nyオプションカットとはいつ？時間やメリット、値動きについて徹底解説

「nyオプションカットって何?」　「メリットはあるの?」

よくオプションFXで耳にする言葉なのですが、「nyオプションカット」と聞いただけでは何のことかイメージがわかないかもしれません。

しかし、nyオプションカットについて知ると実際にオプションFXを行う時に有利になります。

それだけでなく、FXで相場の分析をする時にも役に立つほど重要な言葉なんです。

すでにFX取引を行っている方でも、これからのトレードにオプションを加えることでさらに利益を加速させることもできてしまうんですよ!

この記事では、nyオプションカットとは何か、オプションFXとはどういうものかについて解説します。

あなたも、オプションFXについて理解を深めてさらに有利な取引を行いましょう!

ny オプションカットとは？

ny オプションカットとは、アメリカにあるニューヨーク市場でのオプション権利行使の締め切り時間
のことを言います。

ニューヨーク市場は東京・ロンドンに並ぶ大きな市場で参加人口も多く、最も為替変動が大きいと言われています。

締め切り時間ギリギリになると、トレーダーやオプションの買い手・売り手の駆け引きが始まって相場変動がより大きくなるため、特に気を付けたい時間帯です。

具体的な時間帯は日本時間で
夏時間：23:00
冬時間：24:00　です。

この時間を過ぎると通貨オプションの権利を使うことができなくなってしまいます。

この権利とは行使することで利益を得られたり、通常のFXで生まれる損失を少しでも抑えるというものです。

権利の買い手はnyオプションカットの直前までに権利を行使できるようにポジションを持ちレートを操作しようとします。

また、売り手も同じように権利を行使されないように、買い手とは反対のポジションを持ちます。

すると両者の操作によってnyオプションカットまでレートは拮抗し、方向性を失いやすいのです。

nyオプションカットの時刻になると権利は行使または破棄されてオプションが消滅します。

すると、相場の操作のために持っていたポジションが不要になるため、一斉にポジションを手放します。

これによって相場が一方向に移動することになりnyオプションカットの後は相場が荒れてしまいやすいのです。

しかし、相場が大きく動きやすいというのは利益を出すチャンスということでもあります。

オプションFXを理解することであなたのいつものトレードに加えてさらに利益を上乗せできる可能性があるんですよ。

次はオプションFXについて分かりやすく解説します。

オプションFXとは

そもそも、オプションFXとはどういったものなのでしょうか。

オプションFXとは、FX相場のある時点における通貨の価格を予想し、その通貨の「買う権利(コールオプション)」「売る権利(プットオプション)」を取引する仕組みです。

取引されているオプションには次の4つの条件があります。

簡単にまとめると、オプションFXでは「決められた日時に、ある通貨を、ある価格で、買う/売る」という取引をします。

オプションという名の通り、通常のFXに加えて保険的な意味で取引することが多いですが、オプションのみの取引でも利益を出すことができます。

オプションFXで購入した権利は、先程の4つの条件を満たしていれば行使することができます。

また、条件を満たせず決められた日時までに権利を行使できなかった場合は権利は破棄されます。

オプションを購入する時に支払う手数料を「プレミアム」と呼びます。

プレミアムを支払って権利を購入したり、プレミアムを受け取って権利を売却するというのがオプションFXの基本です。

オプションFXでは、次の4つの取引パターンがあります。

• コールオプションの買い
• コールオプションの売り
• プットオプションの買い
• プットオプションの売り

「買う権利を買う?」と頭がこんがらがってしまうかもしれません。

今回は分かりやすいように、「コールオプション」「プットオプション」の違いはひとまず置いておきます。

「オプションを買う」「オプションを売る」という2つのパターンをざっくりと理解しましょう。

オプションFXでの「買い」

オプションFXではコールオプション・プットオプションを「買う」ことができます。

オプションFXでコールオプション・プットオプションの「買い」を行う場合は、最初にプレミアムを支払って権利を受け取ります。

購入した権利は期日までに条件を満たすと行使できますが、条件を満たせなかった場合は自動的に破棄され権利を行使することはできません。

オプションFXの中でも「買い」は損失がプレミアムのみに限定されるため比較的リスクが低いといえます。
特にコールオプションの買いは原資産の価格が上がれば上がるほど利益が大きくなります。

オプションFXでの「売り」

反対に、コールオプション・プットオプションの「売り」を行う場合はプレミアムを受け取ります。

その時点で権利の売り手は、買い手の権利行使に応じる義務が生じます。

相手が権利を行使した場合は、相手の権利行使に従って通貨を買ったり、売らなければいけません。

オプションFXでの「売り」での利益は受け取ったプレミアムのみです。

しかも、相手に権利を行使されてしまうと相手に有利なように通貨を売買しなければならずこちらの損失はさらに大きくなってしまいます。

よって、「売り」はオプションFXの中でもリスクが高くリターンが少ないためあまりおすすめできません。

オプションFXでの売り買いにはこのような違いがあります。

オプションを取引する時にはリスクが少なく、リターンが大きい「買い」をメインに行うのがおすすめです。

オプションFXのメリット

このように、オプションFXは専門用語も多く通常のFXよりも分かりづらいと感じてしまうかもしれません。

しかし、オプションFXに人気があることには理由があります。

オプションFXのメリットは次の4つです。

1つずつ解説していきます。

オプションFXは手軽でかんたん

オプションFXでは基本的に、ある通貨がこれから価格が上昇するか、下降するかを予測することがメインです。

通常のFXではチャート分析や世界情勢の知識が必要になりますが、オプションFXではそこまで込み入った分析をしなくても利益が狙えます。

あまり知識や経験のない初心者でも利益が出せる可能性が十分にあります。

事前知識がほとんどなくても始められるのがオプションFXなのです。

リスクが少ない

通常のFXでは、最初に支払う証拠金を維持できなければ「追加証拠金」といってさらに資金を追加しなくてはいけません。

中には、追加証拠金が数百万円にものぼるケースもありリスクが非常に大きいのです。

これで「FXは怖い」と感じたことのある方も多いのではないでしょうか?

しかしオプションFXなら必要な資金は権利を購入する時の手数料であるプレミアムだけ。

オプションの購入数の上限が決められている会社もあり、必要以上に買いすぎる心配もありません。

リスクが少なく、しかも安全に取引をすることができるのがオプションFXのメリットの一つです。

必要資金が少ない

通常のFXでは、取引の際に証拠金を入金しなければ取引できません。

証拠金とは、FXで実際にお金を動かすための担保金です。

それがFXを始める人にとっては負担となってしまいます。

リスクを嫌ってレバレッジを低く設定するほど取引する金額に対して必要な証拠金が大きくなってしまいます。

しかし、オプションFXで必要な資金はプレミアムのみ。

FX会社によってはオプション1枚につき1,000円以下という安価で購入することができ、少額から始めることができます。

現在の為替相場に振り回されない

オプションFXは、将来のあるタイミングで決められた価格よりも「上がる」か「下がる」かを予想して行います。

現在の価格にはあまり関係しないため、どんな相場でも取引できるのが強みです。

トレンドの発生を待たなければいけない、ということがなくいつでも好きな時間に取引に参加することができます。

FX取引では普通、利益を出すためにチャートを見て取引チャンスを待たなければいけません。

それを行うためにトレーダーはチャートの分析をし続け、チャンスを逃さないために1日中チャートに張り付かなければいけません。

別の事をしている時でもチャートの動向が気になってしまうため、他の事に集中できなくなってしまうといった問題が起こりやすいものです。

オプションFXはそのような問題が起こらず、取引結果も数時間程度で確定します。

自分の生活スタイルを変える必要がなく、好きな時間に行うことができます。

オプションFXのデメリット

このようなメリットがあるオプションFXですが、当然デメリットもいくつかあります。

これから紹介するオプションFXのデメリットは次の3つです。

ローリターン

まず挙げられるデメリットはローリターンであることです。

通常のFXと比較すると、こちらはハイリスクハイリターンの傾向がありますが、オプションFXはローリスクローリターンといえます。

オプションFXはリスクが低く安全である反面、一度に大きな利益を狙うのはやや難しいです。

ですから、まとまった利益を出すためには長い時間をかけてコンスタントに勝ち続ける必要があります。

手数料がスプレッドよりも高くなりがち

通常のFXでは手数料として、取引1回ごとに「スプレッド」が発生します。

スプレッドの大小は値動きによって変動しますが、FX業者同士の競争などの要因で基本的にスプレッドは少なく設定されています。

一方で、オプションFXでオプションを購入する時は手数料として「プレミアム」を支払います。

スプレッドと比較するとプレミアムの方が高くなりやすいといえます。

さらにオプションは、すでに権利行使できるレートになっていたり締め切りが近いといった有利な条件になるにつれ、支払うプレミアムが高くなってしまう傾向があります。

オプションFXはリスクが低い分、手数料が高くついてしまうことがデメリットの一つです。

戦略性が低い

通常のFXでは、チャート分析や世界情勢を予想するなど利益を得るための戦略がたくさんあります。

トレーダーが独自に手法を開発することも多く、経験や知識を使って戦略を立てています。

それに比べてオプションFXはこれから価格が「上がる」か「下がる」かを予想するシンプルな仕組みです。

オプションを取引する場合はほぼ二択の予想になってしまうので戦略性が低いです。

しかしこのデメリットは裏を返せば「戦略を立てる必要があまりないので簡単」と言い換えることもできます。

オプションFXにおすすめのFX口座5選

オプションFXはこれまであまり知名度がない取引方法でした。

しかし、オプションFXが人気になるにつれて、だんだんとオプションFXを取り扱っているFX業者も増えてきています。

実際にオプションFXを体験してみたいと思ったらこれから紹介するFX業者に口座を開設してみてはいかがでしょうか。

GMOクリック証券 (外為オプション)

GMOクリック証券では、「外為オプション」というオプション取引サービスを提供しています。

1日に10回の判定があり、1回の取引にかかる時間は最大で3時間です。

GMOクリック証券のメリットは、取引コストが非常に安いことです。

オプション購入価格は1枚あたり1,000円未満と大変安価で、試しにオプション取引をしてみたいという方でも始めやすい値段になっています。

もちろん資金に余裕のある方も、枚数を増やすことで大きな利益が狙えます。

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外為どっとコム(外貨ネクストバイナリー)

外為どっとコムの外貨ネクストバイナリーでは、取引できる通貨が8通貨と多くトルコリラ/円のオプション取引にも対応しています。

オプションFXでトルコリラ/円を取引できるのは珍しいです。

1日に10回の判定時刻があり、1回の取引の結果は2時間で確定します。

オプションの受付時間の開始時にはメールで通知を受け取ることができ、常に状況をチェックすることができなくても安心してオプション取引を行うことができます。

また、こちらも1口1,000未満でオプションを購入することができ、低コストでオプションFXを始めることができます。

SBI FXトレード

SBI FXトレードのオプションFXでは、取り扱い通貨は米ドル/円のみです。

オプションの買いのみに限定されており、売りができないシステムになっています。

先程説明しましたが、オプションの売りは利益が限定されていて損失は無限大になる可能性があるハイリスクな取引。

その売りがシステム上できないようになっているため、間違って損失を出してしまった…なんてことが起こらないので安心です。

とてもシンプルなシステムになっているので、これからオプションFXに挑戦する初心者に特におすすめです。

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みんなのオプション

みんなのオプションの特徴は取引コストが安いことです。

1,000円未満でオプションを購入でき、最も安いものだと1口50円ほどで買えてしまいます。

また、最短2分(最長120分)で結果が分かるため、あまり取引に時間をかけられない方にもおすすめです。

「ラダーオプション」「レンジオプション」の2つのオプションタイプが選べます。

1日に11回もの判定があり取引チャンスが多く、それだけ利益を得るチャンスが多いです。

ny オプションカットとは？｜まとめ

今回はnyオプションカットやオプションFXについて解説しました。

専門用語も多かったので少し難しいところもあったかもしれませんが、nyオプションカットについて理解していてだけたでしょうか。

オプションFXは、通常のFXに比べリスクが少ないので初心者におすすめの取引です。

必要な資金も少なく手軽に始められるのがオプションFXの魅力です。

もしオプションFXに興味をお持ちでしたら紹介したFX業者に口座を開設して実際に取引をしてみるとさらに理解が深まります。

ぜひ、実際に体験してみてはいかがでしょうか。

監修者情報

ひろぴー/FXコラムニスト

CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 2010年からFX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、FX取引で資産を急激に増加、この年からFX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。 現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。