CFDとは、差金決済取引のことをであり、少額の資金から始められる金融取引となります。
そのCFD取引を、通話アプリで有名なLINEが運営するLINE証券で行う事が出来るのが、LINE CFDとなります。
この記事では、CFDとはどう言った取引なのか、LINE CFDの概要・メリット・注意点から評判までを徹底的に解説します。
投資に興味があるけれど始め方がわからないと言う方や、新たにCFD取引を始めてみたいと言う方は、参考にしてみて下さい。
- CFDとは証拠金を担保に大きな取引をする差金決済取引のことを言う
- LINE CFDとはLINE証券が展開するCFD取引サービスのことである
- LINE CFDでは外国株を0.1株単位から取引できるところが大きな特徴である
- LINE CFDでは株式指数などの大きな変動があればLINEで通知してくれる
- 少額の資金から大きな取引が出来るのがCFDの魅力と言える
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目次
CFDとは?
LINE CFDの本題に入る前に、まずCFDとは何なのかを解説していきます。
- CFDは差金決済取引のこと
- CFDのメリットは?
- CFDはFXとは異なる?
CFDは差金決済取引のこと
CFDとは「Contract for Difference」の頭文字を取った言葉であり、差金決済取引のことです。
差金決済取引と言われても、ピンと来ない方も多いと思いますので、差金決済取引について少し解説をします。
差金決済取引を簡単に説明すると、株式などの現物を持たずに売り買いをして出た差額で取引をする投資方法となります。
少し詳しく説明すると、証券会社に証拠金を預けることで、証拠金の数倍の取引を行える仕組みとなるため、FXなどと似た取引となります。
FXを行っている方であれば、仕組みは同じだと思って下さい。
CFDのメリットは?
CFDのメリットは、先ほども書きましたように、少額の証拠金を預けるだけで数倍の金額の取引が出来る事から、少額からでも大きな取引が出来るところになります。
またFXとは異なり、投資対象が株式指数や原油・金など選択できる幅が広いのも、大きなメリットと言えるでしょう。
CFDはFXとは異なる?
CFDとFXは、よく似た仕組みとなっています。
CFDもFXも、証拠金を預けてレバレッジを掛けることで、手持ち金額よりも大きな取引が出来る仕組みとなっています。
また、差金決済取引という部分でも、同じ仕組みとなっています。
しかし、CFDとFXでは投資する対象が大きく異なります。
CFDは、日経平均225などの株式指数・金や原油などの商品・為替や株式など、投資対象の幅が非常に広いのが特徴となっています。
一方、FXの投資対象は外国為替のみとなっています。
投資対象の違いがCFDとFXの大きな違いとなります。
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LINE CFDとは
ここからは、LINECFDの概要や特徴から取扱銘柄について解説をしていきます。
- LINE CFDの概要
- LINE CFDの特徴
- LINE CFDの取扱銘柄
LINE CFDの概要
LINE CFDとは、LINE証券におけるCFD取引サービスとなっています。
スマホ投資サービスであるLINE証券で行える投資サービスの1つであり、2022年1月からサービスを開始しています。
国内株だけではなく外国株に注目が集まる中で、少額からでも投資が出来るCFD取引を時間やタイミングを選ばずに利用して貰いたいという思いが、サービス提供開始の理由となっています。
LINE CFDの特徴
LINE CFDの大きな特徴は、「LINE CFD(いちかぶチャレンジコース)」と言う、米国株を0.1株から取引が出来るところとなっています。
他のCFDサービスでは、取引単位が1株単位というケースが多いため、他社のサービスよりも10分の1の単位で取引が出来る事で、より少額での取引が可能となっています。
そして、レバレッジを掛ける事で、少額でも大きな取引を出来るのも魅力とも言えるでしょう。
また、スマホを利用して取引をすることや24時間取引が可能なことから、時間や場所を選ばずにCFD取引が出来るのも大きな特徴となっています。
そして、LINE公式アカウントを友達追加をする事で、値動きの情報を手に入れやすくなっていることや、専用のアプリをダウンロードすることで、スムーズに取引が出来るのもLINE CFDの特徴と言えます。
LINE CFDの取扱銘柄
LINE CFDでは、日経平均225先物や米国30先物などの指数CFD・原油先物や金などの商品CFD・メルカリや楽天などの株式CFDなど、多くの銘柄の取引が可能となっています。
投資対象 | 銘柄数 |
---|---|
指数CFD | 25銘柄 |
バラエティCFD | 8銘柄 |
商品CFD | 5銘柄 |
株式CFD | 120銘柄 |
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LINE CFDを利用する4つのメリット
ここでは、LINE CFDを利用するメリットを解説をします。
- 外国株を0.1株単位から取引が出来る
- スマホで取引が出来る
- 経済指標などをLINEで知らせてくれる
- LINEポイントを使って取引が出来る
外国株を0.1株単位から取引が出来る
「LINE CFD(いちかぶチャレンジコース)」では、外国株が0.1株単位から取引することが可能となっています。
他社のCFD取引サービスであれば、1株単位というケースも多い中で、LINE CFDでは、最小単位を0.1株にしている事から、少額の証拠金から取引を始めることが可能となっています。
外国株は、注目度が高くなっていることもあり、少額からリスクを抑えて投資を始めたいという方には非常に大きなメリットと言えるでしょう。
スマホで取引が出来る
LINE CFDは、スマホ投資をメインに行うLINE証券のサービスの1つとなっている事から、スマホでの取引がメインとなります。
また取引時間は、ほぼ24時間と言うところから、場所や時間を選ばずにCFD取引が可能となります。
この事から、投資を始めたいけれど仕事が忙しくて時間が取りにくいという方でも、安心してCFD取引が始められると言えるでしょう。
経済指標などをLINEで知らせてくれる
LINE CFDを利用している方であれば、公式LINEアカウントを登録することで、株価指数などの経済指数に大きな変動があった場合には、LINEにて通知をしてくれるサービスがあります。
投資と聞くと、株価チャートなどを頻繁に確認しなければいけないというイメージがある方も多いと思います。
そうなると、仕事中は株価や経済状況を把握できなかったり、気になりすぎて仕事が疎かになってしまったりする事もあるでしょう。
しかしLINE CFDを利用して、公式LINEアカウントを登録しておくだけで、経済指標に急激な変動があった場合には通知して教えてくれるので、取引チャンスを逃すことも少なくなり、チャートなどに張り付く必要もありません。
こう言った通知サービスがあるのも、LINE CFDのメリットと言えるでしょう。
LINEポイントを使って取引が出来る
LINE CFDでは、LINEショッピングなどで貯めたポイントを使ってCFD取引が可能となっています。
そのため、自分のお金を使って取引をするのは少し勇気がいるという方でも、貯まったポイント内で取引をする事が出来れば、CFD取引へのハードルも低くなると言えるでしょう。
LINEポイントが貯まっている方であれば、LINEポイントを活用して資産を増やせるチャンスとも言えるでしょう。
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LINE CFDを利用する2つのデメリット
ここからは、LINE CFDを利用するデメリットを解説します。
- 取扱銘柄が少ない
- 電話によるサポートが無い
取扱銘柄が少ない
LINE CFDでは、先ほども紹介しましたように、幅広い投資先が選べるのですが、他社のCFD取引サービスよりも取扱銘柄が少ないと言うデメリットがあります。
LINE CFDでは、国内株式銘柄などを合せて約160銘柄となっていますが、IG証券などでは17,000銘柄に投資をすることが可能となっています。
投資先の銘柄の少なさという面では、非常に大きなデメリットとも言えます。
電話によるサポートが無い
LINE CFDでは、電話によるサポートを行っておらず、公式サイトのヘルプか問い合わせフォームを利用すると言う2つの手段でしかサポートされていません。
その事から、何か疑問に感じた場合やトラブルが起こった場合には、迅速なサポートを受けられない可能性があります。
スマホを利用して気軽に始められるのは魅力的と言えますが、インターネットなどが苦手でサポートがしっかりしている方が安心出来るという方には、大きなデメリットと言えるでしょう。
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LINE CFDの始め方と注意点
ここからは、LINE CFDの始め方に関して解説をしていきます。
LINE CFDの始め方
LINE CFDでCFD取引を始める際には、まずLINE証券に口座を開設する必要があります。
LINE証券に口座開設をした後に、LINE CFDの専用口座を申し込みをすることになります。
LINE CFD口座を解説できれば、証拠金を入金して取引開始となります。
また、口座開設の審査は最短で2営業日となっていますので、口座開設申し込みから取引が出来るまで1週間程度の時間的な余裕を見ておきましょう。
LINE CFD口座開設時に必要な書類
LINE CFD口座を開設する際に必要な書類はありませんが、大元となるLINE証券の口座を開設する際には、本人確認書類などが必要となります。
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- マイナンバー通知カード
- マイナンバー記載の住民票の写し
上記のいずれかが必要となります。
- 個人番号カード(顔写真付き)
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー記載の住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー記載の住民票の写し+健康保険証
上記の書類が必要になります。
LINE CFDの始める際の注意点
LINE CFDを始めるに際していくつかの注意点があります。
LINE CFD口座開設の条件
LINE CFD口座を開設するにあたり、下記の様な基準があります。
上記の基準をクリアしなければ、LINE CFD口座は開設できませんが、決してハードルが高い訳では無く一般的な生活をしていれば、口座開設は出来ると言えるでしょう。
また、CFD口座のみの開設は出来ないので、このあたりも注意が必要となります。
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LINE CFDの評判
ここからは、LINE CFDの評判をいくつか紹介していきます。
信用取引との併用に関する評判
出典:Sho00さんはTwitterを使っています: 「なんでやねん #LINECFD https://t.co/QtuN2wmOYz」 / Twitter
CFD口座と信用取引の口座を併用することは出来ないみたいです。
これまで、信用取引の口座を利用して取引をしていた方からすると、非常に使い勝手が悪いと言えるでしょう。
今後は対応していくというアナウンスがあるみたいなので、改善されるのを待つしかないでしょう。
口座手続きに関する評判
上記以外にも、口座開設後の入金に関する口コミ・評判については、いくつか確認する事が出来ました。
電話でのサポートなどが無く、インターネットを通じて自分で手続きを進めなければいけないことから、口座開設は出来たけれど証拠金の入金が出来なくて困っているという意見が多いみたいです。
お金を動かすことになりますので、慎重な手続きとなるのはわかりますが、スマホで気軽に始められると言うイメージで口座開設をする方も多いと思われる中で、入金で手続きが進まずに困惑してしまうという事でしょう。
口座開設時には、入金方法などをしっかりと確認するようにしましょう。
LINE CFDのキャンペーン内容
LINE CFDでは、2つのキャンペーンを展開しています。
ここからは、LINE CFDのキャンペーンに関して紹介していきます。
日本株キャッシュバックキャンペーン
出典:いちかぶチャレンジコース(CFD) 日本株 キャッシュバックキャンペーン | LINE CFD (line-cfd.com)
日本株キャッシュバックキャンペーンは、LINE CFDにおいて日本株の売買代金が50万円ごとに何度でも1,000円が貰えるキャンペーンとなっています。
少し詳しく解説をすると、現在の株価が50,000円の株を10回取引をするごとに1,000円がキャッシュバックされると言う仕組みとなっています。
LINE CFDの公式サイトでは、レバレッジを利用する場合は元手10,000円の証拠金で、5倍の取引を10回すれば達成する事が出来るとされています。
また、LINE CFDのユーザーの月間平均取引額は、証拠金37,581円・売買代金1,009,467円・銘柄数5.4銘柄となっているので、決してハードルの高いキャンペーンでは無いと言えるでしょう。
商品デビュー応援キャンペーン
出典:いちかぶチャレンジコース(CFD) 商品デビュー応援キャンペーン | LINE CFD (line-cfd.com)
商品デビュー応援キャンペーンとは、これまでLINE CFD口座を申し込んだことが無い方向けのキャンペーンとなっています。
まずは、LINE CFD口座を開設してから商品CFDの取引をする事で、現金1,000円が受け取れる仕組みとなっています。
取引対象の商品の銘柄とは、金・銀・原油先物・天然ガス先物・ガソリン先物の5つとなっています。
原油ETFはキャンペーン対象外となりますので注意しましょう。
これまで、現物の株式投資をしていた方で、CFD取引やCFD取引における商品銘柄に興味があった方には、商品CFD取引を始めるのにおすすめのキャンペーンとも言えるでしょう。
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LINE CFDによくある質問
ここからは、LINE CFDによくある質問をいくつか紹介していきます。
口座開設には掛かる日数はどれぐらいですか?
LINE証券などに口座がある場合には、最短で2営業日で口座開設が完了します。しかし、LINE証券などに口座が無い場合には1週間程度の時間が掛かると思っておいた方が良いでしょう。
入金の仕方がわかりません
LINE CFD口座への入金は、LINE証券の口座かLINE FXの口座からの振替入金となります。そのためLINE CFD口座へ銀行などからの直接入金は出来ない仕組みとなっています。
大きな損失が出ることはありますか?
LINE CFDでは、証拠金を担保に大きな取引が出来る仕組みとなっているため、株式指数が急落したときなどロストカットが発動する場合には、大きな損失が出る恐れがあります。
LINE CFDのまとめ
LINE CFDとは、大手通話アプリLINEが運営する投資サービスとなっています。
外国株を0.1株単位から取引できる点が大きな魅力となり、スマホ一つで簡単に取引が可能な点も大きな魅力となっています。
ただし、CFDはFXと似た性質があり、少額の資金(証拠金)で大きな取引が行えるレバレッジという仕組みであるため、ハイリスク・ハイリターンな投資サービスです。
LINE CFDでは、取引単位の最小が0.1株と言う事で、レバレッジを利用しても驚くほどの大きな損失を被る可能性は低いと言えます。
それでも、現物取引とは異なり大きな損失が出る可能性があることもしっかりと理解してから、取引を行うようにしましょう。
外国株は注目度も高くなり、興味のある方も多いと思いますが、価格が高くて手が出せないという方も多いと思います。
LINE CFDを活用することで、少額の資金から勉強も兼ねてCFD取引をしてみるのも良いかもしれません。