現代では、8割以上の社会人が所有しているクレジットカードですが、社会人だけでなく大学生や若者でも持つことが可能です。
では、厳密にクレジットカードは何歳から持つことができるのでしょうか?
この記事では、クレジットカードを申し込むことができる年齢や条件について解説していきます。


目次
クレジットカードは18歳以上から申し込みができる
クレジットカードは基本的に18歳以上であれば発行することができます。
しかし、18歳以上であっても、
- 高校生の場合
- 19歳以上でも高校生の場合
上記に当てはまる方はクレジットカードに申し込むことができません。
これらの条件に当てはまらない方は、年会費無料のクレカや還元率が高いクレカなどおすすめのクレジットカードを作ることができます。
また、条件に当てはまる方でも特定の条件を満たしていれば、高校生でも作れるクレジットカードはあります。
例えば、イオンカードは公式サイトに以下のように述べられています。
このように例外はありますが、基本的にクレジットカードは高校生を除く18歳以上の方が申し込めると覚えておくと良いでしょう。
クレジットカードは何歳まで作れる?
クレジットカードは18歳以上から申し込みができるとお伝えしました。
では、何歳までクレジットカードを作ることができるのでしょうか。
結論から言うと、クレジットカードを作れる年齢の上限はありません。
しかし、カード会社によってカードを作れる年齢の上限が設けられていることが多く、上限は一般的に65歳~70歳となっています。
高齢者でもクレジットカードを作ることは可能ですが、どうしても審査に不利になってしまう傾向にあります。
ただし、年金受給や貯金額、クレジットカードの利用実績などから、カードの発行に値すると判断された場合、高齢者の方でもクレジットカードの審査に通ることは可能です。
また、どうしてもクレジットカードを作る必要がある方は、審査が甘いと言われているクレジットカードを検討しましょう。
クレジットカードの申し込み条件
クレジットカードには申し込み条件があり、誰でも申し込めるという訳ではありません。
クレジットカードの申し込み条件は、「年齢」と「収入」の2種類に分けられます。
それぞれについて以下で解説していきます。
年齢は満18歳以上から申し込み可能
多くのクレジットカードは、高校生を除く18歳以上の方が申し込み対象となっています。そのため、18歳以上であれば未成年でも申し込むことが可能です。
しかし、未成年の方は、クレジットカードの申し込みの際に親権者の同意が必要になります。申し込み後に、カード会社から親に連絡がいく場合もあるので、カードを作る際には親に報告しておきましょう。
収入については必須ではないが、安定継続収入が必要
クレジットカードカードは、カード会社と利用者間の信用取引です。
ここで、クレジットカード決済の仕組みについて理解しておきましょう。
クレジットカード決済は、
- カード利用者
- カード会社
- カード加盟店(店舗)
の3社間により行われます。
カード利用者がカード加盟店でクレジットカードを使うと、カード会社がカード利用分を一旦立て替えます。
カード利用者は、決められた引き落とし日に1か月分のカード利用分をカード会社に支払います。
そこで、カード利用者が引き落とし日に利用額を用意できなかった場合、支払い延滞となり、それが続くと自己破産などによりカード会社が損をしてしまうことがあります。
そのためカード会社は、収入があり信用できる人に対してクレジットカードを発行します。
実際、多くのクレジットカードの申し込み条件は「18歳以上で安定継続収入のある方」となっています。どの程度が安定継続収入なのかについては、カード会社によって異なりますが、収入が極端に低い場合はカードを発行できない場合があるので注意しましょう。
ただし、学生におすすめのクレジットカードは収入についてはあまり問われないのでご安心ください。
高校生はクレジットカードを作れない
ここまで何度も述べてきましたが、原則高校生はクレジットカードを作ることができません。
イオンカードのように、卒業年度であれば作れるカードはありますが、基本的には19歳以上であっても高校生の場合、申し込みすらできません。
しかし、海外に長期留学する場合には、家族カードとして高校生でもクレジットカードを発行できることがあります。
また、
- デビットカード
- プリペイドカード
は、高校生でも作れる場合が多くなっています。
どちらもクレジットカード同様に、決済時に利用できるカードですので、高校生でクレジットカードが欲しいという方は、検討してみてはいかがでしょうか。
学生は学生向けカードがおすすめ
カード会社によっては、「学生向けカード」が用意されている場合があります。
学生向けカードには、
- 年会費無料
- ポイント高還元
- 学生向けサービス
などの学生に嬉しい特典が用意されてることが多いです。
また、学生向けに作られているので、審査難易度も高くなく、発行できる可能性が高くなっています。
しかし、学生向けですので一般カードに比べて限度額は低い場合が多く、卒業後には年会費が有料になるカードもあるので注意しましょう。
毎年の固定費を節約したい方は、永年で年会費無料のクレジットカードを検討しましょう。
学生におすすめのクレジットカード2選
では、学生におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
どれも、学生に嬉しい特典が用意されているので、学生の方はぜひ参考にしてくださいね。
コンビニやマクドナルドで高還元の「三井住友カード(NL)」

年会費:永年無料
還元率:0.5%~7%
発行日数:最短10秒発行対応
※即時発行ができない場合があります。
申込条件:18歳以上


- ナンバーレスでセキュリティ性能抜群
- セブン‐イレブンやローソン、マクドナルドなどでポイント最大7%還元※
- 申し込み後すぐにカードが使える!
三井住友カード(NL)の概要
三井住友カード(NL)はナンバーレスデザインが特徴のクレジットカードです。
ナンバーレスデザインとは、券面にカード番号などの情報が記載されていないデザインのことで、紛失による不正利用などを防げます。
また、
- セブン-イレブン
- ローソン
- マクドナルド など
で、三井住友カード(NL)をスマホからタッチ決済を利用すると最大7%還元※になります。
どの店舗でも還元率が高いクレジットカードを探している方はこちらをご覧ください。
また、お友達紹介で最大10000ポイントプレゼントなど、嬉しい特典が多数用意されているカードです。

三井住友カード(NL)の口コミ
30代/男性/会社員

三井住友カード(NL)の口コミ
30代/女性/会社員
ポイント還元率もいいし、何よりもデザインがかっこいい!
18歳から39歳が申し込み対象の高還元カード「JCB CARD W」

年会費:永年無料
還元率:0.5%
~5.0%
発行日数:最短3営業日
申込条件:18歳~39歳

- 申し込み対象は18歳~39歳
- Amazonやスタバでポイントアップ
- ポイントが常に2倍で高還元
JCB CARD Wの概要
JCB CARD Wは、18歳から39歳の方向けに発行されている、JCBオリジナルシリーズのクレジットカードです。
ポイント還元率は1%と高く、JCBオリジナルパートナース店舗ではさらに還元率がアップします。
- スターバックス
- モスバーガー
- amazon
- メルカリ
- セブン-イレブン
また、ETCカードや家族カードなど追加カードも無料で発行できるのは嬉しいポイントです。

JCB CARD Wの口コミ
30代/男性/会社員
とても魅力に感じたので申込みをした、JCBブランドなのでスーパーやコンビニなど
国内での利用に強いと思う。実店舗、ネットショッピング含めて日常的に使って行きたいと思う。

JCB CARD Wの口コミ
30代/女性/会社員
applePayとgooglePayの両方に登録でき、ETCも無料。このカード一枚ですべて完結します。
「あのカードは○○に使う」「このカードは△△専用」みたいなことに疲れた方にジャストフィットするのではないでしょうか。
若いうちからクレジットカードを持つメリット
クレジットカードは若いうちから持つことで以下のメリットが得られます。
- クレヒスが磨かれる
- 社会に適応できる
- 身分証明をできることがある
クレヒスとは、クレジットヒストリーの略で、カードやローンの利用履歴のことを指します。毎月、クレジットカードの利用額を期日通りに支払っていると、クレヒスが蓄積されていきます。
クレヒスは個人の信用そのものであり、特にゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスの高いカードを持つ際には非常に重要視されます。
そのため、若いうちからクレヒスを蓄積させることで、将来的に高ステータスカードを持てる可能性が高まるでしょう。
また、若いうちからクレジットカードを持つことは、社会に適応することにもつながります。
クレジットカード社会と言われている現代では、少なくとも7割以上の企業がキャッシュレス決済を導入しているというデータがあります。
今後も多くの企業がキャッシュレス決済を導入していくことを考えれば、クレジットカード決済に慣れておくことは損にはならないでしょう。
どうしてもクレジットカードは怖いという方は、デビットカードなども検討してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードが身分証明書代わりになることが気になる方は、別記事をご覧ください。
クレジットカードに関するよくある質問
クレジットカードとは?
一括払いや分割払いなど、金銭状況に合わせて支払い方法を買えられるのが特徴です。
クレジットカードは何歳から持てる?
また、ゴールドカードなど高ステータスカードは、未成年や学生は申し込めない場合が多いです。
未成年でもクレジットカードは作れる?
しかし、親権者の同意が必要となるので注意しましょう。
定年退職後もクレジットカードは作れる?
しかし、クレジットカードの申し込み条件には「安定継続収入」も含まれるので、年金など何らかの収入が必要となる場合が多いです。
まとめ
今回はクレジットカードは何歳から持てるかについて解説してきました。
何度も述べましたが、クレジットカードは高校生を除く18歳以上であれば申し込むことができます。
また、未成年は親権者の同意が必要となるので注意しましょう。
若いうちからクレジットカードを持つことで、クレヒスが磨かれ、高ステータスカードが持ちやすくなるので、カードを持っていない方は、ぜひ発行を検討してみてくださいね。