株式投資を始める際に最も重要なのは、「自分にあった証券会社を見つけること」です。
ネット証券は、総合証券と比べて手数料が安く、手軽に投資を始められるといったメリットがあり、とても人気があります。
- 初心者におすすめのネット証券は?
- ネット証券と総合証券の違いは?
- それぞれ証券会社にはどんなサービスがある?
本記事では、そんな初心者の方が気になる・知っておくべき情報を詳しくご紹介していきます。
目次
- ネット証券会社おすすめ比較ランキング12選【総合】
- 1位:SBI証券|総合力の高い証券会社
- 2位:マネックス証券|外国株の扱いが豊富
- 3位:LINE証券|LINEアプリで取引が完結
- 4位:松井証券|50万円までの取引は手数料無料
- 5位:SBIネオトレード証券(ネオトレ)|多彩な注文で手数料を抑えられる
- 6位:DMM株(DMM.com証券)|最短即日で取引可能
- 7位:GMOクリック証券|長期売買・デイトレードに向いている
- 8位:楽天証券|楽天ポイントでも投資可能
- 9位:auカブコム証券(カブドットコム証券)|大きな取引ほど得するシステムあり
- 10位:SMBC日興証券|電話や店頭での取引に対応
- 11位:PayPay証券|1株からIPOに挑戦できる
- 12位:岡三オンライン証券|高機能な取引ツール
- 証券口座(ネット証券)のおすすめな選び方
- 【カテゴリ別】ネット証券おすすめランキング3選
- ネット証券と総合証券はどっちがいい?
- ネット証券の口座開設方法
- ネット証券に関するQ&A
- おすすめのネット証券から自分にあったものを見つけよう!
ネット証券会社おすすめ比較ランキング12選【総合】
この章では、ネット証券の強み・弱みを分かりやすくまとめました。
メイン口座にぴったりのおすすめネット証券をランキング形式で紹介していきます。
ネット証券会社名 | 特徴 | 公式サイト |
SBI証券 | ・取引手数料が無料!国内株式個人取引シェアNo.1 ・月100円からコツコツ積立投資ができる |
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マネックス証券 | ・米国株の取扱銘柄数が業界No.1 ・ワン株なら1株から取引できる |
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LINE証券 | ・LINEアプリから簡単に利用できる ・有名企業の株が1株単位で買える |
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松井証券 | ・1日の現物取引金額50万円以下で手数料無料 ・国100年以上の歴史を持つ老舗証券会社 |
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楽天証券 | ・楽天ポイントで投資ができる ・楽天カードのクレジット決済で積立すると、ポイントが貯まる |
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SBIネオトレード証券 | ・高機能の取引ツールが無料で使える ・信用取引手数料は完全無料 |
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DMM株 | ・米国株式の取扱手数料が無料 ・メール・電話・LINEのサポートがある |
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GMOクリック証券 | ・初心者でも簡単にスマホで取引ができる ・賃株サービスで金利収入をゲットできる |
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auカブコム証券 | ・1日100万円まで手数料無料 ・オンラインセミナーが毎週ある |
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SMBC日興証券 | ・IPOの取扱銘柄が豊富 ・AIのポートフォリオ診断を受けられる |
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おすすめネット証券会社の比較一覧表です。
SBI証券は、国内株式個人取引シェアNo. 1の大手証券会社なので安心して利用することができます。
証券会社名 | 1回約定ごとの料金 | 1日における約定額ごとの料金 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | |
SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
松井証券 | 1回約定ごとの料金体系なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | |||
DMM株 | 55円 | 88円 | 106円 | 198円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 550円 | 550円 | 550円 |
GMOクリック証券 | 50円 (税込) | 90円 (税込) | 100円 (税込) | 260円 (税込) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBIネオトレード証券 | 55円 | 88円 | 100円 | 198円 | 440円 | 440円 | 440円 | 440円 |
auカブコム証券 | 99円 | 99円 | 198円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
楽天証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 0円 | 0円 | 110円 | 261円 |
SMBC日興証券 | 137円 | 137円 | 198円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
LINE証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし |
1位:SBI証券|総合力の高い証券会社
- 国内株式個人取引シェアNo.1
- IPO取扱銘柄数No.1、iDeCo加入者数、ネット証券No.1
- ニュースやマーケット情報、外国株関連など情報配信に強い
- 申込後、最短翌営業日取引可能
- 月100円から積立投資ができる
- 初心者におすすめ
SBI証券は、どんな方にもおすすめなネット証券です。
その魅力は、手数料の安さや豊富な外国株、そしてNISAやiDeCoの取扱や情報提供など、ほぼすべてを網羅しているところです。
また、現物取引(自分の資産での取引)の手数料には2つのプランがあり、好きな方を選ぶことができます。
アクティブプラン:1日の取引合計額で手数料が決まる
アクティブプランに関しては、1日100万円まで取引手数料0円で、これはネット証券最安です。
どこの証券に登録するか迷っている方は、SBI証券で口座を開けば間違いないでしょう。
\ 一番人気の証券会社 /
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:55円 ・〜10万円:99円 ・〜20万円:115円 ・〜50万円:275円 ・〜100万円:535円 ・〜150万円:640円 ・〜3000万円:1013円 |
---|---|
【現物取引・1日定額制】 ・〜100万円:0円 ・〜200万円:1238円 ・〜300万円:1691円 ※以降100万円増加ごとに+295円 |
|
NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | ◯(約6000銘柄) |
中国株 | ◯(約1400銘柄) |
IPO実績 | 117社(2021年) |
取引ツール(PC) | ・HYPER SBI ・CFD(クリック株365)取引サイト |
スマホアプリ | ・SBI証券 株アプリ ・SBI証券 米国株アプリ ・かんたん積立アプリ ・HYPER FXアプリ ・HYPER 先物・オプションアプリ ・取引所CFD アプリ |
2位:マネックス証券|外国株の扱いが豊富
- マネックスポイントが貯まる
- 米国株の取扱銘柄数が業界No.1、中国株も充実
- 質の高い情報提供
- 申込後、最短翌営業日から取引可能
- ワン株なら1株から取引できる
- IPO抽選が完全に平等
マネックス証券の大きな特徴は、なんといっても米国株の豊富さです。
米国株の取扱銘柄数は豊富で、なんと5,000銘柄以上の米国株を取引することができます。
また、米国株以外にも、中国株も2300銘柄以上を取り揃えており、外国株を取引したい方にはおすすめのネット証券です。
さらには、使いやすいと評判のツールもあり、魅力的です。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:55円 ・〜10万円:99円 ・〜20万円:115円 ・〜30万円:275円 ・〜40万円:275円 ・〜50万円:275円 ・〜100万円:535円 ・〜150万円:640円 ・〜3,000万円:1013円 ・3,000万円〜:1070円 |
---|---|
【現物取引・1日定額制】 ・〜100万円:550円 ・〜300万円:2750円 ・〜600万円:5500円 ※以降、300万円増加するごとに、2750円ずつ増加。 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | ◯(5,000銘柄以上) |
中国株 | ◯(2,300銘柄以上) |
IPO実績 | 65社(2021年) |
取引ツール(PC) | ・マネックストレーダー ・MonexTraderFX ・銘柄スカウター ・マルチボード500 ・フル板情報ツール ・チャートフォリオ ・マーケットボード ・マーケットライダープレミアム ・マーケットライダー ・MONEX VISION |
スマホアプリ | ・マネックストレーダー株式 スマートフォン ・マネックストレーダー株式 タブレット ・トレードステーション米国株 スマートフォン ・MonexTraderFX スマートフォン ・マネックストレーダー先物 スマートフォン |
3位:LINE証券|LINEアプリで取引が完結
- LINEアプリから簡単に利用できる
- 有名企業の株が1株単位で買える
- 申込後、最短翌営業日から取引可能
- LINE Payから入金・出金できる
- LINEポイントで投資できる
- 信用取引の手数料が0円
LINE証券は、LINEアプリから簡単に投資できることが特徴のネット証券です。
LINE証券では新たに別のアプリをダウンロードする必要はなく、注文から売却まで全てLINEアプリ内で完結します。
また、LINE証券には「いちかぶ」という、有名企業に1株数百円から投資できるシステムがあります。
そのため、投資が初めての方でも安心して使い始めることができます。
他で証券口座を持っている方でも、2つ目3つ目の口座としてLINE証券を使うのも選択肢として良いでしょう。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:55円 ・〜10万円:99円 ・〜20万円:115円 ・〜50万円:275円 ・〜100万円:535円 ・〜150万円:640円 ・〜3000万円:1013円 ・3000万円〜:1070円 |
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NISA | × |
つみたてNISA | 〇 |
iDeCo | ◯ |
米国株 | 〇(CFD) |
中国株 | × |
IPO実績 | 2021年5月末よりIPOスタート 11社 |
スマホアプリ | ・LINE |
4位:松井証券|50万円までの取引は手数料無料
- 100年以上の歴史がある
- 運用サポートツールが豊富
- QUICKリサーチネットが無料で使える
- 夜間17:00〜23:59も取引が可能
- 電話窓口のサポートも充実
- 1日の現物取引金額50万円以下で手数料無料
松井証券は、100年以上の歴史がある、老舗の証券会社です。
その魅力は手数料の安さで、1日に合計50万円までの取引なら、何回取引しても0円になります。
また、25歳以下の方は、なんと金額に上限がなく手数料が0円です。
しかし、つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資は問題なくできるので初心者の方にもおすすめです。
取引手数料 | 【現物取引・1日定額制】 ・〜50万円:0円 ・〜100万円:1100円 ・〜200万円:2200円 ※200万以降は、100万円増えるごとに1100円を追加。 ・1億円〜:110000円(上限) ※25歳以下は手数料0円 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | 〇 |
中国株 | × |
IPO実績 | 56社(2021年) |
取引ツール(PC) | ・ネットストック・ハイスピード ・株価ボード ・QUICK情報 ・QUICKリサーチネット ・テーマ投資ガイド ・チャートフォリオ ・アクティビスト追跡ツール ・松井FP〜将来シュミレーター〜 |
スマホアプリ | ・松井証券 株アプリ ・株touch ・投信アプリ ・松井証券 FXアプリ |
5位:SBIネオトレード証券(ネオトレ)|多彩な注文で手数料を抑えられる
- 売買手数料が安い
- 高機能の取引ツールが無料で使える
- 信用取引手数料は完全無料
- キャンペーンが豊富
- 注文方法が豊富
SBIネオトレード証券の特徴は、ネット証券屈指の手数料の安さにありますが、もうひとつの特徴は、現物取引に一律プランと定額プランという2種類のコースがあることです。
一律プランは1注文毎に手数料が発生し、手数料は通常50円~880円(税込)であり業界最安値水準です。
また、定額プランでは、100万円以下の取引は何回取引しても0円で済みます。
多彩な注文でかつ、手数料を抑えて株取引を行いたいという方には、SBIネオトレード証券がおすすめです。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:50円 ・〜10万円:88円 ・〜20万円:100円 ・〜50万円:198円 ・〜100万円:374円 ・〜150万円:440円 ・〜300万円:660円 ・300万円〜:880円 (キャンペーン中0円) |
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【現物取引・1日定額制】 ・〜50万円:0円 ・〜100万円:0円 ・〜150万円:880円 ・〜200万円:1100円 ・〜300万円:1540円 ※以降、100万円増加ごとに295円ずつ追加 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | × |
米国株 | × |
中国株 | × |
IPO実績 | 20社(2021年) |
取引ツール(PC) | ・高機能DL版 NEOTRADE R ・Webブラウザ版 NEOTRADE W ・株価ボード |
スマホアプリ | ・NEOTRADE S |
6位:DMM株(DMM.com証券)|最短即日で取引可能
- 米国株式の取扱手数料が無料
- 手数料・金利は業界最低水準
- 申込後、最短即日で取引が可能
- DMM株ポイントが貯まる
- 貯まったポイントは現金化できる
- メール・電話・LINEのサポートがある
DMM株の特徴は、取引手数料の安さにありますが、上述に紹介したSBI証券と楽天証券と比較しても、かなり安い傾向にあります。(現物取引・1約定制)
手数料の安さにこだわる方は、DMM株はおすすめです。
また、DMM株は最短即日で取引が可能な点も魅力です。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:55円 ・〜10万円:88円 ・〜20万円:106円 ・〜50万円:198円 ・〜100万円:374円 ・〜150万円:440円 ・〜300万円:660円 ・300万円〜:880円 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | × |
iDeCo | × |
米国株 | ◯ |
中国株 | × |
IPO実績 | 5社(2021年) |
取引ツール(PC) | ・DMM株 PRO+ ・DMM株 STANDARD ・DMM株 PRO ・DMM株 プレミアチャート |
スマホアプリ | ・DMM株 |
7位:GMOクリック証券|長期売買・デイトレードに向いている
- 手数料が業界最低水準
- 取引ツールが豊富
- スマホアプリが使いやすい
- グラフなどで分かりやすい情報提供
- 銀行口座連携で優遇金利
- 賃株サービスで金利収入をゲットできる
GMOクリック証券の特徴は、取引手数料の安さにありますが、実は最安クラスの取引手数料を提供している楽天証券より安いです。
ちなみに、GMOクリック証券のFXのスワップポイントについてですが、どのネット証券と比較しても、そのスワップポイントから得られる金利が高い傾向にあります。
スワップポイントが目的の方にも、GMOクリック証券はおすすめでしょう。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜10万円:90円 (税込) ・〜20万円:100円 (税込) ・〜50万円:260円 (税込) ・〜100万円:460円 (税込) ・〜150万円:550円 (税込) ・〜3000万円:880円 (税込) ・3000万円〜:930円 (税込) |
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【現物取引・1日定額制】 ・〜20万円:0円 ・〜30万円:0円 ・〜50万円:0円 ・〜100万円:0円 ・〜200万円:1,238円 (税込) ・〜300万円:1,691円 (税込) ※以降は、100万円ごとに295円を追加 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | × |
iDeCo | × |
米国株 | ◯(約4000銘柄) |
中国株 | ◯(約1400銘柄) |
IPO実績 | 1社(2020年) |
取引ツール(PC) | ・スーパーはっちゅう君 ・はっちゅう君 ・はっちゅう君FXプラス ・FXツールバー ・プラチナチャート ・はっちゅう君365 ・はっちゅう君CFD |
スマホアプリ | ・iClick株 ・株roid ・GMOクリック FXneo ・iClick外為OP ・iClickFX365 ・FXroid365 ・GMOクリック CFD ・GMOクリック 株BO |
8位:楽天証券|楽天ポイントでも投資可能
- 楽天ポイントで投資ができる
- 楽天ポイントはNISAにも使える
- 取引ツールやスマホアプリが充実
- 申込後、最短翌営業日に取引可能
- 国内株式の夜間取引(17:00〜23:59)が可能
- 楽天カードのクレジット決済で積立すると、ポイントが貯まる
楽天証券は、初心者におすすめなネット証券です。
特に、普段から楽天サービスを利用している方は、楽天証券に口座を作ることで、楽天ポイントで投資ができるようになります。
また、楽天証券の現物取引は、手数料に2つのプランがあり、好きな方を選ぶことができます。
いちにち定額コース:1日の取引合計額で注文が決まる
特に、「いちにち定額コース」は、1日100万円までの取引手数料が0円になるので、大きな金額を取引しない方にとってはピッタリですね。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜5万円:55円 ・〜10万円:99円 ・〜20万円:115円 ・〜50万円:275円 ・〜100万円:535円 ・〜150万円:640円 ・〜3000万円:1013円 |
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【現物取引・1日定額制】 ・〜100万円:0円 ・〜200万円:2200円 ・〜300万円:3300円 ※以降は、100万円増加ごとに1100円を追加。 ※現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額で取引手数料が決まる。 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | ◯(約3700銘柄) |
中国株 | ◯(約900銘柄) |
IPO実績 | 12社(2020年) |
取引ツール(PC) | ・MARKET SPEED Ⅱ ・MARKET SPEED ・MARKET SPEED for Mac ・MARKET SPEED FX ・楽天MT4 |
スマホアプリ | ・iSPEED ・iSPEED for iPad ・iSPEED FX ・iSPEED 先物OP |
9位:auカブコム証券(カブドットコム証券)|大きな取引ほど得するシステムあり
- 豊富な商品ラインナップ
- ツール・スマホアプリが使いやすい
- サポート体制も充実
- オンラインセミナーが毎週ある
- 「プチ株」で1株から購入できる
auカブコム証券は他のネット証券と比較しても、取引手数料が安価な傾向にあります。
50万円以上の取引は「約定金×0.099%+99円」の手数料がかかるのですが、手数料には上限があり、たとえ1億円の取引でも、4059円(税込)のまま固定されます。
大きな取引なほど、得するということです。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜10万円:99円 ・〜20万円:198円 ・〜50万円:275円 ・50万円〜:約定金×0.099%+99円(上限4059円) |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | 〇 |
中国株 | × |
IPO実績 | 9社(2020年) |
取引ツール(PC) | ・kabuステーション ・カブナビ ・カブボード ・カブボードフラッシュ ・EVER チャート ・kabuスコープ ・kabuカルテ ・残高照会フラッシュ ・保証金シュミレーター ・先物・オプションボード ・先物・オプションボードフラッシュ ・証拠金シュミレーター ・AIデリバティブ ・auカブコム FXナビ ・シストレFXナビゲーター ・auカブコム FX全自動取引「シグナルチャート」 ・債券シュミレーター ・365CFDシンプルチャート |
スマホアプリ | ・kabu.com for iPhone/Android/au ・kabu STATION ・IPO Lab ・PICK UP! 株チャート ・PICK UP! 株テーマ ・PICK UP! 株主優待 ・auカブコム FX ・kabu smart |
10位:SMBC日興証券|電話や店頭での取引に対応
- dポイントで100円から株が買える
- IPOの取扱銘柄が豊富
- ネットセミナーが豊富
- 投資初心者向けの情報が多い
- 初心者も使いやすい日興フロッギー
- AIのポートフォリオ診断を受けられる
SMBC日興証券は日本三大証券のひとつで、特徴はサポートの充実さと、信用度の高さにあります。
具体的に説明すると、電話や店頭での取引に対応しているだけでなく、取引に関するアドバイスも受け付けています。
直接話を聞きたい方や、インターネットに疎い方にも向いているネット証券といえるでしょう。
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜10万円:137円 ・〜20万円:198円 ・〜30万円:275円 ・〜50万円:440円 ・〜100万円:880円 ・〜200万円:1650円 ・〜300万円:2200円 ・〜500万円:3300円 ・〜1000万円:4950円 ・〜2000万円:9900円 ・〜3000万円:16500円 ・3000万円〜:27500円 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | ◯ |
iDeCo | ◯ |
米国株 | ◯(オンラインでは委託取引のみ) |
中国株 | ◯ |
IPO実績 | 22社(2020年) |
取引ツール(PC) | ・株価ボード ・詳細チャート ・パワートレーダー ・BRiSK for SMBC日興証券 ・AI株式ポートフォリオ診断 ・AI株価見守りサービス |
スマホアプリ | ・SMBC日興証券アプリ |
11位:PayPay証券|1株からIPOに挑戦できる
取引手数料 | 【国外上場有価証券】 現地時間9:30~16:00 →「基準価格」に0.5%を乗じた価格 上記以外の時間 →「基準価格」に0.7%を乗じた価格 【国内上場有価証券】 立会時間内 →「基準価格」に0.5%を乗じた価格 上記以外の時間帯 →「基準価格」に1.0%を乗じた価格 |
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NISA | × |
つみたてNISA | × |
iDeCo | × |
米国株 | ◯ |
中国株 | × |
IPO実績 | 1社(2018年) |
スマホアプリ | ・PayPay証券アプリ |
- 1株からIPOに挑戦できる
- 隙間時間にスマホで簡単に取引ができる
- 未成年や初心者でも簡単に投資ができる
- 1,000円で株主になれる
- PayPayのボーナス運用で投資の体験ができる
PayPay証券は、1,000円で株主になれたり、1株からIPOに挑戦できたりと初心者におすすめの要素の多い証券会社です。
また、スマホで気軽に投資が始められるという点からも選ばれています。
ネット証券の中でも取扱銘柄は多くはありませんが、名の知れた企業が揃っているので、まずは有名企業からと考えている方にもおすすめです。
12位:岡三オンライン証券|高機能な取引ツール
取引手数料 | 【現物取引・1約定制】 ・〜10万円:108円 ・〜20万円:220円 ・〜50万円:385円 ・〜100万円:660円 ・〜150万円:1100円 ・〜300万円:1650円 ・以降100万円増加ごとに330円ずつ増加(※3300円を上限) |
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【現物取引・1日定額制】 ・〜100万円:0円 ・〜200万円:1430円 ※200万円以降は、100万円増加ごとに550円ずつ増加 |
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NISA | ◯ |
つみたてNISA | × |
iDeCo | ◯ |
米国株 | × |
中国株 | × |
IPO実績 | 39社(2020年) |
取引ツール(PC) | ・岡三ネットトレーダーシリーズ ・岡三ネットトレーダーWEB2 ・岡三かんたん発注 ・岡三RSS ・岡三ネットトレーダーライトF ・岡三オンラインFX WEB版 ・ネットトレーダー365FX ・RSS 365FX ・e-profit FX ・岡三アクティブFX インストール版 ・岡三アクティブFX WEB版 ・岡三オンライン株365 WEB版 ・ネットトレーダー株365 ・RSS 365CFD ・e-profit 株365 |
スマホアプリ | ・岡三カブスマホ ・岡三ネットトレーダースマホ ・岡三ネットトレーダースマホF ・岡三オンラインFXスマートフォンアプリ ・岡三アクティブFXスマートフォンアプリ ・岡三オンライン株365スマートフォンアプリ |
- 資金不要でIPOに申し込める
- トレーディングツールが高機能
- 老舗の岡三証券グループで信頼性がある
- 定額プランで1日の取引が100万以下なら手数料が無料
岡三オンライン証券は、岡三証券グループのネット証券会社です。
特に岡三オンライン証券は、高機能なトレーディングツールの提供が強みです。
また、一般的に抽選資金が必要なIPOですが、岡三オンライン証券では資金不要で申し込むことができます。
証券口座(ネット証券)のおすすめな選び方
先ほどの章ではランキング形式におすすめなネット証券会社を説明していきました。
ここでは、選ぶ基準などを解説していきます。
① ネット証券を選ぶ
株初心者の場合、ネット証券を選ぶと使いやすくておすすめです。
また、最近はネット証券の取引ツールが発達してきてるため、担当者を通して注文するより使い勝手がいい場合も多いです。
さらに、対面型の証券は担当者に注文し、手厚くサポートしてもらえますが、手数料が高くなります。
手数料は利益に直結するので、コストがかかるという点でも対面型証券は不利ですね。
ネット証券と対面型証券における株の買い方の違い
項目 | ネット証券口座 | 対面型証券 | |
---|---|---|---|
注文方法 | ・ネットによる注文 | ・対面 ・電話 |
|
注文種別 | 成行注文 | ・自分で選択後、取引数量等を設定 | ・担当者へ取引数量等を依頼 |
指値注文 | ・自分で選択後、価格を設定 | ・担当者へ価格等を依頼 | |
注文できる時間帯 | ・ネット証券口座の営業時間内 | ・24時間 ※システムメンテナンス時間等を除く |
上記の表では、対面型証券は24時間取引が可能となっています。
それならネット証券で注文してしまう方が時間的なロスが少なくて済みます。
② 手数料が安い会社を選ぶ
手数料は利益に直結するので、株を選ぶ際の最重要ポイントといえます。
たとえば、50万円の株取引で55万円の利益を出したケースを考えてみましょう。
このとき、証券口座Aの手数料が500円、証券口座Bの手数料が5,000円だとします。
この場合、実際に稼げるお金は以下です。
- 証券口座A:
55万円 – 購入手数料500円 – 売却手数料500円 = 54万9,000円 - 証券口座B:
55万円 – 購入手数料5,000円 – 売却手数料5,000円 = 54万円
このように、手数料が違うだけで利益が異なってくるので、証券口座選びをする際は、手数料に注意しましょう!
③ 商品ラインナップで選ぶ
どんな商品を扱っているかも、利益を大きく左右します。
外国株やIPO銘柄など、運用実績の高い商品が多いほど、利益を出しやすくなりますからね。
多様な商品の取引ができる証券口座がおすすめです。
ランキング上位でなくても、自分が投資したい先が定まっている方は、それで決めるのでも良いでしょう。
④ 充実した情報をくれる証券口座を選ぶ
証券口座によって、情報の質や量はまったく違います。
たとえば、独自レポートを提供してくれたり、複数の情報会社から仕入れた情報を素早く配信してくれたりする証券口座は、魅力的。
より良い取引に役立つので、利益をあげやすくなります。
⑤ 複数の証券口座開設を考える
株初心者のなかには、証券口座を複数もたない人がたくさんいます。
ですが、証券口座が1つだけだと、限られたメリットしか得られません。
そのため証券口座は最初から複数開設するつもりで検討することをおすすめします。
ランキング上位の口座を複数もつといいでしょう。
【カテゴリ別】ネット証券おすすめランキング3選
続いては、以下の4つのカテゴリ別でのおすすめネット証券を、3位までご紹介していきます。
それぞれ比較表もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
【投資種類別】ネット証券おすすめ比較ランキング
投資をしたい種類が定まっている方は、それに合わせた証券会社を選ぶことをおすすめします。
先ほど解説したネット証券会社の取扱い比較表はこちらになります。
米国株 | 中国株 | NISA | つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
LINE証券 | 〇(CFD) | × | × | 〇 | ◯ |
楽天証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
マネックス証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SBIネオトレード証券 | × | × | ◯ | ◯ | × |
DMM株 | ◯ | × | ◯ | × | × |
松井証券 | 〇 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
GMOクリック証券 | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
auカブコム証券 | 〇 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
SMBC日興証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ご自分の利用したい投資の種類からおすすめのネット証券を見ていきましょう。
NISA
NISA口座は一人1口座のみの開設となるので、慎重に証券会社を選ぶ必要があります。
非課税制度のNISAは投資初心者から上級者までに、おすすめの投資方法なのでぜひ参考にしてください。
NISAおすすめネット証券会社 | メリット |
---|---|
1位SBI証券 | ・投資信託業界屈指の2,574本取扱い ・9ヵ国の株式を取扱い |
2位マネックス証券 | ・IPOや米国株・中国株と充実のラインナップ ・手数料がお得 |
3位松井証券 | ・アプリで気軽に取引が可能 ・手数料が恒久無料 |
つみたてNISA
つみたてNISAは一般NISAよりも少額かつ長期の投資になります。
長期的な運用を考えると使い勝手やつみたてNISAの取扱銘柄が豊富なネット証券会社がおすすめです。
つみたてNISAおすすめネット証券会社 | メリット |
---|---|
1位SBI証券 | ・「毎日」「毎週」「毎月」の3コースから選べる ・170本以上の豊富な商品 |
2位松井証券 | ・投信アプリで初心者でも気軽に始められる ・170銘柄以上の商品 |
3位LINE証券 | ・LINEポイントも投資に使える ・毎月1,000円の少額でつみたて投資ができる |
iDeCo
iDeCoは節税効果の高い投資方法で、老後資金の形成として注目されています。
老後資金は不足すると話題にもあがっているため、対策の1つとしておすすめです。
また、iDeCoは長期的な運用となるため、自分に合ったメリットの多い証券会社を選びましょう。
iDeCoおすすめネット証券会社 | メリット |
---|---|
1位LINE証券 | ・「野村證券」の運営のため安心 ・運営管理手数料が無料 |
2位SBI証券 | ・加入者数No.1の運営実績 ・多様な商品ラインナップ |
3位楽天証券 | ・資産の管理のしやすい運用画面で使いやすい ・ローコストな商品ラインナップ |
IPO投資
IPOとは新規の上場株を上場前に購入する投資方法です。
上場後に売却すると大きな利益が期待できることから人気の投資方法です。
こちらは、証券会社によっても取扱銘柄数や当選方法・当選確率など異なるため、慎重に決めることをおすすめします。
IPO投資おすすめネット証券会社 | メリット |
---|---|
1位SBI証券 | ・IPOの取扱銘柄数No.1でチャンスを掴みやすい ・IPOチャレンジポイントで当選確率があがる |
2位マネックス証券 | ・平等な当選確率で購入のチャンスがある ・NISA口座でも申込みが可能 |
3位松井証券 | ・事前入金不要でIPOに申し込める ・平等抽選の割合が70%以上と高い |
米国株(外国株)
外国株は日本に比べ高配当であるなどのメリットがあります。
取扱い銘柄数の多い証券会社を選ぶことがおすすめです。
外国株おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・米国株の銘柄数が5,000を超えている ・米国株関連の情報発信も充実 |
2位マネックス証券 | ・買付時の米国株為替手数料が無料 ・Webやアプリでの取引ツールの充実 |
3位LINE証券(CFD) | ・米国株が少額で始められる ・ほぼ24時間投資できる |
【ニーズ別】ネット証券おすすめ比較ランキング
株式投資を始めるにあたって、手数料や取引時間など、証券会社選びで人によって重視したい点は様々です。
ここでは、ネット証券をそれぞれのニーズに沿ったおすすめランキングを紹介します。
手数料
証券会社名 | 1回約定ごとの料金 | 1日における約定額ごとの料金 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | 5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 30万円まで | |
SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
松井証券 | 1回約定ごとの料金体系なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | |||
DMM株 | 55円 | 88円 | 106円 | 198円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 | 550円 | 550円 | 550円 |
GMOクリック証券 | 50円 (税込) | 90円 (税込) | 100円 (税込) | 260円 (税込) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBIネオトレード証券 | 55円 | 88円 | 100円 | 198円 | 440円 | 440円 | 440円 | 440円 |
auカブコム証券 | 99円 | 99円 | 198円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
楽天証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 0円 | 0円 | 110円 | 261円 |
SMBC日興証券 | 137円 | 137円 | 198円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし | |||
LINE証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 1日における約定ごとの料金体系なし |
株式投資をするにあたっては、手数料などの必要経費は出来るだけ抑えたいですよね。
ご自分の投資プランに当てはまる手数料で検討したり、ツールの使いやすさなどから検討することもおすすめします。
手数料おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBIネオトレード証券 | ・1日定額プランは100万円まで手数料無料 ・国内現物の取引手数料も最安水準 |
2位DMM株 | ・対応取引の手数料が安い ・25歳以下は現物取引の手数料無料 |
3位SBI証券 | ・現物・信用取引の手数料100万円まで無料 ・プログラムにより米国株式・米国ETF市場の手数料無料 |
スマホアプリ
隙間時間などを使って気軽に株式投資を始めたいと考えている方は、スマホアプリが使いやすい証券会社がおすすめです。
簡単でかつ使いやすい取引ツールのネット証券を紹介します。
スマホアプリおすすめネット証券会社 | メリット |
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1位LINE証券 | ・普段使っているLINEアプリで取引ができる ・LINEに通知が届く |
2位SBI証券 | ・情報がグラフ化され初心者も使いやすい ・株価・約定を通知してくれる |
3位松井証券 | ・情報収集から取引までアプリ1つで完結 ・マイページで資産状況や市況などを一目で確認できる |
ポイント
日々の生活をお得にするポイントですが、証券会社によっては、ポイントが貯まったり使えたりします。
株の運用から日々の生活に役立てられたらお得ですよね。
ご自分が利用しているポイントサービスやクレジットカードに合わせた証券会社を選ぶこともおすすめです。
ポイントおすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・Tポイント・dポイント・Pontaポイントのいずれかが貯まる ・貯まったポイントで投資信託の購入ができる |
2位楽天証券 | ・楽天ポイントが貯まる・使える ・楽天カード決済で貯まる |
3位LINE証券 | ・LINEポイントが貯まりLINE証券の口座への入金に充当される ・1ポイント=1円として使うことができる |
取引時間
社会人や学生など、取引に使える時間はそれぞれでしょう。
- 前場(9:00~11:30)
- 後場(12:30~15:00)
- 平日のみ
上記の時間はなかなか難しいという方は、PTS取引というシステムが利用できる証券会社がおすすめです。
取引時間おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・現物取引:8:20~16:00・16:30~23:59 ・信用売買にも対応 |
2位楽天証券 | ・現物取引:8:20~16:00・17:00~23:59 ・「チャイエックスPTS(Chi-X)」が利用できる |
3位松井証券 | ・現物取引:8:20~16:00・17:00~23:59 ・追加手数料なし |
3社共通して、「ジャパンネクストPTS(JNX)」が利用でき、楽天証券はさらに「チャイエックスPTS(Chi-X)」が利用できます。
【年代別】ネット証券おすすめ比較ランキング
最近では60代以上にもネット証券がかなり普及しており、20代~40代は半数以上がネット証券を利用しています。
年代によって投資スタイルや投資商品の傾向が異なるため、それぞれおすすめできるネット証券も異なってきます。
18歳未満(未成年)
2022年4月1日の民法改正によって成人年齢が18歳に引き下げられたことから、現在は18歳以上であれば開設が可能になりました。
しかし、18歳未満の方でも「未成年口座」を開設すれば、株式投資を行うことが可能です。
本記事で紹介したネット証券の中で、現在未成年口座を開設できるネット証券は以下の11社です。
- SBI証券
- マネックス証券
- 松井証券
- 楽天証券
- SBIネオトレード証券
- DMM株
- GMOクリック証券
- auカブコム証券
- SMBC日興証券
- PayPay証券
- 岡三オンライン証券
以下が、上記の中からさらに厳選した、未成年の方におすすめのネット証券です。
未成年おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・15歳以上で取引が可能 ・圧倒的な銘柄数 |
2位楽天証券 | ・15歳以上で取引が可能 ・楽天ポイントを貯めたり使ったりできる |
3位岡三オンライン証券 | ・親権者が口座を持っていなくても未成年口座の開設が可能 ・IPOに申し込む際の事前入金が必要ない |
SBI証券は親権者のどちらか一方が取引口座を開設している必要があり、楽天証券は未成年口座開設時に登録親権者としての登録が必要になります。
親権者の口座開設なしに未成年口座を開設するなら、岡三オンラインがおすすめできます。
18歳・20代~30代
2022年4月1日の民法改正によって成人年齢が18歳に引き下げられました。
そのため、以前は20歳にならなければ証券口座を開設することができませんでしたが、現在は18歳以上であれば開設が可能です。
18歳・20代~30代の方は、学業や仕事、家事などで忙しく取引に多くの時間を使えない方も多いでしょう。
以下は、取引時間やツールの使いやすさから厳選したおすすめネット証券会社です。
18歳・20代~30代おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・スマホアプリが使いやすく、手数料が一部無料 ・現物取引:8:20~16:00・16:30~23:59 |
2位楽天証券 | ・楽天ポイントを貯まる・使える ・現物取引:8:20~16:00・17:00~23:59 |
3位LINE証券 | ・LINEアプリで取引ができ、ポイントも貯まる ・現物取引:【日中取引】9:00~11:20・11:30~12:20・12:30~14:50 【夜間取引】17:00~21:00 |
40代~50代
20代~30代の方と比較すると、少しずつ余裕のある時間が増えてくる方も多いのではないでしょうか。
また、これまで総合証券で取引をしていたが、ネット証券に乗り換えたいと考えている方もいるでしょう。
そのような方には、取扱商品が多く、初めてでも利用しやすいネット証券をおすすめします。
未成年おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・どの投資種類も圧倒的な数を取り扱う ・アプリが使いやすく、様々なポイントが貯まる |
2位マネックス証券 | ・取扱商品が充実 ・Webやアプリでの取引ツールの充実 |
3位楽天証券 | ・ローコストな商品ラインナップ ・楽天ポイントが貯まる・使える |
上記の3社は、iDeCo・NISA・つみたてNISAも取り扱っています。
60代以上
60代以上の方には、長期運用の投資商品を取り扱っており、利用しやすいネット証券がおすすめです。
現在では60代以上の方にもネット証券がかなり普及しており、操作に慣れていなくても使いやすいツールも充実しています。
また、店頭に出向いての取引が難しくなってしまっても、インターネットで完結できれば安心です。
未成年おすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・つみたてNISAは170本以上と豊富 ・アプリが使いやすく、様々なポイントが貯まる |
2位楽天証券 | ・Webやアプリでの取引ツールの充実 ・楽天ポイントが貯まる・使える |
3位SMBC日興証券 | ・アプリもありコンテンツも充実 ・電話や店頭での取引にも対応 |
まだインターネットが慣れず抵抗があるという方でも、SMBC日興証券なら電話・店頭でも対応してくれるため安心です。
【投資スタイル別】ネット証券おすすめ比較ランキング
投資スタイルは、大きく分けると「短期トレード」と「長期運用」の2つがあります。
取引にかけられる時間、運用できる金額、商品によって異なる投資スタイルそれぞれに、おすすめできるネット証券をご紹介していきます。
短期トレード
短期トレードには、1日で取引を終わらせるデイトレードや、一週間程かけて取引を行うスイングトレードなどがあります。
トレードが短期で終わる分取引回数が増えるため、「手数料の安さ」や「取引ツールの使いやすさ」が鍵となります。
短期トレードおすすめネット証券会社 | メリット |
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1位SBI証券 | ・現物・信用取引の手数料100万円まで無料 ・アプリや取引ツールが充実 |
2位楽天証券 | ・「いちにち定額コース」は、1日100万円までの取引手数料が0円 ・アプリや情報コンテンツが充実 |
3位マネックス証券 | ・デイトレードに特化した「ワンデイ信用」なら手数料無料 ・取引ツールやアプリが使いやすいと評判 |
長期運用
初心者にも優しい長期運用では、数週間から数ヶ月、長ければ数年をかけてトレードする方法です。
そのため、つみたてNISAや投資信託の商品が充実しており、手数料が安いネット証券がおすすめできます。
つみたてNISAおすすめネット証券会社 | メリット |
---|---|
1位SBI証券 | ・投資信託業界屈指の2,574本取扱い ・現物・信用取引の手数料100万円まで無料 |
2位松井証券 | ・投信アプリで初心者でも気軽に始められる ・170銘柄以上の商品 |
3位LINE証券 | ・LINEポイントも投資に使える ・毎月1,000円の少額でつみたて投資ができる |
ネット証券と総合証券はどっちがいい?
ここまで、総合的なランキングや特徴別でおすすめのネット証券をご紹介してきました。
ネット証券は、どの年代や投資種類・スタイルにもおすすめでき、現在では総口座数のうち約60%がネット証券口座となっています。
では、ネット証券と総合証券は具体的にどのような点が異なり、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここからは、なぜネット証券がおすすめできるのか、総合証券の方がおすすめできる人はどんな人か、解説していきます。
ネット証券は1人で取引を行う
ネット証券と総合証券の最大の違いは、取引の行い方です。
ネット証券は店舗を持たないため、インターネットや電話であなたが1人で取引を行います。
一方で総合証券は、店舗に出向くかインターネット・電話での取引になり、アドバイスや商品の案内をしてくれる担当者が必ず付きます。
そのため、取引に慣れない方やアドバイスが欲しい方、対面を希望する方には総合証券がおすすめです。
しかし、店舗に出向く必要があったり、またネット証券と比べて手数料が高かったり、商品の勧誘を受けることもあります。
手軽さや手数料の安さに重点を置きたい方、また自分のペースで取引をしたい方にはネット証券がおすすめできます。
総合証券はこんな人におすすめ
総合証券がおすすめできる人の条件は、以下の3つです。
- 情報収集の手間や労力を省きたい人
- 手違いによるリスクを避けたい人
- 長期運用を希望する人
担当者に質問したりアドバイスがもらえるネット証券もありますが、総合証券では対面で担当者から必要な情報だけ収集することができます。
またネット証券では、システム上大きな間違いは防げるようになっていますが、銘柄等の間違いは起こる可能性があります。
その点、対面で相談しながら決めることで、大きな間違いを防ぐこともできる総合証券はとても安心です。
しかし、総合証券は営業時間内のみ取引が可能なため、短期トレードや土日祝の取引を希望する方にはデメリットかもしれません。
ネット証券の口座開設方法
様々なネット証券会社を見たところで、実際に口座開設をしたいと考えた方もいるでしょう。
そこで、ここでは、SBI証券を例にとって口座開設方法を解説します。
- 必要な本人確認書類
- SBI証券の口座開設方法
- 口座開設後の入金方法
証券会社によって大きな違いがあるわけではないのでぜひ参考にしてください。
必要な本人確認書類
口座開設申込が完了したら本人確認書類の提出を行います。
口座開設の方法で「ネットで口座開設」を選択した場合、この時点でユーザーネームとログインパスワードが発行されます。
ユーザーネーム・ログインパスワードを紛失してログインできない場合はサポート、もしくはお問い合わせフォームで連絡しましょう。
口座開設にあたって必要な書類は、書類の提出方法によって異なります。
対象 | 提出する書類 |
---|---|
スマホで顔と書類の撮影ができる方 (インターネット上だけで完結) |
・マイナンバーカード ・通知カード+運転免許証 |
上記以外の方 (郵送が必要) |
・マイナンバーカード+本人確認書類1点 ・通知カード+本人確認書類2点 |
最も簡単なのはスマホで書類提出を行う方法です。
マイナンバーカード、もしくは通知カードと運転免許証を撮影し、加えて本人確認のために自分自身の顔の撮影も行います。
顔の撮影が難しい場合は、住信SBIネット銀行か三菱東京UFJ銀行での銀行照会も可能です。
顔の撮影や銀行照会ができない場合は、郵送で書類を送付します。
本人確認書類として使用できるのは以下のいずれかです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
「郵送で口座開設」だと、提出書類の審査が完了してから、ユーザーネーム・ログインパスワード・取引パスワードが記載された簡易書留郵便が届きます。
郵送物に記載の情報をもとにログインを行いましょう。
SBI証券の口座開設方法
SBI証券の口座開設手順はカンタン4ステップです。
本人確認書類がそろえば、ネット上だけですぐに口座開設まで完了します。
口座開設後の入金方法
口座開設が完了したら、SBI証券総合口座に入金を行って取引を開始します。
入金方法については以下の4種類があります。
入金方法 | 手続き | 利用時間 | 振込手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|---|
即時入金 | インターネット | 24時間 | 無料 | 即時反映 |
リアルタイム入金 | インターネット | 金融機関に よって異なる |
無料 | 即時反映 |
銀行振込 | インターネット ATM 銀行窓口 |
金融機関に よって異なる |
金融機関に よって異なる |
約1時間 |
振替入金 (ゆうちょ銀行) |
インターネット | 24時間 | 無料 | 約11時間 |
基本的にはインターネット上のみで手続きが可能で、振込手数料無料かつ即時反映の即時入金がおすすめです。
SBI証券総合口座への入金が完了したら取引を始めましょう。
ネット証券に関するQ&A
この章では、以下のネット証券に関してよくある質問に回答しました。
それでは見ていきましょう。
口座開設費用は、ほとんどのネット証券が無料としています。
この記事でお伝えしているネット証券は、全て口座開設費が無料で、年会費も不要です。
それぞれのネット証券に強みがあるので、気になる会社があった場合、口座開設しておくことをおすすめします。
株を買う際に必要な資金は、以下の計算式で求められます。
- 最低限必要な株の購入の資金 = 1株あたりの株価 × 1単元の株数
例)100万円 = 1万円 × 100株
上記の1単元とは、最低限購入しなければならない株数のことです。
基本的には100株単位なのですが、SBI証券のS株などの単元未満株なら100株未満でも購入可能です。
ネット証券の口座種類は、特定口座と一般口座の2種類に分けられます。
特定口座とは、1年間の取引報告書をネット証券会社に作ってもらえる口座のことです。
確定申告がスムーズにできる反面、税金面で損してしまう可能性があるので、気を付けなければなりません。
一般口座とは、特定口座ではない口座のことになります。
株主優待とは、株をもっていることで株式会社から自社サービスなどを受け取れる権利のことです。
株主優待を受け取れる権利日に株を持っていれば、株主優待を受け取れます。
ただし、全ての株式会社が株主優待を行っているとは限らないので注意が必要です。
評判の良いスマホアプリは、以下の3つです。
- SBI証券「SBI証券 株アプリ」
- 楽天証券「iSPEED」
- 松井証券「株touch」
上記3つのスマホアプリは、情報量やカスタマイズ性、分析力など、それぞれに魅力があります。
結論から言うと、選ぶ人次第となります。
複数の口座を持つことは、メリットもあればデメリットもあるため、本人がどこまで許容できるかによって変わるということです。
口座を複数作るデメリット
・アカウント情報や資産の管理が面倒
・取引するタイミングを逃す場合がある
口座を複数作るメリット
・各証券会社の特性の使い分けができる
・IPOの抽選で当選する確率が高まる
・メンテナンスやシステム障害時にタイミングを逃しにくくなる
以上のようなメリット・デメリットを考慮して、自分にはいくつ口座が必要かを判断してください。
\ サブの口座としてもおすすめ /
現物取引と信用取引は大きく違います。
現物取引:自分の保有している資産内で取引をすること
信用取引:証券会社からお金や株券を借りて取引をすること
注意したいことは、信用取引では、自分が持っている資産よりも大きい額で取引ができる分、大きな損失を出してしまう可能性があるということです。
よって、きちんとリスク管理できる方ではないと、信用取引を上手く行うことは難しいと言えます。
初心者の方は、自分の資産内でできる現物取引から始めるのが無難でしょう。
初心者におすすめな投資手法は、つみたてNISAやiDeCoのような積立投資です。
積立投資がおすすめな理由は、安定した利回りが期待できるうえに、投資に時間を使わなくてもよいところにあります。
つみたてNISAやiDeCoで扱われる運用成績の良い投資商品に、毎月一定額を積み立てておけば、あとは基本的に放置でOKなのです。
積立投資はローリスク・ローリターンではありますが、複利の力を利用することで、長期的には大きな金額が積み上がってている可能性が高くなります。
iDeCo(イデコ)は、個人型確定拠出年金の愛称で、分かりやすく言うと、自分で作る年金のことです。
iDeCoを利用すると、積立・運用・拠出時に税制優遇が受けられ、老後のためにオトクに資産形成ができます。
ただ、つみたてNISAと違って、原則60歳まで資産を引き出せないことが注意点です。
例えば、30歳からiDeCoを始めるなら、60歳までの30年間は資産を引き出すことができず、ただ資産状況を管理するだけになります。
おすすめのネット証券から自分にあったものを見つけよう!
本記事では、株式投資初心者の方におすすめのネット証券を詳しくご紹介してきました。
SBI証券は、様々な投資スタイルに対応し、ツールも充実しているため、初心者の方にとてもおすすめです。
また、ネット証券の選び方は、手数料や商品のラインナップを確認することが重要だと解説しました。
快適な証券ライフを始められるように、特徴やメリット・デメリットを吟味してから新規口座開設をしましょう。
- 株式運用には証券会社選びが大事
- ネット証券の選び方は「手数料」と「使いやすさ」に着目
- 投資スタイルによっておすすめの証券会社は異なるので注意が必要
- ネット証券会社は1つに絞らなくてもいい
- 無料で複数の口座を開設して色々使ってみよう
- まずはサービスの充実したSBI証券がおすすめ