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マンションが売れない10の理由とその対策!早く売るための最終手段とは?

マンション売れない

マンションがなかなか売れない
どうして売れないの?

マンションが売れないという悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

マンションを売りだす理由はさまざまですが、売却開始したからといってすぐ売れるとは限りません。

マンションが売れない理由はいくつかあり、原因を突き止めることでマンションが売却できる可能性が高まります。

そこで今回の記事では、マンションが売れない理由と実際に効果のある対策をご紹介します。

自分のマンションや条件に当てはまるものがないか、ぜひチェックしてしてみてください。

これを読んで早期成約につなげましょう。

目次

6か月間でマンションが売れなかったら見直しが必要

マンション_売れなかったら_見直し_必要

マンションを売りに出してから6か月間経過しても売れない場合、見直しが必要です。

その理由は4つあります。

マンションが売れないときになぜ見直しをするのか、4つの理由をご説明します。

売れない期間が平均より長くなっているから

マンションが売れなくなっている時の1つ目の理由は、売れない期間が平均より長くなってしまっているからです。

売り出してから買い手が見つかり成約に至るまでの平均期間は3〜4か月ほどとなっています。

また、半数近くのマンションは半年以内に売れています。

このため、6か月で売れない場合、それには何らかの理由があると考えて見直しをした方がよいでしょう。

不動産会社との契約の切れ目だから

マンションが売れなくなっている時の2つ目の理由は、6か月が不動産会社との契約のサイクルの切れ目になるからです。

売主と不動産会社との契約は基本的に3か月で終了または更新されることになっています。

つまり、6か月というのは契約がちょうど2巡したタイミングということです。

これをよい機会と捉えて見直しをすることができます。

売れないまま放置すると更に売れなくなるから

マンションが売れなくなっている時の3つ目の理由は、売れない状態を放置しているとますます売れにくくなってしまうからです。

長い期間売れていないと、買い手としても「なぜ売れていないのだろう?何か問題があるのでは?」と考え、警戒心を持ちます。

売れないまま6か月が経過してしまうと、ますます売れなくなるという負のループに陥ります。

このため、6か月経過した時点で一度見直しをして、なるべく早く成約につなげるべきです。

住んでいなくても費用がかかるから

マンションが売れなくなっている時の4つ目の理由は、売れないとたとえ住んでいなくても管理費や修繕積立費がかかり続けるからです。

つまり、成約が遅くなればなるほど費用がかさんでいきます。

これを避けるためにも、まずはマンションが売れない理由を探して改善しましょう。

6か月を目安に見直しをすることが大切です。

マンションが売れないのはどうして?理由10選とその対策

マンション_売れない_理由_対策

あなたのマンションが売れていないことには必ず理由があります。

3か月でマンションが売れなかった場合、多くの不動産は売り出しの条件を変えてから再度マンションを売りに出します。

平均するとこの2度目の売り出しで売れることが多いのですが、それでも売れ残ってしまった場合はなにかしら理由があります。

マンションが理由もなく売れないということはありません。

以下ではマンションが売れない理由はもちろん、対策まで解説しています。

マンションがなかなか売れていない方はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

マンションが売れない理由は、上記の10個の理由のうちどれかが当てはまっている可能性が高いです。

また、理由は1つだけでなく、複数ある場合もあります。

早期の売却を希望している方は、早く原因を改善してお持ちのマンションを売りたいですよね。

以下ではその詳しい解説と、その理由に対する対策方法をご紹介します。

価格が高いから

マンションが売れない理由としてまず考えられるのは、価格が高いということです。

つまり、適正価格に設定できていないのです。

不動産会社が出した金額をそのまま掲載したり、少しでも高く売りたいからと相場より高めに設定しているということはないでしょうか。

マンションを探している人は土地やマンションの相場を調べており、適正価格よりも高い設定にしていることは簡単に見破られます。

対策
  • 価格を見直してみる

ただ、売れないからといって安易に値下げするのはおすすめしません。

なぜなら、マンションが売れない理由が別のところにある可能性もあるからです。

他の部分でできる対処法があるのに、価格を下げて売るのはもったいないですよね。

ここでご紹介している10の理由すべてを考慮して、売れない理由が価格以外に思い当たらない場合に値下げしましょう。

対策をしても売れなかったときに、値下げをして様子を見るのがおすすめです。

また、大幅な値下げは損することにつながりますので、あくまでも適正価格(またはそれより少しだけ低い価格)になるよう調整しましょう。

同じマンションに売却物件があるから

あなたのマンションが売れないのは、同じマンションに売却物件があるからかもしれません。

同じマンションなら、価格がより安い部屋が先に売れる可能性が高いです。

また、角部屋や2階以上の部屋が選ばれる傾向にあります。

さらに、部屋の向きやエレベーターまでの距離といった細かい部分で競合に優位に立たれることもあるでしょう。

対策
  • 売り出しのタイミングをずらしてみる

同じマンション内に競合が少ないタイミングで売りに出すことで、無理に値下げしなくても売れる可能性は十分にあります。

ただし、この方法は急ぎで売りたい場合には向きません。

タイミングをずらすのが難しい場合、リフォームで差別化をするという方法もあります。

全体をリフォームするのはコスパが悪いため、水回りに重点をおきましょう。

MEMO

きれいな洗面所やトイレ、キッチンは買い手に好印象を与えることができます。

それだけではなく、水回りは家事のやりやすさに大きく影響するので、実用性も兼ねるのです。

水回りは10年〜20年が耐用年数となっているので、もしそのまま売りに出している場合は、一度依頼している不動産会社に相談しましょう。

売却の次期が悪いから

マンションが売れない理由として、売却の時期が悪いということも考えられます。

マンションが売れやすい時期と売れにくい時期
  • 売れやすい時期(2月、3月、9月)
  • 売れにくい時期(1月、5月、8月、12月)

不動産業界では8月は特に売れづらい時期と言われています。

この時期は暑くて、エアコンのない部屋でじっくり内見するのが難しく、購入意欲が高まらないのがその理由の一つです。

また、長期休みがある1月、5月、12月などはマンション購入よりも旅行などに人々の関心が向くので、成約数が少なめです。

対策
  • 買い手が多い時期を狙って売りに出す

新生活が始まる直前の2、3月頃はマンション売却の狙い目です。

新しい町や家で生活する人に向けて、このマンションに住むことの利点をできるだけ多く伝えましょう。

また、9月は上期末で不動産会社が営業成績を上げるために奮闘するため、成約数が多くなる傾向にあります。

担当者によっては、営業成績のためにお客さまの要望にできるだけ多く応えてくれるということもあります。

一度は担当者に相談や交渉をすることをおすすめします。

覚えておくこと

マンションの購買意欲は税制改正や金利の動向などによっても左右されますので、そうした最新の経済の動向を考慮しておきましょう。

宣伝の仕方が悪いから

マンションが売れない理由として、宣伝の仕方が悪いということも挙げられます。

今の宣伝広告が物件の見どころを魅力的に伝えられていない可能性があります。

対策として、広告に以下の情報があるかどうか今一度確認しましょう。

マンション売り出しのときのアピールポイント
  • 住宅の周り(子連れが多い/閑静/治安がいい/道が明るいので安心)
  • 近隣施設はなにがあるか
  • バスや電車、付近のアクセス

広告と宣伝は不動産を売却する際に必要不可欠です。

広告や宣伝をしないと、不動産を買いたいという人が情報を知ることができません。

売り出しから早期売却できるよう、どんな広告と宣伝方法をしているか担当者に確認しましょう。

しっかりと打ち合わせをすることで、広告で不動産の魅力を伝えることができます。

掲載されている自身のマンションの物件情報は、売主もチェックをすることをおすすめします。

もし広告に難点があるのであれば、担当者に相談して改善してもらいましょう。

内覧者が少ない・対応が悪いから

マンションが売れないのは、内覧者が少ないか内覧時の対応が悪いからかもしれません。

マンションの売り出しを開始してから売却ができるまでの内覧数の平均は、およそ10件程度となります。

マンションの売り出し開始から1か月で2〜3件の内覧があると順調と言えるでしょう。

内覧者の数が満たない際は広告や宣伝の見直しが必要ですが、内覧者の数に問題がない場合は、内覧時の対応が悪い可能性があります。

対策
  • 内覧者がどんな質問や疑問を持ちそうかを予測して、それに答えられるように準備しておく

不動産売買の際は売主の対応も見られており、それが物件自体の印象にもつながります。

内覧者を愛想よく迎え入れ、誠実に対応しましょう。

基本的には不動産会社が説明をしてくれますが、内覧中は一緒に回り、質問されたらその場で答えたり説明したりするとよいです。

質問に対する答えがズレていたり曖昧だったりすると、警戒心を与えてしまうかもしれません。

質問には的確に結論で返すようにしましょう。

また、物件自体についてだけではなく、近隣施設の情報を積極的に説明することで、好印象を持ってもらえます。

部屋の印象が悪いから

マンションが売れない別の理由として、部屋の印象が悪いということも考えられます。

居住中に内覧を受ける場合、部屋はきれいに掃除しておくことは鉄則です。

自分ではきれいにしているつもりでも他の人から見たら汚い、散らかっているということもありますので、第三者の意見を求めるとよいでしょう。

特に、玄関は家の顔ですので整理整頓が必須です。

整理整頓のほかに、お部屋の匂いや明るさにも気を配りましょう。

注意

普段生活している部屋だと、匂いに関して気づかないことが多くなります。

内覧者にとって、生活感がありすぎる匂いはあまりいい印象になりません。

日頃の換気をしておき、壁に匂いが染み付かないようにしておくとよいですね。

加えて、内覧者はわざと時間を夕方にしたり、天候が悪い日を選んでくる可能性があります。

部屋が暗い印象を一度でも持ってしまうと、すぐに候補から外されてしまいます。

対策
  • 日頃から換気を行い、内覧の前に消臭剤などで生活感がある匂いを消す。
  • 室内をできるだけ明るく清潔に見せるために、すべての照明をつけておく。

また、水回りも清潔感に大きな影響を与えますので、きれいにしておきましょう。

清潔感のための対策として、業者に依頼してハウスクリーニングをすることもできます。

ハウスクリーニングとは、掃除の専門業者が行うサービスのことです。

見た目を綺麗にする掃除だけではなく、手の届かない部分、頑固な汚れも隅々まで掃除をしてくれます。

なお、ハウスクリーニングの料金相場は下記の通りです。

間取り 料金相場
1DK・2K 1.5万~
1LDK・2DK 2.1万~
2LDK・3DK 3.2万~
3LDK・4DK 4万~
4LDK・5DK~ 6万~

同じ間取りでも、汚れの有無や床面積で料金が変わってきます。

上記の間取りと料金相場は目安ですので、専門業者に確認して見積もってもらいましょう。

部屋の印象を少しでもよくすることで、早期売却に繋がる可能性が高まります。

部屋の間取りと広さが需要と合わないから

あなたのマンションが売れないのは、部屋の間取りと広さが需要と合わないからかもしれません。

不動産の買い手にとって、部屋の間取りと広さは非常に大事なポイントです。

部屋の間取りと広さが需要と合っていなければ、買い手が興味を持つことはありません。

そのままでは成約に結び付けるのはかなり難しいでしょう。

対策として、不動産会社にマンションの買取を依頼することができます。

不動産会社にそのようなマンションを買い取るメリットはあるの?

上記のように思う人もいるかもしれません。

不動産会社はリフォームして間取りを変えて再販売することにより利益を得たりできますので、買い取ってくれる可能性は十分にあります。

参考までに、不動産の仲介と不動産の買取のメリットとデメリットを表にまとめてみました。

不動産の仲介 不動産の買取
メリット ・市場価格で売れる
・仲介手数料が不要
・仲介手数料が不要
デメリット ・買い手を見つけなければならないため、売却までに時間がかかる
・売却するまでに維持費がかかる
・仲介手数料がかかる
・売却価格が、市場価格の7割~9割程度になる

買取を頼むことで得られるメリットは、すぐに現金化できることです。

動産会社主導で提示される査定金額に納得できれば、スムーズに話が進みます。

不動産会社に任せてしまえばいいので、手間が必要ないのは嬉しいですね。

間取りと広さが需要と合っていないようなら、売却価格が安くなるとしても買い取ってもらった方が確実でしょう。

マンションが売れないまま所持していると、マンションの管理費や固定資産税が発生します。

無駄な維持費はできるだけかけたくないですよね。

MEMO

不動産買取では、仲介手数料を支払う必要はないというのが大きなメリットです。

仲介手数料がなぜいらないのかというと、買い取った不動産を不動産会社が管理するため仲介の工程がなくなるからです。

売却価格は市場価格よりも低くはなってしまうのでデメリットといえますが、はやく現金化したい人には買取がおすすめです。

立地・エリアに需要がないから

あなたのマンションの立地・エリアに需要がないというのも、売れない理由として考えられます。

買い手にとって、立地上の利便性も非常に重要だからです。

立地・エリアに需要がない物件の特徴
  • 最寄り駅まで徒歩20分以上かかる
  • 公共交通機関が使いづらい
  • 近くにスーパーや病院などの施設がない
  • 線路や大きな道路の近くで騒音がする

上記のようなエリアにある物件は不人気の傾向にあります。

立地・エリアに需要がない場合、地域密着型の不動産会社に依頼をすることが対策として挙げられます。

地域密着型の地元不動産の場合、地域特性について優れているだけでなく、より状況に合った販売戦略を立てることができるからです。

売りたいマンションについて地元の住人目線で「いいな」と思える魅力を探し、それを広告や宣伝でアピールできるかもしれません。

その魅力が立地上のデメリットを上回ると買い手に思ってもらえれば、成約につながる可能性が高まります。

もしそれが難しいようでしたら、最終手段として価格の見直しを検討できるでしょう。

築年数が古いから

マンションが売れない理由として、築年数が古いということも挙げられます。

買い手側としては、やはり比較的新しく、綺麗な家がいいという方が大半です。

築年数の古さに明確な基準はありませんが、1戸建ての住宅の場合、築20年になると築古とされがちです。

マンションは築年数が経つと老朽化してしまうので、買い手が離れる傾向があります。

劣化や老朽化が一目みてわかるような部分があると、買い手にかなりマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

築年数による老朽化が売れない理由ならば、劣化が目立つ部分を修理するという対策が挙げられます。

対策
  • 目立つ部分を新調・修理する

すべてを修理したりリフォームしたりするのは費用がかかり過ぎて効率的ではありません。

不要なコストをかけずに必要な部分だけを修理するのがポイントです。

築30年以上経過してしまった古い家の場合、家を解体して更地にするという選択肢もあります。

しかし、家を解体するというのは何も手がなかった場合の最悪のケースです。

古い家の解体にもデメリットは存在するため、やみくもに手を出すのは要注意です。

金銭的なデメリットとして、家の解体費用がかかるだけでなく、更地にすると固定資産税が最大6倍になってしまうことが挙げられます。

解体するという選択肢をとる前に、他に改善の余地がないのかを考えましょう。

不動産選びに失敗しているから

不動産選びに失敗していることが、マンションが売れない原因になっていることもあります。

不動産会社が売却活動を怠り、広告に力を入れていなかったりするため、物件情報がそもそも買い手にあまり知られていないという場合があるのです。

対策として、不動産会社との契約を見直すことを検討しましょう。

以下で、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の違いを表にまとめました。

不動産会社との契約方法3つ

一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
レインズ*への登録義務 任意 契約締結の翌日から7日以内 契約締結の翌日から5日以内
契約の有効期限 なし 最長3か月 最長3か月
依頼主への報告義務 任意 2週間に1回 1週間に1回
他社への依頼 複数可 不可、1社のみ 不可、1社のみ
自分で買主を見つけて売買 不可

レインズ*‥登録した不動産会社が利用できる、不動産取引の情報交換のためのネットワークシステムのこと。

1社としか契約できない専任媒介契約や専属媒介契約の場合、契約期間が3か月と決められていて、その間は別の不動産会社に変更できません。

一般媒介契約

一般媒介契約であれば、複数の不動産会社に重複して依頼することができます。

また、複数に依頼できることで、3ヶ月を他の優良な不動産会社を探しながら友好活用でき
るのもメリットです。

自由度が高く幅広い買い手に宣伝ができるというのが一般媒介契約の魅力です。

しかし、一般売却契約はレインズへの登録義務や、依頼主への報告義務がありません。

物件の情報が広がりにくく、また今はどういう状況なのかわかりにくいというデメリットがあります。

専任媒介契約・専属専任媒介契約

宣伝に力を入れてもらいやすいのは、一社のみを選ぶ専任媒介契約や専属専任媒介契約です。

その二つの契約方法はレインズへの登録義務、報告義務があるので、物件情報が広がりやすく状況がわかりやすくなります。

その一方で、1社のみに任せることになるので、不動産の力量によって売却までの期間が左右されるというデメリットがあります。

どの契約が優れているというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。

不動産会社の担当者に相談をして、自分に合った契約形態を選択しましょう。

マンション売却をサポートしてくれるネットサイトもおすすめ

マンション_売却_サポート_ネットサイト_おすすめ

マンションを早く売却したいなら、マンション売却をサポートしてくれるネットサイトも活用できます。

特におすすめなのは「ホームフォーユー マンションプライス」です。

これは、20年以上の運用実績のある一括査定サイト「ホームフォーユー」から生まれたマンション売却に特化したサイトです。

「ホームフォーユー マンションプライス」には以下の特徴があります。

特徴
  • 全国14万棟以上のマンションの基本情報や売り出しデータを提供
  • 売買相場価格や売出物件情報などの最新データをわかりやすく掲載
  • 気になる物件やエリアを登録すると相場や新規売出をお知らせしてもらえる
  • マンション売却に役立つ記事を多数掲載していてノウハウが手に入る
  • 大手のNTTデータグループが運営しているので安心感がある

ホームフォー・ユーは、さまざまな価値観や、新しい生活様式への対応など、新たなニーズにこたえるためのサービスです。

運営会社はNTTデータの子会社で、信頼性も高くて安心ですね。

フォームフォー・ユーは利用者からの口コミ評価が高く、淘汰されることなく、長く利用されてきたのも納得できます。

「ホームフォーユー マンションプライス」のサイトを活用することで、マンションを早く売るための手助けになるでしょう。

対策をしても売れない時の最終手段4選

ここまでで、マンションが売れない理由と対策について解説しましたが、それでも売れない場合があるかもしれません。

ここで、対策をしても売れない時の最終手段4選をご紹介します。

これら4つの手段について、一つずつ詳しく解説します。

不動産一括査定サイトを利用してみる

どうしてもマンションを早く売りたいときには、不動産一括査定サイトを利用してみる
ことができます。

不動産一括査定サイトを使えば、一度にたくさんの不動産会社に査定依頼を出すことが可能です。

そうすることでさまざまな不動産会社との比較の上、自分に合った不動産会社を見つけることができるかもしれません。

不動産の売却には、不動産会社や担当者の力量に左右される部分が大きいです。

そのため、不動産会社を変更するだけで意外とすぐに買主が見つかる可能性があります。

売れないまま何もしないと、維持費がかかります。

不動産を保有していると固定資産税が発生するので、金銭面的にも負担です。
売却の際には必要な費用がかさみますし、仲介手数料もかかります。

できるだけ、本来不必要な費用はかけたくないですよね。

自分から調べて行動することで、マンションの早期売却に繋がるでしょう。

売れるのを待たずに買取を依頼する

どうしても売れない時には、売れるのを待たずに不動産会社に買取を依頼することも検討できます。

しかし高値売却したい方には、この方法はあまり向きません。

不動産の買取のメリットデメリットについて、再度しっかり把握しておきましょう。

不動産の買取メリット 不動産の買取デメリット
・現金化が早くできること
・仲介手数料が必要ないこと
・瑕疵担保責任がないこと
・マンションの管理・固定資産税などの費用がかからなくなること
・市場の相場よりも、売却したときの価格が7割から9割程度になること

※瑕疵担保責任とは、売却した不動産に欠陥や不具合があった場合に売主がその責任を持たなければならないことを指します。

不動産買取のメリットは、金銭面と責任という負担がなくなるという点です。

不動産会社が買い取り後、売却までを不動産会社が取り扱います。

マンションが売れるまで長期的に期間を要する必要がないため、急ぎで売りたい方向けの最終手段としては有効です。

一方で、不動産会社に買取を依頼すれば早期に現金化ができるかもしれませんが、本来の売却価格よりも安くなってしまいます。

この点はデメリットとして押さえておきましょう。

マンションを値下げする

他の対策をやったにもかかわらず売れなかった場合、最終手段としてマンションの価格を値下げすることができます。

価格はマンションの購買意欲に直接影響する部分ですので、売却の可能性が高まります。

ただ、闇雲に値下げすると相場や本来の価値を大きく下回る価格となってしまうかもしれません。

また、値下げの方法によっては十分な効果が得られないことも考えられます。

信用できる不動産会社と相談して行うようにしましょう。

任意売却を依頼する

状況によっては任意売却を依頼するという手段もあります。

任意売却とは、売却しても住宅ローンが残ってしまう物件を、金融機関の承諾をもらって売却することです。

金融機関は、住宅ローンの支払いができなくなってしまった場合に備えて対象物件に抵当権を設定しています。

抵当権が付いている物件は本来売却することはできないので、任意売却するには金融機関の承諾が必要です。

もちろん、金融機関も無条件で承諾してくれるわけではありません。

売却価格がどれくらいになるか、残債はどれだけ残るか、その返済計画はどうするかなどについて約束事を決めた上で了承してくれます。

また、任意売却をするには、ローンを数か月にわたって滞納していることも条件となります。

任意売却のメリットは以下の通りです。

・住宅ローンの返済の負担が減る
・競売より高い価格で売却できる可能性がある
・競売とは異なり、公表されることはない

一方、任意売却には以下のデメリットや注意点もあります。

・個人の信用情報に傷がつく
・ローンの保証人に迷惑がかかる
・金融機関が承諾してくれるとは限らない
・タイムリミットを過ぎると競売にかけられる
任意売却には大きなデメリットもありますし、条件を満たさなければ実行できません。

あくまでも、住宅ローンの支払いが困難でどうしても売却して資金を得たい人向けの解決策です。

不動産業界おすすめのマンション売却サービス3選

不動産業界_おすすめ_マンション_売却_サービス

不動産業界おすすめのマンション売却サービスを3つご紹介します。

これら3つは、先ほどの「対策をしても売れない時の最終手段4選」の中でもご紹介した、不動産一括査定サイトです。

不動産業界おすすめのマンション売却サービス

それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

スーモ

スーモ不動産情報サイト

出典:SUUMO不動産売却

スーモのおすすめポイント
  • 利用者満足度が91%
  • 検索機能が充実している
  • 売却事例や不動産会社の情報が豊富
  • 知名度が高く、宣伝効果の期待大

スーモは、株式会社リクルートホールディングスが運営している不動産一括査定サイトです。

提携社数は約2,000社同時査定依頼数は最大10社となっており、他のサイトと比較しても数の面でメリットがあります。

数が多いとはいえ、スーモ独自の基準をクリアした会社とだけ提携していますので安心して利用できます。

全国のエリアごとに売却事例や不動産会社の店舗の特徴や実績、スタッフ情報も確認できます。

このため、査定額の妥当性や不動産会社の信頼性などを見極めやすくなっています。

スーモを通して不動産会社と契約すると、知名度が高いスーモのサイトに物件広告を掲載でき、高い宣伝効果を期待できます。

すまいバリュー

出典:すまいValue

すまいバリューのおすすめポイント
  • 売却実績は累計77万件以上
  • 売却成約率が79.7%と高水準
  • 売却まで平均2.7か月とスピーディ
  • 「安心感がある」と回答した割合が95.5%
  • 店舗が全国にあるので対面でサービスを受けられる

すまいバリューは、以下の大手6社で共同運営されているサイトです。

・小田急不動産
・東急リバブル
・住友不動産販売
・三菱地所ハウスネット
・三井不動産リアルティ
・野村不動産ソリューションズ

提携会社および査定を同時に依頼できる数は、上記6社のみとなっています。

実績のある大手の会社に依頼できますし、店舗で直接相談することもできるため、安心感が非常に高いです。

大手ならではのノウハウや宣伝力を生かしてくれるので、早期売却を期待できます。

ただ、大手6社のみとの提携ということもあり、売出物件は都市部に集中しています。

地方のマンションを売りたい場合には、他の一括査定サイトも併せて利用するとよいでしょう。

イエウール

ieul-マンション売却

出典:イエウール

イエウールのおすすめポイント
  • 都心部だけではなく地方にも力を入れている
  • 累計利用者数は1,000万人以上
  • 年間売却実績は20万件を突破
  • クレームの多い不動産会社を提携から外している

イエウールは、株式会社Speeeによって運営されている不動産一括査定サイトです。

累計利用者数が約1,000万人を超える日本で最大規模のサイトとなっています。

提携社数は1,900社以上あり、同時査定依頼数は最大6社です。

地方にも力を入れており、エリアカバー率は業界No.1となっています。

クレームの多い会社を徹底的に排除しているため、初めての人でも安心して利用できるでしょう。

ただ、大手の登録が少ない傾向にあるため、先ほどご紹介した「住まいバリュー」と併用するのがおすすめです。

マンションが売れない時のよくある質問

マンション_売れない時_よくある質問

最後に、マンションが売れない時のよくある質問をご紹介します。

以下で、それぞれの質問に対する回答をご説明します。

複数の不動産会社に依頼できますか

複数の不動産会社に依頼できるかは契約の形態によります。

一般媒介契約では複数の不動産会社に重複して依頼できます。

これにより、複数の会社と契約することで売却のチャンスを広げることが可能です。

一方、専任媒介契約専属専任媒介契約の場合、複数の不動産会社に依頼することはできず一社のみとの契約になります。

ただ、不動産会社にレインズ*への登録や売主への業務報告が義務付けられますので、より手厚い宣伝活動をしてもらえます。

レインズ*‥登録した不動産会社が利用できる、不動産取引の情報交換のためのネットワークシステムのこと。

それぞれの契約形態にメリットとデメリットがあり、複数の不動産会社に依頼するのが必ずしもよいわけではありません。

自分に合った方法を選ぶようにしてください。

不動産会社を変えたくなったらどうすればいいですか

不動産会社を変えたくなった場合、売り主は自由に変更することができます。

ただ、専任媒介契約や専属専任媒介契約の場合、契約期間が3か月と決められていますので、それが満了するタイミングで変更するとよいでしょう。

契約が満了する前に変更を申し出ると、理由の説明を求められたり広告費用を請求されたりする可能性があります。

一般媒介契約の場合は、そもそも複数の不動産会社と契約できますので、変更の申し出は不要です。

ただ、多くの不動産会社と契約していると連絡などで何かと煩わしいかもしれませんので、付き合いたくない不動産会社には契約解消を申し出ましょう。

売れない時期はありますか

マンションが売れない時期はあります。

8月は最も売れづらい時期として知られています。

暑さゆえにエアコンのない部屋で内覧するのが大変で、購入意欲が高まらない傾向にあります。

また、長期休暇のある1月、5月、12月は旅行などに人々の関心が向くため、例年成約数が少なめです。

逆に、新生活が始まる直前の2、3月頃は狙い目です。

マンションの売却活動期間が平均で3か月くらいかかることを考えると、この時期に成約を決めるためには11月には動き出した方がよいでしょう。

売れない時はリフォームを検討するべきでしょうか

マンションが売れない時、必ずしもリフォームを検討する必要はありません。

なぜなら、リフォームしたからといって売れない理由が解消されるとは限らないからです。

売れない理由は別のところにあるかもしれません。

もちろん、リフォームすれば売却価格が上がる可能性もあります。

ただ、売却価格に上乗せされる金額はリフォームにかかる費用を下回ることがほとんどです。

つまり、費用対効果が高くないのです。

このようなわけで、リフォームを決める前にまずは売れない理由を見極めることが大切です。

リフォームする場合も全面的にするのではなく、水回りなど必要な部分に絞って費用をかけ過ぎないようにするのがよいでしょう。

まとめ

マンション_売れない_対策_まとめ

今回は、マンションが売れない理由と実際に効果のある対策、どうしても売れない場合の最終手段についてご紹介しました。

マンションがなかなか売れないと焦ってきますが、一度時間を取って売れない理由を冷静に分析しましょう。

そのうえで、売れない理由に応じた対策を施すことが大切です。

きっとマンション売却の成約につなげることができるでしょう。