枕のおすすめ人気ランキング9選！理想の枕や選び方のポイントを解説

1日の約3分の1を占める睡眠の質を上げるには、自分に合う枕が欠かせません。

しかし自分に最適な枕を使用している人は、少ないのではないでしょうか。

本記事ではおすすめの枕について、選び方や素材による違いなどを詳しく解説しています。

自分に最適な枕を選びたい方はこの記事を参考にして、理想の睡眠や最高のコンディションを手に入れましょう。

枕が合わないとどうなるか

睡眠時に枕が合ってないと、様々な不調をきたすと言われています。

肩や首のこり、腰痛や頭痛、不眠や体のしびれなど、ひどい場合は日常生活に支障が出ることも。

質の高い睡眠には体の姿勢が大切で、腰から首までを横から見た時にゆるやかなS字カーブになっていることが理想です。

枕が合わないと首が高くなったり低くなったりして、体に負荷がかかる状態で寝ることになってしまいます。

朝起きた時に首や肩がこっていたら、枕が合っていないサインです。

理想の枕とは一体どんなもの？

理想の枕は実は一人ひとり違う形なので、まずは自分に合う枕を知ることが大切です。

寝る時の姿勢になった時に、布団と首のスペースを埋める形で頭や首、肩をバランスよく支えることができる形が理想の枕となります。

そしてスペースを埋めるだけでなく、首や肩がこらない高さであることも重要です。

枕の形状や素材により柔らかさも変わるため、総合的にポイントを抑えると良いでしょう。

自分に合う枕の選び方の6つのポイント

枕を選ぶ際に、チェックしたい6つのポイントがあります。

6つのポイントの中でも、どこを特に大事にしたいかを考えると良いでしょう。

ここからは各ポイントについて解説しますので、自分に合う枕選びの参考にしてください。

高さ

枕選びでまずチェックしたいポイントに、枕の高さが挙げられます。

高さの基準として自然な立ち姿の姿勢を、横になった時にそのままキープできる高さだと良いでしょう。

仰向けと横向きで適した高さが違うため、自分の寝方に合わせて選ぶことがポイントです。

また高さが調節ができる枕だと使用中の変化にも対応できるため、その都度理想的な高さに変えることができます。

硬さ

枕の硬さ選びも睡眠の質を上げるために大切なポイントで、頭を乗せた時に心地よいと思えるものを選ぶと良いでしょう。

柔らかい枕はメリットとして頭を包み込む感じがあり、フィット感が良い点が挙げられます。

しかしデメリットとして睡眠中の寝返りが打ちにくい点もあるため、同じ姿勢になり首や腰に負担がかかりやすい点に注意しましょう。

硬い枕のメリットとして頭が沈みすぎないので寝返りがしやすくなるので、体への負担も少なく快適に眠ることができ睡眠の質が向上します。

デメリットは頭を乗せた時に馴染まない違和感があるため、寝つきが悪くなったり首が疲れてしまう可能性が考えられます。

手入れのしやすさ

手入れのしやすさも、枕選びで忘れてはいけない重要なポイントです。

自分の体格に合う枕を選んだとしても、手入れがしづらければ気持ちよく寝られません。

カバーを取り外して洗えたり、枕を丸洗いできたりすれば清潔感をキープできます。

洗えない枕の場合は日光に当てて干したり、布団クリーナーを併用すると効果的です。

手入れがしやすい枕を選んで、最高の睡眠環境を整えましょう。

素材

枕は素材によって、メリットやデメリットが異なります。

ここでは枕の素材で代表的な、5つの素材の特徴を紹介します。

素材ごとの特徴を知れば、自分に最適な枕選びがしやすくなるでしょう。

素材選びで迷われている方は素材ごとの特徴を理解して、最適な枕選びに役立ててください。

羽毛

羽毛を使用した枕は、ふんわりとした柔らかさが特徴でボリュームがあります。

水鳥が体温調整のために身につけている羽毛のため、保温性や通気性に優れていて夏の暑さにも冬の寒さにも対応が可能です。

羽毛枕はデリケートなため基本的には選択できませんが、部分的な汚れであれば水洗いでつまみ洗いできます。

汚れ対策として枕カバーはこまめに洗濯し、羽毛枕は月2〜3回は風通しの良いところで陰干しすると良いでしょう。

パイプ

パイプ枕はストローを短く切ったような形の素材が中に入っていて、パイプの大きさや硬さによって使い心地が変わります。

素材であるパイプ自体がストローのように筒状になっているため、通気性が良く汚れが気になった時は水洗いできます。

プラスチック素材で耐久性があるので、他の素材の枕より長く愛用することが可能です。

またパイプを増やしたり減らしたりすることで、自分に合った高さにすぐ変えられます。

ウレタン

ウレタン素材の中でも2種類あり、高反発ウレタンと低反発ウレタンに分かれます。

低反発ウレタンは頭の形に合わせて形状が変わるため、体に合わせてフィットしやすい素材と言えるでしょう。

しかしフィットし過ぎて寝返りしづらい点と、通気性が悪く蒸れやすいという点があります。

高反発ウレタンは表面が硬めなので、頭と首をしっかりと支えてくれることが特徴です。

また寝返りがしやすく就寝時の体圧を分散することができ、型崩れしにくく耐久性が良い点が特徴として挙げられます。

ポリエステルわた

ポリエステルわたは衣類にも使われるポリエステルを、わた状にしたものを使用した枕です。

クッションの素材にも使われていてふわふわとした柔らかさがあり、ボリュームのある枕が頭にフィットしやすいという特徴があります。

そのため、柔らかい寝心地が好きな人におすすめの枕と言えるでしょう。

化学繊維なので丸洗いができてカビや虫にも強い素材のため、清潔感をキープすることができます。

そばがら

そばがらは昔から使われる蕎麦の実の殻を乾燥させた素材で、枕の素材として古くから利用されています。

吸湿性に優れていて形状から隙間が多くなるので、通気性が良く熱を逃しやすい枕です。

そばがらは硬めの素材なため形が変わりづらく、頭をしっかりと支えることができます。

またそばがらが潰れてへたってきたら、補充すること高さを調節することが可能です。

形状

枕を選ぶポイントとして、忘れてはいけないのが枕の形状です。

ここでは、代表的な4つの枕の形状を紹介します。

それぞれの形状の違いを知れば、自分の体型に合う枕のタイプが分かるでしょう。

これまでに紹介したポイントと合わせて、枕選びの参考にしてください。

長方形

枕として一般的な形で多くの体型に合うタイプなので、非常に種類も豊富で素材やデザインを楽しむことができます。

長方形の枕は全体がほぼフラットな高さになっていて、十分な横幅があるのが特徴です。

頭を動かしやすい形状のため、寝返りがしやすく仰向けでも横向きでも使用できます。

オーソドックスな形状なため枕カバーの素材や色のバリエーションが多く、季節ごとに変えて楽しむことが可能です。

ウェーブ型

枕を上から見ると長方形ですが、首元をホールドするようなウェーブ型になっている枕です。

低反発素材の枕に多く見られる形状で、頭が必要以上に沈み込む心配がありません。

丸型の頭に合い自然な姿勢をキープできるため、首元を安定させる枕と言えるでしょう。

ウェーブ型は両側の高さが異なるので、日によって使い分けることも可能です。

くぼみ型

くぼみ型の枕は真ん中が低くへこんでいて両サイドが高い形をしているため、頭を乗せた時に抜群のフィット感があります。

また仰向けでも横向きでも対応でき、どちらでも適切な寝姿勢を保つことが可能です。

くぼみ効果で横向き姿勢時に耳が楽になり、余計な圧力を感じずに寝ることができるでしょう。

オーダーメイドまではいかなくても、手軽に寝心地を良くしたい方におすすめです。

アーチ型

アーチ型は首を載せる部分がゆるくカーブした形状で、寝返りを打ちやすい特徴があります。

首の高さに合わせたカーブが、寝返りを打っても同じ高さをキープすることが可能です。

また中央部分に軽いくぼみがあるため、頭・首・肩がフィットしやすい枕と言えるでしょう。

アーチ型は正しい寝姿勢をキープしたい方や、寝返りが多い方におすすめできる枕です。

サイズ

枕のサイズは一般的に3種類に分類されます。

標準サイズ（63センチ×43センチ）

標準サイズは日本人の体型や布団の大きさにも合う大きさで、最も多く販売されている大きさです。

家庭用の布団サイズにも合う大きさなので、寝る時の圧迫感が少ない特徴があります。

男女共に使えるサイズ感で様々な種類があり、カバーも多くのデザインがあるため気分に合わせて変えることが可能です。

小さめサイズ（50センチ×35センチ）

小さめサイズは20〜30年前には一般的だったサイズで、コンパクトなフィット感で寝ることができます。

小ぶりなため女性や小柄な方、頭まわりの圧迫感が苦手な方に合う大きさと言えるでしょう。

横幅をカットした大きさのため、あまり寝返りを打たない方におすすめの枕です。

大きめサイズ（70センチ×50センチ）

ゆったりとした大きさで包み込まれているような感覚を味わえるため、寝返りが多い方におすすめの枕です。

オーダー枕に多いサイズで、小さめの枕では味わえない寝心地を感じられます。

海外のホテルで使われているサイズで、最近では日本のホテルでも導入されるようになって普及した枕です。

枕のおすすめ人気ランキング9選

ここからは枕の人気ランキング9選を紹介します。

枕ごとの特徴を理解して、自分に合う枕選びの参考にしてください。

エアウィーヴ ピロー スタンダード

（公式HPより引用）

エアウィーヴ ピローの中材はエアファイバーで構成されているため、通気性に優れ内部に湿気が溜まるのを抑えることが可能です。

高反発のファイバー素材が4層になっていて、自分の好みに高さを調整することができます。

枕の性能が脳の深部体温を下げる役割を助けるので、快適で深い睡眠をサポート。

中材のエアファイバーは水洗いでき、外側のカバーも選択できるため清潔な睡眠環境を保てます。

太陽 ヒツジのいらない枕 至極

（公式HPより引用）

ヒツジのいらない枕は頭から肩にかけて密着する形状で、三角格子構造により圧力を分散させて抜群のフィット感を作り出します。

しなやかさがあり医療器具にも使われる最先端素材でできているため、頭部への圧力を軽減し気持ち良い寝心地を実現。

枕の素材に消臭効果が期待できる活性炭を練り込んでいるので、快適な睡眠が可能です。

またひつじのいらない枕は水やぬるま湯で手洗いできるため、清潔に保つことができます。

テンピュール(TEMPUR) オリジナルネックピロー M

（公式HPより引用）

テンピュール オリジナルネックピローは、NASAの研究から開発された低反発素材を用いた枕で、体圧の分散性能に優れています。

ウェーブ型のフォルムにより頭部から首まで優しくフィットするため、理想的な寝姿勢をキープすることが可能です。

テンピュール枕の中でもMサイズは一般的なサイズと言われているので、標準的な体格の男性にちょうど良い大きさと言えます。

オリジナルネックピローはテンピュール枕の中で硬めに分類されるため、頭を乗せても沈みすぎる心配がありません。

ショップジャパン(Shop Japan) トゥルースリーパー セブンスピロー ライト

（公式HPより引用）

セブンスピローライトの特徴として、縦約600mm×横約680mm×最大高さ約83mmの大きさが挙げられます。

頭から肩までを広くサポートして睡眠時の体圧を軽減するため、心地よい寝心地を楽しむことが可能です。

頭・首・右肩・左肩・背中・右腕・左腕の7点をすっぽり包むので、肩や首の負担を減らすことができます。

トゥルースリーパーのサービスで60日間の返品保証があるため、万が一満足できない場合も安心です。

GOKUMIN プレミアム低反発枕

（公式HPより）

独自開発の枕素材と人間工学を考えた形状の枕で、自然な姿勢をキープできる枕です。

GOKUMIN プレミアム低反発枕は厚さの調節シートがあり、4〜11センチの間で4段階の高さ調節ができます。

また消臭効果が高い竹炭を素材に配合しているため、汗の匂いを消臭し快適な睡眠をサポート。

枕本体に穴あき加工を施しているので、低反発素材の弱点であった通気性が改善され湿気がこもりません。

東京西川 エアー3D ピロー

（公式HPより引用）

エアー3Dピローの特徴として2層のウレタンフォームで構成され、高さ調節ができることが挙げられます。

首周りがカーブしているため、頭から肩にかけてピッタリとフィットした寝心地が実感できます。

通気性をアップさせる貫通穴が空いているので、寝ている間に湿気で蒸れることもありません。

枕の両サイドが少し高めになっているため、横向きで寝ることが多い肩にもおすすめです。

東京西川 エアー4D ピロー

（公式HPより引用）

前述したエアー3Dをさらに進化させた、東京西川最新のメカニズムを導入した枕です。

通気性をアップさせ枕の内部温度上昇を抑える素材に変更し、快適な睡眠をサポートします。

頭部が直接当たる部分には硬さの異なるウレタンを格子状に編み込むことで、優れた圧力分散と通気性を実現。

中のシートを調整すると高さ調節ができるため、一人ひとりにフィットする最適な寝姿勢を見つけることができます。

東京西川 医師がすすめる健康枕 肩楽寝 低め

（公式HPより引用）

東京西川の肩楽寝 低めは、医師との共同研究から生まれた「三点支持理論」を反映させた枕です。

肩1.2：首1：後頭部2.5の圧力バランスになるように設計されているため、首に無理のない姿勢で寝ることができます。

また枕の中の詰め物を出し入れすればさらに細かい調節ができるので、様々な体格の方に安定した睡眠を提供します。

特に首や肩に優しくする特殊立体フォルムのため、肩こりに悩んでいる肩に使用していただきたい枕です。

ブレインスリープピロー STANDARDTEMPURオリジナルネックピロー（S）

（公式HPより引用）

スタンフォード式 最高の睡眠メソッドを集約して開発され、睡眠の質を上げ本来のパフォーマンスを引き出すことを目的とした枕です。

睡眠導入最初の90分の質を高めるために素材の90%以上が空気層で構成され、睡眠時の熱や湿気を逃す機能があります。

3種の異なる硬さの素材を7層にすることで、7日間かけて自分だけの枕として馴染んでいきます。

速乾性に優れシャワーで水洗いできるため、いつでも清潔な睡眠環境を整えることが可能です。

知っておきたい枕の寿命

枕は消耗品のため、ずっと使っていると中の素材がへたってきます。

素材別の耐久年数は、以下の表をご覧ください。

枕は素材によって耐久年数が変わるため、買い替えサインが出たら枕を新しくすると良いでしょう。

耐久年数とともに枕の高さが変わるので、使い続けると徐々に寝る姿勢を維持できなくなってしまいます。

定期的に枕の状態をチェックすることで、快適な睡眠環境で寝ることができます。

まとめ

この記事では枕の形状や素材の違いや、自分にあった枕の選び方を解説しました。

快適な睡眠を手に入れることで睡眠時の快適性はもちろん、日常のパフォーマンスを高めることができます。

この記事を参考にして自分に最適な枕を見つけて、ぜひ試してみてください。