株式投資を始めたいけれど、株式投資のやり方がわからないという方も多いでしょう。
投資ブームや資産形成に興味があっても、始め方や証券会社の選び方の知識がなければ損をしてしまうかもしれません。
この記事では、株式投資初心者の方向けに、株式投資の始め方・やり方・注意点・売買のタイミングなどの基本的な所を解説します。
また、最初に口座を作るのにおすすめの証券会社の紹介や手数料なども併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- 株式投資のやり方の手順は「口座を開設する」「株の購入」「株の売却」
- 証券会社は手数料の安さ、銘柄、関連サービスで選ぶ
- 初心者におすすめの証券会社はSBI証券、松井証券
- 初心者は慣れ親しんだ企業やインデックスファンドがおすすめ
- 高校生(未成年)の株式投資には注意が必要
- 確定申告の必要・不必要は口座の種類による

- 株式市場のありとあらゆる情報を詰め込んだアプリ
- 全情報を無料で使える
- バフェット太郎氏など有名人も参加するコミュニティ機能がある
- 自動翻訳で海外のニュースや速報をすぐに確認できる
moomoo証券は2022年から日本で情報アプリを配信している証券会社。
現在はアメリカ・香港・シンガポールなどで証券会社を展開しており、全世界で2,000万人以上のユーザーを抱えています。
日本ではまだ取引機能が実装されていませんが、それに先駆けて「moomoo証券アプリ」という情報アプリをリリースしています。

上級者でも満足できるような内容を、無料でリアルタイムでみることができるサービスは現状moomoo証券アプリくらいしかありません。
将来的にはmoomoo証券アプリで実際に株の取引機能も実施されると思われるため、今のうちから使って情報収集してみることをおすすめします!
目次
株式投資の簡単なやり方・始め方
初心者が株式投資を始めて、実際に取引するやり方は以下の5ステップです。
- 証券会社を選び口座を開設する
- 口座に資金を入金する
- 購入する銘柄を選ぶ
- 銘柄を購入する
- 市場の流れを見て保有・売却を判断する
それでは1つずつ詳細を説明していきます。
①証券会社を選び口座を開設する
株式投資を始めるために、まずは証券会社を選択します。
証券会社には店舗型とネット型の証券会社あり、それぞれに特徴があります。
- 店舗型証券会社:担当者に直接相談ができるが、手数料が高い
- ネット型証券会社:自分で情報を集める必要があるが、手数料の安さが魅力
現在の主流は、ネット型証券会社です。
手数料の安さや、ホームページや分析ツールなどで豊富な情報量を提供しているからです。
おすすめのネット型証券会社について、後述のおすすめの証券会社を参考にして下さい。
証券会社を決めたら、口座を開設します。
口座を開設する際は、インターネットで申し込みをして必要書類を取り寄せます。
書類が届いたら、個人情報や暗証番号の記入を行い、本人確認書類を同封して証券会社に返送します。
書類に問題が無ければ1週間ほどで口座開設の知らせが届きます。
②口座に資金を入金する
口座が開設できたら、証券会社のホームページでログインします。
ログイン後に、銀行口座の登録を行って入金手続きを行います。
ネットバンキングと連携しているので、インターネット上だけで手続きが可能です。
もしネットバンキングを利用していない場合は、銀行窓口やATMから振込が可能です。
株を購入して資金が不足した場合は、都度入金手続きを行います。
③購入する銘柄を選ぶ
次に証券会社のホームページで銘柄を探します。
銘柄を選ぶには経験が必要なので、初心者のうちはまずは慣れるために良く知っている身近な企業を探しましょう。
自分が良く利用しているサービスを提供している日本企業の株がおすすめです。
株式銘柄のおすすめの選び方については、後ほど解説いたします。
④銘柄を購入する
購入する銘柄を決めたら、実際に証券会社に注文を出します。
銘柄には証券コードと呼ばれる4桁の数字が割り振られているので、証券コードか銘柄名で検索をかけます。
注意点として、基本的に銘柄ごとに購入できる株数の単位が決まっています。
例えば100株単位で購入できる銘柄だと、最低でも表示価格の100倍の金額が必要になります。
また購入する時には、3種類の注文方法があります。
- 指値注文:自分の希望額で注文する方法
- 成行注文:価格を指定せず、買える値で購入する方法
- 逆指値注文:銘柄が自分が指定した値まで上がったら自動注文する方法
⑤市場の流れを見て保有・売却を判断する
よく株式投資の本などでは、「株は買うより売るタイミングが難しい」と言われています。
その理由は、購入した銘柄の株価が上昇した場合、もっと株価が上昇するのではという心理が働きます。
そうすると株を売りずらくなり、いつの間にか株価が下がってしまうことがあります。
おすすめの方法は、あらかじめ自分なりのルールを決めておくことです。
例えばこのようなルールです。
- 〇%上がったら売る
- 〇%下がったら売る
- 業績が悪かったら売る
また株価は市場全体の値動きにも大きく左右されます。
コロナショックのような、経済に深刻な影響を与えるニュースが起きると株価が一気に下がります。
そのため株を購入した後は、定期的に価格をチェックして保有し続けるか売却するか判断をします。
株式投資を始める際におすすめの証券会社の選び方
株式取引を開始する最初の手順が証券会社選びです。
ここでは証券会社を選ぶポイントを解説します。
- 手数料が安い証券会社を選ぶ
- 購入したい銘柄があるかを見る
手数料が安い証券会社を選ぶ
株取引で利益を出したいと思っているのに、売買手数料が高い証券会社では意味がありません。
ネット型証券会社は、店舗型証券会社に比較してどの会社も手数料は安くなっていますが、その中でもある程度の差があります。
各証券会社の調べた結果、手数料が変わらない場合でも、「開始から一定期間手数料無料」「口座開設でポイント還元」などの特典の違いがある場合もあります。
購入したい銘柄があるかを見る
証券会社によって取扱銘柄数に違いがあります。
証券会社でせっかく口座を開設したのに、購入しようとしていた銘柄が無い場合があります。
口座を開設する前に、事前に証券会社のホームページで銘柄名か証券コードで検索をかけて、取り扱いがあるか調べておきましょう。
証券会社を選ぶ際には、売買手数料の安い証券会社を選ぶのが大きなポイントとなります。
初心者におすすめな証券会社4選
それでは実際に具体例を挙げて、おすすめの証券会社を紹介していきます。
- SBI証券
- 松井証券
- IG証券
- LINE証券
SBI証券
出典:【SBI証券】ネット証券口座開設数No.1|SBI証券 (sbisec.co.jp)
- 個人取引シェアがNo.1
- 手数料が業界最安値
- 米国株4,008銘柄、投資信託2,680本は業界最大
- IPO銘柄の取り扱いが業界最大の80社
- Tポイントで投資信託の購入可能
- 投資信託をクレジットカードで購入可能
- 住信SBIネット銀行を連携して、普通預金の金利が約10倍
- スマホ用アプリが使いやすい
口座開設数は720万を超えて、国内最大です。
サポートが充実していて、ユーザー満足度もオリコンなど比較サイトで常に上位にランクインされています。
手数料はGMOクリック証券に比較して、多少劣るものの業界最安値水準をキープしています。
証券会社 | 5万円までの現物取引の手数料 |
---|---|
SBI証券 | 55円 |
GMOクリック証券 | 50円(税込) |
岡三オンライン証券 | 108円 |
auカブコム証券 | 55円 |
楽天証券 | 55円 |
松井証券 | 55円 |
面倒な口座開設もなく、申し込みフォームの記入は最短5分で完了します。
\アプリで手軽に投資できる/
松井証券
出典:松井証券 – ネット証券/株・投信・先物・FXの証券会社 (matsui.co.jp)
- 100年以上の歴史がある
- 運用サポートツールが豊富
- 夜間17:00〜23:59も取引が可能
- 電話窓口のサポートも充実
- 1日の現物取引金額50万円以下で手数料無料用取引ツールが使える
松井証券は、100年以上の歴史がある、老舗の証券会社です。
その魅力は手数料の安さで、1日に合計50万円までの取引なら、何回取引しても0円になります。
また、25歳以下の方は、なんと金額に上限がなく手数料が0円です。
米国株や中国株などの外国株を扱っていないことがデメリットですが、つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資は問題なくできるので、初心者の方にもおすすめです。
手数料プラン | 10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|
1約定ごと | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 |
1日定額 | 0円 |
投資情報とスマホツールの充実もユーザーの利用満足度が高い理由の一つになっているので、初心者に使いやすい証券会社です。
\50万円以下で手数料無料/
IG証券 CFD
出典:IG証券|株、指数、金・原油など各種CFD、ノックアウト・オプション、FX
- 株式をCFDで取引できる
- ハイレバレッジ取引ができる
- FXやバイナリーオプション取引も可能
買い・売り両方から入ることができ、資金効率を高めるレバレッジ取引ができます。
アナリストレポートやIGアカデミー、マーケットニュース、IGTV、取引戦略レポートなど、投資に役立つ情報も豊富です。
銘柄が多い証券会社で取引したい方やCFD取引に興味がある方におすすめです。
IG証券の概要 | |
---|---|
米国ETF手数料 | 片道手数料:2.2セント/1株 オンライン取引最低手数料:16.5ドル 電話取引最低手数料:27.5ドル |
ETF取扱銘柄 | 日本、米国 |
外国株 |
米国株、欧州株など ※CFD |
国内株 現物取引手数料 |
片道手数料:0.055% オンライン取引最低手数料:110円 電話取引手数料:1,100円 |
投資信託銘柄数 |
− |
IPO実績 |
− |
NISA |
なし |
つみたてNISA |
なし |
iDeCo |
なし |
口座開設までの期間 |
最短2日 |
LINE証券
出典:LINE証券 | ネット・スマホで投資!(株・ETF/REIT・投資信託) ライン証券 (line-sec.co.jp)
- 「株のタイムセール」を使うと3%~7%割引価格で購入できる
- キャンペーン中に口座開設で株がもらえる
- 口座開設が業界初のオンラインで完結
- 通常100株単位などの銘柄でも1株単位から売買可能
- 取引手数料は業界最安値
- スマホ特化の取引画面
LINE証券の特徴は、1株単位から株の売買ができる点です。
約1000銘柄の取引が可能で、取引手数料が常時無料です。
取扱銘柄が限定されている点はありますが、現物取引の手数料は業界トップクラスです。
手数料プラン | 10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|
1約定ごと | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
またタイムセール制度は独自のシステムで、対象の銘柄を最大で7%安く買えるゲリラ的なイベントです。
開催時期は未定ですが、他の証券会社に無いお得なシステムです。
\1株から売買できる/
【初心者向け】株式銘柄の選び方
取引をする証券会社を決めたら、いよいよ購入する銘柄を選定します。
銘柄を選ぶにしても、東京証券取引所には3,500社を超える企業が上場しており、その業種や規模、事業内容などは様々です。
いったいどういう基準で銘柄を選んだらよいのか、初心者は迷ってしまっても不思議ではありません。
そのため初心者が株式投資をやり始めて、初めて買う銘柄を選定する際に、おすすめの方法を3つ紹介します。
慣れ親しんだ企業の株を買う
雑誌やインターネットで有望な銘柄として、紹介されている場合でも自分がまったく知らない会社の株を購入する方法はお勧めできません。
まずは自分で銘柄を探す経験を積むためにも、自分の慣れ親しんだ企業の株を探しましょう。
例えば普段買い物をしているお店や、携帯メーカー、服のブランドなどです。
その中でも、自分が気に入っていて今後成長しそうな企業を探してみましょう。
安定重視ならインデックスファンド
1つの企業に対象を絞るのが難しい場合は、「インデックスファンド」を利用する方法があります。
インデックスファンドとは、日経平均やダウ平均などの株価指数に連動した値動きをする投資信託です。
- 自分で銘柄を探す必要が無い
- 証券所が選定した銘柄に分散投資ができる
- 市場全体の成長の恩恵が受けられる
- 信託報酬が普通の投資信託より安い
- 外国株式にも簡単に投資できる
- 少額から投資できる
例えば日経平均に連動するインデックスファンドは、東京証券所が定めた日本を代表する有名企業225社から構成されています。
そのため証券会社のファンドマネージャーが、銘柄を選定して作るアクティブファンドに比べ、選定する必要が無いので運用コストが抑えられています。
それにも関わらず、過去の運用成績においてインデックスファンドはアクティブファンドを上回る成績を出している銘柄が多く存在します。
まず株取引に慣れたい、経済について学びたいという場合には、インデックスファンドを購入する方法もお勧めです。
高配当・高リスクのものには手を出さない
初心者のうちに注意したい銘柄に、高配当・高リスクの銘柄があります。
たしかに高い配当金を目的に、株取引を開始したい場合には魅力的に見えます。
ですが高配当の銘柄の中には、何らかの負の理由があって、株価が安くなっている可能性があります。
- 業績不振で株価が下がり続けている
- 近い将来の減配が予想される(配当金が減額される)
- 利益の変動が激しい
- 成長力が無い
投資の経験を積むと、こうした成長力が衰えたり、業績不振で株価が下落している銘柄からでも利益を上げられるようになりますが、初心者のうちにお勧めできる方法ではありません。
株を買うタイミング
株を買う準備が出来たら、遂に株を買うことになります。
しかし、株を買うタイミングが難しいと言う方も少なくありません。
ここでは、株を買うタイミングについて解説をしていきます。
- 株価が割安になっているタイミング
- 株価が上がっているタイミング
- 業績などが株価に反映していないタイミング
株価が割安になっているタイミング
株を買うタイミングとして最もメジャーなタイミングと言えるのが、株価が割安になっているタイミングと言えます。
株式取引の基本は「安く買って高く売る」と言う事になります。
その事から、割安になっているタイミングで株式を購入しなければいけません。
それでは、どう言ったタイミングで株価が割安になるのか。
株価が割安になるタイミングは以下のタイミングと言えます。
- 権利確定日が過ぎたタイミング
- 決算日が過ぎたタイミング
- 株式市場が全体的に下がっているタイミング
株式優待や配当金のある銘柄であれば、株主優待や配当を受けられる権利が確定する日までは株価が上がる傾向にあります。
しかし、この権利が確定してしまった後には、多くの売り注文が入ることがあるため、株価が安くなるケースが多いです。
そのため、権利確定日後を狙って購入すると、比較的割安で株を買うことが出来ると言えるでしょう。
また、決算日が過ぎたタイミングなども業績によっては株価が下がる可能性があります。
長期的に見て、株価が戻ってきそうな業種などでは、割安で購入出来るタイミングと言えます。
そして、世界的なパンデミックなどを理由に、株式市場が全体的に値下がりすることもあります。
こう言った株安のタイミングも、株を買う良いタイミングと言えるでしょう。
株価が上がっているタイミング
株価が下がるタイミングを狙うのも良いのですが、実は株価が上がり始めたタイミングも狙い目と言えます。
わかりやすいのは、ストップ高になった銘柄などは、その後、数日間から数週間は株価が上がり続ける可能性があります。
業績が良い会社や新たなサービスを始めた会社など、株価が上昇するには何か理由があるはずですので、株価が上がっている理由をしっかりと調べてみましょう。
そうすることで、期待できる銘柄を割安で購入出来るかもしれません。
業績などが株価に反映していないタイミング
株価が業績などに反映されていないタイミングもあります。
例えば、企業からの新サービスなどのリリースや決算後の業績に関して、発表後すぐに株価に反映されないこともあります。
もし、ご自身が利用しているサービスなどで、新たな機能が追加されたなどあれば、そのサービスを運営している企業の株価を確認してみるのも良いでしょう。
株を買う時には、今この銘柄が割安なのかを判断するためにも、過去の株価もしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
出来れば半年~1年前くらいまでの株価変動は確認しましょう。
株を売るタイミング
株を買ったら、売らなければ利益を出すことは出来ません。
株は買うときよりも売るときの方がタイミングが難しいと言えます。
ここでは、株を売るタイミングについて解説をしていきます。
- 株価が上がったタイミング
- 自分の考えている株価になったタイミング
- 利益確定日や決算期を過ぎたタイミング
株価が上がったタイミング
株を売るタイミングで一番メジャーなタイミングは、株価が買値よりも上がったタイミングです。
購入したときの株価よりも高くなっているのであれば、そのタイミングで株を売ると利益が出ると言うことです。
簡単な話ですよね。
しかし、注意点として、株の売買手数料を考慮するようにしましょう。
株の売買には、買うときと売るときに売買手数料が発生します。
売買手数料は、証券会社や口座の種類によって異なりますので、ご自身が利用している証券口座ではいくらの手数料が発生するのかを確認しなければいけません。
売買手数料も考慮して、それでも利益が出たタイミングであれば、売るタイミングと言えるでしょう。
自分の考えている株価になったタイミング
株式投資では、ついつい欲が出てしまうと言う方が多いです。
株価が上がっているときには、「まだまだ上がる」と思い、結果として株を売るタイミングを逸してしまうと言う方も少なくありません。
そうなってしまうと、せっかく利益が出ていたのに、気がつけばマイナスになっていると言う事も起こりえます。
そうならないためには、自分で株式を売却するときの株価を決めておく必要があります。
「〇〇円になったら売ろう」と決めておくのです。
その際に、結果として株価が売却時よりも高くなることもありますが、それは諦められる気持ちを持っておきましょう。
利益確定日や決算期を過ぎたタイミング
株主優待や配当金を狙って購入している場合には、権利確定日を過ぎたら売ってしまっても良いでしょう。
また、決算期を過ぎた場合には、業績によっては株価が上がることもありますので、そのタイミングを狙って売るのも良いでしょう。
注意しなければいけないのは、いくら株主優待や配当金が目的でも、大きく株価が下がっている状態であれば、そのまま保有し続けるという選択もしなければいけません。
株価の変動や権利確定日をしっかりと確認して、株の売買をする様にしましょう。
株を売るときには、売買手数料をしっかりと確認するようにしましょう。
初心者の方に多いのですが、株価だけを確認して売ってしまうと手数料の分だけ損をしたと言うケースもあります。
また、証券会社や口座の種類だけではなく、取引回数や取引価格によっても手数料が異なる場合もありますので、しっかりと確認しましょう。
株のやり方に関するQ&A
ここでは株式投資を始める前に、よくある質問をまとめて回答していきます。
資金はいくら必要ですか?
購入したい銘柄や、取引する証券会社によって変わります。
多くの証券会社では、銘柄ごとに定められた株数の単位で取引するようになっています。
そのため購入する銘柄の株価に、その単位数をかけた金額と手数料が必要になります。
具体的に例を挙げると、株価が500円のA社の売買単位が1000株だった場合、50万円が必要です。
さらに楽天証券で取引する場合、手数料は225円かかります。
より小額から取引を開始したい場合は、LINE証券で1株単位で購入する方法があります。
利益が出たら確定申告しないとダメですか?
年間20万円以上の利益が出た場合に、確定申告が必要になります。
ですが開設した証券会社の口座種類によっては、確定申告が不要となります。
- 一般口座:確定申告が必要
- 特定口座+源泉徴収無し:確定申告が必要
- 特定口座+源泉徴収あり:確定申告が不要
この口座は、取引で利益が出た場合、証券会社が税金の計算をして自動的に利益から差し引きます。
口座の種類は開設する時に設定可能なほか、開設後にも変更することが出来ます。
ただし変更する場合には、その年まだ取引を1度も実施していないなどの条件があるので、証券会社で確認をしてから変更手続きをしましょう。
学生でも株式投資できますか?
可能です。
株式投資は本人の収入の有無について規定はありません。
ですが、高校生のような未成年が株式投資を始める場合は、必要な規定があります。
- 親権者の同秘書が必要
- 信用取引ができない
- 親権者と同じ証券会社に証券口座を開設する
信用取引とは、資金より大きな金額でも取引が可能になる方法です。
学生の間は、収入が無いため責任能力が低く、大きな損失を出す可能性がある信用取引ができないようになっています。
株式投資のやり方のまとめ
株式投資の始め方・やり方について初心者の方にも、分かりやすく解説をしてきました。
これまで株式投資の経験が無い方にも、手順や基本的なやり方をお伝えしました。
株式投資は長期的に継続している社会の発展や、優良企業の成長の恩恵によって、自らの資産を大きく増やせる投資方法です。
まずは自分に合った証券会社を選んで、口座を開設するところからスタートしてみましょう!
では最後にこの記事のおさらいをします。
- 証券が会社を選び口座を開設します
- 口座に資金を入金する
- 購入する銘柄を選ぶ
- 銘柄を購入する
- 市場の流れを見て保有・売却を判断する
- 手数料が安い証券会社を選ぶ
- 購入したい銘柄があるか見る
- 普段利用するサービスに関連した証券会社を選ぶ
- 慣れ親しんだ企業の株を買う
- 安定重視ならインデックスファンド
- 高配当・高リスクのものには手を出さない