FXのスプレッドとは?安定した人気FX会社の比較から計算方法まで徹底解説

FXでは「スプレッド」という言葉をよく聞きますが、よく意味がわからないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、FXのスプレッドについて説明するとともに、FXのスプレッドの詳細FXのスプレッドが狭いおすすめFX会社の比較まで詳しく解説しています。

「FXのスプレッド」ざっくり言うと
  • FXのスプレッドは売値と買値の差額のこと
  • FXでスプレッドが広がる理由は流動性の低下など
  • FXのスプレッドが変動しやすいタイミングは朝方など
  • FXのスプレッドの注意点は原則固定スプレッドも変動するという点など
  • FXのスプレッドが狭いおすすめFX会社はGMOクリック証券など

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※当記事でご紹介しているスプレッドは原則固定ですが、一部例外があります。
また、数値は2022年11月24日時点のものとなります。最新情報は各FX会社の公式サイトでご確認ください。

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1回あたり1万通貨までの取引であれば、米ドル円のスプレッドが0.0銭と驚異の設定になっています。

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目次

そもそもFXのスプレッドとは?

ここでは、FXのスプレッドについて以下の3つの項目に分けて見ていきましょう。

FXのスプレッドとは売値と買値の差額のこと

FXのスプレッドとは、ひとことで言ってしまうと売値と買値の差のことです。

たとえば、売り(Bid)が100円、買い(Ask)が101円になっていた場合、差額の1円がスプレッドと言う事です。

これがFX会社が利用者から徴収している、事実上の手数料になります。

スプレッドが実質の取引手数料になっているFX会社が多いです。

FX会社では口座維持手数料など各種の手数料が基本的に無料になっていますが、実はスプレッドを使って利益を得ているのです。

そして、FXのスプレッドはFXで利益を出していく上でかなり重要な指標です。

みなさんは101円で買って、次の瞬間に売って、価格の変動が一切なかった場合、損益はいくらだと思いますか?

実は、損益は0円ではないのです。

仮にスプレッドが1円だった場合、損益は-1円になります。

そのため、FXのスプレッドが広い会社でFXを行うと、それだけ損しやすくなってしまうのです。

これが、「FX会社を選ぶ時にはスプレッドが狭いところを選ぶべき」と言われている理由です。

スプレッドが低い会社を選ぶことは利益を最大化することにつながります。

FXのスプレッド「○○銭」「pips」の意味

FXのスプレッドでは「〇〇銭」「pips」などの単位が使われることが多いです。

これらは1通貨あたりのスプレッドのことを表しています。

まず、通貨ペアの片方が日本円の場合、FXのスプレッドは「〇〇銭」と表記されます。

1円は100銭なので、たとえばスプレッドが1銭だった場合、価格の差は0.01円になります。

また、通貨ペアの両方とも日本円ではない場合、FXのスプレッドは「〇〇pips」と表記されます。

pipsはpercentage in pointの略でFXで使われている通貨の最少単位です。

FXでは多数の通貨が使われているので、それぞれの通貨単位に合わせて「米ドルが〇〇米ドル変動」「英ポンドが〇〇英ポンド変動」などとするとややこしいです。

pipsを使えば、どんな通貨でも「〇〇pips変動」と言えるので便利なのです。

賢い方は気づいたかもしれませんが、pipsは原理上、同じ値でも場合によって実際の価値が異なります。

たとえば、「米ドルが5pips変動」と「英ポンドが5pips変動」では、実際に表している変化量の大きさが異なります。

1pipsがどのくらいの価値を表しているかは、通貨によって以下のように異なります。

pipsの大きさ
  • 通貨ペアの片方が円の場合:1pips = 0.01円(1銭)
  • 通貨ペアの片方がドル、なおかつもう片方が円ではない場合:1pips = 0.0001ドル(0.01セント)

「原則固定スプレッド」と「変動性スプレッド」について

FX_スプレッド_種類

FXのスプレッドは、実は「原則固定スプレッド」と「変動性スプレッド」の2つに分けられます。

それぞれのスプレッドの詳細について見ていきましょう。

原則固定スプレッド

原則固定スプレッドは、FXにおけるスプレッドの幅が基本的に固定されている方式です。

いつも同じスプレッドで取引ができるため、どちらかというと初心者向きの方式と言えます。

日本のFX会社は原則固定スプレッドになっているところがほとんどです。

原則固定スプレッドは、どの時間帯で取引してもFXのスプレッドが変わらないため、初心者にもわかりやすくなっています。

FXのスプレッドが同じだとトレードの読みだけになりますので、初心者でも安心してトレードが出来ると言えるでしょう。

ただ、「原則」固定スプレッドという名前のとおり、例外的にスプレッドが広がる場合があります。

ちなみに、実は為替取引では売値と買値の差額は一定ではなく変動しています。

しかし、FXのスプレッドが変動するリスクをFX業者が引き受けることで、原則固定スプレッドが成り立っているのです。

原則固定スプレッドは全体では変動性スプレッドよりも広くなってしまいます。

変動性スプレッド

変動性スプレッドは、FXのスプレッドの幅が常に変動する方式です。

取引時点の状況に応じて、FXのスプレッドが狭くなったり広くなったりします。

海外のFX会社では変動性スプレッドが主流です。

時によってスプレッドが変動するので、利益の予測が立てにくいですが、平均するとスプレッドの幅は原則固定スプレッドより狭くなります。

このような特徴から、変動性スプレッドは上級者向けの方式と言えます。

そもそも為替取引が行われるインターバンク市場では、FXのスプレッドは固定されていないのですが、この固定されていないそのままの状態で提供しているのが変動性スプレッドなのです。

変動性スプレッドは利益の予測橋にくいですが、全体的には原則固定スプレッドよりも狭くなります。

最安はどこ?人気FX会社をFXのスプレッドで比較

ここでは、各FX会社のFXスプレッドを比較していきます。

以下の2つに分けて比較していきましょう。

最安はどこ?人気FX会社をスプレッドで比較

メジャー通貨のFXスプレッド比較

人気のあるFX会社を、メジャー通貨のFXスプレッドで比較すると以下の表のようになります。

SBI FXトレードは全体的にスプレッドの狭さがトップクラスです。
ドル円 ユーロ円 ユーロドル ポンド円 豪ドル円 NZドル円 ポンドドル
DMM FX 0.2銭 0.5銭 0.4 1.0銭 0.7銭 1.2銭 1.0
GMOクリック証券 0.2銭 0.5銭 0.4pips 0.9銭 0.6銭 1.2銭 1.0pips
SBI FXトレード 0.09銭 0.30銭 0.19 0.69銭 0.40銭 0.90銭 0.69
外為どっとコム* 0.2銭 0.5銭 0.4pips 1.0銭 0.7銭 1.2銭 1.0pips
みんなのFX 0.2銭 0.4銭 0.3 0.8銭 0.6銭 1.0銭 0.8
LIGHT FX 0.2銭 0.4銭 0.3 0.9銭 0.6銭 0.9銭 0.6
ヒロセ通商 0.2銭 0.4銭 0.3 1.0銭 0.6銭 0.8銭 0.6
LINE FX 0.2銭 0.5銭 0.4 1.0銭 0.7銭 1.2銭 1.0
外為ジャパン 0.2銭 0.5銭 0.4 1.0銭 0.7銭 1.2銭 1.0

原則固定、例外あり。
※上記の数値は2022年11月24日時点のもの
※GMOクリック証券:ポンド/円、ポンド/米ドルは原則固定対象外

マイナー通貨のFXスプレッド比較

人気のあるFX会社をマイナー通貨のFXスプレッドで比較すると以下の表のようになります。

マイナー通貨でもSBI FXトレードのスプレッドが狭いです。
ランド円 ペソ円 カナダドル円 フラン円 豪ドルドル ユーロポンド
DMM FX 0.9銭 0.2銭 1.7銭 1.8 0.9 1.0
GMOクリック証券 0.9銭 0.2銭 0.3銭 1.5 0.9 0.4
SBI FXトレード 0.80銭 0.20銭 1.40銭 1.40 0.59 0.79
外為どっとコム* 0.9銭 0.2銭 1.7銭 1.8銭 0.9pips 1.0pips
みんなのFX 0.9銭 0.3銭 0.6銭 1.7 0.8 0.9
LIGHT FX 2.9銭 0.3銭 1.5銭 1.6 0.4 0.8
ヒロセ通商 0.8銭 0.3銭 1.5銭 1.6 0.4 0.8
LINE FX 1.0銭 0.3銭 1.5銭 1.6 0.9 0.8
外為ジャパン 0.9銭 1.7銭 1.8 0.9 1.0

原則固定、例外あり。
※上記の数値は2022年11月24日時点のもの
※GMOクリック証券:スイスフラン/円、カナダドル/円、ユーロ/ポンドは原則固定対象外

FXのスプレッドが狭いおすすめFX会社3選

数あるFX会社の中でも、特にFXのスプレッドが狭くてお得に利用することが出来るFX会社は以下の3つです。

それぞれのFX会社について詳しく見ていきましょう。

GMOクリック証券

GMOクリック証券FXネオ

GMOクリック証券の特徴
  • 大手GMOグループが運営
  • 取引ツールが使いやすい
  • 主要通貨ペアのスプレッドが狭い
  • 24時間サポートつき
  • FX取引高が世界1位(2020年)※

GMOクリック証券は大手GMOグループが運営する、FX会社です。

大手が運営する会社なだけあって実績も安定しており、2020年はなんとFXの取引高が世界1位※となっています。

気になるGMOクリック証券のFXのスプレッドも、主要通貨ペアからマイナーな通貨まで好水準で取引することができ、使い続けるには打って付けのFX会社です。

どこで口座開設するか迷っている方は、GMOクリック証券を選んでおけば間違いないでしょう。

*ファイナンス・マグネイト社調べ(2020年1月~2021年12月)

最低取引単位 10,000通貨
スプレッド(原則固定) 米ドル / 円:0.2銭
ユーロ / 円:0.5銭
ポンド / 円:0.9銭
※原則固定適用対象外
通貨ペア 20通貨ペア
特典 新規FX口座開設+お取引で
最大300,000円キャッシュバック

GMOクリック証券で
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外貨ex byGMO

外貨ex byGMOの特徴
  • GMOインターネットグループが運営
  • スプレッドが狭く、初心者も始めやすい
  • 1000通貨から取引でき、少額から始められる
  • 会員限定のニュースが配信される
  • 取引に応じ毎月最大100万円のキャッシュバック

外貨ex byGMOは利用者からの満足度の高さが特徴的なFX口座です。

1,000通貨の小さめの取引単位で取引が可能な点も特徴的です。

米ドル/円のスプレッドが0.2銭原則固定など最狭レベルになっていて、スプレッドの点でも取引しやすくなっています。

最低取引単位 1,000通貨
スプレッド 米ドル / 円:0.2銭原則固定
ユーロ / 円:0.5銭原則固定
ポンド / 円:0.9銭原則固定
通貨ペア 24通貨ペア
キャンペーン 新規口座開設&お取引で最大30万円キャッシュバック

ヒロセ通商

 

ヒロセ通商の特徴
  • 主要通貨のスプレッドが狭い
  • スキャルピングを公認している
  • 高金利通貨のスワップポイントが高い
  • 取引ツール・注文方法が充実
  • スマホアプリから取引できる

ヒロセ通商は、顧客満足度が高いFX業者です。

2021年オリコン顧客満足度ランキングでは、総合1位に輝いています。

スキャルピングを公認していることが大きな特徴で、短期売買をしたい方には特におすすめです。

最低取引単位 1000通貨
スプレッド 米ドル / 円:0.2銭
ユーロ / 円:0.4〜0.7銭
ポンド / 円:1.0銭
通貨ペア 51通貨ペア

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FXスプレッドの計算方法

fxスプレッド_計算方法

ここでは、スプレッドの計算方法を解説します。

FXのスプレッドの計算は単純で「スプレッド×通貨数」です。

またFXのスプレッドは、売値と買値の差であるため、詳しくは「(売値と買値の差)×通貨数」とも言えますね。

ドル円の場合

FXのスプレッドが0.2銭、取引通貨が1万通貨の場合、計算式は以下のようになります。

0.2銭(0.002円)× 10000 = 20円

ユーロドルの場合

外国通貨ペアの場合、FXのスプレッドの単位がpipsであるため、「1pips = 1銭(0.01円)」であることに注意しましょう。

FXのスプレッドが0.4pips(=0.004円)、取引通貨が1万通貨の場合、計算式は以下のようになります。

0.004円 × 10000 = 40円

FXのスプレッドが広がる理由

FXのスプレッドは広がることがあります。

その理由は主に以下の3つです。

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

理由①:流動性の低下

流動性の低下が起こると、FXのスプレッドが広がります。

流動性とは、ざっくり言うとFXで通貨を売ったり買ったりしている人数です。

流動性が低下している状態とは、通貨を売ったり買ったりしている人が少ない状況のことを表します。

通貨を売ったり買ったりしている人が少ないと相場が不安定になり、FXのスプレッドが広くなりやすいのです。

ちなみに、流動性が低下しやすい時期や時間帯は以下のとおりです。

流動性が低下しやすい時期・時間帯
  • 朝5~8時
  • 年末年始
  • 大型連休の前後

まず、朝5~8時に流動性が低下しやすいのは、ロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場の3つとも開いていないからです。

というのも、外国為替市場ではロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場の3箇所からの参加者が多くなっています。

したがって、これらの市場からの参加者が集まりにくい朝5~8時は流動性が低くなり、スプレッドが広がりやすいのです。

スプレッドを機にする場合は朝5〜8時に取引しないのが無難です。

また、年末年始や大型連休の前後は投資家が取引をせず休みを取得していることが多いです。

そのため、同様に市場参加者が集まりにくく、スプレッドが広がるのです。

理由②:レートの急激な変化

レートの急激な変化が起こった時にも、FXのスプレッドは広がりやすいです。

レートに急激な変化が起こる時とは、具体的には以下のような時のことを表します。

レートの急激な変化が起こるタイミング
  • 重要な経済指標が発表された直後
  • 戦争、自然災害などの重大ニュースが流れた時
  • 大統領など、重要人物が経済に関わる重要な発言をした時

このような時にはレートが大きく変動し、FX会社のシステムが注文に対処しきれなくなるため、FXのスプレッドが広がります。

逆に言えば、FX会社のシステムが強く、多くの注文に対処しきれればスプレッドは広がりにくいです。

そのため、FX会社を選ぶ時には、多くの注文に対応できるシステムの強さを持った会社を選ぶのがおすすめです。

GMOクリック証券は多くの注文に対応できるシステムを揃えています。

ちなみに、上記のタイミングの中でも、重要な経済指標の発表時刻はわかっているので、FX会社は重要な経済指標の発表時刻の前からスプレッドを広げている場合があります。

理由③:カバー先が少ない

カバー先が少ないことも、FXのスプレッドが広がる理由のひとつです。

カバー先とは、提携している金融機関のことです。

FX会社は提携している金融機関から取引されている為替のレートを受け取り、これに自分たちの利益を上乗せして顧客に提示します。

そして、カバー先は1社ではなく、通常10社以上あります。

カバー先が多いほうがスプレッドを広がりにくくすることができます。

そのため、FX会社を選ぶ時にはカバー先の数で選ぶのも1つの手です。

FXのスプレッドが変動しやすい時間帯・タイミン グ

FXのスプレッドが変動しやすい時間帯としては主に以下の3つのものが挙げられます。

それぞれのタイミングについて詳しく見ていきましょう。

市場参加者が少ない朝方の時間

まず、市場参加者が少ない、朝方の5~8時には、FXのスプレッドの変動が起こりやすいと言われています。

世界の三大為替市場は以下の3つだと言われています。

世界三大市場
  • ニューヨーク
  • 東京
  • ロンドン

そして、朝方の5~8時にはこの3つの市場の全てが閉じているため、1日でもっとも市場参加者が少ないのです。

市場参加者が少ないと急激な為替の変動が起こりやすくなります。

市場参加者が少なる時に共通してスプレッドは広がります。

そのため、FXのスプレッドも変動しやすくなっているのです。

また、年末年始の前後やクリスマス休暇中など、全世界でマーケットが閉じていることが多いタイミングでも市場参加者が少なくなるため、FXのスプレッドが変動しやすくなっています。

重要な経済指標発表前後

重要な経済指標が発表された前後も、FXのスプレッドの変動が起こりやすいです。

重要な経済指標が発表されるタイミングでは、注文を入れる人が急激に増加し、相場が大荒れすることがあります。

急激な為替の変動が起こると、FXのスプレッドは変動しやすいです。

これは前の章の急なレートの変動の例に当てはまります。

ちなみに、重要な経済指標とは、具体的には以下のようなものを指します。

重要な経済指標
  • 雇用統計
  • GDP
  • 消費動向
  • 物価上昇率
  • 政策金利

これらの経済指標が発表された時は取引のチャンスでもありますが、FXのスプレッドが広がることを覚えておきましょう。

特に発表値と各経済指標の予測値が大きく異なっていた場合には相場が大きく変動することが多いです。

突発的な政治、経済イベント後

突発的な政治や経済のイベントの後も相場が大きく変動して、FXのスプレッドが変動しやすくなっています。

具体的には、以下のようなことが起こると相場が大きく変動しやすいです。

突発的な政治、経済イベント
  • テロ事件
  • 大統領選挙(特にアメリカ)
  • 災害

ちなみに、テロや災害など、ネガティブな出来事が起こった時には、その出来事が起こった国の通貨が大幅に売られることが多いです。

これも急激なレートの変動によりスプレッドが広がる一例になります。

FXのスプレッドに関する2つの注意点

FXのスプレッドには以下の2つのような注意点があります。

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

注意点①:原則固定スプレッドも変動する

FX_スプレッド_変動

FXのスプレッドに関する注意点としてまず挙げられるのは、原則固定スプレッドであっても変動するという点です。

原則固定スプレッドは、FXのスプレッドが「原則」として固定されているだけで、完全に固定されているわけではないのです。

もちろん平常時にはFXのスプレッドは固定されているのですが、上記のような理由で大きな価格変動が起こる時には、FXのスプレッドが広がる場合があります。

FXのスプレッドが広がると取引で利益を得にくくなるので、どちらに動くか自信がない場合は取引を控えるのが無難です。

ただ、「この方向に動くはず」という自信がある場合は取引を行えば、大きな利益を得られるチャンスにもなります。

原則固定スプレッドも変動する場合があることはきちんと理解しておきましょう。

注意点②:FXのスプレッドにより即ロスカットとなる可能性がある

FX_スプレッド_即ロスカット

FXのスプレッドにより即ロスカットになる可能性についても注意しておきましょう。

FXには、FX口座に入金した証拠金の最大25倍もの金額で取引ができるレバレッジという制度があります。

たとえば、証拠金が10万円でレバレッジを10倍にした場合、100万円分の取引が可能です。

また、ロスカットとは、証拠金が0円以下になる状態になった時に、強制的に決済が行われる制度です。

たとえば、10万円を持っていた場合、評価損が10万円を超えた時に強制的に決済が行われてそれ以上の損失を防ぎます。

そして、証拠金が少なく、高倍率のレバレッジをかけていると、FXのスプレッドの影響で注文した瞬間に即ロスカットになる場合があります。

なぜなら、FXのスプレッドの性質上、注文が成立した時点の損益は0円ではなく、FXのスプレッドがある分ややマイナスだからです。

このマイナス分がロスカットの基準に引っかかってしまうと即ロスカットになってしまうのです。

また、即ロスカットにはならなくても、少ない証拠金で高倍率のレバレッジを効かせて取引を行うと少しの価格変動でロスカットされやすいので注意が必要です。

高すぎるレバレッジをかけている場合、スプレッドで即ロスカットされる場合があることを理解しておきましょう。

スプレッドに関して現役FXトレーダー・ひろぴーさんにインタビュー

今回は、これからFXを始める初心者の参考になればと思い、FXの始め方に関して現役トレーダー&FXコラムニストのひろぴーさんに質問をさせていただきました。

FXでよく聞くスプレッドとは何でしょうか?

スプレッドは一言で説明すると「売値(Bid)と買値(Ask)の価格差」のことで、自動的に取引の損益に反映されています。

ですのでスプレッドが狭いほど利益を出しやすくなり、逆にスプレッドが広いほど利益が小さくなります。

なお売買価格差が広いと「スプレッドが広い」と言い、売買価格差が狭いと「スプレッドが狭い」と言います。

ちなみにそのスプレッドはFX会社の取り分になったり、インターバンクがカバーに入ったときの必要経費となっています。ですが単純に、取引の実質的な手数料と思っていただくと良いでしょう

またスプレッドは取引する毎に発生するので、取引回数が多いほど大きくなるで注意してください。

スプレッドはFXにおいてどれくらい重要でしょうか?

スプレッドは損益に直結しますので、FXにおいてはとても重要といえます。

いくらトレードが上手でも、使っているFX会社スプレッドが広ければ、その分勝つことが難しくなりますので。

ただしトレードスタイルによって、重要度は多少違います。例えば月に数回しか取引しないスイングトレードと、月に数百回も取引するスキャルピングトレーダーでは、最終的に発生するスプレッドは全く違います。

特にスキャルピングトレードは、1回の取引で数pipsの利益を狙うため、たとえ1pips未満のスプレッドでも、よりシビアになります。

初心者がスプレッドで注意するべきことはありますか?

まあ基本的に最近のFX会社は、0.2pipsや0.3psps広くても1.5pips程なので、昔と比べるとFXは収益を上げやすくなったと感じます。

とはいえ、広すぎるスプレッドのFX会社を選んで、10pipsや20pipsの利益を狙った取引を繰り返すのは、損失につながりやすいので注意が必要です。

またスプレッドは、時間帯や相場の状況によって変動するので、都度確認するクセを付けておきましょう。

またできれば事前に書籍などで、自分がよく取引する通貨ペアの、曜日や時間帯ごとのスプレッドの傾向を把握すると良いでしょう。

FXのスプレッドに関するQ&A

最後に、FXのスプレッドに関してよくある質問に回答しました。

気になる項目があれば、よく読んで理解しましょう。

FXのスプレッドのコストはいつ支払いますか?

FXのスプレッドは売値と買値の差であるため、取引が完了した段階で既に支払っていることになります。

そのため、取引とは別で口座から引き落とされたり、FX会社から新たに請求が来るようなことはありません。

「FXのスプレッドはいつ支払えばいいのか」と悩んでいる初心者の方も、コストを気にすること無く取引に集中できますね。

FXのスプレッドが0銭のFX会社はありますか?

一年中FXのスプレッドが0銭で取引できるFX会社はありません

FX会社も利益を得ないといけないので、FXのスプレッドが0になることは基本的にはないのです。

しかし、キャンペーンなどで一時的にFXのスプレッドが0銭になった事例は見受けられます。

例えば、SBI FXトレードでは2020年、人気フリーアナウンサーの鷲見玲奈さんがイメージキャラクターに就任したことを記念して、FXのスプレッドが大幅に下がりました。

キャンペーン中だけではありましたが、SBI FXトレードのスプレッドは、米ドル円で1000通貨までなんと0銭、1001〜100万通貨まで0.1銭になったのです。

以前からFX会社はスプレッドの縮小によって差別化を図ろうとしていましたが、SBI FXトレードの0銭キャンペーンによって、その争いはより熾烈になったと思われます。

どのFXが今後FXのスプレッドを下げるキャンペーンを行うか分かりませんが、その際はお得に取引が出来る訳なので、ぜひ注目したいところですね。

FXのスプレッドが狭いFX会社に口座を開設するのがよいですか?

コストが安いからといって、FXのスプレッドが狭いFX会社に開設するのがよいとは一概には言えません

なぜなら、FXにはスプレッド以外にも、コスト(手数料)が存在しているからです。

・入金手数料
・出金手数料
・両替手数料
・レバレッジ手数料
・ロスカット手数料
・口座手数料

FXには以上のような手数料があり、FX会社を選ぶ際は、FXのスプレッド同様に無視できない存在です。

そのため、FX会社を契約する前に、スプレッド以外の各種手数料を調べておくことが重要です。

しかし、今やFX会社の間では、上記の各種手数料は無料が当たり前になっており、大手のFX会社なら手数料を気にしなくても良いとも言えます。

ただ、取引手数料が一部有料となっているFX会社もありますので、その点は注意しましょう。

FX会社選びでFXのスプレッド以外に注意すべきポイントはありますか?

FXの会社選びにおいて、FXのスプレッド以外で注目すべきポイントの1つは、「約定力の高さ」です。

「約定」は注文売買が成立することを意味し、「約定力」は自分の希望通りの注文値でその注文を成立させる力のことです。

FXでは、自分が発注した時間とFX会社を通して注文が確定するまでにズレが生じ、注文通りの価格で進まない可能性があります。

このように、約定力が低いと、自分の注文した価格と実際に約定した価格の間に差が生まれ、思わぬ損失を出してしまうかもしれません。

そのため、スムーズに取引を行うためには、約定力の高いFX会社を選ぶことが大切です

約定力が高いで代表的なFX会社としては、「GMOクリック証券」や「LIGHT FX」があります。

総合的におすすめなFX会社はどこですか?

当サイト基準でおすすめのFX会社は、「GMOクリック証券」「外為どっとコム」「LIGHT FX」「DMM FX」などです。

詳しい比較やランキングは、以下の記事で解説してますので、ぜひ参考にしてください。

FXおすすめ口座の人気ランキング20社比較!初心者向け10のニーズ別に徹底解説

ちなみに、ランキング第1位はGMOクリック証券で、概要は以下のようになります。

・最狭スプレッド水準
・豊富な取引ツール&チャートソフト
・大手GMOグループが運営
・初心者におすすめなFX会社

どこでFX会社を契約するか迷っている方は、GMOクリック証券を選んでおけば間違いないでしょう。

仮想通貨の売買にもスプレッドはありますか?

仮想通貨の売買にもスプレッドは存在します。

仮想通貨のスプレッドもFX同様、実質的には業者への手数料であり、スプレッドが狭いほどトレーダーにとっては良心的です。

また、仮想通貨の取引には「販売所取引」と「板取引」があり、販売所取引の場合のみスプレッドが発生します。

・販売所取引:トレーダーと取引所が1対1でコインを売買する。

・板取引:ユーザー同士が売買を行う。取引所は「場」を提供。

スプレッドなしで取引を行うためには板取引がおすすめですが、慣れるまでは少し難しいです。

仮想通貨(ビットコイン)のスプレッドとは?一番安い取引所を徹底比較

FXのスプレッドについて理解して利益を出せるようにしよう!

FX_スプレッド_まとめ

FXのスプレッドについて解説してきました。

「スプレッド」は、FX取引をする上で絶対に理解していなければいけない概念です。

FX会社によっては、FXのスプレッドを期間限定で縮小するキャンペーンも行っていますので、ぜひ活用してみてください。

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監修者情報
ひろぴー/FXコラムニスト
CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 2010年からFX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、FX取引で資産を急激に増加、この年からFX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。 現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。