株式投資を行うにあたり、証券会社への手数料はなるべく安く抑えたいですよね。
証券会社の中でも、インターネットで主に取引をするネット証券会社は、取引に掛かる手数料が安い事が大きな特徴となっています。
この記事では、ネット証券会社の手数料を約定プラン・定額プランに分けて一覧で紹介します。
また、証券会社の選び方やおすすめのネット証券会社も併せて紹介しますので、手数料の安い証券会社を探している方は参考にしてみて下さい。
- 証券会社の手数料はネット証券が安い
- 投資スタイルや投資金額によって手数料の安い証券会社は異なる
- 証券会社の手数料はキャンペーンによっても変わる
- 証券会社は手数料の安さだけで選ばずに他の要素も検討する
- 証券会社の手数料で選ぶと合わないこともあるため総合力で判断が必要
- 総合的にSBI証券は手数料も安く総合的におすすめ
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目次
ネット証券会社の手数料比較一覧表
ネット証券会社の手数料は、 1回の注文ごとに手数料が発生する「1約定制」と、1日の約定額の合計で決まる「1日定額制」があります。
約定プランと定額プランでは手数料が大きく異なります。
ここでは、ネット証券7社の手数料を約定プラント定額プランに分けて一覧で紹介します。
約定プラン
1約定制の各証券会社別の手数料比較を一覧にまとめました。
まず、50万円までの約定金額における手数料を紹介します。
約定制の手数料(〜50万円まで) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
証券会社 | 〜5万円 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜30万円 | 〜40万円 | 〜50万円 |
SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 275円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
LINE証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 275円 |
DMM株 | 55円 | 88円 | 106円 | 198円 | 198円 | 198円 |
SBIネオトレード | 50円 | 88円 | 100円 | 198円 | 198円 | 198円 |
マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 275円 |
auカブコム証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 275円 |
続いて、約定金額が50万円超における、各証券会社の手数料を見てみましょう。
約定金額が50万円を超えてくると、手数料の差が大きくなってくることが分かります。
約定制の手数料(50万円超) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社 | 〜100万円 | 〜150万円 | 〜200万円 | 〜300万円 | 〜1000万円 | 〜3000万円 | 〜1億円 |
SBI証券 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,070円 |
松井証券 | 1,100円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 | 11,000円 | 33,000円 | 110,000円 |
LINE証券 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,070円 |
DMM株 | 374円 | 440円 | 660円 | 660円 | 880円 | 880円 | 880円 |
SBIネオトレード | 374円 | 440円 | 660円 | 660円 | 880円 | 880円 | 880円 |
マネックス証券 | 535円 | 640円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,013円 | 1,070円 |
auカブコム証券 | 535円 | 約定額×0.099% +99円 |
約定額×0.099% +99円 |
約定額×0.099% +99円 |
約定額×0.099% +99円 【上限:4,059円】 |
4,059円 | 4,059円 |
ネット証券会社のなかでも、名の知れているSBI証券の手数料は最安クラスになっています。
定額プラン
次に、1日定額制での証券会社ごとの手数料の比較一覧表です。
1日に動かす金額が100万円までの方は、SBI証券・auカブコム証券・ネオトレがおすすめです。
証券会社 | 〜100万円 | 〜150万円 | 〜200万円 | 〜300万円 | 500万円 | 1000万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 0円 | 1,238円 | 1,238円 | 1,691円 | 2,281円 | 3,756円 |
松井証券 | 1,100円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 | 5,500円 | 11,000円 |
マネックス証券 | 550円 | 2,750円 | 2,750円 | 2,750円 | 5,500円 | 11,000円 |
auカブコム証券 | 0円 | 2,200円 | 2,200円 | 3,300円 | 5,500円 | 11,000円 |
SBIネオトレード | 0円 | 880円 | 1,100円 | 1,540円 | 2,130円 | 3,605円 |
※LINE証券とDMM株には、定額プランはありません。
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手数料が安くて使いやすいネット証券会社ランキング
ネット証券会社の中で、手数料が安く使いやすい証券会社をランキング形式でまとめました。
順位は次の通りです。
- SBI証券
- LINE証券
- 松井証券
- SBIネオトレード証券
- DMM株
それぞれの証券会社の特徴をみていきましょう。
第1位:SBI証券
- 初心者でも安心
- 国内株式個人取引シェアNo.1
- 操作性に優れているツール
SBI証券は初心者でも安心の魅力がたくさん用意されています。
現物取引と信用取引における1日の定額制の手数料はそれぞれ100万円まで無料となっており、手数料の安さが特徴です。
また、25歳以下なら現物手数料実質0円プログラムを実施しており、国内株式現物手数料がキャッシュバックにより実質0円で取引できる点も特徴です。
さらに「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」では、最大2か月間米国株式・米国ETFの市場への通常注文時の取引手数料が無料となります。
こう言った特徴から、株式投資が初めての人には特におすすめの証券口座です。
- 5万円まで:50円
- 10万円まで:88円
- 20万円まで:100円
- 50万円まで:198円
- 100万円まで:374円
- 150万円まで:440円
- 300万円まで:660円
- 300万円超:880円
SBI証券の手数料無料ETFに、SPYDが入るのはありがたい😎
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/kame_investor/status/1506111445091885058
なんとSPYDとQQQがSBI証券の買付手数料無料ETFに仲間入り!!すごすぎ。でも逆に外れるETF(SPYとか)もあるもみたいなので、ちょくちょくチェックは必要ですね。
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/it_tech_dr/status/1506089501063811072
第2位:LINE証券
- 業界最安水準
- 投資信託の購入手数料が無料
- いちかぶから購入できる
LINE証券は信用取引の売買手数料、投資信託の購入手数料、IPOの購入手数料が全て無料です。
信用取引や投資信託、IPOの取引を検討している人には特におすすめのネット証券です。
現物取引でも、5万円までの取引は手数料無料となりますので、投資が初めての人や、投資にそこまで資金を使えない人にもおすすめできます。
さらに、LINE証券は「いちかぶ」という少額から株式投資をすることが出来ます。
また、アプリなどをインストールする必要がなく、既存のLINEアプリからも気軽に投資をすることが可能となります。
- 無し
日興フロッギーも検討を。日本株はほぼ全部、投資信託やETFは物足りないですが、100円からdポイント100Pから株買えます。0.01株でも配当金あり、手数料は買いなら100万円まで無料。LINE証券のようなスプレッドもなし。デメリットは買い付けが寄りと、後場始めの2回だけ。
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/toushika05/status/1505787843381465090
FANG+インデックスを売却して、eMAXIS インデックスにきりかえようと思います やっぱり手数料が低い方がいいですね✨ レバナス頑張れ〜‼️出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/aki19901009/status/1504076565059375109
第3位:松井証券
- 取引ツールが使いやすい
- サポートの充実
- 創業100年以上の実績
松井証券は創業100年以上の老舗証券会社です。
25歳以下であれば、現物株式取引の手数料が全て無料で取引できます。
26歳以上の人でも、50万円までであれば手数料が無料で取引できます。
人気の株式投資の他にも、米国株取引や投資信託、FX、NISAなどのサービスを利用することができ、特に信用取引に力を入れている点が特徴です。
また、現在株式投資を中心に取引している人からも人気が高く、信頼できるネット証券会社の一つです。
さらに、取引における個別の質問やトラブルに対して、24時間のサポート体制が整っているため、夜中でも早朝でも、すぐに疑問やトラブルを解消できます。
- 50万円~100万円:1,100円
- 300万円~:3,300円
- 500万円~:5,500円
⭐️松井証券で日本株取引をするデメリット⭐️✅1日の約定代金が50万円を超える時はお得にならない1日の約定代金が50万円を超える時は手数料がかかってしまいます😭その場合は他の証券会社で取引をする方が手数料が安くなります🙋♂️
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/papahitsuji216/status/1505833959779094528
よく使うのは松井証券です。どこの証券会社でも買えますが、インターネット専門の証券会社が手数料が安いです。100株単位です。126000円です。ミニ株は知りませんがザラバで指値で買えないんですか?
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/Vinch32624242
第4位:マネックス証券
- 手数料キャッシュバック
- 豊富な取扱商品
- ツール、投資情報が充実
マネックス証券では、手数料を計算する「取引毎手数料コース」、1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する「一日定額手数料コース」が用意されています。
一日定額手数料コースでは、約定金額100万円以下で550円の手数料が発生します。
ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円となります。
また、支払った手数料を定額までキャッシュバックするプログラムも充実しているため、お得に取引できる点が特徴です。
マネックス証券は日本株や投資信託はもちろん、IPO・米国株・金・プラチナ等まで幅広い商品を取り揃えているため、幅広く投資したい人におすすめのネット証券会社です。
さらに、投資初心者でもマネックスアドバイザーで世界に分散投資をしてくる投資方法もあるため、低リスクで資産運用を始めることができます。
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
本日から マネックス証券の 国内株取引手数料が 値下げになりましたね😊🎵 これで SBI、マネックス、楽天の 国内株取引手数料は 全て 同額になりました❗ 個人的には 値下げ競争が 私が値段より 重要視する サポート サービスの低下に 繋がらなければ… と 思っています☺️
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/DanntiTami/status/1506061814073012224
自分はもともと証券口座を分けて持ってるわけではないので、ずっと楽天証券で投資してますね😅本来ならお得なところで投資した方がいいと思うんですけど🥺💦証券口座をいっぱい持っていても大丈夫という方であれば、買付け手数料無料のマネックス証券で投資するのが1番だと思います👏✨
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/R_highdividend/status/1505788723207630848
第5位:楽天証券
- 新規口座開設数No.1
- 自分にぴったりの投資スタイルを選んで投資できる
- 総合口座700万口座突破
楽天証券は、2020年新規口座開設数業界No.1の実績があり、今最も勢いがあるネット証券会社とも言えます。
投資が初めての人でもあなたにぴったりな投資スタイルを選んで投資ができるため、初心者の人や、投資の知識がない人にもおすすめです。
実際に楽天証券口座を開設した人の75%は投資経験なしの人が利用されており、かなり満足度が高いです。
手数料も業界最安水準を記録しており、手数料の1%はポイントバックされるため、お得に取引をすることも可能です。
- 5万円まで:55円
- 10万円まで:99円
- 20万円まで:115円
- 50万円まで:275円
- 100万円まで:535円
この三連休は投資の勉強をしています🧐その流れで2つ目の証券会社に加入手続きしました。手数料減らし投資の選択を増やすためです🍮🍰🍩資金管理の分散に少々の抵抗感ありますが後悔もしたくなかったので😆ちな楽天証券です♪🐵
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/natusora9/status/1505898944844668932
楽天証券かSBI証券の2択だと思います😊楽天経済圏にいるなら楽天がよいと思いますし、とくに経済圏を気にされないならSBI証券でいいと思います。商品量や、手数料の安さ、ページの見やすさなどは両者とも抜群です。
出典:https://www.google.com/url?q=https://twitter.com/saito_fufu/status/1505719081609351168
ネット証券会社の手数料を比較するポイント
一口に手数料と言っても、定額制・約定制、投資スタイル、投資金額で取引手数料は違います。
ここでは、ネット証券会社の手数料を次の4つで比較するポイントを紹介します。
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
定額制か約定制かで比較する
ネット証券会社の手数料を比較する上で、まず知っておきたいのが定額制か約定制で手数料が違うということです。
1回の注文ごとに手数料が発生するのが「1約定制」、1日の約定額の合計で発生するのが「1日定額制」になります。
- 約定制:1日にあまり取引をしない人
- 定額制:1日少額で何回も取引したい人
定額制と約定制の値段、使いやすさまで考慮するとSBI証券がおすすめとなっています。
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投資スタイル
ネット証券会社の手数料は投資スタイルによっても変わってきます。
たとえば、「現物取引」と「信用取引」では手数料は違ってきます。
それぞれ、現物取引にも信用取引にも「約定プラン」「定額プラン」がありそれぞれで手数料が違うので要注意です。
投資金額
ネット証券会社の手数料を比較する際に、注意しておいきたいのが100万円以上の投資をする場合です。
多くのネット証券会社では100万円を超えると各社ごとに手数料が違ってきます。
投資金額が多い方はこのポイントに注意して、証券会社を比較すると良いでしょう。
キャンペーンの有無
ネット証券会社では、以下のようなキャンペーンを行なっている場合があります。
- 手数料引き下げキャンペーン
- キャッシュバックキャンペーン
- ポイント贈呈キャンペーン
上記で紹介したネット証券会社でも、今だとSBI証券のキャンペーンが特に注目です。
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証券会社の選び方
証券会社を選ぶときに重視すべきなのは、手数料だけではありません。
取扱銘柄数
取扱銘柄数は、証券会社を選ぶ際に重視するべきポイントです。
外国株やあまり名の知れていない企業に投資をしたい時、取扱銘柄数が少ないと扱っていない可能性が高くなります。
投資に慣れていくことで、色々な株に挑戦したくなることもあるでしょう。
その時のために、取扱銘柄数が多い証券会社を選ぶことも重要です。
\ 取扱銘柄多数! /
取引ツールの機能
取引ツールの機能が充実していることは、初心者の方は特に注意したいポイントです。
株アプリなど、各社が提供する取引ツールを使用して株の運用を進めていくことになります。
そのため、チャート分析や注文の機能が充実している証券会社を選びましょう。
情報提供の充実
株の運用には、情報提供のサービスが充実している証券会社がおすすめです。
企業の情報は自分で調べることもできますが、正しい情報かは自分で判断する必要があります。
正しい情報を提供してくれる証券会社であれば、株の運用もスムーズに進むでしょう。
少額投資のシステム
出来るだけ少額で投資をはじめたい時には、少額投資のシステムも証券会社を選ぶ際に重要です。
証券会社の中には、ミニ株という少額投資ができるサービスを提供している会社もあります。
少額投資のサービスは、証券会社によって名前が違う。
例:SBI証券のS株
投資に慣れるために、リスクの少ない少額投資から始めるという使い方もおすすめです。
株式取引の手数料について
株式の取引手数料はいつ発生して、スプレッドとどう違うのかについて解説します。
手数料を比較する上で、押さえておきたいこの2点について詳しくみていきましょう。
手数料はいつ発生するのか
株式の手数料というのは、注文時、約定時どこで発生するのでしょうか?
手数料が発生するタイミングは、株式の売買が成立した約定時に発生します。
買い手が100円で注文を出しても、売り手側でも同じ条件で売りたいとならないと取引は成立しません。
つまり、同じ条件の買い手と売り手が見合った時に、取引が成立(約定)して取引手数料が発生します。
そのため、注文を出してまだ約定前の場合は、手数料は発生せず、注文をキャンセルしても取引手数料は無効になります。
手数料とスプレッドの違い
100万円以下で定額プランなどで、取引手数料が0円というネット証券もありますが、ここで注意しておきたい事があります。
つまり、最初からコストが上乗せされた支払金額が提示されているということです。
ただ、実際には「取引手数料無料」の場合でも、スプレッドとして手数料が支払い料金に含まれていることは理解しておきましょう。
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証券会社の手数料 | Q&A
ここでは証券会社についてよくある質問をみていきます。
証券会社の口座は複数開設できる?
証券会社の口座は複数開設することが出来ます。
証券会社にはそれぞれの良さがあるため、複数口座を持つことでこれを活かすことができます。
また、複数口座を持つことでIPO株の当選確率が上がります。
そのため、投資に慣れてきたら違う証券会社で口座開設することも視野に入れてみましょう。
スマホアプリでの取引に手数料は発生する?
スマホアプリでの取引自体に手数料がかかることはありません。
株式の売買が約定した際に、取引手数料が発生します。
入金手数料はかかる?
結論からいうと、掛かる事もある。
証券会社、金融機関、入金・出金にもよりますので、気になる証券会社が見つかった際は、確認するようにしましょう。
ネット証券会社の手数料は安い
この記事では、取引手数料が安いネット証券の中で、約定プラン・定額プランでの手数料を比較しました。
手数料の安さは重要なポイントです。
しかし、証券会社を決めるときは、他の要素も含め検討しましょう。
ずっとオトクに取引したい方は、SBI証券で口座を開設することをおすすめします。
- 証券会社の手数料はネット証券が安い
- 投資スタイルや投資金額によって手数料の安い証券会社は異なる
- 証券会社の手数料はキャンペーンによっても変わる
- 証券会社は手数料の安さだけで選ばずに他の要素も検討する
- 証券会社の手数料で選ぶと合わないこともあるため総合力で判断が必要
- 手数料も安く、総合的にSBI証券がおすすめ
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