ビズリーチといえばハイクラスの転職を目指す人に人気の高い転職エージェントです。
管理職や専門職を目指して年収を上げたい…という思いから、転職にあたってビズリーチへの登録を検討している人は多いのではないでしょうか。
しかし、ビズリーチに登録すれば優良企業からのスカウトが届くといわれていますが、実際のところどうなのか口コミ評判が気になるところです。
そこで今回は、ビズリーチの評判や口コミをチェックしたうえで、ビズリーチの特徴や上手な活用方法をご紹介します。
目次
ビズリーチとは?6つの特徴やサービスを解説
最初に、ビズリーチとはどんな転職エージェントなのかという点をチェックしていきます。
「そもそも転職エージェントって何?」という人も含めて、ビズリーチの特徴や概要を整理しておきましょう。
ビズリーチの特徴を簡単にまとめると、主に以下のようなポイントが挙げられます。
詳細は後述していきますが、特徴を見てもわかるとおり、ビズリーチは一定以上の年収を目指す人向けの転職エージェントになります。
取り扱い求人も大手企業や外資系など、高い年収が望めるものばかりです。
せっかく転職するなら、これまでのキャリアをたっぷり活かして年収アップを目指したいという人は、ビズリーチの利用をぜひ検討したいところです。
それでは、一つひとつの特徴をより詳しくご紹介します。
ハイクラス転職を目指す人向けの転職エージェント
ビズリーチは、ハイクラス転職を目指す人への支援に特化した転職エージェントです。
ここで「転職エージェントって何?」という人に向けて、転職エージェントの特徴を簡単にまとめていきます。
- 転職者に向けて企業を紹介してくれたり面接日程の調整を行ってくれたりなどの支援を行う企業
- 転職サイトとは異なり担当者がついて手厚く転職のサポートをしてくれる
- 面接の日程調整だけでなく面接対策や書類添削、内定後の条件交渉などサポート内容は多岐にわたる
- 現職が忙しくてもサポートが手厚いため効率的に転職活動を進められる
このように転職エージェントは、転職を真剣に考えている人にとって非常にメリットが多いのが特徴です。
そして転職エージェントにはさまざまな特徴の会社があるため、会社によって扱っている求人の数や特化しているポイントは異なります。
その中でもビズリーチは、ハイクラス転職向けという特徴を持つ転職エージェントになるというわけです。
そしてハイクラス転職とは以下のような特徴を持つ転職のことをいいます。
- 平均よりも高い水準の年収を狙う人向け
- 管理職、専門職、大手企業、外資系企業などの求人が中心
このように、ハイクラス転職は、ある程度のキャリアや専門スキルを持っている人でなければ挑戦できません。
もちろんその分通常の転職と比べると少々ハードルは高めになりますが、晴れて転職成功となれば、高年収・ハイステータスも夢ではありません。
そのためある程度キャリアを積んできて、年収アップや高いポジションを狙いたい人は、ビズリーチに登録する価値は十分にあります。
優良企業や一流ヘッドハンターからスカウトを受けられる
ビズリーチは登録することで優良企業や一流ヘッドハンターから「スカウト」を受けられるとう特徴があります。
ビズリーチは転職エージェントですが、一般的なエージェントと比べるとハイクラス転職向けという性質上、少し毛色が異なるのが特徴です。
通常、転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーと面談やカウンセリングを行い、求人の紹介をしてもらいます。
一方で、ビズリーチの場合は基本的に担当者から求人の紹介を受けたり、面談を実施してもらったりすることはありません。
基本的にスカウトを受けて、本人が直接ヘッドハンターや企業とコンタクトを取ることで成り立っているのがビズリーチです。
このためビズリーチは、主に、より能動的に転職活動を進めていきたい人向けであることがわかります。
転職における自分自身の市場価値を知るうえでも役立つでしょう。
そしてスカウトをくれる企業やヘッドハンターですが、これらはビズリーチの厳正な審査を通過しているというのが特徴です。
ビズリーチで優秀な人材を探している企業は国内外さまざまあり、どれも審査基準をクリアした優良企業で、その数は17,000社に及びます。
もちろんヘッドハンターにも審査は行われているため、ビズリーチで声を掛けてきてくれるのは、審査基準を満たしている優秀なヘッドハンターです。
十分にキャリアを持つ人であれば、「登録すればどんな企業から声がかかるんだろうか」と自分を試してみたい人も多いでしょう。
そんなスカウトの機会を得られるのがビズリーチの魅力になります。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占める
ビズリーチによれば、2021年1月時点で取り扱っている求人の3分の1は年収1,000万円以上になるといいます。
このように具体的データがあるとビズリーチに登録するモチベーションも上がるでしょう。
年収1,000万円といえば、管理職や外資系企業など相当なステータスに当てはまるのがわかります。
年収1,000万円以上を目指したいという意欲・野心をしっかり持っている人には、まさにぴったりの転職エージェントといえるでしょう。
有料プランがあるからこそ一流のスカウトに期待できる
基本的に多くの転職エージェントは無料で利用できますが、ビズリーチには無料プランだけでなく有料プランも用意されています。
※以下の表は横にスクロールできます。
タレント会員 | ハイクラス会員 | |
---|---|---|
価格 | 30日間コース3,278円 | 30日間コース5,478円 |
ハイクラス求人 | 閲覧・応募不可 | 閲覧・応募可能 |
審査基準 | 年収750万円未満 | 年収750万円以上 |
ビズリーチは基本的にハイクラス求人の要項を確認したり応募したりするには、ハイクラス会員になる必要があります。
タレント会員はミドルクラス、もしくは一般的な求人をチェックしたりスカウトを受けたりできるのが特徴です。
そしてこれらの会員になるには基本的に審査があります。
審査もなく誰でも簡単に会員になれるようなら、確かにハイクラス転職向けとして区分けしている意味もなくなってしまいますね。
審査は基本的に年収750万円未満かそれ以上かというポイントを見られるようになっており、ハイクラス会員になるには年収750万円以上が必要です。
他社の転職エージェントと比較すると審査がある時点で確かにハードルは上がります。
しかし、審査基準がしっかり設けられているということは、それだけハイクラス転職向けの転職エージェントとして体制を整えていることがわかります。
優良企業や一流ヘッドハンターから声がかかるのも納得できます。
そのため支援体制が万全に整っているハイクラス転職向け転職エージェントを探している人には、ビズリーチは十分にメリットがあるといえるでしょう。
無料プランでもスカウトは受けられる
ビズリーチは、無料プランのままでもスカウトを受けることができます。
登録して有料プランに移行するかどうかは自分自身の判断なので、特に審査申し込みをしなければプランは無料のままです。
ビズリーチの無料プランはスタンダードステージといわれますが、スタンダードステージでも、登録すればスカウトのチャンスがあります。
企業やヘッドハンターは、登録している人の職務経歴書を見てスカウトするかどうかを判断していきます。
そのため無料プランのままでも、経歴次第ではスカウトを受けて直接やり取りできる可能があります。そのため興味がある人は、登録だけでも済ませておく価値はあるといえます。
その他自分からの応募も、無料プランの場合は、公募・特集求人など一部の求人にはOKとされています。
有料プランのほうがより有利に転職活動できるのは確かですが、無料プランでもチャンスがあるのはビズリーチの利点の一つといえるでしょう。
ビズリーチに掲載されている転職成功談は多数
ビズリーチには多くの転職成功談が掲載されているため、実績の多い転職エージェントであることがわかります。
転職エージェントを選ぶ際には、どれだけの支援を行ってきたのか、支援実績の数を重視する人も多いでしょう。
30代・40代・50代の男性・女性を中心に、大手企業や管理職への転職に成功したという声は多数あります。
ビズリーチに登録すべきかというポイントは、もちろんさまざまな方面で口コミや評判などをチェックして判断することが大切です。
しかしたくさんの転職成功談が掲載されていれば、それだけでも信頼につながると感じる人はやはり多いのではないでしょうか。
どのようなキャリアアップが望めるのかなど、実例を見れば参考にもなるでしょう。
ビズリーチの3つの悪い口コミ評判
ここからは、Twitterに投稿されている、よりリアルなビズリーチの口コミ・評判をチェックしていきましょう。
ビズリーチについてSNSなどで検索してみると、実際に利用している人の評判はたくさん見つかります。
ここではその一部をご紹介していきますので、具体的にどういったポイントにメリット・デメリットがあるのかを確認しておきましょう。
まずは、ビズリーチについて「ここが気になる」「ここが使いにくい」と言われている、ネガティブな口コミ・評判からです。
このようにビズリーチには、通知や有料プラン、審査のことなどについて、難点を指摘する口コミ・評判があります。
では、より詳しいポイントを見ていきましょう。
通知が多すぎる
ビズリーチの悪い口コミには通知が多いという声があがっています。
ビズリーチの通知がウザすぎで切りまくった。ってか、通知項目いくつあんねん。
— ぺだる-金曜西き26a (@PeDaLu) November 18, 2021
ビズリーチ、登録したらクッソみたいなメールが山ほど来て鬱陶しい。やっぱりダメサービスか。。。
— ぺだる-金曜西き26a (@PeDaLu) November 18, 2021
ビズリーチに登録していると、評判にあるように、たくさんの通知が来て「うっとうしい」「うざい」と感じることも中にはあるようです。
それだけ転職者に対してさまざまなアプローチをしてくれるということではありますが、通知が頻繁に来るのは確かにストレスになりますね。
万が一、通知が来ているのを会社の人に知られたりすれば、「転職活動してるの?」と問いただされる可能性も出てきそうです。
ただ、ビズリーチに限らず転職エージェントは、登録後はアプリやメールでの通知が非常に多くなると言われがちです。
たくさんの求人やスカウトのチャンスを知ることができるのはメリットですが、通知が転職エージェントだけで埋まってしまうのは確かに困りますね。
そのためビズリーチを含め転職エージェントに登録したときは、通知の多さに困らないように、事前に通知の設定をして対策することが大切です。
ビズリーチの一部サービスは有料
ビズリーチの悪い口コミには「一部サービスが有料」という声もあがっています。
ビズリーチはお金がかかるからなあ。
30日間 5,478円(税込)の一括払い— ぽんたちゃん#北九州市美少女OL (@pontacyan7777) November 18, 2021
ビズリーチ、めっちゃスカウト来るけど課金してないから全くメッセージ見れないな。これ双方の機会損失、何ならマイナスイメージすら生み出す仕組み。ぎんちゃんがビズリーチ嫌いなのはこういうところ。こういうところやで。
— ぎん (@da_san81) November 8, 2021
ビズリーチは、無料プランと有料プランがあります。
無料でも一部のスカウトには返信できたり、求人に応募できたりすることはありますが、やはり有料登録しなければ十分に機能を使うことはできません。
そのため「無料でも使えるけれど、やっぱり課金ありきのサービスだから無料のままでは物足りない」と感じることも正直出てくるでしょう。
しかも多くの転職エージェントは無料で利用できるのが利点となっています。
だからこそ他社と比較したときには、余計に使いづらさやコスパの悪さが目立つことがあります。
「転職活動中はいろいろとバタバタするし、お金はできるだけかけたくない」という人は、ビズリーチ以外を検討した方が良いかもしれません。
もしくは他社の転職エージェントや転職サイトにも登録して、上手に併用していくのがおすすめです。
審査に通らないと利用できない
他にも「審査に通らないと利用できない」という声もあがっています。
ビズリーチの審査厳しい💦
— 依存症 (@Alcoholic1215) September 15, 2021
ビズリーチは審査に通らない限り、ハイクラス転職のチャンスは基本的にめぐってきません。
ハイクラス転職向けの転職エージェントではありますが、それはあくまで有料プランの審査を通過できれば…の話ということになります。
さらに、ビズリーチでハイクラス会員になるには、年収750万円以上が必要とされています。
年収750万円というと、平均的なサラリーマンの年収と比較すると相当水準が高いため、審査は正直厳しめといえるのが実情でしょう。
多くの人が審査に通過できるわけではないのです。
だからこそ選ばれた人向けの高品質な転職エージェントといえるのですが、チャンスが限られてしまうのは確かにデメリットの一つといえるでしょう。
審査をクリアするのが難しそうな場合は、その他の転職エージェントの利用を考える必要があります。
ほかにもミドルクラス~ハイクラスの求人を扱う転職エージェントはあるので、比較しつつ利用を検討していきたいところです。
ビズリーチの4つの良い口コミ評判
ビズリーチには難点を指摘する口コミ・評判もありますが、実際には、良さや魅力について言及している口コミ・評判も多いです。
数ある転職エージェントの中でも、ハイクラス転職向けという特色があるのはやはり貴重です。
だからこそほかにはない魅力が多く、転職活動の幅は広がりやすくなります。
そんなビズリーチのメリットや魅力について触れている良い口コミ・評判は以下の通りです。
では、それぞれの評判について詳細をチェックしていきましょう。
大企業や高収入を目指す方はビズリーチ
ビズリーチの良い口コミは大企業や高収入を目指す方にはビズリーチをおすすめできる点です。
ハタラクティブの取り扱い求人は中小企業が大半です。
そもそも日本企業の約99%は中小企業なのでどこのエージェントも中小企業だらけなのは当然なのですが、絶対に大企業で働きたい人はビズリーチなどの高年収エリート向けのサービスを使うしかありません。— 大学中退元ニートくん@ハタラクティブで社会復帰 (@chutaihata) November 19, 2021
ビズリーチで扱っている求人の30%以上は、年収1,000万クラスの求人です。
登録している企業も大手の上場企業や外資系企業ばかりで、まさに高収入を目指す人にはうってつけの転職エージェントになります。
一般的な転職エージェントにもこういった年収1,000万円を超えるような求人がないわけではありませんが、やはり数は多くありません。
しかし、ビズリーチはそういったエリート向け求人を中心に扱っているため、効率的に高年収につながる求人を探せますしスカウトを受けられます。
一定の水準を満たす人にしかチャンスがないのは事実ですが、ハイクラス転職向けという特徴を持つ転職エージェントは貴重な存在です。
条件に当てはまるハイキャリアの人にとっては、スムーズに自分に合った求人を探せる転職支援サービスです。
他のサイトやエージェントより良い求人を紹介してもらえた
良い口コミには「他のサイトやエージェントよりも良い求人を紹介してもらえた」という点です。
結局ビズリーチの無料期間で内定貰えたからコスパ良かったわ
もっとスキルがあれば選び放題だったんだろうけど他のところより良いところ紹介して貰えたしよかった— あずま (@AzumasAS) November 19, 2021
他社の転職エージェントや転職サイトよりも、クオリティの高い求人に巡り会えたという評判もあります。
転職エージェントによって特徴はさまざまなので、優劣をつけることはできませんが、ビズリーチを他社より良いと感じている人は少なからずいます。
やはり大事なのは登録してみてからの相性なので、興味がある人は登録してみる価値は十分にあるといえるでしょう。
特にビズリーチは、年収高め・待遇の良いポジションなど魅力的な特徴のある求人を扱っています。
他社とあわせて利用して転職活動を行っていれば、より良い条件の求人に出会える可能性は十分にあるでしょう。
めちゃくちゃスカウトが来る
他にもビズリーチの良い口コミには「めちゃくちゃスカウトが来る」点もありあます。
ビズリーチに登録して6日経過。
企業からの直接スカウトは12件。
いろいろ話聞いてみようかな。#IT転職— ほしいも@システムエンジニア (@hoshiimo_se) November 18, 2021
俺無能なのに、ビズリーチからめちゃくちゃスカウト来るんだけど
— るしゃ (@rechatelier) November 19, 2021
ビズリーチは、基本的にスカウトを受けることで求人紹介につなげていくパターンの転職エージェントです。
そのため登録後には、経歴次第でたくさんのスカウトが来ることも考えられます。
「本当にスカウトって来るの?」と疑問に思っている人も多いでしょうし、たくさんのスカウトがあったという口コミは朗報ですね。
ビズリーチでは、17,000社の優良企業と5,000人もの一流ヘッドハンターからスカウトを受けられる可能性があります。
タイミングや経歴次第では良い条件での転職成功につなげられる可能性があるため、登録だけでもぜひ済ませておきたいところです。
これまでに築いてきたキャリアや持っているスキルに自信のある人はなおさらです。
年収アップが期待できる
他にも良い口コミとして「年収アップが期待できる」点もあります。
ビズリーチだけ連絡来る会社の提示額がずば抜けて高いから登録者の層が厚そう
— 爽やかリュうたろう (@ryutaro_0516) November 16, 2021
とりあえずビズリーチに登録して履歴書アップしてたら、年収1.5倍で転職できた。とりあえずGMOコインに口座作っておいたら、ビットコインが4倍くらいになった。とりあえずソシャゲのためにアカウント作ってたら、ツイ廃になれた。とりあえず環境整えとくって大事やと思う。次の取り敢へずは何にしよ🥺
— たま🇺🇸🌍🥞ブログ×(英語+投資) (@tamacraif) November 17, 2021
ビズリーチは、何より年収アップに期待できるのが強みです。
年収1,000万円クラスの求人が3分の1を占めるビズリーチですが、1,000万円とまではいかなくても、高い年収を目指すことは可能です。
口コミにあるように、年収が1.5倍になれば非常に魅力的ですね。
良いヘッドハンターと出会えれば、キャリアを活かしてより高い年収の仕事を狙えるため、キャリアアップに意欲的な人にはぴったりです。
ビズリーチのメリットとデメリット一覧
ここまでチェックしてきたビズリーチの特徴や魅力や実際に利用した人のリアルな評判を踏まえて、メリットとデメリットを考えてみましょう。
ビズリーチを利用する際には、以下のメリットとデメリットがあります。
※以下の表は横にスクロールできます。
メリット | デメリット |
---|---|
大手企業や管理職を効率よく目指せる
スカウトで自分の市場価値がわかる 経歴次第ではスカウトをたくさん受けられる 良いヘッドハンターと出会える可能性がある 年収アップのチャンスがある 他社よりも条件の良い求人に出会える可能性がある |
無料プランではできることが少ない
ハイクラス求人への応募には審査がある 審査基準が厳し い一般的な転職エージェントにある面談や求人紹介は受けられない 通知が多いときがある |
このようにビズリーチのメリットとデメリットを整理すると、利用が向いている人は以下のような特徴を持っている人であることがわかります。
- これまで大手企業や専門職に就いていてキャリアを活かして転職したい人
- 多少お金をかけてでもクオリティの高い求人を探したい人
- 年収アップに意欲的な人
- 現在の年収が750万円以上ある人
以上のポイントに当てはまる人は、転職にあたってビズリーチへの登録を積極的に検討しておきましょう。
ビズリーチで優れたヘッドハンターの選び方
ビズリーチを効率的に活用するには、いかに優れたヘッドハンターに出会えるかというポイントが重要です。
ビズリーチに登録すれば自分でヘッドハンターを探して、転職活動のパートナーに選ぶことができます。
このためビズリーチでは、ヘッドハンター選びのポイントを押さえておくことが大切です。
ここからは、ビズリーチを利用するうえで鍵となる優秀なヘッドハンターを見つける方法を解説していきます。
まずポイントを簡単に整理すると、以下のような点が重要です。
「そもそもヘッドハンターとは?」という点から整理したうえで、選び方のポイントを一つひとつ詳しく見ていきましょう。
そもそもビズリーチのヘッドハンターとは?役割などご紹介
ヘッドハンティングになじみがないと、「そもそもヘッドハンターとは?」と疑問を抱く人も多いでしょう。
ビズリーチに在籍しているヘッドハンターとは、転職者に向けてキャリアアップを支援する転職サポートのプロです。
彼らのビズリーチの社員というわけではなく、他社エージェントの社員やヘッドハンティング会社の社員などが中心になるようです。
その数は2021年7月の時点で5,000人を超えているとのことで、全国的に転職者を徹底的にサポートしていることがわかります。
ヘッドハンターからはスカウトを受けたり書類を添削してもらったりすることができるのが特徴です。
そしてビズリーチのヘッドハンターは、厳しい審査に合格した優秀な人たちばかりです。
まさに人材発掘において厳選されたプロなので、転職者にはどのようなキャリアアップの方法があるのか、しっかりと見極めてくれます。
ハイクオリティな求人の紹介や納得のいくアドバイスには、十分に期待できるでしょう。
職務経歴書を添削してもらう
あなたに最適で優秀なヘッドハンターを見つけるには、まず職務経歴書の添削を通してヘッドハンターの実力を測ることが大切です。
ヘッドハンターは求人紹介やマッチングのプロなので、どのような職務経歴書だと企業に注目されるのか、重要なポイントを心得ています。
そのため、添削を通じて非常に有益なアドバイスをもらえる可能性は高いです。
ヘッドハンターの能力を見極めるためには、相談や添削を通じて、的確なアドバイスがもらえるかどうかをチェックしていきましょう。
本当に優秀なヘッドハンターなら、描いているキャリアパスに基づいて的確なアドバイスを行ってくれます。
それに応じてぴったり合う転職先も紹介してもらえるでしょう。
希望する業界に精通したヘッドハンターを探す
ヘッドハンターの得意分野やそれぞれ異なるため、調べる際には、それぞれの精通している業界を知ることが大切です。
例えばIT業界でハイクラス転職を目指すなら、IT業界に対してたくさんの知識と実績を持つヘッドハンターを選ぶのが理想的です。
ビズリーチでは、ヘッドハンターをさまざまな条件を指定して検索することができます。
担当している業種やフリーワードで検索することも可能なので、IT業界ならIT関係の業種担当のヘッドハンターを積極的に探しましょう。
中にはその業界において実務経験のある人もいるため、キャリアアップにつながる転職に関して、よりリアルなアドバイスを受けることもできます。
ヘッドハンタースコアを確認する【ただし鵜吞みにしないことも大事】
ビズリーチに在籍している5,000人以上のヘッドハンターをチェックするときは、一人ひとりのスコアを見るようにしましょう。
ヘッドハンタースコアは、それぞれの転職支援実績に応じてつけられているスコア・評価です。
成約数や扱っている求人数などを5段階評価でランク分けしているのが特徴になります。
もちろんスコアばかりがすべてではありませんが、「この人は信頼できる人?」と思ったときは、一つの指標としてスコアをチェックしてみましょう。
スコアが高ければ、それだけ多くの実績を持っていることがわかるため信頼につながる可能性があります。
ただ、先ほどもお伝えしたようにスコアだけですべてを判断しないことも大切です。
最終的にはやり取りをしてみての相性も大事なので、スコアにばかり振り回されないようにすることも覚えておきましょう。
ヘッドハンター選びで参考になるポイントの一つとしてスコアがあることを覚えておき、そのうえで相性を見極めることが大切です。
ビズリーチで多くのスカウトもらう3つのコツ
ビズリーチでスカウトをたくさんもらえるかどうかは、職務経歴書とプロフィールにかかっています。
ビズリーチに登録したなら、スカウトはたくさんもらいたいところです。
以下の3つのコツを積極的に意識して、転職活動の幅をどんどん広げていきましょう。
では、それぞれのポイントを詳しくチェックしていきます。
職務経歴書の内容を充実させる
ヘッドハンターや企業は、基本的に転職者の職務経歴書を見て優秀な人材かどうかを判断しています。
職務経歴書は自分のスキルや知識、経験をアピールできる転職活動のかなめです。
内容を充実させることは欠かせないでしょう。
具体的には以下のような点が重要となります。
- 企業や部署、役職をぼかさずに具体的に書く
- 実績は数字やデータを示してわかりやすく書く
ヘッドハンターは転職者を探す際に、それぞれの職務経歴書のサマリーをざっと見ながら探すようになっています。
そのため、あいまいな記述ではヘッドハンターの目に留まらない可能性があります。
アピールできるポイントはしっかり充実させて、転職先でどのように貢献できるのか具体的に示すことが大切です。
プロフィールはできる限り埋める
ビズリーチでスカウトを増やすには、プロフィールを積極的に埋めることも重要です。
細かいところまで詳しく書いている人は、意欲的に転職活動を行っていることがわかるため、それだけでアピール材料になります。
職務要約、コアスキル、希望年収などは任意で入力するプロフィール項目ですが、アピールするためにはできる限り詳しく記入するべきでしょう。
コアスキルとは主に以下のようなスキルを指します。
- ビジネスシーンにおける基礎的なスキル
- コミュニケーション能力や論理的思考力、情報収集力、一般的なパソコンスキル等
職務要約では誰が見てもわかるように、成果や実績をわかりやすく記入することが大切です。
できることと経験してきたこと、携わってきたプロジェクト、出した結果などを、数字を使って明確に記入しておきましょう。
コアスキルについては、特に希望する業界に対して有益なものであればあるほど、良質なスカウトを受けることにはつながります。
嘘を書くのは当然NGですが、企業の立場に立ってどんな人材が魅力的なのかを考え、それに沿うようなアピールをプロフィールで行っていきましょう。
できるだけ頻繁にログインする
意外と大事なのは、頻繁にログインしてヘッドハンターや企業の目に留まりやすくしておくことです。
転職者をヘッドハンターが検索するときは、基本的にログイン日時が新しい順に上位表示されるようになっています。
つまり、頻繁にログインしていれば、それだけスカウトのチャンスが増えやすいということです。
逆にほとんどログインしていない場合は、職務経歴書はどんなに華々しいものであってもすぐに埋もれてしまいます。
できるだけこまめにログインすることを意識して、意欲的に転職活動を行っていることのアピールにつなげましょう。
また、複数の転職エージェントを併用することもおすすめ
転職エージェントを上手に使ってより良い求人に出会うチャンスを増やすなら、複数の転職エージェントを利用することもおすすめです。
転職エージェントは、応募日程がバッティングしたり同じ企業に二重で応募したりしなければ、併用すること自体は問題ありません。
むしろ好条件の求人に出会うチャンスを増やすためには、転職エージェントの併用は積極的に考えるべきといえるでしょう。
ビズリーチのようなハイクラス転職向けの転職エージェントは、ほかにもあります。
あなたに合った転職エージェントや転職サイトはしっかりチェックして、できる限り視野を広げて理想的な求人を見つけていきましょう。
ビズリーチと併用をおすすめする転職エージェント3社
ビズリーチと併用して転職活動を進めるのにぴったりな転職エージェントは、全部で3社あります。
それぞれ特徴や魅力は異なるため、ビズリーチとも比較しつつ、どのような転職エージェントなのかを詳しくご紹介します。
JACリクルートメント
※以下の表は横にスクロールできます。
JACリクルートメント | ビズリーチ | |
---|---|---|
公開求人数 | 非公開 | 約127,000件 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 |
費用 | 無料 | 基本的に無料
一部有料 |
システム | 担当コンサルタントがついて面談や求人紹介を行う | スカウト中心 |
JACリクルートメントは30代以降の世代向けの転職エージェントで、ビズリーチと同様に管理職・専門職に特化しているのが特徴です。
JACリクルートメントはこれまでに約43万人もの人の転職支援を行ってきており、実績豊富なエージェントを探したい人にはぴったりです。
ミドルクラス・ハイクラス転職では、オリコン顧客満足度において3年連続ナンバーワンを獲得しているため、信頼性も十分です。
約25,000社の企業と取引があり、その半数以上はクオリティの高さに期待ができる非公開求人となっています。
大手企業や外資系企業など、ミドルクラス以上の転職を目指すならぜひ登録しておきたいところです。
- 利用者94.7%が「知人・友人にJACを勧めたい」と実績があるJACリクルートメントがおすすめです!
- 年収1,000万円以上の非公開求人が多数掲載されています!
- 他の転職サイトでは知れない情報がわかるだけではなく、最適なハイクラス求人も紹介してもらえるのです!
- 無料登録はメール送信するとアッという前に完了しますよ!
- 同業他社の情報を比較しやすいので、積極的に活用しましょう!
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト(旧:CAREER CARVER/キャリアカーバー)は、転職・就職支援で長い歴史と豊富な実績を持つリクルートが運営する転職エージェントです。
その中でもリクルートダイレクトスカウトはハイクラス転職向けとなっており、ビズリーチと併用を積極的に考えたいところです。
※以下の表は横にスクロールできます。
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
---|---|---|
公開求人数 | 非公開 | 約127,000件 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 |
費用 | 無料 | 基本的に無料
一部有料 |
システム | スカウト中心 | スカウト中心 |
リクルートダイレクトスカウトでは年収800万円~2,000万円の求人が多数あり、一人ひとりに合った求人を丁寧に提案してくれます。
ビズリーチと同じで、登録後には職務経歴書に基づいてスカウトを受けられるようになっています。
優秀なヘッドハンターの数は3,000人以上にも及び、数だけでいえばビズリーチのほうが上になるものの、完全無料で利用できるのは魅力的です。
キャリアアップにつながった転職事例も多く紹介されているため、質の良いスカウトには期待ができるでしょう。
リクルートが運営する転職支援サービスなので、総合的に信頼性が高いのも魅力です。
ミドルの転職
出典:ミドルの転職公式
ミドルの転職は、ハイクラス転職を目指す30代以降の人に向けた転職サイトとなっており、求人サイトのエン・ジャパンが運営を行っています。
※以下の表は横にスクロールできます。
ミドルの転職 | ビズリーチ | |
---|---|---|
公開求人数 | 約130,000件 | 約127,000件 |
非公開求人数 | 非公開 | 非公開 |
費用 | 無料 | 基本的に無料
一部有料 |
システム | スカウト中心 | スカウト中心 |
ミドルの転職には2021年12月の時点で、13万件近くの管理職・マネージャーなどの厳選求人が掲載されています。
そのうち年収1,000万円以上の求人は1万件以上にも及びます。
もちろんその他非公開求人の数も多く、求人の質の高さには大いに期待ができるのがポイントです。
ちなみにミドルの転職は、あくまで求人情報やコンサルタントの情報を掲載するポータルサイトなので面談を申し込むことはできません。
しかしビズリーチと同じでさまざまな企業やコンサルタントからスカウトが来る可能性はあります。
より能動的に転職求人を探してキャリアアップしたい人にはぴったりのサイトといえるでしょう。
ビズリーチに関してよくある質問
ビズリーチを利用する際には、疑問に感じることがさまざまあるものです。
登録してスカウトを待つときは、よくある質問をチェックして疑問や不安を解消しておきましょう。
ビズリーチ利用にあたってのよくある質問は以下の通りです。
では、それぞれのよくある質問の答えをチェックしていきましょう。
ビズリーチの利用は会社にばれる?
ビズリーチに登録して、転職活動の事実が現職の会社にばれることは、基本的にありません。
登録の際には職務経歴書を含む個人情報をたくさん入力しますが、それらの情報を確認する人たちは限られています。
名前などの個人情報は非公開にもできるため、非公開の状態ならヘッドハンターや企業側にも名前はわからない状態になります。
ほかにもビズリーチでは特定の企業をブロックする機能も利用できるため、会社からわからない状態にすることも可能です。
このようにプライバシーにはしっかり配慮されているため、ビズリーチを利用したことがきっかけで会社にばれるリスクは低いといえます。
しかしそれでも、会社のPCを使って堂々とビズリーチを開くようなことをすると、ばれる可能性は高まります。
その他ばれるリスクを減らすなら、ビズリーチからの通知は、勤務中は切っておくと良いでしょう。
しかし登録しただけでばれるということは基本的にないため、その点については心配しなくても良いでしょう。
ビズリーチはとりあえず登録だけでも大丈夫?
ビズリーチはもちろん登録するだけでも問題ありません。
「転職するかわからないけど、とりあえず登録しておきたい」という人でも大丈夫です。
ビズリーチは有料プランを契約しないとハイクラス求人に応募できませんが、登録したからといっていきなり有料プランになることはありません。
登録して無料のままでもスカウトを受け取れるチャンスはあるため、ひとまず登録して様子を見るのもありでしょう。
新卒にビズリーチはおすすめできますか?
ビズリーチは、基本的にハイキャリア向けの転職エージェントです。
そのため主に利用するのは30代・40代・50代となっており、新卒を含む20代前半ではあまりスカウトが来ない可能性があります。
ひとまず登録しておいてスカウトを待つのはありですが、20代向けの他社エージェントへの登録も積極的に検討していきましょう。
ビズリーチの入会審査に落ちた原因は?
ビズリーチの入会審査でハイクラス会員になれるかどうかは、主に年収やその他の経歴などで判断されます。
審査基準は主に年収750万円以上となっており、この基準を満たさない場合は審査に落ちてしまう可能性があります。
また、年収が高水準でも、その他のポイントを総合的に見て審査NGとなるケースもあるようです。
入会審査なしでハイクラス求人がチェックできる転職エージェントはほかにもあるため、審査に落ちた場合は他社を検討しましょう。
また、以下のビズリーチが気になる方は以下の転職サイトやエージェントもおすすめです。
ビズリーチの口コミ評判まとめ
ビズリーチには、さまざまな口コミ・評判があり、正直良い点も悪い点もあります。
そのためビズリーチを使いやすいと思えるかどうかは、転職者の性質や志望条件などにもよって異なります。
したがってビズリーチを登録するか迷ったときは、まず評判とあわせてメリットとデメリットを調べておきましょう。
また、同じようにハイクラス転職求人を扱う転職エージェントとも特徴を比較し、より向いているエージェントを見つけることも大切です。
必要に応じてビズリーチと併用することも積極的に考えていきましょう。
ハイクラス転職を成功させるには、条件が厳しいからこそ、それに特化した転職エージェントの存在が重要になります。
ビズリーチを賢く活用して、理想的なキャリアアップを実現していきましょう。
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