PayPayは「QRコード決済」のイメージが強いですが、お金を借りることもできます。
「え?PayPayって電子マネーじゃないの?」
「どうやってPayPayでお金を借りるの?」
一般的に、QRコード決済ではお金を借りることができないため、このような疑問を持つのではないでしょうか。
本記事では、PayPayでお金を借りる方法をわかりやすく丁寧に解説していきます。
PayPayでお金を借りたいと思う方は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。
目次
PayPayでお金を借りるって何?
結論から言うと、PayPayでお金を借りるというのは、PayPay銀行カードローンを利用するということです。
PayPayは一般的に、QRコード決済として有名なので、カードローンというイメージがなかなか結びつかない方も多いと思います。
しかし、PayPayのサービスはQRコード決済だけではなく、以下のようなサービスもあります。
PayPay株式会社 | QRコード決済 |
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PayPayカード株式会社 | クレジットカード |
PayPay銀行 | カードローン |
PayPay保険サービス株式会社 | 自転車保険、損害保険、生命保険など |
PayPayアセットマネジメント株式会社 | 投資信託 |
そしてこれらのサービスは、PayPayアプリ内の画面から簡単に申し込みができるようになっています。
また、PayPay銀行カードローンからお金を借りる場合には、以下のようなメリットがあるのも特徴です。
申し込みは学生でもできる
PayPay銀行カードローンでお金を借りる場合、以下の条件をすべて満たしていれば学生がお金を借りることができます。
- 申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方
- 仕事をしていて安定した収入のある方
- PayPay銀行に普通預金口座を持っている個人の方
- 一定の審査基準を満たしており保証会社の保証を受けられる方
カードローンの中には、「イオン銀行」や「りそな銀行」のように学生が申し込めないカードローンもあります。
そのため、学生でも申し込みができるPayPay銀行カードローンは、申込条件は厳しくありません。
PayPay銀行カードローンの申し込みで注意をしたいのは、保証会社が「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」であることです。
過去にSMBCコンシューマーファイナンスで「長期滞納」や「債務整理」を行った場合、PayPay銀行カードローンの審査に受かりにくい可能性があります。
そのため、SMBCコンシューマーファイナンスで長期滞納や債務整理の経験がある方は、アイフルやアコムを選択するほうがおすすめです。
専業主婦であっても配偶者の収入次第で申込可能
PayPay銀行カードローンは「総量規制の対象外」となるため、配偶者の収入によっては専業主婦にもおすすめのカードローンになります。
総量規制は配偶者ではなく「本人」の収入で審査を行うので、仕事をしていない専業主婦は原則として借り入れができません。
総量規制の対象となるのは貸金業者(消費者金融やクレジットカード)だけで、銀行は対象外となります。
ただし、配偶者がすでにカードローンの他社借入が多い場合や、他社の返済を滞納している場合は注意が必要です。
PayPay銀行カードローンがいくら総量規制の対象外とは言え、他社からの借入件数や総借入額が多すぎる場合は審査に落ちる可能性もあります。
一般的に、借入件数が3社以上になってくると審査が通りにくいため、新規の審査に通らなくなった場合はまず1社の完済を目指しましょう。
総量規制を超えた借り入れもすることはできる
PayPay銀行カードローンには貸金業法が適用されず、総量規制の対象外になるため年収の3分の1を超えてお金を借りることもできます。
なぜなら、貸金業法が適用される消費者金融やクレジットカードのキャッシングとは違い、年収による借り入れの上限額を気にする必要がないからです。
「消費者金融だと自分の年収では借りたい金額が借りられない…」
このような場合におすすめのカードローンは総量規制の対象外である銀行カードローンです。
また、消費者金融で総量規制が原因で審査落ちした場合も、PayPay銀行カードローンなら審査に通る可能性があるので挑戦してみる価値があります。
PayPayでお金を借りるには審査基準を満たす必要がある
PayPay銀行カードローンでお金を借りるためには審査基準をすべて満たす必要があります。
- 返済できるほどの安定した収入が求められる
- 返済するためにPayPay銀行の普通預金口座が必要
- 審査に通過するには在籍確認の対応が必須
どの金融機関も貸し倒れを避けるために、返済能力がある方を審査に通して融資を行います。
審査通過後は利用実績を作ることで、借りられるお金を増額することもできます。
そのため、PayPay銀行カードローンでお金を借りるなら、まずは審査に通過することが最重要です。
PayPay銀行カードローンの審査に通過するためには、どのような基準をクリアしないといけないのか、具体的な基準について詳しく解説していきます。
返済できるほどの安定した収入が求められる
PayPay銀行カードローンでお金を借りるためには、まず返済が続けられる程度の安定した収入が必要となります。
安定した収入というと、「正社員じゃないとダメなのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、PayPayでは必ずしも「正社員」でないといけないわけではなく、継続した収入があればパートやアルバイトでお金を借りることも可能です。
また、勤続年数が長ければ長いほど、安定した収入があると判断されやすいため、アルバイトやパートの方でも審査に受かる可能性はあります。
一方、「日雇い」や「派遣社員」は、長期的に見たときに正社員と比べて安定した収入がないと判断されやすいので注意が必要です。
ただし、PayPay銀行カードローンは総量規制の対象外のため、収入のない専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば申し込みができます。
この点が、本人の収入を基準として貸し付けを行う消費者金融との大きな違いです。
消費者金融では借り入れができない専業主婦の方は、PayPayでお金を借りることを検討してみましょう。
返済するためにPayPay銀行の普通預金口座が必要
PayPay銀行カードローンでお金を借りるためには、PayPay銀行で普通預金口座を作らないといけません。
なぜなら、PayPay銀行カードローンは毎月「口座引落」での返済が必要になるからです。
普通預金口座はPayPay銀行カードローンと同時に申し込みができるので、簡単に開設できます。
ただし、口座を新しく開設した場合、自宅にキャッシュカードが郵送されるため、同居人にPayPay銀行を利用したことがバレる恐れがあります。
キャッシュカードの郵送や、口座開設を望まない場合は、郵送物がないカードローンのほうが使い勝手が良く感じられる場合もあります。
審査に通過するには在籍確認の対応が必須
PayPay銀行カードローンを利用してお金を借りる場合、勤務先に電話連絡があるため「在籍確認」の対応が必要になります。
在籍確認とはカードローンの審査のときに実施される返済能力調査の一つで、申告した勤務先に本当に在籍しているか確認することです。
カードローンの在籍確認には主に「電話で直接勤務先に連絡する方法」と「書類で確認する方法」の2種類があります。
大手消費者金融カードローンはWeb申込をすると、書類による在籍確認が行われるため、原則として勤務先に電話連絡がされないケースが多いです。
一方、銀行カードローンは電話で直接勤務先に連絡をして在籍確認を行うのが主流です。
そのため、PayPay銀行カードローンを利用する場合は、勤務先にかかってきた在籍確認の電話に対応する必要があります。
ただし、在籍確認の対応は、自身が対応できなくても問題ありません。
会社の同僚が電話にでたときに、同僚があなたの存在を認識していることがわかれば、在籍確認が取れたと判断されます。
例えば、「〇〇はただいま、席を外しております」「〇〇は本日お休みをいただいております」などの対応であれば問題ありません。
一方、「〇〇というものは弊社には在籍しておりません」と対応した場合は、在籍確認が取れなかったと判断され審査に通らない可能性があります。
バレずにお金を借りたい方は、勤務先に電話連絡による在籍確認がないカードローンを検討しましょう。
PayPayはどんな条件でお金を借りられる?
PayPay銀行カードローンを利用する場合、以下の条件でお金を借りることになります。
審査時間 | 最短翌日 |
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融資速度 | 最短翌日 |
借入限度額 | 最大1,000万円 |
金利(実質年率) | 年1.59%~年18.0% |
無利息期間 | 初回借入日から30日間 |
申込方法 | Web申し込みローンアプリ |
返済方法 | PayPay銀行の普通預金口座から自動引き落としアプリやATMから返済 |
運営会社 | PayPay銀行株式会社 |
PayPay銀行カードローンの魅力は、年1.59%〜年18.0%という低金利なカードローンという点と、最大1,000万円まで借り入れできるところです。
大手消費者金融に比べ、融資スピードは遅いですが、低金利に加え最大30日間無利息で利用できます。
今すぐお金が必要な方は即日融資に対応したカードローンを選ぶ必要があります。
一方、残念な点は、PayPay銀行カードローンを利用する場合に返済方法が原則「口座引落」になってしまうところです。
アプリやATMからの返済する場合は「追加返済」ができますが、毎月の返済方法としては利用できません。
また、カードローンに対応している提携ATMが大手消費者金融に比べて少ないため、ATMをメインに利用したい方には注意が必要です。
PayPay銀行カードローン(6) | ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イオン銀行 ・E-net ・ゆうちょ銀行 ・三井住友銀行 |
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アイフル(10) | ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イオン銀行 ・三菱UFJ銀行 ・西日本シティ銀行 ・E-net ・十八親和銀行 ・ゆうちょ銀行 ・福岡銀行 ・熊本銀行 |
プロミス(16) | ・三井住友銀行 ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・E-net ・ゆうちょ銀行 ・イオン銀行 ・熊本銀行 ・東京スター銀行 ・西日本シティ銀行 ・福岡銀行 ・三菱UFJ銀行 ・横浜銀行 ・クレディセゾン ・十八親和銀行 ・八十二銀行 ・広島銀行 |
アコム(14) | ・三菱UFJ銀行 ・セブン銀行 ・E-net ・ローソン銀行 ・イオン銀行 ・北海道銀行 ・北陸銀行 ・三十三銀行 ・広島銀行 ・西日本シティ銀行 ・福岡銀行 ・十八親和銀行 ・熊本銀行 ・八十二銀行 |
そのほか、PayPay銀行カードローンには以下のような特徴もあります。
無利息特約を利用すると最大30日間無利息で借りられる
PayPay銀行カードローンには無利息特約があり、初回借入日から最大30日間無利息で借り入れすることが可能です。
ただし、約定返済を延滞した場合は、無利息特約が適用されなくなってしまうので注意しましょう。
無利息期間があるカードローンは、大手消費者金融ではよく見られますが、銀行カードローンでは希少です。
PayPay銀行カードローンは、銀行カードローンと消費者金融の良いとこ取りをしているので、金利による利息を抑えてお得にお金を借りられます。
特に、1ヶ月以内に全額返済の目途が立っている方なら、元金だけの返済でお金を借りられるので利用してみる価値はあります。
借り入れには保証人や担保が不要
PayPay銀行カードローンの借り入れは、保証人や担保が不要なところも大きな魅力となっています。
債務者が返済できなくなったときに返済義務を負う「保証人」や、差し押さえられる可能性がある「担保」が必要だと申し込みをしにくいものです。
カードローン自体、担保や保証人が不要なので、お金を借りる際に保証人が必要な場合、保証人を依頼することで人間関係に悪影響を及ぼす恐れもあります。
担保が必要な場合は、担保にする資産がないとカードローンの申し込み自体ができなくなるのが難点です。
その点、保証人も担保も不要なPayPay銀行カードローンなら、担保になるような資産がなくても、周囲にバレずにお金を借りることができるので安心です。
借りるお金は資金使途に制限がない
PayPay銀行カードローンは事業資金を除き、資金使途に制限がなく自由に使用できます。
目的型カードローンは、資金使途が限られてしまいますが、PayPay銀行カードローンは生活費にも教育費にも幅広く使用できるので便利です。
ただし、借り入れたお金の資金使途がいくら自由でも、「ギャンブル」や「浪費」をする場合には注意をしないといけません。
なぜなら、自己破産を申請することになった場合、ギャンブルや浪費があると借金の免除を認めてもらえない可能性があるからです。
資金使途が自由なカードローンは使い勝手が良い反面、使い過ぎてしまうこともあるため、返済で困らないように計画的に利用しましょう。
即日融資には対応していない
PayPay銀行カードローンでお金を借りる場合に一番の難点となるのが、「即日融資」に対応していないことです。
現在、大手消費者金融は最短20分の融資も可能なため、最短でも翌日融資になってしまうPayPay銀行カードローンは対応が遅いです。
以前は銀行も即日にキャッシングができましたが、申込者の情報を警視庁のデータベースに照合することが義務付けられてから、即日融資ができなくなりました。
即日融資の取りやめは、借り手の情報を警察庁に照会する仕組みを導入して、暴力団員ら反社会的勢力との取引排除を徹底するのが狙い。
引用元:「『即日融資』を停止、銀行カードローン縮小へ」産経新聞
そのため、PayPay銀行カードローンだけではなく銀行カードローンは、「融資スピード」という点で、消費者金融に敵わないのが現状です。
また、大手消費者金融が土日にお金を借りることができるのに対し、銀行は土日の審査を行っていません。
このため、金曜日の遅い時間に申し込みをした場合、銀行では翌営業日となる月曜日に審査が行われるため、融資までに数日かかってしまいます。
即日にお金が必要な方は、これから紹介する即日融資に対応したカードローンの利用を検討しましょう。
PayPayでお金を借りるように、他のカードローンでも最大30日間無利息でお金を借りることができます。
アイフル

アイフルは最短20分で借り入れすることもできるスピーディーな融資が特徴です。
即日融資ができないPayPayと違い、アイフルなら土日も審査回答を行っているので、急な出費にも対応することができます。
また、アイフルは消費者金融の中でもトップクラスの借入限度額で最大800万円まで対応できるので、PayPay銀行カードローンにも引けを取りません。
提携しているATMや返済方法がPayPay銀行カードローンより充実しているため、より柔軟に借り入れ・返済できるのも大きな魅力です。
特に、以下に該当する方はアイフルとの相性が良いので申し込みを検討してみましょう。
- 即日融資を希望している方
- 大口融資を希望している方
- ATMをメインに利用したい方
- 返済方法を自由に選択したい方
申込条件 | ・満20歳以上69歳以下の方 ・安定した収入がある方 |
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審査時間 | 最短20分 |
融資速度 | 最短20分 |
金利 | 年3.0%〜年18.0% |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 1〜800万円 |
申込方法 | ・Web申し込み ・スマホアプリ ・電話 ・自動契約機 |
返済方法 | ・インターネット返済 ・口座振替(自動引落) ・銀行振込 ・スマホアプリ ・アイフルATM ・提携ATM |
借り入れ・返済ができる提携ATM | 【借り入れ・返済が可能】 ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イオン銀行 ・三菱UFJ銀行 ・西日本シティ銀行 ・E-net ・十八親和銀行 ・ゆうちょ銀行 【借り入れのみ可能】 ・福岡銀行 ・熊本銀行 |
電話による在籍確認 | 原則なし |
運営会社 | アイフル株式会社 |

\ 最短20分融資は業界トップクラス /
プロミス

プロミスはSMBCグループが運営しており、三井住友銀行のATM手数料が無料で利用できるのが特徴です。
運営会社の安定性・信頼性が大手消費者金融の中でも抜群で、特に消費者金融を初めて利用する方からの人気が高くなっています。
また、PayPay銀行カードローンは勤務先への電話による在籍確認を行う一方、プロミスの在籍確認は書類提出に対応しているのも良い点です。
提携ATMの数が充実しており、コンビニATMだけではなく、「福岡銀行」や「横浜銀行」など地方銀行のATMも複数利用できます。
特に、以下に該当する方はプロミスがおすすめです。
- 融資を急いでいる方
- 運営会社の安定性を重視する方
- 提携ATMの充実度を重視している方
- 返済方法を自分で選択したい方
申込条件 | ・18歳以上74歳以下の方(高校生を除く) ・安定した収入がある方 |
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審査時間 | 最短25分 |
融資速度 | 最短25分 |
金利 | 年4.5%〜年17.8% |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 1〜500万円 |
申込方法 | ・Web申し込み ・スマホアプリ ・電話 ・自動契約機 |
返済方法 | ・インターネット返済 ・口座振替 ・スマホATM ・コンビニ ・提携ATM ・プロミスATM ・銀行振込 |
借り入れ・返済ができる提携ATM | 【借り入れ・返済が可能】 ・三井住友銀行 ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・E-net ・ゆうちょ銀行 ・イオン銀行 ・熊本銀行 ・東京スター銀行 ・西日本シティ銀行 ・福岡銀行 ・三菱UFJ銀行 ・横浜銀行 ・クレディセゾン 【借り入れのみ可能】 ・十八親和銀行 ・八十二銀行 ・広島銀行 |
電話による在籍確認 | 原則なし |
運営会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |

\ 最短20分で借入可能! /
アコム

アコムは最短20分での即日融資も可能で、アイフルと同様、銀行並みの低金利で最大800万円までの大口融資に対応できるところが魅力です。
2021年よりスタートしたPayPay銀行カードローンに比較し、アコムは1978年に創業し貸金業界で40年以上の実績があるので安心感もあります。
また、アコムは「郵送」による新規申込を受け付けている数少ない消費者金融です。
Webやスマホアプリからだと操作方法がわからないという方や、契約書はしっかり目を通して自筆が良いという方も安心して手続きが行えます。
また、以下に該当する方もアコムはおすすめです。
- すぐに融資をしてほしい方
- 大口融資を希望している方
- 郵送での申し込みを希望している方
- 返済方法を自由に選びたい方
申込条件 | ・満20歳以上で安定した収入がある方 |
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審査時間 | 最短20分※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
金利 | 年3.0%〜年18.0% |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 1〜800万円 |
申込方法 | ・Web申し込み ・スマホアプリ ・電話 ・郵送 ・自動契約機(むじんくん) |
返済方法 | ・インターネット返済 ・口座振替(自動引落) ・銀行振込 ・アコムATM ・提携ATM |
借り入れ・返済ができる提携ATM | 【借り入れ・返済が可能】 ・三菱UFJ銀行 ・セブン銀行 ・E-net ・ローソン銀行 ・イオン銀行 ・北海道銀行 ・北陸銀行 ・三十三銀行 ・広島銀行 ・西日本シティ銀行 ・福岡銀行 ・十八親和銀行 ・熊本銀行 【借り入れのみ可能】 ・八十二銀行 |
電話による在籍確認 | 原則なし |
運営会社 | アコム株式会社 |
電話番号 | 0120-07-1000 |

\ アコムなら最短20分で借入 /
返済能力以外でPayPayの審査に落ちてしまう人の特徴
返済能力以外でPayPayの審査に落ちてしまう人には、以下のような特徴が見られます。
- 過去の返済や延滞など信用情報に問題がある
- 保証会社のプロミスから社内ブラック扱いされている
- 短期間に複数の金融機関に申し込みしている
PayPay銀行カードローンは審査なしでお金を借りることができなく、「審査」に通過する必要があるため、過去に返済の延滞経験がある方は、審査に対する不安が大きいと思います。
そこで審査落ちの特徴に該当する方が審査に通過するためにはどうしたらいいのか、それぞれの問題に対する対処法について詳しく解説していきます。
過去の返済や延滞など信用情報に問題がある
PayPay銀行カードローンの審査に落ちてしまう人は、過去の返済の延滞や債務整理が信用情報の履歴に残っているため審査に影響している可能性があります。
信用情報とは個人のローン契約や返済状況を記録したもので、ローン契約時に返済能力があるかどうかを確認するため必ず照会されます。
信用情報を取り扱う機関は「CIC」「JICC」「KSC」の3つで、各信用情報機関によって加盟店の特徴も異なります。
特徴 | 加盟会員数 | |
---|---|---|
株式会社シーアイシー(CIC) | 百貨店、自動車メーカー、クレジットカード会社 ・消費者金融 ・携帯電話会社などが加盟。 | 871社(2023年5月時点) |
日本信用情報機構(JICC) | 保証会社、信販、消費者金融、銀行など幅広い業種が加盟しており、加盟会員数が一番多い。 | 1,285社(2023年5月時点) |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | 全国の銀行や信用金庫が加盟。 | 1,054社(2023年3月時点) |
信用情報には、クレジットカードや携帯電話本体の割賦払いの返済状況が登録されるため、遅延がある場合は審査に不利に働きます。
特に、「任意整理」や「自己破産」など過去に債務整理をしたことがある場合、信用情報に記録が残っている間は審査に通ることができません。
過去に信用情報にマイナスな履歴が残っている方は、別の借入方法を検討する必要があります。

スーパーホワイトも審査には不利になることがある
信用情報にローン契約や返済情報が一切登録されていない状態を「スーパーホワイト」と言います。
一見、スーパーホワイトは何も問題がないように見えますが、実はローン審査では不利になることもあります。
なぜなら、自己破産をして数年間ローン契約ができなかった方も、信用情報がスーパーホワイトになるからです。
そのため、カードローンの審査では、「スーパーホワイト=自己破産の可能性がある」と怪しまれ、敬遠されてしまうことがあるのです。
スーパーホワイトの場合でも、20代の学生さんの場合は、初めてクレジットカードやローン契約をする方が多いので特に問題視されません。
一方、多くの方が何かしらのローン契約をしたことがある30代以降になると、スーパーホワイトは珍しいので審査に不利になる可能性が高くなります。

保証会社のプロミスから社内ブラック扱いされている
PayPay銀行カードローンの審査に落ちてしまう人の特徴として、保証会社のプロミスから社内ブラック扱いされているケースも挙げられます。
PayPay銀行カードローンの保証会社は正確には「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」で、プロミスの運営会社です。
過去にプロミスの運営会社で滞納や債務整理をした場合、信用情報から履歴が消えても、社内に記録が残っているため審査に通らないこともあります。
この場合、審査に通過するのが難しくなってしまうため、プロミスの運営会社が保証会社を務めていないカードローンへ申し込みましょう。
SMBCコンシューマーファイナンスは、PayPay銀行カードローンだけではなく、以下の金融機関の保証会社も務めています。
- 三井住友銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン
- 北洋銀行(スーパーアルカ)
- きらやか銀行(カードローン)
- 横浜銀行カードローン
- 栃木銀行カードローン
- 福井銀行カードローン
- 関西アーバン銀行(アーバンカードローン)
- 大正銀行(大正カードローン)
- 福岡銀行カードローン
- 親和銀行カードローン
- 鹿児島銀行(かぎんカードローン)
- 熊本銀行カードローン
- 沖縄銀行(おきぎんカードローン)
各カードローンの保証会社は「商品概要」から確認することができるので、心配な方は事前によくチェックしておきましょう。
短期間に複数の金融機関に申し込みしている
PayPay銀行カードローンの審査に落ちる人は、6ヶ月以内に複数の金融機関に申し込みをしているのも特徴です。
6ヶ月以内に複数の申し込みが審査落ちにつながる理由は、ローンへ新規申込をした記録が信用情報に6ヶ月残ってしまうからです。
信用情報にはローン審査の結果は記録されませんが、「申込情報」と「契約情報」の2つから審査に落ちたかどうか大体推測できます。
通常、審査に通過した場合は、申込情報だけではなく、ローンの契約情報も登録されます。
つまり、申込条件だけしかなく、契約情報がない場合は「前の審査に落ちた」と判断される可能性が高いのです。
さらに審査に落ちたと思われる状態で、複数のカードローンに申し込みをしていると、「お金に困っている印象」が強まります。
前の審査で落ちたという情報があると、やはり審査では不利になりやすいので、以前の申込情報が完全に消える6ヶ月を過ぎてから再挑戦しましょう。
PayPayでお金を借りる方法を公開
PayPayのアプリ内から実際にお金を借りるまでの流れは以下の通りです。
PayPayアプリを開き、「ホーム」→「すべて」→「ファイナンス」にある「お金を借りる」というミニアプリをタップします。
PayPay銀行カードローンの申込画面へ移動したら、PayPay銀行の「口座がある方」と「口座がない方」のどちらかを選択します。
口座がある方は、口座開設の手続きは省略でき、ログインして口座情報を連携させることでカードローンの手続きへと進められます。
一方、口座がない方は、カードローンの新規申込と同時に口座開設手続きも行わないといけません。
口座の有無を選択した後は、PayPay銀行カードローンの申込フォームに必要事項を入力します。
メールアドレス、氏名、勤務先などの入力が終了したら、申込フォームを送信します。
このとき、勤務先の電話番号を間違ってしまうと、在籍確認が取れなくなってしまうので、正確に入力しましょう。
次に、本人確認書類の提出を行います。
PayPay銀行カードローンのスマホアプリから本人確認書類として利用できるのは以下の3点です。
- 運転免許証のコピー
- 個人番号(マイナンバー)カードのコピー
- 各種健康保険証のコピー
上記以外の本人確認書類は、スマホアプリからの申し込みができないため、「パソコン」もしくは「郵送」による提出が必要になります。
PayPay銀行カードローンには「仮審査」と「本審査」の2つがあります。
仮審査は申込フォームの内容をもとにした簡易審査で、本審査では提出書類も含めた総合的な審査になるのが特徴です。
そして、1点注意をしたいのが、PayPay銀行カードローンでは電話による在籍確認で「銀行名+担当者名」を名乗ると公式サイトで明言していることです。
PayPay銀行カードローンを利用していることが勤務先にバレてしまうため、プライバシーを重視する方は、原則電話なしの大手消費者金融のほうが向いています。
PayPay銀行カードローンの仮審査の結果は「最短60分」、本審査の結果は「最短翌日」にメールで通知されます。
このとき、PayPay銀行の口座開設を一緒に申し込んでいた場合、開設手続き完了のお知らせも届きます。
本審査の結果が届き、契約が完了したら、トークン(ワンタイムパスワード)の登録をしてすぐに融資を受けることができます。
キャッシュカードが届く前は「初回自動借入」と「カードレスATM」の2種類の借り入れが可能です。
キャッシュカード到着後は「スマホアプリ」「ホームページ」「カードレスATM」の3つの借入方法が利用できます。
PayPay銀行の口座開設をした場合は、後日自宅へキャッシュカードが郵送されます。
キャッシュカードは、本人確認書類を提出してから通常5日~7日で到着します。
PayPay銀行カードローンでお金を借りる際の特徴や注意点について、さらに詳しく見ていきましょう。
申し込みから借り入れまでWebで完結する
PayPay銀行カードローンは、申し込みから借り入れまでWebで完結できます。
Web完結なら、誰とも顔を合わせることなく、自宅ですべて手続きできるので、周囲に内緒で借り入れをしたい場合に最適です。
Webは24時間いつでも自分の気が向いたときに申し込みができるのも良い点です。
また、PayPay銀行に口座を持っている場合、「今、審査ってどうなってるんだろう?」と気になる方はアプリで審査状況を確認することもできます。
必要書類はスマホからアップロードできる
PayPay銀行カードローンでは、審査に必要な書類をスマホから簡単にアップロードして提出することができます。
ただし、スマホから提出できるのは、本人確認書類の3点だけです。
- 運転免許証のコピー
- 個人番号(マイナンバー)カードのコピー
- 各種健康保険証のコピー
上記以外の書類で本人確認をする場合、もしくは収入証明書を提出する場合は、「パソコンからのアップロード」もしくは「郵送」となります。
PayPay銀行カードローンでは「本人確認書類」は申込者全員、「収入証明書」は原則として借入額が300万円を超える方のみ提出が必要です。
PayPay銀行カードローンで提出可能な本人確認書類と収入証明書は以下の通りになります。
本人確認書類 | 【スマホで提出できる書類】 ・運転免許証のコピー ・個人番号(マイナンバー)カードのコピー ・各種健康保険証のコピー 【郵送で提出する書類】 ・パスポートのコピー(所持人記入欄があるもの) ・住民基本台帳カードのコピー(顔写真とQRコードの印字があるもの) ・在留カードのコピー ・特別永住者証明書のコピー ・印鑑証明書(原本) ・住民票の写し(原本) ・各種年金手帳のコピー+補助資料(原本) ・身体障害者手帳を含む各種福祉手帳のコピー+補助資料(原本) |
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収入証明書 | 【給与所得者の方】 ・源泉徴収票 ・住民税課税決定通知書 ・住民税課税証明書 ・給与明細※最新3ヶ月以内の1ヶ月分 【個人事業主の方】 ・確定申告書(受付印があるもの) ・納税証明書(その1、その2) ・住民税納税通知書 ・住民税課税証明書 |
仮審査の結果は最短60分でわかる
PayPay銀行カードローンでは、仮審査の結果が最短60分でメールで通知されます。
審査の結果はやはり気になるものなので、早く知りたいと思う方も多いですよね。
特に、銀行カードローンは大手消費者金融に比べて審査スピードが遅いため、審査結果の通知が早いのは大きな魅力です。
カードローンの審査結果が早めにわかれば、それだけ次の対策を立てやすくなります。
ただし、本審査の結果は翌営業日になり、本審査によっては仮審査と結果が異なる可能性もあるので注意が必要です。
土日申し込みは翌営業日に審査が完了する可能性がある
PayPay銀行カードローンでは、新規申込を24時間いつでも受け付けていますが、土日に申し込みをした場合は翌営業日に審査が完了する可能性があります。
なぜなら、PayPay銀行カードローンでは審査回答は「平日の営業時間(9時〜17時)に行う」としており、土日に対応していないからです。
そのため、申し込みのタイミングが悪いと融資までに数日かかってしまう恐れがあります。
PayPay銀行カードローンでは仮審査の回答が最短60分となっているため、即日融資もできると勘違いしやすいですが、本審査の回答はあくまで「最短翌日」です。
PayPay銀行カードローンでの最短融資を狙うなら、土日を挟まないように月曜〜木曜日に申し込みをしておきましょう。
契約が完了するとキャッシュカードが郵送物として自宅に届く
PayPay銀行カードローンを契約する場合、返済用の口座開設が必要となるため、キャッシュカードが郵送物として自宅に届きます。
PayPay銀行では、キャッシュカードをローンカードとしても利用するため、キャッシュカードの受け取りが必要です。
そのため、同居人がいる場合は、PayPay銀行カードローンを利用していることが郵便物からバレる可能性もあります。
見た目はキャッシュカードなので、ローン契約をしたことはわかりにくいですが、やはり郵送物があるといつ借金のことがバレるかわかりません。
同居人にカードローンの存在を知られたくない場合は、カードレス対応しており郵送物なしでも契約できる大手消費者金融のほうが安心です。
借入方法は2種類ある
PayPay銀行カードローンは、キャッシュカードが届く前と届いた後によって、借入方法が異なります。
キャッシュカードが届く前に借り入れをする場合は、2つの借入方法があります。
1つ目は、PayPay銀行アプリをインストールして「カードレスATM」の初期設定をしてから、ATMで借り入れをする方法です。
2つ目は、申し込みの際に「初回自動借入」を設定した場合、希望額を契約と同時にPayPay銀行の口座へ入金してもらう方法です。
一方、キャッシュカードが届いた後は、以下の3つの方法で借り入れができます。
- スマホアプリから振込融資を申請する
- ホームページから振込融資を申請する
- ATMから現金を借り入れる
現金をすぐに受け取りたい場合はATMが一番便利です。
返済はPayPay銀行の普通預金口座から引き落とし
PayPay銀行カードローンの返済は、原則として普通預金口座からの引き落としです。
ATMやスマホアプリのログイン画面からの返済は「追加返済」であり、通常の返済方法としては利用できないので注意しましょう。
万が一、約定返済日の支払いが遅れた場合も、ATMやスマホから返済するのではなく、「普通預金口座」へ入金しないといけません。
遅れた返済額は、普通預金口座に入金をすると、自動的に引き落としされます。
ATMやスマホからの返済は、「約定返済」ではなく「繰上返済」扱いになってしまうので、間違わないようにしましょう。
まとめ
PayPayでお金を借りる場合、PayPay銀行カードローンを利用することになり、普通預金口座を持っていない場合は開設も必要になります。
また、PayPay銀行カードローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンスで、プロミスの運営会社と同じです。
そのため、過去にプロミスで返済遅延や債務整理を行っていた場合は、社内ブラックとなり審査に通らない可能性があるので注意しないといけません。
PayPayは銀行カードローンでは珍しく、無利息特約で最大30日間無利息で借り入れ可能なところが魅力です。
ただし、電話による在籍確認で社名を名乗ることや、即日融資には対応していないなどの難点もあります。
このようなデメリットに不安を感じる場合は、今回ご紹介した即日融資に対応できる大手消費者金融も検討してみてください。

宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許