです。
借入限度額が大きい
次は借入限度額の大きさです。
例えば、プロミスのフリーローンだと500万円までですが、横浜銀行カードローンの限度額は1,000万円まで借りられるようになっています。
カードローンの借入限度額は審査の結果決まります。
あなたの借入希望額が大きい場合は、最大でいくらまで融資を受けられるか確認しておく必要があります。
審査の通りやすさ
フリーローンを選ぶ際は、審査の通りやすさも重要なポイントです。
条件のよいフリーローンであっても、審査なしでお金を借りることはできません。
どのフリーローンが審査に通りやすさについては、以下の2点を確認するとよいでしょう。
例えば、都市銀行のフリーローンは金利が低い傾向がありますが、審査が厳しいことが多いです。
一方、地方銀行は金利が高く設定されていることが多いものの、都市銀行と比べると審査に通りやすいといった特徴があります。
ご自身の年収や属性など考えながら、どの金融機関であれば審査に通りやすいか、口コミなども参考にしながら、慎重に判断するとよいでしょう。
なお、審査でみられるポイントについては後述しますので、ぜひご覧になってください。
申し込みやすさ
フリーローンを選ぶ際には、申し込みしやすさも重要なポイントです。
具体的には以下2点を押さえておくとよいでしょう。
ネット銀行であれば、Webだけで審査の申し込みから融資まで完結するのが一般的です。
フリーローンの審査では審査申込書などの提出が必要になります。
窓口に行って手続きするのと比べると、Web上で手続きが完結するのは嬉しいと感じる方は多いのではないでしょうか。
最近では、ネット銀行でなくてもWeb上で手続きの多くを完了できるケースも少なくありません。
また、フリーローンの審査では所得を証明する収入証明書や資金使途の確認書類などさまざまな書類の提出が求められることが多いです。
一方、なかには、収入証明書を不要としているケースもあるため、手間を省きたい方は事前に確認しておくようにしましょう。
基本的にローンは年齢制限があり、高齢者がお金を借りるには他の借入方法を検討する必要があります。
人気&おすすめのフリーローン10選
ここでは、人気でおすすめのフリーローン10選をご紹介していきます。
銀行 | 横浜銀行 | 北陸銀行 | 住信SBIネット銀行 | 静岡銀行 | 広島銀行 | きらぼし銀行 | 七十七銀行 | 東京スター銀行 | イオン銀行 | りそな銀行 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品 | 横浜銀行フリーローン | ほくぎんフリーローン | フリーローン | しずぎんフリーローン | フリーローン マイライフプラス | フリーローン | 77フリーローン | スターフリーローン | イオンアシストプラン | りそなプレミアムフリーローン |
限度額 | 10万~1,000万円 | 10万~1,000万円 | 10万~1,000万円 | ~500万円 | 1万0~300万円 | 10万~1,000万円 | 10万~500万円 | 10万~1,000万円 | 10万~700万円 | 10万~500万円 |
金利 | 1.9%~14.6% | 1.8%~13.5% | 4.775%~12% | 4.5%~14.5% | 3.3%~13.3% | 1.7%~13.8% | 3.475%~5.475% | 1.5%~14.6% | 3.8%~13.5% | 6.0%~14.0% |
期間 | 1年~10年 | 6カ月~10年 | 1年~10年 | 6カ月~10年 | 6ヵ月~10 年 | 6カ月~10年 | 6カ月~10年 | 1年~10年 | 1年~8年 | 1年~10年 |
横浜銀行 フリーローン
横浜銀行フリーローンは、無担保でありながら最大1,000万円まで借りられるフリーローンです。
大きなお金が必要という方におすすめだといえるでしょう。
来店不要で、PCやスマホから24時間申込可能というお手軽さもおすすめできる理由です。
ただし、神奈川県や東京都、群馬県など一部の地域に住んでいる方しか利用できないという点には注意しなければなりません。
商品名 | 「横浜銀行フリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万~1,000万円 |
金利(実質年率) | 1.9%~14.6%(実質年利) |
返済期間・回数 | 1年以上10年以内 |
申し込み可能な方 | 次の地域に居住またはお勤めの方 ・神奈川県内全地域 ・東京都内全地域 ・群馬県内の以下の市 前橋市、高崎市、桐生市 年齢20歳以上69歳以下 安定した収入のある方、およびその配偶者 |
担保・保証人 | 不要 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証 |
※リンク先はカードローンの申し込みページ
※申込フォーム内で選択可(カードローン/フリーローン)
北陸銀行 ほくぎんフリーローン
北陸銀行のフリーローンは、生活に関する出費をまとめて借り入れしたい場合や、他金融機関の借り換えをしたい際に、おすすめのフリーローンです。
金利は年1.8%〜年13.5%とかなり低い設定となっているといえるでしょう。
申し込み〜契約までWEBで完結。
借り入れは最高1,000万円まで可能で、資金使途は自由ですが事業性資金を除きます。
商品名 | 「ほくぎんフリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1,000万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | 年1.8%~年13.5%・固定金利 |
返済期間・回数 | 6カ月~10年以内(1カ月単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・返済日毎月25日 |
担保・保証人 | 不要 |
住信SBIネット銀行 NEOBANK フリーローン
住信SBIネット銀行NEOBANKフリーローンは、ネット銀行ということもあり、Webで審査が完結し、全国から利用可能です。
適用金利は4.775%〜12%となっていますが、同銀行で住宅ローンやカードローンを利用したり、SBI証券の口座開設することで最大1.0%の金利優遇を受けることができます。
資金使途は自由で見積書不要。
また、50万円までであれば収入証明なども不要です。
商品名 | 「フリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1000万円以内 |
金利(実質年率) | 4.775%~12% |
返済期間・回数 | 1年以上10年以内(1ヵ月単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・毎月返済 |
担保・保証人 | 不要 |
静岡銀行 しずぎんフリーローン
静岡銀行のしずぎんフリーローンは複数ローンのおまとめにも利用できるローン。
来店不要でWeb完結の申し込みが可能です。
資金使途は自由ですが、事業性資金としては利用できません。
なお、結婚資金や出産費用などで、お見積りを提出できる場合には3〜5%などより低い金利で利用できるしずぎんMyローンの利用も検討できます。
商品名 | 「しずぎんフリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 500万円まで |
金利 (実質年率) |
融資利率は6段階あり、審査結果により決定 年4.5%/年7%/年9%/年10%/年12%/年14.5% |
返済期間・回数 | 6ヵ月以上10年以内 |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・ボーナス時増額返済併用可能 |
担保・保証人 | 不要 |
広島銀行 フリーローンマイライフプラス(分割返済型)
広島銀行のフリーローンはパート、アルバイト、主婦、年金受給者も借りることが出来るため、利用者のハードルは比較的に低いです。
申し込み〜契約までWEBで完結します。
借り入れは最高300万円まで可能です。
資金使途は自由ですが事業性資金を除きます。
商品名 | 「フリーローン マイライフプラス(分割返済型)」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~300万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | 年3.3%~年13.3%変動金利 |
返済期間・回数 | 6ヵ月~10 年以内(6ヵ月単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・返済日毎月返済 |
担保・保証人 | 不要 |
きらぼし銀行 フリーローン
きらぼし銀行は金利年1.7%から利用できるフリーローンです。
一番低い金利の適用を受けるのは難しいかもしれませんが、最大でも年13.8%と低い金利設定となっています。
Web完結型で利用できますが、勤め先もしくはご自宅がきらぼし銀行の本支店の営業地域内になることが条件となります。
商品名 | 「フリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1000万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | 固定金利 年1.70%~年13.80% |
返済期間・回数 | 6ヵ月~10年以内(6ヵ月単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・返済日は7日・17日のいずれか |
担保・保証人 | 不要 |
七十七銀行「77フリーローン」
七十七銀行の77フリーローンは変動金利(年2回見直し)・固定金利のいずれかを選べます。
Web完結で利用できますが、ローン専用窓口もあり、土日でも営業。
借り入れは最高500万円まで可能です。
資金使途は自由ですが事業性資金を除きます。
商品名 | 「77フリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~500万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | ・変動金利:年3.475%~年5.475%(77フリーローン) ・固定金利:年4.800%~年11.000%(カードローン) |
返済期間・回数 | 6ヵ月~10年以内(6ヵ月単位) ※融資金額300万円以内の場合は7年以内 |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・ボーナス時増額返済併用 |
担保・保証人 | 不要 |
東京スター銀行 スターフリーローン
東京スター銀行のスターフリーローンは最大で1,000万円まで利用できるフリーローンです。
金利は年1.5%~年14.6%となっているため、他行と比較しても低い金利設定となっているといえるでしょう。
資金使途は自由ですが事業性資金としては利用できません。
Web完結型で、パートやアルバイトの方でも、年収150万円以上ないと利用できないという点には注意が必要です。
商品名 | 「スターフリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~1000万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | 1.5%~14.6% |
返済期間・回数 | 1年以上10年以内(1年単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・毎月10日返済 |
担保・保証人 | 不要 |
イオン銀行 イオンアシストプラン
イオン銀行のイオンアシストプランは資金使途自由で利用できるローンです。
Web完結型で利用でき、資金使途は自由です。
資金使途自由のローンは金利3.8%〜13.5%で利用できます。
また、自動車ローンや教育ローンなど目的型ローンであれば3.8%〜8.8%での利用が可能です。
ただし、年収200万円以上からの利用で、学生がお金を借りることができません。
さらに、年金受給者、専業主婦の方は利用できない点など注意が必要でしょう。
商品名 | 「イオンアシストプラン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円以上700万円以内(10万円単位) |
金利(実質年率) | 固定金利 年3.8%~年13.5% |
返済期間・回数 | 1年以上8年以内(1年単位) |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 ・50%を上限に6カ月毎の増額返済可能 ・返済日は毎月27日 |
担保・保証人 | 不要 |
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン
りそな銀行のフリーローンは資金使途自由、Web完結型で利用できるローンです。
金利は年6.0%〜年14.0%の4種類から審査により決定します。
また、りそな銀行の住宅ローンを利用している場合はさらに年0.5%の優遇を受けることができます。
ただし、収入がない無職の方がお金を借りることはできません。
さらに、専業主婦(主夫)の方、学生の方などは利用できない点に注意が必要です。
商品名 | 「りそなプレミアムフリーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~500万円以内(1万円単位) |
金利(実質年率) | 年6.0%~14.0% |
返済期間・回数 | 1年~10年以内 |
返済方法 | ・元利均等月賦返済 |
担保・保証人 | 不要 |
人気でおすすめのカードローン10選
次はカードローンを10選ご紹介します。
銀行 | 楽天銀行 | アコム | プロミス | 横浜銀行 | 三井住友銀行 | じぶん銀行 | 三菱UFJ銀行 | 千葉銀行 | 常陽銀行 | みずほ銀行 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品 | スーパーローン | カードローン | フリーキャッシング | カードローン | カードローン | カードローン | バンクイック | クイックパワー | キャッシュピット | カードローン |
限度額 | 最大800万円 | 最大800万円 | ~500万円 | 最大1,000万円 | 10万円~800万円 | 10万円~800万円 | 10万円~500万円 | 10万円~800万円 | 800万円以内 | 10万円~800万円 |
金利 | 年1.9%~14.5% | 3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% | 年1.5%~14.6% 変動金利 | 1.5%~14.5% | 1.48%~17.5% | 1.8%~14.6% | 1.4%~14.8% | 1.5%~14.8% | 2.0%~14.0% |
契約期間 | 1年毎の 自動更新 | 最長9年7ヵ月 1回~100回 | 最長6年9ヶ月 1〜80回 | 1年※ (1年毎の自動更新) | 1年毎の 自動更新 | 1年毎の 自動更新 | 1年毎の 自動更新 | 1年毎の 自動更新 | 3年毎の 自動更新 | 1年毎の 自動更新 |
楽天銀行 スーパーローン
楽天銀行スーパーローンに入会すると、楽天ポイントが付与され、楽天会員は楽天会員ランクに応じて審査時に優遇されるサービスがあります。
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
金利は年1.9%〜14.5%となっています。
申込みはWEBで完結し、周囲に借り入れを知られにくいです。
楽天銀行スーパーローンの詳細は以下のようになっています。
商品名 | 「楽天銀行 スーパーローン」 |
---|---|
利用限度額 | 最大800万円 |
金利 (実質年率) |
年1.9%~14.5% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 1年毎の自動更新 |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・満年齢20歳以上62歳以下 ※但しパート・アルバイトの方、専業主婦の方は60歳以下 ・定期の収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年19.9% |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス フリーキャッシング
プロミスの契約は、Webで完結可能で、最短20分で融資できます。
金利は4.5%〜17.8%と借入金額によって異なります。
担保も保証人も不要で即日融資可能なキャッシングサービスです。
運転免許証などの本人確認書類があれば、その場で審査・借り入れが可能となります。
ただし、借入額50万円以上など一定の条件の方は収入証明書が必要です。
初回は30日間無利息となり便利です。
商品名 | 「フリーキャッシング」 |
---|---|
利用限度額 | ~500万円 |
金利(実質年率) | 4.5%~17.8%(実質年利) |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 最長6年9ヶ月・1〜80回 |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・年齢満18歳~69歳 ・定期の収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年率20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
18歳や19歳の方は契約に至りにくい可能性があります。
また、18歳や19歳の方は収入証明書の提出が求められます。
アコム カードローン
アコムの「カードローン」は、Web完結で契約できる他、店舗での契約も可能です。
また、金利は3.0%〜18.0%と金利によって変わります。
担保・保証人が不要であり、申し込みから融資まで最短で即日で完結。
初めて利用される方は、最大30日間は利息が0円になります。
商品名 | 「アコム カードローン」 |
---|---|
利用限度額 | 1〜800万円 |
金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・回数 | 最終借り入れ日から最長9年7ヵ月 ・1回~100回35日毎の支払 ・毎月支払 |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・20歳以上 ・定期の収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
横浜銀行 カードローン
横浜銀行カードローンは金利年1.5%〜14.6%で最大1,000万円まで借りられるようになっています。
他のカードローンと比べても金利設定が低く、借入限度額が高いといえるでしょう。
24時間Webからの申し込みが可能という点もポイントです。
ただし、東京都や神奈川県、群馬県の一部地域に居住しているか、勤めている必要があるという点に注意しなければなりません。
商品名 | 「横浜銀行カードローン」 |
---|---|
利用限度額 | 最大1,000万円 |
金利(実質年率) | 1.5%~14.6%(実質年利) |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
契約期間 | 1年※ (1年ごとの自動更新) |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~69歳以下の方 ・安定した収入のある方、およびその配偶者 次の地域に居住またはお勤めの方 ・神奈川県内全地域 ・東京都内全地域 ・群馬県内の以下の市 前橋市、高崎市、桐生市 |
遅延損害金 | 実質年率18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、メガバンクのカードローンということもあり、金利1.5%〜14.5%で利用できるという銀行ならではの金利がポイントです。
24時間Web完結で申込可能。
消費者金融や地方銀行のカードローンと比べると、審査が厳しい可能性がありますが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
商品名 | 「カードローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~800万円 |
金利(実質年率) | 1.5%~14.5% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 1年毎(当初契約日より1年後の応当日)の自動更新 |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~69歳以下の方 ・原則安定したご収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年率19.94% |
担保・保証人 | 不要 |
auじぶん銀行 カードローン
auじぶん銀行のカードローンは800万円まで、年1.48%〜年17.5%で利用できるカードローンです。
また、auじぶん割の借り換えコースであれば最大0.98%〜12.5%で利用できる制度も用意されています。
ネット銀行なので契約まで全てスマホで完結できる点などもポイントです。
商品名 | 「カードローン」 |
---|---|
利用限度額 | 通常、誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位) 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位) |
金利(実質年率) | 通常:1.48%~17.5%(年率) 誰でもコース:1.38%~17.4%(年率) 借り換えコース:0.98%~12.5%(年率) |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 1年(1年ごとの自動更新) |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~70歳未満の方 ・安定した収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年率18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは10万円〜500万円まで、年1.8%〜年14.6%で利用できるカードローンです。
メガバンクのカードローンということもあり、好条件で利用しやすい商品です。
なお、審査承認を得るには保証会社であるアコムの審査をパスする必要があります。
商品名 | 「バンクイック」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円~500万円(10万円単位) |
金利(実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
申し込み可能な方 | ・年齢満20歳~65歳未満の方 ・安定した収入のある方、およびその配偶者 |
担保・保証人 | 不要 |
千葉銀行カードローン クイックパワー
千葉銀行カードローンのクイックパワーは800万円まで年1.4%〜年14.8%という金利で利用できるカードローンです。
Web完結型で利用でき、銀行カードローンのなかでも非常に低い金利設定となっています。
ただし、千葉銀行の営業エリア内に居住地か勤務地がある必要がある点に注意しなければなりません。
商品名 | 「クイックパワー」 |
---|---|
利用限度額 | 10万円以上800万円以内 |
金利(実質年率) | 1.4%~14.8% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 1年(1年ごとの自動更新) |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~65歳未満の方 ・安定した収入のある方 ・千葉銀行の営業地域内に居住またはお勤めの方 |
担保・保証人 | 不要 |
常陽銀行 キャッシュピット
常陽銀行のキャッシュピットは800万円まで1.5%〜14.8%の金利で利用できるカードローンです。
ご契約までWeb完結型で利用可能。
ただし、利用エリアは東京都や神奈川県など、関東圏に限られます。
商品名 | 「キャッシュピット」 |
---|---|
利用限度額 | 800万円以内 |
金利(実質年率) | 1.5%~14.8% |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 3年ごとの自動更新 |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~75歳未満の方 ・安定した収入のある方 次の地域に居住またはお勤めの方 ・茨城県・宮城県・福島県・栃木県・千葉県・埼玉県・東京都 |
遅延損害金 | 100万円未満:18.0%100万円以上~800万円以下:15.0% |
担保・保証人 | 不要 |
みずほ銀行 カードローン
みずほ銀行カードローンは800万円まで金利年2.0%〜年14.0%で利用可能です。
また、みずほ銀行でカードローンを利用している場合は、年0.5%の優遇を受けることができ、最大で年1.5%〜年13.5%となります。
他行のカードローンと比べても非常に低い金利で利用できるといえるでしょう。
特にみずほ銀行で住宅ローンを利用している方にはおすすめだといえます。
商品名 | 「カードローン」 |
---|---|
利用限度額 | 10 万円~800 万円(10 万円単位) |
金利(実質年率) | 2.0%~14.0%(実質年利) |
返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式 |
返済期間・回数 | 1年(1年ごとの自動更新) |
申し込み可能な方 | ・日本国内に居住 ・契約時年齢満20歳~66歳未満の方 ・安定した収入のある方 |
遅延損害金 | 実質年率20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
フリーローンを利用する3つのメリット
フリーローンの利用には以下のようなメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。
好きなことに使える
フリーローンのメリットとして、原則として資金使途不要で使えるということが挙げられます。
目的別のローンでは、例えば住宅ローンは住宅購入費用など、自動車ローンは自動車購入費用などしてしか使えません。
一方、フリーローンであれば、原則として好きに使うことができます。
ただし、冒頭でお伝えした通り、事業用や投資用としては使えない点には注意しなければなりません。
比較的簡単に申し込みしやすい
フリーローンは比較的申し込みしやすい点もメリットだといえるでしょう。
例えば、住宅ローンを借りようと思えば、所得証明はもちろん、物件取得用の見積書や登記簿謄本などさまざまな書類を用意しなければなりません。
一方、フリーローンを借りる際にはそうした書類の提出が不要というケースも少なくありません。
なかには、所得証明や資金使途の確認書類が必要なケースもありますが、それ以上の書類を求められることはそう多くないでしょう。
また、ネット上で申し込みから融資まで完結できるものも多く、手軽に手続きを進めることができます。
さまざまな金融機関で利用できる
フリーローンは多くの金融機関で提供されています。
利用者としては、豊富な商品の中で、もっともお得に利用できるフリーローンを比較しながら選んでいくことができる点は大きなメリットとなるでしょう。
また、仮に1つの金融機関で審査が否決になってしまったとしても、他の金融機関では審査でOKになるケースもあります。
フリーローンを利用するデメリットや注意点
フリーローンを利用するのにデメリットや注意点はあるのでしょうか。
ここでは、以下3つについてご紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
金利が高くなりやすい
フリーローンは住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどの目的別ローンと比べると金利が高くなりやすいのが一般的です。
例えば、自動車を購入するための費用など、用途が決まっているのであれば、フリーローンではなく自動車ローンを利用するのがよいでしょう。
一方で、用途自由で利用できるのはフリーローンの大きなメリットです。
比較的低い金利で利用できるフリーローンもあるため、複数の金融機関で比較しながらもっともお得に利用できるローンを探すとよいでしょう。
農協組合に加入している方は上限金利をより抑えて、農協からお金を借りることもできるのでおすすめです。
また、勤務先が労働組合に加入している場合は、ろうきんからお金を借りることもできます。
審査に落ちる可能性がある
フリーローンを借りる際には、審査なしにお金を借りることができません。
審査次第ではお金を借りられないケースもある点には注意が必要です。
なお、金融機関毎に審査基準が異なるため、ある金融機関では審査に落ちたものの、別の金融機関では審査に通るという可能性は十分あります。
審査に落ちた場合は、キャッシングの審査が甘いと言われているカードローンを検討しましょう。
個人信用情報にキズがあると借りられない可能性が高くなる
フリーローンに限らず、金融機関から借りるローンについては、個人の信用情報にキズがあると借りられない可能性が高くなる点に注意が必要です。
クレジットカードを発行したり、ローンを借りたりすると、それらの情報は個人信用情報機関に登録されます。
クレジットカードの発行やローンを借りただけであれば問題はありません。
しかし、仮にローンを延滞するなどすると、そのことが個人信用情報機関の情報に登録されてしまいます。
このような情報が残っていると、ローン審査の際に評価に大きくマイナスされてしまうのです。
一度個人信用情報にキズが残ると、その情報が消えるまでは数年必要になるのが一般的です。
信用情報に問題があるがどうしてもお金を借りる必要がある方は、国からお金を借りる方法を検討してみましょう。
フリーローンの審査は甘い?審査でみられるポイントとは
フリーローンの審査は甘いと聞いたことがあるかもしれません。
実際に、フリーローンは所得証明などの書類提出不要でローンを借りられることもあるため、住宅ローンなどと比べると、比較的甘いといえるでしょう。
ただし、審査に通らないケースもある点には注意が必要です。
ここでは、以下のようなフリーローンの審査でみられることの多いポイントについてお伝えしていきます。
属性
フリーローンの審査でみられるものの一つに属性があります。
属性とは金融機関の専門用語の一つで、審査を受ける人の年収や勤め先の情報などのことです。
具体的には、以下のようなものです。
- 年収
- 勤務先
- 勤務形態
- 家族構成
- 年齢
基本的に、年収は高ければ高いほうが審査に通りやすいといえるでしょう。
また、勤務先については長期的に返済していきやすい勤務先、例えば一部上場企業の会社員や公務員、医者などの資格職の方が高く評価されやすいです。
カードローンにおいても、公務員のカードローン審査は通過しやすい傾向にあります。
勤務形態については、アルバイトやパート、派遣社員と比べると正社員の方が高い評価を受けやすくなっています。
個人信用情報
個人信用情報とは、クレジットカードのキャッシングやローンの情報などが集められたものです。
クレジットカードを作成したり、ローンを借りたりすると個人信用情報機関に情報が登録されます。
万が一、延滞したり、自己破産したりするとその情報が機関に登録されてしまいます。
そうした状況を、個人信用情報にキズがあると表現しますが、キズがあるとローン審査に通るのが難しくなってしまうのです。
なお、個人信用情報機関には以下のようなものがあります。
それぞれ、手数料を支払うことで自分の個人信用情報を取り寄せることも可能です。
過去にローンの延滞など、心当たりがある方は、個人信用情報を取り寄せてみるとよいでしょう。
資金使途に制限がかかりますが、勤務先の福利厚生に従業員貸付制度がある場合は会社からお金を借りることもできます。
信用情報のチェックがないため、ローンの延滞を起こした経験がある方でも審査に通る可能性があります。
他のローンの借入状況
他のローンの借入状況も審査に影響が及びます。
カードローンの他社借入が影響して審査に落ちることもあります。
ローンの審査では、年収に対して何%をローン返済に充てているかが一つの基準となるのです。
例えば、年収400万円の方が、毎月5万円(ローンA)借りていて、新たに毎月5万円返済が必要なローンBを借りる場合は以下のように計算します。
5万円(ローンAの返済額)+5万円(ローンBの返済額)×12カ月÷400万円=30%
上記を返済比率と呼びますが、返済比率30%で融資の審査がOKとなるかは、金融機関により異なります。
フリーローンの返済比率の基準については、公表していないことが多いですが、例えばみずほ信託銀行の場合は以下のように設定されています。
前年税込年収 | 返済比率 |
---|---|
200万円以上300万円未満 | 25%以内 |
300万円以上400万円未満 | 30%以内 |
400万円以上 | 35%以内 |
フリーローンの審査に落ちてしまうよくある理由は?
フリーローンの審査はやや甘いとはいえ、審査に落ちてしまうこともあるでしょう。
ここでは、フリーローンの審査に落ちてしまうよくある理由について見ていきたいと思います。
具体的には、以下の3つです。
借り入れが多い
まずは借り入れが多いケースです。
先述の通り、ローン審査時には返済比率が一つの審査基準となります。
借り入れが多く、毎月の返済額が基準より多い場合には、審査に落ちてしまいやすくなるでしょう。
また、借り入れが多くなりすぎると管理がしにくくなる点にも注意が必要です。
例えば、返済用の口座への入金が間に合わず、延滞して個人信用情報にキズがついたというケースもある点には注意しなければなりません。
借入先が複数ある場合は、一本化できるおまとめローンがおすすめの金融商品です。
借入先を一本化することで、管理もしやすく、より審査に通過しやすいと言われています。
属性がよくない
ローン審査時には属性がよくみられます。
例えば、年収が低いケースや、個人事業主であるなど客観的に見て不安定と判断されやすい状況にある場合だと、審査に落ちやすくなってしまうでしょう。
一般的に、個人事業主や自営業の方はカードローンの審査にも通過しにくい傾向があります。
申込内容に虚偽の記載がある
申し込み内容に虚偽の記載があると金融機関に見破られてしまうと、審査の承認を得られる可能性は低くなるでしょう。
例えば、審査申し込み時には他の借り入れの有無を聞かれます。
このとき、実際には借り入れがあるのに、借り入れがないと書いても、すぐにばれてしまいます。
銀行からローンを借りるなどすると、そうした情報は個人信用情報に登録されるからです。
ローン審査時には、個人信用情報がチェックされます。
申告内容と実際の情報が違うと、その時点で信用がないと判断されてしまいかねません。
年収や勤め先など、他の記載内容に関しても虚偽の内容を申告しないように注意しましょう。
年収や勤め先などの情報は、在籍確認の際に確認されます。
フリーローンの審査前に押さえておきたい3つのポイント
ここでは、フリーローンの審査前に押さえておきたいポイントとして、以下3つをご紹介します。
収入額に合った額で申し込む
ローン審査時には収入額に合った少額融資を希望しましょう。
例えば、年収400万円の方が、毎月20万円の返済が必要といった内容で申し込んでも、審査の承認を得られる可能性は低いでしょう。
ローン審査時には返済比率も一つのポイントとなります。
返済比率が何%まで大丈夫かは、金融機関ごとに異なりますが、おおむね30%程度には抑えておくのがおすすめです。
ローンを延滞しない
2つ目のポイントとしては、今借りているローンについて、絶対にローンを延滞しないようにするということが挙げられます。
ローンを延滞すると個人信用情報にその情報が登録されてしまうからです。
個人信用情報に延滞情報が載っている状態だと、審査の承認を得られるのが非常に難しくなってしまいます。
なお、返済するつもりだったけど、事情があって延滞してしまったなど、理由があるケースでも審査には大きくマイナスとなってしまうのが一般的です。
ただし、金融機関の中には、事情があり、その事情を説明できれば審査にプラスになるといったケースもあります。
すでに延滞してしまっているという方は相談してみるとよいでしょう。
申込内容は正確に書く
審査申込時に、申込内容は正確に書くようにしましょう。
例えば、年収などの情報は、最初は書類提出不要でも、審査が進む中で提出が求められるケースがあります。
そうした際に、最初の申込内容と、所得証明などの情報が大きく乖離してしまっているといったことが分かると審査には大きくマイナスになるでしょう。
フリーローンは総量規制の対象になる?
貸金業法には総量規制といって、「年収の3分の1までしか融資できない」という決まりがあります。
例えば、年収400万円の方であれば、借入額120万円までしか借りられません。
フリーローンは、総量規制の対象になるのでしょうか?
総量規制は貸金業法に基づくローンに適用されます。
このため、まず、銀行からフリーローンを借りる場合には総量規制の対象外です。
一方、消費者金融からフリーローンを借りる場合には、総量規制の適用を受けることになります。
ただし、消費者金融などであっても、おまとめローンであれば、年収の3分の1以上の借り入れができる可能性があります。
総量規制になじまない貸付け(総量規制の「除外貸付け」)や、顧客の利益の保護に支障を生ずることがない貸付け(総量規制の「例外貸付け」)については、たとえ、年収3分の1を超えても返済能力があると認められれば貸金業者から借入れすることができます。
出典元:日本貸金業協会
フリーローンを利用する場合は、金融機関が貸金業者等に該当するかどうかと、おまとめローンに該当するかどうかを確認するとよいでしょう。
お金を貸す業務を行っており、財務局又は都道府県に登録をしている業者のことを「貸金業者」といいます。具体的には、消費者金融、クレジットカード会社などが貸金業者です。
出典元:金融庁「貸金業法Q&A」
フリーローンを利用した借り換えでお得になる3つのポイント
すでに借り入れがある方は、フリーローンを使って借り換えることでお得になるケースもあります。
ここでは、フリーローンを利用した借り換えでお得になる3つのポイントをご紹介します。
低金利のローンを選ぶ
まずは低金利のローンを選ぶようにしましょう。
借り換え前のローンより、借り換え後のローンの金利が低ければ、それだけお得に借り換えできたことになります。
返済期間を長くする
返済期間を長くするのも一つのポイントです。
フリーローンの借り換えでは、今の生活が苦しいので、少しでも返済額を少なくしたいと考える方も多いでしょう。
ローンは返済期間が長くなるほど、毎月の返済額が少なくなります。
返済額を少なくしたいと考えている方は、まずは借入期間を長くできないか検討してみるのがおすすめです。
ただし、返済額を長くすると、毎月返済額は減るものの、総返済額は大きくなってしまうことが多い点には注意しなければなりません。
おまとめローンを利用する
フリーローンは借入額が大きいほど低い金利で利用できることが多いです。
特に複数のフリーローンを1つのローンにまとめるようなケースでは、より低い金利で借り換えできるケースが多いといえるでしょう。
フリーローンを借り換える流れ
ここでは、フリーローンを借り換える流れを見ていきましょう。
特に難しいことではなく、新しく借りたフリーローンの融資金で今まで返済していたフリーローンを完済するだけです。
具体的には、以下のような流れとなります。
借換元のフリーローンの残債を確認する
まずは借り換え元のフリーローンの残債を確認しましょう。
少なくとも、新しく借りるローンについては、借り換え元のフリーローンの残債以上を借りなければ、完済することができません。
あるいは、手元に余裕資金があれば、一部を完済資金に充てるのも一つの方法です。
借り換え先のフリーローンの審査を受ける
新しく借りるローンの審査を受けます。
少しでもお得に利用しようと思えば、できるだけ低金利で、かつ返済期間を長く設定できるとよいでしょう。
融資金で借り換え元のフリーローンを完済する
借り換え先のフリーローンの審査承認が得られたら、融資金で借り換え元のフリーローンを完済します。
一括返済の方法については、金融機関毎に異なるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
繰上返済には手数料が発生することもあるため、この点も確認しておきましょう。
借り換え先のフリーローンを返済していく
借り換え完了後は、新しいローンの返済を進めていくことになります。
借り換え後も返済は続いていくことになるため、綿密にシミュレーションしたうえで計画的に進めていくようにしましょう。
フリーローンに関するよくある質問
最後に、フリーローンに関するよくある質問をご紹介します。
年金受給者でも借りられる?
フリーローンを借りるには、安定した収入があることが求められます。
この点、年金受給者も安定した収入と見ることもできるので、審査を受けることが可能なケースが多いです。
ただし、金融機関によっては年金受給者ではフリーローンを利用できないケースもあるため、事前に確認するようにしましょう。
また、収入があれば年金受給者がお金を借りる方法は選択肢が広がります。
専業主婦(専業主夫)でも借りられる?
通常、フリーローンは安定した収入のある方を対象に融資しています。
この点、専業主婦や専業主夫の方は収入がないため、融資を受けられないということになります。
ただし、金融機関によっては配偶者に安定した収入があれば融資を受けられるケースもあるため、事前に確認するとよいでしょう。
なお、本記事でもお伝えしたとおり、貸金業法には総量規制があり、これは本人の年収が対象となるため、年収がゼロだと融資を受けることができません。
このため、原則として貸金業法の適用を受ける消費者金融などの融資を受けることはできないと考える必要があるでしょう。
一方、銀行のフリーローンは総量規制の適用を受けないため、配偶者の収入次第では専業主婦が利用できるカードローンです。
また、「配偶者貸付」を利用すれば、消費者金融など貸金業法の対象となる金融機関からでも融資を受けることが可能です。
配偶者貸付は、総量規制の対象外となる制度で、配偶者の年収の3分の1まで借りられることになっているのです。
配偶者貸付は取り扱いのない消費者金融もあるため、こちらも事前に確認しておくことが大切です。
フリーローンの審査にはどのくらい時間がかかる?
フリーローンの審査は、審査終了までに数日程度、融資実行までに1~2週間程度かかるのが一般的です。
もちろん、審査状況によっては上記より時間がかかることもあれば、より短い日数で審査が完了するケースもあるでしょう。
なお、今すぐにお金が用意する必要があるということであれば、カードローンであれば最短即日で融資を受けられるケースもあります。
審査なしで利用できるフリーローンはある?
フリーローンやカードローンを利用する際には必ず審査を受ける必要があります。
貸金業法の対象となる消費者金融の場合は、総量規制に違反していないかチェックしなければならないことが法律で明確に定められています。
銀行であれば総量規制の対象となりませんが、審査なしで融資実行する銀行は存在しないでしょう。
フリーローンを借りると住宅ローンの審査に影響する?
フリーローンを借りると、住宅ローンの審査に影響が及びます。
これは、住宅ローンの審査でも、フリーローンと同じように、他のローンの借入状況を確認するからです。
本記事でご紹介したように、フリーローンの審査では、すべてのローンの返済額を含めた返済比率から安定的に返済していけるかが判断されます。
住宅ローンを借りる予定がある場合は、計画的に利用することが大切だといえるでしょう。
なお、フリーローンを借りたとしても、住宅ローンを借りる時点で完済するのであれば問題はありません。
フリーローンで大きなお金を借りられるの?
フリーローンの中には最大1,000万円まで借りられるような商品もありますが、いきなり1,000万円借りるといったことは可能なのでしょうか。
この点、年収が高いかこれまでの取引がある金融機関であれば最初から大きな金額を借りられる可能性はあります。
上記のような状況ではない場合、まずは50万円から借りることができ、多くとも数百万円といった金額になるのが一般的です。
将来的に大きなお金が必要になる可能性がある、という方は小さい金額でもいいので早めに借り入れをして、返済実績をつけていくのもおすすめだといえます。
1万円を借りる際など少額融資を受ける際には、消費者金融カードローンが最短即日から融資を受けることができます。
フリーローンまとめ
フリーローンについて仕組みや選び方、おすすめの商品などをお伝えしていきました。
多くの金融機関がフリーローンを提供しているため、いざ資金が必要になったときにどれを選べばよいか迷うという方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、お伝えした選び方のポイントを元におすすめのフリーローン・カードローンをご紹介しています。
フリーローンやカードローンの利用を考えている方は、本記事でご紹介した商品の中から、審査申し込みから始めてみてはいかがでしょうか。

宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許