「ピンチ!即日中にお金が必要になった!」
「即日で安全にお金を借りられる方法は何だろう?」
本記事にたどり着いたあなたは、そんなお悩みをお持ちだと思います。
冠婚葬祭費や、子どもの教育関連費用、家族の急な入院、家庭の経済状況悪化など、生活していく上で、急にまとまったお金が必要になる場面は多いです。
本記事では、即日でお金を借りる3つの方法と、それぞれのメリット&デメリットについてご説明します。
あなたにとって最適な方法を選ぶ参考にしてください。
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目次
即日でお金を借りる3つの方法
まず、即日中にお金を借りるには、以下の3つの方法があります。
- 消費者金融から借りる
- クレジットカードのキャッシング枠で借りる
- 家族や友人知人から借りる
それぞれのメリット・デメリットをご説明していきます。
1.消費者金融から借りる
即日でお金を借りられる場所はどこだろう?
こんな疑問がよぎったときに、アコム、プロミス、レイクといった消費者金融を真っ先に思い浮かべる人は多いと思います。
CMや雑誌などでよく広告を見かけますし、自動契約コーナーもあちこちに設置されています。
かつては、サラリーマンを対象にした業者が多かったため、今でも「サラ金」や「街金」(まちきん)と呼ばれることもあります。
しかし現在は主婦やOLなど女性の利用者も増えており、広告やイメージキャラクターにも女優や女性タレントが数多く起用されていることから、消費者金融へのイメージは変容してきています。

特徴
消費者金融とは、一般の個人に対して小口融資を行う業者のことを言います。
次にお伝えするクレジットカードが、他のサービスも使っているのに対し、消費者金融ではローンサービスのみを取り扱っていることがほとんどです。
他の方法と比較した際に、消費者金融からお金を借りる一番のメリットは「審査が早いこと」です。新規契約の審査であれば、最短20分で融資を受けることもできます。
メリット
- 最短20分でお金が準備できる
- スマホやパソコンを使えば職場や家で手続きが完結する
- 土日や夜間に申し込んでも、即日お金を借りられる
消費者金融のメリットはなんといっても融資スピードです。
今すぐお金が必要という方も、消費者金融に申し込むことで最短20分でお金を用意することも可能です。
デメリット
- 電話による勤務先への在籍確認がある
- 原則、年収の3分の1までしか借りられない
- 銀行のカードローンと比較し金利が高い
- 便利さからつい借りすぎてしまうリスクがある
消費者金融のイメージは一昔前に比べて向上し、身近な場所に自動契約機も増えてきました。
スマホやパソコンを使うことで、職場や家にいながら自分の口座に振り込みをしてもらうことができますし、とにかく利便性がアップしています。
そのため、つい借りすぎてしまうという人が増加しているのも確かです。
当然ですが、借りたお金には利息をつけて返さなければなりません。
最初は必要な生活費分だけ借りようと思っていても、手軽にお金が入るシステムから、気づけば贅沢品まで購入してしまっていたという人もいます。
1つの消費者金融の返済をするために、他の消費者金融からもお金を借りて、最終的に多重債務となってしまうこともあります。
消費者金融のデメリットを理解した上で、返済プランを立てて、必要な金額のみ借りるようにしましょう。

2.クレジットカードのキャッシング枠で借りる
現在利用しているクレジットカードがある人は、キャッシング枠が付帯していると即日にクレジットカードからお金を借りることができます。
ただし、クレジットカードを申し込む際、「キャッシング機能は不要」と申請した人や、希望したけれども審査に落ちたという人は、お金を借りることできません。
現在キャッシング枠が付帯していない人でも、後から申請することは出来るのですが、付帯されるまでには、身分証明書や収入証明書などの書類提出が必要で、かつ、それらを踏まえての審査期間が生じます。
ですので、即日にお金が必要な人で、クレジットカードのキャッシング機能が付いていないという場合は、他の方法でお金を借りる必要があります。

特徴
クレジットカードのキャッシング機能とは、クレジットカード会社から利用者がお金を借りることを指します。
ショッピング機能との一番の違いは、金利手数料がかかることです。お金を借りる行為ですから、この点は消費者金融からお金を借りる場合と変わりません。
金利は各カード会社によって異なりますが、目安としては15〜18%です。
同じカード会社の発行するクレジットカードでも、利用枠が大きい人ほど金利が安く設定されていることがほとんどです。
メリット
- すでに利用しているクレジットカードを使うため、新たな申し込みや審査が不要
- 消費者金融を利用することに抵抗がある人にとっては、安心感を持って利用しやすい
デメリット
- 消費者金融よりも金利が高い
- 当月のショッピング枠の利用額が多かった場合、キャッシング可能な金額が少ない
- 使い込みすぎるとカード会社からの信用度が下がることもある
デメリットの2つ目で触れましたが、クレジットカードの利用限度額(与信枠)は、ショッピング機能とキャッシング機能を合計した金額です。
それぞれに与えられている限度額というわけではない点は、注意しましょう。
ですので、お金を借りる時点でショッピング枠の限度額ギリギリまで使ってしまっている場合は、それだけキャッシングで借りられる金額が少ないです。
逆に、キャッシング枠を限度額いっぱい使ってしまうと、当月のショッピング枠がなくなってしまいます。

3.家族や友人知人から借りる
これまでお話ししてきた手段は、いずれも「業者」から借りるという方法でした。
お金を借りることを家族に知られたくないという場合は、消費者金融かクレジットカードのキャッシング枠から借り入れることになります。
しかし、2つの方法のどちらも利用できないという人もいるかと思います。
現在無職の人は、消費者金融の審査に通りませんし(在籍確認なし、書類審査のみが可能なところはありますが、それでは数日かかってしまいます)、クレジットカードを持っていないということであれば、そもそもキャッシング枠の利用もできません。
ここでお伝えする3つ目の方法は、 業者ではなく直接「人」から借りるという方法です。


特徴
相手や交渉次第で、究極には金利ゼロの状態でお金を借りることもできます。
業者から借りる際のように、書類提出の必要もありません。
しかし、 返済の程度によって、 あなたに対する相手からの信頼が失われることや、人間関係が壊れてしまうというところまで想定しなければなりません。
メリット
- 審査や手続きなどの手間がかからない
- 無職や無収入の状態でも借りられる可能性がある
- 双方の同意次第で、業者から借りるより金利を低く抑えられる
デメリット
- 人間関係が悪化したり、壊れてしまったりすることがある
- プライベートを詮索されることがある
- 自分にまつわる良くない噂や評判が立つことがある
どんなに小さな金額であっても、貸す方にしてみれば良い気持ちはしないものです。
「なぜこんなに切羽詰まっているのだろう?」
「踏み倒されるのではないか?」
「返すあてはあるのだろうか?」
などと不安を感じるはずです。
どれだけ熱心に「絶対に返すから安心してほしい」と伝えても、貸す方にしてみれば、保証がない限りは安心できません。
必ず返済する意思があるのだということを、借りる側から示す必要があります。
口約束に頼らず、最低でも借用書は準備しましょう。
銀行カードローンの即日融資は不可
ここまで、即日お金を借りる方法について
- 「消費者金融」
- 「クレジットカードのキャッシング機能」
- 「人から借りる」
という3つの方法をご紹介しました。
「銀行のカードローンもあるよね?」
と思われる人もいるかもしれませんが、実は、銀行カードローンの即日融資は現在停止されています。
これは、金融庁により銀行への実態調査が行われた結果、2018年1月より融資審査の厳格化が進んだためです。
即日は難しいが当面のお金(生活費・学費)を借りる方法
「即日でなくてもいいから当面必要なお金を借りたい」
「現在の経済状況だといずれ生活できなくなる」
「お金が底をつきてしまうことが見えているため、お金を借りたい」
こんな場合は、国からお金を借りる公的支援や、民間保険会社の制度を利用できます。
なかなか告知されることがないため、制度があること自体を知らないという人も多いです。
お金を借りなければならない状況にあることがあらかじめ分かっていれば、高い金利を払って業者から即日融資してもらわなくても、生活費や学費を工面することはできます。
ここでは、4つの方法について簡単にご説明していきたいと思います。
1.生活支援費
低所得者世帯を対象に、生活再建までの間に必要な生活費用を支援してくれる制度です。都道府県の社会福祉協議会が実施しています。
2人以上の世帯で月20万円まで、単身世帯で月15万円を限度に、原則3ヶ月間借り受けることができます。
原則保証人が必要ですが、なしでも貸付可となっています。貸付利子は、保証人ありの場合は無利子、なしの場合は年1.5%です。
2.一時生活再建費
「生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うことが困難である費用」を、60万円まで貸し付けてくれる制度です。
具体的には、
- 「就職・転職を前提とした技能習得に要する経費」
- 「滞納している公共料金等の立て替え」
- 「債務整理をするために必要な経費」
に利用できます。
生活支援費同様、都道府県の社会福祉協議会が実施しています。
3.教育支援資金
低所得世帯を対象にした、学費支援制度もあります。
教育支援資金は、高校や大学または専門学校にかかる必要経費を、無利子で借り受けることができる公的制度です。
月々の借り入れ可能金額は、以下のとおり。
- 高校 月3.5万円以内
- 高専 月6万円以内
- 短大 月6万円以内
- 大学 月6.5万円以内
償還期間は20年間です。
生活支援費や一時生活再建費同様、都道府県の社会福祉協議会が実施しています。
4.保険会社の契約者貸付制度
日本生命、アフラック、明治安田生命など、民間の生命保険に加入している契約者が、加入中の解約返戻金の範囲内で、生命保険からお金を借りることができる制度です。
消費者金融よりも低金利でお金を借りられるというメリットありますが、貸付金を返済できない場合は契約が失効してしまうこともあります。
金利は契約日や契約内容によって異なります。
現在自分がこの制度を利用できるかどうかについても含め、詳細については、加入中の保険会社へ問い合わせるのが一番です。
金融ブラックでもお金を借りられるの?
即日お金を借りたい!と思ったら、自分が金融機関の審査に通るかどうか、借りられるのかどうか、という不安もあります。
金融ブラックの人であれば、なおさらだと思います。
そもそも金融ブラックとは
金融ブラックとは、「ブラックリストに載ってしまい、新たにお金の借り入れが出来なくなってしまった人のこと」をいいます。
自己破産や、借金返済の遅延といった金融事故を起こしたことで、ブラックリストに掲載されてしまったのです。
ちなみに「ブラックリストに載る」とは、信用情報機関に金融事故の情報が記録されてしまったことを指します。
自分が金融ブラックかどうかの確認方法
自分がブラックリストに載っているかどうかを知りたい場合は、CIC(信用情報機関)の下記ページより、情報開示の申し込みを行うだけです。
https://www.cic.co.jp/mydata/index.html
申込は、インターネット、郵送、窓口で受け付けていますが、インターネットが早くて便利です。
金融ブラックでも借りられるとしたら闇金だけ
もし現在あなたがブラックリストに載っている場合、消費者金融やカードローンで即日でお金を借りることは、ほぼ不可能だと考えた方が良いでしょう。
お金を貸す方にしてみれば、当然、借りたお金を返してくれる相手に貸したいものだからです。
お金を返してくれる人かどうかについては、信用情報機関に登録してある情報を考慮します。
もしも「金融ブラックでも即日融資OK!」というところがあったとしたら、ヤミ金の可能性が高いです。
ヤミ金(闇金融)は、国や都道府県への届け出なしで業務を行っている業者で、法外な高金利を請求してくることがほとんどです。
自分がお金を借りようとしている業者が違法な金融業者かどうかについては、金融庁のホームページに掲載されている情報で確認することができます。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/
金融庁の公式HPで確認できる資料は、違法業者を網羅しているわけではないため、「ブラックでもOK」「よそで断られた方でも即日融資します」など高条件を提示してくれる業者に対しては、くれぐれも注意しましょう
闇金だけはNG!もし手を出すと
ヤミ金(闇金)は、「所定の届け出をしておらず、法外な高金利を請求してくる」とお伝えしました。
しかし、それでもなお、
「お金が手に入るなら、それでもいい!」
という方もいるでしょう。
しかしどんな理由があろうと、ヤミ金(闇金)だけは手を出してはいけません。
もし闇金に手を出してしまえば、ほぼ永久的に返済し終えることができず、その間ずっと怯えて暮らす日々が待ち受けることになります。
これは、ドラマや漫画だけの話ではないのです。
もしも、その高額な金額が返済できなくなった場合、ヤミ金側は持ち家を売却するよう仕向けてきたり、生命保険すらも担保として持って行ってしまうようになります。
「でも返済してれば問題ないんでしょ?」
という考えは、今すぐ捨ててください。
その返済が、ほぼ永久的に続くことにあなたは耐えられるでしょうか。
これはたとえ少額だったとしてもです。その分の利息を上乗せし、払い続けるための理由をつけてくるでしょう。
ヤミ金には絶対に手を出してはいけません。
もし借りる手段がないのなら
「大手の消費者金融も闇金もだめなら、一体どこなら良いのか」
ブラックになっている方からすれば、こんな疑問が上がってくるでしょう。
結論からいえば、早々に債務整理をすることです。
債務整理であれば、法的に返済額を減らすことができます。場合によっては、免除してくれるケースもあるでしょう。
主な方法としては以下の4種類があります。
- 任意整理(借り先に対して交渉して返済を見直す方法)
- 特定調停(簡易裁判所で調停員を挟んで借り先と交渉する方法)
- 個人再生(裁判所を通して減額してもらう方法)
- 自己破産(裁判所を通してすべての返済額をなくす方法)
こういった内容は、状況をスムーズにするためにも法律事務所などの専門家に頼むようにしましょう。
まとめ:即日お金を借りる際は返済まで見据えよう!
即日お金を借りるなら、消費者金融かクレジットカードのキャッシング枠が利用できます。
人から借りるという手段は一見手軽に思えますが、身近な人間関係の破綻を招く可能性もあるため、できれば避けたいところです。
即日お金を借りるのは、急を要する場合に限り、贅沢品や不要なものまで無計画に購入してしまわないよう注意しましょう。
慌てている時ほど、返済までを見据えてお金を借りることが大切です。

宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許