日本発のクレジットカードである「ダイナースクラブカード」。
ステータスが高く、選ばれた人しか持てないカードとして多くの人から支持を得ているカードです。
そんな格式の高いダイナースクラブカードですが、やはり審査は厳しいのでしょうか?
今回の記事では、ダイナースクラブカードの審査について徹底解説していきます。
審査難易度や審査に落ちる原因などについても触れていくので、ぜひ参考にして下さね。


今回紹介するカード

年会費:24200円(税込)
還元率:0.4%~1.0%
発行日数:約1週間
申込条件:27歳以上



目次
ダイナースクラブカードの基本情報
ダイナースクラブカードは国際ブランドである「ダイナースクラブ」と三井住友トラストクラブの提携クレジットカードです。
年会費は24200円(税込)で、グルメ、トラベル、エンターテインメントなど多彩な優待サービスが用意されています。
- レストランコース料理が1名様分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
- おひとりさまからのグルメサービス「ごほうび予約」
- 国内外空港ラウンジサービス
- 保険コンサルティングサービス
また、最高1億円の国内外旅行傷害保険やショッピングリカバリーなど保険も充実しています。
シルバーでシンプルなデザインとダイナースのロゴがステータスを感じさせる1枚です。
ダイナースクラブカードの基本情報は以下の通りです。
年会費 | 24200円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 0.4%~1.0% |
国際ブランド | Diners |
発行日数 | 約1週間 |
カード到着までの期間 | 約2週間 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
締め日/支払い日 | 毎月15日締め/翌月10日払い |
申し込み対象 | 年齢27歳以上の方 |
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ダイナースクラブカードの申し込み条件
ダイナースクラブカードの申し込み条件は、「年齢が27歳以上の方」となっています。
ダイナースクラブカードは、2015年までシティカードジャパンが発行しており、当時の申し込み条件は35歳以上と今よりも厳しくなっていました。
しかし、三井住友信託銀行がシティカードジャパンを買収後、社名が三井住友トラストクラブに変わり、それに伴い申し込み条件も緩和されました。
以前までは、限られた人しか持てない格式の高いクレジットカードでしたが、今では27歳以上であればだれでも申し込みは可能となっています。
しかし、申し込みはできても審査に通らなければ、カードを発行することはできません。次章からダイナースクラブカードの審査について詳しく解説していきます。
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ダイナースクラブカードの4つの審査基準
ダイナースクラブカードの審査基準として挙げられるのは以下4点です。
- 年齢が27歳以上
- 年収が500万円以上
- 職業と勤続年数
- クレジットカードの利用実績
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
年齢が27歳以上
先述しましたが、ダイナースクラブカードの申し込み条件として「年齢が27歳以上」であることが挙げられます。
そのため、いくら高収入でも27歳以上でなければそもそも申し込むことができません。
27歳以下でダイナースクラブカードが持ちたいという方は、27歳になるまで待つか、他の高ステータスカードに申し込んでみると良いでしょう。
他の記事で「高ステータスなクレジットカード」を紹介します!
年収が500万円以上が理想
ダイナースクラブカードの審査では、年収も重要視されます。審査に通過できる年収については明らかにされていませんが、年収500万円以上が目安とされています。
しかし、ダイナースクラブカードの審査では年収以外にも重要視されるポイントが他にもあるので、年収が300万円でも審査に通る可能性はあります。
逆に、収入が不安定な職業だったり、過去に金融事故を起こしていたりすると年収が500万円以上でも審査に落ちてしまうことがあるので、覚えておくと良いでしょう。
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職業と勤続年数
ダイナースクラブカードの審査では、職業や勤続年数も深く関係します。
そもそも審査とは、申し込み者が決められた日に利用額をきちんと返済できる人物なのかを判断するために行われます。
そこで、仕事を転々としており収入の増減が不安定な人と同じ職場で継続して働いている人がいれば、クレジットカードの審査においては後者が優遇されます。
つまり審査に通るためには、年収が高いだけでなく、収入が安定した職業かつ継続的に働いている必要があるという訳です。
クレジットカードの利用実績
クレジットカードの利用実績はクレヒス(クレジットヒストリー)と呼ばれ、審査に深く関係します。
これまでクレジットカードをどれだけ使ってきたのか、毎月遅れずに返済していたのかなどを基に、申し込み者が信用に値する人物なのかを判断されます。
逆に、過去に滞納や自己破産など金融事故を起こしていた場合、審査に通る可能性はほとんどゼロになります。
ご自身のクレヒスについては信用情報機関(CIC)に情報開示請求をすれば確認することができるので、気になる方は調べてみましょう。
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ダイナースクラブカードの審査難易度
では、ダイナースクラブカードの審査難易度はどの程度なのでしょうが?
結論から言うと、ダイナースクラブカードの審査難易度はそこまで高くないといえます。
しかし、これは昔と比べると審査難易度がそこまで高くないということなので注意しましょう。
ダイナースクラブカードは一昔前までは、非常に格式が高いカードで、
- 医者
- 弁護士
- 経営者
などの、いわゆる高所得者しか持つことができないクレジットカードでした。
しかし、三井住友トラストクラブが発行している現在においては、年収が400~500万円ほどの一般的なサラリーマンでも発行することは可能です。
そのため、少なくとも限られた人しか持てないクレジットカードではなくなってきているわけです。
ただ、返済能力が足りなかったり、過去に金融事故を起こしていたりすると審査に通過できない可能性が高いので覚えておきましょう。
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ダイナースクラブカードの審査に落ちる5つの原因
ダイナースクラブの審査難易度はそこまで高くないとお伝えしましたが、それは一昔前に比べるとです。
申し込んだ人の中には、ダイナースクラブカードの審査に落ちてしまった方も多く存在します。
そこで、ダイナースクラブカードの審査に落ちる原因について見ていきましょう。
- 過去に金融事故を起こしている
- 返済能力が基準に達していない
- 他社からの借入がある
- 多重申し込みをしている
- クレジットカードの利用実績がない
過去に金融事故を起こしている
過去に滞納や自己破産などの金融事故を起こしていると、ダイナースクラブカードの審査に通る可能性は非常に低くなります。
審査では、信用情報機関(CIC)に保管されている申し込み者の信用情報が参照されます。信用情報にはクレジットカードの利用履歴や金融事故の記録などが詳細に記録されています。
金融事故の記録は最低でも5年間は残り続けるので、5年以内に金融事故を起こしていたらダイナースクラブカードの審査に通ることは難しいと考えるのが無難でしょう。
返済能力が基準に達していない
ダイナースクラブカードは一般カードと比べると、高ステータスで利用限度額にも一律の制限がありません。
そのため、申し込み者に求められる返済能力も高くなっています。
フリーターや主婦で年収が少なかったり、フリーランスで収入が安定しない場合などには審査に落ちてしまうことがよくあります。
他社からの借入がある
カードローンやキャッシングなどの借入も審査に落ちる原因となります。
特に、年収の3分の1近くの借入があると、審査に落ちる可能性が非常に高いです。
これは、賃金業法の個人の借入総額を、原則として年収の3分の1までと制限する総量規制という仕組みが関係しています。
クレジットカードも賃金業法の対象となるので、借入額が多いと年収の3分の1以上に達してしまう恐れがあるので、審査に落ちてしまいます。
多重申し込みをしている
ダイナースクラブカードの審査が不安で、ついつい他のクレジットカードに申し込んでしまう方もいます。
このように、同期間に複数のクレジットカードに申し込む行為は多重申し込みと呼ばれ、審査に不利に働きます。
多重申し込みは、
- 入会キャンペーン目当て
- 不正利用される
- 返済能力に不安がある
などのことを疑われ、審査に落ちる可能性が高まる行為です。
審査が不安で、保険として他のカードに申し込みたい気持ちは分かりますが、1枚に絞って申し込むようにしましょう。
クレジットカードの利用実績がない
先述の通り、ダイナースクラブカードの審査では、利用実績も深く関係しています。
そのため、クレジットカードの利用実績が少ないと、判断材料が少ないので審査に落ちてしまうことがあります。
特に、1度もクレジットカードを使ったことがない方は「スーパーホワイト」と呼ばれ、ダイナースクラブカードなど、比較的ステータスの高いカードをいきなり持つことは難しいでしょう。
そんな方は、一般カードなどを十分に使ったうえで、再度申し込むと良いでしょう。
ダイナースクラブカードだけじゃない!ステータスの高いクレジットカード3選
ダイナースクラブカードの発行を考えている方の多くは、高ステータスなクレジットカードをお探しだと思います。
そこで、ダイナースクラブカード以外の高ステータスカードを3枚紹介していきます。
高ステータスカードとして馴染み深い「アメックスゴールド」
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード


年会費:31900円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短3営業日
申込条件:20歳以上


- 抜群のステータス性
- プラチナ級の充実したサービス内容
- 最高1億円の海外旅行保険
アメックスゴールドの概要
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、カード中央に描かれたロゴ「センチュリオン」とゴールドのデザインが、ステータスの高さを示すゴールドカードです。
海外旅行傷害保険が最高1億円まで補償されたり、スマホの破損も補償されるなど、デザインのかっこよさだけでなくサービスも充実しています。
また、一般的にはプラチナカードの特典であるプライオリティ・パス無料が含まれているのもメリットです。







アメックスゴールドの口コミ
30代/男性/会社員
昔、かなり審査が厳しかったのでステータスの1枚と尊重されていたゴールドカード。
ネットではモテるクレジットカードとも言われ、レジでカードを出すと驚かれるのが嬉しいです。







アメックスゴールドの口コミ
40代/男性/会社員
ただ、利用頻度がどんどん減っているので、次回更新は悩んでいます。
ゴールド帯と考えると年会費は高いです。
プラチナならではの豪華サービスが魅力の「JCBプラチナ」


年会費:27500円(税込)
還元率:0.5%
発行日数:最短3営業日
申込条件:25歳以上


- JCBのプロパーカード
- プライオリティ・パスが無料
- プラチナ・コンシェルジュデスクが付帯
JCBプラチナの概要
JCBプラチナは、JCBのプロパーカードで、スタイリッシュかつ高ステータスなプラチナカードです。
JCBが運営するポイント優待サイト「OkiDokiランド」を経由してインターネットショッピングをすると、OkiDokiポイントが最大20倍付与され、還元率は最大10%までアップ。
またプライオリティ・パスが無料なのに加え、海外で利用するとOkiDokiポイントが2倍になるので、海外でよくクレジットカードを使う方にもおすすめです。
他の記事で「JCBプラチナ」について詳しく述べていきます!







JCBプラチナの口コミ
30代/男性/会社員
家族カードの年会費を考えるとコスパ高いです。
ただ0.5%の還元率だと積極的にはメインに使用しにくいです。







JCBプラチナの口コミ
40代/男性/会社員
コンシェルジェ・プライオリティパス・グルメベネフィット・高額保険等、まだまだ書けない程のサービスが。ディズニーやUSJでも。
但し、これらの付帯サービスを使わないのでしたら、持つ意味が無いです。
チタン製で特別感のあるデザインが魅力の「ラグジュアリーカード」


年会費:55000円(税込)
還元率:1.0%
発行日数:最短5営業日
申込条件:20歳以上


- チタン製のハイステータスカード
- ラグジュアリーなサービスと補償額
- 24時間365日のコンシェルジュサービス
ラグジュアリーカードの概要
ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Cardは、金属(チタン)製でスタイリッシュなデザインが特徴のクレジットカードです。
カードの薄さ自体はプラスチックカードと同じですが、重さは4~5倍の21gと重厚感があり、デザインと合わせて所有欲を満たしてくれます。
特徴は、日本で初めて採用された、Mastercardの最上位ステータスに当たるワールドエリートの特典を受けられる点。
ワールドエリートには、国際線の手荷物3個まで無料で宅配可能なほか、指定の日本国内の空港と自宅などの無料送迎の際に車種をアップグレードできるといった特典があります。
マスターカードについては「マスターカードおすすめ」で詳しく紹介します!







ラグジュアリーカードの口コミ
30代/男性/会社員







ラグジュアリーカードの口コミ
40代/男性/会社員
ダイナースクラブカードと審査に関するQ&A
ダイナースクラブカードの審査難易度は?
しかし、過去に金融事故を起こしているなどの理由から審査に落ちる蹴素も多くあるので注意しましょう。
ダイナースクラブカードの審査に通るには年収がいくら必要?
ダイナースクラブカードはサラリーマンでも持てる?
ダイナースクラブの審査難易度|まとめ
今回はダイナースクラブカードの審査について徹底解説していきました。
ダイナースクラブカードはステータス性が高く、多くの人が憧れるカードです。そのため、「限られた人しか持てないのではないか?」と考えていた方も多くいたのではないのでしょうか。
しかし、今回の記事でも開設したように、ダイナースクラブカードは年収や勤続年数、利用実績などが十分にあれば、サラリーマンでも持つことが可能なカードです。
この記事を読んでダイナースクラブカードに興味を持った方は、ぜひ発行を検討してみてくださいね。