学資保険は子供の教育費を計画的に準備したいと考える方に人気です。
しかし、学資保険は保険商品によって特徴が異なるため、どの商品を選ぶか迷われる方が多い印象です。
学資保険は返戻率だけでなく受け取りタイミングなども商品によって大きく異なります。
松葉 直隆
記事監修を務める保険のプロが、おすすめの学資保険の返戻率だけではなく特徴や受け取りタイミングまで細かく解説します。
また、学資保険の選び方・メリット・デメリットも併せて解説をしますので学資保険選びの参考にして下さい。


代理店名 | 公式 | 取扱数 | 特徴 | |
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目次
学資保険とは?
- 計画的に教育資金を準備できる
- 銀行預金よりも効率的にお金を増やせる
- 円建て保険であるため堅実性が高い
学資保険を一言でいうと、子供の教育資金を準備するための保険となります。
現在は、大学進学時に掛かる費用を計画的に準備する事を目的とした学資保険が主流となっています。
また、学資保険の大きなメリットは、支払う保険料総額よりも受け取る学資金総額が多くなる所になります。
支払う保険料総額と受け取る学資金総額の割合を返戻率と言い、返戻率の高い学資保険が人気となっています。
支払った保険料総額と受け取った学資金・祝い金の総額の割合となります。
返戻率が100%を越えると支払った保険料よりも多くの学資金・祝い金を受け取れると言うことです。
おすすめの学資保険の選び方が気になる方はこちらをご覧下さい。
それでは学資保険人気おすすめランキングをご紹介します。
学資保険おすすめ人気ランキング10選
ここからは、監修者を務める保険のプロが厳選したおすすめの学資保険を紹介します。
返戻率の高い学資保険だけではなく保障重視の学資保険も紹介しますので、どちらがご自身のニーズに合っているのかも確認してみましょう。
学資保険 | 保険会社 | 特徴 | 返戻率 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | ||||
つみたて学資 | ![]() ![]() |
返戻率の高さが魅力で大学在学中費用の準備に向いている | 109.3% | 4.5 | 4.8 | 4.0 |
学資金準備スクエア | ![]() ![]() |
受け取りタイミングを3つのタイプから選べる | 108.7% | 4.7 | 4.5 | 4.0 |
ニッセイ学資保険 | ![]() ![]() |
こども祝金ありタイプを選択することが出来る | 108.9% | 4.7 | 4.5 | 4.0 |
夢見るこどもの学資保険 | ![]() ![]() |
高校進学時と大学進学費用に備えられる | 106.1% | 4.3 | 4.1 | 4.0 |
みらいのつばさ | ![]() ![]() |
兄弟割引を活用すると返戻率が約110%になる | 110.3% (兄弟割引あり) |
4.9 | 4.3 | 4.5 |
こども共済 学資応援隊 | ![]() ![]() |
死亡や高度障害など子供の万が一に備えられる | 105.8% | 4.3 | 4.2 | 4.5 |
スミセイのこどもすくすく保険 | ![]() ![]() |
子供の医療保障が付加できる | 101.7% | 3.5 | 3.5 | 4.1 |
こども応援団/Mickey | ![]() ![]() |
保険料払込免除の範囲が広い | 102.7% | 3.8 | 3.8 | 4.6 |
ニッセイこどもの保険 げ・ん・き | ![]() ![]() |
契約者が亡くなった際に育英金が受け取れる | 保険会社問合せ | 3.5 | 3.2 | 3.0 |
学資保険 | ![]() ![]() |
子供の病気やケガに備えられる | 94.9% | 1 | 3.5 | 2.5 |
1位:「つみたて学資」明治安田生命
明治安田生命の「つみたて学資」は、返戻率の高さが特徴の学資保険となります。
学資金の受け取り方法は、大学入学時とされる18歳から21歳の満期まで1年に1回、教育資金・満期保険金を合計4回受け取れる内容となります。
受取総額を300万円と設定することで高額割引が適応され、保険料払込期間も短くすることで返戻率がアップします。
受け取り方法・返戻率ともに、おすすめ出来る内容の学資保険となります。
特徴 | 返戻率の高さ 保険料を一括で支払うと返戻率が上がる |
---|---|
保険内容 | 18歳から合計4回(満期保険金含む)の教育資金が受け取れる |
保険料 | 男性:23,640円 女性:23,599円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・21歳満期・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:105.7%(一括で支払った場合は109.0%) 女性:105.9%(一括で支払った場合は109.2%) |
参考サイト:「明治安田生命つみたて学資」-明治安田生命
2位:「学資金準備スクエア」ソニー生命
ソニー生命の「学資金準備スクエア」は、返戻率の高さが魅力の学資保険となります。
返戻率は月払でも108%前後となりますので、まとまったお金が無いと言う方でも効率的に学費への準備が出来ると言えます。
受け取り方法も3タイプ用意されているため細かなニーズに応えられる保険内容になっていますが、選ぶタイプによって返戻率は異なります。
大学などに進学後の毎年の学費への備えとして活用できるⅢ型の返戻率が最も高くなりますので、大学在学中の費用を準備したい方におすすめとなります。
特徴 | 返戻率が高い 受け取りタイミングを3タイプから選べる |
---|---|
保険内容 | Ⅰ型:中学・高校・大学などの進学資金への備え Ⅱ型:大学などの進学資金への備え Ⅲ型:大学進学後の毎年の学費への備え |
保険料 | 男性:23,160円 女性:23,124円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・22歳満期・Ⅲ型・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:107.9%(年払いの場合108.7%) 女性:108.1%(年払いの場合108.9%) |
参考サイト:学資保険のことなら学資金準備スクエア-ソニー生命保険
3位:「ニッセイ学資保険」日本生命
日本生命の「ニッセイ学資保険」は、返戻率の高さとこども祝金の有無を選択できる事が特徴の学資保険となります。
大学入学となる18歳に受け取れる第1回学資年金は基準保険金と同額となり、第2回目~第5回目までは第1回学資年金の50%の学資年金となります。
その事から、大学進学時の費用だけではなく大学在学中の学費にも備えられる保険内容となっています。
また返戻率は下がりますが、小学校から高校までの入学時に「こども祝金」を受け取れるタイプもあります。
大学進学に備えたい方だけではなく、小学校から大学までの進学費用を心配している方におすすめの学資保険と言えます。
特徴 | 返戻率が高い こども祝金を受け取るか選択できる 大学進学時と大学在学中の費用の準備に向いている |
---|---|
保険内容 | こども祝金なし型:18歳から満期まで毎年学資年金を受け取れる(合計5回) こども祝金あり型:上記の学資年金に加えて小学校から高校入学時にこども祝金が受け取れる |
保険料 | 男性:23,320円 女性:23,280円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・22歳満期・こども祝金なし型・学資年金開始年齢18歳 受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:107.2%(年払いの場合107.6%) 女性:107.3%(年払いの場合107.8%) |
参考サイト:ニッセイ学資保険-本生命保険相互会社
4位:「夢見るこどもの学資保険」アフラック
アフラックの「夢見るこどもの学資保険」は、高校入学時と大学進学費用に備えられる学資保険となります。
返戻率は決して高いとは言えない数字となりますが、高校・大学入学時と大学在学中の費用に備えられる内容となっています。
中学校までは公立という方も多いと思いますが、高校から私学に通学するとなると費用もそれなりに掛かる可能性があります。
大学進学だけではなく高校進学時の費用も心配だという方におすすめの学資保険と言えます。
特徴 | 高校・大学の進学時と大学在学中の学費への備えが出来る |
---|---|
保険内容 | 高校入学時に学資一時金・大学入学時に基準学資年金・大学2年から4年まで基準学資年金の50% |
保険料 | 男性:23,550円 女性:23,510円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・学資年金開始年齢18歳・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:106.1% 女性:106.3% |
参考サイト:アフラックの夢みるこどもの学資保険-保険・生命保険はアフラック
5位:「みらいのつばさ」フコク生命
フコク生命の「みらいのつばさ」は、返戻率の高さが魅力の学資保険となります。
2023年4月1日以降の契約から保険料が値下げされることで返戻率が非常に高くなります。
大学入学時と満期時に祝い金と満期保険金が受け取れるJ(ジャンプ)型であれば、兄弟割引を適応して最大110.4%(女性が契約者)となります。
月払の返戻率としては、他社と比較しても非常に高い水準となっています。
また、祝い金・満期金の受け取り方法も2つのタイプから選べ、幼稚園入園から祝い金を受け取れるのも大きな特徴となります。
返戻率重視で学資保険を探している方に特におすすめと言えます。
特徴 | 返戻率が高い 兄弟割引がある 受け取りタイミングを2つのタイプから選べる |
---|---|
保険内容 | S(ステップ)型:幼稚園から大学入学・20歳・満期時のそれぞれ祝い金・満期保険金が受け取れる J(ジャンプ)型:大学入学時と満期時に祝い金と満期保険金が受け取れる |
保険料 | 男性:20,749円 女性:20,725円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・J(ジャンプ型)・受取額資金総額300万円・保険料払込期間11歳まで |
返戻率 | 男性:109.5%(兄弟割引ありの場合110.3%) 女性:109.6%(兄弟割引ありの場合110.4%) |
参考サイト:フコク生命の学資保険の特設サイト「みらいのつばさ」
6位:「こども共済 学資応援隊」JA共済
JA共済の「こども共済 学資応援隊」は、死亡保障も付いている学資保険となります。
主に大学進学・在学中の教育資金を準備するための学資保険となります。
大きな特徴である子供の万が一に備えられる保障が付いているため、返戻率は決して高いとは言えません。
教育資金を目的としているならおすすめ出来ませんが、子供の万が一にも備えておきたいと考えるならおすすめと言えるでしょう。
特徴 | 子供の万が一に備えられる 受け取りタイミングを3つのタイプから選べる |
---|---|
保険内容 | 中学・高校・大学のそれぞれの進学に合せてプランを選べる 子供の死亡保障 |
保険料 | 男性:20,196円 女性:20,139円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・大学プラン(受け取り開始18歳)・受取額資金総額300万円・保険料払込期間12歳まで |
返戻率 | 男性:103.1%(年払いの場合105.8%) 女性:103.4%(年払いの場合106.1%) |
参考サイト:こども共済-「ひと」に関する保障-共済をお考えの皆さま-JA共済
7位:「スミセイのこどもすくすく保険」住友生命
住友生命の「スミセイのこどもすくすく保険」は、子供の入院や手術に備えられる保障重視型の学資保険となります。
保障重視の学資保険であるため返戻率は低くなっています。
子供の入院や手術に備えられる保障を付加できる事が大きな特徴となる学資保険となります。
子供の教育資金だけではなく子供の病気にも備えておきたいという方におすすめと言えますが、貯蓄性を重視する方にははおすすめは出来ません。
特徴 | 子供の入院や手術の保障を付けられる |
---|---|
保険内容 | 中学・高校・大学の入学時に学資祝い金・満期祝い金を受け取れる |
保険料 | 男性:8,192円 女性:8,182円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・18歳満期・受取額資金総額120万円・保険料払込期間12歳まで |
返戻率 | 男性:101.7% 女性:101.8% |
参考サイト:スミセイのこどもすくすく保険 |-住友生命保険
8位:「こども応援団/Mickey」第一生命
第一生命の「こども応援団/Mickey」は、契約者の保険料払込免除の条件の範囲が変わる学資保険となります。
学資金の受け取りタイプは大学在学中の費用を準備するタイプの学資保険となりますが、返戻率は高くないので保障重視型の学資保険となります。
「こども応援団/Mickey」は、返戻率というよりは契約者に万が一のことがあっても学資金を準備できるところが強みとなります。
保険料払込免除の条件は、以下のようになります。
- こども応援団(A型):がん・急性心筋梗塞・脳卒中・所定の要介護状態・所定の身体障害状態・死亡
- Mickey(B型):死亡
- Mickey(C型):免除の保障なし
ご自身にもしもの事が起こっても子供の教育費に影響が出ないようにしたい方におすすめと言えます。
特徴 | 契約者の保険料払込免除に関する条件の範囲が選べる |
---|---|
保険内容 | 18歳から5回の学資金(満期保険金含む)を受け取れる |
保険料 | 男性:16,525円 女性:16,589円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・こども応援団・受け取り開始年齢18歳 受取額資金総額300万円・保険料払込期間15歳まで |
返戻率 | 男性:100.8% 女性:100.4% |
参考サイト:こども応援団・Mickey-商品ラインアップ-第一生命保険株式会社
9位:「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」日本生命
日本生命の「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は、契約者が亡くなっても教育費に影響しないようにする保障重視型の学資保険となります。
学資保険と言うよりは、子供の病気やケガ・契約者の万が一に備えるための保険である、こども保険と言う扱いの保険商品となります。
保険料や返戻率は保険会社への問合せになりますが、大きな返戻率を期待できる商品ではありません。
第一生命の学資保険同様に、契約者にもしもの事が起こっても教育費に影響を出したくないという方におすすめの保険となります。
特徴 | 祝い金を据え置くことが出来る 契約者が亡くなった際に育英金が受け取れる 子供の医療保障を組み合わせることが出来る |
---|---|
保険内容 | 小学校から大学入学時および満期時に祝い金を受け取れる |
保険料 | 保険会社問合せ |
返戻率 | 保険会社問合せ |
参考サイト:ニッセイ こどもの保険 げ・ん・き-日本生命保険相互会社
10位:「学資保険」かんぽ生命
かんぽ生命の「学資保険」は、子供の入院に備えられる保障重視型の学資保険となります。
子供の入院に関する保障があるため貯蓄性はありません。
学資金の受け取り方法を3つのタイプから選べますが、貯蓄代わりの学資保険ではないので注意する必要があります。
子供の入院に対して備えたくて、保障のついでに教育資金も備えておきたいと考える方におすすめと言えるでしょう。
あくまでも保障重視の保険となりますので、学資保険としてはおすすめ出来ないと言えます。
特徴 | 子供の病気やケガに備えられる 学資金の受け取りを3つのタイプから選べる |
---|---|
保険内容 | 大学入学時タイプ 小学校から大学までの入学時期タイプ 大学入学時と在学中タイプ 医療保障 |
保険料 | 男性:23,040円 女性:23,010円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・大学入学時タイプ・受取額資金総額300万円・保険料払込期間12歳まで・入院一日3,000円 |
返戻率 | 男性:90.4% 女性:90.5% |
参考サイト:学資保険|かんぽ生命保険
ここまで、学資保険のおすすめランキングについてご紹介しました。
どの学資保険があなたにピッタリなのか保険のプロの意見を参考にしてみたいですよね。
返戻率が高い学資保険ランキング
学資保険を選ぶ際に皆さんが一番気にするのが返戻率となるでしょう。
ここからは、返戻率の高い学資保険トップ5を紹介します。
学資保険の返戻率とは?
そもそも学資保険の返戻率とは、支払った保険料総額と受け取る学資金・満期金の割合となります。
返戻率の計算式は以下のようになります。
返戻率=受け取る保険金の総額÷払った保険料の総額×100
学資保険では、返戻率を表記していケースが多いので自分で計算する事は少ないと思います。
しかし、ご自身の考えるプランで返戻率表記が無かった場合には、上記の計算式を基に返戻率を計算してみましょう。
返戻率の高い学資保険比較表
それでは、返戻率の高い学資保険をランキングで紹介します。
返戻率の高い学資保険トップ5は以下のようになります。
保険会社名 | 返戻率 | |
---|---|---|
1位 | フコク生命 「みらいのつばさ」 ![]() ![]() |
109.5% |
2位 | ソニー生命 「学資金準備スクエア」 ![]() ![]() |
107.9% |
3位 | 日本生命 「ニッセイ学資保険」 ![]() ![]() |
107.2% |
4位 | アフラック 「夢見るこどもの学資保険」 ![]() ![]() |
106.1% |
5位 | 明治安田生命 「つみたて学資」 ![]() ![]() |
105.7% |
上記は、最も一般的な保険料支払いである月払で保険料を支払う際の返戻率となります。
年払いで支払う場合・一括で支払う場合など保険料の支払い方法を変える事や保険料払込期間を短くすることでも返戻率は大きく異なります。
明治安田生命の「つみたて学資」では、保険料を一括で支払うと返戻率は109.0%にまで上がります。
学資保険を返戻率の高さで選ぶ場合には、保険料の支払い方法・保険料の支払期間なども考慮して返戻率を確認するようにしましょう。
返戻率の高い学資保険をランキング形式で紹介しました。
学資保険のメリット3選
学資保険は保険料の値上げなどにより賛否の分れる保険商品となっています。
ここからは学資保険のメリットについて解説をします。
計画的な資金準備が可能
学資保険最大のメリットは、子供の進学予定に合せて計画的に資金準備が出来るところとなります。
高校・大学などの進学時に学資金・祝い金を受け取れる仕組みとなるため、進学時に合せて堅実的な資金準備が出来ます。
また多くの学資保険は、大学進学時や大学在学中の費用を準備する事を目的する商品となります。
決まったタイミングで決まった学資金を受け取ることが出来れば教育費に関する資金計画も立てやすくなるでしょう。
貯金や投資など別の方法で教育資金を準備することも出来ますが、計画的な資金準備という点では学資保険の活用をおすすめします。
万が一のことが起こっても教育費を確保できる
学資保険のメリットには、親に万が一のことが起こっても教育費を確保できるところになります。
学資保険では、保険料支払免除が設定されている保険や育英年金が受け取れる保険など、保障面が充実している学資保険もあります。
そのため、契約者である親に万が一のことが起こっても教育費を確保することが可能になります。
子供の教育費を貯めるだけが学資保険ではなく、子供の教育費を確保するのが学資保険なのです。
子供の教育費の心配も大事ですが、親に万が一のことが起こったことも考えておくようにしましょう。
生命保険料控除の対象となるため節税効果がある
学資保険の保険料は生命保険料控除の対象ですので、保険料を支払うことによって生命保険料控除を受けることができます。
この控除を受けることによって、所得税と住民税の負担を軽くすることができます。
将来必要とする教育資金を貯めながら、税金の負担を軽くできるのは魅力の一つと言えるでしょう。
貯蓄や投資には無い学資保険の大きなメリットと言えるでしょう。
計画的に・節税しながら・万が一にも備えながら子供の教育費を準備するのが学資保険と言えます。
返戻率だけではなく、受け取りタイミングや万が一の保障なども確認して学資保険を選ぶようにすると良いでしょう。
学資保険のデメリット3選
学資保険には、以下のようなデメリットがあります。
不測の事態による途中解約や考え方によるデメリットとなりますが解決策も併せて紹介しますので、しっかりと確認しておく事をおすすめします。
途中解約をすると損をするケースが多い
学資保険は、途中解約をすると支払った保険料が戻ってこないケースが多いです。
保険料払込期間中に予定外の出費などで解約を余儀なくされてしまう場合には、支払った保険料よりも少ない解約返戻金となるケースが多いです。
そのため、何があっても支払うことが出来る保険料設定をして、無理のない保険料払込期間の設定をしなければいけません。
保険料払込期間も10年以上となるケースが多いので、児童手当なども考慮して保険料の設定をすると良いでしょう。
保険料払込期間は短くても10年程度になるため、児童手当などを活用して保険料を決めると経済的な負担は減ると言えます。
大きくお金が増える訳ではない
学資保険は、計画的に資金を準備することが大きなメリットとなりますが大きくお金が増えると言う訳ではありません。
最大でも支払った保険料総額に対して10%程度の増額となるから、学資保険よりも投資や外貨建て保険を勧める意見もあります。
投資や外貨建て保険は上手くいけば、学資保険よりも大きなリターンを得られますが、リスクも勿論あります。
学資保険・投資・外貨建て保険など、教育資金を準備する方法はいくつかありますが、それぞれの特徴をしっかりと把握して選ぶと良いでしょう。
決まったタイミングで必要になるお金の準備となりますので、出来れば計画性の高い方法を選ぶのが最適と言えるでしょう。
学資保険は子供の進学タイミングに合わしているため、学資保険以外で教育費を準備する時は計画性が必要となる。
また、学資保険以外で準備する場合は、決まった金額が用意できないリスクもあることを理解しておきましょう。
まとまったお金がなければ返戻率も高くならない
学資保険は、一括払いや年払いなど保険料をまとめて支払うことで返戻率がアップする仕組みとなっています。
保険料をまとめて支払うことで割引が効き、総支払保険料が少なくなることから返戻率が上がる仕組みとなるのです。
そのため、月払でコツコツと支払うよりも、まとまったお金を用意して支払う方が返戻率は高くなります。
まとまったお金がある場合には、学資保険の活用もメリットが高くなりますが、コツコツと積み立てていく場合にはメリットを感じないかもしれません。
まとまったお金を用意できる方は、明治安田生命「つみたて学資」を選ぶと良いでしょう。
また、フコク生命が2023年4月に保険料改定を行い月払でも返戻率が109%前後になります。
フコク生命の「みらいのつばさ」はコツコツと積み立てたい方にはおすすめの学資保険となりそうです。
学資保険にもメリット・デメリットがしっかりとあります。
気になる学資保険には、どんなメリット・デメリットがあるのか知りたいと思う方も居るでしょう。
気になる学資保険のメリット・デメリットを知りたい方は、保険のプロに相談できる無料の保険相談を利用してみましょう。
無料保険相談の中でも、保険見直しラボなら複数の保険商品のメリット・デメリットを比較することも出来ます。
学資保険の選び方おすすめポイント5選
学資保険を選ぶ際にも、いくつかのポイントがあります。
学資保険を選ぶ際のおすすめポイントは以下のようになります。
返戻率は最も重要なポイント
学資保険を選ぶ際に最も重要になるのは、返戻率を確認することになります。
学資保険は、如何に効率的に資金を増やす事が出来るかという部分あります。
支払った保険料よりもいくら増えるのかを意識して学資保険を選ぶと言いでしょう。
また、先ほども解説しましたように、保険料をまとめて支払うことで返戻率がアップする商品もありますので、その辺りも確認すると良いでしょう。
返戻率を確認するのは重要ですが、あくまでも受け取りタイミングや保険料などもしっかりと考えるようにしましょう。
祝金・学資金の受け取り時期
学資保険は、商品によって学資金・祝い金を受け取るタイミングが異なります。
小学校・中学校・高校と少しずつ保険金を受け取れるものもあれば大学入学時にまとめてもらえるものなど多種多様となります。
受け取りたい時期に保険金を受け取れるものを選びましょう。
私立の小学校や中学校に子供を入れたいといった理由がない場合は、最も費用が掛かる大学入学時に一時金として受け取れる商品ががおすすめです。
学資金受け取りの時期と回数 | 保険会社・保険商品 |
---|---|
満期のタイミングに一括で受け取る | ソニー生命「学資金準備スクエアⅡ型」 |
大学入学時から複数回に分けて受け取る | ソニー生命「学資準備スクエアⅢ型」 明治安田生命「つみたて学資」 フコク生命「みらいのつばさジャンプ型」 日本生命「ニッセイ学資保険こども祝金なし」 |
中学や高校、大学の進学の際に受け取る | ソニー生命「学資金準備スクエアⅠ型」 フコク生命「みらいのつばさステップ型」 住友生命「スミセイこどもすくすく保険」 日本生命「ニッセイ学資保険こども祝金あり」 |
出生前加入特約を利用して加入されたり、早生まれのお子様の場合には満期年齢に注意する必要があります。
というのも、保険会社が必要なタイミングで支給できるように受取日を設定していながら、受け取り時期が前後してしまい、大学入学に学資金支給が間に合わなくなるケースがあるからです。
保険商品によっては、入学前にしっかりと学資金が支払われるように設定されているケースもありますが、加入前には確認しておく必要があります。
保険料の支払い期間と加入する時期
学資保険は、保険料の支払期間や加入タイミングによって返戻率が異なるケースがあります。
返戻率を上げるためには以下のような事を意識するようにしましょう。
保険料の支払いは出来るだけ短く
保険料の支払期間は出来るだけ短くするようにしましょう。
学資保険では、10歳まで・11歳まで・12歳まで・15歳まで・18歳までなど、商品によって保険料払込期間の設定は様々です。
保険料払込期間を長くすれば、月々の保険料は安くなりますが返戻率は上がりません。
月々の保険料は少し高くなりますが無理のない金額であれば出来るだけ保険料払込期間を短くするのをおすすめします。
子供が生まれる140日前から加入できる
学資保険は、出生140日前から加入することが出来ます。
出生前から加入することで、返戻率も上げることが出来る以外にも、加入忘れを防ぐことも出来ます。
学資保険は、加入できる年齢に制限があるケースが多く、一般的には3歳ぐらいまでしか加入できない商品が多いです。
子供が生まれた後は、何かと忙しくて学資保険をゆっくりと見当する時間が取れない可能性もあるため、出生前から加入するのもおすすめです。
学資保険は、子供が生まれる前から比較検討をして、無理のない保険料設定で保険期間を出来るだけ短く設定するのが良いでしょう。
貯蓄型か保障型か
学資保険には「貯蓄型」と「保障型」の2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらが優れているか、ということは一概には言えません。
以下の表には、貯蓄型・保証型のメリット・デメリットについてまとめています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
貯蓄型 | 返戻率が高く払い込み金額より多くのお金を受け取れる | 保障がないシンプルなプランが多いため万が一の時に備えられない |
保障型 | 返戻率は低いが養育年金・医療保障などで万が一の時に備えらる | 元本割れのリスクがある |
学資保険に何を求めるかによって上記どちらのタイプを選ぶべきか考えるようにしましょう。
貯蓄型と保障型を簡潔に解説をすると以下のようになります。
貯蓄型とは?
貯蓄型の学資保険とは、一般的に返戻率重視のお金を増やすことを目的とする学資保険となります。
近年の主流とも言える学資保険が貯蓄型と言えるでしょう。
上記の比較表でも書いていますように、貯蓄性を重視する代わりに契約者の万が一には対応しきれないケースもあります。
保障型とは?
保障型の学資保険とは、返戻率は高くありませんが契約者の万が一にも備えられる内容となっている学資保険となります。
契約者の万が一に備える学資保険もあれば、子供の病気やケガに備えられる学資保険もあります。
貯蓄性よりも万が一に備えたい方向けの学資保険となります。
保障が付いているため貯蓄性が低くなりますので、貯蓄重視という方にはおすすめ出来ません。
保険会社の経営状況
学資保険も保険期間が20年近くになる長期的な保険契約となります。
そのため、保険会社の経営状況も気にしなければいけません。
保険会社の経営状況は、保険会社の格付けに使用されるソルベンシーマージン比率を参考にすると良いでしょう。
ソルベンシー・マージン比率とは、民間保険会社が、大規模災害による保険金支払いの急激な増加や運用環境の悪化など「通常の予測を超える危険に対応する額」に対して、どの程度自己資本・準備金などの「支払い余力」を有するかを示す経営健全性の指標となります。
ソルベンシーマージン比率は、200%を越えていると健全経営がされていると言われます。
国内の生命保険会社では600~800%台となっていますので、今すぐどうこうなる保険会社は無いと言えるでしょう。
学資保険を選ぶ際には返戻率や受け取りタイミングを重視するのが良いでしょう。
しかし、専門家によっては違う目線で学資保険の選び方を教えてくれる場合もあります。
保険見直しラボでは保険の専門家とも言えるファイナンシャルプランナーが在籍しています。
学資保険選びに関してプロの意見を参考にしたい方は、無料の保険相談を利用してみましょう。
学資保険の加入がおすすめな人・そうでない人
学資保険はどんな人におすすめなのか、逆にどんな人にはおすすめ出来ないのかを解説します。
それぞれの特徴を確認して、ご自身はどちらのタイプかを確認してみましょう。
学資保険がおすすめな人の特徴
学資保険がおすすめな人の特徴は以下のような人と言えます。
- 計画的な資金準備をしたい人
- 貯金が苦手な人
- ハイリスク・ハイリターンが苦手な人
学資保険は計画的な資金準備に向いている保険商品となります。
高校や大学進学時期に決まった学資金を受け取れるため、資金計画が立てやすいというのが大きな特徴となります。
また、保険料の支払いを口座引き落としにすることで、保険会社が強制的に保険料を口座から引き落とします。
その事から、計画的な資金準備をしたい方だけではなく貯金が苦手な方にも学資保険はおすすめと言えます。
大きくお金を増やすことは出来ませんが、堅実な資金準備をしたい方にもおすすめとなります。
学資保険がおすすめできない人の特徴
学資保険は、大きくお金を増やすことには向かない保険商品となります。
その事から、ハイリスク・ハイリターンでも良いから、大きくお金を増やしたいという方にはおすすめ出来ません。
大きくお金を増やしたいと考える方は、外貨建て保険や投資などで資金準備をすれば良いと思います。
しかし、決まったタイミングで決まった金額が手に出来るとは限らない点などもに注意して、自己責任で資金準備をするようにしましょう。
学資保険の返戻率を高める4つのポイント
学資保険で重要な要素は返戻率となり、出来るだけ返戻率は高い方がより効率的に教育資金を増やせるとも言えます。
ここでは、学資保険の返戻率を高めるための方法を4つ紹介します。
学資保険の返戻率を上げる主な方法は以下のようになります。
不要な特約はつけない
学資保険は不要な特約を付けないようにしましょう。
学資保険では、如何に返戻率を高めるかが大きなポイントとなり、返戻率を上げるためには保険料を出来るだけ下げなければいけません。
以下のような保障を付けてしまうと、保障に掛かる保険料を余分に支払うこととなり、返戻率を上げることが出来なくなります。
- 子供が入院した時や手術した時に給付金が支給される医療保険特約
- 契約者(多くの場合親)が死亡した際に支給される育英年金特約
もちろん特約がすべて悪いとは言えませんが、返戻率が重要な学資保険において特約をつけるのはおすすめしません。
もし、万が一の時の保障や子供の病気やケガにも備えたいのであれば、返戻率を諦めるか学資保険以外でカバーする方法を執るようにしましょう。
保険料払込は早めに
学資保険では、保険料を早めに支払ってしまうことで返戻率を高めることができます。
また、保険料はまとめて支払うことで、返戻率をさらに上げることも可能となります。
学資保険に限らず、生命保険全般的に言える事ですが、保険料は短く・まとめて支払うことで保険料総額を安く出来るのです。
支払う保険料総額を安くしても受け取れる学資金総額は変わらないので返戻率が上がるのです。
保険料の払込期間は10歳や11歳までと設定している学資保険が多くなっていますので、支払える保険料と相談しながら決めるようにしましょう。
また、保険料の支払い方法も可能なのであれば年払いや一括払いなど、まとめて支払う方法を執るのをおすすめします。
若いうちに保険に加入する
生命保険は、若い内に加入すればリスクが低いことから保険料が安くなります。
これは学資保険でも同じ事であり、契約者が若ければ若いほど保険料は安くなります。
子供が生まれるタイミングで加入する保険なので、加入タイミングを選ぶことは出来ませんが契約者の年齢が上がるタイミングなどに注意は必要となります。
誕生日が近いというような場合には、出来るだけ早く加入するのが良いと言えるでしょう。
契約者を父親にするケースが多いのですが、母親の方が若い場合や夫婦の年齢が同じという場合には、母親を契約者にするのをおすすめします。
これは、保険料に関して男性よりも女性の方が安く設定されているケースが多いため、女性が契約者になる方がお得になるためです。
支払い方法を年払いにする
保険料は月払で支払う方が多いですが、出来れば年払いや全期・前期前納などまとめて支払ってしまうことをおすすめします。
何度も書いていますが、保険料をまとめて支払うことで支払保険料の総額は安くなります。
一度に支払う保険料は高くなりますので、無理に年払いにする必要はありませんが、出来ればまとめて支払ってしまうのが良いと言えます。
学資保険を受け取りタイミングで選ぶ場合には、年払いにすることで返戻率を少しでも上げられますが、商品によっては月払でも高返戻率を出す商品もあります。
保険商品をしっかりと比較して、無理のない保険料支払い方法を選ぶようにしましょう。
学資保険の返戻率を上げる方法は意外と簡単な方法となります。
気になる学資保険でも返戻率をアップ出来る方法があるか確認するなら無料の保険相談を利用してみましょう。
保険見直しラボでは複数の保険商品を取り扱っているので、よりニーズに合った保険商品を見つけられるでしょう。
教育費のシミュレーションと学資保険の相場
学資保険を選ぶ前に、子供の教育費がどれくらい掛かるのか、学資保険の受取総額や受取総額を知りたい方も居るでしょう。
ここからは、学資保険を選ぶ基準とも言える教育費について少し解説をしていきます。
教育費はいくら必要?
子供の教育費と言われても、どれぐらいなのかピンと来ない方も多いでしょう。
子供の教育費を大雑把に表すと以下のようになります。
経歴 | 一般的なケース | その他のケース | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
幼稚園 | 私立 | 私立 | 私立 | 私立 | 私立 | 公立 | 公立 | 公立 | 公立 |
小学校 | 公立 | 公立 | 公立 | 公立 | 私立 | 公立 | 公立 | 公立 | 公立 |
中学校 | 公立 | 公立 | 私立 | 公立 | 私立 | 公立 | 公立 | 公立 | 私立 |
高校 | 公立 | 私立 | 私立 | 公立 | 私立 | 公立 | 公立 | 私立 | 私立 |
大学 | 私立 | 私立 | 私立 | 公立 | 私立 | 公立 | 私立 | 私立 | 私立 |
目安の学費 | 1,100万円 | 1,250万円 | 1,530万円 | 880万円 | 2,300万円 | 785万円 | 1,000万円 | 1,160万円 | 1,440万円 |
上記はあくまでも目安となり、習い事や通わせる学校によって学費は変動します。
また、幼稚園から中学校ぐらいまでは大きなお金が掛からない場合もありますし、高校の授業料を無償化する動きもあります。
全体的に掛かる費用を確認するのも大事ですが、どのタイミングでどれだけのお金が掛かるのかを確認する方が重要とも言えます。
その点から考えると、やはり大学入学時・大学在学中に掛かる費用は非常に大きなものとなりますので、そのタイミングに照準を当てるのが得策とも言えます。
学資保険の相場は?
学資保険の学資金を決める際にも、他の人はどれくらいの設定をしているのか気になる方も多いでしょう。
学資保険における受取総額の相場は200万円~300万円と設定される方が多いです。
おすすめの保険ランキングでも保険料を紹介していますが、受取総額が300万円の保険料は月々2万円ぐらいが相場となります。
児童手当なども活用すれば、決して無理な支払金額では無いと言えるでしょう。
学資保険における受取総額の相場は200万円~300万円、保険料の相場で言うと2万円前後となると思っておきましょう。
学資保険の受け取り総額は?
学資保険の受取総額は、先ほども書きましたように200万円~300万円となる方が最も多いと言えます。
多くの場合は、大学入学時と在学中の費用に充てるケースが多く、入学のタイミングで少し多く受け取り、その後は年金形式で授業料に充てるのが一般的となります。
大学の受験料・入学金・授業料を考えると、18歳の時点で100万円程度の学資金が受け取れる学資保険がおすすめと言えます。
子供の教育費に関する目安はあくまでも目安となり、進学する学校や習い事などによっても大きく異なります。
子供の教育費以外にも、お金の事を相談したいという方もいらっしゃるでしょう。
子供の教育資金に関する悩みを含めて、お金の相談も無料保険相談の保険見直しラボがおすすめです!
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが、お金に関する全般的な悩みに答えてくれます。
学資保険のおすすめの入るべきタイミング
学資保険に加入するべきタイミングについて迷う方も意外と多くいらっしゃいます。
おすすめの学資保険加入タイミングは出生前であり、多くの学資保険は出生140日前から加入することが出来ます。
子供が生まれた後は、検診や育児に追われてなかなか時間が取れないのが現実です。
そのため、出産前の少し落ち着いているタイミングで学資保険など子供のための保険を比較検討して加入までしておくのがおすすめです。
出産前に、学資保険だけではなく子供の病気やケガに関する保障なども併せて検討するのが良いでしょう。
また、夫婦の保険内容も合せて見直しをして最適化しておくのもおすすめします。
【迷う方向け】おすすめの無料保険相談の厳選3選
保険選びで誰かに相談したい・専門家のアドバイスが欲しいと言う方も多いでしょう。
そのような方には、保険見直しラボなどの無料の保険相談サービスをおすすめしています。
ここでは、無料の保険相談サービスについて解説します。
- 仕事などの都合で店舗の営業時間に間に合わない
- 妊娠中や小さな子供が居て遠出が難しい
- 直近にならないと予定がわからない
- 近くに店舗型の相談所がない
- 調べるのが面倒
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それでは、おすすめの保険相談をご紹介いたしましょう。
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一人一人の希望やライフプランに合わせて複数社の保険商品の中から、比較検討して最適な保険の提案をしてもらえます。
保険見直しラボ 利用者の口コミ
以前、保険ショップで相談しましたが、
提案内容に納得がいかず、ネットで他の保険相談ができるサービスを探しました。 色々な比較サイトを見てみましたが、業界歴の平均がここまで長いところはなく、ベテランに相談したいと思い、申込みすることに決めました。
結果は保障もしっかりしている上に保険料も安く大満足でした。
ご紹介された方は、以前外資系金融機関出身で、保険の知識はもちろんですが、保険以外の知識も豊富な方で今回の保険見直しだけではなく、今後ともお付き合いしたいと思っております。
出典:保険見直しラボ
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ほけんのぜんぶは、札幌、仙台、埼玉、東京、神奈川、金沢、名古屋、京都、大阪、兵庫、広島、愛媛、福岡、沖縄など26か所に拠点があり、全国どこでもFPの派遣が可能な保険代理店です。
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ほけんのぜんぶ 利用者の口コミ
よく分からなかった保険のしくみや内容が納得のいくものに 皆入っているからと、何となく加入した保険でしたが、毎月結構な額を払っていることに気付き本当に必要なのか、また、自分の加入している保険のことがいまいちよく分からないと思っていました。
そんな時にネットでほけんのぜんぶのサイトを見つけて相談してみようと利用しました。
実際に相談した方は、物腰が柔らかく、FPの方も経験豊富な感じで、分からないことにも丁寧に説明していただき、やっと保険のことが理解した気持ちになりました。
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もっと早く知っていたら良かったと思います。
保険相談ニアエル|保険相談窓口を紹介してくれる
保険相談ニアエルは保険代理店ではなく、保険代理店と保険の相談をしたいお客様をつなげるサービス(ポータルサイト)を提供している会社です。
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まず、当日の保険相談が対応しているところです。
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店舗ごとの評判を確認でき、接客態度はどうだったのかやお客様の声についても見ることができます。
保険相談ニアエル 利用者の口コミ
今まで気持ち程度の医療保険にあまり考えずに入っていましたが、結婚して子供ができたらいろいろ考えないわけにはいかなくなりました。 でも家系的に入院したことなどなく、実感がわかなかったので保険相談ショップに行って決めました。
結婚し、家も買って今が一番お金がいるときなので今の家計を圧迫し過ぎない無理のない保険を選べたと思います。
出典:保険相談ニアエル
このように保険選びで迷われた場合は、保険相談を利用するのがおすすめです。
おすすめの無料で利用できる保険相談のランキングについて解説した記事もありますので、ぜひご覧ください。
学資保険に関するよくある質問
ここからは、学資保険に関するよくある質問を紹介します。
計画的な資金準備が出来るのが大きなメリットとなります。
投資や外貨建て保険が良いと言う意見もありますが、学資保険は子供の教育費の準備に特化した日本独特の保険です。
学資保険にしかないメリットがあります。
教育方針や活用の仕方によって選ぶ保険は異なります。
お子さんを海外留学させたいなど考えるのであれば外貨建ての保険を活用するメリットがありますが、国内の学校に通わせる予定であればデメリットも多くなります。
外貨建て保険は、保険料・保険金・解約返戻金など全て外貨での取引となり、日本円にするのには両替をしなければいけません。
為替変動によっては思っていた金額にならないと言うケースもあります。
こう言ったメリット・デメリットを踏まえて選ぶようにしましょう。
決して遅くはありませんが出来るだけ早い方が良いでしょう。
学資保険は加入できる年齢が決められています。
多くの学資保険では出生前140日から満3歳ぐらいまでとなり、長くても7歳までぐらいとなります。
これは、学資金を支払うまでに保険会社も運用してお金を増やさないといけないため、ある程度の期間は保険料を支払って貰う必要があるからです。
3歳くらいまでは選択肢も広くなりますが3歳を越えてしまうと加入できる保険が一気に少なくなりますので、出来るだけ早く加入するようにしましょう。
学資保険の保険料は生命保険料控除の対象となります。
ただし、保険期間が5年未満や学資金などの受け取りが保険料負担者本人・配偶者・親族以外となる場合は対象となりません。
祖父母が学資金を受け取ることは可能となります。
ただし、学資保険に加入できる年齢や条件をしっかりと確認する必要があります。
また、孫の教育費として贈与する場合には、贈与税が免除されるケースもありますので税金面のこともしっかりと確認する事をおすすめします。
契約者を変更すると言う方法もあります。
離婚をした際には親権の問題や養育費の問題など様々なお金に関する問題が発生します。
学資保険もその一つと言えるので、夫婦間でしっかりと話し合う必要があるでしょう。
学資保険は返戻率を考慮して選びましょう!
記事監修を務める保険のプロがおすすめする学資保険人気ランキングについて紹介しましたが如何だったでしょうか。
返戻率の高さでおすすめの学資保険は、フコク生命の「みらいのつばさ」となりますが、返戻率が上がるのは2023年4月以降の契約からとなります。
また、学資保険を選ぶ際には返戻率も重要ですが、学資金を受け取るタイミングもしっかりと確認することも重要です。
子供の進学予定に合わせて、学資保険の内容を選ぶようにしましょう。
この記事では以下のような内容を解説しました。
- 学資保険とは子供の教育費を計画的に準備するための保険
- おすすめの学資保険ランキングの紹介はこちらをチェック!
- 返戻率が最も高くなるのはフコク生命「みらいのつばさ」
- 学資保険のメリットは子供の教育費の準備だけでなく親の万が一にも備えられること
- 学資保険は途中解約をすると損をする可能性があり大きくお金を増やすことには不向き
- 学資保険を選ぶ際には返戻率重視するのがおすすめ
- 返戻率を上げるには保険料払込期間を短くして保険料も出来るだけまとめて払う
- 学資保険に加入するタイミングは出来るだけ早い方がお得で選択肢も多いと言えます
学資保険について細かく相談したいという方は、無料保険相談の保険見直しラボがおすすめと言えます。
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