「髪の正しい洗い方を知りたい!」
「シャンプーをしても、ちゃんと洗えてない気がする…」
「洗い方の違いで、髪とか頭皮って何か変わるのかな?」
髪や頭皮の悩みがでると、自分が正しい洗い方でシャンプーをできているのか気になりますよね。
この記事では、正しいシャンプーのやり方を、手順に沿って紹介していきます!
髪と頭皮を健康できれいな状態にするため、しっかりと確認していきましょう!
シャンプーの目的は頭皮を清潔にすること!

「シャンプーは髪を洗って、キレイにするもの」と思っている人が多いのですが…
実はシャンプーをする主な目的は、頭皮にたまった皮脂と、それが変化した脂肪酸、ほこりなどの汚れを落とすことです。
これらの頭皮の汚れをしっかり落とすことで、清潔で健康的な頭皮環境を作れるんですよ。
また、頭皮環境が改善することで、髪もキレイになりますよ!
さまざまな頭皮トラブルを防ぎつつ、髪をキレイにできるので、"頭皮を洗うこと"をしっかりと意識してシャンプーしましょう!
正しいシャンプーの洗い方手順と注意点を確認しよう

正しいシャンプーの手順は、6つのステップがあります!
効果的に洗うためのポイントや注意点を、ステップごとに解説していくので、しっかりチェックして下さいね!
- 入浴前にブラッシングで汚れを落とす
- 予洗いで髪と頭皮の汚れを落とす
- シャンプーを泡立てて頭皮を優しく洗う
- 泡が残らないようにすすぐ
- トリートメント・コンディショナーをつける
- タオルドライで髪の水分をしっかり取る
ステップ1.入浴前にブラッシングで汚れを落とす

効果的にシャンプーをするために、まず入浴前の準備から始めましょう。
入浴前の髪を根元からしっかりブラッシングすることで、次の3つのメリットがありますよ!
- 髪が適度に引っ張られて、毛穴の皮脂汚れが浮く
- 髪についたホコリが取れる
- シャンプー時の髪の絡まりを防げる
このひと手間で、汚れの落ちやすさが大きく変わるので、これまでやっていなかった人はぜひ実践してくださいね。
硬いコームタイプを使うと、かえって頭皮が傷ついてしまいます。
そのため、ブラッシングに使うヘアブラシは『くしの先端にクッションが付いたタイプ』、もしくは『柔らかいゴム素材のタイプ』を選びましょう。
「ブラシを持ってない…!」という人は、こちらの記事を参考にしてみて下さいね!
ステップ2.予洗いで髪と頭皮の汚れを落とす

シャンプーを使う前に、お湯で髪と頭皮を洗う『予洗い』は、汚れの落ちやすさを大きく左右します。
しっかりと頭皮を揉むようにお湯洗いをすることで、8割の汚れを落とせますよ!
反対に予洗いが足りていないと、シャンプーを使ったときの汚れ落ちが悪く、二度洗いが必要となる場合があるんです。
予洗いをする際は、最低でも1分はかけましょう。
お湯洗いで1分というのは、想像よりも長い時間なので、1度時間を計ってみるのがおすすめですよ!
予洗いをするときは、2つのポイントに注意しましょう。
- 髪を摩擦で傷めないよう、丁寧に頭皮も揉むように洗う
- 頭皮の乾燥を防ぐため、お湯の温度を38〜40℃にする
とくに、冬場など寒い季節はお湯の温度を高くしがちですが…
40℃以上で洗うと、皮脂が落ちすぎて頭皮が乾燥してしまうので、気をつけましょう!
ステップ3.シャンプーを泡立てて頭皮を優しく洗う

『予洗い』を済ませたら、いよいよシャンプーを使っていきます!
髪の長さに合った量のシャンプーをとったら、手で軽く泡立ててから頭に付けましょう。
髪の長さ | シャンプーの適量 |
---|---|
ショート | 0.5〜1プッシュ |
ミディアム | 1〜2プッシュ |
ロング | 2プッシュ |
手で軽く泡立ててからつけると、頭皮全体にシャンプーが馴染みやすくなるうえに、泡がクッションとなって、髪や頭皮を摩擦ダメージから守る効果がありますよ!
洗うときは、耳の後ろや生え際、襟足部分から頭頂部に向かって下から上にマッサージをするように洗いましょう。
重力による頭皮のたるみをケアしつつ、汚れの溜まりやすい部分をしっかり洗えますよ◎
シャンプーを使うときは、髪ではなく頭皮を洗う意識を持ちましょう。
なぜなら、頭の汚れのほとんどは頭皮の汚れだからです。
そのため髪だけを洗っても、汚れは十分に落ちませんよ!
頭皮を傷めないように、爪・指先でゴシゴシ洗わずに、指の腹で優しくマッサージするように洗うことがポイントです◎
ステップ4.泡が残らないようにすすぐ

洗い方の手順で最も大事なステップが『すすぎ』です。
というのが、すすぎ残して頭皮にのこったシャンプーの泡は、頭皮のかゆみや臭いの原因となってしまうからです。
すすぎは、頭皮と髪にぬめりを感じなくなるまで行いましょう。
目安として、シャンプーで洗った時間の倍以上、3分ほど時間をかけて洗うのが良いですよ!
すすぎのときは、泡が残りやすい部分を意識してましょう。
特に、生え際や耳の後ろなどは、泡が残りやすいですよ!
すすぎのときのコツとして、顔の向きを上下に変えながら洗い流しましょう。
また、かゆみのあるところは、泡や脂肪酸が残っている部分なので、気にならなくなるまでしっかりすすいで下さいね!
ステップ5.トリートメント・コンディショナーをつける

シャンプーが終わったら、髪のダメージを補修するために、トリートメントを付けていきます。
トリートメントを付ける際は、事前に髪を軽くしぼって水気をとりましょう。
これは、トリートメントの成分を薄めずに髪になじませるためです!
少し時間を置き、髪になじませてからすすぐことで、髪が滑らかな手触りに仕上がりますよ!
トリートメント・コンディショナーを付けるときは、2つのポイントに注意しましょう!
- 頭皮につかないように、髪の中間から毛先にかけてつける
- 効果を出すなら、量を増やすより、放置時間を増やす
とくに、トリートメントは毛先につけることを意識しましょう。
頭皮についてしまうと、さらにすすぎが必要となりますし、洗い残しがあると頭皮トラブルの原因になりますよ!
髪をキレイにするトリートメント・コンディショナー商品記事
ステップ6.タオルドライで髪の水分をしっかり取る

しっかりすすぎ終えたら、ドライヤー前にタオルドライをしましょう。
タオルドライをする理由は、ドライヤーの時間を短くするためです。
というのも、ドライヤーは高温なので、長時間使うと髪がどんどんダメージを受けてしまうからですよ。
しっかりと水分を取るために、タオルで頭を包み、頭皮の水分を優しく吸わせましょう。
優しく叩く、頭皮を揉むイメージで拭くと、しっかりと水分をとれますよ!
タオルを使う際に、ゴシゴシと拭くのを避けましょう!
というのは、ゴシゴシ拭くと頭皮を傷つけたり、髪が摩擦ダメージを受けたりするからです。
またタオル自体の吸水性の高さ、柔らかさも大事なので、へたり始めたらすぐに買い替えましょう!
洗い方を見直した人は、ぜひ使ってるシャンプーも見直しましょう!
モノシル編集部では、シャンプーの成分表を解析し、実際に試しておすすめ商品を厳選しています。
今使っているシャンプーに不満のある人は、ぜひおすすめ商品を試してみてくださいね!
モノシル編集部おすすめ!総合力の高いシャンプー3選
髪をキレイにする!おすすめヘアケア商品記事
間違ったシャンプーの洗い方とは?

最後に、シャンプーのやり方で間違いがちな点をまとめて紹介します。
一般的に良いと言われているポイントもあるので、自分のやり方が間違っていないか、しっかり確認してくださいね!
- 1日に2回以上シャンプーをすること
皮脂をとりすぎてしまい、頭皮の乾燥が悪化します。シャンプーは1日1回までとしましょう - 朝シャンをすること
時間のない朝はすすぎが甘くなりがちです。1日の汚れを翌日に持ち込まないためにも夜にシャンプーをしましょう - 指先で強くゴシゴシと洗うこと
ついゴシゴシ洗いたくなりますが、頭皮が傷つくので指の腹で優しく洗いましょう - 40℃以上の熱いお湯で洗うこと
皮脂が取れすぎて頭皮の乾燥が進むので、38〜40℃のお湯で洗いましょう - 髪だけを洗って、頭皮を洗わないこと
髪だけを洗っても頭皮の汚れが取れず、洗髪効果が弱いのでしっかりと頭皮を洗いましょう - 頭皮の汚れを落とすために、シャンプーをつけたまましばらく放置する
シャンプーは長時間つけていると頭皮に負担がかかるので、洗い終えたら早くすすぎましょう
ついつい、無意識に良いと思ってやってしまっている点はありませんでしたか?
健康できれいな頭皮と髪を手に入れるために、以上の間違った洗い方をしないように、気をつけましょう!
まとめ:正しいシャンプーの洗い方でキレイで健康な髪をキープしよう

正しいシャンプーの仕方で洗うことで、頭皮と髪を健康な状態にできますよ。
時間をかけて丁寧に洗い、しっかりと頭皮と髪を育てていきましょう!
もし、それでも髪や頭皮の状態が良くならない人は、シャンプーを変えてみるのがおすすめですよ!
モノシル編集部のおすすめシャンプーの中から、あなたに合った1本を選んで見て下さいね◎