FXを始めた方、これから始めようと考えている方はこのように「稼ぎたい」という欲求があるから始めましたよね。
しかしFXを始めたほとんどの方が感じることは「FXで中々勝てない」という事ではないでしょうか。
実はFXで勝つためには複雑なロジックも高価なサインツールも最初は必用ではありません。
FXの勝ち方=負けないトレードを追い求めればいいだけです。
その為の方法をこの記事では10の法則を解説していきます。
この記事を読めば今まで様々な知識を探求しているが今だ勝てていない人も、これからFXを本格的に始める人も、どのように行動すればいいのかの方向性が見えてくるでしょう。
- FXの勝ち方=負けないトレード
- FXは勝つ可能性もあるが負ける可能性もある
- 損切りのルール設定は必須
- 相場分析にはある程度の経験が必要
- 自動売買ツールを使ってみる
- おすすめなのはGMOクリック証券
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目次
【FXの勝ち方】勝率を上げる法則
FXの勝ち方は負けないトレードができるようになる事です。
具体的には次のようなトレードを目指します。
・損失を少なくし「損小利大」のトレード
・1つ1つのトレードに一喜一憂しないでトータルで利益が出せるトレード
このための前提として次の4つの考え方が必要となってきます。
・「FXは簡単」ではなく「努力と忍耐と継続」が必要なビジネスと考えを改める
・チャートが悪い、手法が悪いではなく、すべての結果は自分自身に責任があると考える
・取引ルールがすべてに優先する
FXは手軽に始めることができる投資方法です。
しかし始めた人の9割が退場している世界でもあります。
退場者の多くはこの4つの考え方を持てなかったからFXから離れたと言っても良いでしょう。
これらを踏まえた上で次に挙げる10項目を実践してみましょう。
・ナンピンをしない
・損切りルールを守る
・分析を怠らない
・自分に合ったトレードスタイルを選ぶ
・タイミングが悪いときはトレードをしない
・勝っている投資家に学ぶ
・デモ口座で練習する
・通貨ペアを見直す
・自動売買ツールを使ってみる
この10の法則は知るだけでは勝てません。
実践で使えるレベルまで鍛え上げてはじめて「FXの勝ち方」として機能します。
以下で詳しく解説していますから、自分が納得するまで熟読してみてください。
資金に余裕を持たせる
証拠金は口座資金の5%以下。
実際には小資金から始めた場合もう少し多くなりますが、大切なことはFXは勝つ可能性もあるが負ける可能性もある事を認識することです。
残念ながら相場の先はプロのトレーダーでもわかりません。
その中で口座資金10万円なのに証拠金10万円のポジションを持つなど普通のビジネスをしていたら考えられませんよね。
資金に余裕が無くなれば心の余裕が無くなり客観的なトレードは難しくなります。
「早く稼ぎたい」との気持ちは十分わかるのですが、徐々に利益を重ね、それが積み重なって大きな利益になる投資がFXです。
「急がば回れ」ということわざにあるように、エントリーした時、自分がドキドキしない量のLotで確実に自分のルールに乗っ取ったエントリーを繰り返す事が、勝ち続ける法則の1つです。
ちなみに証拠金の量はある一定の資金量になるまで固定することをおすすめします。
勝ったら増やす負けたら減らすではいつまでたっても口座資金は増えないでしょう。
最初はFX業者の最低Lotで目標金額まで稼ぎ、その後検証して次のLot量を決めるを繰り返すのが資金を安定的に増やすコツですよ。
ナンピンをしない
ナンピンは投資の悪いポジションの持ち方と考えがちですが、実は立派な手法です。
ナンピンは相場が「好転する根拠」「リスク管理に基づいた損切りラインの設定」「大きな流れを見ることができる経験と相場観」があってはじめて成立する手法です。
しかし、多くの方がなにも根拠がなく損を出したくないばかりにしてしまうナンピンは以下のような状況でしょう。
- ポジションを持ったけど反対に相場が進んでしまって含み損が出ている
- しかし多分ここから好転するだろうと追加のポジションを持つ
- また反対に進んだけどここで今までの倍ポジションを持って予定通り進めば損も出ないし何とかなる・・・
結局損失ばかりがふくらみ損切りもできない状態になっている場合が多いですよね。
これは形はナンピンですが単なるギャンブルトレードです。プロトレーダーが計画的に行っているナンピンに失礼でしかありません。
人の心理は損失が出ているとその損失を取り戻そうと自然に働いてしまうものです。
この心理はプロトレーダーも常に抱えていて抵抗することが難しい部分と言えます。
ゆえに精神論で禁止するのでは無くルールで縛りましょう。
エントリールール、損切りルール、エントリー回数などです。
また最初に話したように1回の勝ち負けではなトータルでの利益を考えるべき。
エントリーチャンスは今だけではありません、FXを続けていればエントリーチャンスは無限にあると考え「ここは負け、次」と諦める潔さも必要でしょう。
損切りルールを守る
FXの勝ち方を考える上で損切りのルール設定は必須です。
年間で利益を出しているトレーダーでも1回のトレードで負けはざらにあります。
それでも利益を出しているのは自分で決めた損切りルールを守り損失より利益が大きいからなのですね。
FXの負けは損失が膨らみ資金を溶かし相場から退場した時が負けとなります。
この負けた方のほとんどが損切りの設定もせず「恐らく相場が好転するだろう」と「根拠のない期待」で含み損を大きくしたことが原因です。
損切りルール設定のコツは予定利益より予定損失が小さくなること。
例:利益予定が1円だった場合、損失予定(損切りライン)は0.5銭など。
リスクリワードと言いますが、自分の手法に基づいて最適解を出さなければいけない部分です。
また、ポジションを持つと同時に損切り(逆指値)の設定をすることで感情に左右されないトレードを目指せるでしょう。
FXで勝つ=トータルで利益を残している時です。
次にどの様に動くかわからない為替市場でトータルで利益を残す方法は損失を最小限にするしかありません。
損切りルールの徹底は損失を最小限にする「FXの勝ち方」の要と言って良いでしょう。
分析を怠らない
「相場の先は誰もわからないのならば分析しても無駄」
このように考えているならば、その考え方は間違いとハッキリ言えます。
相場の動きにはある一定の法則があり、チャートの動きの中からその法則を見つけ、予想の精度を上げる手段が相場分析なのです。
決して「値ごろ感」「2分の1の選択」では無く、客観的なデータに基づいた予想になります。
相場分析は大きく分けるとテクニカル分析とファンダメンタルズ分析に分けることができます。
相場分析の種類 | 主な分析の仕方 |
---|---|
テクニカル分析 | チャートの動きのパターンやインジケーターを使い、次の動きを予想する方法 |
ファンダメンタル分析 | 経済指標や要人発言、各国の情勢などの情報から相場の動く方法を予想 |
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は密接に関係していてどちらも学ぶ必要がありますが、トレードスタイルによって重要度が変わってきます。
相場分析の種類 | 1回のトレードの長さ | 主な分析の仕方 |
---|---|---|
スキャルピング | 数秒~数十分 | テクニカル分析 |
デイトレード | 数分~数時間 | テクニカル分析 |
スイングトレード | 数日~数週間 | 期間が長くなるほどファンダメンタルズ分析要素が強くなる |
長期トレード | 週単位~月単位 | ファンダメンタルズ分析 |
トレード期間が短いほど大きな経済の流れの影響が少ないのでテクニカル分析メイン。
期間が長くなれば世界の情勢に気を配るファンダメンタルズ分析が重要と言うわけです。
ほとんどの初心者トレーダーはテクニカル分析から始めると思いますし、テクニカル分析から始めたほうが取り組みやすいでしょう。
理由としては、ファンダメンタルズ分析はマクロ視点で相場を見る相場観を養う必要があり、世界で起こった情勢が相場にどう影響するのかを分析する経験が必要になってくる分析方法だからです。
初心者はテクニカル分析を学びつつ世界情勢に関心を持ち、徐々に経験を積ンでいく方法がおすすめでしょう。
しかし「テクニカル分析を勉強しているのに勝てない」というトレーダーは意外と多くいます。
そのようなトレーダーはもしかしたら「インジケーターの勉強」や「手法の勉強」ばかりしているのかもしれません。
テクニカル分析を学ぶ上で大切なことは以下の3つ。
・相場の基本法則(ダウ理論や三尊などのチャートパターン)を最初に身に着ける
・全てのインジケーターはローソク足から出来ている事を理解する
・過去チャートを含め、できる限りチャートを見続ける
この3点は重要な事なので詳しく解説しましょう。
相場の基本法則(ダウ理論や三尊などのチャートパターン)を最初に身に着ける
FXで早く稼ぎたいと思うとテクニックに走りがちですが、実際は相場の基本法則を身に着け実践で使えるレベルにした方が早道です。
相場は大口投資家と呼ばれる何十億ものお金を運用しているプロトレーダーによって動かされています。
わたしたち個人投資家はその大口トレーダーの考えを読み、その考えに乗ることで利益を得ることができます。
相場の基本法則とは簡単に言えば大口投資家の考えを予想する方法なわけです。
相場の基本法則をわかりやすく表示する方法がインジケーターや手法などのテクニックです。
FXは「急がば回れ」の考え方が勝ち方のポイントでしょう。
全てのインジケーターはローソク足から出来ている事を理解する
インジケーターや手法は全てローソク足の動きから出来ています。
そしてローソク足は相場の基本法則に従い動く場合がほとんどです。
つまり、インジケーターや手法から勉強してしまうと、勉強しているつもりが実は肝心の部分が学べていないとなってしまうわけです。
インジケーターや手法はチャートの基本法則を知り、ローソク足の動きが分かった上で、その根拠を確実なものにするための補助として使う使い方が正しい使い方であることは覚えておきましょう。
過去チャートを含め、できる限りチャートを見続ける
相場分析にはある程度の経験が必要です。
例えばヒットを量産できるバットの振り方を教えてもらっても実際にバットを振って体で覚えなくては実践で使えませんよね。
FXも相場分析ができるようになるまではチャートを見続けなければいけません。
もちろん眺めるだけでなく自分が学んだ相場の基本法則などに当てはまるのか考え検証しながら体に覚えこませるわけです。
このチャートを見て分析の練習をする方法はリアルチャートはもちろんですが過去チャートでも可能な練習です。
過去チャートでの検証はチャートが動いていない土日でも実践可能な勉強方法ですから、普段忙しい方も積極的に活用して経験を積んでみてはどうでしょうか。
自分に合ったトレードスタイルを選ぶ
FXの勝ち続ける為には自分の戦う舞台を決める必要があります。
行き当たりばったりでは勝ち続ける事は難しいですし技術は向上しないでしょう。
最初に1つのトレードスタイルを極める事がFXの勝ち方のポイントです。
自分に合ったトレードスタイルを決める為には以下の3つの要素を決める必要があります。
・メインの時間足を決める
・取引方法を決める
・取引ルール決める
自分に合ったトレードスタイルはトレードに使える時間や知識量などの要因がありますが、一番自分がやりたいと思える方法を選んで構いません。
非常に感覚的な部分ですが「好きこそものの上手なれ」です。
FXは自己責任ですから自分が選んだトレードスタイルに全力を注ぎそれで稼げれば問題ないわけです。
またトレードスタイルを決めるまではトライアンドエラーを何度も繰り返し学び続ける必要があります。
ですが「やりたい事」を選んでやっていればそのつらさも軽減できますよね。
以下で上記3点を詳しく解説するので、自分がやりたいトレードスタイルを決める目安としてください。
メインの時間足を決める
トレードの長さは先ほど話した「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」
「長期トレード」の4つに大きく分けることができます。
しかしこれではあまりにも曖昧です。
具体的にはどの時間足をメインに分析してトレードしたいのかを最初に決めなければいけません。
上図は時間足による違いを表にしたものです。
これを見るとメインに相場分析する時間足によって、1回のトレードの長さ取引ルールや通貨ペア、取引する時間帯などを最適化しなければいけない事がわかるでしょう。
つまり戦う時間足を決めなければ戦い方を決められないわけです
また、メインの時間足を決めることでチャートを見る目線が一定になり分析精度や相場観を養いやすくなります。
時間足を決めることは次に話す取引方法などとも密接にかかわってくるので地道な努力が必要な部分。
はじめは気になる手法などを参考にして検証し、徐々に自分が取引しやすい時間足に移行する方法がやりやすいと思いますよ。
取引方法を決める
取引方法とは具体的には手法の事です。
大きく分ければ順張りと逆張りに分けることができます。
取引方法 | |
---|---|
順張り | 大きな流れにもメインで観察している時間足でも現在発生しているトレンドに乗ってポジションを持つ手法 |
逆張り | 大きな流れに逆らっていないが、メインで観察している時間足ではトレンドに逆らった方向にエントリーする手法 |
順張り、逆張りについての定義は様々ですが、初心者はどちらも「大きな流れに逆らわない」ことを忘れないようにすることがポイントです。
大枠を決めたらさらに細かく、どのタイミングでポジションを持つか決めます。
例えば順張りでしたらグランビルの法則に従うポイントなどですね。
そして1つの取引方法のみを愚直に検証、実践しデータを集め、自分に合っているかを確かめます。
今はネット上に色々な情報や手法が散乱しおり、現在勝てていない方はどの手法も素晴らしく見えるでしょう。
しかし一つの取引方法を使いこなせないのに他の取引方法を使いこなせるはずがありません。
相撲の横綱に小手先の技だけで挑むようなものです。
1つの取引方法を深く考え、不具合を修正していく。FXで勝つためには「こだわり」も必要ですよ。
取引ルールを決める
・損切の設定の理由と基準
・利確の基準
・リスクリワードなど
これらの要素を他人に伝えられるレベルで言語化し不明瞭な部分をなくし、感情の入り込む余地がない状態にしたエントリーから決済までのルール
トレードスタイルとは最終的に自分が守ることができる取引ルールを持つ事と言い換えられます。
ポイントは「感情の入り込む余地がない明確なルール」という点。
相場分析では自分の経験に基づいた感覚などが必要になりますが、エントリーや損切り、利確は「こうかもしれない」という感情は「尊大利小」を招く原因になってしまうのですね。
取引ルールが決まるまでは「検証」→「実践」→「修正」→「検証」を繰り返さなくてはいけませんから一朝一夕では決まりません。
しかし、この作業を淡々と続けられた人がFXの勝ち組に入っている事は事実です。
正しい努力と継続がFXでの勝ち方の有一の方法と考え、1歩1歩確実に進んでほしいのもです。
タイミングが悪いときはトレードしない
FXの勝ち方は負けないトレードを身に着けるとずっと話してきましたが、その為には攻めてはいけません。ひたすら待ちます。
・取引ルール以外の場所には手を出さない
・取引ルールのタイミングを逃したら諦める
具体的にはこの2点を守ることでしょう。
この2点を守れば、悪いナンピンや高値掴みなどの無駄な負けは確実に減らせます。
タイミングを逃したとしてもFXは必ず次のチャンスがめぐって来るものです。
FXは今ではなく将来利益が出ていることを目指す投資方法です。どうしても目先の利益に気持ちが向いてしまうのなら上記2点を紙に書いて画面の端に貼っておくのも良いと思いますよ。
勝っている投資家に学ぶ
勝っている投資家に学ぶとは手法を学ぶのではありません。
FXの考え方や根拠の見つけ方、相場分析の仕方を参考にするということです。
最初はマネでも構いませんが、必ず自分オリジナルのアレンジにしなくてはいけません。
理由は人それぞれで相場の見え方や根本の考え方が違うからです。
つまりトレーダーの数だけ考え方や取引方法が存在しているわけです。
今の時代はネットで検索すればいくらでも情報がありますから学ぶ手段には困らないですが、大切なことは自分のフィルターで情報を選ぶ事です。
・相場の原理原則に則した内容か
・話している事に一貫性があるか
・営業的要素がない内容か
具体的には上記のような点を基準に情報を選ぶわけです。
残念ながらFXの情報は「簡単」をキーワードに初心者が本当に最初にやるべきことを発信していません。
FXの勝ち方はここまで話したように華やかとは全く逆の地道な作業になるので商材としては魅力が少ない事が理由と思われますが。
また、勝っているトレーダーの判断が難しいという事実もあります。
ですので、情報はFXの基礎を学ぶ場所と割り切り、手法はオリジナルを作る参考程度に活用した方が有効に活用できるでしょう。
デモ口座で練習する
FXの勝ち方で重要な「取引ルール」ですが、勝てないトレーダーはこの「取引ルール」が守れない人が非常に多い。
「取引ルール」が守れない原因は自分のルールに自信が無いことが考えられます。
そのような場合はデモ口座を使って自分の取引ルールに自信が持てるまで練習してみてはどうでしょうか。
デモ口座はほとんどのFX口座が準備準備しているので無駄に資金を減らす前に大いに活用すべきです。
ですが、デモ口座を使う際には以下の点に注意しなければいけません。
・適当なエントリーをしない
・実際に口座資金を使ったトレードとは心理状態が違うことを認識する
デモ口座は本番と同じ緊張感を持って使わなければ時間の無駄です。
適当なエントリーは悪いクセがつくので絶対にやめましょう。
また、デモ口座でいくら緊張感を持って相場に臨んでも、実際に自分のお金を使ったエントリーの心理状態は体験できないものです。
ですのでデモ口座は勝ち負けではなく、自分の取引ルールが正常に機能しているかなどの検証の場所として使ったほうが賢明でしょう。
「デモ口座での練習は意味がない」と言う方もいますが、取引ルールが明確でない、知識も不足している初心者がリアルトレードを始めれば損失を増やすだけです。
- 取引ルールを作る
- 過去チャートで検証
- デモ口座で取引ルールが機能するか検証確認
- 修正が必要な場合は1に戻る
- リアル口座で心理的バイアスの問題を克服
この流れが一番損失が少ないのではないでしょうか。
要は使い方です。デモ口座を有効に使って取引ルールの確立を目指してみましょう。
通貨ペアを見直す
通貨ペアには特徴がありトレードスタイルによって通貨ペアを限定する事がFXの勝ち方では重要な要素となります。
この表のようにトレードスタイルによって有利な通貨ペアは全く変わってくるのです。
また通貨ペアを見直すコツとして、自分が監視し分析ができる範囲の通貨ペアの数にする事が大事になってきます。
極端に言えば1通貨ペアのみでもかまいません。
FXで勝ち続ける為には1つのポジションの精度を上げる事が大事になってきます。
トレードスタイルにあった通貨ペアを選ぶとともに、自分が精度を低下させないで監視できる通貨ペアは何個なのか客観的に判断する必要はあるでしょう。
以下で短期取引で選ぶべき通貨ペアの特徴、長期取引で選ぶべき通貨ペアの特徴の詳細をまとめたので参考にしてください。
短期取引で選ぶべき通貨ペアの特徴
・流動性の多い通貨ペア
・三大市場の影響を受けやすい通貨
短期取引では上記2点を考慮して通貨ペアを選びます。
流動性が多い通貨ペアとは市場参加者が多い通貨ペアの事を言います。
EUR/USD、USD/JPY、GBP/USDなど取引量の多い通貨ペアですね。
流動性が多い通貨ペアはテクニカル分析が効きやすく値幅がしっかりしている特徴があります。
つまり相場の基本原則に則した動きになりやすいわけです。
テクニカル分析中心の短期取引では大切な事でしょう。
また、短期取引の場合は1日の中で通貨の流動性が高くなる時間帯に取引をした方が有利にトレードが進みます。
流動性が高くなる時間帯は世界三大市場が開場している時間帯。
三大市場とは日本市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の事をいます。
ちなみにFX市場は株の証券取引所のように決まった場所があるわけではなく、企業や大口投資家の活動が活発になる時間帯を市場開場時間と言っているので、ピッタリその時間からというわけでは無いことは覚えておきましょう。
当然三大市場がオープンしているときはその市場の通貨が多く取引されているわけなので流通量が多くなります。
・ロンドン市場:イギリスポンド、ユーロ
・ニューヨーク市場:米ドル、カナダドル
これらの通貨が入っている通貨ペアを中心に通貨ペアを選ぶと良いでしょう。
通貨ペアと時間帯の関係で注目すべき時間帯は22時~2時。
通称「ゴールデンタイム」と言われ、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なり最も取引量が増える時間帯です。
時間の取れないトレーダーはこの時間だけ集中的にチャート分析をしても良いでしょう。
通貨ペアは各通貨ペアごとに動きに特徴があります。
短期取引の場合には通貨ペアの特徴を良く理解し、チャートを監視し続け、通貨ペアの動きを体で覚える事が勝ち方として必要でしょう。
長期取引で選ぶべき通貨ペアの特徴
長期取引の場合は通貨ペアの選定は短期取引よりシンプルになりますが深い知識と情報収集能力、経験が必要になってきます。
・スワップポイント重視の通貨ペア
・世界情勢の影響でトレンドが続きやすい通貨
長期取引の場合は最初にスワップポイントで利益が取れるのかが通貨ペア選びの一つの基準になります。
「インカムゲイン」とも言います。
例えば現在日本は金利-0.1%、南アフリカ共和国が金利3.5%です。この時ランドを円で買うと3.5%--0.1%=3.6%の金利をラントを持ち続ける限り受け取れます。
ただしこの逆の取引をした場合はマイナススワップとなり逆に金利差分の損失が発生するので注意が必要です。
基本的にスワップポイントはマイナー通貨とメジャー通貨の通貨ペアで発生する場合が多く、各FX業者で違ってくるので確認した上で通貨ペアを選ぶべきでしょう。
そして、長期取引で通貨ペアを選ぶ際に大切な事がトレンドが長く続くことです。
同時に相場の急変が少ない事も考えなくてはいけません。
これらは各国の情勢がどの様に影響するのかをマクロ視点で判断する経験と知識が必要になってくるので、世界情勢に関わったことの無い方がいきなり取引に参加するには敷居が高い取引方法と言わざるを得ません。
自動売買ツールを使ってみる
・取引ルールが中々決まらない
・感情に流されて取引ルールが守れない
・仕事でチャートを十分に観察できない、土日しかチャートを見られない
このような方は勝ち方の方法として自動売買を取り入れてみてはどうでしょうか。
「システムトレード」と言われることもあります。
自動売買は以下のメリットがあります。
- ある程度の勝率のあるロジック(手法)がプログラミングされている、もしくは選べる
- 自分がチャートを見られない時間帯に取引してくれる
- ルール通り感情が一切入らないトレードができる
反面、相場の変化に対応できない、短期的には損失が増えることがあるなどのデメリットがあります。
ですので、自動売買に任せるのではなく判断は自分がする事を前提に自動売買を使わなくてはいけません。
また、自動売買はロジックがわかる、ロジックが理解できる物しか使ってはいけません。
ロジックのわからない自動売買は「値ごろ感」だけで取引する事と同じになってしまいます。
あくまで自動売買は自分の取引の一部を自動化するという認識で使いましょう。
自動売買を選択する場合はFX証券会社が取り扱っている自動売買がおすすめです。
ロジックがわかり自動売買を使用するコストも安くつく場合がほとんどです。
ただし、自分が知識を持ち理解して使うことだけは忘れないでくださいね。
使いやすいFX会社おすすめ3選
最後にここまで解説した【FXの勝ち方】を実践しやすい、初心者から使いやすいFX会社を3社紹介します。
FXは「習うより慣れろ」が強いビジネスです。気になるところに登録してまずチャートに慣れるところから初めてみてもいいのではないでしょうか。
GMOクリック証券
最低取引通貨単位 | 1,000通貨 ※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位 |
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取り扱い通貨ペア | 20通貨ペア |
取引手数料 | 無料 |
即日口座開設 | 可能 |
特徴 | ・原則固定の低スプレット ・取引ツールが高性能 ・新規口座開設&取引で最大554,000円のキャッシュバック |
大手GMOグループ運営のGMOクリック証券。
大手ならではの安定感は人気の理由の一つです。
取引ツールが好評で初心者から上級者までトレードスタイルによって使い分けることが可能。
月曜日8:00〜金曜日17:00のサポート対応がある点も安心感に繋がる部分でしょう。
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外為どっとコム
最低取引通貨単位 | 1,000通貨 |
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取り扱い通貨ペア | 30通貨ペア |
取引手数料 | 無料 |
即日口座開設 | 可能 |
特徴 | ・みんかぶ調べ2023年FX会社比較部門別ランキング「総合」部門で1位※『みんかぶFX』調べ(2023年) ・3社からのFXニュースを配信 ・FXオンラインセミナー ・最大1,002,000円のキャッシュバック※ |
外為どっとコムは1,000通貨から取引可能で初心者にも敷居が低いFX会社です。
取引ツールはPC用、スマホ用、iPad用と充実のラインナップ。
外為どっとコムのスワップポイントは高水準で、高金利通貨のメキシコペソや南アフリカランドへの投資にも向いています。
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※2新規口座開設+1万通貨以上の取引で2000円キャッシュバック。さらに取引額に応じて最大100万円キャッシュバック。対象期間:口座開設月から翌月末まで(2023年7月1日(土)午前6時00分開始)
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DMM FX
最低取引通貨単位 | 10,000通貨 |
---|---|
取り扱い通貨ペア | 21通貨ペア |
取引手数料 | 無料 |
即日口座開設 | 可能 |
特徴 | ・口座開設数80万以上 ・圧倒的に使いやすい取引ツール ・最新のニュースを無料で配布 ・24時間サポート、LINEでも問い合わせ可能 ・新規口座開設&新規取引で最大200,000円のキャッシュバック |
圧倒的な口座開設数を誇るDMM FX。
人気の理由が使いやすい取引ツール。PC版ではなんと29種類のテクニカルツールを準備しています。
また、取引の詳細を分析できる「取引通信簿」やLINE対応の問い合わせなど初心者でも安心して取り組める環境を準備しています。
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まとめ
FXの勝ち方は以下の3つにまとめることができます。
- 損失を少なくしトータルで利益を出せるトレードを目指す
- トレードスタイルを確立する、その為にデモ口座などを積極的に利用する
- 自分の取引ルール以外の部分は取引しない
- おすすめはGMOクリック証券
FXは一部の運の良い人が勝てる勝負ではなく、誰でも勝てる可能性がある投資方法です。
しかし今すぐ稼げるわけではなく、地道な正しい努力が必要な事を認識しなければいけません。
また、負けトレードも勉強材料と考える知識に対する貪欲さも必要でしょう。
そして一番大切なことは諦めないで続ける事。
ぜひこの記事を参考に負けないトレードスタイルの確立を目指してほしいと願います。