28近年20~40代を中心に投資による資産形成が注目され始めています。
数ある商品の中でも「インデックスファンド」は初心者でも手軽に始められる投資として大人気です。
本記事では「インデックスファンドのおすすめ10選」だけでなく「儲けられるワケ」や「選び方」も解説します。
インデックスファンドでコツコツ資産形成をしていきましょう!
- インデックスファンドとは簡単に言うと、「取引所全体の株価の動き (指数=インデックス)に連動する投資信託」
- インデックスファンドの特徴は「手数料が安い」「リスク分散できる」
- インデックスファンドは長期的にコツコツ積み立てていくことが大切
- おすすめのファンド1位はSBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- インデックスファンドにおすすめの証券会社はSBI証券
目次
そもそも「インデックスファンド」とは?
そもそもインデックスファンドとはどういった投資方法なのでしょうか。
インデックスファンドと比較される「アクティブファンド」との違いについてもわかりやすく解説します!
インデックスファンドとは
ファンドとは、集められた大きなお金によって大規模な運用を行う投資信託の一種です。
その中でもインデックスファンドとは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動き (指数=インデックス)に連動する投資信託のことです。
日本を代表する225社の平均の株価指数に連動しているファンドのこと
つまり、日経平均株価が下がれば損しますし、上がれば儲けられるということです。
日本だけでなく、海外や全世界の株価に連動するインデックスファンドも存在します。
リスクが分散され初心者でも簡単に運用ができるため、NISAをはじめとして大人気の投資信託になっています。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンドは指数に連動しますが、「アクティブファンド」との違いは何でしょうか?
つまり、2つの違いを簡単に言うと「指数に連動する or 指数を上回ることを目標にする」ということになります。
アクティブファンドは「指数を上回ることを目標にする」としていますが当然リスクはあります。
- ①手数料が高い
- ②インデックスファンドを上回るのは全体の2割
インデックスファンドに比べて、アクティブファンドでは銘柄選定をする証券会社が重要になります。
アクティブファンドは人が運営しているため、指数に連動しているインデックスファンドに比べ手数料は高くなります。
実を言うと、アクティブファンドは指数を上回ることを目標にしていますが、指数を超えるのは全体の2割程度です。
初心者にとって、2割のアクティブファンドを見つけることは非常に難しいため、インデックスファンドをオススメします。
インデックスファンドが初心者でも儲けやすい理由3選
「インデックスファンドが儲けやすいってホント?」
インデックスファンドとは、指数に連動している投資信託で、大人気の投資信託です。
インデックスファンドが初心者でも儲けやすい理由を、以下3点にまとめました。
儲けやすい理由①手数料が安い
インデックスファンドは、指数に合わせて運用をするのみなので、運用にかかる手数料は安いです。
一方で、アクティブファンドは、有望株を調べるための企業へのリサーチなどがあり、コストが掛かります。
年間で最大2%も手数料が変わってくるため、運用コストを抑えるならインデックスファンドがオススメです。
儲けやすい理由②リスクを分散できる
株式投資、特に資産形成を目的にすらならばリスクを分散するのがおすすめです。
インデックスファンドでは、以下の理由からリスク分散が自動的にできます。
投資初心者でも簡単に分散投資ができますよ。
儲けやすい理由③つみたてNISAと相性がいい
つみたてNISAとは、政府が投資人口を増やすため、政府が行った制度のことです。
つみたてNISAは10年以上の長期投資を前提としていており、リスクが低いインデックスファンドとの相性が非常にいいです。
実を言うと、つみたてNISAの人気ランキング上位は指数に連動するインデックスファンドばかりですよ!
インデックスファンドのおすすめな選び方5選
では、次に投資するインデックスファンドの銘柄を選ぶ際に、初心者におすすめな選び方をご紹介します。
SBI証券で取り扱っているインデックスファンドの銘柄は約450もあるので、自分にあった銘柄を選ぶことができます。
選び方1:投資対象
インデックスファンドの主な投資対象には株式、債券、REIT、コモディティなどがあります。
- 国内株式
- 国際株式
- 国内債券
- 国内REIT
- コモディティ
- バランス
株式のみが組み込まれた商品もあれば、株式と債券が組み合わさった商品もあります。
初心者の方におすすめなのは、株式を対象としたインデックスファンドです。
市場規模が大きく情報量も多いので、初心者でも比較的わかりやすいです。
選び方2:投資地域
インデックスファンドの投資対象地域として、日本のみ、北米のみ、グローバルなどさまざまなものがあります。
中には新興国の株や債券のみを対象とした銘柄などもあります。
初心者の方であれば、身近にイメージしやすい国内型銘柄か、全世界に投資するグローバル型銘柄を選ぶと良いでしょう。
選び方3:過去の運用成績
各証券会社の投資信託の商品ページを開くと、過去の運用成績がチャートとして載っています。
過去の運用成績を見て、今後も右肩上がりで上昇していく銘柄に投資すれば間違いないでしょう。
選び方4:手数料
インデックスファンドへの投資では、基本的に「買付手数料」・「解約手数料」・「信託報酬」の3つがかかってきます。
買付手数料 | 投資信託を購入時にかかる手数料 (大手ネット証券では無料が多い) |
---|---|
解約手数料 | 銘柄を売却する際にかかる手数料 (大手ネット証券では無料が多い) |
信託報酬 | 投資信託を運用している ファンドに払う手数料 |
3つある手数料の中でも、信託報酬を安く済ませることが重要です。
しかし、インデックスファンドの場合は年間0.1%未満である銘柄が多く、全体的に信託報酬は安いと言えます。
選び方5:純資産総額
純資産総額とは、その投資信託が持っている株式などの合計金額になります。
数十億円から大きいものでは数千億円といった投資信託もあります。
運用成績が良ければ純資産総額は増えていきますので、過去の純資産総額が順調に増えているか、きちんと確認しましょう。
インデックスファンドのおすすめ銘柄10選
ここからは、おすすめのインデックスファンド銘柄10選をご紹介します。
投資信託初心者の方は、1位~10位どれかに投資すればまず問題ないでしょう。
1位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
投資対象 | 国際株式 |
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投資地域 | 北米 |
ベンチマーク | S&P500株価指数 |
信託報酬 (税込/年) |
0.0938%程度 |
SBI・V・S&P500インデックスファンドは、米国の代表的な株価指数である「S&P500」に連動するように運用されているインデックスファンドです。
ファンドの投資先の中には、アップルやマイクロソフト、アマゾンなどの米国大手会社が入っており、将来的にも安定していると言えるでしょう。
この銘柄を扱っている証券会社の中では、やはり手数料が低く初心者に人気なSBI証券がおすすめでしょう。
2位:楽天・全世界株式インデックスファンド
投資対象 | 全世界株式 |
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投資地域 | 全世界 |
ベンチマーク | FTSEグローバル・ オールキャップ・インデックス |
信託報酬 (税込/年) |
0.132% |
楽天・全世界株式インデックスファンドは、米国株を中心に、日本やイギリス・中国など全世界的に分散投資をしている投資信託になります。
成長を続けている米国株を中心に、安定した投資をしたいという方におすすめです。
「ファンドセレクション2021選定銘柄」にも選出されており、長期投資の観点から優れたファンドとなっています。
3位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、株式や債券、REITなどに対して均等に投資できるバランス型の投資信託です。
投資対象 | 日本を含む世界各国の株式、 公社債および不動産投資信託証券 |
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投資地域 | 全世界 |
ベンチマーク | 各投資対象資産の指数を 均等比率で組み合わせたベンチマーク |
信託報酬 (税込/年) |
0.15% |
これ1つを購入すれば、以下に挙げる商品を12.5%ずつ均等に投資できます。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内リート
- 先進国リート
購入手数料は無料で、信託報酬も0.15%とバランス型のなかでは、低コストとなっています。
純資産総額は投資家の間で人気が高いこともあり、200億円を超えて順調に増えています。
これ1つでバランスよく投資できるので、複数購入するのが面倒な人や投資初心者にはおすすめです。
4位:ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)は、上記でご紹介したeMAXIS Slimバランスと同様に、8つの資産に均等に投資する投資信託です。
投資対象 | 国内外の株式・債券・リート |
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投資地域 | 国内 |
ベンチマーク | 各投資対象資産の指数を 8分の1組み合わせた合成ベンチマーク |
信託報酬 (税込/年) |
0.1749% |
購入手数料は無料で、信託報酬が0.1749%です。
2018年2月に新規に設定されたこともあり、純資産総額は1.5億程度と少ないのですが、順調に増えています。
5位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本・先進国・新興国の株式に投資できる投資信託です。
投資対象 | 全世界株式 |
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投資地域 | 全世界 |
ベンチマーク | MSCI オールカントリー・ ワールド インデックス |
信託報酬 (税込/年) |
0.1144%以内 |
全世界の株式に投資するとなると、複数の投資信託を購入しなければなりませんでした。
信託報酬が0.1144%、購入手数料は無料と低コストとなっています。
純資産総額は少ないのですが、投資家の間では注目されているので、純資産総額は急増しています。
6位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株式に投資できる投資信託です。
投資対象 | 先進国株式 |
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投資地域 | 先進国 |
ベンチマーク | MSCIコクサイ・ インデックス |
信託報酬 (税込/年) |
0.10% |
主にアメリカを中心にポートフォリオが組まれているため、アメリカ経済と連動しやすいのが特徴となっています。
先進国株式に投資する商品のなかでは、購入手数料が無料、信託報酬が0.10%と低コストになっています。
手数料の安さと運用成績の良さもあり、純資産総額は350億円超にまでなっているためオススメです。
7位:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日本の株式市場に分散投資をする投資信託です。
日経平均とは、日本を代表する225銘柄の平均になります。
国内株式は、外国株式にかかる現地国課税がなく、税金コストに関してはメリットが大きいです。
購入手数料が無料で、信託報酬0.155%と日経平均を指標としているインデックスファンドでは、低コストとなっています。
国内株式に投資を考えている人は、この商品をおすすめします。
8位:ニッセイ国内債券インデックスファンド
ニッセイ国内債券インデックスファンドは、国内の債券に投資したいならおすすめです。
国内債券は安定しているのが利点ではありますが、その分リターンが小さいため、可能な限り手数料をかけないことがポイントです。
ニッセイ国内債券インデックスファンドは、手数料が無料で、信託報酬が0.15012%と低コストとなっています。
純資産総額も国内債券を扱う投資信託のなかでは、60億円以上あり、安定しています。
9位:ニッセイ外国債券インデックスファンド
ニッセイ外国債券インデックスファンドは、日本を除く先進国債券に投資する投資信託です。
主な投資先は、アメリカやEUの債券となっています。
安定はしていますが、国内債券よりは積極的にリターンを狙っていけます。
購入手数料は無料、信託報酬は0.1836%と低コストです。
ニッセイ外国債券インデックスファンドは、純資産総額が100億円超と多いのでおすすめです。
10位:たわらノーロード 国内リート
たわらノーロード 国内リートは、東証REIT指数の動きに連動するようにできている投資信託です。
東証REIT指数は、上場している全てのリートを対象としているため、これ1つで国内リートはカバーできます。
高い利回りが特徴のリートは、積極的に運用益を狙いたい人におすすめです。
購入手数料は無料で、信託報酬は0.25%となっており、純資産総額は40億円を超えており安定性も高いです。
たわらノーロードはリートの中だと手数料が安いためオススメできます。
インデックスファンド一番人気のS&P500とは【なぜ選ばれる?】
インデックスファンド人気ランキングで1位であるS&P500は長年根強い人気を誇っています。
「なぜ初心者が迷ったらこの銘柄が選ばれるのか」を余すことなく伝えます。
- アメリカの厳選500社にまとめて投資ができる
- 数ある経済危機を乗り越え、右肩上がりを続けている
- 500社の入れ替わりは激しく、厳しい競争を勝ち残った会社のみで構成されている
S&P500インデックスファンドは、米国の株価指数S&P500に連動する投資成果を目指すファンドです。
米国の代表的な株価指数。
アップル、グーグルなどGAFA企業を中心に、米国の厳選500社をまとめた指数。
S&P500はリーマンショックやコロナショックを乗り越え、右肩上がりを続けている指数です。
なぜ強いのかというと、S&P500は入れ替わりが激しく、「世界一厳しい競争を勝ち残った厳選500社」であるからです。
近年、電気自動車大手のテスラや音楽業界を席巻すると噂のスポティファイなど注目の会社も含まれています。
さらに、信託報酬が0.1%以下と非常に安く、安定して利益を狙えるファンドと言えるでしょう。
信託報酬 | 0.0938%程度 |
---|---|
純資産額 | 4598.51億円 |
リターン(1年) |
インデックスファンド投資におすすめ証券会社3選
ここではインデックスファンドに投資する際に必要な証券会社を紹介します。
手数料や取扱商品数などを総合的に判断し、初心者でも使いやすい口座のみを以下のようにランキングにしました。
以下にインデックスファンドおすすめ証券会社3社比較表もあるので、あなたに合った証券会社を選んでくださいね!
ネット証券会社名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
SBI証券 | ・ネット証券会社の大手なので安心して取引できる ・買付手数料が実質無料なのでコストを抑えられる |
|
LINE証券 | ・数百円からの少額投資が可能 ・LINEアプリで株式取引ができ、とても使いやすい |
|
松井証券 | ・老舗証券会社としての安全な運営体制 ・手数料が低いことが魅力的で、コストを抑えられる |
*スマホの場合は横にスクロールできます
1位:SBI証券
おすすめ証券会社の第1位はSBI証券です。
- 初心者から上級者まですべての人におすすめ
- 国内株式個人取引シェアNo.1
- IPO取扱銘柄No. 1
- iDeCo加入者数、ネット証券No. 1
- 月100円から積立投資ができる
SBI証券の魅力は、手数料の安さや豊富な株式銘柄、そしてNISAやiDeCoの取扱など、証券会社に求めるほぼすべてのものを網羅しているところです。
また、スマホアプリやPCツールの機能性も高く、マーケット情報も充実しており、まさに総合力No. 1。
グループで700万以上の口座数を誇るネット証券業界トップのSBI証券は、おすすめ第1位の証券会社です。
2位:LINE証券
おすすめ証券会社の第2位は、LINE証券です。
- LINEアプリから簡単に利用できる
- 有名企業の株が1株単位で買える
- LINE Payから入金・出勤できる
- LINEポイントで投資できる
- 信用取引の手数料が0円
LINE証券は、普段利用しているLINEアプリから簡単に利用できることが最大の魅力です。
LINE証券には、「いちかぶ」という、有名企業に1株数百円から投資できるシステムがあり、初期投資をぐんと減らすことができます。
取引手数料は、現物取引〜5万円:55円・〜10万円:99円で、信用取引は無料です。
LINEポイントも1ポイント1円として利用できるので、ポイントが余っている方は有効活用することができます。
3位:松井証券
- 100年以上の歴史がある
- 運用サポートツールが豊富
- 夜間17:00〜23:59も取引が可能
- 電話窓口のサポートも充実
- 1日の現物取引金額50万円以下で手数料無料
松井証券は、100年以上の歴史がある、老舗の証券会社です。
その魅力は手数料の安さで、1日に合計50万円までの取引なら、何回取引しても0円になります。
また、25歳以下の方は、なんと金額に上限がなく手数料が0円です。
米国株や中国株などの外国株を扱っていないことがデメリットですが、つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資は問題なくできるので、初心者の方にもおすすめです。
インデックスファンド投資の知っておくべきコツ3選
ここからは、インデックスファンドに投資するときに知っておくべきコツについて話します。
特に、投資初心者の場合は損しないコツをしっかり抑えることが大切です。
コツ①分散投資をする
インデックスファンドは、複数の株・債券などをバランスよく組み込んだ商品であり、元からある程度の分散投資はできています。
ただ、1銘柄だけの購入では投資対象が限定されてしまうので、投資対象の異なった銘柄を複数購入しておけば、よりリスクを分散できますよ。
たとえば、国内株式型と国際株式の2つを購入しておくと、どちらかが下がっても、もう一方でカバーできる可能性があります。
分散投資をする資金がない方や管理が面倒な方には、1銘柄だけで世界中の株・債券などに分散投資できる全世界型のインデックスファンドがおすすめです。
コツ②一時的な暴落に焦らない
投資をする際、特に初心者は損を出さないことに必死になってしまい、持っていた銘柄をすぐに売ってしまうことがあります。
一時的な相場変動に一喜一憂していては精神も資産も持ちませんので、あくまでも「積み立てている」という意識を持つことが大切です。
インデックスファンドで投資をする場合、1ヶ月に1回程度の確認で十分でしょう。
コツ③余剰資金で投資をする
インデックスファンドへの投資に限ったことではありませんが、投資は生活費を省いた余剰資金で行うものです。
生活に必要な費用が支払えなくなるほど、投資につぎ込むことは、もはや投資ではありません。
貯金でいえば、生活費3ヶ月分程度は別でとっておき、それでも余ったお金を投資金として活用すべきでしょう。
このことは、健全な精神面を保つためにも重要なこととなりますので、ぜひ意識するようにしてください。
インデックスファンド投資の注意点3選
インデックスファンドは、低コストで簡単に分散投資できるなどのメリットも多くおすすめの投資方法です。
一方で、以下の3点に注意すべきです。
注意点①元本割れの可能性がある
インデックスファンドは「初心者でも簡単に始められて、知識も不要でリスクも少ない」といわれています。
過去の成績がどんなに良くても、元本割れの可能性はあります。
金融リテラシーを高め、必ず余裕資金を使って投資をしましょう。
注意点②大きなリターンは期待できない
インデックスファンドは、複数の銘柄を組み合わせて、市場の平均である指標と連動するようになっています。
つまり、個別株投資に比べて大きなリターンも期待できないということになります。
もちろん、大きなリターンが期待できない分、リスクも小さいということになります。
短期間の値動きに惑わされずに、つみたてNISAのように長期的な運用を目指しましょう。
注意点③投資に関する知識が付きにくい
インデックスファンドは、投資の知識がなくても運用できます。
そのため、投資に関する知識が身につきにくいです。
「投資に関して経験を積んで、自分で資産運用をしていきたい!」と考えているならば勉強は並行して進めましょう。
手間をかけずにコツコツと運用していきたい人には、インデックスファンドがおすすめです。
インデックスファンドがおすすめな人3選
インデックスファンドが向いている方は、以下のようなタイプの方となります。
では順に解説していきます。
長期的に資産運用していきたい人
インデックスファンドは、少額から積み立てるように投資していくもので、短期的に大きくリターンを得る投資方法ではありません。
あくまで、数年数十年と長く運用していくことで、その力が発揮されるのです。
そのため、すぐに結果を得たい人には、向かない投資方法といえるでしょう。
インデックスファンドは、長期投資向け制度であるつみたてNISAと相性がいいです!
あまり投資に時間が取れない人
投資といえば、情報を集め、それを分析しながらお金を投資していくのが一般的です。
一方のインデックスファンドでは、そうした作業にあまり時間をかけられない方のために、毎月自動で必要な数だけ購入してくれます。
もちろん、最低限の設定は自身で行うため、ムダに購入される心配もありません。
そのため、自身で細かく分析したい方には向きませんが、そうでない方にはかなり優秀な投資方法といえるでしょう。
とにかく簡単に投資をはじめたい人
インデックスファンドでは、前項でお伝えした通り、分析などの作業をゴリゴリとやる必要はありません。
また、長期にわたって積み立て感覚で自動投資できることから、面倒くさがり屋の方にも向いているといえます。
さらに、特定口座からインデックスファンドを買えば確定申告が不要になるパターンがほとんどです。
インデックスファンドを上手く活用し、強制的に資産を作る環境を整えてもいいかもしれません。
インデックスファンドに関するよくある質問
インデックスファンドに関するよくある質問をまとめました。
インデックスファンドのおすすめ銘柄で儲けよう!
インデックスファンドの選び方や注意点の解説、そしておすすめ10選をご紹介しました。
インデックスファンドというと「初心者でもほったらかしで運用できる」イメージがありますが、最低限の選び方や注意点は抑えておく必要があります。
初心者の方は、バランス型のファンドをコツコツ積み立てていく方式がおすすめです。
上級者の方は、複数のインデックスファンドを組み合わせてポートフォリオを作り、市場関係に応じて組み直す方式がおすすめです。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の運用スタイルに合ったインデックスファンドを選んでみましょう。
- インデックスファンドとは簡単に言うと、「取引所全体の株価の動き (指数=インデックス)に連動する投資信託」
- インデックスファンドの特徴は「手数料が安い」「リスク分散できる」
- インデックスファンドは長期的にコツコツ積み立てていくことが大切
- おすすめのファンド1位はSBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- インデックスファンドにおすすめの証券会社はSBI証券