「フライパンのコーティングって色々あるけど、何が違うの?」
「フライパンのコーティングって、どれを選べばいいの?」
「焦げ付きづらい、長持ちなフライパンは結局どれなの?」
フライパンのコーティング・加工について、こんなことが気になりますよね?
この記事では、そんな疑問を解消するために…
フライパンの"コーティング・加工について"や"長持ちするおすすめのフライパン10選"をまとめました!
最後まで読むと、どのフライパンが、焦げ付かず長持ちなのかわかりますよ。
ぜひご覧ください!
はじめに:最強のコーティング・加工のフライパンとは?

まず、「耐久性が1番高いコーティングとフライパンを知りたい!」という人に向けて、"焦げ付かなさが長持ちする、もっとも良いコーティング・加工"をお伝えします。
ずばり、1番良いコーティングは…
"6層チタンコーティング"です!
- 6層チタンコーティング
- ティファール(T-fal) IHルビー・エクセレンス フライパン
なぜコレが最強なのか、その理由を説明するために、コーティングの種類と特徴を紹介します。
特徴別のおすすめフライパンも紹介するので、自分にあったフライパンを選んでくださいね。
- フライパンのコーティング・加工があると何が違う?
- フライパンのコーティング・加工の種類と特徴
- コーティング・加工の強いフライパンおすすめ10選
そもそもフライパンのコーティング・加工があると何が変わるのか?

それでは、フライパンのコーティング・加工がありなしで何が変わるのか、知っておきましょう。
コーティングのありなしのどちらを選ぶべきかわかりますよ!
コーティングがあるものと、ないものについて、それぞれの特徴を確認しましょう。
良い点 | 悪い点 | |
コーティングあり | ・手入れが必要ない ・油を使わなくても焦げ付かない |
・強火で料理できない ・寿命が短い |
コーティングなし | ・強火でおいしい料理が作れる ・10年以上使えて、長持ち |
・手入れが必要 ・油を使わないと焦げつく |
このように、コーティングありのフライパンでも、なしのものでも、良い点と悪い点があります。
手入れが必要ないフライパンが欲しい人はコーティングありのフライパンを選びましょう。
一方、長く使えて一生モノのフライパンが欲しい人はコーティングなしのフライパンを選びましょうね。
- コーティングありは数年しか使えないが、手入れが不要!
- コーティングなしは10年以上使えるが、手入れが必要!
コーティングがあるフライパンと、ないフライパンのどちらが合っているか、確認できましたか?
「やっぱりコーティングありのフライパンが欲しいな」と思った人は、次の章でコーティングの種類と特徴を確認しましょう。
「コーティングなしの、長く使えるフライパンがほしい!」
という人は、こちらの記事で紹介している鉄やステンレス、アルミ製のフライパンからお気に入りの商品を選びましょう!
フライパンのコーティング・加工方法の種類とは?それぞれの特徴を比較!

ここからは、コーティング・加工の種類と特徴を紹介します。
それぞれの特徴を知れば、どのコーティングのフライパンを選ぶべきかわかりますよ!
コーティング・加工の種類は主にこの5種類があります!
- テフロン加工・フッ素樹脂加工
- マーブル・コート
- ダイヤモンド・コート
- チタン・コート
- セラミック加工
それぞれのコーティングの特徴を、簡単に紹介しますね。
(1)テフロン加工・フッ素樹脂加工

1つ目はもっとも有名な『テフロン加工』です。
テフロン加工とは、アメリカのケマーズ社(元デュポン社)が開発した、フッ素樹脂コーティングの名前です。
フライパンを選ぶ時に"テフロン加工のフライパン"って聞いたことがありますよね?
実は"テフロン加工のフライパン"とは、ケマーズ社の技術を使ったフライパンのことを指すんです。
ちなみに、フッ素樹脂加工と書かれているフライパンは、フッ素でコーティングしていますが、テフロン加工ではありませんよ。
- テフロン加工→ケマーズ社製のフッ素樹脂加工
- フッ素樹脂加工→テフロン加工以外のフッ素樹脂加工
どちらも食材がこびりつきづらく、焦げ付かないようにする効果がありますよ。
また、テフロン加工には、「クラシック」から「プラチナプラス」まで6つの耐久性の段階があります。
最上級の加工であるテフロンプラチナプラスは、金属ヘラを使っても、傷つかないほど頑丈ですよ。
テフロン加工・フッ素樹脂加工は、1番よく使われるコーティングなので、おさえておきましょう。
『北陸アルミ オール熱源対応 IHハイキャスト 26cm』
軽いアルミ素材と、強いテフロンプラチナプラス加工によって、軽さ・丈夫さの両方を持ったフライパンです。
(2)マーブル・コート

マーブル・コートとは、"フッ素樹脂に大理石の粉を混ぜたコーティング"です。
硬い大理石が混ざっているおかげで、コーティングの耐久性が高いんですよ。
金属ヘラを使っても大丈夫なほど、頑丈です!
マーブル・コートのフライパンを見ると、大理石の白い点が見えます。
基本的には、通常のフッ素樹脂加工より、マーブル・コートのほうが耐久性が高いですよ。
(3)ダイヤモンド・コート

ダイヤモンド・コートとは、フッ素樹脂に人工ダイヤモンドの粉を混ぜたコーティングです。
硬いダイヤモンドのおかげで、コーティングの耐久性があがります。
ダイヤモンドは硬いので、マーブルコートよりコーティングが剥がれづらいものが多いですね。
基本的には、通常のフッ素樹脂加工より、ダイヤモンド・コートのほうが耐久性が高いですよ。
(4)チタン・コート

チタン・コートは、フッ素樹脂にチタンを混ぜたコーティングです。
チタン・コートは、コーティングの中でもっとも耐久性が高いですね。
金属の1つであるチタンは、酸や塩分に強い特徴があるんです。
なので、チタンを混ぜたコーティングは、剥がれづらいだけでなく、酸や塩分への耐食性もあります。
つまり、サビづらくて、劣化しにくいコーティングということですよ!
『ティファール(T-fal) IHルビー・エクセレンス フライパン 26cm』
6層チタンコーティングのおかげで、ティファール史上もっとも耐久性が高いフライパンです。
耐久力の高さにこだわる人にピッタリのフライパンですね。
(5)セラミック加工

フライパンのコーティングは、ほとんどがフッ素樹脂を使ったものですが、他の素材を使ったものもあります。
それがセラミック加工です。
セラミックは、陶器などに使われる白い素材ですね。
なので、セラミック加工のフライパンは、白い見た目のものが多いですよ。
セラミック加工は、フッ素樹脂加工と違って、表面に硬いセラミックが塗られているので、耐久性が高いんです。
また、一般的なフッ素樹脂加工が耐えられる温度280度に比べて、セラミック加工は400度まで耐えられるほど熱に強いんです。
さらに、蓄えた熱を利用して、遠赤外線効果で食材をじっくり温められますよ。
しかし、セラミックには注意点もあります。
陶器の素材なので、衝撃に弱く、割れてしまうことがあるんです。
また、少量の油を引かないと、食材が焦げ付いてしまいます。
良い点も悪い点もある加工ですね。
『ビタベルデ(Vitaverde) コンテンポ ターコイズ マグニート 26cm』
セラミック加工のおかげで、焦げ付きづらく、陶器の素材なので見た目がおしゃれなフライパンです。
代表的な5種類のコーティング・加工について紹介しました。
- テフロン加工
- マーブル・コート
- ダイヤモンド・コート
- チタン・コート
- セラミック加工
どのコーティングのフライパンにするか迷ったら耐久性の高いチタン・コートの製品を選ぶのがおすすめですね。
フライパンのコーティング・加工は、ここで紹介したものだけ抑えておけばOKですよ。
この次は、自分でフライパンを選べるように…
コーティング・加工の特徴から、長持ちするフライパンを選ぶ方法をお教えします!
コーティング・加工の特徴からフライパンを選ぶ方法とは?

ここでは、"長持ちするフライパンを見極める方法"を紹介します。
ずばり、長持ちするフライパンを見極める方法はコチラです!
- "コーティングの層の数"が多いものを選ぶ
層の数は1層〜6層まであります。
コーティングが4層以上のフライパンは耐久性が高いですよ。 - 耐久性の高い"コーティングの種類"を選ぶ
コーティングの層が多いフライパンの中から、より強いコーティング種類を選びましょう。
コーティングの強度は、チタン>ダイヤモンド・マーブル・セラミック>テフロン加工の順です。
実は、コーティングの種類も大事ですが、コーティングの層の数の方が、耐久性に大きく影響します。
つまり、もっとも耐久性が高いのは、耐久性が高いコーティング種類と層の多さの両方を持った、"6層チタンコーティング"というワケです!
長持ちするフライパンを選ぶには、コーティングの層の数を確認した上で、より耐久性の高いコーティングの種類を選びましょう。
コーティング・加工の耐久性が高いフライパンおすすめ10選

ここからはモノシル編集部が自信を持っておすすめする、"耐久性の高いフライパン10選"を紹介します。
食材が焦げ付かず、長持ちなフライパンだけを紹介するので、必見ですよ。
フライパンを特徴別に紹介するので、気になるものをご覧ください!
- 長持ちなフッ素樹脂加工のおすすめフライパン5選
- 見た目もおしゃれなセラミック加工のおすすめフライパン2選
- 10年以上使えるコーティングなしのおすすめフライパン3選
最強の耐久力!とにかく長持ちなフッ素樹脂加工のフライパンおすすめ5選

ここでは、とにかく耐久性が高く、食材が焦げ付かないフライパンを紹介します。
次の基準をクリアしたものだけを紹介するので、どれを選んで失敗しませんよ!
- コーティング・加工の耐久性が高く、長持ちすること
焦げ付きづらさが長持ちすることは重要です。
4層以上のコーティング、もしくは独自技術によって、コーティングの耐久性が高いフライパンだけを選びました。 - 焦げ付かない・食材がくっつかないこと
フライパンで最も重要なのは、食材が焦げ付かず調理できることです。
食材がくっつかない素材・加工のフライパンを選びました。 - 価格と機能のバランスが良く、コスパが良いこと
購入の決め手として、価格は重要ですよね。
フライパンの平均相場である3,000円前後を中心に、コスパの良いフライパンを選びました。 - 持ちやすい・重くないこと
フライパンは金属でできているので、それなりに重さがあります。
毎日の料理で扱いやすい、1kg以下のフライパンを中心に選びました。
それでは各フライパンの特徴を見ていきましょう。
(1)T-fal(ティファール) IHルビー・エクセレンス フライパン
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- チタン加工
- IH対応
6層のチタン・エクセレンスコーティングで、ティファール史上最高峰の耐久性を実現。
従来製品の3倍も長持ちなので、長い間、食材がこびりつかずに料理できます。
また、予熱完了がひと目でわかる『お知らせマーク』があるので、今まで以上においしい料理が作れますね。
長持ちで使いやすい万能型のフライパンなので、これ1本あれば料理に困りませんよ。
- 6層のチタン・エクセレンスコーティングで、焦げ付きにくい
- 『お知らせマーク』が採用されていて、ちょうど良い適温がわかる
- しっかりした作りで、耐久力が高く、長持ち
- 1番焦げ付きにくさが長持ちするフライパンが欲しい人
- 『お知らせマーク』を使って、効率よく料理がしたい人
(2)SOLIDA(ソリダ) チタンコート フライパン
- おしゃれ
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- フッ素樹脂加工
- チタン加工
- IH対応
見た目がおしゃれで、機能性も優れたイタリア製のフライパン。
耐久性の高い4層チタンコーティングを使用していて丈夫なので、長く使うことができます。
底面が厚く、熱伝導が良いので、均一に熱が伝わりますよ。
焼きムラがないおいしい料理に仕上がりますね。
値段は高めですが、「今までで1番、食材がくっつかない」という評判が多く、質が高いフライパンですね。
- 4層チタンコーティングを採用して、高い耐久性、頑丈さを実現
- 熱が均一に伝わり、焼きムラなく美味しく仕上げられる
- 値段はやや高い
- 見た目がおしゃれで、長持ちなフライパンが欲しい人
(3)Ballarini(バッラリーニ) フェラーラ
- 軽量
- フッ素樹脂加工
- アルミニウム素材
"メイド・イン・イタリア"にこだわり続けるバッラリーニが作る、高品質フライパン。
重さが798gしかないなので、かなり扱いやすいです。
また、独自の技術によって、フッ素樹脂にミネラル(鉱物)を混ぜた『グラニチウムコーティング』を使用しています。
この硬いコーティングが5層重なっているので、金属ヘラでもコーティングが剥がれず、焦げ付きにくさが長持ちしますよ。
さらに、予熱の温度が把握できる『サーモポイント』機能がついています。
マークの色で予熱完了がわかるので、適温で料理ができ、料理がおいしく仕上がりますよ!
高品質で、見た目もおしゃれなフライパンが欲しい人にぴったりです。
- 798gという軽さで扱いやすい
- 『グラニチウムコーティング』で焦げ付きにくさが長持ち
- 予熱管理ができる『サーモポイント』機能で、美味しい料理が作れる
- 対応力の高いフライパンの中で、軽いものを選びたい人
- 高機能で、見た目がおしゃれなフライパンを選びたい人
(4)evercook(エバークック) フライパン IH対応
- 耐久性が高い
- 軽量
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- フッ素樹脂加工
- IH対応
"ever(ずっと)cook(料理)をしたくなる"がコンセプトのフライパンです。
食材がこびりつきにくく、耐久性が高いことが特徴ですね。
熱や塩分、摩擦に強い『アルマイトコーティング』という特殊加工で、油を使わなくても表面のツルツル状態が長く続きますよ。
メーカーも品質に自信を持っているので、フライパンではめずらしい『1年こびりつかない保証』がついています。
また重さも780gと、一般的なフライパンよりも軽いので、扱いやすいですよ。
お値段が2,000円台の安さでIH対応なので、人気の高いフライパンですね。
- アルマイトコーティングで、こびりつかなさが長持ち
- 重さも780gと一般的なフライパンより軽い
- お値段が2,000円台の安さで、『1年こびりつかない保証』がついている
- 長持ちでコスパの良いフライパンが欲しい人
(5)Vita Craft(ビタクラフト) ソフィアII フライパン
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- フッ素樹脂加工
- IH対応
1939年創業の老舗企業、ビタクラフトのフライパンです。
コーティングの剥がれにくさと、熱の伝わりやすさが両立したフライパンですね。
フッ素樹脂加工の1種である『ナヴァロン3コート』という、剥がれづらいコーティングを採用しているので、通常のフッ素樹脂加工よりも耐久性が高いですよ。
耐久力の高いステンレスと、軽さが特徴のアルミニウムを素材に使っているため、"軽いのに丈夫な仕上がり"となっています。
また、お値段も3,000円以下とお手頃な値段です。
品質が良く、長持ちするので、コスパの良いフライパンですよ。
- ナヴァロン3コートによって焦げ付きにくく、長持ち
- ステンレスとアルミニウムの全面2層構造で、耐久力と熱伝導率の良さを同時に実現
- 値段が3,000円以下とお手頃な値段
- 値段をおさえて、バランスの良いフライパンを買いたい人
いかがでしたか?
長持ちなフッ素樹脂加工のフライパンおすすめ5選を紹介しました。
ここで一度、振り返りましょう!
長持ちなフッ素樹脂加工のフライパン5選
「どれにするか決められなかった…」という人は、『ティファール(T-fal) IHルビー・エクセレンス フライパン』のフライパンを選びましょう。
ティファール独自の6層チタンコーティングによって、最高レベルの耐久性があります。
焦げ付かなさが、とにかく長持ちしますよ!
見た目がおしゃれ!セラミック加工のおすすめフライパン2選

ここでは、耐久性だけでなく、見た目がおしゃれなセラミック加工のフライパン2選を紹介します。
次の基準をクリアしたものだけを紹介するので、どちらを選んでも失敗しませんよ!
- コーティング・加工の耐久性が高く、長持ちすること
焦げ付きづらさが長持ちすることは重要です。
4層以上のコーティング、もしくは独自技術によってコーティングの耐久性が高いフライパンを選びました。 - フライパンの見た目がきれいなこと
セラミック加工は、着色しなければ、内側がきれいな白色のフライパンになります。
その白色を生かした、見た目がおしゃれなフライパンを選びました。 - 焦げ付かない・食材がくっつかないこと
フライパンで最も重要なのは、食材が焦げ付かず調理できることです。
食材がくっつかない素材・加工のフライパンを選びました。 - 価格と機能のバランスが良く、コスパが良いこと
購入の決め手として、価格は重要ですよね。
フライパンの平均相場である3,000円前後を中心に、コスパの良いフライパンを選びました。 - 持ちやすい・重くないこと
フライパンは金属でできているので、それなりに重さがあります。
ここでは毎日の料理で扱いやすい、1kg以下のフライパンを中心に選びました。
それでは各フライパンの特徴を見ていきましょう。
(1)ビタベルデ コンテンポ ターコイズ マグニート
- セラミック
- アルミニウム素材
- フッ素樹脂加工
ベルギー生まれのヘルシーフライパン『ビタベルデ コンテンポ』は、見た目がきれいなターコイズ色のフライパンです。
特許技術である『サーモロン』というセラミック加工を使用しています。
この加工によって、すばやく均一に熱が伝わるため、中火・弱火でも料理がおいしく仕上がりますよ。
また『サーモロン』は、ミネラル由来の成分によって作られているので、環境にも人にも優しいのが特徴ですね。
かわいくて実用的なフライパンが欲しい人にピッタリですよ。
- 見た目がきれいなターコイズ色
- セラミックコーティング『サーモロン』のおかげで、熱伝導が良い
- 見た目がおしゃれで、焦げ付きづらいフライパンが欲しい人
- 環境にも人にも優しい素材のフライパンが欲しい人
(2)京セラ(KYOCERA) セラブリッド フライパン
- セラミック
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
日本の老舗メーカー『京セラ』によるセラミック加工のフライパンが、このセラブリッドです。
アルミ素材にセラミックを加工しているので、アルミの特徴である"熱伝導の良さ"とセラミックの特徴である"遠赤外線効果"が特徴ですね。
熱ムラがなく、じっくり火を通すことができるので、料理がふっくら仕上がりますよ。
また、耐久性の高いセラミック加工のおかげで、食材の焦げ付きにくさが長持ちします。
見た目がおしゃれで、食材が焦げ付きづらいフライパンですよ。
- 熱伝導が良く、食材の焦げ付きにくさが長持ち
- 遠赤外線効果で、料理がふっくら仕上がる
- 見た目がおしゃれで、焦げ付きづらいフライパンが欲しい人
- 魚や肉をふっくら焼き上げたい人
いかがでしたか?
見た目がきれいなセラミック加工のおすすめフライパンを紹介しました。
セラミック加工のフライパン2選
「どちらにするか決められなかった…」という人は、『ビタベルデ(Vitaverde) コンテンポ ターコイズ マグニート 26cm』のフライパンを選びましょう。
セラミック加工のおかげで、焦げ付きづらく、見た目がおしゃれなフライパンですよ!
10年以上使える!コーティングの無い鉄製・ステンレス製のおすすめフライパン3選

ここでは、コーティングの無い、鉄製・ステンレスのおすすめフライパン3選を紹介します。
どんなに耐久性が高いものでも、コーティングは、数年で剥がれてしまいます。
10年以上使えるフライパンが欲しい人は、コーティングがないフライパンを試してみましょう!
次の基準をクリアしたフライパンだけを紹介するので、しっかり手入れをすれば、10年以上使えますよ!
- 頑丈で長持ちなこと
コーティングがないフライパンは、手入れ次第で、かなり長く使えます。
その中でも、10年以上使えるほど、頑丈で長持ちなフライパンを選びました。 - 焦げ付かない・食材がくっつかないこと
フライパンで最も重要なのは、食材が焦げ付かず調理できることです。
食材がくっつかない素材・加工のフライパンを選びました。 - 価格と機能のバランスが良く、コスパが良いこと
購入の決め手として、価格は重要ですよね。
フライパンの平均相場である3,000円前後を中心に、コスパの良いフライパンを選びました。 - 持ちやすい・重くないこと
フライパンは金属でできているので、それなりに重さがあります。
ここでは毎日の料理で扱いやすい、1kg以下のフライパンを中心に選びました。
それでは1つずつ見ていきましょう。
(1)柳宗理(SORI YANAGI) 鉄フライパン【ファイバーライン加工】フタ付き
- 鉄素材
- 日本産
- IH対応
戦後の工業デザインを支えたデザイナー『柳宗理』がデザインした、日本製の鉄製フライパンです。
サビに強い"ブルーテンパー材"を使うことで、鉄の弱点であるサビやすさを、解消したフライパンですよ。
"ファイバーライン加工"という、表面を凸凹にする加工方法によって、油がなじみやすく、焦げ付きやすさも解消しています。
サビや焦げ付きの心配が少ないので、鉄フライパンの初心者におすすめですよ!
- 日本製の鉄製フライパン
- プルーテンパー材によって、サビにくい
- ファイバーライン加工によって、油がなじみやすい
- コーティングがないので、予熱や油は必須
- 鉄製フライパンの初心者の人
(2)deBUYER(デバイヤー) ミネラルビー エレメント
- 鉄素材
- 高級品
1830年創業のフランスの老舗メーカーが作った、高品質でおしゃれなフライパンです。
ブランド名である"ミネラルビー"は、フライパンの表面に塗られた、ミツバチが作る天然のロウ(ワックス)が由来となっていますよ。
防錆(ぼうさび)用のコーティングなので、料理で使う前に取り除く必要があります。
しかし、取り除き切れなくても、天然の成分なので体に害はありませんよ。
使い込んでいくと、徐々に油がしみていき、銀色から黒色に変化していきます。
育てていく過程を、見た目でも楽しめる1品ですよ。
鉄フライパンを長く使っていきたい人に、おすすめです。
- フランス製の高品質な鉄製フライパン
- 天然成分の防サビ加工コーティング
- コーティングがないので、予熱や油は必須
- 長く使い続けられる鉄フライパンを探している人
- オーガニック志向の人
(3)IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) StyleChef ステンレス
- 安い
- アルミニウム素材
- ステンレス素材
- IH対応
ステンレスとアルミニウムを重ねた3層構造で、火が通りやすく保温性も高いです。
肉料理など、"炒める・焼く"の料理が得意で、外はパリッと中はジューシーに仕上がります。
また、重厚感があってキレイなステンレス製なので、値段を感じさせない見た目です。
作った料理を、フライパンごと食卓に並べるとおしゃれになりますよ。
しっかり手入れをすることで、長く使えるフライパンですよ!
- 保温性の高いステンレスと、熱伝導率の良いアルミニウムの3層構造
- ステンレス製なので、サビに強く丈夫
- コーティングがないので、予熱や油は必須
- 手入れをして、長く使いたい人
- 「炒める・焼く」の料理をする機会が多い人
- 値段だけでなく、見た目のおしゃれさも重視したい人
いかがでしたか?
コーティングが無い、おすすめ鉄製・ステンレス製フライパン3選を紹介しました。
コーティングの無いフライパン3選
「どれにするか決められなかった…」という人は、『柳宗理 鉄フライパン 【ファイバーライン加工】 フタ付き 25cm』のフライパンを選びましょう。
使い込んでいくと、徐々に油がしみていき、食材が焦げ付きません。
そのため、食材をこびりつかせず美味しく調理できますよ。
フライパンのコーティング・加工を長持ちさせるための使い方とは?

あなたに合ったフライパンは見つかりましたか?
フライパンを長く使うには、コーティングの耐久性が高いものを選ぶだけでなく、使い方にも注意が必要です。
ここからは、フライパンのコーティング・加工が長持ちするための使い方を紹介します。
コーティングを気にしてフライパンを使うのと、気にせず使うのでは、1年以上も持ちが違いますよ。
次の2つの場面に分けて紹介しますね。
- 料理をする時
- 洗う時
料理の時と洗う時の2つの場面に分けて、見ていきましょう。
(1)料理する時に気をつけること

まずは、"料理をする時に気をつけるべきこと"をお伝えします。
- 空焚きしない
- 強火にかけない
- 金属ヘラを使わない
- フライパンの料理を入れっぱなしにしない
それぞれ説明していきますね。
料理をする時の注意点1:空焚きしない

料理をする時の1つ目の注意点は、"空焚き(からだき)しないこと"です。
空焚きとは、食材をいれずにフライパンを火にかけることですね。
空焚きで390℃以上の高温になると、フッ素樹脂コーティングが気体になり、剥がれてしまいます。
しかも、その気体は人体に有害なので、良いことがありません。
なので、コーティングのあるフライパンを空焚きするのは絶対にやめましょう!
- コーティングが剥がれるので、空焚きしない
料理をする時の注意点2:強火にかけない

料理をする時の2つ目の注意点は、"強火にかけない"ことです。
食材が入った状態でも、強火にすると、フライパンの温度が300℃を超えます。
先ほど、空焚きで390℃以上の高温になると、コーティングが気体になると紹介しました。
実は、コーティングは300℃を超えると、気体にはなりませんが、急激に耐久性が落ちてしまいます。
普通に料理をしたり、洗ったりする時にコーティングが剥がれるようになってしまうんです。
コーティングの耐久性が落ちるので、食材が入った状態でも強火にかけないようにしましょう。
- コーティングの耐久性が落ちるので、強火にかけない
料理をする時の注意点3:金属ヘラを使わない

料理をする時の3つ目の注意点は、"金属ヘラを使わない"ことです。
コーティングは、硬いものや尖ったものでこすると、簡単に剥がれてしまいます。
金属ヘラの使用OKのものがありますが、そういったフライパンでも金属ヘラを使わない方が長持ちしますよ。
コーティングが剥がれるので、金属ヘラを使わないようにしましょう。
- コーティングが剥がれるので、金属ヘラを使わない
料理する時の注意点4:フライパンに料理を入れっぱなしにしない

料理をする時の4つ目の注意点は、"フライパンに料理を入れっぱなしにしない"ことです。
コーティングには、小さなピンホールと言われる穴が空いています。
食材を入れっぱなしにしておくと、食材の酸や塩が、そのピンホールからフライパンの素材まで届いてしまうんです。
フライパンが錆びたり、もろくなったりしてしまいますよ。
コーティングが長持ちしても、フライパン本体が使えなくなれば意味がありませんよね。
フライパン本体を長持ちさせるために、料理を作った後は、はやめにお皿や保存容器に移しましょう。
- フライパン本体にダメージがあるので、料理を入れっぱなしにしない
(2)洗う時に気をつけること

ここからは、コーティングを長持ちさせるため、洗う時に気をつけることを紹介します!
- たわしや金属ウールを使わない
- 中性洗剤を使用し、研磨剤を使わない
- 食洗機を使わない
- 調理後、すぐにフライパンを冷水につけない
洗う時の注意点1:たわしや金属ウールを使わない

洗う時の1つ目の注意点は、"たわしや金属ウールを使わないこと"です。
たわしや金属ウールといった、硬い洗浄用品を使うと、コーティングが剥がれてしまいますよ。
コーティングのあるフライパンを洗う時は、スポンジを使いましょう!
- たわしや金属ウールを使わない
洗う時の注意点2:中性洗剤を使用し、研磨剤などは使わない

洗う時の2つ目の注意点は、"中性洗剤を使用し、研磨剤を使わないこと"です。
クレンザーなどの研磨剤は、フライパン表面の汚れだけでなく、コーティングも落としてしまいます。
コーティングを長持ちさせるために、スクレンザーなどの研磨剤は使わず、中性洗剤を使うようにしましょう!
- 中性洗剤を使用し、研磨剤などは使わない
洗う時の注意点3:食洗機を使わない

洗う時の3つ目の注意点は、"食洗機を使わないこと"です。
食洗機で使う洗剤は、研磨剤に似たものが多いんですよ。
なので、食洗機用の洗剤を使うと、コーテイングが落ちてしまうんです。
食洗機対応のフライパンもありますが、基本的に食洗機を使わないほうが、コーティングが長持ちしますよ。
- 食洗機を使わない
どうしても食洗機で洗いたい場合は、『ティファール(T-fal) IHルビー・エクセレンス フライパン』を選びましょう。
公式でも食洗機対応と記載されていますし、耐久性の高い6層チタンコーティングが採用されています。
食洗機で使っても、コーティングが剥がれづらいですよ。
洗う時の注意点4:調理後すぐは、フライパンを冷水につけない

洗う時の3つ目の注意点は、"調理後すぐは、フライパンを冷水につけないこと"です。
まだ熱いフライパンを冷たい水につけると、フライパン本体の温度が急激に下がります。
温度が急激に下がることで、フライパンの素材に使われている金属が、急激に縮んでしまうんです。
コーティングはその変化に耐えられず、フライパンの素材との間に隙間ができて、耐久性が下がってしまうんですよ。
1回くらいなら耐久性はそこまで変わりませんが、繰り返すうちにどんどん耐久性が下がってしまいます。
なので、調理後すぐにフライパンを水につけるのはやめましょう。
- 調理後すぐは、フライパンを冷水につけない
いかがでしたか?
コーティングを長持ちさせるための注意点を紹介しました。
- 空焚きしない
- 強火にかけない
- 金属ヘラを使わない
- フライパンの料理を入れっぱなしにしない
- たわしや金属ウールを使わない
- 中性洗剤を使用し、研磨剤を使わない
- 食洗機を使わない
- 調理後、すぐにフライパンを冷水につけない
これらの注意点をおさえれば、コーティングを長持ちさせることができますよ!
フライパンのコーティング・加工についてのよくある質問

最後に、フライパンのコーティング・加工について、よくある質問にお答えします。
あなたが疑問に思いそうなことを、紹介してるので、確認しておきましょう。
- フライパンのコーティング・加工を復活・再生させる方法はある?
- 剥がれたテフロン加工は健康に影響ある?無害・有害どっちなの?
気になる質問を確認しておきましょう!
よくある質問1:フライパンのコーティング・加工が剥がれた…復活・再生させる方法はある?

「フライパンのコーティングを復活・再生させる方法はあるのか?」気になりますよね。
実は、コーティングを復活させる方法は、2つあります。
しかし、どちらもあまりオススメではないので、その理由とあわせて紹介しますね。
気になる人は確認してみましょう!
- 市販のフッ素コーティングスプレーを使う
- フッ素コーティングの修理業者に依頼する
それぞれ簡単に紹介しますね。
(1)市販のフッ素コーティングスプレーを使う
1つ目は、"市販のフッ素コーティングスプレーを使う"方法です。ホームセンターや通販で売られている"フッ素コーティングスプレー"を使うことで、もう1度フッ素コーティングするというワケですよ。
しかし、この方法は、あまりおすすめしません。
1、2回使うと、またすぐにコーティングが取れて、食材が焦げ付いてしまいますよ。
(2)フッ素コーティングの修理業者に依頼する
2つ目は、"フッ素コーティングの修理業者に依頼する"方法です。フライパンを送ると、あらためてフッ素コーティングし直してくれる業者がいます。
しっかりコーティングし直すので、新品と同じように食材が焦げ付かなくなりますよ。
しかし、実はこちらもおすすめしません。
なぜなら、コーティングを依頼する費用は安くても3,000円以上かかるからです!
3,000円あれば、新品のフライパンが買えます。
よほど思い入れのあるフライパンでない限り、新品のフライパンを買ったほうが良いですよ。
紹介したように、コーティングの復活・再生の方法は2つあります。
しかし、どちらもオススメしません!
コーティングが剥がれてしまったら、諦めて新品のフライパンを買い直すのをおすすめします!
- 市販のフッ素コーティングスプレーを使う
→1,2回でまた焦げつくようになってしまう - フッ素コーティングの修理業者に依頼する
→値段が高いので、同じ値段で新品のフライパンが買えてしまう
よくある質問2:剥がれたテフロン加工は健康に影響ある?無害・有害どっちなの?

「テフロン加工は健康に良くないって聞いたけど…大丈夫かな?」という質問もよく聞きます。
まず結論をお伝えすると、テフロン加工のフライパンは、正しい使い方を守れば、無害です。
唯一、テフロン加工が危険なのは、フライパンを空焚きしてしまった場合だけですよ。
テフロン加工は、温度が約390度を超えると気体になります。
その気体が人体に有害なんです。
逆に言うと、強火で空焚きしない限り、テフロン加工が有害になることはありません。
テフロン加工のフライパンは正しい方法で使えば、危険性はまったくありませんよ。
まとめ:フライパンのコーティング・加工方法を理解して、長持ちなフライパンを使おう!

いかがでしたか?
フライパンのコーティング・加工について、種類・特徴・おすすめのフライパンといった全てを紹介しました!
この記事が、あなたのフライパン選びのお役に立てば嬉しいです。
もし、「最後までどのフライパンを買うか、決められなかった」という人がいたら…
もっとも耐久性の高い"6層のチタンコーティング"を使った、『ティファール(T-fal) IHルビー・エクセレンス フライパン』がおすすめです!
メーカーも"ティファール(T-fal)史上、最高峰の耐久性"と掲げるほどに、コーティングに自信があるフライパンですよ。
良質なフライパンを手に入れて、食生活を充実させましょう!