FXで失敗すると莫大な借金を抱えてしまうのでしょうか。
人によっては怖くて手が出ないと感じている方もいらっしゃると思うので、FXをすぐにでも始めようとかなと思っている方に失敗談や失敗率について解説します。
FXと聞くと失敗をすると思っている多くの方へ、体験談や失敗例を交えてまとめます。
- FXは勉強と知識がとても大事
- 失敗する人は10人に9人
- 失敗しちゃうパターンはみんな同じ
- 成功したいなら損切りが大事
- FXで失敗したくないならGMOクリック証券がおすすめ
- GMOクリック証券はたくさんの初心者から人気の会社
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目次
FXとは?失敗すると借金するの?
FXとはどのようなものなのかについて、これからFXを始めようと思っている方にもわかりやすく解説していきます。
FXは外国為替証拠金取引のこと
FXとは、外国為替証拠金取引と呼ばれ、通貨と別の通貨を取引することを言います。
外国為替を英語で書くと「Foreign Exchange」になり、海外では短くしてForexと呼ばれていますが、日本では一般的にFXと呼ばれています。
なので、どちらも外国為替証拠金取引のことを指す言い方なので、同じ意味で使われますが、海外でFXと言っても通じない場合があるのです。
FXで利益を上げる仕組み
FXで利益を上げるためには、通貨と通貨を取引するのですが、仕組みは以下の2種類しかありません。
- 安く買い高く売る
- 高く売り安く買う
例えば、王道の通貨ペアであるドル円の場合、1ドル95円で買って98円に上ったときに売れば3円の利益を上げることができます。
逆に1ドル98円の時に売って95円になったときに買っても3円の利益を上げることができます。
このように、安く買い高く売り、高く売り安く買うことで、利益を上げることができるのです。
FXの失敗パターン
FXで失敗するパターン10選を紹介します。
これからFXを始めてみよっかなと思っている方は、こちらで紹介してる失敗のパターンをやらないように気をつけましょう。
- リサーチ不足で売買する
- 取引ルールを決めていない
- レバレッジのかけすぎ
- ポジポジ病になっている
- 余剰資金で行っていない
- ポジションを持ちたがる・放置している
- 損切りが出来ていない
- 様々な通貨に手を出している
- ロストカットラインが解っていない
- 相場の動く時間を知らない
リサーチ不足で売買する
FXで失敗するパターンで多いのが、リサーチがしっかりしていない状態で売買をしてしまうことです。
リサーチをしていない状態で売買をしてしまうと、完全に運任せになってしまいます。
例えば、なんとなく上がっているからと買ったとしても、下がる可能性も十分に考えられるのであなたの大事な資金が減ってしまう可能性が高まります。
FXはしっかりリサーチをして売買をすることで、勝率の高い売買が可能になります。
取引ルールを決めていない
FXで失敗する人の特徴は、売買のルールを決めていないということも考えられます。
売買のルールを決めていないと、なんとなく売買を仕掛けることになるので先ほど同様に運任せになってしまいます。
FXで成功する人の多くが自分のルールを守って売買をする人なので、自分のルールを確立して取引をすることを心がけましょう。
レバレッジのかけすぎ
FXで失敗する人の特徴でレバレッジをフルマックスでかけすぎていることが多いです。
レバレッジとは、預けたお金以上の売買ができるもので、少ない金額から一気に資金を増やすことができるものです。
ですが、必要以上にかけすぎて失敗をすると、一気に資金がそこを尽きてしまうので、初心者はレバレッジを上手く調節する必要があります。
FXで成功したいのであれば、レバレッジを初心者でも安心して売買ができるように設定して売買をしていきましょう。
ポジポジ病になっている
FXで失敗する人にありがちなのが、ポジポジ病におちいることです。
ポジポジ病とは、相場状況に関係なくトレードしたい時にトレードをすることで、常にトレードをしていないと気が済まない状態のことを言います。
ポジポジ病は稼ぐことが目的になっておらず、トレードをすることが目的になってしまっているで、特に初心者の方は気をつけるべき病気です。
しっかり自分のルールを作ってトレードすることで、ポジポジ病を克服することが可能です。
余剰資金で行っていない
FXは余剰資金でトレードをしないと、人生レベルで失敗してしまう可能性が高まります。
余剰資金とは自分が持っている資金から生活費や非常事態の時に使うお金を引いた資金になります。
例えば、300万円の資金を持っていて250万円を普段の生活費と非常事態の時に使うお金だとすると、余剰資金は50万円になります。
つまりこの場合、50万円で始めるべきということになりますね。
もし、300万円持っている人が300万円をFXで使うと、全額失ってしまう可能性があるので、必ず余剰資金でトレードしましょう。
ポジションを持ちたがる・放置している
FX投資において、取引通貨を保持することをポジションと言いますが、取引のチャンスを逃したくないという気持ちから、ポジションを保持したがる・保持し続ける方が多いです。
ポジションを保持していると、スワップが発生するのでプラスに動いている間は良いのですが、マイナスに動いた場合には常に資産が無くなっていくことにも繋がります。
ポジションを保有すること自体は悪いことではありませんが、計画も根拠も無くただただポジションを持ち続けることはリスクも動じに背負い続けていると思っておいた方が良いでしょう。
損切りが出来ていない
FX投資に限らず、簡単に損切りに踏み切れる方は少ないでしょう。
しかし、損切りをしなければ損失はますます大きくなっていく可能性があります。
ご自身が決めたラインを超えて損失が出てしまっているときには、思い切って損切りを出来るかどうかも、失敗と成功の分かれ道になると言えるでしょう。
様々な通貨に手を出している
FXは外貨の売り買いで利益を出す投資方法となります。
メジャーな通貨だけでは無くマイナーな通貨も対象となりますので、どの通貨で大きな利益が出るか解らない事から、様々な通貨に手を出したがる人もいます。
ご自身がマイナーな通貨に詳しく、デメリットも把握しているのであれば問題はありませんが、そうではなく闇雲に様々な通貨に手を出していると、売りたいときに売れなかったり思わぬ損失を被ることもあります。
また、闇雲に様々な通貨に手を出すと失敗するリスクも高くなると言えるでしょう。
ロストカットラインが解っていない
FXでは、根拠金の維持率が一定以下になると、追い金をしない限り強制的に決済される「ロストカット」と言う仕組みがあります。
このロストカットの割合は、FX会社によっても異なりますが、50%の会社もあれば100%の会社もあります。
取引金額が多ければ多いほど、少しの値動きでロストカットの割合に達してしまうことがあります。
このロストカットの割合や仕組みを理解してなければ、思わぬ失敗を招くこともあるでしょう。
相場の動く時間を知らない
FX取引では、多くの人が売り買いをする時間帯に取引をすることが利益を出すポイントにもなります。
株式投資では、平日の日中に相場が開くので、その時間帯に取引をすれば良いのですが、FXの場合には海外の通貨を売り買いすることからニューヨークやイギリスの時間に併せて取引をしなければいけない場合もあります。
日本では、概ね夜中から朝方に掛けての時間がFX相場が活発に動く時間と言って良いでしょう。
その時間帯を把握していなければ、売り買いが上手くいかずに失敗することもあるでしょう。
FXの失敗を防ぐ方法
FXで失敗を防ぐ方法を3つ紹介します。
成功して資金を増やしていきたいのであれば、以下の対策を試してみましょう。
勉強や情報収集を正しく行う
FXで失敗しないためには、勉強と情報収集を正しく行うことが重要です。
正しく勉強をして情報収集することで、FXで失敗を防ぐだけではなく利益を伸ばすことが可能になります。
FXで失敗を防ぐなら自分のルールを作って、そのルールが当てはまったときだけトレードをするだけでも結果が変わってきます。
なので、勉強と情報収集が正しくできていないのであれば、すぐに実践してみましょう。
ロスカットラインを定め、損切りを確実に行う
FXで失敗する人の特徴はロスカットラインを決めないでトレードをすることです。
ロスカットラインを決めるということは、あらかじめ損失するラインを決めると言うことなので、想定している以上の損失を出さなく済むことができます。
しかし、FX初心者だと損失ほどいずれ上がると思ってしまい、なかなか損失を確定させることができないのです。
なので、FXで失敗を防ぎたいのであれば、ロスカットラインを定めて、損切りを確実に行いましょう。
PDCAサイクルを回す
FXは必ず稼げる方法はないので、失敗をしてしまったらPDCAサイクルを回しましょう。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、 Action(改善)をことを言います。
FXに当てはめると、計画はトレードのルールを決めることで、実行は実際にトレードをすることです。
評価はどのようにローソク足が動いていくらの額が動いたか、改善は資金がマイナスになってしまったら、次のトレードのどのように生かすのかを考えることです。
FXは100%稼げる手法はないので、失敗をしたらPDCAサイクルを回して勝率を上げていきましょう。
FXの失敗談
FXで失敗をする方法について解説していきました。
そこで実際にどのような失敗があったのかを、失敗談を交えて紹介します。
- FXの失敗談:デモ口座では上手くいっていた
- FXの失敗談:自己資金が無くなった
- FXの失敗談:理想が高すぎた
デモ口座では上手くいっていた
FXで失敗した方で、デモ口座で資金を増やしたことが自信になって、本物のお金を一気に減らしてしまう人がいます。
デモ口座と実際にFXチャートは同じ値動きをするので、デモ口座で練習をすることは十分にできます。
しかし、練習で上手くいったからといって、本番で大きな資金でFXを始めても失敗してしまう可能性があるのです。
大学受験でも家で問題集をスラスラ解けていたのに、本番になると本気を出せなかったという方はいるはずです。
FXも同じで本物のお金でトレードをすると、いきなり失敗してしまうこともあるので気をつけましょう。
自己資金が無くなった
FXは資金を何倍に増やすことが可能な投資なので、自己資金を全額使ってしまう方がいます。
自己資金を全部使って何倍にもできるならいいのですし、実際に資金を何倍にも増やすことができた方も存在します。
ですが、YouTubeに動画を投稿して、年間何億円も稼げるかというと、そんなことはありません。
成功したほんの一部の人を見て自分もできると思ってFXを始めると、悲惨な結果になる可能性があります。
なので、FXを始めるなら余剰資金から始めるようにしましょう。
F理想が高すぎた
FXは何千万円や何億円稼ぐことも可能な投資なので、かなり魅力的に感じる方が多いはずです。
しかし、FXは夢が大きすぎると失敗する可能性も自然と高くなります。
なぜなら、FXで1億円稼ごうと思ってトレードをすると、時間がかかりますし自分のルールを途中で変えて無茶なトレードルールに変えてしまう場合があるからです。
仮に体重を10kg痩せようと思っても、時間がかかってしまうので無茶なトレーニングをしたり食事制限をする人が出てきます。
すると継続するのが難しくなるので、結果的に体重を10kg痩せる目標が達成できません。
FXも同じで1億円稼げたらすごいですが、まずは1万円を稼ぐなど目標を低くしてみましょう。
FX投資で失敗する割合
FX投資に関してどれ位の割合で失敗をするのか気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、FX投資の成功と失敗の割合を少し紹介してみましょう。
年度 | 期 | 減少口座割合 | 増加口座割合 |
---|---|---|---|
2021年 | 1 | 49.60% | 50.40% |
2020年 | 4 | 45.24% | 54.76% |
2020年 | 3 | 55.53% | 44.47% |
2020年 | 2 | 57.31% | 42.69% |
出典:https://www.ffaj.or.jp/library/performance/quarter_total/quarterly_data/
過去1年間のFX投資による成果を割合にした表となります。
名前の通りとなりますが、減少口座は資産が減少して、増加口座は資産が増えている割合となります。
過去1年間を見ると、減少口座割合が多い時期と増加口座割合が多い時期は2期ずつで同じとなっています。
しかし、2020年の2期では、減少割合が57.31%なので、失敗した人が少し多かったと言えるでしょう。
その事から、過去1年間をトータルしてみると、少しだけ失敗した人が多かったのかと思います。
FXは失敗をするというイメージが強いという方も多いと思いますが、実際にはそこまで失敗している人は少ないとも言えるでしょう。
少なくとも、しっかりと勉強をして相場を読み間違えなければ、大きな損失を出すことは無いとも言えるのではないでしょうか。
初心者におすすめのFX口座3選
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FXの失敗に関するFAQ
FXの失敗に関するFAQをまとめていきます。
失敗に関するよくある質問について、知ることで自分のトレードに生かしてみてください。
FXで失敗しやすい投資スタイルは?
FXで失敗しすやすい投資スタイルは、ギャンブルよりの投資スタイルです。
資金がゼロになるか一気に増えるかの運要素が高めの投資スタイルは、ほとんどの方が資金を失うので失敗しやすいです。
なので、資金を確実に増やしていきたいのであれば、ギャンブルよりの投資スタイルではなく堅実な投資スタイルを心がけましょう。
FXの失敗率はどれくらい?
FXの失敗率は90%ほどだと言われていて、1年以内にFXを辞めてしまう人がほとんどです。
やはり、FXは簡単だとか少額から稼ぐことができると言われているので、それを鵜呑みにすると失敗する側になってしまうかもしれません。
FXは勉強や情報収集が必要ですが、失敗した人のほとんどがしていないので、勉強や情報集をするだけでも優位に立つことが可能です。
FXの失敗率90%に入らないようになりましょう。
今すぐできるFXでの失敗回避方法は?
今すぐにできるFXでの失敗回避方法は、損切りラインを入れることです。
一回の損失で余剰資金の何パーセントの資金を失っても大丈夫なのかを計算して、そこの価格に損切りラインを入れることで一気に資金を減らすことがなくなります。
なので、今からできるFXでの失敗回避方法は、正しい位置に損切りラインを入れることです。
FXの失敗で借金にならないようにしっかり対策しよう!
以上、FXの失敗について解説していきました。
これからFXを始めようと思っているけど、失敗が怖いと思っているのであれば本記事を参考にしてください。
FXは誰でも今からすぐに始められる反面、勉強や情報収集をしないと一気に資金を減らしちゃう可能性があります。
FXの勉強をして自分のルールを徹底的に守り、確実に利益を上げていきましょう。
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では、最後におさらいです。
- リサーチ不足で売買する
- 取引ルールを決めていない
- レバレッジのかけすぎ
- ポジポジ病になっている
- 余剰資金で行っていない
- 勉強や情報収集を正しく行う
- ロスカットラインを定め、損切りを確実に行う
- PDCAサイクルを回す
- GMOクリック証券
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