FX投資と聞くと、リスクの高い投資と言うイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、FXでも積立FXという投資方法もあるのです。
積立FXは、通常のFXと少し違い、投資や資産運用という側面が強いと言う特徴があります。
この記事では、積立FXの仕組みや特徴・メリットやデメリット・通常のFX取引や外貨預金との違いなどの解説から、FXの積立におすすめのFX会社も併せて紹介をします。
FX投資に興味のある方や、リスクを回避しながら資産運用を考えている方は参考にしてみて下さい。
- 積立FXは定期的に決まった額を購入し続ける方法
- リスクが低く少額からかんたんに始められる
- 為替変動の利益に加えさらにスワップポイントでの利益が狙える
- 積立FXにおすすめの通貨は米ドル・南アフリカランド・トルコリラ
- FXの積立におすすめのFX会社は、外為どっとコムとSBI FXトレードの2社
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目次
FXの積立とは?
そもそも積立とは、定期的に決まった額を購入する方法です。
この、定期的に決まった額の外貨を買い続けることが積立FXとなります。
また、決まった期間で通貨を購入することで、購入額の平均値が下がる事を「ドルコスト平均法」と言いますので、併せて覚えておきましょう。
積立FXでは次の4つの条件に沿って通貨を買い続けます。
- 購入する通貨ペア
- 1回の購入額
- 購入頻度
- レバレッジ
例えば、米ドルを毎回1,000円分、購入頻度を毎月、レバレッジ1倍で購入するとします。
これで、毎月決まった日に1,000円分の米ドルを購入することになります。
為替取引は値動きがありますので、購入する価格はその時によってバラバラです。
1ドル=90円で買える月もあれば、1ドル=120円くらいになる月もあるでしょう。
価格が安ければ多く購入することができ、価格が高ければ購入数は少なくなります。
出典:積立FX | SBI FXトレード (sbifxt.co.jp)
このように、購入価格や購入量を分散させることができるので、平均購入価格が下がります。
平均購入価格が下がると、多少レートが下がっても損失は小さくなります。
また、少し価格が上がればその分が利益になるので利益を得やすくなります。
購入回数が多いことも積立FXの特徴です。
購入回数が多くなればなるほど購入時の価格がばらけ、購入時平均レートは低くなっていきます。
なので、積立FXでは長期運用をすることが前提となります。
長期間かけてコツコツ積み立てることで値動きに左右されにくくなり、暴落してしまった時でも損失を最小限に抑えています。
積立FXは、時間は掛かりますが通常のFXに比べて安全に資産を増やすことができる方法なのです。
積立FXの特徴
通常のFX取引と積立FXでは、特徴が異なるため戸惑う方も多いと思います。
しかし、積立FXの特徴を知ることで、積立FXでも大きな利益が狙えるようになります。
ここでは、積立FXの特徴について解説をします。
1通貨単位から購入可能
投資をしてみたいけど、まとまったお金がないから出来ないと諦める方も多いです。
通常のFXでは最低購入枚数が決まっていて、ある程度のお金を準備する必要があります。
しかし、積立FXでは、FX業者にもよりますが1通貨単位で注文を行うことが出来て、米ドル/円なら、1通貨あたりおよそ100円から積立を始めることができます。
毎日1本の缶コーヒーを買う代わりに積立をするということも可能です。
そのくらい気軽に積立FXを始めることが出来るのです。
積立FXではまとまったお金を準備する必要がないので、簡単に始めることができます。
リスクを抑えた低レバレッジ運用
FXのレバレッジとは、入金した額よりも多くの通貨を取引することが出来る仕組みです。
例えば、10万円をFX口座に入金して、全額を使って取引するとします。
レバレッジ1倍の時はこの10万円で、10万円分の取引しかできません。
しかし、レバレッジ10倍であれば10万円で100万円分の取引をすることができます。
ここまでの説明では、レバレッジが高い方が多額の取引が出来て有利なのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、レバレッジは利益と同時に損失も大きくなってしまいます。
レバレッジを掛けることで大きな額のお金を動かせる分、リスクも大きくなってしまうのです。
先程の例で言うと、レバレッジ1倍のときに1万円の損失を出してしまったとします。
これがレバレッジ10倍だと、単純に損失も10倍になり10万円分の損失となってしまいます。
そこで、自分が投資する金額に合ったレバレッジを選択する必要があるのです。
積立FXでは、基本的に低レバレッジで運用します。
積立FXのレバレッジは、高くて3倍までに設定しているFX会社が多いので、損失額も低く抑えることが出来ます。
高レバレッジで取引するよりは利益は小さくなってしまいますが、低いリスクで投資ができるので比較的安心と言えるでしょう。
定期的な購入
積立FXでは、定期的に通貨を購入して積み立てていきます。
購入する頻度は、毎日・毎週・毎月など、自分で設定することが可能です。
毎日少額ずつ積み立てたり、毎月大きな額を貯金代わりに入金したりと、自分にあったスタイルを選ぶことができます。
また、通貨を購入する日時が決まっているので、自分でチャートを見て取引をする必要もありません。
チャートを分析する手間もいりませんし、毎秒動くチャートを見て感情的な取引をしてしまうこともありません。
機械的に投資を行うので、通常のFXにありがちな個人の判断ミスによる損失がなくなります。
そして何より専門的な情報が必要ないので、とても簡単に利益を狙うことができてしまいます。
買い付けも設定通りに自動で行ってくれるので、一度積立FXを始めたら放置するだけ。
積立FXは、FX取引と比べると簡単で利益も狙いやすいと言えるでしょう。
いつでも売却可能
積立FXには「満期」という概念がありません。
例えば、銀行の定期預金だと満期が来るまで預けた預金を引き出すことができません。
一旦預けてしまうと、一定の期間お金を動かすことができないので、期間内に急にお金が必要になった場合には困ってしまいます。
しかし、積立FXでは満期が存在しないので、いつでも購入した通貨を売却して積み立てたお金を手元に戻すことが出来ます。
いつでも通貨を売却してお金を引き出すことができるので安心です。
積立FXは、意外と自由が効く投資方法なのです。
積立FXと通常のFX取引と外貨預金の違い
FX取引とは、通貨と通貨を交換して差額を得る取引となっています。
日本円だけではなく、米ドルや英ポンドなど、外貨の取引を行うのがFXなのです。
ここでは、積立FXと通常のFX取引と外貨預金と言う3つの違いについて解説をします。
積立FX | 通常FX | 外貨預金 | |
---|---|---|---|
レバレッジ | 最大3倍 | 最大25倍 | なし |
リスク | 低~中 | 低~大 | 低 |
必要資金 | 120円程度~ | 1万円程度~ | 10万円単位~ |
売買タイミング | 定期積立 | 自由 | 最初の入金or積立 |
引き出しタイミング | 自由 | 自由 | 満期時が基本 |
スプレッド(手数料) | 通常FX取引より高い | 積立FXよりやすい | 為替手数料が高い |
スワップポイント | あり | あり | なし スワップポイントは無いが、預け入れ金利が付く |
上記で表したように、それぞれに違いがあるのがわかると思います。
外貨預金はリスクは低いですが、まとまったお金が必要であることやスワップポイントではなく預け入れ金利という金利が付くのですが、スワップポイントよりも金利は低く設定されているケースがほとんどです。
積立FXと通常のFXは、あくまでも投資なのでリスクが0というわけではありませんが、積立FXであれば通常FXよりもリスクは回避できると言えるでしょう。
また、積立FXであれば120円程度から始められるので、まとまったお金も必要なく手軽に始めることが出来ると言えるでしょう。
ローリスク・ローリターンの堅実的な資産運用を考えているのであれば、外貨預金もおすすめですが、比較的リスクを回避しながらリターンを求めるのであれば、積立FXは最適とも言えるでしょう。
積立FXの注意点
積立FXは、比較的手軽に始められる投資とも言えますが、注意点をしっかりと理解しておく必要があります。
ここでは、積立FXの注意点について解説をします。
- 元本保証ではない
- スプレッド(手数料)が高い
元本保証ではない
積立FXは、外貨を定期的に購入し続ける積立型のFX投資となりますが、決して元本保証ではありません。
ドルコスト均等法によって、購入金額の平均は下げられますが、為替変動などによって元本割れを起こすことも考えられます。
スワップポイントなどをしっかりと利用して、元本割れを起こしてもカバーできるのかどうなのかをしっかりと考えておきましょう。
元本保証ではないので、堅実な貯蓄というイメージで始めることのないように注意して下さい。
スプレッド(手数料)が高い
積立FXのスプレッドは、通常のFX取引のスプレッドよりも高く設定しているケースが多いです。
スプレッドとは、売り買いの際に掛かる手数料となりますので、積立FXで頻繁に売り買いをしてしまうと手数料だけが嵩んでいくと言えるでしょう。
そもそも、積立FXは定期的に買い続けて長期間保有し続けるのが基本的な考え方であるため、スプレッドも高く設定されています。
頻繁に売りと買いの取引をするのであれば通常のFX取引を選び、定期的に買って売ることなく長期的にコツコツと利益を出すことを目的とするのなら積立FXを選ぶようにしましょう。
積立FXの4つのメリット
このような特徴を持つ積立FXには、多くのメリットがあります。
ここからは、積立FXのメリットについて解説をしていきます。
- 少額から積立することができる
- スワップポイントを受け取り可能
- 運用方針の転換が簡単
- 外貨預金よりも資金効率が良い
少額から積立することができる
通常のFXでは、FX会社にもよりますが少なくても1,000通貨からでないと取引できない場合が多いです。
米ドルを1,000通貨購入する場合、1ドル=100円として計算すると10万円以上が必要になってしまいます。
レバレッジを10倍としても、1万円以上が必要になってし舞うのに加えリスクが大きいですよね。
しかし、積立FXなら1通貨単位で投資を始めることができます。
米ドルだと、1通貨でおよそ120円。
まとまったお金を準備する必要がないのは嬉しいですよね。
一度に大きな金額を使って投資をするのは覚悟がいりますが、積立FXなら気楽に始めることが出来ると言えるでしょう。
非常に少額から積立ができるので、通常のFX取引よりも始めるハードルが非常に低いです。
スワップポイントを受け取り可能
FXでは、それぞれの通貨に「スワップポイント」と呼ばれる金利が設定されています。
スワップポイントとは「金利差調整分」とも呼ばれ、為替変動とは別に利益を得ることが出来るのです。
低金利の国の通貨を売り、高金利の通貨を買うと金利の差額に応じてスワップポイントがもらえます。
日本円は金利が約0.1%と非常に低いのに対し、新興国で使われる通貨は基本的に金利が高いです。
例えば、メキシコペソは約7%、南アフリカランドは約6%、トルコリラはなんと約11%もあります。
日付が変わる時にスワップポイントが付与された通貨を持っていると、両通貨の差額分のスワップポイントを受け取ることができます。
つまり、通貨を保有している限り毎日スワップポイントを受け取り続けることが出来るのです。
しかも積立FXは長期保有するのが基本なので、スワップポイントを主体とした取引と長期保有は相性がとても良いのです。
年単位で通貨を保有しているうちにスワップポイントも貯まり続けるので、いつの間にか大きな利益になっているということがあるかもしれません。
為替変動の差額だけでなく、スワップポイントでの利益が狙えることも積立FXのメリットです。
運用方針の転換が簡単
最初は恐る恐る積立をはじめてしまい、毎月少額の積立をしていたけれど、慣れてきて資金にも余裕が出来たのでもっと積立金額を増やしたいといったことがあるかもしれません。
もしくは、急にお金が必要になったから積立をしてきたお金を一時的に引き出したい、ということもあるでしょう。
積立FXなら、運用方針を簡単に変更することができます。
途中から積立金額や積立頻度を変更したり、保有していた通貨を売却したりと自由に方針を変更することができます。
方針を変える時は、最初の設定を変えるだけでいいのでとても簡単。
面倒な手続きなどが必要なく、すぐに方針を変えることができます。
積立の途中であっても急な変更に対応できることが積立FXのメリットです。
外貨預金よりも資金効率が良い
外貨預金とは、日本円を外国通貨に換えて預けることです。
日本円で預金するよりも外貨預金の方が一般には金利が高いといわれています。
しかし、積立FXは外貨預金よりもさらに資金効率が良いのです。
外貨預金では一度にまとまった金額のお金を預けます。
この方法では為替レートの変動による影響を受けやすく、預金をした時よりも元金が減ってしまうリスクが大きいです。
積立FXなら、細かく外貨を買うことで、冒頭で解説したドルコスト均等法の効果を得られ、為替レートの変動によるリスクを減らすことが出来ます。
それだけでなく、FXには「レバレッジ」という仕組みがあり、預けたお金よりも多くのお金を動かすことができます。
外貨預金にはレバレッジの概念はなく、預けたお金の分しか外貨を購入することができません。
しかし、積立FXで3倍のレバレッジを掛ければ、積み立てた金額の3倍を動かすことができ、その分利益も3倍になります。
同じ額でも利益に大きな違いが出てきます。
その事から、積立FXは外貨預金よりも資金効率が良いと言えるのです。
積立FXの4つのデメリット
積立FXのメリットについて解説しましたので、ここからはデメリットについて解説をしていきます。
積立FXのデメリットもしっかりと把握しておきましょう。
- 売りから入ることは出来ない
- レバレッジが低い
- 短期間では結果が出ない
- 買い続ける必要がある
売りから入ることは出来ない
FX投資には、売りから取引を始めることが出来る特徴がありますが、積立FXでは売りから取引を始めることは出来ません。
積立FXは、外貨を定期的に買い続ける仕組みであるため、買い注文からしか取引を始めることが出来ないのです。
現物取引の株式投資などに慣れている方からすると、大したデメリットとは感じないかもしれないですが、FX取引に慣れている方からすると大きなデメリットと言えるかもしれません。
レバレッジが低い
FX取引の大きな魅力の一つがレバレッジと言えるでしょう。
日本の法律上で、FX取引に対するレバレッジは最高で25倍までと決められていますが、積立FXの場合は最高でも3倍までのレバレッジしか掛けることが出来ません。
コツコツとスワップポイントなどで利益を上げている積立FXでは、レバレッジを大きく掛けてハイリスク・ハイリターンの取引が出来ない仕組みとなっているのです。
ハイリスク・ハイリターンの取引をしたい方にとっては大きなデメリットと言えるでしょう。
ただし、レバレッジが最高で3倍までと言うことは、損失も出にくいというメリットでもありますので、自分がどのような投資・リターンを求めているのかしっかりと考えることが必要と言えるでしょう。
短期間では結果が出ない
積立FXは、100円などの少額からコツコツと外貨を積み立てる仕組みとなっていますので、短期間で大きな利益を出せるという仕組みにはなっていません。
あくまでも長期間を掛けてコツコツと利益を出していく方法となるため、短期間で利益を出したい方には向かない投資方法となっています。
レバレッジの件と併せて、自分の投資スタイル・目的をしっかりと把握しておくようにしましょう。
買い続ける必要がある
積立FXは、ロスカットを防ぐなどの目的から定期的に買い続ける必要があります。
FX取引には、ロスカットと言う仕組みがあります。
ロスカットとは、最初にFX会社に入金している証拠金を上回る損失が出た場合に、FX会社が強制的に精算させて大きな損失を出させないと言う仕組みです。
ロスカットを回避する方法として、証拠金を追加で入金する方法などもありますが、積立FXの場合は外貨を買い続けることでロスカットを回避できる仕組みになっています。
そのため、ロスカットを発生させない目的で買い続けなければいけないのです。
FXの積立におすすめの通貨3選
積立FXでも多くの通貨を取り扱っていて、どの通貨が良いのか悩んでしまいますよね。
実際にどの通貨が積立FXに向いているのでしょうか。
FXの積立におすすめの通貨は以下の3つです。
- 米ドル
- 南アフリカランド
- トルコリラ
米ドル
FXをする上で、最もメジャーといえる通貨が米ドルです。
米ドルは、スワップポイント自体はあまり高くありません。
しかし、米ドルは世界の基軸通貨といっても過言ではないほど最も普及している通貨なので、通貨の信頼性が高く、破綻する危険がありません。
また、値動きも安定している通貨で、暴落のリスクが低いため安全な通貨です。
長期間保有することで利益が出やすくなるので、米ドルに投資する際は数年単位の長い目で見るようにしましょう。
極力リスクを取りたくない方、堅実に利益を得たい方には特におすすめの通貨です。
南アフリカランド
南アフリカランドは、南アフリカ共和国で使われている通貨です。
新興国で使われている通貨なので、金利が高く設定されています。
スワップポイントを狙って積立を行う場合は、スワップポイントで大きな利益が狙えます。
レートが下落するリスクはありますが、スワップポイント主体で取引を行いたい方におすすめの通貨です。
しかし、新興国の通貨ということもあり為替が急変動するリスクがありますので、値下がりには注意しましょう。
下落のリスクがあるので、レバレッジを低めに設定して取引することをおすすめします。
多少のリスクを許容することができる方には向いている通貨かもしれません。
トルコリラ
トルコリラは、前述の南アフリカランドに比べ、さらにスワップポイントが高いのが特徴です。
トルコリラの金利は約11%と、他の通貨と比べても圧倒的に高いです。
スワップポイントだけを目的としている場合にはトルコリラ一択と言って良いでしょう。
南アフリカランドよりも利回りが良いのですが、レートが下落するリスクは高いです。
実際に、トルコリラは2013年ごろにはおよそ50円でしたが、現在ではおよそ13円まで下落しています。
世界情勢も非常に複雑なので、今後の見通しが難しい通貨でもあります。
スワップポイントは確かに高いのですが、情勢が不安定なこともありハイリスクハイリターンな通貨と言えます。
リスクを取ってでも大きな利益が欲しいという方や情勢を正しく分析できる上級者にはおすすめの通貨です。
FXの積立におすすめのFX会社5選
ここではおすすめのFX会社を5つ紹介しますが、5社のうち、積立FXが出来るのは「外為どっとコム」と「SBI FXトレード」の2つになります。
- SBI FXトレード(積立可能)
- 外為どっとコム(積立可能)
- GMOクリック証券
- LINE FX
- 松井証券のFX
SBI FXトレード(積立FXが可能)
出典:SBI FXトレードは取引手数料0円、スプレッドも業界最狭水準にてご提供 (sbifxt.co.jp)
- 使いやすいツール
- 米ドルのスワップポイントが高い
対応通貨ペア | 9ペア(米ドル/円・豪ドル/円・ポンド/円・NZドル/円・カナダ/円・南アランド/円・トルコ/円・人民元/円・香港ドル/円) |
---|---|
購入額 | 外貨:1通貨単位・円貨:100円以上1円単位 |
購入頻度 | 毎日・毎週水曜日・毎月26日から選択可能 |
レバレッジ | 1倍・2倍・3倍から選択可能 |
SBI FXトレードのメリットは、積立FX専用の便利なスマートフォンアプリがあることです。
アプリから積立状況を確認することが可能です。
直近のレートやこれまで積み立てた金額などをを一目で確認できるので、将来の資産運用の計画を立てるのに役立ちます。
いつでも、どこでも自分の資産状況がわかるので安心感があります。
また、米ドル/円のスワップポイントが外為どっとコムに比べて高いです。
米ドルを中心に積立を行いたい場合は、SBI FXトレードで積立を行う方がお得です。
投資の安定感を重視する方はSBI FXトレードに口座を作ると良いでしょう。
外為どっとコム(FX積立が可能)
出典:FXはじめるなら、外為どっとコム (gaitame.com)
- 投資情報が充実している
- 新興国通貨のスワップポイントが高め
対応通貨ペア | 10ペア(米ドル/円・豪ドル/円・ポンド/円・NZドル/円・カナダ/円・南アランド/円・トルコ/円・人民元/円・メキシコペソ/円・露ルーブル/円)※露ルーブル/円は新規注文受付停止中 |
購入額 | 外貨:1通貨単位・円貨:100円以上1円単位 |
購入頻度 | 毎日・毎週水曜日・毎月26日から選択可能 |
レバレッジ | 1倍、2倍、3倍から選択可能(※個人の場合) |
外為どっとコムの特徴は、投資情報が充実していることです。
様々な投資に関する情報が無料で公開されており、簡単に情報を集められます。
各通貨の相場の分析や世界情勢の変化、積立に関するニュースだけでなく、プロトレーダーの意見なども読むことができます。
FXにあまり詳しくない初心者でも信頼できる情報を集めることができて安心です。
また、メキシコペソや南アフリカランドなどの新興国通貨のスワップポイントが高めに設定されています。
スワップポイントを主体として利益を狙いたい方にはおすすめのFX会社です。
外為どっとコムは投資の知識があまりない初心者にも、スワップポイントでどんどん稼ぎたい経験者にもおすすめです。
GMOクリック証券
出典:GMOクリック証券 取引手数料0円、スプレッド0.2銭(米ドル/円)、信託保全100% (click-sec.com)
- 大手GMOグループ運営なので安心して使える
- PC・スマホともに取引ツールが高機能
GMOクリック証券は、通常のFX取引におすすめできるFX会社です。
全通貨のスプレッドが小さいことが特徴で、取引にかかるコストを抑えることができます。
また、スワップポイントも高水準なため、長期保有を意図する場合にもピッタリでしょう。
- このページから口座開設し、新規取引した方限定で4,000円のプレゼント!
- さらにその後の取引量に応じて最大30万円のキャッシュバック!
LINE FX
- アプリから簡単に取引できる
- 1000通貨からの少額取引ができる
LINE FXは、スマホアプリで簡単に取引できることが大きな特徴です。
「FXをちょっと始めてみたいけど、PCでやるのは難しそうだし、スマホで軽く始めたい」という方に向いています。
最低取引単位に関しても、1,000通貨という少額から始めることができ、まさに若い世代や初心者にピッタリのFX会社でしょう。
松井証券のFX
- 1通貨単位から取引できる
- レバレッジを自由に設定可能
松井証券のFXは、老舗の証券会社・松井証券が運営しているFX口座です。
一番の特徴は、最低取引単位が1通貨であることで、約100円からFX取引を始めることができます。
そのため、少額取引から始めたいFX初心者に向いていると言えるでしょう。
FXの積立について現役トレーダー・ひろぴーさんにインタビュー
今回は、初心者の参考になればと思い、現役トレーダー&FXコラムニストのひろぴーさんにインタビューしました。
積立FXとはどんなFXですか
積立FX(外貨預金積み立て)は、もともとは銀行が提供していた外貨投資です。
ただしFX業者と比べてスプレッドや手数料は高いです。なのでここ10年程は「FXで外貨預金積み立てした方がお得」となり流行りました。
その方が明らかにお得です。外貨預金するならばFXでドル円を売ってレバレッジで積み立てる。
その方がスワップポイントも上手くいけば入ってきますので。例えば毎月月末にドル円を少しずつ買っていくとたらポジションを立てていけばいいので簡単です。
ひろぴーさんは積立FXをすることはありますか。
僕はやりません。なぜなら利益率が低いからです。
利益率が低いといってもうまく相場変動に乗れれば、レバレッジ1倍でも1年間を通して見ればドル円が10円上がることもあります。10円上がれば10%の利益になります。
例えば仮に20万円でドル円をコツコツ買っていて、1年後に100円だったドル円が110円だったのが120円になると、20万円が22万円に増えて、さらにスワップポイントも少しずつ入ってきます。
積立FXはどんな人にオススメですか。
すでに外貨預金をしている人や、これから外貨預金を始める人にオススメです。
外貨預金といってもアメリカドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、ニュージーランドドルなど、先進国で金利がつきやすい通貨を積立して、長期的な資産形成を見据えてる方にはオススメです。
それらの通貨をFX会社でうまく運用すれば金利もつきますし、コストも安いし安心安全です。
FXの積立は低リスクでかんたんに投資ができる!
今回の記事では積立FXについて紹介しました。
低リスクで堅実にFX投資ができる方法であることが分かっていただけたでしょうか?
しかも、通常のFXよりも簡単に投資ができるので、積立FXをやらない手はないといっても過言ではありません。
積立FXに興味を持ったら、今回紹介したFX業者に口座開設をして実際に積立投資を行ってみてはいかがでしょうか?
- 積立FXは、定期的に決まった額を購入し続ける方法
- リスクが低く、少額からかんたんに始められる
- 為替変動の利益に加え、さらにスワップポイントでの利益が狙える
- 積立FXにおすすめの通貨は米ドル、南アフリカランド、トルコリラ
- FXの積立におすすめのFX会社は、外為どっとコム、SBI FXトレードの2社
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