三菱UFJ銀行が取り扱っているカードローンである「バンクイック」。
バンクイックはとても便利なことから人気の高いカードローンです。
カードローンを利用するにあたって一番気になるのは審査ですよね。
今回はバンクイックの審査条件や流れについて詳しく解説していきます。
バンクイック以外のカードローンを検討している方も是非参考にしてみてください。
- バンクイックの審査は最短で翌日以降
- バンクイックは金利が低い
- 何かと融通が利くカードローン
- 利用限度額は年収の3分の1まで
- バンクイックはインターネットで24時間利用可能
もくじ
「バンクイック」とは?
バンクイックとは、三菱UFJ銀行が個人向けに展開しているカードローンのサービスです。
20歳から65歳未満ので国内に居住する方が対象となっています。
原則として安定した収入があり、保証会社(アコム)の保証を受けることのできる方に限ります。
他の一般的な銀行カードローンの中では比較的審査が早く、ATMも全国各地にあるので大変便利です。
バンクイックの審査条件
基本的に、どの会社もカードローンに関する審査の条件は公開していません。
ですが、バンクイックはホームページで大まかな申し込みの条件を公開しています。
バンクイックの審査条件は大きく分けて3つです。
それでは、見ていきましょう。
バンクイックの審査条件①:20歳から65歳未満
バンクイックの審査条件の1つ目は、20歳から65歳未満で国内に居住していることです。
日本人の方でも国外に居住されている場合は利用することはできません。
バンクイックの審査条件②:安定した収入
バンクイックの審査条件の2つ目は、安定した収入があることです。
これだけを聞くと厳しそうな感じがしますが、年金のみの収入やアルバイトによる収入でも申し込むことができます。
バンクイックの審査条件③:保証会社(アコム)の保証を受けられる
バンクイックの審査条件の3つ目は、保証会社の保証を受けることができるかどうかです。
この保証会社というのはアコムのことです。
バンクイックは審査業務を大手消費者金融のアコムに委託しています。
融資を受けるにはアコムの審査を通過する必要があるのです。
バンクイックの審査に落ちる原因
ここまで見てきた審査条件をクリアしても、審査に落ちる場合があります。
一体なぜでしょうか。
バンクイックの審査に落ちる原因としては以下の4つが考えられます。
それでは、見ていきましょう。
他の金融機関からの借り入れが多い
他の金融機関からの借り入れが多いと多重債務者として審査に落ちる可能性があります。
多重債務者とは、借金を返すために借金をする人のことです。
アコムから借りたお金を返すためにプロミスに行くといった状態です。
当然ですが、借金を借金で返すような人にはお金を借したくありません。
返済してもらえる信用がないからです。
借入件数にルールはありませんが、複数からお金を借りることは避けましょう。
信用情報が傷ついている
借入審査のときには信用情報機関の情報で返済能力を確認されます。
クレジットカードや口座引き落としなどを滞納すると遅延情報が記録されます。
また、借金の返済を減額してもらう債務整理を行った場合も信用情報機関に記録が残ります。
これらの情報が信用情報機関に残っていると審査に落ちる可能性があります。
ただし、遅延情報は5年ほどで削除されます。
申し込みの内容に不備や虚偽がある
バンクイックに申し込みをする際に記入するべき情報を間違えていたり、虚偽の情報を登録しようとすると審査に落ちます。
虚偽の情報に関しては、審査に通りたいなどの理由で故意に不正をすると、バンクイックを一切利用できなくなる可能性があるので注意してください。
信用情報機関や勤務先への在籍確認で噓はバレます。
職場の在籍確認が取れない
ほとんどのカードローンには申し込みのあとに在籍確認が行われます。
在籍確認は電話か書類提出になります。
利用者が申告した会社で本当に働いているかの確認が取れれば完了です。
この在籍確認が取れないと審査を通過することはできません。
バンクイックの審査までの流れ
続いて、バンクイックの審査までの流れを見ていきましょう。
主なステップは以下の4つです。
申し込みの方法は以下の2つです。
- WEB
- 電話
WEB申し込みは24時間可能です。
バンクイックではお借入れ診断が用意されているので審査の前に確認しましょう。
申し込みの次は審査です。
審査には本人確認書類が必要です。
書類提出の方法は以下の3つです。
- WEB
- 郵送
- FAX
利用の希望額が50万円を超える場合は収入証明書を提出してください。
審査の次はいよいよ契約です。
メールか電話で審査の結果が伝えられます。
審査結果の連絡は9時から21時の間に行われます。
契約の内容も含めてしっかりと確認しましょう。
契約の完了とともにカードを発行することができます。
カードの受け取りは以下の通りです。
- 郵送
バンクイックの審査時間
審査結果は早ければ翌日以降に連絡が来ます。
もちろん、申し込んだ時間帯や審査の内容によって翌日以降になる場合もあります。
金曜日に申し込んだ場合でも土日に電話がかかってくることがあるので準備は怠らないようにしましょう。
平均的な審査時間は2日から3日と言われています。
バンクイックの特徴は?
バンクイックの特徴には以下のものがあります。
これらの特徴について、1つずつ解説していきます。
バンクイックの特徴①:金利は年1.8%~14.6%
バンクイックの1番の特徴は、年1.8%〜14.6%という圧倒的な金利の低さにあります。
以下の表は、バンクイックとその他主要なカードローン会社の金利を低い順に示しています。
カードローン会社 | 金利 |
---|---|
バンクイック | 年1.8%〜14.6% |
プロミス | 年4.5%〜17.8% |
アコム | 年3.0%〜18.0% |
アイフル | 年3.0%〜18.0% |
レイクALSA | 年4.5%〜18.0% |
主要他社と比較してもバンクイックの金利が明らかに低いことがわかります。
バンクイックでは、利用限度額が多いほど利率も下がる
バンクイックでは、利用限度額に応じた変動金利を採用しています。
バンクイックでは利用限度額に応じて、以下のように金利が変動します。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
100万円以下 10万円以上 | 年13.6%〜14.6% |
200万円以下 100万円超 | 年10.6%〜13.6% |
300万円以下 200万円超 | 年7.6%〜10.6% |
400万円以下 300万円超 | 年6.1%〜7.6% |
500万円以下 400万円超 | 年1.8%〜6.1% |
このように、バンクイックでは利用限度額が大きいほど金利が下がるようになっています。
利用限度額は総量規制への配慮もあり最大でも年収の3分の1程度までなので、年収が高い方はよりおトクにバンクイックを利用できるといえます。
バンクイックの特徴②:三菱UFJ銀行の口座がなくても利用可能
バンクイックはいわゆる銀行カードローンですが、三菱UFJ銀行の口座がなくても利用できます。
ほとんどの銀行カードローンでは申し込み時に口座の開設が必要になるため、バンクイックは手軽さという点においても他の銀行カードローンよりも優れています。
三菱UFJ銀行の口座があればより便利に
必ずしも口座を開設する必要はありませんが、バンクイックは三菱UFJ銀行の口座を持っているとより便利になります。
三菱UFJ銀行の口座を持っていると
- 返済時の三菱UFJ銀行口座からの自動引き落とし
- 三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)による振込
が手数料無料で利用できます。
わざわざ口座を作ってまで利用したい機能ではないかもしれませんが、すでに三菱UFJ銀行の口座を持っている方にとっては便利な機能です。
バンクイックの特徴③:提携ATMから手軽に返済できる
バンクイックは、提携ATMから手軽に返済ができます。
時間帯やATMによっては一部手数料がかかりますが、手数料無料で返済することもできておトクです。
バンクイックの特徴④:さまざまな用途に使用できる
バンクイックは、様々な用途に使用できる個人向け融資です。
趣味や遊び、引っ越し資金や冠婚葬祭など「急にお金が欲しい!」といった場合に利用できる点を売りにしています。
手軽な個人向け融資という部分もあり、利用限度額は10〜500万円と比較的低いです。
みずほ銀行カードローンや三井住友銀行カードローンの利用限度額は10〜800万円なので、かなり低くみえます。
ですが、個人向け融資としては十分な額が借りられるので問題ないでしょう。 ※事業性資金を除く
バンクイックに関して、より詳細に知りたい方は以下の記事が参考になりますよ。
大手消費者金融カードローン おすすめ
この記事ではバンクイックのみに焦点を当てて説明していますが、カードローンは他にもあります。
カードローンを利用する際に最も重要なことは、自分に合った会社からお金を借りることです。
お金を借りる前に慎重に見極めましょう。
- アコム
- アイフル
- プロミス
- レイクALSA
- SMBCモビット
カードローンおすすめ第1位:アコム
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の消費者金融・アコム。
貸金業者では珍しくクレジットカードを発行している会社で、2014年には消費者金融業界初のマスターカードがライセンスを取得しています。
アコムは貸金業者でありながら、銀行並みの実績を持っている大手消費者金融として有名なのです。
- 自動契約機の「むじんくん」で素早く融資が受けられる
- Webのみで手続きを完結できる
- 審査通過率が高く、初心者の方にも人気
土日や祝日も稼働しているむじんくんを利用すれば、1年中いつでも即座に融資を受けられます。
実際に店舗に赴いたり郵送手続きを介したりしなくても、インターネット環境があればローン契約を結べる点も人気のポイントです。
- お金を借りるにはローンカードの発行が必須
- 金利が高いため長期利用には向かない
- 年収によって借り受け可能金額が決まる
発行したローンカードを家族や知人に見られてしまうと、一発で借金していることがバレてしまう恐れがあります。
- はじめて消費者金融を利用する方
- 土日祝日関係なく即日借入れを希望している方
アコムの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~800万円 | |
実質年利 | 3.000~18.000% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 1回~100回(最長9年7ヵ月) | |
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | 契約日翌日から30日間 | |
遅延損害金 | 20.000% |
18,19歳の方は契約に至りづらい可能性がございます。
また、収入証明書のご提出が必要となりますので、ご準備をお願い致します。
カードローンおすすめ第2位:アイフル
プロミスのように大手銀行の傘下に入ることなく、独立した消費者金融会社として成功しているアイフルも人気です。
後ろ盾なくここまで大手企業に成長することができたのは、アイフルの経営理念と真摯でかつ大胆なサービス展開のおかげでしょう。
CMにもかなり力を入れているので、アイフルの名前を知らないという日本人の方は少ないのではないでしょうか?
- 無駄な手続きを極力減らしているため審査スピードが早い
- 女性専用の窓口がある
- 電話での在籍確認は原則行われない
『アイフル』は独立している企業なので、ルールや作業工程をある程度自由に決めることができます。
そのため、在籍確認や審査をよりシンプルに行うことができるのです。
- 銀行と関りがないことで不安を抱かれる場合がある
- 金利が最大18%と高め
- リボ払いなので完済までに時間がかかりやすい
借りたり月々返していったりするのは簡単なのですが、完済することを見据えると金利の高さやリボ払いの点がデメリットとして目立ち始めます。
- なるべく家族や会社にバレたくない方
- なるべく簡単にお金を借りたいと希望している方
アイフルの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~800万円 | |
実質年利 | 3.000~18.000% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 1~151回(最長14年6ヶ月) | |
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | 契約日翌日から30日間 | |
遅延損害金 | 20.000% |
カードローンおすすめ第3位:プロミス
三井住友銀行の傘下にある『プロミス』は、消費者金融の中でも信頼度が高いおすすめの会社の一つです。
1962年に誕生して以来真摯に金融業と向き合ってきたプロミスは、その経営態度が認められ2012年に三井住友フィナンシャルグループの子会社になりました。
その時に社名をSMBCコンシューマーファイナンスに変えましたが、今でも思い入れの強いプロミスという名前を使用してサービスを提供し続けています。
- 審査から契約、融資までの完了スピードが合わせて最短30分
- はじめてお金を借りたら30日間の0金利期間が設けられる
- 独自サービス「瞬フリ」のおかげで実質24時間365日借りられる
銀行と同じぐらい質の高いローン商品を提供しているにもかかわらず、融資までの時間が最短30分と短い点が特に評判を呼んでいるポイントです。
また、三井住友銀行などの口座を持っていれば、24時間いつでも瞬時にお金を借りられる「瞬フリ」サービスを利用することもできます。
- 銀行のグループ会社でありつつも総量規制に準じている
- 銀行の商品と比べると金利が高い
- 20~69歳以下の方でも仕事をしていない方は審査に受からない
三井住友銀行グループには属していますがあくまでも一貸金業者なので、貸付上限額は総量規制に沿って決定されます。
- とにかく緊急でお金を借りる必要がある方
- 信頼できる消費者金融会社を利用したいと思っている方
プロミスの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~500万円 | |
実質年利 | 4.500~17.800% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 1~80回(最長6年9ヶ月) | |
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | 初借入日から30日間 | |
遅延損害金 | 20.000% |
カードローンおすすめ第4位:レイクALSA
新生フィナンシャル株式会社という会社が2011年に打ち出した商品です。
新生銀行のレイクが大元になっているので、消費者金融系の中でも安心感のある商品として認識されています。
- 無利息期間を「30日間・60日間・180日間」の3タイプから選べる
- 新生銀行のATMなら手数料完全0円
- スムーズにいけば即日融資も可能
レイクALSAは無利息期間の提供にこだわっており、3タイプの無利息サービスのうちどれか一つを利用可能です。
はじめて利用するという条件以外にも、以下のようないくつかの条件が付いています。
利用条件 | 無期限サービス内容 |
---|---|
・借入上限が500万円以下 | 30日間はいくら借りても金利0円 |
・借入上限が200万円以下 ・申込方法がWeb |
60日間はいくら借りても金利0円 |
・借入上限が200万円以下 | 180日間5万円借りるまでは金利0円 |
- 審査には最低でも60分以上かかる
- 金利が上限・下限ともにやや高め
- 在籍確認は原則電話で行っている
審査は他の会社だと30分で完了することもあるため、レイクALSAの最短60分という審査スピードはやや遅めだといえます。
- ほんの少しお金を借りてすぐに返したいと思っている方
- 収入がありレイクALSAを今まで利用したことがない方
レイクALSAの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~500万円 | |
実質年利 | 4.500~18.000% | |
審査の早さ | 最短1時間 | |
返済回数 | 最長5年・1回~60回 | |
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | 契約日翌日から30or60or180日間 | |
遅延損害金 | 20.000% |
カードローンおすすめ第5位:SMBCモビット
SMBCモビットは以下の3社が共同で資産を出し合うことで誕生した消費者金融会社です。
- SMBCコンシューマーファイナンス
- アプラスフィナンシャル
- 三菱UFJ銀行
- Web申込なら郵送物や電話連絡一切なしで完結可能
- カードレスで借入れができる
- 在籍確認は基本的に書類で行っている
店舗に出向く必要がなく郵送物も届かないため、家族にバレるリスクが小さいという特徴を持っています。
また、会社への電話による在籍確認が行われないのも嬉しいポイントです。
- 無利息期間が存在しない
- 有人店舗が存在しない
- 三井住友銀行のATM以外は手数料がかかる
他の大手では必ずといって良いほど提供されている無利息サービスがないので、初借入の時点から金利が通常通り発生してしまいます。
- 絶対に周囲に借金のことを知られたくない方
- 三菱UFJ・三井住友・ゆうちょいずれかの口座をお持ちの方
SMBCモビットの商品情報 | ||
---|---|---|
融資金額 | 1~800万円 | |
実質年利 | 3.000~ 18.000% | |
審査の早さ | 最短30分 | |
返済回数 | 原則、最長60回(5年) 例外として最長106回(8年10ヵ月) |
|
担保・保証人 | 必要なし | |
無利息期間 | なし | |
遅延損害金 | 20.000% |
大手消費者金融の口コミ評判が気になる方は、以下の記事が参考になりますよ。
バンクイック審査 まとめ
いかがでしたか?
今回はバンクイックの審査について詳しく見ていきました。
先ほども述べたように、カードローンを利用するときに一番重要なことは、自分にあった会社を利用することです。
是非、この機会に慎重に検討してみてください。
- バンクイックの審査は最短で翌日以降
- バンクイックは金利が低い
- 何かと融通が利くカードローン
- 利用限度額は年収の3分の1まで
- バンクイックはインターネットで24時間利用可能