大手消費者金融の「プロミス」ですが、金利は高いのか気になるところですよね。
大手とは言っても、できるだけ低金利で借りたいものです。
そこでこの記事では、他社と比較したプロミスの金利や、その決まり方と返済シミュレーションについて紹介します。
合わせて、プロミスの金利を下げる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- プロミスの金利は大手消費者金融の中でもっとも低い
- プロミスの金利を下げる方法は30日間無利息サービスを適用することなど
- さらに低金利で借りたい場合は銀行カードローンなどを利用する
- プロミスのメリットは最短30分で融資可能なことなど
目次
プロミスの金利は他社と比べて高い?-比較
プロミスの金利4.5~17.8%に設定されています。
この金利は他社に比べて高いのでしょうか。
消費者金融の上限金利
比較の前に、消費者金融の上限金利について見ていきましょう。
金利の上限は利息制限法によって決められています。
元金 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
金利を比較するときは、これを基準にしてみてください。
ちなみに、各社の金利を比較する時には、必ず上限金利を比較するようにしましょう。
上限金利は、たとえば4.5~17.8%の金利であれば17.8%のことを指します。
その会社で初めての借り入れの場合、ほとんど上限金利が適用されます。
そのため、上限金利だけ比較していけば問題ありません。
大手消費者金融と比較
プロミスの金利は大手消費者金融の中ではもっとも低くなっています。
他社の上限金利が18%に設定されているのに対して、プロミスの上限金利は17.8%に設定されているからです。
プロミスの金利を具体的に他社と比較すると以下の表のようになります。
金利 | |
---|---|
プロミス | 4.5〜17.8% |
アイフル | 3.0~18.0% |
アコム | 3.0〜18.0% |
SMBCモビット | 3.0〜18.0% |
レイクALSA | 4.5〜18.0% |
プロミスは下限金利は4.5%と高めなのですが、これは気にする必要がありません。
限度額マックスの500万円でも借りない限り、下限金利は適用されることがないからです。
銀行カードローンと比較
プロミスの金利は銀行カードローンと比較すると高いです。
プロミスと主な銀行カードローンの金利を比較すると以下の表のようになります。
金利 | |
---|---|
プロミス | 4.5〜17.8% |
楽天銀行カードローン | 1.9〜14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8〜14.6% |
三井住友銀行カードローン | 1.5~14.5% |
イオン銀行 | 3.8〜13.80% |
銀行の金利はプロミスの金利よりだいぶ低いことがわかります。
ただ、銀行カードローンはプロミスよりも審査が厳しくなっています。
審査に受かる自信がある場合は銀行カードローンを利用してみると良いでしょう。
また、銀行カードローンはプロミスと比べてずっと審査に時間がかかります。
今すぐお金が必要な方はプロミスが向いていると言えます。
プロミスの金利の決まり方と返済シミュレーション
プロミスの金利が低めに設定されると把握したところで気になるのは、具体的な金額につく利息でしょう。
そこでここでは、プロミスの金利の計算方法や具体的な金額のシミュレーションを解説します。
プロミスの金利の計算方法
プロセスの利息は、以下の計算方法で算出されます。
借入金×借入利率÷365日×(借入日数)=利息
借入日当日については、利用日数には含まれないので、翌日からの日数になります。
5万円(借入金)×17.8%(借入利率)÷365日×30日(借入日数)=731.50
→円未満は切り捨てのため731円の利息
プロセスの公式サイトでは細かいシミュレーションも可能です。
10万円借りた場合
10万円借りた場合の利息を17.8%として計算します。
10万円×17.8%÷365日×(30日)=1,463円
となり、返済金額は、101,463円となります。
30万円借りた場合
30万円借りた場合の利息を17.8%として計算します。
30万円×17.8%÷365日×(30日)=4,389円
となり、返済金額は、304,389円となります。
50万円借りた場合
50万円借りた場合の利息を17.8%として計算します。
50万円×17.8%÷365日×(30日)=7,315円
となり、返済金額は507,315円となります。
100万円借りた場合
100万円借りた場合の利息を15.0%として計算します。
100万円×15.0%÷365日×(30日)=12,328円
となり、返済金額は1,012,328円になります。
プロミスの金利を低くする6つの方法
アイフルの金利を低くする方法としては、主に以下の6つが考えられます。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
30日間無利息サービスを利用する
プロミスの金利を低くする方法としてまず挙げられるのが、30日間無利息サービスを利用することです。
プロミスでは初めて借り入れを行う場合、30日間利息を0円にすることができます。
これはかなりお得なキャンペーンなので、対象の人はぜひ適用するようにしましょう。
特に短期間だけ借りる場合は、金利の低い銀行カードローンで借りるより、プロミスで30日間無利息サービスを適用して借りたほうがお得になります。
利用実績を増やす
プロミスで金利を低くする方法として、利用実績を増やすことも挙げられます。
プロミスでは継続して借り入れを行い、なおかつ遅れることなく返済を続けていると信用が貯まって金利を下げてもらえる場合があります。
そのため、借りる金融機関をどんどん変えていくよりも、ずっとプロミスで借りておいたほうがお得に利用できます。
100万円以上借りる
プロミスで金利を低くする方法として、100万円以上借りることも挙げられます。
プロミスでは100万円以上の借り入れを行うと金利が15%まで下がるからです。
ちなみに、このような状況になるのは、法律で100万円以上の借り入れでは金利を15%以下にしなければならないルールがあるからです。
また、100万円よりさらに多くの金額を借りれば、さらに金利を下げることも可能です。
ただ、いくら金利が下がるといっても、借り入れ額が増えると支払わなければならない利息は増えます。
プロミスで支払う利息を減らすためには、必要以上に借りないのも大切です。
また、100万円以上借りるにはそれなりの信用度が必要になります。
「100万円借りたい」と思っても、必ず借りれるわけではないので注意しましょう。
できるだけ短期間で返済する
できるだけ短期間で返済することで、プロミスに支払う利息を減らせます。
プロミスでは以下の2つの方法を使って、本来よりも短期間で返済することができます。
- 随時返済
月々の最低返済額よりも多くの金額を返済すること。たとえば、毎月の支払いが1万円の時、1.1万円返済すれば随時返済と言える - 一括返済
プロミスでの借り入れをすべて返済すること。ボーナスなどまとまったお金ができたら利用すると便利
短期間で返済すれば、利息がつく期間が短くなるため、当然プロミスで支払う利息を減らせます。
いつだって、借り入れはないに越したことはありません。
余裕がある時には積極的に利用すると良いでしょう。
おまとめローンを利用する
おまとめローンを利用するという方法もあります。
すでに複数社から借り入れをしている場合、プロミスのおまとめローンを利用すれば、借入先を一本化できる上、金利も下げられる可能性があります。
上でも述べたとおり、1箇所からの借り入れ額が増えるほど、金利は低くなる傾向にあるからです。
プロミスのおまとめローンでは、消費者金融などの貸金業者からの借り入れを一本化することが可能です。
すでに複数の消費者金融から借り入れがある場合は利用してみましょう。
きっとお得に利用できるはずです。
金利 | 6.3%~17.8% |
---|---|
限度額 | ~300万円 |
担保・保証人 | 不要 |
審査対応時間 | 9-21時 |
返済にはプロミスATMか三井住友銀行ATMを利用する
返済でプロミスATMか三井住友銀行ATMを利用するという方法もあります。
プロミスでは返済時に振込手数料がかかる場合があります。
返済するたびに数百円の振込手数料を払っていると、返済額より余計にお金を払うことになるのでもったいないです。
一方、プロミスATMか三井住友銀行ATMから返済する場合、振込手数料は0円です。
お得に利用できるため、返済はプロミスATMか三井住友銀行ATMから行うと良いでしょう。
プロミスの金利引き下げ交渉は可能?
プロミスの金利は比較的安めに設定されていますが、さらに安くしたいと考える方もいるでしょう。
状況によっては、金利の引き下げ交渉で下げることが出来ます。
金利引き下げ交渉のタイミング
プロミスの金利引き下げの交渉はタイミングが重要です。
それは、プロミスが定期的な利用できちんと返済している優良顧客に対して、金利の引き下げ交渉に応じているからです。
以下のタイミングであると、引き下げ交渉がしやすくなります。
- プロミスの会員になって半年以上経過している
- 返済の遅延や延滞の経験がない
- 数カ月から数年の利用実績がある
これらのタイミングを満たしている場合は、プロミスコールから金利の引き下げ交渉をしても良いでしょう。
金利引き下げをしやすい人の特徴
タイミングの他に重要なのは、契約者の収入や個人信用情報などのお金まわりの状態です。
他の金融機関からの借り入れがあったり、初回契約時から交渉時1年以内に転職をしていたりする場合は交渉は成立しにくいでしょう。
安定した収入が保証されており、お金まわりに問題がない状態であると、金利の引き下げがしやすいです。
プロミスでお金を借りる5つのメリット
プロミスでお金を借りるメリットとしては以下の5つが考えられます。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
最短30分で融資可能
プロミスでお金を借りるメリットとしてまず挙げられるのが、最短30分で融資が可能な点です。
プロミスは即日借りれる大手消費者金融の中でも特に審査スピードが早く、最短30分で融資を受けることができます。
そのため、「今すぐお金を借りたい」と思っている人を中心におすすめです。
WEBからであれば24時間365日いつでも申し込みが可能です。
そして、土日も含め、9~21時の間であれば審査を行っています。
概ね19時ごろまでに申し込みを行えば、即日融資が受けられる可能性が高まるでしょう。
利用者満足度No.1
利用者の満足度が特に高いこともプロミスのメリットと言えます。
プロミスは多くの人に選ばれて、2020年のオリコン顧客満足度調査 ノンバンクカードローン部門で総合1位を獲得しています。
また、プロミスは人気も高く、消費者金融の中でも最大手になっています。
それだけサービスの質が優れているということですね。
金利が低い
他の消費者金融にくらべて金利が低いこともプロミスのメリットと言えます。
上で比較したとおり、プロミスの金利は他の大手消費者金融と比べて低く設定されています。
そのため、消費者金融でお金を借りようと思った時には、まずプロミスを検討するのがおすすめです。
その上、プロミスには初めて利用する場合30日間利息0円のお得な無利息期間も設定されています。
WEB完結なら郵送物なし
WEB完結なら郵送物がない点もプロミスのメリットと言えます。
プロミスではWEB完結申し込みを行った場合、すべての連絡が電話かメールで来ます。
家に郵送物が届くことは基本的にはありません。
そのため、家族にバレずにお金を借りたい人にもおすすめです。
女性専用ダイヤルがある
女性専用ダイヤルがある点もプロミスのメリットと言えます。
女性専用ダイヤルでは必ず女性オペレーターが対応してくれるので、お金を借りたいけど不安な女性も安心して利用することができます。
さらに低金利でお金を借りる2つの方法
プロミスで低金利を目指すよりも、さらに低金利でお金を借りる方法としては以下の2つが考えられます。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
銀行カードローンを利用する
プロミスで低金利を目指すよりさらに低金利でお金を借りれる方法としてまず挙げられるのが銀行カードローンです。
上でも述べたとおり、銀行カードローンの金利はプロミスと比べて低くなっています。
そのため、審査に通る自信がある場合は、銀行カードローンを利用すると良いでしょう。
ちなみに、銀行カードローンでは借入金額が大きくなるほど上限金利が低くなる仕組みを採用している場合が多いです。
そのため、自分がどのくらいの金利で借りれるのかもわかりやすくなっています。
公的制度を利用する
さらに低金利でお金を借りる方法として、公的制度を利用するという方法もあります。
生活する上でお金に困っている場合、公的制度を使えば無利子、もしくは超低金利でお金を借りれます。
多少借りれるまでに時間はかかるものの、金利の面では極めてお得なので一度利用してみるのも良いでしょう。
ちなみに、具体的に利用できる公的制度としては以下のようなものが挙げられます。
プロミスの金利に関するQ&A
プロミスの金利に関してよく寄せられる質問には以下のようなものが挙げられます。
それぞれの質問について詳しく見ていきましょう。
最初は上限金利が適用されるのは本当です。
100万円以上借りる場合を除けば、まず上限金利が適用されると思って間違いないでしょう。
これは、プロミス側にしてみれば、最初はお金を借りに来た人がどのくらい信用できる人なのかざっくりとしかわからないからです。
最初は信用がないため、リスクが高いと判断されて、上限金利で貸付が行われるのです。
そして、安定して返済していくとだんだん「信用できる人だ」と判断されて金利が下がるのです。
プロミスでは延滞した場合、20%の遅延損害金が発生します。
もともとの金利17.8%に2.2%上乗せされた金額が請求されてしまうのです。
延滞した日数だけこの遅延損害金がかかるので、延滞はできるだけしないようにしましょう。
たとえば、10万円借り入れを行い、30日間延滞した場合、約1,643円の遅延損害金が発生してしまいます。
また、プロミスで延滞した場合、金利が上がること以外にも、以下のようなデメリットがあります。
- 新たな借入ができなくなる
- (延滞を繰り返した場合)限度額が減ったり貸し出しが停止されたりする
- (数週間以上延滞した場合)延滞情報が信用情報機関に掲載されてブラックリスト入りする
特に延滞情報が信用情報機関に掲載されると他社でもお金を借りるのがかなり難しくなります。
数週間以上の延滞は特に厳禁と言えます。
ちなみに、延滞しても強引な取り立てが行われることはないのでその点については安心してください。
ただ、強引な取り立てがないとはいえ、ずっと支払わないでいると最終的には法的措置を取られてしまうので注意しましょう。
プロミスの返済方式は残高スライド元利定額返済方式と呼ばれるものです。
この方法では、借りている残高によって最低限返さなければならない金額が決まってきます。
ちなみに、プロミスの場合、最低返済額は以下のような式で決定されています。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
30万円以下 | 借入後残高 × 3.61% |
30万円超え~100万円以下 | 借入後残高 × 2.53% |
100万円超え | 借入後残高 × 1.99% |
※最低返済額は1,000円未満切り上げ
少なくとも最低返済額さえ払えば良い点はこの方式のメリットと言えます。
しかし、返済期間は長期化しやすいので、余裕がある時には最低返済額に上乗せして返済を行い、できるだけ短期間で完済するようにしましょう。
金利の計算方法がわからない場合はプロミスが提供している「ご返済シミュレーション」サービスを利用するのがおすすめです。
上で述べたとおり、プロミスは残高スライド元利定額返済方式という方法をとっていますが、この方法は総支払額やかかる金利などの計算が複雑です。
手計算ではとても計算できません。
そこで、プロミスでは簡単に計算ができるように「ご返済シミュレーション」というサービスを提供しています。
このサービスでは毎月の最低返済額を計算できたり、返済期間を計算できたりして便利です。
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プロミスの金利は大手消費者金融の中ではもっとも低くなっています。
プロミスで金利を低くする方法としては以下の6つが考えられます。