ソニー生命は、貯蓄性に優れている変額保険を数多く取り扱う保険会社です。
変額保険は運用成績が良ければ、契約者側が大きな利益を得られる商品となっています。
そこで本記事では、ソニー生命の変額保険である「終身型」「定期型」「有期型」「変額個人年金保険」の4商品をピックアップして特徴を解説します。
さらに実績のあるおすすめの保険相談窓口についても記事の中で紹介しています。
保険選びで失敗しないためにも、ソニー生命の保険への加入を検討している方は確認していきましょう。

- 変額保険は、積極的に国内・海外経済市場(国・企業)へ投資し資産運用を重視する商品
- 運用実績が良ければ契約者側は大きな利益を得ることができる
- しかし、運用実績が悪いと大きな損失が出て、元本割れを起こしてしまうのがデメリット
- ソニー生命には4つの変額保険があり、それぞれに特徴も違えば活用方法も異なる
- 変額保険は、仕組みが複雑なものもあるので、保険見直しラボなどで無料保険相談するのがおすすめ
- 保険のプロがあなたに適した保険を提案してくれます!
保険見直しラボは相談料無料で相談することができます。
保険を選ぶ時だけでなく、変額保険の「こんなことがわからない」など、保険に関することであればなんでも相談しても大丈夫です。
代理店名 | 公式 | 取扱数 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|
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32社 | ●相談実績No.1の大手保険代理店 ●他社と比べ相談員の業界経験歴が長く、保険会社の将来性も考慮した提案 ●相談員全員が32社すべての保険を扱えるので、広く保険を比較できる ●強引な保険勧誘はしないと宣言 |
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目次
変額保険の基本とおすすめ商品!
まずは、ソニー生命の変額保険の特徴について教えて下さい。
そもそも変額保険とは?
変額保険とは、積極的に国内・海外経済市場(国・企業)へ投資し資産運用を重視する商品です。
ソニー生命では【終身保険】・【定期保険】・【養老保険】・【個人年金保険】で変額保険を扱っています。
この変額保険は投資運用のため、保険料を払い込んでも定額タイプのように積み立てたお金が堅実に増えるわけではありません。
また、国内外の経済動向や為替相場に大きく影響されます。
そのため、運用実績が良ければ契約者側は大きな利益を得ることができ、運用実績が悪いと大きな損失を出して元本割れ(払い込んだ保険料より受け取るお金が少ない)を起こす事態になります。
変額保険は、ハイリスク・ハイリターンな商品として非常に慎重な運用を行う必要があります。
変額商品の特別勘定
変額保険はハイリスク・ハイリターンな商品であることは、取り扱う保険会社は熟知しており、いろいろな【特別勘定】を用意し資産を分散させてリスク軽減が図られています。
この特別勘定とは、ソニー生命側が他の勘定と分けて管理・運用する勘定を指します。
つまり、他の保険商品の保障継続のため払い込まれた積立金とは別に特別勘定部分が資産運用されます。
ソニー生命が取り扱う変額保険の特別勘定は、国内外の株式・債権の8種類が用意されています。
契約の際は、次の特別勘定の1つまたは複数を選択します。
特別勘定 | 内容 |
---|---|
株式型 | ベンチマーク(指標)は日経平均株価。上場投資信託へ投資して、株式市場との連動性を確保。 |
日本成長株式型 | ベンチマーク(指標)はTOPIX。追加型株式投資信託(いつでも購入可能)へ投資して、投資信託財産の長期的な成長が目的。 |
世界コア株式型 | ベンチマーク(指標)はMSCIワールド・インデックス。国内外の株式等へ投資することで、ベンチマークを上回る投資成果が目的。 |
世界株式型 | ベンチマーク(指標)はMSCIワールド・インデックス。有力なブランドを有する企業へ着目、世界各国の株式に分散投資を行い、運用成果の獲得を目指す。 |
債券型 | 円貨建債券を中心に運用し、中長期的で安定した利回りの確保を目的。 |
世界債券型 | ベンチマーク(指標)はFTSE世界国債インデックス。経済環境が良い国に投資し、運用成果の獲得を目指す。 |
総合型 | 円貨建債券ポートフォリオ(債券の組み合わせの意)から安定した利息収入を確保し、期待収益率が高いと判断される資産へ積極的に資産配分。 |
短期金融市場型 | ベンチマークは短期金利(無担保コール翌日物等)。短期債券・短期金融商品中心に投資を行い、運用利回りの確保を目標。 |
変額保険4商品の概要を紹介!
こちらでは、ソニー生命の取り扱う変額保険4商品の概要を説明します。
終身保険:変額保険(終身型)
死亡・高度障害保険金額そして解約返戻金額が、投資・運用実績で増減する終身保険(死亡保険)です。
定期保険:変額保険(定期型)
保険期間が定められ、その期間の投資・運用で、死亡・高度障害保険金額そして解約返戻金額が増減する定期保険(死亡保険)です。
養老保険:変額保険(有期型)
保険期間が定められ、その期間の投資・運用で、死亡保険金額・満期保険金額・解約返戻金額が増減する養老保険です。
変額個人年金保険
国内外の経済市場へ投資することで、大きな利益を目指す個人年金保険です。
次章以降では、この変額保険4商品の保険内容や受取金額をシミュレーションして解説していきます。
終身保険「変額保険(終身型)」
出来れば、中途解約して多額の返戻金額を受け取れればうれしいです。
そこで、ソニー生命「変額保険(終身型)」の特徴を詳しく教えて欲しいです。
「変額保険(終身型)」とは?
被保険者が死亡・高度障害状態となった時、受取人へ保険金が下りる死亡保険です。
変額保険なので積極的な投資運用が行われ、この運用実績に応じて、死亡・高度障害保険金額そして解約返戻金額が増減します。
ただし取扱い方法は、積極的な投資運用だけではなく、積立機能を重視した【オプションA】、保障機能を重視した【オプションB】が用意されています。
「変額保険(終身型)」の契約内容は次の通りです。
- 契約可能年齢:0歳~85歳
- 保険料払込回数:年払・半年払・月払
- 保険料払込経路:口座振替・指定口座振込
- 基本保険金額:200万円~7億円
「変額保険(終身型)」の保険内容を紹介!
こちらでは「変額保険(終身型)」の保障内容と取扱い方法を説明します。
変額保険(終身型)の保障内容
基本保障が非常にシンプルです。
なお、不慮の事故で事故日から180日以内に被保険者が所定の身体障害状態となった場合、以後の保険料は不要となります。
【死亡・高度障害保険金】
被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に備え、200万円~7億円まで設定可能です。
変額保険(終身型)の取扱い方法
リスク軽減のため、取扱い方法の異なる【オプションA】【オプションB】が用意されています。
①オプションA
積立機能を重視した取扱い方法であり、特別勘定の資産の運用実績が3.0%を超えた場合、オプションBよりも積立金額が大きくなります。
なお、オプションAでの契約後はオプションBに変更ができません。
オプションAは運用実績に応じて変動保険金額が毎日増減します。
また運用の現状、払い込む保険料負担を考慮し、年2回まで変動保険金額を減額できます。
②オプションB
保障機能を重視した取扱い方法であり、特別勘定の資産の運用実績が同一の場合、原則としてオプションAよりも積立金額が同等またはそれ以上となります。
なお、契約後はオプションAに変更可能です。
オプションBは運用実績に応じて変動保険金額が毎月1日に増減しますが、月内は一定です。
「変額保険(終身型)」の受取金額をシミュレーション
こちらでは事例をあげて、保険料累計額・保険金額・解約返戻金額の推移をシミュレーションしてみましょう。
(例)基本保険金額1,000万円の場合
- 契約年齢:35歳男性
- 保険料払込期間:60歳まで
- 月払保険料:26,690円
運用実績0%の場合:「オプションA」「オプションB」共通
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
5年(40歳) | 160万円 | 81万円 | 約50.6% | 1,000万円 |
10年(45歳) | 320万円 | 194万円 | 約60.6% | 1,000万円 |
20年(55歳) | 640万円 | 382万円 | 約59.6% | 1,000万円 |
30年(65歳) | 800万円 | 406万円 | 約50.7% | 1,000万円 |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
運用実績0%では、たとえ中途解約しても、とても大きな利益は得られないことがわかります。
運用実績6.0%の場合
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
5年(40歳) | 160万円 | A:97万円
B:97万円 |
A:約60.6%
B:約60.6% |
A:1,008万円
B:1,025万円 |
10年(45歳) | 320万円 | A:265万円
B:264万円 |
A:約82.8%
B:約82.5% |
A:1,038万円
B:1,102万円 |
20年(55歳) | 640万円 | A:730万円
B:722万円 |
A:約114.6%
B:約112.8% |
A:1,206万円
B:1,424万円 |
30年(65歳) | 800万円 | A:1,372万円
B:1,325万円 |
A:約171.5%
B:約165.6% |
A:1,627万円
B:1,985万円 |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
運用実績6.0%ともなると、オプションA・オプションBの利点が大きくなります。
表のように解約返戻金額・返戻率ではオプションAが有利となり、保険金額はオプションBが有利となります。
結局、保険の相談は誰にすればいいの?
保険の相談をする方法は大きく分けて2つあります。
加入したい会社やプランが決まっている方は、保険会社の営業マンに直接相談するのが良いでしょう。
しかし、まだ検討段階だったり一つの商品に決めていない方は、ファイナンシャルプランナーと一緒に比較しながら相談できる保険相談サービスがおすすめです。
加入を決めてなくても、自社商品を一番よく知っている営業マンに聞くのが良いかと思われがちですが、商品のデメリットについては詳しく説明されないこともあります。
中立な立場で提案してくれるというのも保険見直しラボなど保険相談窓口を利用するメリットの一つです。
それでは、保険代理店を利用するメリットをもう少し詳しく見ていきましょう。
- FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
- 二重に保障されている部分などを見つけてもらえる
- 何度でも無料で相談できる
FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
生命保険だけでも全国に約40社の保険会社があり、それぞれの会社で10~50個の保険商品を扱っているため、最大2,000個の保険商品の中から自分に合った保険を選ぶことになります。
保険を見比べるために保険会社に足を運んでも、勿論その保険会社は他社の保険のことは紹介してくれません。
気になる会社に1社ずつ足を運ぶ手間を省いてくれるのが保険代理店です。
さらに、保険代理店ではFP(ファイナンシャルプランナー)が直接相談に乗ってくれるため、複数の保険の比較に加えて家計に関するアドバイスまでもらうことが出来ます!
一人一人に適した保険アドバイスがもらえる
膨大な数ある保険商品に複数加入している場合、二重に保障がされている、保障が抜けているなどの事態が発生していることがあります。
保険代理店はこれらの問題点を発見し、あなたにとって本当に必要なものを教えてくれます。
何度でも無料で相談可能
前述のような、保険の見直しに対して手厚いサポートをしてくれる保険代理店ですが、いくら相談しても無料なのです!
「新しい保険に入ることを考えている」「ライフステージが変わったため、保険を見直したい」などとお考えの方は、ぜひ気軽に一度保険代理店を利用してみることをおすすめします。
どの代理店を利用するか決められない場合は、納得するまでいくつかの保険代理店を利用してみるのも一つの手ですよ。
複数の保険相談代理店に行くメリットを紹介します!
保険に限らずどの業界でも同じことが言えますが、担当してもらう人の質はやはり運という部分も無きにしもあらずです。
保険に限って言えば、保険の相談を何年もしてきている人もいれば、経験の浅い新人に担当される場合もあるでしょう。
こればかりは仕方がないことでもありますので、時間が許す限り複数の代理店で相談をしてみることに損はありません。
複数の商品を知れるメリット
さらに、担当して下さる方によってあなたに勧めてくる保険が異なることは十分にあり得ます。
保険会社や保険商品は今やごまんとある時代。
同じ商品を勧めて来られるほうが稀かもしれません。
勧めて来られるからには理由があります。
あなたにとってのベストな選択肢が増えることはメリットでしかないでしょう。
長い付き合いになる保険会社と商品とのお付き合い。
損をしないためには、少なくとも2つから3つの代理店に相談をして、比較することができるとなお良いです。
おすすめ保険相談サービス
保険相談窓口がどういったサービスなのか詳しく見ていきましょう。
保険相談サービスは以下の項目に当てはまる方々にぴったり寄り添ってくれます。
- 仕事などの都合で店舗の営業時間に間に合わない
- 妊娠中や小さな子供が居て遠出が難しい
- 直近にならないと予定がわからない
- 近くに店舗型の相談所がない
- 調べるのが面倒
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それでは、ランキング形式でおすすめの代理店をご紹介いたしましょう。
1位 保険見直しラボ
保険相談の中でも、利用者の口コミが最も良いのが保険見直しラボです。
- 取扱保険会社約36社と保険を比較するには十分な量
- 経験歴の長いベテラン相談員が多数在籍しているので、保険のトレンドや保険料を抑えるノウハウを知っている
- 相談員全員がすべての保険を取り扱える(これが意外と珍しいんです…!)
保険見直しラボは、全国に約70拠点展開している国内最大級の訪問型保険代理店。
平均業界歴12年以上のベテランファイナンシャルプランナーが来てくれます!
取扱保険会社数は36社と、保険を広く比較するには十分の量です。
他社にはない保険見直しラボの特徴は、会社として強引な保険勧誘をしないと宣言をしていること。
相談だけしたいのに保険加入を勧められそうで怖いという方こそ利用してみてください。
保険代理店では定番のプレゼントキャンペーンですが、保険見直しラボでは以下のプレゼントがもらえます。
【保険見直しラボの無料相談の流れ】
保険見直しラボは、自宅、勤務先など都合の良い場所まで相談員が来てくれます。
保険の見直しに関するアドバイスはもちろん、加入を検討している保険の診断もしてくれます。
保険に関する知識がない方でも、保険の基礎からしっかり話してくれるので安心です。
一人一人の希望やライフプランに合わせて複数社の保険商品の中から、比較検討して最適な保険の提案をしてもらえます。
保険見直しラボ 利用者の口コミ
以前、保険ショップで相談しましたが、
提案内容に納得がいかず、ネットで他の保険相談ができるサービスを探しました。 色々な比較サイトを見てみましたが、業界歴の平均がここまで長いところはなく、ベテランに相談したいと思い、申込みすることに決めました。
結果は保障もしっかりしている上に保険料も安く大満足でした。
ご紹介された方は、以前外資系金融機関出身で、保険の知識はもちろんですが、保険以外の知識も豊富な方で今回の保険見直しだけではなく、今後ともお付き合いしたいと思っております。
出典:保険見直しラボ
2位 ほけんのぜんぶ
ほけんのぜんぶは、札幌、仙台、埼玉、東京、神奈川、金沢、名古屋、京都、大阪、兵庫、広島、愛媛、福岡、沖縄など26か所に拠点があり、全国どこでもFPの派遣が可能な保険代理店です。
- 全国どこでも足を運んでくれる(離島を除く)
- 41社の保険会社の商品を扱い、商品を一気に比較できる
- FPの資格取得率が100%
ほけんのぜんぶの最大の特徴として、在籍している相談員のほぼ100%が国家資格であるFPの資格を所持しているという点です。
ほけんのぜんぶは比較的新しいサービスなので、口コミや実績は保険見直しラボには及びませんが、お金に関する相談には定評があります。
ほけんのぜんぶでは以下のプレゼントがもらえます。
ほけんのぜんぶ 利用者の口コミ
よく分からなかった保険のしくみや内容が納得のいくものに 皆入っているからと、何となく加入した保険でしたが、毎月結構な額を払っていることに気付き本当に必要なのか、また、自分の加入している保険のことがいまいちよく分からないと思っていました。
そんな時にネットでほけんのぜんぶのサイトを見つけて相談してみようと利用しました。
実際に相談した方は、物腰が柔らかく、FPの方も経験豊富な感じで、分からないことにも丁寧に説明していただき、やっと保険のことが理解した気持ちになりました。
結果、今後のことを考えて別の保険の方がいいかもと思い、紹介していただいたプランに加入しました。大満足です。
もっと早く知っていたら良かったと思います。
3位 保険相談ニアエル
保険相談ニアエルは保険代理店ではなく、保険代理店と保険の相談をしたいお客様をつなげるサービス(ポータルサイト)を提供している会社です。
- 当日の保険相談にも対応
- コロナの影響でWEBオンライン相談が可能に
- 店舗ごとの評判や口コミを見ることができる
保険相談ニアエルの特徴は以上の3つ。
まず、当日の保険相談が対応しているところです。
そのため、忙しい方でも予定が急に空いたときなどに予約できるため、融通が利きますね。
WEB上でいくつかの個人情報を入力するだけで予約が可能です。
また、他の利用者のクチコミを確認できる相談窓口もそう多くないでしょう。
店舗ごとの評判を確認でき、接客態度はどうだったのかやお客様の声についても見ることができます。
このように保険で迷われた場合は、保険相談サービスの利用が便利です。
定期保険「変額保険(定期型)」
そんな、ソニー生命「変額保険(定期型)」の特徴を詳しく教えて下さい。
「変額保険(定期型)」とは?
ソニー生命の「変額保険(定期型)」は、積極的な投資運用を目的とする珍しい定期保険です。
ただし、残念ながら個人向け商品ではなく法人専用保険となります。
この法人向け保険は、法人が契約者となり生命保険会社と保険契約を締結することになります。
被保険者は、法人の役員または従業員となります。
法人契約し払い込んだ保険料は、ある程度損金へ算入でき法人税の節税に役立ちます。
また、受け取った保険金・解約返戻金は、被保険者の遺族へ【死亡退職金・弔慰金】を支払う際の財源としても活用できます。
「変額保険(定期型)」の契約内容は次の通りです。
- 契約可能年齢:15歳~74歳
- 保険料払込回数:年払・半年払・月払
- 保険料払込経路:口座振替・指定口座振込
- 基本保険金額:500万円~7億円
「変額保険(定期型)」の保険内容を紹介!
こちらでは「変額保険(定期型)」の保障内容と保険料の税務取扱い方法を説明します。
「変額保険(定期型)」の保障内容
基本保障が非常にシンプルです。
【死亡・高度障害保険金】
被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に備え、500万円~7億円まで設定可能です。
「変額保険(定期型)」の取扱い方法
法人が契約者となる以上、適切な経理処理は必要です。
こちらでは、保険料の税務取扱いをみてみましょう(保険期間・保険料払込期間が同じと仮定)。
- 契約者:法人
- 被保険者:役員・従業員
- 死亡保険金受取人:法人
(1)最高解約返戻率:50%以下→なし
(2)最高解約返戻率:50%超70%以下
項目 | 内容 |
---|---|
資産計上期間 | 保険期間の40/100相当期間経過まで |
資産計上割合 | 4/10(残額を損金算入) |
取扱期間 | 保険期間の75/100相当期間経過後~保険期間終了日まで |
※ただし、被保険者1人につき、年換算保険料相当額30万円以下の場合、最高解約返戻率50%以下と同様の扱いとなります。
(3)最高解約返戻率:70%超85%以下
項目 | 内容 |
---|---|
資産計上期間 | 保険期間の40/100相当期間経過まで |
資産計上割合 | 6/10(残額を損金算入) |
取扱期間 | 保険期間の75/100相当期間経過後~保険期間終了日まで |
(4)最高解約返戻率:85%超
項目 | 内容 |
---|---|
資産計上期間 | 最高解約返戻率となる期間終了まで |
資産計上割合 | ・1~10年目
支払保険料×最高解約返戻率×9/10 ・11年目以降 支払保険料×最高解約返戻率×7/10 |
取扱期間 | 解約返戻金相当額が最高額となる期間経過後~保険期間終了日まで |
「変額保険(定期型)」の受取金額をシミュレーション
こちらでは事例をあげて、保険料累計額・保険金額・解約返戻金額の推移をシミュレーションしてみましょう。
(例)基本保険金額2億円の場合
- 契約年齢:40歳男性
- 保険期間・保険料払込期間:99歳まで
- 月払保険料:274,400円
- 運用実績:3.0%
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
10年(50歳) | 3,292万円 | 2,678万円 | 約81.3% | 20,000万円 |
20年(60歳) | 6,585万円 | 5,909万円 | 約89.7% | 20,000万円 |
30年(70歳) | 9,878万円 | 9,616万円 | 約97.3% | 20,000万円 |
40年(80歳) | 13,171万円 | 13,422万円 | 約101.9% | 20,000万円 |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
当然ながら、運用実績の好調・不調で受け取る金額に大きな影響が出てきます。
養老保険「変額保険(有期型)」
そこで、ソニー生命「変額保険(有期型)」の特徴を詳しく教えて下さい。
「変額保険(有期型)」とは?
養老保険とは保険期間が定められ、満期となれば設定した死亡保険金と同額の満期(生存)保険金が受け取れます。
ソニー生命では変額保険の仕組みを導入し、養老保険をより資産運用に役立つ商品として販売しています。
前述した変額保険(終身型)と同様に、積極的な投資運用だけではなく、積立機能を重視した【オプションA】、保障機能を重視した【オプションB】が用意されています。
「変額保険(有期型)」の契約内容は次の通りです。
- 契約可能年齢:0歳~78歳(保険料一時払:0~70歳)
- 保険料払込回数:年払・半年払・月払・一時払
- 保険料払込経路:口座振替・指定口座振込
- 基本保険金額:100万円~7億円
「変額保険(有期型)」の保険内容を紹介!
こちらでは「変額保険(有期型)」の保障内容と取扱い方法を説明します。
変額保険(有期型)の保障内容
基本保障が非常にシンプルです。
なお、不慮の事故で事故日から180日以内に被保険者が所定の身体障害状態となった場合、以後の保険料は不要となります。
(1)死亡・高度障害保険金
被保険者が死亡または高度障害状態となった場合に備え、100万円~7億円まで設定可能です。
この死亡・高度障害保険金ならば、基本保険金額を下回ることはありません。
(2)満期保険金
被保険者が保険期間満了時生存していた場合に受け取れます。
ただし、運用実績によっては基本保険金額を下回ることがあります。
「変額保険(終身型)」の取扱い方法
リスク軽減のため、取扱い方法の異なる【オプションA】【オプションB】が用意されています。
①オプションA
積立機能を重視した取扱い方法であり、特別勘定の資産の運用実績が3.0%を超えた場合、オプションBよりも積立金額が大きくなります。
なお、オプションAでの契約後はオプションBに変更はできません。
オプションAは運用実績に応じて変動保険金額が毎日増減します。
また運用の現状、払い込む保険料負担を考慮し、年2回まで変動保険金額を減額できます。
②オプションB
保障機能を重視した取扱い方法であり、特別勘定の資産の運用実績が同一の場合、原則としてオプションAよりも積立金額が同等以上となります。
また、契約後はオプションAに変更可能です。
オプションBは運用実績に応じ、変動保険金額が毎月1日に増減しますが、月内は一定です。
「変額保険(有期型)」の受取金額をシミュレーション
こちらでは事例をあげて、保険料累計額・保険金額・解約返戻金額の推移をシミュレーションしてみましょう。
(例)基本保険金額1,000万円の場合
- 契約年齢:35歳男性
- 保険料払込期間:60歳まで
- 月払保険料:27,960円
運用実績0%の場合:「オプションA」「オプションB」共通
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
5年(40歳) | 167万円 | 123万円 | 約73.6% | 1,000万円 |
10年(45歳) | 335万円 | 270万円 | 約80.5% | 1,000万円 |
20年(55歳) | 671万円 | 538万円 | 約80.1% | 1,000万円 |
25年(60歳) | 838万円 | 675万円 | 約80.5% | 1,000万円 |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
運用実績0%ではたとえ中途解約しても、とても大きな利益は得られないことがわかります。
運用実績6.0%の場合
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 | 保険金額 |
---|---|---|---|---|
5年(40歳) | 160万円 | A:145万円
B:145万円 |
A:約90.6%
B:約90.6% |
A:1,011万円
B:1,020万円 |
10年(45歳) | 335万円 | A:368万円
B:367万円 |
A:約109.8%
B:約109.5% |
A:1,053万円
B:1,080万円 |
20年(55歳) | 671万円 | A:1,023万円
B:1,020万円 |
A:約152.4%
B:約152.0% |
A:1,288万円
B:1,328万円 |
25年(60歳) | 838万円 | A:1,529万円
B:1,522万円 |
A:約182.4%
B:約181.6% |
A:1,529万円
B:1,522万円 |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
運用実績6.0%ともなれば、被保険者が60歳時に【オプションA】・【オプションB】とも解約返戻率が180%を超えます。
しかし、何時でも、このような好結果が得られるわけでは無い点に留意しましょう。
個人年金保険「変額個人年金保険」
年金受給が開始されても老後の生活費の一部しか賄えないことでしょう。
そこで、ソニー生命「変額個人年金保険」の特徴を詳しく知りたいです。
「変額個人年金保険」とは?
個人年金保険とは、保険料を一定期間積み立て契約の際に設定した年齢の時から年金が受け取れる商品です。
公的年金は原則65歳時から受け取りますが、生命保険会社の扱う個人年金保険の場合、定められた年齢の範囲なら何歳からでも受給開始は可能です。
ソニー生命では変額保険の仕組みを導入し、個人年金保険をより資産運用に役立つ商品として販売しています。
「変額個人年金保険」の契約内容は次の通りです。
- 年金種類:確定年金(5年・10年・15年)
- 契約可能年齢:20歳~60歳(一時払の場合20歳~70歳)
- 保険料払込回数:年払・半年払・月払・一時払
- 保険料払込経路:口座振替・指定口座振込
- 基本年金額:20万円(確定年金5年:50万円)~3,000万円
「変額個人年金保険」の保険内容を紹介!
こちらでは「変額個人年金保険」の保障内容を説明します。
確定年金
受け取り期間を5年・10年・15年で設定できます。
年金額は20万円(確定年金5年:50万円)~3,000万円まで選択できます。
この確定年金とは、年金保障期間が限定された受取方法です。
しかし、被保険者の生死に関わらず年金保障期間中は年金が受け取れます。
つまり、途中で被保険者本人が亡くなっても、その法定相続人(遺族)が引き続き受け取れることになります。
保険料払込免除
被保険者が病気やケガで所定の高度障害状態になった時、不慮の事故で事故日から180日以内に被保険者が所定の身体障害状態となった場合、以後の保険料は不要となります。
「変額個人年金保険」の受取金額をシミュレーション
こちらでは「変額個人年金保険」の受取年金額・受取率の推移をシミュレーションしてみます。
(例)10年確定年金の場合
- 契約年齢:35歳男性
- 保険料払込期間・受取開始年齢:60歳
- 月払保険料:20,550円
- 基準年金額:100万円
- 運用実績:3.5%
解約返戻金の場合
経過年数(年齢) | 払込保険料累計額 | 解約返戻金額 | 解約返戻金率 |
---|---|---|---|
3年(38歳) | 73万円 | 61万円 | 約83.5% |
5年(40歳) | 123万円 | 114万円 | 約92.6% |
15年(50歳) | 369万円 | 431万円 | 約116.8% |
25年(60歳) | 616万円 | 869万円 | 約141.0% |
(単位:万円未満は単数切り捨て)
運用実績が3.5%もあれば、解約返戻率が140%を超えるケースも期待できます。
10年確定年金の場合(込保険料累計額615万円)
受取回数 | 年金額・受取率(%) |
---|---|
第1回目 | 100万円 |
第2回目~第9回目 | 800万円 |
第10回目 | 100万円 |
総額 | 1,000万円 |
受取率 | 162.6% |
運用実績3.5%なら毎年100万円が受け取れ、総額1,000万円・受取率は162.6%となります。
ただし、運用実績が悪ければ、ご自分の予想をはるかに下回る年金額となる点へ注意が必要です。
ソニー生命の変額保険の注意点
そこで、申込を検討しているのですが、変額保険へ申し込む前に気を付けるべき点などあるのでしょうか。
為替相場や経済市場の状況をよくみる
変額保険の特別勘定は、国内のみならず海外の株式・債券等で運用されていきます。
そのため、為替変動や経済市場の変化を良く観察する必要があります。
良く観察すると言うのは、単に日本や世界の国々が好景気か不景気かで判断するだけにとどまりません。
世界的な天災・環境破壊・戦争・大規模テロでも、経済市場は大きく混乱する事態が考えられます。
最近で言うならば、「新型感染症」の世界的大流行があげられるでしょう。
この感染症の影響で世界全体で死者は100万人にせまり(アメリカでは20万人を突破)、インドや南米で感染が急拡大し、終息しつつあるとみられていたヨーロッパでも感染が再び拡大するなど大混乱が続いています。
このような世界的パニックの中で、『変額保険へ加入する利点があるのか』、今一度よく考えて申込を検討しましょう。
特別勘定の控除額・信託報酬をよくみる
変額保険へ加入する前には前述したリスクの他、運用することになる各特別勘定から控除される金額、信託報酬(いわゆる特別勘定運営費用)の存在も十分考慮しなければいけません。
各特別勘定から控除される金額
この控除額は毎年一定ではなく、毎年変動することになります。
2019年度の控除額を見てみましょう。
特別勘定 | 割合 |
---|---|
株式型 | 0.0381% |
日本成長株式型 | 0.0199% |
世界コア株式型 | 0.0199% |
世界株式型 | 0.5469% |
債券型 | 0.0199% |
世界債券型 | 0.0262% |
総合型 | 0.0272% |
短期金融市場型 | 0.0199% |
信託報酬
投資信託の場合は信託報酬が更に控除されます。
2020年3月末現在の信託報酬(年率・税込)は次の通りです。
(1)株式型
- 日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント株式会社):0.264%以内
- iシェアーズ・コア日経225ETF(ブラックロック・ジャパン株式会社):0.1155%
(2)日本成長株式型
- フェデリティ・日本成長株・ファンドVA3連絡機関投資家専用(フェデリティ投信株式会社):0.968%
(3)世界コア株式型
- ワールドエクイティ・ファンドVL連絡機関投資家専用(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社):0.22%
(4)総合型
- 日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント株式会社):0.264%以内
- iシェアーズ・コア日経225ETF(ブラックロック・ジャパン株式会社):0.1155%
保険代理店を味方につければ保険選びは簡単になる
保険の加入や見直しには保険代理店の利用が必須と言っても過言ではありません。
将来の安心を買う保険だからこそ、少し時間をかけてでも今丁寧に選ばないといけないのです。
なぜ保険代理店を使ったほうがいいの?
保険に入りたいなら直接保険会社に行けばいいのに、なぜ保険代理店が存在し、利用する人が増えているのでしょうか。
- FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
- 保障の抜け漏れを発見してもらえる
- 何度でも無料で相談可能できる
- 資料請求や保障内容の比較を自分でやらなくていいから時間の節約になる
FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
生命保険だけでも全国に約40社の保険会社があり、それぞれの会社に10~50個の保険商品を扱っているため、最大2,000個の保険商品の中から自分に合った保険を選ぶことになります。
保険を見比べるために保険会社に足を運んでも、勿論その保険会社は他社の保険のことは紹介してくれません。
気になる会社に1社ずつ足を運ぶ手間を省いてくれるのが保険代理店なのです。
さらに、保険代理店ではFP(ファイナンシャルプランナー)が直接相談に乗ってくれるため、複数の保険の比較に加えて家計に関するアドバイスまでもらうことが出来ます!
保障内容が希望にしっかり沿っているか、同じ内容でもっと負担金の少ない保険はないかなど、保険会社ではなかなかしにくい相談も可能です。
一人一人に適した保険アドバイスがもらえる
膨大な数ある保険商品に複数加入する場合、二重の保障がされている、保障が抜けてしまっているなどの事態が発生していることがあります。
保証が重複している分の保険料を払うのはもちろんもったいないですし、今の保険では保障が十分ではなく、追加で資金が必要になっても保険に加入している意味がありません。
保険代理店を利用することで、これらの問題点を発見し、あなたにとって本当に必要なものを教えてくれます。
何度でも無料で相談可能
前述のような、保険の見直しに対して手厚いサポートをしてくれる保険代理店ですが、なんといくら相談しても無料なのです!
「新しい保険に入ることを考えている」「ライフステージが変わったため、保険を見直したい」などとお考えの方は、ぜひ気軽に一度保険代理店を利用してみることをおすすめします。
まとめ
ソニー生命には4つの変額保険があり、それぞれに特徴も違えば活用方法も異なります。
また、変額保険は高い返戻率(受取率)など魅力的な部分も多いですが、仕組みが少し複雑な面や国内外の経済状況なども把握しなければいけない商品もあります。
メリットとデメリットをしっかりと把握して、申し込みをするようにしましょう。