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消費者金融の審査基準を徹底解説!審査落ちの理由からわかる基準を公開

消費者金融の審査基準

消費者金融の審査が不安……。審査基準はどうなっているの?

消費者金融に申し込む際は、審査に通るか不安だからこそ審査基準が気になるところです。

ただし、消費者金融は自社の審査基準を公表していません。

審査基準を公表した上でローン商品のPRをすることは、法律で禁止されており、審査基準は推定の範囲でしかわかりません。

消費者金融の審査に落ちると信用情報として履歴が残るため、次の審査で不利になってしまいます。

本記事では、消費者金融の審査に落ちる理由からわかった審査基準を公開していきます。

この記事でわかること
  • 審査に通りやすい消費者金融はあるか
  • 消費者金融の審査基準についての知識
  • 消費者金融の審査落ちにつながる要因
  • 審査のなかで行われる在籍確認の詳細
  • 審査通過率を公表しているおすすめの消費者金融カードローン

※本記事では営業所に貸金業務取扱主任者を置き、財務局や都道府県に登録され、法定利率貸金業法を遵守している正規の業者を紹介しています。また当サイトのランキングは消費者金融利用者へのアンケート結果と、各消費者金融の公式サイトの最新情報を参考に独自で作成されております。

消費者金融の審査基準は審査に落ちる原因からわかる

消費者金融の具体的な審査基準は公表されていませんが、審査に落ちる理由から推測することができます。

消費者金融で審査落ちにつながる要因には、主に以下のことが関係しています。

消費者金融の審査落ちにつながる要因
  • 返済能力
  • 信用情報
  • 申込条件
  • 他社の借入件数と借入金額
  • 虚偽の申告
  • 在籍確認

返済能力って具体的にどういうこと?

信用情報って何のことを指すの?

消費者金融カードローンに初めて申し込む方は、そもそもわからないことも多いかもしれません。

それぞれの意味や重要性を解説しつつ、消費者金融カードローンの審査落ちにつながる要因を理解していきましょう。

審査落ちにつながる要因や仕組みを知れば、結果的に消費者金融カードローン審査基準についても理解が深まります

消費者金融の審査は申込者の安定した返済能力が求められる

消費者金融で審査に落ちるときは、返済能力が要因の一つとして関係していることが多いです。

返済能力とは?

カードローンの返済を、滞らず継続的に行っていける能力のことを指します。

具体的に、返済能力とは「日々の生活を維持をしつつ、返済のためにどれだけお金を充てられるか」を示したものです。

また、返済能力は、それぞれの収入や借入状況などによって変わってきます。

例えば、以下の2つのケースを比較してみましょう。

ケース130代会社員
年収:1,000万円
現在の借入額:300万円
ケース230代会社員
年収:700万円
現在の借入額:0円

一見すると、年収の高いケース1のほうが返済能力は高いように見えますが、ケース1はすでに300万円の借り入れがあることが注目ポイントです。

かなり多額の借り入れがある状態のため、多くの消費者金融は新たな貸し付けには慎重になります。

毎月の返済額が多いせいで、返済が遅れそう…

といったように、返済が遅れて貸し倒れになるリスクが高いからです。

一方、ケース2は、ケース1より年収は低いものの、現在の借入額は0円です。

消費者金融に申し込んだときの希望借入額によっては、ケース1よりも返済能力は高いと判断される可能性があります。

なお、それぞれの返済能力は前述したスコアリングの要素も含めて、総合的に判断される仕組みです。

返済能力の判断に関わる要素の例
  • 希望の借入額
  • 現在の借入状況
  • 年収
  • 職業

借入金額は総量規制により年収の3分の1までに制限される

消費者金融の審査に落ちる理由は、借入希望額が「総量規制」に抵触しているケースがあります。

総量規制とは?

貸金業法によって決められている借入総額の制限ルールです。貸金業者からは、年収の3分の1までしか借り入れできません。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

日本貸金業協会「1 お借入れは年収の3分の1までです」

借入金額は年収の3分の1までに制限されるため、年収300万円の方が1社から借りる場合は最大で100万円までしか借りることができません。

また、1社から70万円借りている方が2社目のカードローンへ申し込む際には30万円までに制限されてしまいます。

消費者金融の審査は総量規制があるため、現在の借入状況と希望する借入額において年収とのバランスをチェックされます

なお、総量規制は貸金業者からの借り入れにのみ適用されるため、銀行カードローンや信用金庫からの借り入れは総量規制の対象外となります。

消費者金融カードローン銀行カードローン
適用法律貸金業法銀行法
総量規制対象対象外
借入額の上限年収の3分の1法律上は上限なし

年収に対して借入希望金額が大きい方や、貸金業者から借入がある方は借入希望額が年収の3分の1を超えないようにしましょう。

信用情報に問題があると審査に不利になる

消費者金融の審査基準には「信用情報」も大きく関係しているため、信用情報に問題があると、審査に落ちる要因になります。

信用情報とは?

ローンやクレジットカードなどの金融商品の取引履歴のことです。申し込み・借り入れ・返済・滞納などさまざまな履歴が記録されています。

たとえば、信用情報に長期間の延滞遅延や自己破産の記録されている場合は、5〜7年ほど審査に通りにくくなります

信用情報は信用情報機関と呼ばれる第三者機関によって管理されており、開示請求をすることで確認することができます。

信用情報を管理する信用情報機関の種類は、以下の3つになります。

機関名主な加盟事業者
株式会社シー・アイ・シー
(通称:CIC)
・消費者金融
・クレジットカード会社
・信販会社
・保証会社
株式会社日本信用情報機構
(通称;JICC)
・消費者金融
・クレジットカード会社
・信販会社
・保証会社
全国銀行個人信用情報センター
(通称:KSC)
・銀行
・信用金庫
・労働金庫
・農業組合

第三者機関を通じて信用情報を共有し合うのは、金融商品の犯罪利用、消費者の過度な借り入れなどを防止するためです。

信用情報に記録される主な情報は、以下のものが挙げられます。

信用情報として記録される情報
  • 申込履歴(申込日・申し込みにあたって入力した本人の情報など)
  • 契約内容(ローンやクレジットカードなどの契約商品、契約額、契約日など)
  • 支払い情報(支払い履歴、延滞の有無など)

それぞれの信用情報については、消費者金融のスコアリング審査の段階でチェックが入るため、問題がある方は審査NGとなります。

審査に影響する信用情報の問題

それでは「信用情報に問題がある」とはどのような状態を指すのでしょうか。

信用情報に問題がある状態
  • 長期的な滞納の履歴がある
  • 過去に債務整理を行っている
  • 不正などの理由で強制解約になった履歴がある
  • 立て続けに複数の会社に申し込んでいる

上記のような事故情報が記録されている方は、信用情報に問題があると判断され、消費者金融カードローンの審査には落ちる可能性が高まります

特に、信用情報に長期滞納や債務整理の履歴があると、滞納のリスクが高いと判断されるため、消費者金融の審査にはほぼ100%通りません。

また、短期間に複数の会社に申し込んでいる方が審査に落ちやすい理由は、金欠で、お金に困っている」と判断されやすいためです。

「複数社に申し込まなければならないほど困っている」と見られれば、滞納などのトラブルを起こす恐れがあると判断される要因になります。

信用情報の履歴は保管されている期間が決められているので、保管期間を過ぎてから申し込みましょう。

情報保管期間
申込情報6か月
長期的な滞納5年
強制解約5年
債務整理5年~7年
ポイント

信用情報機関における履歴保管の起算日は、完済日です。

滞納が始まった日や債務整理の手続きを行った日から起算するわけではないため、誤認識のないように気をつけてください。

消費者金融カードローンの審査に通るためには、原則として信用情報には問題のない状態で申し込むことが大切です。

各社の申込条件に当てはまらないと審査に通過できない

消費者金融の審査は各社が公表している申込条件を満たしていない場合に落ちてしまいます。

各消費者金融は審査基準こそは公表していないものの、「申し込みできる方」の条件はカードローンの商品概要に定められています。

例として、アイフルの申込条件をチェックしていきましょう。

貸付対象者
満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

※なお、お取引中に満70歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。

アイフル「キャッシングローン」

申込条件からわかるように、20歳未満の方は審査に通ることができません。

さらに、取引中に70歳に達すると新たな融資は受けられないため、自動的に申し込み可能な年齢も69歳までになることがわかります。

そのため、消費者金融の審査に通るためには、安定した収入がある方が各社が設けている年齢制限の範囲内である必要があります。

他社カードローンの借入件数と借入金額からも返済能力を判断される

消費者金融の審査は他社借入の件数や金額が多い場合に不利になります。

なぜなら、他社借入の件数や金額が多いと、返済能力に問題があると判断されるからです。

毎月の返済が家計を圧迫していて、生活が厳しい…

借入金額が多い方は、毎月の返済負担が大きくなり、返済を延滞することになりかねません。

滞納のリスクを抱えている方に対して審査が厳しくなるのは、消費者金融にとってはリスク回避のため当然のことです。

すでに借り入れがある状態で消費者金融へ申し込む方は、審査通過のために以下の対策をしましょう。

審査に通過するための対策
  • 借入金額はできるだけ減らしておく
  • 借入件数は2〜3件程度まで減らしておく
  • 新規申込の希望額は少なめに設定する

また、借入額や借入件数が多いことは、おまとめローンカードローンの借り換えの審査においても不利になるため注意が必要です。

いずれのローンも、利息や毎月の返済額の負担軽減を目的としています。

しかし、おまとめローンや借り換えローンはすでに債務を抱えている方を対象としているため、そもそも審査は厳しくなりやすいのです。

借り入れ0件・0円の方と比べると、今後安定的に返済していけるかという返済能力については、慎重にチェックされるのは当然でしょう。

ちなみに、おまとめローンは借り換えローンでは総量規制の例外貸し付けにあたるため、例外的に年収の3分の1以上の貸し付けが可能になります。

複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。

日本貸金業協会「2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります」
ポイント

しかしいずれにしても、多くの額を貸し付けることは、貸金業者にとって貸倒れのリスクを高めることになるのは変わりません。

借り入れが多い方は、その分返済能力が下がり、審査では不利になりやすいことを覚えておきましょう。

申し込みでは故意でも虚偽の申告は避ける

消費者金融の審査に落ちる要因には、虚偽の申告が関係しているケースも挙げられます。

消費者金融の申し込みにおける虚偽申告の例
  • 年収をかなり多めに見積もった
  • 架空の会社を勤務先として申告した
  • 過去の勤務先を申告した
  • 年齢を偽って申し込んだ
  • 借り入れがあるにもかかわらず、他社の借入額を0円で申告した
  • 本人確認書類や収入証明書を偽造した

これらような虚偽の申告が発覚すると、審査にはほぼ100%通りません。

審査に通りたいので、年収を多めに申告しておこう

実は無職だけど、審査に通らなそうだから、過去の勤務先を入力しておこう

といったように審査対策として虚偽の申告をする方は一定数います。

虚偽の申告がバレれば、さまざまなリスクにつながる恐れがあります。

消費者金融の申し込みで虚偽の申告をするリスク
  • 犯罪利用を疑われて通報される恐れがある
  • 契約後にバレれば強制解約になる可能性が高い

犯罪利用を疑われれば、最終的には自分自身が罪に問われる可能性も出てくるでしょう。

またバレずに契約できたとしても、のちにバレれば、その時点で強制解約となる可能性が高いです。

ポイント

虚偽申告の事実は信用情報にも記録されるため、虚偽の申告をすれば、他社のローンやクレジットカードの審査にも通らなくなります。

アリバイ会社の利用などもNGのため、消費者金融の審査に通るには、虚偽の申告は行わないようにすることが大切です。

審査で行われる在籍確認には必ず対応しないといけない

消費者金融の審査は、在籍確認に対応できないことが原因で落ちてしまうことがあります。

在籍確認とは?

返済能力の確認の一環として、本当に勤務先に勤務しているのか消費者金融が確認することをいいます。主な確認方法は、消費者金融が勤務先へ電話をかけることです。

在籍確認はどのカードローンでも実施されます。

〇〇と申しますが、△△様(申込者の名前)をはいらっしゃいますか

といったように、在籍確認では、消費者金融の電話オペレーターが勤務先へ電話をかけてくる流れです。

ポイント

原則として在籍確認では、申込者のプライバシーに配慮し、オペレーターの個人名で電話をかけてきます(消費者金融の名前は名乗りません)。

自分自身が電話に出れば在籍確認は基本的にOKですが、以下のようなケースでは、在籍確認NGになることがあります。

在籍確認がNGになるケース
  • 電話に誰も出ない・通じない
  • 別の人が出て「そんな人は居ない」と回答した
  • 在籍確認をごまかそうとしたため、オペレーターとの会話が嚙み合わなかった

消費者金融の在籍確認は一度しかチャンスがないわけではありませんが、何度も不通の状態が続くと、審査落ちにつながるため要注意です。

また、自分以外の従業員が電話に出たときは、以下のようにOKのパターンとNGのパターンがあるため気をつけてください。

OK「今は席を外している」
「今日はお休み」などの回答
→在籍していることはわかるため
NG「個人につなぐことはできない」
「答えられない」などの回答
→在籍しているか不透明なため

在籍確認を職場に怪しまれないか不安な方は、「今の電話、誰から?」と聞かれたときのための言い訳を考えておきましょう。

在籍確認をごまかすための言い訳の例
  • 名刺を渡したので、営業の電話だった
  • クレジットカードの在籍確認
  • ショッピングローンの在籍確認
  • 身内がローンを組んだので、その保証人になった

クレジットカードやショッピングローンなどを言い訳にすれば、カードローンと素直に伝えるよりは抵抗感が少ないでしょう。

また、ごまかすために家族や取引先などを装ってもらうことは、消費者金融側には相談できないためご注意ください。

在籍確認は返済能力の証明として重要なステップになるため、確認が取れず審査落ちにつながることはしっかりと回避していきましょう。


消費者金融へ申し込む際には、最低限以下の6つの基準を満たしておきましょう。

消費者金融の審査基準
  1. 安定した返済能力
  2. 問題がない信用情報
  3. 各消費者金融が設けている申込条件を満たしている
  4. 他社カードローンの借入件数や借入金額を減らす
  5. 正確な情報で申し込む
  6. 在籍確認に対応する

これらの審査で見られるポイントを押さえてから、消費者金融へ申し込むと審査に落ちにくいです。

そもそも審査に通りやすい消費者金融はない

消費者金融の審査基準は各社とも非公開のため、「審査に通りやすい消費者金融」「審査のゆるい(甘い)消費者金融」は明確になっていません。

  • 〇〇を満たしていれば審査に通る
  • △△が××以下だから審査には通らない

などの具体的な審査基準はわからないため、審査難易度についても断言することができません。

まずは審査に通過するために、審査基準や審査難易度に関する一般的な知識をチェックすることが重要です。

安全に借りられる業者は審査が甘いと広告が出せない

消費者金融は審査なしでお金を借りることができません。

また、貸金業法に則って貸金業が行われているため、「審査が甘いカードローン」などの広告を出すこともできません。

これは貸金業法第十六条によって、「審査が甘い」「審査基準は〇〇」など誇大広告を出すことが禁止されているからです。

第十六条 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。

e-GOV法令検索「貸金業法」

したがって、審査の通りやすさや審査基準について推測こそはできても、確定的なことは何もわからないのが実情です。

審査が甘いなどの文言を掲げている業者は、闇金などの違法業者の可能性があるためご注意ください。

闇金に多い誇大広告
  • 審査なし
  • 誰でも審査通過
  • 審査が甘い
  • 無職でも審査に通る
  • 〇〇なら審査通過

安全に借り入れするには、上記のような文言でPRを行っている業者からキャッシングしないようにしましょう。

違法業者から借り入れすれば、法外な利息を請求されたり、恫喝めいた方法で返済督促されたりする恐れがあります。

金利が高いほど審査に通りやすい傾向がある

消費者金融は審査の甘い会社や審査基準を公表している会社はありません。

しかし、傾向としては、金利が高いほどカードローンの審査には通りやすい傾向があります

審査基準が非公開ということはわかったけれど、審査に通りやすい消費者金融の傾向は知っておきたい

金利が高いほど審査に通りやすい理由は、低金利のカードローンと比べると、高金利のカードローンは新規顧客獲得しにくい傾向にあるからです。

せっかく借り入れするなら、金利は抑えたい

低金利のカードローンのほうが借り入れが長引いたとき、利息の負担が少なくて助かる

カードローンに申し込む際には、上記のように考える方も多いでしょう。

例えば、次のA社とB社を比較してみると、A社のほうが傾向として審査は易しくなる場合があります。

A社金利:年3.0%~年18.0%
→B社より高金利のため審査は易しくなる場合がある
B社金利:年2.0%~年14.0%
→A社より低金利のため審査は厳しくなる場合がある

とはいえ、金利が高いほうが審査に通りやすいというのは、あくまで傾向です。

消費者金融の審査ではさまざまな要素を加味して融資可否が判断されるため、「金利が高ければ審査は必ず甘くなる」といった考えは持たないように気を付けましょう

独自のスコアリングシステムで融資可否が決定される

消費者金融カードローンの審査では、会社ごとに異なる独自のスコアリングシステムで、融資可否が決定されます。

スコアリングとは?

職業・年収・年齢・家族構成・現在の借り入れの有無などさまざまな要素から、点数(スコア)をつけることです。

スコアリングはシステムによって行われ、点数の付け方は消費者金融によって異なります。

消費者金融カードローンのスコアリングに関わる主な要素は、以下のとおりです。

スコアリングに関わる主な要素
  • 年齢
  • 家族構成
  • 居住形態
  • 居住年数
  • 職業
  • 年収
  • 雇用形態
  • 勤務先の規模
  • 勤続年数
  • 勤務先における役職
  • 現在の借り入れ件数
  • 現在の借り入れ額
  • 信用情報(ローンやクレジットカードなどの利用履歴)

上記のように非常に多くの要素で一人ひとりの返済能力をスコア化し、融資の可否を判断する仕組みです。

当然ながら、スコアリングの基準は内容は審査基準にかかわるため、各社とも公表は行っていません。

ただ、傾向としては、例えば以下に当てはまるほうが点数が高く、審査に通りやすくなることは推測できます。

審査に通りやすい要素
  • 年収が高い
  • 勤続年数が長い
  • 持ち家に住んでいる
  • 現在どこからも借り入れしていない

カードローンの借り入れには信用が高いことが重要です。

収入が高く安定している方や家賃やローンの支出がない方などのほうが、信用が高く、返済が遅れるリスクは低いと考えられます。

一方、収入が低くて不安定な職業に就いている方などは、信用が低く、返済が遅れるリスクがあると判断されやすいです。

ポイント

消費者金融の審査では、スコアリングによって、信用力・返済能力を判断されていることをぜひ理解しておきましょう。

大手消費者金融が公表している審査通過率が目安になる

消費者金融の審査基準は公表されていませんが、審査の通りやすさ・審査難易度を確かめるなら、審査通過率(成約率)が参考になります。

審査通過率(成約率)とは?

各消費者金融が定期的に公表している審査通過者の割合をパーセンテージで示したものです。

大手消費者金融の審査通過率については、以下のデータを参考にしてみてください。

カードローン通過率参考データ年月
アコムのロゴ
アコム
44.1%2023年10月
アイフルのロゴ
アイフル
38.8%2023年10月
プロミスのロゴ
プロミス
34.7%2023年10月

出典:アコム公式 マンスリーレポート
SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標
アイフル公式 アイフル月次推移

アコムは「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いため審査通過率が高いようです。

カードローン審査に落ちた履歴は6カ月間残り、以後の審査に影響するため、今すぐお金が必要な方は審査通過率をしっかりと確認しましょう。

消費者金融の審査にある在籍確認は土日に実施してもらえる

消費者金融のなかでも特に大手消費者金融は、土日も審査対応を行っているため、土日でも即日融資を受けることもできます。

土日中に消費者金融に申し込んで借り入れしたいけど、土日は会社が休み…

と困ったときは、電話連絡による在籍確認がないカードローンを検討すると良いでしょう。

在籍確認を書類提出へ変更することで土日に借り入れできる

土日に借り入れしたい方で、土日中に在籍確認を取ることが難しい方は、以下の方法を実践しましょう。

土日にお金を借りる方法
  • 電話での在籍確認を行っていない消費者金融に申し込む
  • 在籍確認を書類提出などの方法に代替可能な消費者金融に申し込む

近年では、電話での在籍確認を実施しない消費者金融も増えているため、土日であっても書類提出による在籍確認をすることでお金を借りることができます。

在籍確認は消費者金融の審査において必須のため、実質的には、在籍確認は提出書類をチェックすることで行っていると考えられます。

大手消費者金融の在籍確認の対応状況をチェックしてみましょう。

会社名在籍確認の対応状況
アイフル原則として実施なし
プロミス原則として実施なし
アコム原則として実施なし
SMBCモビット原則として実施なし
(Web完結申込のみ)
レイク難しい場合は書類提出での確認に相談可能

「原則として在籍確認を実施しない」と公表しているのは、アイフル・プロミス・アコム・SMBCモビット(WEB完結のみ)です。

レイクの在籍確認は、対応がどうしても難しい方のみ、書類提出での確認に相談可能としています。

土日中に在籍確認を済ませて借り入れしたい方は、上記を参考に、申し込みやすい消費者金融を見つけてみましょう。

ただし以下の点には、あらかじめ注意しておく必要があります。

在籍確認なしの消費者金融の注意点
  • あくまで「原則として」のため、確認が必要になる場合もある
  • 書類提出の場合は収入証明書などの書類が必要

人によって収入や職業、年齢や家族構成などの属性は異なるため、場合によっては電話での在籍確認も必要になるということです。

ポイント

特に個人事業主や自営業の方などは一般会社員と比べると信用力が低い傾向にあるため、在籍確認が必要になる場合があります。

収入証明書が必要になるときは、すぐに用意できない書類も多いため、事前に準備したうえで申し込むことをおすすめします。

在籍確認があるタイミングは本審査

消費者金融の在籍確認が実施されるタイミングは、原則として本審査のタイミングが多いです。

消費者金融の審査は、一般的に以下のような流れで進みます。

消費者金融カードローンがおすすめの理由
  1. 申し込み
  2. 仮審査(システムでのスコアリング審査)
  3. 本審査(人力での詳細確認)
  4. 契約

審査は通常2段階で行われ、仮審査に通過すると、本審査が始まる流れです。

スコアリング審査についておさらい

年齢や家族構成、年収、勤続年数などさまざまな要素で、それぞれの返済能力を数値化することです。

スコアリング審査はシステムによってほぼオートで行われるため、在籍確認は実施されません。

また、在籍確認の際には事前に「お勤め先にお電話させていただきます」と連絡があることが多いです。

そのため、仮審査を通過すれば、まず電話などで連絡があり、在籍確認へと移っていく流れになるでしょう。

ポイント

在籍確認の時間については、例えば16時~18時といったように、ある程度幅を持たせた時間帯指定は相談可能な場合が多いです。

在籍確認NGで審査に落ちないためには、時間帯指定の相談も積極的に考えておきましょう。

消費者金融の審査には「本人確認書類」の提出が求められる

消費者金融の審査では、本人確認書類の提出が必要になります。

本人確認書類が必要な理由
  • 犯罪・不正利用を防ぐため
  • 年齢確認のため

カードローンは多額のお金が絡む商品のため、犯罪に利用されるケースは決して珍しくありません。

本人確認書類の提出は必須となっており、身元がはっきりしている方にしか、貸し付けは行われないようになっています。

また、消費者金融カードローンの申し込みには、年齢制限があります(アイフルであれば、20歳~69歳)。

申込条件の年齢を満たすかどうかの確認も兼ねているため、本人確認書類の提出は必須なのです。

カードローンの審査で有効な本人確認書類の例
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

有効な本人確認書類は消費者金融によって異なるため、詳細は各社の申込要項をよく確認しましょう。

借入金額によっては収入証明書の提出が求められる

消費者金融の審査は、収入証明書の提出が求められる場合もあります。

ただ、申込者全員ではないため、収入証明書が必要になるケースは事前に確認しておきましょう。

消費者金融で収入証明書が必要になるケース
  • 利用限度額が50万円を超える
  • ほかの貸金業者からの借り入れも含めた総額が100万円を超える
  • 審査において提出が必要と判断された

50万円よりも多くの額の融資を希望する方は、収入証明書の提出は必須になります。

また、すでにほかの貸金業者から借り入れがあり、新規での申込金額と現在の借入額の合計が100万円を超える方も同様です。

ポイント

近年は電話での在籍確認を書類提出での在籍確認に変更している会社も多いため、その場合でも収入証明書は必須となります。

アイフルを例に、有効な収入証明書の種類をチェックしてみましょう。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 確定申告書
  • 住民税決定通知書・納税通知書
  • 所得(課税)証明書
  • 年金証書・年金通知書

アイフルで収入証明書を提出するときは、上記のいずれかの書類が必要になります。

それぞれの書類の注意点や入手方法などは以下を参考にしてください。

書類注意点など
源泉徴収票前年分(=直近のもの)が必要で、毎年12月~1月に交付されます。
紛失した場合は、勤務先の経理部・総務部などへ相談しましょう。
給与明細書直近2か月分が必要です。
勤務先の名前が記載されている必要があります。
確定申告書毎年2月~3月の時期に、納税の申告を行った証明の書類です。
前年分(=直近のもの)が必要になります。
税務署の収受印があることが必須条件です。
住民税決定通知書
納税通知書
住民税決定通知書は毎年6月頃に、納税通知書は4月~7月に、自治体から交付されます。
当年度分が必要です。
所得(課税)証明書自治体の役場で発行手続きが可能で、当年度分が必要です。
年金証書
年金通知書
日本年金機構にて毎年6月頃に交付される書類で、当年度分が必要です。

本人確認書類も収入証明書も、Web(アプリ)経由で提出する場合は、カメラでの撮影が必要になります。

審査落ちを防ぐためには、提出にあたって以下の点を必ずチェックするようにしましょう。

  • 鮮明に写っているか
  • 見切れている箇所はないか
  • 必要のない個人情報が写っていないか

きれいに写っていないと確認が取れないため、スムーズに審査を通過することはできなくなります。

ポイント

各種書類の写真写りが悪いときは再提出について連絡が来ますが、場合によっては写りが悪いだけで書類不備として審査に落ちることもゼロではありません。

消費者金融の審査で書類を提出するときは、しっかりときれいに撮影するようにしましょう。

また、マイナンバーカードにおける個人番号(マイナンバー)などは、よりデリケートな個人情報にあたります。

一般的には写りこまないように提出する必要があるため、提出の際には注意しましょう。

審査通過率を公表しているおすすめ消費者金融を比較

消費者金融の審査に通過するには、審査通過率をチェックした上で申し込むことがおすすめです。

審査基準は非公開ですが、審査の通りやすさを重視して消費者金融に申し込むなら、各社が公表している審査通過率は非常に参考になります。

審査通過率を公表している消費者金融は以下の通りです。

カードローン通過率参考データ年月
アコムのロゴ
アコム
44.1%2023年10月
アイフルのロゴ
アイフル
38.8%2023年10月
プロミスのロゴ
プロミス
34.7%2023年10月

いずれの消費者金融も会社として高い知名度を誇り、無利息期間を実施しているカードローンです。

それぞれの消費者金融の特徴やおすすめポイントなどを理解した上で、自身に合った会社を見極めてみてください。

融資の速さを重視する方はアイフル

アイフルの店舗

アイフルはスムーズな審査・融資を重視する方におすすめの消費者金融カードローンです。

アイフルのおすすめポイント
  • 最短20分で融資可能
  • 電話での在籍確認なし&カードレスで利用可能なため周囲にバレにくい
  • 多くの方に支持されている実績あり

※申込状況によっては希望に添いかねます

アイフルでは最短20分で融資が可能なため、急いでいる方にはぴったりのカードローンです。

もともと審査の対応はスピーディーですが、Web申し込み後に電話で相談すれば、優先的に審査を行ってもらえる場合があります。

アイフルのお急ぎ対応の流れは以下のとおりです。

  1. Web申し込み
  2. 申込完了メール到着
  3. フリーダイヤルへ優先審査の相談
  4. 審査結果の連絡
  5. 契約&借り入れ

Web申し込みを済ませたら、まずは申込完了メールの到着を確認しましょう。

その後はフリーダイヤルへ申込完了メールが届いた旨を伝えれば、優先的に審査を行ってもらえます。

※ただし時間帯や混雑状況により、優先審査ができない場合もあるためご注意ください。

〇〇費の入金締切が今日なので、すぐに借り入れできないと間に合わない…

と困っているときは、アイフルへの申し込みを積極的に検討してみましょう。

また、アイフルの在籍確認は、勤務先への電話連絡を実施していないので、バレにくさの面でもメリットの多いカードローンです。

アイフルがバレにくい理由
  • 原則として電話による在籍確認は実施なし
  • カードレスで利用可能
  • 郵送物なしの設定も可能

アイフルは原則として在籍確認もなく、カードレスでの契約も可能なため、ローンカードの受け取りは不要です。

カードレスとは?

ローンカードを発行しないカードローンの契約形態の一つです。カードレスの場合、借り入れ・返済は主にアプリで行います。

またアイフルは、価格.comのカードローンカテゴリにおいて、2021年下半期の人気ランキングで1位を獲得した実績があるのが特徴です。

知名度も十分なため、多くの方に支持されていることがわかるでしょう。

初めて消費者金融を利用する方でも、安心して借り入れできる点が魅力です。

会社名アイフル株式会社
金利年3.0%~年18.0%
借入可能額1万円〜800万円
融資対象者20歳~69歳の安定した収入のある方
審査スピード最短20分※申込状況によっては希望に添いかねます
融資スピード最短20分※申込状況によっては希望に添いかねます
無利息期間契約日翌日から30日間
アイフル

\ 最短20分融資は業界トップクラス /

>> アイフル公式サイト <<

少しでも低金利で借り入れしたい方はプロミス

プロミスの店舗

プロミスは、少しでも低金利で借り入れしたい方におすすめの消費者金融カードローンです。

プロミスのおすすめポイント
  • 上限の金利が年17.8%のため利息負担を減らせる
  • 電話による在籍確認は原則としてなし
  • 創立60年の歴史と実績あり

プロミスは、ほかの大手消費者金融と比べると、上限の金利が少し低く設定されている点が大きな特徴になります。

会社名金利
プロミス年4.5%~年17.8%
アイフル年3.0%~年18.0%
アコム年3.0%~年18.0%

一般的にカードローンは、初回や少額での契約の際には、いずれの会社でも上限の金利が設定されることが多いです。

ポイント

プロミスを選べば、ほかの消費者金融よりも利息の負担を抑えられる可能性が高いです。

長く借り入れすることになりそうだから、金利は少しでも低いところが良い

と考えている方にとっては、プロミスは積極的に選ぶべき消費者金融と言えるでしょう。

またプロミスでは、電話での在籍確認は原則的に実施されないため、在籍確認を回避したい方にもおすすめ度は高いです。

プロミスは創立60年を迎える歴史の長い消費者金融でもあるため、安心して借り入れができるでしょう。

会社名SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
金利年4.5%~年17.8%
借入可能額1万円〜500万円
融資対象者18歳~74歳の安定した収入のある方
審査スピード最短20分
融資スピード最短20分
無利息期間借入日翌日から30日間
プロミス

\ 最短20分で借入可能! /

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初めての方で申し込みやすさを重視するならアコム

アコムの実店舗

申し込みやすさを重視してカードローンを選びたい方には、アコムがおすすめです。

アコムのおすすめポイント
  • 初めての方にもおすすめのカードローンとして人気
  • 全国各地にある自動契約機での契約も可能

アコムは、カードローンのランキングにおいて、以下の3部門で1位を獲得しています。

  1. 即日欲しい人向けと思う
  2. 契約・手続きが簡単と思う
  3. はじめてでも安心感があると思う

また、アコムのカードローンは初めて契約する方は、30日間無利息で利用できます。

手続きはWebや電話などさまざまな方法がありますが、アコムでは全国各地に設置されている自動契約機(むじんくん)の利用も可能です。

アコムの自動契約機のメリット
  • 全国各地にあるため利用しやすい
  • 案内に従って契約できるため初めての方でもわかりやすい
  • ローンカードが必要な方はすぐにカードの受け取りが可能
会社名アコム株式会社
金利年3.0%~年18.0%
借入可能額1万円〜800万円
融資対象者20歳以上の安定した収入のある方
審査スピード最短20分※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
融資スピード最短20分※お申し込み時間や審査によりご希望に​沿えない場合がございます。
無利息期間契約日翌日から30日間
アコムのバナー

\ アコムなら最短20分で借入 /

>> アコム公式サイト <<

まとめ

消費者金融の審査基準は非公開のため、まずは審査について十分な知識をつけることが重要になります。

  • スコアリング審査
  • 返済能力
  • 信用情報
  • 総量規制
  • ブラックリスト

主に上記の点には十分に理解を深めたうえで、消費者金融カードローンに申し込むようにしましょう。

ポイント

審査基準はわからなくても、審査について重要なポイントを理解していれば、消費者金融の審査の通りやすさは上がるはずです。

また審査に通りやすいカードローンに申し込むなら、各社の審査通過率(成約率)を参考にするのも重要になります。

消費者金融における審査の基礎知識やおすすめの消費者金融をチェックして、トラブルなく審査通過を目指しましょう。

この記事のまとめ
  • 消費者金融の審査基準は非公開
  • 審査に通りやすい消費者金融はない
  • 消費者金融の審査落ちの要因には返済能力や信用情報などが関係している
  • 審査通過率を公表しているおすすめの消費者金融をチェックして申し込もう
この記事の監修者

宮野茉莉子

1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士証券外務員一種中学高校社会科教員免許