学資保険には、どんなデメリットがあるのか気になりますよね。
子供の学費を準備するために堅実な積み立てができるのが学資保険ですが、デメリットもあるため賛否が分かれています。
学資保険のメリットとデメリットをしっかりと理解して、自分に合った方法で子供の教育資金の準備をしましょう。
この記事では、学資保険のデメリットを解説した上で、学資保険のメリットや学資保険以外の教育資金の準備方法も併せて解説します。
おすすめの学資保険も併せて紹介しますので、学資保険選びの参考にして下さい。
記事監修者紹介
松葉 直隆 / 保険のプロ
大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。 その後、2016年6月より保険のドリルをはじめとする保険媒体を経て、現在はマネーグロースにて記事監修を務める。
目次
学資保険のデメリット
学資保険のデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、学資保険のデメリットについて解説をします。
返戻率が低くて魅力に欠ける
学資保険のデメリットのひとつが返戻率の低さです。
返戻率が低いことによる魅力の半減について解説します。
学資保険の返戻率は最高でも110%
学資保険の返戻率は最高でも110%前後となります。
例えば、月々1万円の保険料を10年間支払った総額が120万円で、受け取れる学資金の総額が132万円となるのです。
学資金を受け取るのが大学進学時というケースが多いことから、17年間で1割しか増えないのが学資保険ということです。
このように、返戻率が低いことが学資保険のデメリットとなっています。
低解約返戻金型終身保険なら120%越えも?
低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間と解約時期によって返戻率が120%を越えるケースもあります。
保険料払込期間を10年などの短期間に設定して、大学進学時に合せて解約をすれば返戻率が120%を越える可能性もあります。
学資保険と比べて返戻率が高くなることから、同じように大学進学時にまとまったお金を用意したいという目的なら学資保険よりも有利になるのです。
ただし、学資保険の代わりに使える低解約返戻金型終身保険の商品数は限られています。
外貨建て保険なら150%にもなることも
外貨建て保険は、円建て保険よりも積立利率が高いことから効率的にお金が増やせると人気です。
主に米ドルで運用される商品が多く、金融情勢の良いアメリカの通貨を使用することから、円建てよりも多くの解約返戻金が期待できます。
そういった特徴から、学資保険の代わりに外貨建て保険を活用する人が増えているのです。
因みに外貨建て保険では、返戻率が120%~150%になることもあり、低解約返戻金型終身保険よりも効率的といわれています。
子供の教育資金を準備する方法は学資保険だけではありません。
インフレリスクに弱い
学資保険は、物価上昇に弱いというインフレリスクがあります。
学資保険は、契約時に受け取る学資金の総額が決まっています。
そのため、現在の物価と受け取るときの物価に大きな差が出てしまった際には、教育費として満足のいく金額が用意できない可能性があるのです。
ここ数年でも物価が上昇しているため、生まれたばかりのこともが大学に進学する18年後の物価を心配する人が増えているのです。
元本割れの可能性もある
学資保険では、支払った保険料よりも受け取る金額が少なくなる、元本割れという現象を起こす可能性があります。
学資保険の元本割れに関して解説をします。
途中解約をすると元本割れをする
学資保険の多くは、途中解約をすると元本割れを起こします。
これは、学資保険だけではなく低解約返戻金型終身保険なども同じです。
学資保険などの貯蓄性のある保険商品は、契約者から支払われる保険料を基に資産運用をおこない利益を出していきます。
そのため、保険料払込期間や据置期間などに解約をされると非常に困るため、その期間の解約を防ぐために解約返戻金を低く設定しています。
貯蓄性のある保険に関しては、途中解約などをしないように気をつけましょう。
そもそも元本割れをする商品もある
学資保険には、保障を重視している保険など、そもそも元本割れを起こす商品があります。
貯蓄に特化した学資保険が多くなっていますが、保険商品によっては子供のケガや病気への備えなど保障を重視している保険商品もあります。
こういった保障を重視している学資保険は、【貯蓄+保障】という仕組みから根本的に元本割れを起こすのです。
子供の教育費を準備することを目的とするなら、返戻率が100%を下回るような元本割れを起こす商品を選ばないようにしましょう。
学資保険が元本割れする理由
学資保険が元本割れを起こす理由には、保障重視型の学資保険である場合と保険料が値上がりしたことが原因である場合の2つです。
保障重視の学資保険は、子供の病気などもカバーできるため契約者にとってデメリットも少なくなります。
しかし、保険料が値上げしたことによって返戻率が下がった保険の場合には、契約者にとってデメリットしかありません。
学資保険だけではなく貯蓄性のある保険商品は、ゼロ金利政策の影響を大きく受けて軒並み保険料の値上げをして返戻率を下げているのです。
柔軟性に欠ける
学資保険は、途中解約をすると損をする保険商品であり、一度加入すると自由にお金を引出すということはできません。
そのことから、保険料を支払っている期間に急な出費が必要になった際に対応することは困難です。
また、学資金を受け取るタイミングも決まっていることから、使用用途の柔軟性にも欠けるといえます。
急な出費などのリスクには、普通預金などにある程度の資金を用意しておくこといいでしょう。
学資保険には、返戻率の低さやインフレに弱いというデメリットがありますが、堅実な資産運用ができるメリットもあります。
自分には学資保険が向いているのか判断できない方は、無料の保険相談を利用することをおすすめします。
保険見直しラボなら、学資保険も含めた教育資金の準備方法について一緒に考えてくれます。
学資保険のメリットは?
学資保険には、学資保険にしかないメリットがいくつかあります。
ここからは、学資保険のメリットについて解説します。
計画的な資金準備ができる
学資保険は、契約をした際に受け取れる学資金が決まっている積立型保険です。
保険料は口座引落をいう形で自動的に積立られ、子供の教育資金を計画的に準備ができる保険となります。
また、返戻率も101%~110%と、総支払保険料よりも多くの金額を学資金や満期金として受け取れます。
つまり、保険料引き落とし口座にさえお金が入っていれば、保険料の支払いを忘れることもなく計画的・効率的に子供の教育資金を準備できるのです。
もしもの保障がある
学資保険には、契約者である親に万が一のことがあっても子供の教育資金は受け取れる仕組みになっている保険が多いです。
契約者である親に万が一のことが起こった際や高度障害状態に陥った際には、以後の保険料の払込は免除される保険料払込免除特約が用意されています。
この特約があれば、ご家庭で保険料が払い込めない事態となっても、子供のための学資金受取に影響がなく解約する必要もないので安心です。
学資保険は、子供の教育費を準備することに特化した保険であり、日本特有の保険となります。
学資保険のメリットをもっと知りたい方は、保険見直しラボで相談してみましょう。
保険見直しラボなら、保険とお金のプロであるFPが相談に乗ってくれます。
学資保険とはどんな保険?
学資保険とはどんな保険なのか、ピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。
ここからは、学資保険とはどういった保険なのかを解説します。
子供の教育費を準備するための保険
学資保険とは、子供の教育資金を準備するための保険です。
多くの学資保険は、子供が出生する140日前から5歳くらいまでが加入可能年齢となり、大学進学時などにまとまったお金を受け取れる仕組みとなります。
学資保険は、子供の教育費の準備だけではなく、親にもしものことが起こっても子供の教育費を捻出できるなど、保障面も充実しています。
大学進学時に備える保障内容が主流
学資保険の多くは、大学入学時の費用や在学中の費用に備える内容となります。
子供の教育費で大きなお金が掛かるのが大学進学時となるため、現在の学資保険の主流は大学進学時にまとまったお金を受け取れる内容です。
また、子供が大学に進学しなくても学資金は受け取れますので、子供の就職祝いや結婚資金として活用することもできます。
返戻率の相場は108%前後
学資保険の返戻率相場は105%~110%です。
特に、明治安田生命の「つみたて学資」は、保険料を一括で支払うことができれば109%の返戻率を誇っています。
また、フコク生命の「みらいのつばさ」は、保険料の改定を行ったこともあり、月払でも兄弟割りなどを使えば返戻率が最大110%になります。
学資保険を選ぶ際は、保険料の払込方法と返戻率をしっかりと確認するようにしましょう。
学資保険をもっと知りたい方は、無料の保険相談で相談してみましょう。
保険のプロに学資保険を相談すると、非常に分かりやすく説明をしてくれます。
保険見直しラボなら、複数の学資保険を比較することができます。
学資保険以外で教育資金を準備する方法
学資保険以外に教育資金を準備する方法があるのか気になる方も多いでしょう。
ここからは、学資保険以外の方法で教育資金を準備する方法を解説します。
低解約返戻金型終身保険を利用する
先ほども紹介しましたが、低解約返戻金型終身保険という終身保険を活用する方法があります。
低解約返戻金型終身保険とは、保険料の払込期間が終わると急激に返戻率が上昇して、解約をしない限り解約返戻金が増え続ける終身保険です。
保険料払込期間と解約時期を間違えなければ、返戻率が120%を越えることもあります。
大学進学時にまとまったお金を用意するという目的なら、学資保険よりも多くお金が増えるというメリットがあります。
現在、終身保険として販売されている人気商品のほとんどが低解約返戻金型です。
米ドル建てなどの外貨建て保険を利用する
積立利率の高い外貨建て保険を活用する人も増えています。
主に米ドルで運用される外貨建て保険は、積立利率が非常に高く学資保険よりも多くのお金が用意できる可能性がある保険です。
大学進学時にまとまったお金を用意するという点では、学資保険や低解約返戻金型終身保険よりも有利となるケースがあります。
外貨建て保険は、保険料の支払いや保険金・解約返戻金の受け取りなど全て外貨でおこなわれるため、解約時に日本円に両替しなければいけません。
両替時に為替相場の影響を大きく受けることから、思っていたよりも大きくお金が増えないという可能性もあるのがデメリットになります。
1ドルが120円か100円かによって受け取れる金額が数十万円変わるのが為替リスクとなります。
ジュニアNISAなどの非課税枠を活用した投資
ジュニアNISAとは、未成年者を対象とした「少額投資非課税制度」のことです。
株式投資信託・上場株式等の配当・譲渡益等が非課税対象となる仕組みです。
あくまでも投資から得られる利益に関する税金を非課税にするという仕組みであるため、確実にお金が増えるという仕組みではありません。
少しでも投資の知識があるという人には良いかもしれませんが、無知のまま手を出すのはおすすめしません。
あくまでも投資であるため、リスクを低くするならあらゆる分野に分散して投資をするのがおすすめです。
学資保険以外にも、教育資金を準備する方法はいくつもあります。
保険見直しラボなら、お金のプロにご自身に合った教育資金の準備方法を教えて貰えます。
学資保険以外の方法で教育資金を準備する際には、必要なタイミングで必要な金額が準備できない可能性があることも知っておきましょう。
おすすめの学資保険5選
学資保険を使って教育資金の準備を検討される際には、おすすめの学資保険を知りたいですよね。
ここからは、おすすめの学資保険を返戻率の高さを重視していくつか紹介します。
学資保険 | 特徴 | 返戻率 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |||
みらいのつばさ | 兄弟割引を活用すると返戻率が約110%になる | 110.3% (兄弟割引あり) | 5.0 | 4.5 | 4.5 |
つみたて学資 | 返戻率の高さが魅力で大学在学中費用の準備に向いている | 109.3% | 4.5 | 5.0 | 4.0 |
ニッセイ学資保険 | こども祝金ありタイプを選択することができる | 108.9% | 4.5 | 4.5 | 4.0 |
学資金準備スクエア | 受け取りタイミングを3つのタイプから選べる | 108.7% | 4.5 | 4.5 | 4.0 |
夢見るこどもの学資保険 | 高校進学時と大学進学費用に備えられる | 106.1% | 4.5 | 4.0 | 4.0 |
「みらいのつばさ」フコク生命
総合評価 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |
5.0 | 5.0 | 4.5 | 4.5 |
フコク生命の「みらいのつばさ」は、返戻率の高さが魅力の学資保険です。
2023年4月1日以降の契約から保険料が値下げされることで返戻率が非常に高くなります。
大学入学時と満期時に祝い金と満期保険金が受け取れるJ(ジャンプ)型であれば、兄弟割引を適応して最大110.4%(女性が契約者)です。
月払の返戻率としては、他社と比較しても非常に高い水準となります。
また、祝い金・満期金の受け取り方法も2つのタイプから選べ、幼稚園入園から祝い金を受け取れるのも大きな特徴となります。
返戻率重視で学資保険を探している方に特におすすめです。
特徴 | 返戻率が高い 兄弟割引がある 受け取りタイミングを2つのタイプから選べる |
---|---|
保険内容 | S(ステップ)型:幼稚園から大学入学・20歳・満期時のそれぞれ祝い金・満期保険金が受け取れる J(ジャンプ)型:大学入学時と満期時に祝い金と満期保険金が受け取れる |
保険料 | 男性:20,749円 女性:20,725円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・J(ジャンプ型)・受取額資金総額300万円・保険料払込期間11歳まで |
返戻率 | 男性:109.5%(兄弟割引ありの場合110.3%) 女性:109.6%(兄弟割引ありの場合110.4%) |
参考サイト:フコク生命の学資保険の特設サイト「みらいのつばさ」
「つみたて学資」明治安田生命
総合評価 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |
4.5 | 4.5 | 5.0 | 4.0 |
明治安田生命の「つみたて学資」は、返戻率の高さが特徴の学資保険です。
学資金の受け取り方法は、大学入学時とされる18歳から21歳の満期まで1年に1回、教育資金・満期保険金を合計4回受け取れる内容となります。
受取総額を300万円と設定することで高額割引が適応され、保険料払込期間も短くすると返戻率がアップします。
受け取り方法・返戻率ともにおすすめの学資保険です。
特徴 | 返戻率の高さ 保険料を一括で支払うと返戻率が上がる |
---|---|
保険内容 | 18歳から合計4回(満期保険金含む)の教育資金が受け取れる |
保険料 | 男性:23,640円 女性:23,599円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・21歳満期・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:105.7%(一括で支払った場合は109.0%) 女性:105.9%(一括で支払った場合は109.2%) |
参考サイト:「明治安田生命つみたて学資」-明治安田生命
「ニッセイ学資保険」日本生命
総合評価 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |
4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.0 |
日本生命の「ニッセイ学資保険」は、返戻率の高さとこども祝金の有無を選択できることが特徴の学資保険です。
大学入学となる18歳に受け取れる第1回学資年金は基準保険金と同額となり、第2回目~第5回目までは第1回学資年金の50%の学資年金となります。
そのことから、大学進学時の費用だけではなく大学在学中の学費にも備えられる保険内容です。
また返戻率は下がりますが、小学校から高校までの入学時に「こども祝金」を受け取れるタイプもあります。
大学進学に備えたい方だけではなく、小学校から大学までの進学費用を心配している方におすすめの学資保険です。
特徴 | 返戻率が高い こども祝金を受け取るか選択できる 大学進学時と大学在学中の費用の準備に向いている |
---|---|
保険内容 | こども祝金なし型:18歳から満期まで毎年学資年金を受け取れる(合計5回) こども祝金あり型:上記の学資年金に加えて小学校から高校入学時にこども祝金が受け取れる |
保険料 | 男性:23,320円 女性:23,280円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・22歳満期・こども祝金なし型・学資年金開始年齢18歳 受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:107.2%(年払いの場合107.6%) 女性:107.3%(年払いの場合107.8%) |
参考サイト:ニッセイ学資保険-本生命保険相互会社
「学資金準備スクエア」ソニー生命
総合評価 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |
4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.0 |
ソニー生命の「学資金準備スクエア」は、返戻率の高さが魅力の学資保険です。
返戻率は月払でも108%前後となりますので、まとまったお金が無いという方でも効率的に学費への準備ができます。
受け取り方法も3タイプ用意されているため細かなニーズに応えられる保険内容になっていますが、選ぶタイプによって返戻率は異なります。
大学などに進学後の毎年の学費への備えとして活用できるⅢ型の返戻率が最も高くなりますので、大学在学中の費用を準備したい方におすすめです。
特徴 | 返戻率が高い 受け取りタイミングを3タイプから選べる |
---|---|
保険内容 | Ⅰ型:中学・高校・大学などの進学資金への備え Ⅱ型:大学などの進学資金への備え Ⅲ型:大学進学後の毎年の学費への備え |
保険料 | 男性:23,160円 女性:23,124円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・22歳満期・Ⅲ型・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:107.9%(年払いの場合108.7%) 女性:108.1%(年払いの場合108.9%) |
参考サイト:学資保険のことなら学資金準備スクエア-ソニー生命保険
「夢見るこどもの学資保険」アフラック
総合評価 | 評価項目(5点満点) | ||
---|---|---|---|
返戻率の高さ | 満足度 | コスパ | |
4.0 | 4.5 | 4.0 | 4.0 |
アフラックの「夢見るこどもの学資保険」は、高校入学時と大学進学費用に備えられる学資保険です。
返戻率は決して高いとは言えない数字となりますが、高校・大学入学時と大学在学中の費用に備えられる内容です。
中学校までは公立という方も多いと思いますが、高校から私学に通学するとなると費用もそれなりに掛かる可能性があります。
大学進学だけではなく高校進学時の費用も心配だという方におすすめの学資保険です。
特徴 | 高校・大学の進学時と大学在学中の学費への備えができる |
---|---|
保険内容 | 高校入学時に学資一時金・大学入学時に基準学資年金・大学2年から4年まで基準学資年金の50% |
保険料 | 男性:23,550円 女性:23,510円 ※契約者(親)30歳・被保険者(子)0歳・学資年金開始年齢18歳・受取額資金総額300万円・保険料払込期間10歳まで |
返戻率 | 男性:106.1% 女性:106.3% |
参考サイト:アフラックの夢みるこどもの学資保険-保険・生命保険はアフラック
返戻率の高い学資保険を紹介しましたが気になる保険はありましたか?
気になる学資保険があれば保険見直しラボで相談してみましょう。
学資保険の注意点
学資保険を活用する際には、以下の注意点をしっかりと把握しておくようにしましょう。
インフレリスクに注意
先ほども解説しましたが、学資保険はインフレリスクに非常に弱いことが大きなデメリットです。
契約時に受け取り金額も決まっていることから、急激な物価上昇に対応することができません。
しかし、逆にいうと受け取り金額が決まっているので、急激な物価上昇が起こった際には、学資保険で不足する金額への対策は早くできます。
受け取れる金額が決まっているため、不測の事態の対策がしやすくなりますが、インフレリスクには弱いということを知っておきましょう。
急な出費には対応できない
学資保険は、途中解約をすると元本割れを起こすため、急な出費がある場合には対応することができません。
しかし、学資保険は貯蓄性のある保険であるため、保険商品によっては保険会社からお金を借りられる契約者貸付が可能な場合もあります。
一時的な出費ですぐに返すことができるなら、保険会社から一時的にお金を借りるという選択肢もあります。
ただし、貸付制度なので利息も発生しますので、あくまでも一時的な利用にとどめて、お金が用意できればすぐに返しましょう。
子供の加入可能年齢の条件が厳しい
学資保険の多くは、出生前140日~満7歳くらいまでの子供しか加入できません。
目安としては小学校入学前というよりは、幼稚園入園前ぐらいまでに加入するかどうかを決めるようにしましょう。
また、早く加入することで保険料も安く保険料払込期間などの選択肢も広くなります。
学資保険は、子供が生まれる前に加入するのがおすすめです。
学資保険に加入する前に注意点をしっかりと確認しておきましょう。
無料の保険相談でも、学資保険の注意点を教えてくれますので、加入前に分からないことはしっかりと質問しましょう。
保険見直しラボなら、保険のプロが分からないことも丁寧に教えてくれます。
おすすめの無料保険相談3選
保険選びで誰かに相談したい・専門家のアドバイスが欲しいと言う方も多いでしょう。
そのような方には、保険見直しラボなどの無料の保険相談サービスをおすすめしています。
ここからは、記事監修を務める保険のプロもおすすめの無料保険相談サービスを紹介します。
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- 妊娠中や小さな子供が居て遠出が難しい
- 直近にならないと予定がわからない
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学資保険はいらないに関するよくある質問
最後に、学資保険はいらないに関するよくある質問をいくつか紹介します。
- 学資保険にデメリットはありますか?
- インフレリスクや返戻率の低さなどのデメリットがります。
- 学資保険は活用するだけ無駄と聞いたのですが本当ですか?
- 外貨建て保険やNISAなどの投資に比べると利率が低いため、大きくお金を増やしたいと考える方からすると無駄に感じやすいです。
しかし、決まったタイミングで決まった金額が受け取れるという大きなメリットが学資保険にはあります。
- 学資保険のメリットが知りたいです
- 大学進学時など、決まったタイミングで決まった学資金を受け取れることが大きなメリットになります。
また、生命保険料控除の対象にもなりますので節税対策もできます。
- 学資保険は何のために加入するの?
- 子供が大学に進学する時の費用を準備することが、加入の大きな目的となります。
- 学資保険へ加入するタイミングは?
- おすすめのタイミングは生まれる前です。
子供が生まれた後は、育児や検診などでバタバタするので、生まれる前の少し時間的な余裕があるタイミングで検討しましょう。
多くの学資保険は、出生140日前から加入できます。
- 学資保険以外に教育費を貯める方法はある?
- 低解約返戻金型終身保険・外貨建て保険・投資・貯蓄など色々な方法があります。
学資保険は子供の教育費を準備するための保険なので、あなたに合った方法を選ぶようにしましょう。
学資保険のデメリットを把握して自分に合っているか考えよう
学資保険には、インフレリスクに弱い・積立利率が低いなどのデメリットがあります。
しかし、大学進学時など決まったタイミングで決まった学資金が受け取れるという大きなメリットもあります。
学資保険は、大きくお金を増やすということには向きませんが、堅実にコツコツと教育費を積み立てるには最適です。
また、学資保険以外にも、終身保険や外貨建て保険に投資など教育資金の準備方法はいくつもあります。
学資保険のメリットとデメリットを理解した上で、ご自身に合った方法で教育資金の準備をしましょう。