個人年金保険はいろいろな種類があり、あなたに合った保険を探すのは大変ですよね。
個人年金保険とは簡単にいうと「老後に年金を受け取るための私的保険(民間の保険)」のことです。
調べていくと「貯金と比べてお得?」「一括 or 年金型」「結局どれがいい?」など疑問が生まれてきます。
本記事では保険の専門家がおすすめの個人年金保険11選を紹介するだけでなく、個人年金保険の選び方やデメリット・メリットまで紹介します。

本記事を読めば、個人年金保険の基礎知識に加えて、あなたに合った個人年金保険を見つけることができるでしょう。


代理店名 | 公式 | 取扱数 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
訪問型 保険相談 窓口 |
保険見直しラボ
![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
32社 | ●相談実績No.1の大手保険代理店 ●他社と比べ相談員の業界経験歴が長く、 保険会社の将来性も考慮した提案 ●相談員全員が32社すべての保険を扱えるので、 広く保険を比較できる ●強引な保険勧誘はしないと宣言 |
保険ライフ
![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
最大 50社 |
●最大50社から保険商品を比較できる ●保険以外にもiDeCoやNISAの相談も無料で対応 ●2000名以上のFPから相談内容に合わせて最適なFPが担当 |
|
ほけんのぜんぶ
![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
40社 以上 |
●電話・WEB相談は24時間365日受付 ●FPの資格取得率が100% ※ほけんのぜんぶから訪問する入社1年以上のプランナーが対象 ●保険以外にもお金に関するアドバイスに定評あり |
目次
個人年金保険とは


個人年金保険についてはおすすめできない、デメリットが多いと聞くと不安ですよね。
個人年金保険の役割で1つ覚えてほしいことは、「老後(セカンドライフ)の公的年金を補完するための役割を担う保険」であるということです。
以下の厚生労働省の資料をご覧ください。


実を言うと個人型年金が必要なのは、公的年金が積みあがっている人(3階部分)であり個人年金保険のみを申し込んでもあまり意味がありません。
つまり、個人型年金保険は老後 (セカンドライフ) の資金を増やすための保険ということです。




















あなたがセカンドライフを歩むためにどれだけの「資金」がいるのか判断してから個人年金保険を検討しましょう。
まず、個人年金保険の種類について解説していきます。
個人年金の種類
個人年金にも様々な種類とそれぞれの特徴があります。
個人年金の種類は主に以下の3種類になります。
それぞれの種類・特徴について、それぞれ説明していきます。
確定型
確定型とは、契約時に定められた期間(10年、15年など)、被保険者が年金が受け取れる保険のことです。
保険料受取期間中は、受取人の生死にかかわらずに年金が受け取れます。
仮に受取人が死亡した場合、遺族が年金を受け取ることができます。
有期型
有期型は、確定型の保険と似ています。
有期型は、契約時に定められた期間に年金が受け取れる部分については確定型と変わりません。
確定型と異なるのは、確定型は受取人が死亡しても年金が受け取れるのに対して、有期型は受取人が死亡すると遺族も年金を受け取れないという点です。
終身型
終身型とは、言葉の通り年金が一生涯、受取人が生存している限り年金を受け取れる保険のことです。
しかしこれは受取人が死亡した時点で年金は打ち切られるため、以後は遺族が受け取ることができません。
個人年金保険の種類をまとめます。
続いて、個人年金保険の役割について解説していきます。
個人年金保険の役割
個人年金保険とは、自ら貯蓄した資金を将来的に「年金」として受け取るための保険です。
将来の公的年金の支給額が懸念されるなか、豊かな老後を過ごすには自ら資金を貯蓄しておくことは避けて通れません。
個人年金保険は、老後の公的年金を補完するための役割を担う保険になります。
個人年金といっても、将来受け取る金額が決まっているものや、資産運用の結果で受取額が変わるものなど様々な種類があります。




















あなたが老後資金をどれだけ使うのか逆算して、個人年金保険を決めることをおすすめします。
続いて個人年金保険で最も重要なポイントである返戻率について解説します。
個人年金保険の返戻率を高める方法
個人年金保険の返戻率を高めるための方法を紹介していきます。
一つずつ詳細に解説していきます。
早めに加入する
返戻率を上げるのであれば、早めに保険に加入することが重要です。
保険の加入が若ければ若いほど返戻率が高くなります。
早めに払ったほうが、保管会社によって運用期間が長くなるのでその分還元される金額が多くなります。
早めに加入するメリットはこれだけではなく、保険料も安くなるというメリットもあります。
一括で保険料を払う
1回に支払う保険料が多くなると、返戻率を高めることができます。
具体的には、月払いと年払いがあります。
返戻率が高まる支払い方法は以下の方法になります。
月払い>年払い
このような順番になります。
なぜ1回で払う保険料が多いと、返戻率が高まるのでしょうか。
それは、これから払う予定の保険料を早めに払うと、保険会社がお金を運用する期間が長くなる、ということです。
これから払う保険料を早めに運用しておけば、その分還元されるお金も多くなります。
給付開始年齢を遅くする(据え置く)
給付開始年齢を遅くしたり据え置くことも、返戻率を上げるうえで重要です。
こちらも上記と同様、支払いが遅くなったためにその分保険会社がお金を運用する時間が長くなり、私たちに還元されるという仕組みです。
次に安心して生活していくために必要な貯蓄について解説していきます。
ゆとりある老後を過ごすのに月いくら必要なのか
個人年金は、自分で貯めたお金を老後に受け取るための保険でした。
「そもそも老後って、いくらあればいいの?」とそんな疑問をもった方に夫婦と単身で場合分けをして説明していきます。
他の記事で個人年金のシミュレーションについて詳しく紹介しているため、ぜひ一緒にご覧ください。
夫婦で暮らしている場合
以下を見てください。
以下のグラフは、総務省が統計としてまとめた無職の高齢夫婦(夫が65歳以上、妻が60歳以上)の家計収支についての資料です。


出典:総務省 家計調査報告(家計収支編) 2019年 高齢夫婦無職世帯の家計収支 p.18
上のグラフが収入、下のグラフが支出になります。
このグラフでもっとも重要なのは、年金だけで生活している夫婦は月3万円不足するというところです。
この生活が20年続くと仮定して、不足分月3万円を補うためにいくら貯蓄があるかを計算します。
3万円×12ヶ月×30年=1080万円
大まかにこのような計算になります。
もっとも、夫婦ごとにライフスタイルが違います。
例えば以下などについては各家庭によって異なりますよね。
- 住宅ローンや自動車ローンが残っているか
- 子供は実家で暮らしているのか
- 将来子供の教育費は必要なのか
など、各家庭によって金銭的な事情は異なる。
しかし、常に最悪の事態を想定して、十分な貯蓄があると安心です。
単身の場合
次は単身の場合です。
単身の場合は、統計は以下の通りになります。


出典:総務省 家計調査報告(家計収支編) 2019年 高齢夫婦無職世帯の家計収支 p.18
単身世帯での月の消費支出は、ざっと13万円となります。
こちらも月々3万円の不足と、夫婦の場合と比較して大きな違いはありません。
上記で述べたとおり、各世帯によってライフスタイルが異なります。
そのため、一概に月いくらあればよいのかは一概には言えませんが、大まかな目安にはなるでしょう。
老後に必要なお金について、各個人の必要額を詳細に知りたい方はおすすめの無料で利用できる保険相談を活用してみましょう。
個人年金保険おすすめ人気ランキング11選


保険の専門家が厳選した、おすすめの個人年金保険人気ランキング11選を紹介していきます。
以下の表では、数ある個人年金保険の中でも特におすすめできる11社の個人年金保険をまとめています。
各個人年金保険について詳細に解説しているのでぜひご覧下さい。
また、どの金融商品が自分に最適なのかプロの意見を聞きたい方は無料で利用できるおすすめの保険相談を活用しましょう。
商品名 | 種類 | 受け取り方法 | 加入できる年齢 | 保険料支払い(方法) | 保険料支払い (回数) | 付加できる特約 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マニュライフ生命 「こだわり個人年金」 | 確定年金 | 5年・10年・一括 ※受取通貨は 外貨or日本円を選択 | 18~70歳 | 口座振替 クレジットカード払 | 月払 半年払 年払 前納 | なし | 詳細はこちら |
明治安田生命 「年金かけはし」 | 確定年金 | 5年・10年・一括 | 18~55歳 | 口座振替扱い | 月払 年払 | なし | 詳細はこちら |
日本生命 「みらいのカタチ年金保険」 | 確定年金 | 5年・10年・15年・終身(保障期間付) | 7~65歳 | 口座振り込み | 月払 半年払 前納 | 保険料払込免除特約 個人年金保険料税制適格特約 | 詳細はこちら |
住友生命 「たのしみ未来」 | 確定年金 | 5年・10年・15年・一時金 | 0~75歳 | 口座振替 クレジットカード | 月払い 年払い(1回・2回) 全期前納 | 保証期間付終身年金移行特約 後継年金受取人指定特約 | 詳細はこちら |
住友生命 「たのしみグローバルⅡ」 | 確定年金 終身保険 | 5年・10年・15年 | 確定年金:0歳~90歳 終身年金:30歳~90歳 | 口座振り込み | 一時払い | 目標到達時円建年金 保険変更特約 | 詳細はこちら |
三井住友あいおい生命 「&LIFE(アンドライフ)」 | 確定年金 終身保険(10年保証付) | 5年・10年・15年 | 16歳~70歳 | 口座振替 クレジットカード | 月払 年払 半年払 | 保険料払込免除特約 | 詳細はこちら |
ソニー生命 「SOVANI (変額個人年金保険)」 | 確定年金 | 5年・10年・15年 | 20~60歳 | 口座振り込み クレジットカード払い | 月払 半年払 年払 一時払い | 利差配当付年金支払特約 | 詳細はこちら |
第一生命 「しあわせ物語」 | 確定年金 | 5年・10年・15年・終身(保障期間付) | 7~65歳 | 口座振り込み | 月払 半年払 前納 | 保険料払込免除特約 個人年金保険料税制適格特約 | 詳細はこちら |
フコク生命 「みらいプラス」 | 確定年金 | 5年・10年・一括 | 0歳~55歳 | 口座振替 クレジットカード払い 代金引換 | 月払い 半年払い 年払い | 指定代理請求特約 | 詳細はこちら |
住友生命 「たのしみワンダフル」 | 確定年金 | 5年・10年・15年・一括・ 保証付き終身 | 0歳~75歳 | 口座振替 クレジットカード払い(所定の条件を満たす場合) 振替払い | 月払い 年1回払い 年2回払い 月払 前納 一括払 | 保険契約者代理特約 被保険者代理特約 | 詳細はこちら |
JA共済 「ライフロード」 | 確定年金 | 5年・10年・15年・終身 | 18歳~85歳 | 口座振替 クレジットカード払 | 月払い1万円 年払い | 指定代理請求特約 税制適格特約 | 詳細はこちら |
マニュライフ生命「こだわり個人年金」


個人年金保険の中でも不動の人気である「こだわり個人年金」は以下のような特徴があります。
こだわり個人年金の特徴として、円建てではなく外貨建ての保険だということです。
一般的に外貨建てには為替によるリスクが付きますが、こだわり個人年金では積立利率に最適保障の1.5%があるため安心できます。
さらに、一般的には外貨建ての保険は積立額が変動する場合が多いですが、こだわり個人年金では「ドルコスト平均法」により一定額を支払う形になります。




















ドルコスト平均法は、リスクを最小限にする投資手法としてよく知られています。
他の特徴は、「契約後も家計や為替相場に合わせて柔軟に契約内容を変更できる」点が挙げられます。
このようにお悩みの方でも、こだわり個人年金であれば安心です。


以下は変更の一例になります。
解約返戻金も受け取りが可能なため、本来もらえる額より少なくはなりますが、急な出費にも対応できます。
学資保険の外貨建て保険については他の記事で詳しく紹介しているのでぜひ一緒にご覧ください。
※為替によって返戻率が大きく異なるため、シュミレーションは省略します。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | ①外貨建の年金で受け取る。 ②外貨建の年金を毎年円に換算して受け取る。 (円支払特約 C型を付加) ③年金原資を円に換算して円で年金を受け取る。 (円建年金移行特約 C型を付加) ④年金を一括して受け取る。 |
加入できる年齢 | 18~70歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替、クレジットカード払 |
保険料支払い (回数) | 月払、半年払、年払、前納 |
付加できる特約 | なし |
マニュライフ生命の個人年金保険(外貨建て)について詳しく知りたい方や、内容について相談されたい方は、以下の公式動画もチェックしつつ、こちらをご覧ください。




















外貨立てはリターンも大きいですがその分リスクも伴うため、家計の状況や将来設計にあわせて細かく相談することがおすすめです。
マニュライフ生命では完全無料で担当者に相談できるので、ぜひ利用してみてくださいね。


>>> こだわり個人年金保険(マニュライフ生命)に資料請求<<<
忙しくて相談の時間が取れない方や、相談前に一度、自分で検討したいという方は、資料請求の利用がおすすめです。
明治安田生命「年金かけはし」


老後の生活資金の準備のため明治安田生命が開発した「年金かけはし」は以下のような特徴があります。
年金のかけはしは死亡保障を見直して受取金額を多くするという取り組みが特徴の保険です。
そして、特約がないため、貯蓄性が高い保険となっています。
したがって、「リスクを最小限に抑えながら貯蓄性の個人年金保険を選びたい」という方向けになります
以下のシュミレーション結果は、30歳から加入、2万円で月払のケースになります。
年金開始年齢 | 65歳 | 払込保険料累計額 | 720万円 |
---|---|---|---|
保険料払込期間 | 30年 | 据置期間 | 5年 |
基本年金年額 | 約76.2万円 | 一括受取額 | 約751万円 |
年金受取累計額 | 約762万円 | 年金受取率 | 105.9% |
以下の図をご覧ください。


三角形の部分が、毎月支払う保険料になります。
この保険料を支払っている間に死亡すると、払込金額の相当額が死亡給付金として受け取ることができます。
真ん中の赤い部分は、据置(すえおき)期間といい、支払った保険料を受け取らずにおいておく期間のことです。
このシュミレーションの場合、60歳から支給開始までの65歳の間の5年間のことをさします。




















特約がなく、シンプルな保障内容であるため「貯蓄だけだと不安」というリスクは負いたくない方向けの個人年金保険です。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・一括 |
加入できる年齢 | 18~55歳 |
保険料支払 (方法) | 口座振替扱い |
保険料支払 (回数) | 月払、年払 |
付加できる特約 | なし |
日本生命 「みらいのカタチ年金保険」


日本生命の「みらいのカタチ年金保険」には以下のような特徴がありました。
「みらいのカタチ年金保険」の大きな特徴として、年金開始時に受け取り時期の変更ができる点です。
セカンドライフの計画に応じて5年・10年・15年の受け取り時期から選択することができます。
さらに、保険料払込免除特約をつければ、所定の3大疾病等になった場合に保険料の払込みが免除されます。




















将来の受取額が確定するため、堅実なセカンドライフを歩みたい方にオススメです。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年、10年、15年、終身(保障期間付) |
加入できる年齢 | 7~65歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振り込み |
保険料支払い (回数) | 月払 半年払 前納 |
付加できる特約 | 保険料払込免除特約・ 個人年金保険料税制適格特約 |
住友生命「たのしみ未来」


住友生命の「たのしみ未来」には以下のような特徴がありました。
たのしみ未来の大きな特徴は円建てでリスクを少なく、かつ年金原資を増加させる仕組みがあることです。
円建てて商品設計・年金受け取りをするため外貨に比べてリスクは少なくなります。
さらに、保険料払込期間中の死亡保障を既払込保険料相当額に抑えることで、保険料払込期間満了以後の年金原資などが大きくなるしくみとなっています。




















リスクを抑えて堅実に増やしていく30代や40代におすすめの保険になっています。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年・一時金 |
加入できる年齢 | 0~75歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替 クレジットカード |
保険料支払い (回数) | 月払い・年払い(1回・2回)・全期前納 |
付加できる特約 | 保証期間付終身年金移行特約・後継年金受取人指定特約 |
住友生命「たのしみグローバルⅡ」


住友生命の「たのしみグローバルⅡ」には以下のような特徴がありました。
住友生命の「たのしみグローバルⅡ」は、2018年発売の「たのしみグローバル」が改善された商品です。
最大の特徴として「増えるたのしみ」と「減らない安心」をコンセプトに基づき、以下2つのプランが選べます。
定額増加プランは、契約時に決定したの外貨・措置期間・積立利率に応じて複利で運用する安定のプランです。
一方指数連動プランは指数に応じ、分散させてある程度リスクを軽減させます。
例えば、株式市場が上昇相場であると株式の比率を増やし、下落相場だと株式の比率を下げ、債券の比率を上げるといったことです。
どちらとも外貨であるため、ある程度リスクはあるもの、契約時に目標額を設定しておくと原子が確保されます。




















一時払いで運用していくため、まとめたお金がある30代や40代にオススメです。
種類 | 確定年金 終身保険 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年 |
加入できる年齢 | 確定年金:0歳~90歳 終身年金:30歳~90歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振り込み |
保険料支払い (回数) | 一時払い |
付加できる特約 | 目標到達時円建年金保険変更特約 |
三井住友あいおい生命「&LIFE(アンドライフ)」


三井住友あいおい生命の「&LIFE(アンドライフ)」には以下のような特徴がありました。
&LIFE(アンドライフ)の大きな特徴として、セカンドライフに向けた計画的な準備ができることにあります。
個人年金保険の契約時に「いつから」「どれくらいの」年金を受け取るのかを定めることにより、計画的に準備ができます。
要件を満たせば「個人年金保険料控除」を受けることができ、税金を少なくすることができます。
さらに、医師の診査健康状態の告知が不要であることから簡単に契約が行うことができます。




















個人年金保険をどうやって受け取るのか悩んでいる方にとってオススメです。
種類 | 確定年金 終身保険(10年保証付) |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年 |
加入できる年齢 | 16歳~70歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替 クレジットカード |
保険料支払い (回数) | 月払・年払・半年払 |
付加できる特約 |
ソニー生命「SOVANI (変額個人年金保険)」


ソニー生命の「SOVANI (変額個人年金保険)」には以下のような特徴がありました。
ソニー生命の変額個人年金保険の大きな特徴はライフプランナーの丁寧なアシストがあることです。
個人年金保険はゴールが定まらずにただ貯めているだけだと損してしまう可能性があります。
そんな時、ライフプランナーの相談があればあなたのライフステージに合わせたリスクを考えてくれます。
その結果、支払いが厳しい方は「月額3000円」、リスクを取れない方は「リスクを下げたポートフォリオ」というように一人一人に合わせることができます。




















少額から個人年金保険を始められるため、20代や30代の方にとってオススメです。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年 |
加入できる年齢 | 20~60歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振り込み クレジットカード払い |
保険料支払い (回数) | 月払、半年払、年払、一時払い |
年金受取方法 | 年金形式または一括受取も可 (ただし、一括受取の場合、受取年金総額が掛金総額を下回るケース有り) |
付加できる特約 | 利差配当付年金支払特約 |
第一生命 「しあわせ物語」


第一生命の「しあわせ物語」には以下のような特徴がありました。
しあわせ物語の大きな特徴として、29歳以下は月額3000円から始められるという点です。
年金を払い始めた20代にとって、セカンドライフはまだまだ実感がわかず高い保険料を払うのには抵抗があります。
しかし、しあわせ物語では月額3000円から始め、年金額を確定させることができるためセカンドライフを考えるきっかけになります。
医師の診査や告知は一切不要なため、簡単に解約できるのもメリットと言えます。




















まだセカンドライフをイメージできていない20代や30代の方におすすめです。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年 |
加入できる年齢 | 0~74歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振り込み |
保険料支払い (回数) | 月払、年払 |
付加できる特約 | 指定代理特約 |
フコク生命「みらいプラス」


フコク生命が出している「みらいプラス」の特徴は以下のようになりました。
みらいプラスの大きな特徴は、受取期間を柔軟に対応できることです。
以下の図の通り、さまざまな受け取り方を選ぶことができます。


以上の図をまとめると、このようになります。
このように、さまざまな受け取り方ができるので、それぞれのライフスタイルに合わせることもできるのではないでしょうか。




















受け取り方にこだわりがある方におすすめといえます。
以下がシュミレーションの結果になりました。
加入年齢 | 30歳 |
---|---|
月払金額 | 2万円 |
保険料払込期間 | 30年(60歳まで) |
年金支払開始年齢 | 65歳 |
年金受取期間 | 10年(確定年金) |
基本年金金額 | 74.16万円(×10年) |
年金受取累計額 | 741.60万円 |
戻り率 | 103% |
さらに「クレジットカード払い」にも対応しているため、ポイントも同時に溜めることができますよ。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・一括 |
加入できる年齢 | 0歳~55歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替、クレジットカード払い、代金引換 |
保険料支払い (回数) | 月払い、半年払い、年払い |
付加できる特約 | 指定代理請求特約 |
住友生命「たのしみワンダフル」


住友生命が出している「たのしみワンダフル」には以下の特徴がありました。
たのしみワンダフルの大きな特徴として、月換算保険料が15,000円以上であれば適用される「たのしみランク」があるが特徴です。
この制度を適用することで、受け取れる年金額がアップできます。
さらに、保険料の払い込みが終ってから年金受け取り開始までの据置期間を設定することで年金額を増やせることや医師の診断書の告知もいりません。
この保険には、他の個人年金保険では珍しい保険契約者代理特約と被保険者代理特約がついています。
例えば、高齢によって認知機能の低下や、意識がなく意思表示ができない場合などのときに契約者に代わって手続きを行えることです。
この手続きは、住所変更や保険金額を増やしたり減らしたり、解約などさまざまな手続きが代理人ができます。
さきほどのライフロードのときと保険請求者代理制度と名称が異なるだけで、内容は同じですね。




















特約を利用したい方や、「たのしみランク」を利用したい方にオススメです。
住友生命の他の保険について、住友生命のワンアップや住友生命の学資保険があるため、気になる方は他の記事も一緒にご覧ください。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年・一括・保証付き終身 |
加入できる年齢 | 0歳~75歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替、クレジットカード払い(所定の条件を満たす場合)、振替払い |
保険料支払い (回数) | 月払い・年1回払い・年2回払い・月払・前納・一括払 |
付加できる特約 | 保険契約者代理特約、被保険者代理特約 |
JA共済「ライフロード」


JA共済が出している個人年金保険である「ライフロード」には以下のような特徴があります。
このライフロードの大きな特徴として、「クレジットカード払い」で積立できることにあります。
クレジットカードで支払うことでクレカの「ポイント」と「返戻率」の恩恵を2つ同時に得ることができます。
さらに、特約として指定代理請求特約が無料で付加可能があることや最低保証年金額が設定され元本割れは起きません。
この制度を使う例として、「仮被共済者が重度の認知症や自閉症になり、意思表示ができないことで年金が受け取れない場合に代わりに別の人が受け取りをする」などが挙げられます。




















クレジットカードと死亡保険のダブルで恩恵を受けたい方におすすめです。
返戻率のシュミレーションとしては、以下のとおりになっております。
加入年齢 | 30歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
月払金額 | 2万円 |
年金支払開始年齢 | 65歳 |
払込終了年齢 | 60歳 |
年金支払期間 | 10年 |
最低保証年金額 | 754,807円 |
種類 | 確定年金 |
受け取り方法 | 5年,10年,15年,終身 |
加入できる年齢 | 18歳~85歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替、クレジットカード払 |
保険料支払い (回数) | 月払い1万円、年払い |
付加できる特約 | 指定代理請求特約、税制適格特約 |
さきほどのライフロードのときと保険請求者代理制度と名称が異なるだけで、内容は同じですね。




















特約を利用したい方や、「たのしみランク」を利用したい方にオススメです。
住友生命の他の保険について、住友生命のワンアップや住友生命の学資保険があるため、気になる方は他の記事も一緒にご覧ください。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年・一括・保証付き終身 |
加入できる年齢 | 0歳~75歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振替、クレジットカード払い(所定の条件を満たす場合)、振替払い |
保険料支払い (回数) | 月払い・年1回払い・年2回払い・月払・前納・一括払 |
付加できる特約 | 保険契約者代理特約、被保険者代理特約 |
しあわせ物語の大きな特徴として、29歳以下は月額3000円から始められるという点です。
年金を払い始めた20代にとって、セカンドライフはまだまだ実感がわかず高い保険料を払うのには抵抗があります。
しかし、しあわせ物語では月額3000円から始め、年金額を確定させることができるためセカンドライフを考えるきっかけになります。
医師の診査や告知は一切不要なため、簡単に解約できるのもメリットと言えます。




















まだセカンドライフをイメージできていない20代や30代の方におすすめです。
種類 | 確定年金 |
---|---|
受け取り方法 | 5年・10年・15年 |
加入できる年齢 | 0~74歳 |
保険料支払い (方法) | 口座振り込み |
保険料支払い (回数) | 月払、年払 |
付加できる特約 | 指定代理特約 |









個人年金保険は必要なのか?


個人年金保険は、老後の不安を解消するために人気な金融商品の一つです。
現在、個人年金保険だけでなく、投資信託、FX、株、仮想通貨など多くの金融商品が販売されています。
そうした中で、果たしてあなたに個人年金が必要なのか、また他に合った金融商品があるんのではないかと疑問をもつ人もいるでしょう。
そこで、ここでは個人年金保険が必要なのか不要なのかを判断するため、メリット・デメリットについて解説します。
無料の保険相談を利用するのをおすすめしていますが、事前知識として知っておきましょう。
個人年金保険3つのメリット
個人年金保険には、いくつかのメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。
公的年金の不足分を補うことができる
冒頭で申し上げた通り、個人年金保険は老後の公的年金の不足分を補うことができます。
将来公的年金の支給額が懸念される状況にあり、余裕のある老後を迎えるには自ら貯蓄しなければならない状況にあります。
老後の公的年金の不足分を補うために、個人年金保険はひとつの手段となります。
負担する税金が軽くなる場合がある
個人年金保険は、老後に備えるための保険ですが、税金の負担も軽くすることができます。
個人年金保険料を払うと、個人年金保険料控除が適応されます。
その金額に応じて所得控除を受けることができます。
生命保険料控除を適応するには、サラリーマンや公務員の方などの給与所得者は年末調整が必要です。
自営業の方や年末調整に間に合わなかった方は確定申告で控除が適応されます。
11月ごろに「生命保険料控除証明書」が送られてくるので大切に保管しておきましょう。
この所得控除が適応されると、それなりの金額が還元されるはずです。
この節税できる点が特に銀行預金と比較して優れているといえるでしょう。
個人年金の確定申告に関して他の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ一緒にご覧ください。
投資が苦手な人でもお金を増やせる
個人年金保険は、誰もが簡単にお金を運用することができます。
なぜなら、支払った保険料は保険会社が運用するからです。
自分でお金を運用する必要がないので苦労することがなく、とても楽です。
個人年金保険4つのデメリット
個人年金保険をおすすめしないという声がネット上ではよく見られます。
その理由を個人年金保険のデメリットから見ていきましょう。
以下のようなデメリットが考えられます。
リスクが低い分リターンが大きくない
個人年金保険は誰もが簡単にお金を増やすことができます。
しかし、リスクが大きくない分リターンは大きくありません。
リスクとリターンは表裏一体の関係にあります。
つまり、
リスクが小さい=リターンも小さい
リスクが大きい=リターンも大きい(損失も大きい)
ということになります。
途中解約すると元本割れする
貯蓄型の保険は、基本的に途中で解約すると元本割れしてしまいます。
元本割れとは、支払った保険料よりも解約返戻金が少ない状態をさします。
資金を制約されてしまうのが困る方、長期間(約10年以上)保険料を払い続けることができないなどさまざまな理由があるかもしれません。
保険を満期まで待てずに解約してしまう方にはおすすめできません。
受け取り方によっては税金負担額が変わる
個人年金保険は、年金の受け取り方によっては税金の負担額が変わります。
これはどういうときかというと、以下の点になります
所得税と贈与税では税金の計算方法が異なり、雑所得と一時所得においても同じです。
受け取り方によって税金の負担額が大きく変わってくることもあります。
個人年金の確定申告に関して他の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ一緒にご覧ください。
流動性が高くない
繰り返しになりますが、流動性とは換金のしやすさのことをさします。
例えば、銀行預金であれば通帳もしくはキャッシュカードも銀行に持ち込めば預金からすぐにお金をおろすことができますね。
銀行預金は流動性が高いといえるでしょう。
しかし、保険の場合はどうでしょう?
満期を迎えるまでには時間がかかりますし、解約してしまえば元本割れしてしまいます。
そのため、流動性が高い(=資金の制約が大きい)ということになります。
個人年金保険が自分に必要なのかフィナンシャルプランナーの意見を聞きたい方はおすすめの保険相談を利用しましょう。
中でも保険見直しラボがおすすめです。









個人年金保険の7つの選び方


個人年金保険の選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
ここからは、個人年金保険の選び方について解説していきます。
それでは、それぞれ説明していきます。
また、どの個人年金保険があなたにあったものなのかプロの意見に頼りたい方は、おすすめの無料の保険相談を利用しましょう。
返戻率の高さ
貯蓄型の保険でもっとも重要な点は、返戻率の高さでしょう。
返戻率は以下の式で求めることが可能です。
返戻率 = 受け取る保険金の総額 ÷ 払った保険料の総額 × 100
実際に個人年金保険に100万円払い込んだ場合を考えてみると、
- 受け取った保険料が120万円なら返戻率は120%
- 受け取った保険料が90万円なら返戻率は90%
返戻率が高ければ高いほど、老後資金の貯蓄を効率的に行えることを意味します。
老後の資産のために貯蓄率を比較することは極めて重要です。
円建てなのか、外貨建てなのか
どの通貨で保険会社に資金を運用してもらうのか、この点についてもとても重要になります。
どの通貨で運用するのかによっても、結果は大きく変わってくるからです。
円建てで運用しても、日本は金利が低いため大きなリターンは見込めません。
しかし、アメリカや新興国は金利が高いため、大きなリターンを見込める国もあります。
つまり、その通貨の国の金利が高ければよい運用結果、そうでなければ悪い運用結果になることが予想できます。
保険料の支払い方法
支払方法も保険選びでは重要です。
保険料の支払いは、口座振替、代金引換、クレジットカード払いなど様々な種類があります。
特にクレジットカードで保険料を支払いたいという方は、ポイントを貯めたいという理由からくるのではないでしょうか。
保険によっては、クレジットカードで払えないものもあります。
もしそうなったときは、その保険はクレジットカードで払わなくてもお得なのかどうか、ほかに自分に合った保険はクレジットカードが使えるかなどを確認しておきましょう。
受け取り方
受け取り方についても、個人年金を選ぶうえで重要でしょう。
どのような受け取り方をするかによって、税金がかかってしまったり、返戻率が変動してしまうことがあります。
具体的にまとめると、以下の通りになります。
受け取り方によっても最終的に受け取れる金額が変わってくることがあります。
個人年金の確定申告に関して他の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ一緒にご覧ください。
運用期間
貯蓄型の保険を選ぶうえで、運用期間も大切です。
一般的に、運用期間が長ければ長いほど返戻率が高くなります。
理由としては、保険会社は私たちの支払った保険料を運用し、その収益で私たちの保険金に還元されるからです。
そのため、支払った保険料の運用期間が長ければ長いほど返戻率も高くなります。
給付開始年齢
給付開始年齢も返戻率に影響を与えます。
この給付開始年齢を遅らせれば、返戻率が高くなります。
保険料を払い終えてから給付開始年齢まで待つことを据え置きと呼びます。
この据え置きをする期間が長ければ長いほど返戻率も上がるのです。
これも上記の運用期間と同じ考え方で、お金を運用する期間が長くなる分、返戻率も高くなります。
特約をつけるかどうか
保険に入る前に、特約がどれぐらい選べるのか、どんな特約があるのかを確認しましょう。
保険は、メインとなり主契約と任意で追加できることが特約があります。
特約にはさまざまな種類がありますが、生命保険における特約の代表例をいくつか例をあげてみます。
など
その他、生命保険会社によっては独自の特約もある。
主契約は必ず必要で、これがなければ保険は成立しません。


一方で特約はオプションのようなもので、契約するかしないかはご自身で決めることができます。
生命保険において特約は、できるだけつけないことをおすすめします。
なぜなら、特約は月々の保険料が高くなってしまうケースが多いからです。
もちろん無料な特約も中にはありますので、その特約にメリットを感じるのであればつけたほうがよいです。
ですが、特約は主契約の機能を低下させ、保険料も高めてしまう可能性があります。
どうしても特約を付けたいのであれば、特約の代わりとして他の保険にはいることをおすすめします。
個人年金保険がおすすめな人とおすすめできない人とは?


続いて個人年金保険をおすすめできる人とそうでない人の特徴について解説します。
個人年金保険がおすすめな人はどんな考え方をしている人なのでしょうか。
個人年金保険を利用するかどうか迷っている方はぜひ参考にしましょう。
個人年金保険がおすすめな人
個人年金保険に入るべき人、おすすめする人はこんな人です。
一つずつ確認していきましょう。
貯蓄が苦手な人
貯蓄が苦手な人は、個人年金保険は向いているかもしれません。
なぜなら、保険料は預金やクレジットカードから自動的に支払われるからです。
解約しない限り自動的に保険料が支払われるので、自分ではお金を貯めることが苦手な方にはおすすめです。
老後資金を貯蓄しながらも節税したい人
老後資金を貯蓄しながら節税したい人にも向いています。
個人年金の保険料を支払うと、支払った保険料分だけ所得控除によって税負担が軽くなります。
イメージとしては、以下のようになります。


銀行預金と利率を同じと考えると、個人年金保険は節税ができる点において銀行預金よりも優れている金融商品といえるでしょう。
個人年金保険以外にも、iDeCoでも老後資金を貯蓄しながら節税が可能です。
iDeCoとはなにか、iDeCo節税についてなどを知りたい方は他の記事も参考にしてみてください。
リスクをとって投資をしたくない人
株とかFXって危なそうだし、やりたくない
このように、リスクをとって投資をしたくない人にも個人年金保険は向いているでしょう。
株やFXは価格変動リスクが大きく、素人が手を出すと大きく損をしてしまうことがあります。
しかし、個人年金保険はそのようなことはありません。
保険会社が投資をするのに最も安全な国債を運用することによって収益を出しています。
保険会社が運用した、この国債の収益によって我々の返戻金に還元される形になります。
個人年金保険がおすすめできない人
個人年金保険に入らないほうがいい人やおすすめできない人、不要な人はこんな方です。
リスクをとって大きくお金を増やしたい方
投資したお金を大きく増やしたいのであれば、個人年金保険はおすすめできません。
なぜなら、近年は低金利によって国債の利率が最低金利(0.05%)だからです。
そのため、国債を主な運用収益としている保険会社も大きな収益をあげることができていません。
現在の生活に余裕がない方
現在の生活に金銭的な余裕がない方は、保険に加入することをおすすめしません。
金銭的な余裕がないまま保険に加入すると、生活費を圧迫してしまいます。
その生活が続いてしまうと、その生活に我慢できなくなって途中で解約してしまうかもしれません。
途中解約は、元本割れしてしまいます。
つまり、払い損になるということです。
資金の制約をされたくない人
金融商品のなかでも特に、保険に関しては流動性が低いです。
いや、流動性ってなに?
そもそも流動性とはなんでしょうか?
流動性とは簡単に、換金のしやすさのことです。
流動性が高いものとして、銀行預金があげられます。
銀行預金は、通帳を銀行に持っていけばすぐに預金を現金にできますね。
しかし、保険についてはどうでしょうか?
保険を解約しなければ現金にはなりませんし、しかも元本割れしてしまいます。
保険の満期を迎えるにしても時間がかかります。
ということで、保険は流動性が低い(資金の使い道を制約される)金融商品ということになります。
資金を制約されてしまうので、自分のお金を縛られずに自由に使いたいという方にはおすすめできません。
個人年金保険の注意点


個人年金保険への加入を検討する際に注意点が気になる方もいるでしょう。
ここからは、個人年金保険の注意点を解説します。
以下で詳細に解説していきます。
解約返戻率が100%以下(元本割れ)になる可能性が高い
貯蓄型の保険は、途中解約をすると元本割れする可能性が高いです。
出来るだけ解約しないのが得策だと思います。
しかし、それでも解約したいのであれば必ず理由を明確にしましょう。
なぜ解約するのか?
解約する目的を明確にしてから解約しましょう。
解約したら、その目的をもとにして今後の生活に生かしていくことが大事です。
具体的には、解約返戻金を必ず学費に充てる、返戻率が満足できない場合はもう少しリスクをとって投資するといった理由でしょうか。
ただなんとなく、やみくもに解約してしまうのは損をするだけですのでおすすめしません。
外貨建ての場合、為替動向の確認をする
加入した保険が外貨建ての保険でしたら、必ず解約する前に為替の動向を確認をしましょう。
なぜなら、円安なのか円高なのかによって、解約返戻率が変わってくるからです。
例えば、3万ドルを受け取るときに1ドル=100円と90円とでは受け取れる金額が大きく変わってくるのです。
計算してみます。
30,000ドルを受け取るときの為替相場の変動による返戻率の変動を計算。
1ドル100円の場合
30,000ドル×100円=300万円
1ドル90円の場合
30,000ドル×90円=270万円
この場合の為替相場が5円違うと15万円、10円違うと30万円と金額が変わってくることになります。
外貨建ての保険の場合は、きちんと為替相場を必ず確認したうえで解約するタイミングかどうかを判断してください。
予定利率は何%の保険なのかを確認する
解約する前に、どれぐらいの予定利率なのかを確認しましょう。
景気の良い時代(30年ほど前)に加入した保険は、予定利率が高いことから解約返戻金も高くなっているのです。
以下の表をご覧ください。
契約日 | 保険期間 | ||
---|---|---|---|
10年未満 | 10〜20年 | 20年超 | |
~昭和27年3月 | 3.00% | 3.00% | 3.00% |
昭和27年4月~昭和51年3月 | 4.00% | 4.00% | 4.00% |
昭和51年4月~昭和56年3月 | 5.50% | 5.50% | 5.00% |
昭和56年4月~昭和60年3月 | 6.00% | 5.50% | 5.00% |
昭和60年4月~平成2年3月 | 6.25% | 6.00% | 5.50% |
平成2年4月~平成5年3月 | 5.75% | 5.50% | 5.50% |
平成5年4月~平成6年4月 | 4.75% | 4.75% | 4.75% |
平成6年4月~平成8年3月 | 3.75% | 3.75% | 3.75% |
平成8年4月~平成11年4月 | 2.75% | 2.75% | 2.75% |
平成11年4月~平成13年3月 | 2.00% | 2.00% | 2.00% |
平成13年4月~平成25年3月 | 1.00%〜1.50% | ||
平成25年4月~ | 1.00% |
平成元年の近い年に加入された方の予定利率はとても高く設定されていますね。
少なくとも2000年あたりまでは今の金利と比較すると高い水準にあるといえるでしょう。
上記のような金利が高い時代に加入し、予定利率が高い保険を「お宝保険」といわれています。
お宝保険を解約するのは、この金利が低い時代において非常に損をすることになります。
そうならないよう、昔に加入した保険は解約せずにまずは予定利率を確認しましょう。









個人年金保険以外のおすすめ保険・金融商品


個人年金以外でおすすめの金融商品がないか気になりますよね。
そんな方のために、個人年金保険の代わりになりそうな金融商品をいくつかピックアップします。
それぞれ見ていきます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)


個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、老後の資金を自分で運用する年金制度のことです。
このiDeCoは、任意加入の保険になります。
iDeCoも、保険料を支払った分だけ所得を控除することが出来ます。(小規模企業共済等掛け金控除)
このiDeCoですが、個人年金保険やNISAや積み立てNISAと異なり、控除額の上限がありません。
そのため、所得が多い方には特におすすめできます。
なぜなら、所得が多い方は多くの金額を投資に回すことができるからです。
iDeCoに投資すればするほど所得控除する金額が大きくなるので、節税効果が大きいです。
しかし、個人年金保険と異なり、自分ですべて金融商品を選び運用しなければならないため、投資が苦手な人やリスクをとりたくない方にはおすすめできません。
個人年金保険とiDeCoどちらがおすすめかについて、他の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ一緒にご覧ください。
NISA・つみたてNISA
NISAも老後の資金を運用するにはとてもよい金融商品になります。
通常、株や投資信託を投資し、売却して値上がり益や売却益、配当などの利益に対して約20%の税金がかかります。
しかし、NISAを利用すれば、税金が非課税に(税金がかからなく)なります。
このNISAとつみたてNISAの違いですが、NISAは5年間が非課税で、つみたてNISAは10年間非課税になります。
年間の非課税枠も異なり、NISAでは1年間の非課税枠が120万円に対して、積み立てNISAでは年間40万円になります。
それぞれの所得にあった選び方をするとよいでしょう。
つみたてNISAのおすすめ、NISAとつみたてNISAの違いについて気になる方は他の記事で詳しく紹介しているため、一緒にご覧ください。
日本国債
日本の国債も、個人年金保険の代わりになりそうです。
日本の国債は、今でさえ金利は0.05%(最低保証金利)と、昔と比較してとても低い金利となっています。
しかし、この0.05%という金利は現在の銀行預金よりも高い金利なのです。
しかも、日本の国債に関しては、満期まで保有すると100%元本が保証されるのでノーリスクと言えるでしょう。


そのため、リスクをとって投資をしたくない、もしくは投資は難しくてわからないという方でも満期まで保有すれば、現在の銀行預金よりもお金を増やすことができるのです。
詳しくは、財務省の個人向けの国債のページをご覧ください。
【保険選びに迷う方】おすすめの無料保険相談3選


保険選びで誰かに相談したい・専門家のアドバイスが欲しいと言う方も多いでしょう。
そのような方には、保険見直しラボなどの無料の保険相談サービスをおすすめしています。
ここからは、記事監修を務める保険のプロもおすすめの無料保険相談サービスを紹介します。
- 仕事などの都合で店舗の営業時間に間に合わない
- 妊娠中や小さな子供が居て遠出が難しい
- 直近にならないと予定がわからない
- 近くに店舗型の相談所がない
- 調べるのが面倒
それでは、おすすめの保険相談をご紹介いたしましょう。
保険見直しラボ|全国どこでも訪問相談が可能









保険相談の中でも、利用者の口コミが最も良いのが保険見直しラボです。
保険見直しラボは、全国に約70拠点展開している国内最大級の訪問型保険代理店です。
平均業界歴12年以上のベテランファイナンシャルプランナーが来てくれます。
取扱保険会社数は36社と、保険を広く比較するには十分の量です。
他社にはない保険見直しラボの特徴は、会社として強引な保険勧誘をしないと宣言をしていることです。
相談だけしたいのに保険加入を勧められそうで怖いという方こそ利用してみてください。
保険代理店では定番のプレゼントキャンペーンですが、保険見直しラボでは以下のプレゼントがもらえます。


【保険見直しラボの無料相談の流れ】
保険見直しラボの公式サイトから保険相談の予約をします。
保険見直しラボは、自宅、勤務先など都合の良い場所まで相談員が来てくれます。
保険の見直しに関するアドバイスはもちろん、加入を検討している保険の診断もしてくれます。
保険に関する知識がない方でも、保険の基礎からしっかり話してくれるので安心です。
一人一人の希望やライフプランに合わせて複数社の保険商品の中から、比較検討して最適な保険の提案をしてもらえます。
以前、保険ショップで相談しましたが、提案内容に納得がいかず、ネットで他の保険相談ができるサービスを探しました。 色々な比較サイトを見てみましたが、業界歴の平均がここまで長いところはなく、ベテランに相談したいと思い、申込みすることに決めました。 結果は保障もしっかりしている上に保険料も安く大満足でした。 ご紹介された方は、以前外資系金融機関出身で、保険の知識はもちろんですが、保険以外の知識も豊富な方で今回の保険見直しだけではなく、今後ともお付き合いしたいと思っております。
出典:保険見直しラボ









保険ライフ|保険相談+iDeCo・NISAなどの相談



保険ライフは、お客様満足度95%・相談件数10万件以上と非常に人気で実績のある無料保険相談です。
保険ライフの最大の特徴としては、最大50社の保険会社から比較検討出来る事です。
またマネーセミナーの講師陣も全国に多く在籍しており、保険以外の資産運用(老後資金・教育資金)の相談も 無料で対応してくれます。
保険ライフでは不満があれば、担当者を変更できる「ストップコール制度」もありますのでぜひ活用しましょう。
保険ライフのキャンペーンで、保険相談すると全員に1,000円分の電子ギフト(スターバックス・ドトール・ミスタードーナッツ・大手コンビニ・ウーバーイーツ等で使用可能)がもらえます。
無料で利用でき、今ならプレゼントも貰えるので、ぜひ保険ライフで保険相談してみましょう。


保険ライフの無料相談は、以下の通りで約1分ほどで完了します。
保険ライフのWEBフォームから保険相談の予約をします。
保険ライフのスタッフが、WEBフォーム上での記入していた内容から最適なFPをマッチングしてくれます。
保険ライフのFPは、2,000名以上在籍しており、相談満足度も95%と非常に高評価です。
金融知識が豊富で保険選びで実績のあるFPがあなたの悩みを解決してくれます。
自宅やカフェ、オンラインと好きな場所で保険相談することが可能です。
保険だけでなく、お金に関する将来の不安なども相談できるので積極的に相談しましょう。
料金 | 無料 |
---|---|
店舗数 | 20店舗 |
取り扱う保険の種類 | 生命保険、医療保険、がん保険、学資保険 個人年金保険、自動車保険、火災保険、地震保険など |
取り扱い保険会社数 | 50社以上 |
受付時間 | 24時間・365日 |
オンライン相談 | 可能 |
保険は難しいので、オンライン相談だと理解できるか不安でした。 しかし、担当の方は保険の仕組みからわかりやすい説明をしていただきました。 自分たちに本当に必要な保障や、求めている商品を押し売りされることなく、自分で選択することができました。
出典:保険ライフ
保険は難しいので、オンライン相談だと理解できるか不安でした。イチから丁寧にお話してくださり、とてもわかりやすかったです。 不安に思うことがないほど、十分な説明や提案が安心して相談できました。 第一印象や接客態度もとても良かったです。
出典:保険ライフ



ほけんのぜんぶ|FP資格取得率100%


ほけんのぜんぶは、札幌、仙台、埼玉、東京、神奈川、金沢、名古屋、京都、大阪、兵庫、広島、愛媛、福岡、沖縄など26か所に拠点があり、全国どこでもFPの派遣が可能な保険代理店です。
ほけんのぜんぶの最大の特徴として、在籍している相談員の100%が国家資格であるFPの資格を所持しているという点です。
ほけんのぜんぶは比較的新しいサービスなので、口コミや実績は保険見直しラボには及びませんが、お金に関する相談には定評があります。
ほけんのぜんぶでは以下のプレゼントがもらえます。


ほけんのぜんぶ 利用者の口コミ
よく分からなかった保険のしくみや内容が納得のいくものに
皆入っているからと、何となく加入した保険でしたが、毎月結構な額を払っていることに気付き本当に必要なのか、また、自分の加入している保険のことがいまいちよく分からないと思っていました。
そんな時にネットでほけんのぜんぶのサイトを見つけて相談してみようと利用しました。
実際に相談した方は、物腰が柔らかく、FPの方も経験豊富な感じで、分からないことにも丁寧に説明していただき、やっと保険のことが理解した気持ちになりました。
結果、今後のことを考えて別の保険の方がいいかもと思い、紹介していただいたプランに加入しました。大満足です。
もっと早く知っていたら良かったと思います。
保険の専門家が厳選した無料の保険相談についてご紹介しました。
無料の保険相談について、より詳細に解説した記事もあるのでぜひ確認してみましょう。









年金保険おすすめによくある質問
- 年金保険は加入した方が良い?
- 老後資金を準備することを考えるなら加入することをおすすめします。
- 年金保険の受取は一括と年金どっちがおすすめ?
- 税金や資金計画のことを考えると年金形式で受け取る方がおすすめです。
- 年金保険は元本割れをしないの?
- 途中解約をしない限り元本割れをする可能性は低いです。
- 年金保険以外に老後資金を準備する方法は?
- つみたてNISAなどがおすすめとなりますが、個人年金保険と比べると投資なのでリスクはあります。
- 年金保険をおすすめする理由は?
- 契約時に受け取る金額が決まっていることから、堅実な資産運用ができることがおすすめポイントです。
- 年金保険と貯蓄ならどっちがおすすめ?
- 銀行預金よりも年金保険の方が積立利率は高くなるため年金保険の方がおすすめです。
おすすめの個人年金保険を利用して生活の不安を解消しよう
近年は、公的年金の支給額が年々減少していく傾向が見られます。
そのため、余裕のある老後を過ごすには、それぞれ各自で老後の資金を貯蓄しなければなりません。
個人年金はそのためのひとつの手段となります。
ランキング形式で紹介していきましたが、今回紹介した保険以外にも数多くの個人年金保険があります。
また、シュミレーションも限られた条件のみの紹介ですので、さまざまな保険で自分の条件に合ったシュミレーションもしてみることもおすすめします。
他の記事で個人年金のシミュレーションについて詳しく紹介しているため、一緒にご覧ください。