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トラリピの最強設定とおすすめ通貨ペアを解説!FXの自動売買でマネタイズしたい方必見

トラリピの通貨ペア

トラリピの通貨ペアはどれがおすすめ?設定方法も詳しく解説!

トラリピ」はマネースクエア社が提供するリピート型の自動売買プログラムです。

設定の自由度や通貨ペアの豊富さを特徴としていて、多くの日本人トレーダーから利用されています。

しかし、初めて自動売買FXを始める方からすると「どういった設定にすればいいのか?」「どの通貨ペアを選べばいいのか?」などの疑問もあるはずです。

ここでは、そんなトラリピでおすすめしたい最強設定3選やおすすめ通貨ペアTOP3などを詳しく紹介していきます。

また、合わせてトラリピの基本的な仕組みや利用する際の注意点も解説していますので、ぜひ参考にしていってください。

※本記事では、金融庁からの認可を受け財務局に登録済かつ金融先物取引業協会に加入しているFX口座のみを紹介しています。

目次

FXの自動売買システム・トラリピの仕組みを解説

マネースクエア社が提供している「トラリピ」とは、FXの注文方法のひとつである「トラップリピートイフダン注文」を意味する自動売買プログラムのことです。

トラリピ仕組み

あらかじめ設定しておいた「トラップ本数(=注文の数)」「レンジ幅」「利益幅」に応じて、自動的に売買を繰り返してくれるというのがトラリピの基本的な仕組みです。

例えば注文を出すレンジ幅を「100円~110円」とし、利益幅を「1円」にした場合、1円刻みでトラップを仕掛けると以下のような注文設定になります。

新規注文決済注文
100101
101102
102103
103104
104105
105106
106107
107108
108109
109110

上記の設定を出しておくと、

  • 「100円で買い、101円で売る」
  • それと同時に「101円で買い、102円で売る」

という注文を繰り返していきます。

仮に100円から110円のあいだでレンジ相場が続けばプラス収支の注文を延々と繰り返すことになるので、結果的に利益も増えていきます。

トラリピは取引手数料が無料となっていますが、買い注文と売り注文の間には「スプレッド」が発生します。スプレッドとは買値と売値の差額を指す言葉で、実質的な取引コストとして計算されるものです。

また、トラリピを含めFXの自動売買には「レンジ相場には強いが、トレンド相場には弱い」といった特徴があります。

そのため、トラリピで稼ぐにはトラリピの仕組みと相性の良い通貨ペアを探すことも重要となってきます。

なお、ネット上で見かけるFXの自動売買プログラムには悪質かつ詐欺的な商品もありますが、マネースクエア社の「トラリピ」は日本国内で特許を取得している正当なサービスです。

安全な形で自動売買FXを始めたい方はトラリピを利用してください。

参考:「何もしなくてももうかる」とFX自動売買システムの購入を勧められた|国民生活センター

トラリピの基本戦略と設定方法

トラリピの基本的な考え方

ここではトラリピの基本戦略と設定方法を解説していきます。

自ら手動で注文・決済をおこなうFX取引とは異なる部分が多いので、あらかじめ理解しておきましょう。

  1. 長期的な運用が基本
  2. 活躍するのはレンジ相場
  3. 自己資金額と注文本数のバランス

重要なのは上記3点となりますので、それぞれの内容を詳しく説明していきます。

長期的な運用が基本|ローリスクローリターンを狙う

トラリピの特徴は注文の本数が多くなるところです。

1本(=1回)あたりの注文では大きな利益を得ず、小さな利益をコツコツと積み重ねていくというのが基本的な考え方となります。

また、トラリピの運用当初は多数の注文を抱えることで、口座の評価損益が「マイナス=含み損」となります。

レンジ相場内で値動きが活発化すれば、このマイナスは減っていくものの、すぐにすべての収支がプラスになるわけではありません。

含み損として計上されるのは、注文を出したときのスプレッド(=買値と売値の差額)です。

値動きが進むことでスプレッド分のマイナスが消えてプラスに転じていきますが、完全な黒字になるまではある程度の時間が掛かることを理解しておきましょう。

このように、トラリピは長期的にローリスクローリターンを狙う方法となりますが、価格が大きく動いたときには都度「設定の調整」が必要となります。

活躍するのはレンジ相場|通貨ペアの値幅を意識する

簡単にいえば、トラリピは「100円で買い、101円で売る」もしくは「101円で売り、100円で買う」といった注文を繰り返すシステムです。

仕組み自体は単純ですが、感情を持つ人間がこうした作業を機械的におこなうのは難しいため自動売買プログラムが活躍しています。

自動的に注文を繰り返すトラリピが効果を発揮するのはレンジ相場です。FXの相場は全体のうち7割がレンジ相場と言われていますので、トラリピを使えば利益を得るチャンスやタイミングが必然的に増えます。

また、トラリピの仕組みを考えると重要なのは「通貨ペア選び」です。

通貨ペアはそれぞれ異なる特徴を持ちますが、レンジ相場の値幅も大きく変わってきます。

レンジ幅が広い通貨ペアだと、その分だけ多くのトラップが必要となり、最初に用意する自己資金額も多額になります。

しかし、仕掛けたトラップの分だけ利益を得られるチャンスが増えるとも考えられるのです。

この点については、自分が用意できる資金と相談しながら狙うべき通貨ペアを決めましょう。

自己資金額と注文本数のバランス|ロスカットに注意する

前述の自己資金額の話に関連する部分となりますが、トラリピを利用する場合は「自己資金額と注文本数のバランス」を強く意識しましょう。

仮に10万円の資金を使って、10万円分の注文を出すとすぐにロスカットされてしまいます。

トラリピのロスカットレベルは100%です。つまり、含み損益を合算した残高の合計額が注文に必要な証拠金額と同額以下になった瞬間「ロスカットが発生する」ということです。

FXでもっとも気を付けなければいけないのはロスカットによって注文と証拠金を失うことなので、トラリピでトラップを仕掛けるときは残高に余裕を持たせることを心掛けてください。

補足:トラリピの基本的な設定方法

実際にトラリピを始めるとき、自分で決める項目は以下の通りです。

トラリピの設定項目
  • 通貨ペア
  • 運用予定額
  • 仕掛けるレンジ幅
  • レンジ内に仕掛ける本数
  • 1本あたりの通貨単位
  • 1回のリピートで狙う利益
  • ストップロス設定

まずは自分が狙う通貨ペアを決めて、その通貨ペアの値動きからトラップを仕掛けるレンジ幅を考えていきます。

例えば米ドル円と豪ドル円では、そもそもの為替レートが異なります。また、値動きするレンジ幅も違うので、狙う価格帯も変わってくるということです。

また、自己資金額によってトラップを仕掛けられる本数も変わってきます。

自分の資金だと何本くらいのトラップを仕掛けられるのかは事前に調べておきましょう。

あとは1回の注文で狙う利益と損切り(=ストップロス)の設定をおこなっていきます。

特に損切り設定は重要なので、マイページログイン後の画面でシミュレーションをおこなっておいてください。

トラリピでおすすめの最強設定3選

ここからは「トラリピ」が推奨するFX戦略に基づきながら、おすすめの最強設定3選を紹介していきます。

トラリピは先に設定をおこなってしまえば、あとは基本的に放っておいても取引を繰り返してくれるところが大きな魅力です。

ただし、設定が間違っていれば損失の方が大きくなってしまいますので、あらかじめその内容を精査しておきましょう。

おすすめ設定①リスクを分散させる「トラリピ世界戦略」

「トラリピ世界戦略」とは、マネースクエア社が提唱する自動売買でのFX攻略方法です。

リスクを分散させるトラリピ世界戦略とは
  • 狙うのは米ドル/カナダドル、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドの3つ
  • 地理的に近い国同士の通貨ペアはレンジ相場を形成しやすい
  • 地理的に離れた複数の通貨ペアでリスクを分散

アメリカとカナダ、オーストラリアとニュージーランドといった地理的に近い国同士の通貨ペアは、経済活動も似通っているため「いきなり大幅な値動きを表さない」という特徴を持っています。

つまり、レンジ相場を形成する時間帯が長いので、トラリピ向きの通貨ペアと言えるのです。

また、地理的に離れた複数の通貨ペアに投資することで「地域ごとの暴落リスク」を抑える役割も果たしてくれます。

仮にオーストラリア・ニュージーランド近海で大地震が発生し、近隣国に大きな損害が出た場合は為替が荒れてしまいます。このとき、すべての自己資金を豪ドル/NZドルに投資していると想定外のマイナスを被る可能性が出てくるということです。

さらに、上記3つの通貨ペアは値動きが活発になる時間帯がズレているので、24時間アクティブな取引ができます。

こうした理由から、トラリピを利用するなら3つの通貨ペアを狙う設定にしておくことをおすすめします。

おすすめ設定②リターンを重視する「ダイヤモンド戦略」

ダイヤモンド戦略とは、トラップを設定する価格・本数に着目したトラリピ戦略です。

リターンを重視するダイヤモンド戦略とは
  • 狙う通貨ペアの長期的な値幅を確認する
  • 値幅の中央値を真ん中として、それより上の価格には売り注文、下の価格には買い注文をセットする
  • 中央値に近いところにトラップを多くセットし、離れたところは本数を少なくする

こちらは値動きが頻繁に起こる「レンジ幅の中央値付近」をターゲットとした設定です。

また、中央値から考えて買い注文と売り注文をハッキリと分けるところも特徴的な部分と言えるでしょう。

中央値に近い価格で利益を重ね、離れた価格では最低限のリスクをカバーするといった仕組みです。

ただし、上下ともに設定レンジより離れてしまえば損失が増える危険性がありますので、シビアに損切り価格を設定しておいてください。

おすすめ設定③広いレンジに強いバランス型の「ハーフ&ハーフ戦略」

トラリピで設定する注文のレンジ幅は、広くなるほど多くの資金が必要となり、狭くなるほど利益が減るといった仕組みになっています。

この問題を解決するのが「ハーフ&ハーフ戦略」です。

広いレンジに強いバランス型のハーフ&ハーフ戦略
  • 狙うレンジ幅とその中央値を決める
  • 中央値より上には売り注文、下には買い注文をセットする
  • 買い注文と売り注文の本数・金額を同数に近づけることで必要証拠金額が減る

このようにレンジの上半分を売り注文、下半分を買い注文に設定することで、必要証拠金額を抑えながら広いレンジをカバーできます。

■ ハーフ&ハーフの例

例えば90円から110円をレンジ幅と設定した場合は、100円を中心にして、

  • 100円より上は売り注文
  • 100円より下は買い注文

というように買い売りを分ける方法です。

ハーフ&ハーフ戦略は注文に使う資金が少なくても成り立つところが大きなメリットです。

例えば90円~110円をレンジ幅として中央値を100円にした場合、1円刻みでトラップを仕掛けると買い・売りの合計本数は20本となります。本来、レンジ幅すべてに買い・売りを仕掛けるとトラップ本数は40本となりますので、この時点で必要な資金が抑えられている計算です。

さらに買いと売りを上下に分けると想定される最大含み損失額も減るので、結果的に「残高の評価損益額を健全な状態に保ちやすい」といった効果も発揮されます。

また、得られる利益に関しても細かく約定していくため、取りこぼしなく稼ぎやすいところが魅力的です。

ただし、このハーフ&ハーフ戦略には「買い注文のトラップより下、売り注文のトラップより上」に価格が移動すると効果を失うといったデメリットがあります。

そのため、こちらの設定を実行する場合も上限・下限の損切り設定が重要です。

当項目で紹介した3つの設定・戦略にはスワップポイントが考慮されていません。そのため、長期保有を考える場合には事前にスワップポイントの金額をチェックしておきましょう。

30万円からトラリピを始めるときの「安全」設定

ここでは自己資金30万円からトラリピを始める方におすすめの「安全」設定やその考え方を紹介していきます。

トラリピで30万円を資産運用するなら1通貨あたりの価格が安い通貨ペア、さらにレンジ相場を形成しやすいものを狙いましょう。

なお、おすすめは豪ドル/NZドルです。

30万円を使って豪ドル/NZドルで資産運用
  • 豪ドル/NZドルはレンジ相場を形成しやすい
  • 1通貨あたりの価格が安いので必要証拠金額も抑えられる
  • 豪ドル/NZドルは「NZドル」を日本円換算する(2024年2月時点:1.06NZドル×92円=約98円)
  • 狙うレンジは「買い:1.0600~1.0800」「売り:1.0800~1.1000」
  • 買い・売りの本数「20本」
  • 利益幅は「0.06~0.09」

ひとまずハーフ&ハーフ戦略をベースに、中央値から上下に分けて買い・売りの注文を設定します。

なお、上記の設定だと必要証拠金額の総額はおよそ15万円となりますが、買いと売りで相殺されるため実際には半額ほどになります。

自己資金30万円なら「証拠金維持率400%」くらいを維持できるので、すぐにロスカットされる心配はありません。

あとは相場の変動に合わせながら、設定を細かく変えていくだけとなります。

トラリピで取り扱っている通貨ペア一覧

トラリピで扱っている通貨ペアは以下の16種類です。

取扱い通貨ペア一覧
  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル
  • ユーロ/英ポンド
  • 豪ドル/円
  • 豪ドル/米ドル
  • 豪ドル/NZドル
  • NZドル/円
  • NZドル/米ドル
  • カナダドル/円
  • 米ドル/カナダドル
  • 英ポンド/円
  • 英ポンド/米ドル
  • トルコリラ/円
  • 南アフリカランド/円
  • メキシコペソ/円

主要な通貨ペアはすべて抑えられているので、取引をする上でも特に問題はないと言えるでしょう。

ひとつの通貨ペアで勝負するのも悪くありませんが、リスクを分散させて効率的に稼ぐためには複数の通貨ペアを選んでみてください。

トラリピで通貨ペアを選ぶポイント5つ

ここからは通貨ペアを選ぶポイントを解説していきます。

トラリピでは注文の仕方が大事となりますが、通貨ペア選びも同じくらい重要です。

通貨ペアのポイント①:長期的にレンジ相場が続いているか

トラリピで狙うのはレンジ相場です。

そのため、できるだけ値動きが安定している通貨ペアを選ぶことが一般的です。

逆に値動きが荒々しい通貨ペアはトラリピに向かないので、じゃじゃ馬通貨ペアとして有名な英ポンド/円などは除外します。

なお、チャートを見る際は数ヶ月単位ではなく、少なくとも1年単位のチャートを確認しましょう。

通貨ペアのポイント②:レンジ幅の広さをチェック

レンジ幅が広いと仕掛けるトラップ本数が多くなり、必要な資金も増えてしまいます。

そのため、できる限り「狭い範囲内で値動きの上下を繰り返している通貨ペア」が理想的です。

値幅は通貨ペアによって大きく異なりますので、あらかじめチェックしておきましょう。

レンジ幅が少なければ少額からでもトラリピに挑戦できるので、まずは値動きの幅が狭い通貨ペアを選んでみてください。

通貨ペアのポイント③:価格が低いかどうか

1通貨あたりの価格が低ければ少ない資金でも多くの取引が可能となります。

例えば

  • 「100円で買い、101円で売る」
  • 「50円で買い、51円で売る」

この2つの取引は価格がまったく違いますが、値幅は同じです。

100円ではなく50円で買えれば、同じ資金でも2倍の取引ができます。

つまり安く買える通貨ペアの方がトラリピに適していると言えるのです。

通貨ペアのポイント④:「総推移」を確認

総推移とは、値動きを合計した値のことです。

チャートが激しく上下すると総推移は大きくなりますが、トラリピでは売買の本数が増えるほど利益も出しやすくなります。

そのため自己資金が潤沢にある方は、総推移が大きい通貨ペアを狙うというのもひとつの手です

通貨ペアのポイント⑤:スワップポイントの高さ

トラリピは長期的な運用を前提とした自動売買プログラムです。

そのため、ポジションを翌日に持ち越すことで発生するスワップポイントを確認しておくことも重要となります。

スワップポイントとは、通貨ペア間における「金利差額」を調整するためのお金です。スワップポイントにはプラスとマイナスの両方があり、売買の方向性によって変わります。

プラススワップの注文を長期保有すれば、その分だけ利益が増えます。

反対にマイナススワップの注文を長期保有すると、その分だけ損失が加算されていきますので、スワップがプラスなのかマイナスなのかは「トラリピのスワップカレンダー」で確認しておいてください。

トラリピおすすめ通貨ペアランキングTOP3

トラリピでおすすめの通貨ペアと運用方法

トラリピでおすすめしたい通貨ペアは以下の3種類です。

  • 「豪ドル/NZドル」
  • 「豪ドル/円」
  • 「米ドル/円」

こちらの3通貨ペアはどれもレンジ相場を形成しやすく、安定した値動きを見せるところを特徴としています。

さらに詳しい内容や特徴を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ通貨ペア①豪ドル/NZドル

豪ドル・NZドルチャート

豪ドル/NZドルはトラリピ世界戦略でもピックアップした通貨ペアです。

地理的に近い国同士で構成されている通貨ペアなので、ご覧のように1年というスパンで見てもキレイなレンジ相場を形成しています。

また、豪ドル/NZドルの魅力は1通貨あたりの価格が安いところです。

2024年2月時点でのレートで考えても、豪ドル/NZドルの価格は100円以下となっています。

価格が低ければ、その分だけ多くのトラップを仕掛けられます。

こうした理由からも豪ドル/NZドルはトラリピにおすすめの通貨ペアと言えるのです。

おすすめ通貨ペア②豪ドル/円

豪ドル円チャート

豪ドル/円も「レンジ相場を形成しやすい」「価格が安い」といった特徴を持つ通貨ペアです。

また、日本円が絡むことによって値動きを察知するために必要な「情報」が手に入りやすいといったメリットもあります。

例えば日本で大きな経済事案が発生し、トレンド相場に移行しそうになれば、すぐに察知して注文設定を変えられるということです。

オーストラリアは日本からしても比較的馴染みがある国なので、オーストラリア側の情報も収集しやすいところが魅力的です。

複数の通貨ペアに投資する場合には、ぜひ豪ドル/円も視野に入れてみてください。

おすすめ通貨ペア③米ドル/円

米ドル円チャート

最後におすすめするのは、日本人にとって最も馴染みのある通貨ペア「米ドル/円」です。

米ドル円は時折トレンド相場を見せる通貨ペアですが、長期的なスパンで考えれば安定した値動きを見せています。

米ドル/円をおすすめする最大の理由は「為替の動きをキャッチしやすい」という点です。

マイナー通貨である中国元を発行する中国を除けば、アメリカは日本にとって最大の貿易国です。

初心者がFXを始めるときに最も取引しやすい通貨ペアでもあるので、米ドル/円の動きは必ず把握しておきましょう。

トラリピのおすすめ設定に関する注意点

ここからはトラリピのおすすめ設定に関する注意点を解説していきます。

自動売買FXに初めて挑む方は、ぜひこちらをご覧になっておいてください。

レンジを抜けたら追加注文を設定しなおす

前述の通り、トラリピが得意とするのはレンジ相場です。

レンジ相場とはある一定の値幅内で価格が行ったり来たりする状態を指します。

これに対して、値動きが上下どちらかに偏って進む状態をトレンド相場と呼びます。

トレンド相場が発生し、設定していたレンジ内から価格が飛び出してしまったときには注文を設定し直しましょう。

レンジ幅の設定:「100.10円~110.00」

例えば、もともとのレンジ幅の設定が「100.10円~110.00」だった場合、レンジの「110円」を超えてきた段階で「110.10円~115.00円」の注文を追加設定します。

このようにレンジ幅を広げていくことで相場に追従することが大切です。

ただし、注文を増やすと必要証拠金額も増えるので、そのあたりは自己資金と相談しながら設定変更をしてください。

設定を変更するには「取消し」しかない

トラリピには設定を変更するという項目がないため、現在の設定をなくしたい場合は「設定の取り消し」をおこなうことになります。

狙うレンジ幅や注文内容を変更したいときには、まず現在の設定を取消してから新たな設定を追加しましょう。

なお、具体的な設定の取消し手順は以下となります。

  1. トラリピ管理表をクリック
  2. 取り消したい設定を選択する
  3. 「取消」をクリック
  4. 注文一覧を下まで辿り「取り消す」をクリック

これで設定は取り消されました。

注意

もし設定を取り消したあとに、以下の2つの条件が当てはまった場合は、「決済注文」をする必要があります。

  1. ポジションを保有している
  2. メニューの「ポジション」を確認し「指値有」と記載がない

これを忘れてしまうと、いつになっても決済がされずに保有したままとなってしまいます。

どの設定・通貨ペアも確実に安全とは言えない

トラリピは自動的に取引を繰り返してくれる便利なツールです。

しかし、どの設定・通貨ペアも確実に安全とは言えません。

FXを含め、すべての投資には元本を失うリスクがあります。トラリピで100%儲かる方法もないので、その点を理解した上で取引に進んでください。

なお、リスクケアの方法として「両建て注文」を推奨するトレーダーもいますが、両建てを使った取引手法には損失額がより増える危険性もあります。

両建ては、注文自体は可能ですが、経済合理性を欠くおそれがあることなどから、当社では推奨していません。

引用:マネースクエア|Q&A両建て注文は可能ですか?

ご覧のようにトラリピを提供するマネースクエア社でも両建ては推奨していませんので、よく覚えておきましょう。

トラリピの設定方法に関してよくある質問

ここではトラリピの設定方法に関してよくある質問に回答していきます。

トラリピのレバレッジは何倍?

トラリピのレバレッジは「25倍」です。レバレッジとは注文に必要な金額を抑えてくれる仕組みを指します。

仮に自己資金10万円で25倍のレバレッジを使うと、最大250万円分の注文を通すことが可能です。

ただし「少額の自己資金×大きなレバレッジ」で限界まで注文を出すと、ロスカットされるリスクが高まるので気を付けましょう。

投資金額はどのくらい必要?

トラリピを利用する場合は、最低でも10万円くらいの資金が必要となります。

設定したレンジ内に複数のトラップ(=注文)を仕掛けるというのがトラリピの基本です。

そのため「最小注文単位1,000通貨×通貨ペアの価格×トラップ本数÷レバレッジ=取引に必要な資金」という計算が成り立ちます。

あまりにも少ない資金では売買できるレンジ幅が狭くなってしまい、結果として稼げずに終わってしまいます。逆にトラリピは「資金が潤沢にある方」ほど、利益を出しやすい仕組みと言えるでしょう。

こうした特徴を踏まえ、事前に用意する金額としては最低10万円~30万円程度を推奨します。

効率のいい設定と通貨ペアを選んで上手に運用しよう

トラリピのおすすめ設定と通貨ペアを解説してきました。FXなどの投資では必ず勝てる手法は存在しません。

今の相場には合っていても、1年後や2年後には、変わってくる可能性も充分にあります。

トラリピは、放置していても想定したレンジ幅であれば、自動で取引をして、利益を出してくれます。

しかし、それが永遠に続くとは限らないので、定期的な見直しをしたり、情報を仕入れたりすることが大切です。

当記事で紹介した設定方法や通貨ペアの選び方を参考にして、ぜひ自分に最適な設定や通貨ペアを見つけてみましょう。

トラリピを始めたい方はこちら

監修者情報
ひろぴー/FXコラムニスト
CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 2010年からFX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、FX取引で資産を急激に増加、この年からFX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。 現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。