「ビットコインの半減期ってなに?」
「なんでビットコインの半減期が注目されているの?」
という疑問がある方向けに、この記事ではビットコイン(BTC)の半減期の仕組みを解説し、半減期が与える影響や過去の半減期時の値動き、次の半減期はいつか、ビットコイン(BTC)に投資できるおすすめの国内取引所を紹介していきます。
ビットコインには中央管理者が存在していないので、ブロックチェーン参加者が取引内容を記録することで運営されています。
半減期はこの取引記録を行っているマイニング報酬が半分になる仕組みで、通貨価値を下落させないようにできています。
過去の半減期では価格上昇が起こっているので、これからビットコイン(BTC)投資を考えている人は次の半減期に注目しましょう。
- 半減期によってマイニング報酬が半分になる。
- 半減期によってビットコインのインフレを防いでいる。
- 過去の半減期では価格が上昇している。
- 次の半減期は2024年ごろが予想されている。
- 国内では「bitFlyer」や「Coincheck」「DMM ビットコイン」「GMOコイン」がビットコイン(BTC)取引におすすめ
- 中でも『Coincheck』なら、取引手数料が無料。500円ほどの少額から、ビットコイン(BTC)を買うことができる。
もくじ
ビットコイン(BTC)の半減期とは?
ビットコイン(BTC)の半減期とは、マイニングで得られる報酬が半分になることです。
半減期はビットコインだけの特別な仕組みではなく、多くの仮想通貨で採用されています。
中央集権的に発行量を管理している仮想通貨以外の通貨は、マイニングによって新規通貨の発行を行っています。
ビットコイン(BTC)は発行上限が2100万BTCと決められており、2019年時点ですでに全体の80%強が発行されています。
仮に今と同じペースで新規発行を行ってしまうと、急激なインフレが発生してしまう可能性があります。
インフレとは通貨価値の下落のことで、円やドルなどの法定通貨でも中央銀行が発行量を管理して、インフレを防いでいます。
これと同じように、ビットコイン(BTC)でも発行量を管理してインフレを防ぐ必要があります。
その仕組みが半減期というわけです。
21万ブロックが生成される度に半減期を迎え、新規発行される報酬を半分にします。
こうすることで市場に出回る量を抑えて、通貨価値を保つことができています。
多すぎず、少なすぎない量を段階的に減らしていくことで、ビットコイン(BTC)の価格を安定させているということです。
ビットコイン(BTC)のマイニングと半減期の仕組み
半減期がなぜビットコイン(BTC)価格が上昇する要因になるのかを知るには、マイニングの仕組みを理解する必要があります。
ビットコイン(BTC)はマイニングという作業によって新規発行を行っています。
マイニングは約10分に1回成功する仕組みで作られており、マイニングに成功すると報酬として新規発行されたビットコイン(BTC)を得ることができます。
ビットコイン(BTC)には中央管理者が存在せず、ネットワークの参加者たちで取引記録を行う必要があります。
マイニングは既存のブロックチェーンに取引記録を記入した新しいブロックを繋ぐ作業です。
約10分に1回成功する仕組みは今までもこれからも変わらないので、半減期は約4年周期で発生します。
21万ブロックが生成されるごとに半減期が発生するようにできています。
ビットコイン(BTC)の半減期が与える影響
ビットコイン(BTC)の半減期が与える影響は次の通りです。
- 価格変動
- 個人マイニング参加者の減少
過去の半減期によって分かる影響は、ビットコイン(BTC)の価格変動と個人マイニング参加者の減少です。
この影響は過去だけでなく、今後も変わらないことが予想されているので半減期時には注目しておきましょう。
価格変動
ビットコイン(BTC)が半減期迎えると、その前後で価格変動が発生しやすいです。
半減期をきっかけに急騰急落するわけではありませんが、過去の半減期時の価格推移を確認しても、前後を比べて変動していることが分かります。
半減期によってマイニング報酬が減ることや、過去の半減期で上昇した歴史があるので、これからの半減期はより上昇のきっかけになることが予想できます。
個人マイニング参加者の減少
半減期の影響を最も受けるのは、マイニング事業者です。
マイニング事業者はマイニング作業を行って得られる報酬を利益としているので、単純に利益が半分になる半減期は甚大な影響を与えます。
仮に1BTCの価格が上昇したとしても、価格が倍になるわけではないので、半減期を区切りにマイニング事業から撤退する会社も多いです。
また大規模なマイニング会社だけでなく、個人のマイニング参加者も減少するでしょう。
マイニングを行う人が減れば、市場の価格変動も小さくなるのではないかと予想されています。
ビットコイン(BTC)の過去の半減期時の値動き
ビットコイン誕生初期はマイニング報酬50BTCだったものが、これまでに3回の半減期が行われ、現在は6.25BTCまで減っています。
3〜4年の頻度で半減期を迎え、数十年後にはビットコインの新規発行が終了すると言われています。
過去の半減期は次の通りです。
- 2012年:50BTC→25BTC
- 2016年:25BTC→12.5BTC
- 2020年:12.5BTC→6.25BTC
2012年の1回目の半減期では、ビットコインや仮想通貨の注目度がまだ低く、特別大きな価格変動は起こりませんでした。
半減期によって価格上昇が起こる理由は、解説した通り半減期を迎えることで通貨価値が高まると予想して購入する投資家が増えるからに他ありません。
なので、注目が少なかった1回目の半減期では、市場参加者が少なく急上昇とはなりませんでした。
次に2回目の半減期の2016年には、短期間で100%を超える上昇が起こりました。
1回目と比べてビットコイン(BTC)の認知度が高まり、市場参加者も多くなっていたので、大幅な価格上昇となりました。
2016年5月は約4.7万円ほどで取引されていましたが、7月に半減期を迎えて、12月には11万円を超える価格に到達しました。
注目が集まっているほど、期待感から半減期前から上昇が始まっており、その後半年以上に渡って上昇トレンドとなっています。
そして3回目の半減期の2020年は、コロナショックであらゆる市場が暴落した後の5月に迎え、100万円以下の価格から12月までに200万円に迫る価格まで急上昇しました。
過去3回の半減期から分かることは、半減期の前後を比べて価格上昇が全て起こっていることです。
また、市場参加者が多くなるほど、半減期前からの上昇が始まる傾向がみられ、次の半減期はより価格ピークにズレが生じる可能性があるでしょう。
ビットコイン(BTC)の次回の半減期はいつ?
4回目の次の半減期は2024年ごろと予想されており、6.25BTC→3.125BTCにマイニング報酬が減少します。
過去の半減期による影響を考えると、半減期が行われる前から期待感により値上がりが始まり、その後長期的に上昇が続く傾向があります。
なので、半減期が発生してから投資するというよりも、半減期前から上昇を予想して早めに購入しておくことが大切です。
実際に2016年の半減期は7月に起こりましたが、その前の5月ごろから上昇が始まっています。
この期待感による上昇は、市場参加者が多くなるほど早まることが予想できるので、早めに保有しておきましょう。
また、半減期によって買い増ししたい方や、利益を確定したい方は、半減期前後の価格に注目しておき、焦って判断を下さないように気をつけてください。
ビットコイン(BTC)投資におすすめ国内取引所
ビットコイン(BTC)投資におすすめ国内取引所は次の5社です。
- Coincheck
- DMM ビットコイン
- LINE BITMAX
- GMOコイン
- bitFlyer
第1位:Coincheck
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コインチェックは東証一部上場のマネックスグループが運営している大手取引所です。
ビットコイン(BTC)を含めて17通貨に投資することができ、最低500円という少額から取引が可能です。
スマホアプリでの取引が行いやすいと人気で、初心者の方でもすぐに使いこなすことができます。
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第2位:DMM ビットコイン
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- 15種類の通貨にレバレッジ取引ができる。
DMM ビットコインはレバレッジ取引を行える取引所です。
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第3位:LINE BITMAX
- 仮想通貨貸出サービスを利用できる
- スマホで簡単口座開設
LINE BITMAXはLINEのグループ会社が運営する仮想通貨取引所です。
スマホから本人確認も含めて簡単に口座開設を行え、仮想通貨投資未経験者でも使いやすい作りになっています。
また、保有している仮想通貨を貸し出して利益を上げられるサービスを提供しており、頻繁に売買しなくても稼ぐことができます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リンク(LINK)
取り扱い通貨数は6種類です。
口座開設手数料 | 無料 |
---|---|
口座管理料 | 無料 |
取引手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
取引手数料や入金手数料は無料ですが、出金手数料に関してはLINE Payを利用すると安く抑えられます。
- コールドウォレット
- マルチシグ
- 資金の分散管理
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)はセキュリティに力を入れており、コールドウォレットやマルチシグ、資金の分散管理を行なっています。
ハッキングにあうリスクを小さく抑えており、取引所が倒産した場合でも顧客の資産は守られる決まりになっています。
LINEのグループ会社が運営していることから、LINEやLINE Payを普段から利用している人にとって使いやすい特徴があります。
入出金や本人確認もスムーズにスマホから行えるので、口座開設は簡単にできます。
販売所 | 取引所 | レバレッジ取引 | |
---|---|---|---|
ビットコイン | ◯ | ✖️ | ✖️ |
イーサリアム | ◯ | ✖️ | ✖️ |
リップル | ◯ | ✖️ | ✖️ |
ビットコインキャッシュ | ◯ | ✖️ | ✖️ |
ライトコイン | ◯ | ✖️ | ✖️ |
リンク | ◯ | ✖️ | ✖️ |
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)では販売所形式での取引にのみ対応しています。
第4位:GMOコイン
- 2021年オリコン顧客満足度1位
- GMOグループの子会社で安全性抜群
- 各種手数料が無料でお得
- 14種類の通貨にレバレッジ取引ができる。
国内ではNo.1のビットコイン取引量を誇る大手仮想通貨取引所で、GMOグループの子会社としてセキュリティレベルが高く安心して利用できます。
取引手数料や出金・入金手数料、送金手数料が全て無料な点が魅力です。
現物取引とレバレッジ取引どちらも取引でき、豊富なテクニカルツールを使用して売買を行えます。
販売所形式も採用しているので、仮想通貨取引初心者の方でも迷うことなく簡単に購入できるでしょう。
第5位:bitFlyer
- 顧客の資産を守るコールドウォレット
- 様々な手数料が無料
- 簡単操作で取引できる
- 6種類の通貨でレバレッジ取引ができる
『bitFlyer』はセキュリティレベルが非常に高く、顧客の資産をインタネットと完全に切り離されたコールドウォレットを使用しており安全に保管できます。
他にも様々な手数料が無料で利用でき、入金手数料や取引手数料など無料です。
取引は土日祝日関係なく、いつでもどこでもスマホアプリやパソコンから簡単に行えます。
レバレッジは2倍まで取引でき、ビットコインやイーサリアムなど6種類の通貨を取引できる。
ビットコインの半減期 まとめ
今回はビットコイン(BTC)の半減期について、基本的な仕組みや市場に与える影響、過去の半減期時の価格推移、次の半減期はいつか、おすすめの国内取引所を解説しました。
過去の半減期ではビットコイン(BTC)価格が上昇しており、今後の半減期にも注目が集まっています。
次の4回目の半減期は2024年ごろが予想されており、その前後で更なる価格上昇が発生する可能性が高いです。
ビットコイン(BTC)への投資を考えている人は、半減期の仕組みや過去の値動き、次の半減期タイミングを知っておく必要があるので、この記事を参考に投資してみてください。
国内では「bitFlyer」や「コインチェック」「DMM ビットコイン」「GMOコイン」がビットコイン(BTC)取引におすすめです!
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