「日本中小企業金融サポート機構とはどんな団体なのでしょうか……?」
「ファクタリングの利用を検討している法人ですが、日本中小企業金融サポート機構の評判はどうですか……?」
本記事では、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスについて手数料や、審査、実際に資金を調達するまでの流れなどを解説します。
他のファクタリング会社とは異なり、非営利組織である日本中小企業金融サポート機構のファクタリングにはどのような特徴があるのかわかるようになるでしょう。
また優良なファクタリングサービスなのかを見分ける上で欠かせない、評判や口コミも紹介します。
この記事を読めば、日本中小企業金融サポート機構の評判や口コミについてはもちろん、ファクタリングの手数料や審査通過率などについてもわかるようになるでしょう。
- 当日中に300万円の資金調達に成功した(運送業)
- 税金滞納があったものの1日で40万円の資金調達に成功した(建設業)
- 会社立ち上げから間もないものの、3日で200万円の資金調達に成功した(介護事業)
- 日本中小企業金融サポート機構は担当者の対応が親切だと評判
- 日本中小企業金融サポート機構は会社の状況を詳しくヒアリングしてくれると評判
- 日本中小企業金融サポート機構は審査通過率が高く、手数料は安いと評判
ファクタリングは、会社のキャッシュフローを大幅に改善し、貸し倒れリスクを回避することができるため、近年利用されることの増えてきた資金調達方法です。
ファクタリングで調達できる金額を複数のファクタリング業者に連絡や訪問をしたり、調達額を試算する手間がハードルとなり、諦めてしまうケースも見られます。
ファクタリングを検討して試算だけでもしてみたいならまずは30秒診断!
このファクタリング30秒診断を使えば、たった6項目を選択するだけで調達額の目安がわかり、必要に応じて申し込みをすることも可能です。
ファクタリングを検討する場合は、まず初めに30秒診断を利用することが大切です。

目次
日本中小企業金融サポート機構の評判や口コミ
最初に、日本中小企業金融サポート機構の評判や口コミについて紹介していきます。
運送業
支払いで急を要するものがあり、その日中に資金を調達しなければならない状況でした。
他社にも相談しましたが、当日中の資金調達は無理とのことで、悩んでいたところ日本中小企業金融サポート機構を発見。
きっと他社のように当日中は無理だろうと思っていましたが、事情を説明したところこちらの事情を汲んでくださいました。
赤字決算でしたが希望通りの300万円を調達でき、助かりました。
建設業
個人事業主で税金の滞納があります、
そのため融資は断られてしまい、どうにかできないかと思っていたところ日本中小企業金融サポート機構のホームページを拝見しました。
ファクタリングの利用自体が初めてだったため、不安もあったものの担当者の対応が親切で安心して利用できました。
1日で40万円を希望通りに資金調達でき、売掛先にも知られない取引ができて満足しています。
介護事業
会社を立ち上げたばかりで人件費の支払いなどが迫っているにも関わらず、資金繰りがうまくいかず悩んでいました。
立ち上げから間もないため、融資を受けられるような状況でもありませんでした。
そんな中日本中小企業金融サポート機構のホームページを見つけ、事情を説明したところ3日で200万円を調達できました。
忙しかったため郵送で契約できるのもありがたかったです。
小売業
複数のファクタリング会社に見積もりを依頼しましたが、それぞれ1%、3%、日本中小企業金融サポート機構の方が手数料が安かったです。
手数料が安い方がありがたいため、お願いさせていただきました。
建設業
急に電話したにも関わらず、その日中に事務所に伺わさせていただきました。
借入状況や売掛先との関係を聞かれた後、ファクタリングの説明や書類の記入にうつりました。
急な連絡にも関わらず対応も丁寧でしたし、感謝の気持ちでいっぱいです。
日本中小企業金融サポート機構のファクタリングの特徴
続いて、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングの特徴を紹介します。
団体名 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
サービス対象者 | 売掛金を持っている法人や個人事業主 (売掛先は法人限定。売掛先が個人事業主の場合は不可。) |
入金までのスピード | 最短即日 |
ファクタリングの取引種類 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
利用可能額の上限 | 上限なし |
契約方法 | 郵送契約 オンライン契約 |
手数料 | 1.5%から10%まで |
所在地 | 〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目3−5 ジー・イー・ジャパンビル 2階 |
非営利の団体
日本中小企業金融サポート機構は他のファクタリング会社とは異なり、非営利団体が運営するファクタリングサービスです。
非営利団体によって運営されているため、安心安全に利用できます。
郵送ファクタリングだけでなくオンライン契約も可能
以前まで日本中小企業金融サポート機構といえば、郵送による契約が主流でした。
しかし新型コロナウイルスの影響により、現在は非対面で契約可能な「オンライン契約」も展開しています。
そのためより素早く資金を調達できる可能性があります。
資金調達のためのサポートが豊富
日本中小企業金融サポート機構が行なっている事業は、ファクタリングだけではありません。
資金調達に関する仲介業務や資本政策、企業の財務に関するコンサルティング業務なども展開しています。
会社のお金や資金繰りのプロである日本中小企業金融サポート機構に相談すれば、さまざまな角度から企業をみたうえで最適なアドバイスをもらえます。
日本中小企業金融サポート機構のメリットとデメリット
ここからは日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスを利用した場合のメリットとデメリットについて解説します。
メリットだけでなく、どんなデメリットがあるのかということもあらかじめ把握しておきましょう。
日本中小企業金融サポート機構のメリット
まずは、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスを利用した場合のメリットについてお伝えします。
- 融資を断られていても審査に通過する確率が高い
- 非営利団体なので手数料は安め
- 郵送やオンラインからの契約が可能
- 全国の法人や個人事業主が利用できる
- コンサルティングサービスも受けられる
①審査通過率が高い
「まずは銀行融資と思い融資に申し込んだところ、審査落ちしてしまいました……。」
「融資も受けられないということは、やはり他でも資金を調達できませんよね……?」
このように、資金調達=融資と思われている経営者の方はたくさんいらっしゃいます。
しかし近年ではファクタリングによる資金調達は注目されていて、欧米では当たり前に行われている取引です。
- 借入にならない
- 信用情報に影響しない
- 最短だと即日で売掛金を現金化できる
このように、融資とは異なり借入にならないのがファクタリングを利用するメリットです。
借入とは異なるため、もちろん信用情報にも影響しません。
なおファクタリングとは売掛け債権を売却して現金を調達することであるため、融資と比較しても審査の難易度は低めです。
ファクタリングの審査時に確認されるポイントは、売掛先の信用度となります。
つまり、融資を断られていたからといって、ファクタリングの審査に受からないわけではありません。
どのファクタリング会社も審査通過率は90%以上となっていることがほとんどです。
そんな中で日本中小企業金融サポート機構の審査通過率は95%以上と、業界水準と比較しても高い数値になっています。
②手数料が安めに設定されている
非営利団体といっても利益を出さなければ、組織として存続していくことができません。
とはいえ、日本中小企業金融サポート機構のファクタリング手数料は1.5%から10%までに設定されています。
通常2社間ファクタリングを利用した場合の手数料は10%から30%程度に設定されていることが多い中で、10%までというのはかなり安めだといっても過言ではありません。
どんなに早く売掛金を現金化したかったとしても、手数料が高ければそれだけ会社が困窮してしまうことになります……。
つまり資金繰りの悪化やキャッシュフローに悩む法人や個人事業主にとって、日本中小企業金融サポート機構の手数料の安さはありがたいものだといえるでしょう。
③郵送やオンラインで契約が完了するため来社不要
ファクタリング会社によっては審査時や契約時に来社しなくてはならない場合があります。
しかし日本中小企業金融サポート機構の場合は、郵送もしくはオンラインで全ての契約が完了します。
そのためわざわざ事務所に来社する必要もなければ、担当者の来訪に備える必要もありません。
郵送やオンラインで契約が完了するため、経営や事業などに忙しい経営者でも手間なくファクタリングを利用できます。
④全国どこからでもファクタリングを利用できる
郵送もしくはオンラインでの契約となるため、全国どこの法人も個人事業主もファクタリングを利用できます。
- 売掛金がある
- 売掛先が法人
ただし売掛金の売掛先が個人事業主の場合は、ファクタリングを利用できません。
これは日本中小企業金融サポート機構に限ったことではなく、基本的にどこのファクタリング会社も同様の利用条件を打ち出しています。
⑤コンサルティングも受けられる
日本中小企業金融サポート機構ではコンサルティング業務も行なっています。
そのため資金繰りに悩んでいる法人は、ファクタリング利用のついでに会社のお金に関する相談ができる点もメリットだといえるでしょう。
「その場しのぎのためにファクタリングを利用するのではなく、根本的に経営を見直したい……!」
「せっかく手数料を支払ってまでファクタリングを利用するのであれば、資金繰りを改善させたい……!」
このように考える経営者の方は必見です。
⑥認定支援機関の支援が必要な補助金を申請できる
日本中小企業金融サポート機構を利用することで、認定支援機関の支援を必要とするさまざまな補助金に申請できるようになります。
さらに信用保証協会の保証料が減額されたり、事業の課題や対策を明確にできたりといったメリットもあります。
日本中小企業金融サポート機構のデメリット
「日本中小企業金融サポート機構を利用することで、どんなメリットがあるのかはよくわかりました!」
「メリットばかりの日本中小企業金融サポート機構ですが、利用するデメリットもあるのでしょうか……?」
日本中小企業金融サポート機構に限った話ではなく、どんなファクタリング会社を利用してもデメリットはあります。
ここでは一般的にファクタリング利用に関するデメリットだと言われている2つの懸念点についてお伝えしていきます。
①2社間ファクタリングの手数料は高め
どんなファクタリング会社を利用してもいえることですが、2社間ファクタリングを利用すると手数料が高くつきます。
とはいえホームページ上に手数料は1.5%から10%までと記載している日本中小企業金融サポート機構なので、それ以上の手数料を取られることはないでしょう。
なお先ほどもお伝えしたように他社と比較すると、日本中小企業金融サポート機構の手数料はかなり安く抑えられています。
②3社間ファクタリングは時間がかかる
こちらも他社を利用しても同じことがいえますが、3社間ファクタリングはその仕組み上、どうしても資金調達までに時間がかかります。
売掛先の了承を得たり、取引に売掛先を挟んだりすることで、余計な時間がかかってしまうのです。
しかし売掛先が取引に加わることで信用力が増すため、手数料が安くなるというメリットもあります。
それぞれどちらの取引の方が自社にとって好都合なのか考えて、検討してみましょう。
なお日本中小企業金融サポート機構のホームページで、会社名や事業形態などを入力するだけで無料見積もりの依頼を出せます。
実際にどのくらいの手数料になるのか、どのくらいで資金調達できるのか知りたい場合は、ホームページから無料見積もりを依頼してみましょう。
日本中小企業金融サポート機構をおすすめする法人や個人事業主とは?
「ここまでで、メリットやサービスの特徴についてよくわかりました!」
「そこで、どんな法人や個人事業主に日本中小企業金融サポート機構の利用がおすすめなのか知りたいです……!」
ここからは日本中小企業金融サポート機構のファクタリングの利用をおすすめする法人や個人事業主の特徴を解説します。
一つでも特徴に当てはまったら、ファクタリングによる資金調達を検討してみましょう。
- 一時的に資金が必要
- 資金繰りに悩んでいる
それぞれの場合について詳しくお伝えします。
一時的に資金が必要な法人や個人事業主
一時的に資金が必要な法人や個人事業主にはファクタリングの利用がおすすめです。
例を挙げると下記のような場合になります。
- 大規模な受注が決まり、案件に先駆けて仕入れを行わなければいけないとき
- 設備に投資するために大規模な予算が必要なとき
- 事業を拡大するために、どうしても運転資金が必要なとき
建築業を例に挙げると、大規模な受注に先駆けて人材や材料の確保などが必要になります。
こういった場合、受注した金額や案件が大きければ大きいほど、多額の資金が必要です
売掛金の入金を待っていたのでは十分に仕入れができない場合など、ファクタリングを利用することで無事に案件を受注できるようになることがあるのです。
資金繰りに悩んでいる法人や個人事業主
続いて、資金繰りに悩んでいる法人や個人事業主にもファクタリングの利用がおすすめです。
しかし、常に資金繰りに悩んでいる場合はファクタリングを利用したことで、さらに資金繰りが悪化してしまう可能性もあります。
常日頃から資金繰りがうまくいっていない場合は、その場しのぎのためにファクタリングを利用するのではなく、資金繰りを悪化させている根本的な原因を見直す必要があるでしょう。
ファクタリングによる資金調達はあくまでも、一時的に資金繰りに悩んでいる場合におすすめです。
例を挙げると下記のような場合になります。
- 仕入れる量を見誤りたくさんの在庫を抱えてしまったとき
- 受注した案件が何らかの理由で一時的に止まってしまったとき
- 銀行から融資を断られたとき
このような例に当てはまる場合は、日本中小企業金融サポート機構に相談してみましょう。
日本中小企業金融サポート機構の申込から資金調達までの流れ
「それでは日本中小企業金融サポート機構はどのような流れで利用できるのでしょうか……?」
「ぜひ、申込から資金調達までの流れを教えてください!」
ここからは、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングを利用した際の流れを解説していきます。
また審査時に必要とされる書類の種類についてもお伝えします。
申込時に必要書類を揃えておけば、より早く資金調達できるようになるため、どんな書類が必要になるのか確認しておきましょう。
なおここでは、オンライン契約を利用する場合の流れについてお伝えします。
もしも手数料などに納得できなかった場合は、無理に契約する必要はありません。
担当者より契約内容について説明があるため、不明点があればその都度質問して疑問はすぐに解消しましょう。
なお15時までに契約が完了した場合は、その日のうちに振り込みがあります。
申込から資金を調達するまでの流れは上記のようになります。
なおSTEP2の見積もり時に必要となる書類については、以下の通りです。
- 規定の申込書
- 3ヶ月分の通帳コピー(売掛先からの入金がわかるもの)
- 契約書や請求書(売掛金が実際に発生していることがわかる資料)
- 身分証明書(代表者のもの)
申込時に上記4点の資料を用意しておきましょう。
どれも取得が難しい資料ではないため、すぐに手元に用意できるはずです。
日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスを利用しよう
この記事では、日本中小企業金融サポート機構のファクタリングサービスについて評判や口コミを紹介してきましたが、いかがでしたか?
日本中小企業金融サポート機構は、ファクタリングサービスを提供する組織の中では珍しい非営利の団体です。
実際に利用した方の評判や口コミにもあったように、利用者の気持ちに寄り添っていて、複雑な状況でもヒアリングした上で最善策を提案してくれる団体という印象を持ちました。
ファクタリングによる資金調達だけでなく、コンサルティング業務も得意としています。
そのため売掛け債権を現金化したい法人や個人事業主はもちろん、資金繰りに悩んでいる場合にも一度、相談されてみることをおすすめします。
日本中小企業金融サポート機構の公式ホームページから無料で見積もり依頼を出すこともできるので、まずは査定されてみてはいかがでしょうか?