失敗しない遺産相続の弁護士の選び方ポイント
遺産相続に関する実績のある弁護士
相続問題が得意な弁護士であれば、相続に関する専門書や、相続専門雑誌に記事を書いているケースが多くなります。相続の専門書を書いているか否かは、相続が得意な弁護士かそうでないかを見分ける一つの指標になります。また、経験年数が長く解決実績が豊富であれば、実務面でも安心して依頼することができるでしょう。
相続税のことまで考慮して遺産分割を行う弁護士
弁護士は基本的に「遺産分割における争いを解決する」のが仕事ですが、相続税を考慮した相続方式や、分割後の税金を考慮した遺産分割などについても助言できるのが、相続が得意な弁護士と言えます。
弁護士費用を明確に説明してくれるか
10万円分の請求を認めてもらうのに100万円の弁護士費用がかかるならその時点で弁護士への依頼はストップするはずです。依頼時に正確な費用を提示しない弁護士は、依頼者の気持ちを考えていないと言わざるを得ません。
弁護士との相性
家族のことやお金のことなど色々とコミュニケーションを取って相談する弁護士となるので、相性ももちろん大事です。自分と相性が合う、と思う弁護士を選びましょう。
依頼者に不利な情報も教えてくれること
「絶対勝てる」「100%任せてください」などの安易なアドバイスをする弁護士は危険です。裁判で勝てる見込みが100%という事件はないのです。
問題への対応や返信が早いかどうか
一つの指標ではありますが、問い合わせメールを送ってから12時間以内に返信があれば、対応が早いと言って問題ないでしょう。