「住宅ローンのおすすめはどれだろう?」
「住宅ローンの仕組みが複雑でわかりにくい…」
このように考える方は多いのではないでしょうか。
家の購入は多くの人にとって人生最大の買い物。
その一大イベントと密接に関わる住宅ローンは、しっかり比較したうえで利用したいですよね。
しかし住宅ローンについてネットで調べると膨大な情報が出てくるため、比較するのは容易ではありません。
本記事ではおすすめの住宅ローンについて種類別に比較紹介します。
住宅ローンの選び方や利用の流れまで解説しているので、この記事で住宅ローンを借りるうえで必要な情報を網羅することが可能。
10分ほどで読める内容となっているので「憧れのマイホームをお得に手に入れたい!」という方はぜひご覧ください。
- 変動金利の住宅ローンはauじぶん銀行がおすすめ!
- 住宅ローンは金利タイプや返済方式から選ぼう!
- 住宅ローンの審査は事前審査の方が重要
- 必要書類は金融機関によって違うので確認が必要
- 住宅ローンのシミュレーションは必ず行うべき!
目次
おすすめ住宅ローン比較ランキング
※以下の表は横にスクロールできます。
銀行名 | auじぶん銀行 | PayPay銀行 | 三菱UFJ銀行 | ARUHI | 十六銀行 | 三井住友銀行 | ソニー銀行 | 楽天銀行 | 三井住友信託銀行 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プラン名 | 全期間引き下げプラン | 全期間引き下げ型 | 変動(毎月型) | スーパーフラット9S(15~30年)Aタイプ | 超長期固定金利(11~35年) | 超長期固定金利型プラン | 固定セレクト(固定10年) | 変動金利(固定特約付き)10年 | 固定金利コース10年(融資手数料型) |
金利タイプ | 変動 | 変動 | 変動 | 全期間固定 | 全期間固定 | 全期間固定 | 当初固定 | 当初固定 | 当初固定 |
金利/年 | 0.389% | 0.380% | 0.475% | 0.850% | 1.240% | 1.57% | 0.80% | 1.024% | 0.67% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% | 借入額×2.20% | 借入額×2.20% | 借入額×2.20% | 55,000円 | 借入額×2.20% | 借入額×2.20% | 330,000円 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
固定年数 | なし | なし | なし | 21~35年 | 11~35年 | 20~35年 | 10年 | 10年 | 10年 |
公式サイト | auじぶん銀行 | PayPay銀行 | 三菱UFJ銀行 | ARUHI | 十六銀行 | 三井住友銀行 | ソニー銀行 | 楽天銀行 | 三井住友信託銀行 |
おすすめ住宅ローン比較ランキングTOP5【人気】
ここでは、金利タイプを問わず人気のおすすめ住宅ローンをランキング形式で紹介します。
おすすめ住宅ローンランキングは以下の通りです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
auじぶん銀行【全期間引下げプラン】

出典:auじぶん銀行
人気住宅ローン1位はauじぶん銀行の全期間引下げプランです。
以下が全期間引下げプランの特徴になります。
- どこよりも手厚い団信保障!
- ネット銀行だからこその金利の低さ!
- 割引制度を使えば金利が0.1%も引き下げ!
- 契約までの手続きが自宅で完結!
- 借入に必要な諸経費のほとんどが0円!
auじぶん銀行の全期間引き下げプランでは、がん診断保障と全疾病保障がセット。
金利上乗せなしで手厚い保障が利用できます。
また、顧客満足度No.1の評価を受ける0.389%という低金利も魅力です。
合わせてau回線とじぶんでんきを契約すれば「au金利優遇割」が利用でき、さらに金利を0.1%も下げることが可能!
ネット銀行ならではの、申込みから契約までの手続きを自宅で行えるという手軽さも人気の理由です。
住宅ローン借入に必要な保証料や収入印紙代などの経費も0円。
手軽さや金利の低さから人気のため「できるだけお得な住宅ローンを使いたい!」という方におすすめです。
以下がauじぶん銀行「全期間引下げプラン」の基本情報です。
銀行名 | auじぶん銀行 |
---|---|
プラン名 | 全期間引下げプラン |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.389% |
取扱手数料 | 借入額×2.2% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
URL | auじぶん銀行公式サイト |
住信SBIネット銀行【変動金利通期引き下げプラン】

出典:住信SBIネット銀行
人気住宅ローン2位は住信SBIネット銀行の変動金利通期引き下げプランです。
以下が住信SBIネット銀行の変動金利通期引き下げプランの特徴になります。
- 金利を抑えることが可能!
- 金利引き下げプランの利用で金利が最大年0.03%引下げ!
- すべての病気やケガに対する充実した保障!
- 保証料や繰上返済の手数料は0円!
- 申し込みは自宅で完結可能!
住信SBIネット銀行は金利の低さが大きなメリットです。
変動金利通期引き下げプランでは、年0.398%という基準金利から年-2.377%引き下げた金利が特徴となっています。
「金利引下げプラン」として設定されている三井住友信託銀行での取引を申し込むと、金利が0.01〜0.03%引下げになります。
※上記の0.398%の金利は、ネット専用住宅ローンお客様向け「金利引き下げプラン」による最大引き下げ後の金利です。
団信の保障内容も充実しており、がんや脳卒中、糖尿病といった主要な疾病をカバー。
万が一の事態にも手厚い保障を受けることができます。
手続きも容易でコストも抑えられるため「住宅ローンを利用したいけど余計な時間や費用はかけたくない」という方におすすめ。
以下が住信SBIネット銀行「変動金利通期引き下げプラン」の基本情報です。
銀行名 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|
プラン名 | 変動金利通期引下げプラン |
金利タイプ | 変動金利 |
金利 | 0.398%※借り換え・ネット専用住宅ローンのお客さま向け金利引き下げプランによる最大引き下げ後の金利 |
一部繰上返済の手数料 | 1円から返済可能・手数料は何度でも無料。 |
団信生命保険 | あり |
URL | 住信SBIネット銀行公式サイト |
PayPay銀行【全期間引下げ型】

出典:PayPay銀行
人気住宅ローン3位はPayPay銀行の全期間引下げ型です。
以下が全期間引下げ型の特徴になります。
- 業界最低水準の金利!
- 豊富な団信保障プラン!
- 書類の提出はスマホで完結!
- 電話やチャットで手続きサポート!
- 借入額の0.2%を現金でキャッシュバック!
PayPay銀行の住宅ローンは「とにかく安く住宅ローンを利用したい!」という方におすすめです。
なぜなら、PayPay銀行の住宅ローンは金利や手数料の安さが業界トップレベルだから。
PayPay銀行の全期間引下げ型の金利は0.380%で、この数字は業界でも最安の数字です。
同様に借入時の初期手数料も最安水準となっています。
用意されている団信プランも非常に豊富で、あなたに最適な団信を探すことが可能。
書類の提出や申し込みなどの手続きは完全に自宅で完結することができます。
今なら住宅ローン借入金額の0.2%を現金でキャッシュバックするというキャンペーンを実施中。
以下がPayPay銀行「全期間引下げ型」の基本情報です。
銀行名 | PayPay銀行 |
---|---|
プラン名 | 全期間引下げ型 |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.380% |
取扱手数料 | 借入額×2.2% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
URL | PayPay銀行公式サイト |
イオン銀行【当初10年固定特別金利プラン】

出典:イオン銀行
人気住宅ローン4位はイオン銀行の当初10年固定特別金利プランです。
以下が当初10年固定特別金利プランの特徴になります。
- 10年の間0.67%という低い金利で固定!
- 審査が通りやすい!
- 取扱手数料が2種類から選べる!
- 土日や祝日でも住宅ローンの相談が可能!
- イオングループでの買い物に5%のポイントが付与!
イオン銀行の当初10年固定特別金利プランは借入から10年もの間0,67%という低金利で利用することができます。
また「審査が通りやすい!」という声が非常に多い住宅ローンでもあります。
くわえて取扱手数料が2種類から選べるというのも大きな特徴の1つ。
110,000円と確定している「定額型」と、借入額の2.2%の「定率型」から選ぶことができます。
定額型の場合は金利が0.2%引上げになるという点は注意が必要ですが、目的や状況に合わせて手数料も選べるというのは魅力です。
イオン銀行はネット銀行にも関わらず多くのイオンモール内に店舗を持っているため、担当者と顔を合わせての相談も可能。
さらに一般的な銀行と比べ土日も対応可能なので、それぞれの都合に合わせやすいといえます。
イオン銀行の住宅ローンを利用すると、特典としてイオングループでの買い物に5%のポイントが付与されるのも大きなメリット。
「金利の低さと便利さを両立したい!」という方にピッタリの住宅ローンといえます。
以下がイオン銀行「当初10年固定特別金利プラン」の基本情報です。
銀行名 | イオン銀行 |
---|---|
プラン名 | 当初10年固定特別金利プラン |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 0.67% |
取扱手数料 | 110,000円または借入額×2.2% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | イオン銀行公式サイト |
みずほ銀行【全期間重視プラン固定10年(ローン取り扱い手数料型)】

出典:みずほ銀行
人気住宅ローン5位はみずほ銀行の全期間重視プラン固定10年(ローン取り扱い手数料型)です。
以下が全期間重視プラン固定10年の特徴になります。
- メガバンクの中で非常に低水準の金利!
- 病気やケガ、災害などの豊富な団信保障を用意!
- 全国に店舗があり、安心して住宅ローンの相談ができる!
- ライフイベントに寄り添った返済が可能!
- 子育て応援のプランも利用できる!
日本3大メガバンクの1つであるみずほ銀行の住宅ローンは、他メガバンクと比べても低い金利水準で提供されています。
ネット銀行と比べると金利は高くなりますが、メガバンクというだけあり安心感のある住宅ローン利用が可能。
全国各地に店舗を構えているため相談も簡単で、一大イベントである住宅ローン借入に親身に寄り添ってくれると人気です。
また、みずほ銀行は契約者のライフイベントに寄り添った返済プランが好評。
転職や育休など、起こりうる様々なイベントに応じて返済額を増減させることができるため、急な出来事でも安心です。
上記の特徴からみずほ銀行住宅ローンは「柔軟性と安心感のある住宅ローンを使いたい!」という方におすすめ。
以下がみずほ銀行「全期間重視プラン固定10年」の基本情報です。
銀行名 | みずほ銀行 |
---|---|
プラン名 | 全期間重視プラン固定10年(ローン手数料取扱型) |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 0.850% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | みずほ銀行公式サイト |
おすすめ住宅ローン比較ランキングTOP5【変動金利】
つづいて変動金利のおすすめ住宅ローンランキングを紹介します。
おすすめ変動金利住宅ローンランキングは以下の通りです。
1つずつ一緒に見ていきましょう。
三菱UFJ銀行【変動(毎月型)】

出典:三菱UFJ銀行
変動金利住宅ローン1位は三菱UFJ銀行の変動(毎月型)です。
以下が変動(毎月型)の特徴になります。
- 0.475%というメガバンク最低水準の金利!
- 7つの主要疾病に対応した充実の団信!
- 申し込みから本審査まで最短2週間!
- 土日でも住宅ローンに関する相談が可能!
- 民間金融機関住宅ローンの中でNo.1の取り扱い実績!
三菱UFJ銀行は日本3大メガバンクの1つですが、ネット銀行と同様で低金利かつ手軽に住宅ローンを利用できる点が魅力です。
変動金利は年で0.475%という低水準。
また、申込みはネットで完結する上に本審査まで最短2週間というスピード感も備えています。
団信は主要な疾病7つに対応した手厚い保障内容を完備。
平日は忙しいという方のために土日でも住宅ローンの相談会を実施しています。
三菱UFJ銀行は「ネット銀行とメガバンクのいいとこどりな住宅ローンを使いたい!」という方におすすめです。
以下が三菱UFJ銀行「変動(毎月型)」の基本情報です。
銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
---|---|
プラン名 | 変動(毎月型) |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.475% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
URL | 三菱UFJ銀行公式サイト |
新生銀行【変動金利(半年型)】

出典:新生銀行
変動金利住宅ローン2位は新生銀行の変動金利(半年型)です。
以下が変動金利(半年型)の特徴になります。
- 借入額を問わず取扱手数料55,000円という圧倒的な安さ!
- ほとんどの各種コストが無料!
- あらゆる疾病に対応する団信が無料で付帯!
- すべての手続きがリモートで可能!
- 契約した時点の金利が適用!
新生銀行の住宅ローンはとにかく借入時の諸費用の安さが魅力です。
一般的な金融機関の住宅ローンの取扱手数料は借入額×2.20%がほとんど。
そのため借入が3,000万円なら66万円、1億円なら220万円とかなりの金額になります。
しかし新生銀行の取扱手数料は借入額に関わらず一律55,000円と破格。
また、保証料や繰り上げ返済手数料、団信保険料といった諸経費も無料で利用可能です。
申込みから契約までリモートでの手続きが可能という手軽さも魅力。
新生銀行の住宅ローンは「とにかく借入時にかかる経費を抑えたい!」という方におすすめです。



以下が新生銀行「変動金利(半年型)」の基本情報です。
銀行名 | 新生銀行 |
---|---|
プラン名 | 変動金利(半年型) |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.35% ※2022年6月20日から2022年12月16日に申込または契約した方が対象となります。 |
取扱手数料 | 55,000円 |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
公式サイト | 新生銀行公式サイト |
SBIマネープラザ【<変動金利>通期引き下げプラン】


出典:SBIマネープラザ
変動金利住宅ローン5位はSBIマネープラザの<変動金利>通期引き下げプランです。
以下が<変動金利>通期引き下げプランの特徴になります。
- 住信SBIネット銀行の住宅ローンを対面で申し込める!
- 金利は0.390%と非常に低い水準で利用可能!
- 保障内容が最も手厚い「スゴ団信」が無料で付帯!
- 各種の経費はもちろん無料!
- 提携クレジットカードへ加入で最大18,000ポイントもらえる!
SBIマネープラザは、本来ネットでしか受付できない住信SBIネット銀行の住宅ローンを対面で申し込むことができるサービスです。
住信SBIネット銀行の低金利と充実の保障内容を、安心の対面で申し込むことができる点が最大の魅力。
SBIマネープラザではあらゆる病気・ケガ対応の「全疾病保障」と「3大疾病保障」がセットの「スゴ団信」が無料で付帯。
無料でここまで手厚い団信保障がつくのはSBIマネープラザだけです。
また提携するクレジットカードであるミライノカードに新規加入することで18,000ポイントも付与されます。
SBIマネープラザは「おトクさと安心感どちらも妥協したくない!」という方にピッタリの住宅ローンといえます。
以下がSBIマネープラザ「<変動金利>通期引き下げプラン」の基本情報です。
銀行名 | SBIマネープラザ |
---|---|
プラン名 | <変動金利>通期引き下げプラン |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.390% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
公式サイト | SBIマネープラザ公式サイト |
横浜銀行【融資手数料型金利プラン(変動金利型)】


出典:横浜銀行
変動金利住宅ローン3位は横浜銀行の融資手数料型金利プラン(変動金利型)です。
以下が融資手数料型金利プラン(変動金利型)の特徴になります。
- 地方銀行でNo.1の住宅ローン取引実績!
- 給与振込に横浜銀行を利用すれば金利が0.03%引下げ!
- 日曜日でも店舗で住宅ローンの手続きが可能!
- 勤続6か月、年収250万円から審査対象!
- 総合的に欠点のない住宅ローン!
横浜銀行は日本3大地方銀行の1つとして数えられており、神奈川県と東京都の一部でサービスを展開する銀行です。
地方銀行の中で住宅ローンの取引額No.1を誇っており、サービスや対応の充実度に定評があります。
給与振込口座に横浜銀行を利用すれば金利が0.03%引下げとなる「さらにおトクな金利プラン」も用意されています。
神奈川県内に多数の住宅ローン専門相談センターを持っているため、日曜でも申し込みできるという強みも。
正社員として勤続6か月、年収250万円から審査対象となり「属性に不安がある」という方におすすめの住宅ローンといえるでしょう。
以下が横浜銀行「融資手数料型金利プラン(変動金利型)」の基本情報です。
銀行名 | 横浜銀行 |
---|---|
プラン名 | 融資手数料型金利プラン(変動金利型) |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.470% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
URL | 横浜銀行公式サイト |
りそな銀行【全期間型変動金利(融資手数料型)】


出典:りそな銀行
変動金利住宅ローン4位はりそな銀行の全期間型変動金利(融資手数料型)です。
以下が全期間型変動金利(融資手数料型)の特徴になります。
- 店舗を構える大手銀行ながら低金利での利用が可能!
- 健康上の問題で団信加入できない人のため「ワイド団信」も完備!
- 全国各地にローンプラザがあり、相談も柔軟に対応してくれる!
- 収入合算での申し込みも可能!
- マイホームマイバンクプランの利用で10,000ポイントもらえる!
りそな銀行は全国的にサービスを展開する大手金融機関の1つ。
日本各地に店舗を持ちながらも、比較的金利が高いとされる大手銀行の中で0.470%という低金利を実現しています。
健康上の理由で加入ができない方向けの「ワイド団信」も用意されているため保障面も充実しているといえるでしょう。
大手銀行というだけあり全国にローン相談専門店舗であるローンプラザが存在し、気軽に住宅ローンについてプロに相談できます。
りそな銀行では家族と年収を合算した世帯年収でローンを申し込むことができ、借入額の幅も広がりやすいです。
さらにマイホームマイバンクプランと呼ばれるりそな銀行住宅ローン特典を使い所定の条件を満たせば最大10,000ポイントもらうことも可能。
りそな銀行は「ライフプランに寄り添った銀行がいい!」という方におすすめの住宅ローンといえるでしょう。
以下がりそな銀行「全期間型変動金利(融資手数料型)」の基本情報です。
銀行名 | りそな銀行 |
---|---|
プラン名 | 全期間型変動金利(融資手数料型) |
金利タイプ | 変動 |
金利 | 0.470% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | なし |
URL | りそな銀行公式サイト |
おすすめ住宅ローン比較ランキングTOP5【全期間固定金利・フラット35】
つづいて全期間固定金利のおすすめ住宅ローンランキングを紹介します。
おすすめ全期間固定金利住宅ローンランキングは以下の通りです。
1つずつ一緒に見ていきましょう。
ARUHI【スーパーフラット9S(15~35年)Aプラン】


出典:ARUHI
全期間固定金利住宅ローン人気ランキング1位はARUHIのスーパーフラット9S(15〜35年)Aプランです。
以下がスーパーフラット9S(15〜35年)Aプランの特徴になります。
- 0.850%という超低金利を固定で利用することが可能!
- 任意加入の団信は幅広い保障を用意!
- 相場と変わらない手数料で使える!
- 住宅ローンながらセカンドハウスの購入にも使える!
- 全疾病保障と組み合わせて加入すれば最大10万円キャッシュバック!
ARUHIは全期間固定住宅ローンの一種であるフラット35の大手です。
さらに一定率の自己資金を出すことで利用できる「スーパーフラット」は、フラット35よりも低金利で利用できます!
なんと0.850%という低金利が長期にわたって固定で適用。
また、住宅ローンでありながらセカンドハウス(別荘)の購入にも使える点が大きな特徴です。
団信は任意加入ですが、様々な状況に応じて幅広い団信が用意されています。
その中の1つである「全疾病保障」をスーパーフラット9Sと組み合わせれば、最大10万円のキャッシュバックを受けることが可能です。
ARUHIは「とにかく安定して金利が低い住宅ローンがいい!」という方におすすめの住宅ローンといえるでしょう。
以下がARUHI「スーパーフラット9S Aプラン」の基本情報です。
銀行名 | ARUHI |
---|---|
プラン名 | スーパーフラット9S Aプラン |
金利タイプ | 全期間固定 |
金利 | 0.850% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 21~35年 |
URL | ARUHI公式サイト |
十六銀行【超長期固定金利(11~35年)】


出典:十六銀行
全期間固定金利住宅ローン人気ランキング2位は十六銀行の超長期固定金利(11〜35年)です。
以下が超長期固定金利(11〜35年)の特徴になります。
- フラット35よりも低金利の1.240%!
- 手数料は55,000円という低価格!
- 年収100万円から申し込める!
- 住宅ローンとの併用でマイカーローンなども金利引下げ!
- 住宅ローンの相談は土日祝日でも可能!
十六銀行は東海地方を中心に展開している地方銀行です。
十六銀行の超長期固定金利は、金利の低さが魅力のフラット35よりもさらに低い1.240%で利用することが可能。
また取扱手数料も55,000円という超低価格です。
年収100万円から審査対象となり、幅広い属性の人に利用可能となっています。
十六銀行の住宅ローンを利用していれば、マイカーローンや教育ローンなどを利用する際に金利引下げを受けられるというメリットも。
十六銀行は東海地方に在住するすべての方に強くおすすめできる住宅ローンといえます。
以下が十六銀行「超長期固定金利(11~35年)」の基本情報です。
銀行名 | 十六銀行 |
---|---|
プラン名 | 超長期固定金利(11~35年) |
金利タイプ | 全期間固定 |
金利 | 1.240% |
取扱手数料 | 55,000円 |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 11~35年 |
URL | 十六銀行公式サイト |
三井住友銀行【超長期固定金利型プラン】


出典:三井住友銀行
全期間固定金利住宅ローン人気ランキング3位は三井住友銀行の超長期固定金利型プランです。
以下が超長期固定金利型プランの特徴になります。
- 業界トップレベルの保障の充実度!
- メガバンクながらネットでの手続きも可能!
- 全国各地に店舗があるためいつでも相談できる!
- 車や教育用のローンが引下げ金利でお得に利用可能!
- ライフイベントに合わせた様々な特典が受けられる!
三井住友銀行は日本3大メガバンクの1つに数えられる大手金融機関です。
金利が特別低いわけではありませんが、三井住友銀行は保障が他の銀行と比べて圧倒的に充実しています。
保障の手厚さは、保障適用となる疾病がどれくらい幅広いかで決まるのが一般的。
しかし三井住友銀行では、自然災害専用や共働き世帯の夫婦専用など非常に幅広い保障を備えています。
もちろんメガバンクなので店舗も日本中にあり、平日土日問わず住宅ローンの相談をすることができます。
さらに、住宅ローンと合わせてマイカー、教育などの各種ローンを利用する場合は金利引下げという恩恵を受けることも可能です。
また三井住友銀行で住宅ローンを借り入れると、関連企業での引越しやリフォームなどを格安で利用できるという特典も。
三井住友銀行は「1つの銀行でライフプランを設計したい!」という方にピッタリの住宅ローンといえるでしょう。
以下が三井住友銀行「超長期固定金利型プラン」の基本情報です。
銀行名 | 三井住友銀行 |
---|---|
プラン名 | 超長期固定金利型プラン |
金利タイプ | 全期間固定 |
金利 | 1.57% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 20~35年 |
URL | 三井住友銀行公式サイト |
中央労働金庫【全期間固定金利型】


出典:中央労働金庫
全期間固定金利住宅ローン人気ランキング4位は中央労働金庫の全期間固定金利型です。
以下が全期間固定金利型の特徴になります。
- 借入から返済まで固定で安心の低金利!
- 中央労働金庫との取引で金利引き下げ!
- 生協や労働組合の会員だと様々な優遇が受けられる!
- 取扱手数料が最安の11,000円!
- 年収150万円から審査対象になる!
中央労働金庫は通常の銀行と違い、労働組合や生協の会員が共同で組織した福祉金融機関です。
そのため、提供するサービスは通常の金融機関と同一のものとなっています。
全期間固定金利型は1.250%という低金利で利用できるので、返済計画を立てやすく安心感があるというメリットがあります。
また、中央労働金庫を給与受取口座にする、カードローンを利用するなどの条件を満たすとさらに金利引き下げを受けることも可能。
また、生協や労働組合に加入していれば保証料割引など様々な優遇を受けることが可能となります。
加入特典として最大の魅力なのは、ローン取扱手数料の安さでしょう。
通常でも33,000円という安さですが、生協や労働組合に加入していれば手数料はなんと11,000円。
中央労働金庫の住宅ローンは年収150万円から審査対象となるので、年収が足りず他の金融機関に申し込めないという方も安心。
中央労働金庫は「生協や労働組合に加入しておりマイホーム購入を考えている」という方に強くおすすめできる住宅ローンです。
以下が中央労働金庫「全期間固定金利型」の基本情報です。
銀行名 | 中央労働金庫 |
---|---|
プラン名 | 全期間固定金利型 |
金利タイプ | 全期間固定 |
金利 | 1.250% |
取扱手数料 | 11,000円 |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 借入から返済まで |
URL | 中央労働金庫公式サイト |
千葉銀行【全期間固定金利型(21~25年)】


出典:千葉銀行
全期間固定金利住宅ローン人気ランキング5位は千葉銀行の全期間固定金利型(21〜25年)です。
以下が全期間固定金利型(21〜25年)の特徴になります。
- 手厚いがん団信を完全無料で利用可能!
- 取扱手数料44,000円というコスパの高さ!
- 審査から融資まで最短10日というスピード!
- 千葉県内シェアNo.1の安心感!
- 160以上の店舗があり、気軽に相談できる!
千葉銀行はその名の通り、千葉県でサービスを提供する大手地方銀行です。
千葉県内における住宅ローンでシェアNo.1を獲得しており、地元の住民からの強い信頼がうかがえます。
そんな千葉銀行の住宅ローンでは、ほとんどの銀行が金利上乗せとしている「がん団信」を無料で付帯可能。
契約者ががんと診断された時点でローンの残額が0円になるという強力な団信を無料で付帯できるという点は、千葉銀行の大きな魅力です。
また、審査から融資まで最短10日で可能というスピードも強み。
千葉銀行の店舗数は160にも上るため「千葉県内でマイホームの購入を検討している」という方にイチオシの住宅ローンです。
以下が千葉銀行「全期間固定金利型(21~25年)」の基本情報です。
銀行名 | 千葉銀行 |
---|---|
プラン名 | 全期間固定金利型(21~25年) |
金利タイプ | 全期間固定 |
金利 | 1.760% |
取扱手数料 | 44,000円 |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 21~25年 |
URL | 千葉銀行公式サイト |
おすすめ住宅ローン比較ランキングTOP5【当初固定金利】
続いて当初固定金利のおすすめ住宅ローンランキングを紹介します。
おすすめ当初固定金利住宅ローンランキングは以下の通りです。
1つずつ一緒に見ていきましょう。
ソニー銀行【固定セレクト(固定10年)】


出典:ソニー銀行
当初固定金利住宅ローン人気ランキング1位はソニー銀行の固定セレクト(固定10年)です。
以下が固定セレクト(固定10年)の特徴になります。
- 10%以上の自己資金があれば0.80%という超低金利!
- 仮審査の結果が最短60分でわかる!
- 勤続1か月から審査対象という敷居の低さ!
- 保障の手厚いがん団信が無料で付帯!
- 物件購入費以外の諸費用も借入できる!
ソニー銀行はネット銀行で初めて住宅ローンサービスを提供した金融機関です。
ソニー銀行の固定セレクト住宅ローンでは、自己資金が10%以上あれば0.80%という非常に低水準の金利で借入が可能。
また、仮審査の結果が出るまで最短60分という驚きのスピードも魅力です。
審査の対象となるのは正社員としての勤続1か月からという短さで、幅広い層の方が申し込み可能となります。
さらにソニー銀行の住宅ローンでは物件購入費以外の諸費用まで借入できるので、支払い後の手持ちが不安な人も安心。
以上の点からソニー銀行は「面倒な手続きは少なくお得に住宅ローンを使いたい!」という方にピッタリといえるでしょう。
以下がソニー銀行「固定セレクト(固定10年)」の基本情報です。
銀行名 | ソニー銀行 |
---|---|
プラン名 | 固定セレクト(固定10年) |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 0.80% |
取扱手数料 | 借入額×2.2% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | ソニー銀行公式サイト |
楽天銀行【変動金利(固定特約付き)10年】


出典:楽天銀行
当初固定金利住宅ローン人気ランキング2位は楽天銀行の変動金利(固定特約付き)10年です。
以下が変動金利(固定特約付き)10年の特徴になります。
- 全疾病特約付団信が無料付帯!
- 手数料は借入額を問わず一律330,000円!
- 支払い口座を楽天銀行にすれば金利が0.3%引下げ!
- 新規借入で楽天ポイント10,000円分がもらえる!
- 住宅ローンに関する相談が夜22時までできる!
楽天銀行は、通販サイト大手の楽天が運営する日本最大級のネット銀行。
楽天銀行住宅ローンの大きな魅力は「全疾病特約付団信」が無料で付帯すること。
全疾病特約付団信は通常の保障内容に加え、あらゆる病気やケガで1年以上働けない場合ローンが全額返済となる、非常に強力な団信です。
また、手数料が借入額を問わず330,000円一律というのもメリットです。
借入額×2.2%が一般的な住宅ローンの手数料は多くの場合330,000円を上回るため、この手数料は非常にお得。
住宅ローンの相談も、ネット銀行の強みを活かし夜22時までとかなり柔軟に対応してくれます。
以上の点から楽天銀行は「充実した団信保障と手続きの楽さを両立した住宅ローンを使いたい!」という方におすすめです。
以下が楽天銀行「固定セレクト(固定10年)」の基本情報です。
銀行名 | 楽天銀行 |
---|---|
プラン名 | 変動金利(固定特約付き)10年 |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 1.024% |
取扱手数料 | 330,000円 |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | 楽天銀行公式サイト |
福岡銀行【固定金利型10年(融資手数料型)】


出典:福岡銀行
当初固定金利住宅ローン人気ランキング3位は福岡銀行の固定金利型10年(融資手数料型)です。
以下が固定金利型10年(融資手数料型)の特徴になります。
- 充実のがん団信が無料付帯!
- 最長で40年までの返済期間!
- ネットバンキングの利用で繰り上げ返済手数料が無料!
- 福岡銀行の各種特典が利用できる!
- 県内8か所のローンセンターで、土日も住宅ローンの相談可能!
福岡銀行は、福岡県のみならず九州全域に店舗を構える大手地方銀行です。
そんな福岡銀行の住宅ローンでは、契約者ががんと診断された時点のローン残高が0円になるがん保障特約が無料付帯しています。
がん団信が無料付帯する地方銀行は少なく、非常に大きなメリットといえます。
また、一般的に35年がほとんどであるローン返済期間も最長40年まで対応。
福岡銀行のネットバンキングを利用すれば、通常33,000円の繰り上げ返済手数料も無料です。
福岡県内を中心に8店舗あるローンセンターは土日も営業しているため、仕事が忙しい方も安心して相談が可能です。
以上の点から、福岡銀行住宅ローンは「福岡県内で家を買いたい!」という方に最適な住宅ローンといえます。
以下が福岡銀行「固定金利型10年(融資手数料型)」の基本情報です。
銀行名 | 福岡銀行 |
---|---|
プラン名 | 固定金利型10年(融資手数料型) |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 1.20% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | 福岡銀行公式サイト |
三井住友信託銀行【固定金利コース10年(融資手数料型)】


出典:三井住友信託銀行
当初固定金利住宅ローン人気ランキング4位は三井住友信託銀行の固定金利コース10年(融資手数料型)です。
以下が固定金利コース10年(融資手数料型)の特徴になります。
- 10年間0.67%という超低金利で利用できる!
- 固定期間終了後の金利優遇幅も大きい!
- 三井住友信託銀行での所定の取引でさらに最大0.03%金利優遇!
- 出産後1年の間は金利がさらに0.1%引下げ!
- 疾病だけでなく、自然災害などへの保障も充実!
三井住友信託銀行は、三井住友トラスト&ホールディングスが運営する大手信託銀行です。
信託銀行とは、通常の銀行業務に加えて投資信託商品も取り扱う銀行のことです。
名前がほとんど同じ三井住友銀行は三井住友フィナンシャルグループが運営しているため、全く別の銀行となります。
そんな三井住友信託銀行の住宅ローンは、とにかく金利面でのメリットが大きいといえます。
まず、信託銀行ながら当初10年固定の金利はなんと0.67%。
低水準の金利が強みであるネット銀行にも引けを取らない数字です。
当初の10年が終了したあとも最大で1.45%の金利優遇を受けることが可能。
また、三井住友信託銀行での投資信託利用やカード発行で最大0.03%金利引下げとなります。
さらに、出産から1年間の金利0.1%優遇、出産後に使える育児向けクーポンなどのサービスも用意。
以上の点から、三井住友信託銀行住宅ローンは「低金利で将来設計に寄り添ってくれる住宅ローンを使いたい」という方におすすめです。
以下が三井住友信託銀行「固定金利コース10年(融資手数料型)」の基本情報です。
銀行名 | 三井住友信託銀行 |
---|---|
プラン名 | 固定金利コース10年(融資手数料型) |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 0.67% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | 三井住友信託銀行公式サイト |
関西みらい銀行【固定10年(融資手数料型)】


出典:関西みらい銀行
当初固定金利住宅ローン人気ランキング5位は関西みらい銀行の固定10年(融資手数料型)です。
以下が固定10年(融資手数料型)の特徴になります。
- 住宅ローンの相談が土日祝日でも可能!
- 生活習慣病から自然災害までの各種保障を用意!
- スマートフォンアプリでローン管理が可能!
- マイカーやリフォームなどのローンで金利優遇!
- 関西みらい銀行クラブで各種特典を受けられる!
関西みらい銀行は、その名の通り関西を中心にサービスを展開する大手地方銀行です。
地域に根差した運営で、関西地域の方から絶大な支持を受けています。
そんな関西みらい銀行の住宅ローンは、店舗での相談が土日祝日でも可能。
店舗で安心して住宅ローンについて相談できるのは、地域密着型の地方銀行ならではといえます。
また、通常の団信にくわえて生活習慣病や自然災害まで幅広い保障が用意されています。
住宅ローン利用者はマイカーやリフォームなどその他のローン金利を最大0.5%優遇。
さらに、ローン残高の管理がスマートフォンのアプリで可能です。
以上の点から、関西みらい銀行は「関西を生活拠点としている」という方に強くおすすめできる住宅ローンといえます。
以下が関西みらい銀行「固定10年(融資手数料型)」の基本情報です。
銀行名 | 関西みらい銀行 |
---|---|
プラン名 | 固定10年(融資手数料型) |
金利タイプ | 当初固定 |
金利 | 0.920% |
取扱手数料 | 借入額×2.20% |
団信生命保険 | あり |
固定年数 | 10年 |
URL | 関西みらい銀行公式サイト |
おすすめ住宅ローンの基礎知識
ここでは住宅ローンを利用するにあたって必ず知っておきたい基礎知識をご紹介します。
これらの基礎知識は住宅ローンを選ぶ上で重要な知識になりますので、わかりやすく解説していきます。
住宅ローンを利用するにあたっての基礎知識は以下の通りです。
1つずつ解説していきます。
住宅ローンとは?
そもそも住宅ローンとは「自分や家族が住むための物件購入専用ローン」のことを指します。
そのため、投資用物件やセカンドハウス(別荘)の購入には利用できません。
住宅ローンは借入れ金額が大きいため、一般的なローンに比べて低金利・長期返済が特徴。
金額が大きく返済期間が長いことから、審査では収入の安定性が重要視されます。
団体信用生命保険(団信)とは?
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンを借りる際は必ず加入する保険のこと。
返済が数十年単位となることに伴い、契約者の身に病気やケガがあった際にローンが一部〜全額免除される仕組みになっています。
借入額の金利を上乗せすることで保障内容がより手厚い団信へ加入することが可能です。
団信の加入は基本的に義務付けられていますが、フラット35などの一部のプランでは任意加入の場合もあります。
住宅ローンおすすめの選び方3選
「住宅ローンは何を基準に選べばいいの?」
「住宅ローン選びで見るべきところがわからない…」
という方のために、ここでは数多くの住宅ローンから自分に最適なプランを選ぶためのポイントを3つ紹介します。
住宅ローンの選び方は以下の通りです。
それでは一緒に見ていきましょう。
団信で選ぶ
住宅ローンは団信で選ぶことをおすすめします。
なぜなら、長期の借入期間中に契約者に万が一の事態が起こったときの心強い助けになるからです。
住宅ローンを借りる際に原則として加入することになる団信には、非常に多くの種類が存在。
「がんの診断を受けた時点でローンの半分が返済」となるものや「全疾病において180日以上の入院となる場合に全額返済」となるものなど様々です。
気を付けなければならないのは、団信は一度加入したら途中で変更することができないという点。
住宅ローンを選ぶときは、付帯する団信を吟味して選ぶようにしましょう。
返済方式で選ぶ
住宅ローンは返済方式で選ぶことをおすすめします。
なぜなら、どちらの返済方式を選ぶかによって総合的な返済プランが大きく変わるからです。
住宅ローンの返済方式は以下の2種類に分かれています。
- 元利均等返済
- 元金均等返済
「元利均等返済」は毎月の返済額(元金+金利)が一定になる方式。
毎月定額の返済となるので、将来的な返済プランが非常に立てやすくなるというメリットがあります。
一方で、元金均等返済よりも総合的な返済額が多いという点がデメリットです。
「元金均等返済」は毎月の返済額がだんだん減っていくという方式です。
元金の返済が元利均等返済よりも早いため、総返済額が少ないというメリットがあります。
しかし返済当初がもっとも返済額が大きいというデメリットも抱えています。
どちらの返済方式にもメリット・デメリットがあるため、自分に適した方式で返済できる住宅ローンを選ぶようにしましょう。
金利タイプで選ぶ
住宅ローンは金利タイプで選ぶことをおすすめします。
なぜなら、選ぶ金利タイプによって総返済額が左右されるからです。
住宅ローンの金利は、金融市場の動向により細かく変動していきます。
それに伴って借入額に発生する金利の額も変化するのです。
住宅ローンの金利タイプは以下の3種類です。
- 変動金利
- 全期間固定金利
- 当初固定金利
「変動金利」は半年ごとに借入額の金利が変化する金利タイプ。
金利水準が下がったときには借入総額が減少するという恩恵を受けることができます。
「全期間固定金利」は借入当時の金利が返済終了まで続く金利タイプです。
借入時点で総額が確定し、金利水準が上昇しても借入総額に影響を受けません。
「当初固定金利」は事前に選んだ一定期間は借入時の金利が続き、残りの期間は上記2種類から金利を選べるという金利タイプ。
金利タイプによって特徴が異なりますので、自分の希望する返済スタイルで金利タイプを決め、それに合った住宅ローンを選ぶようにしましょう。
住宅ローン3つの金利タイプそれぞれのメリット・デメリット
ここまでで、住宅ローンには3種類の金利タイプがあるということがわかったかと思います。
しかし、いざ実際に住宅ローンを選ぶ際に「どの金利を選べばいいかわからない」という方もいることでしょう。
そこで、ここでは住宅ローンの金利タイプ3種類のメリット・デメリットを解説していきます。
以下が各金利タイプのメリット・デメリットです。
また、こちらは各金利タイプのメリット・デメリットの比較一覧表となります。
金利タイプ | 変動金利 | 全期間固定金利 | 当初固定金利 |
---|---|---|---|
メリット | ・将来的に金利が低下すれば総返済額が減少する ・金利が低い | ・将来的な金利上昇の影響を受けない ・借入時に総返済額が確定するので、返済プランが立てやすい | ・比較的高い固定金利を低金利で使える ・返済計画を立てやすい |
デメリット | ・金利が上がったときには総返済額が増加する ・返済計画が立てにくい | ・金利が下がっても総返済額は変わらない ・金利が高い | ・将来的に金利上昇のリスクがある ・固定期間が終わると金利が上がる |
それでは1つずつ詳しくご紹介していきます。
変動金利のメリット・デメリット
金融市場の動向によって金利が変化する「変動金利」には、以下のようなメリットがあります。
- 将来的な金利低下の恩恵を受けられる
- 金利が低い
変動金利は金利が変化するため、将来の金融市場次第で自身が利用する住宅ローンの金利も下がるというメリットがあります。
また、借入当初時点の金利が非常に低く設定されていることもメリット。
特にネット銀行では変動金利の当初金利がとても低いです。
つづいてデメリットは以下の2点です。
- 返済プランが立てにくい
- 金利が上がると返済額も増加する
金利が変わるということは、借入時点では将来的な返済総額がわからないということ。
そのため、完済から逆算しての返済計画を立てることが難しいというデメリットがあります。
また、当然将来的に金利が上昇すれば残高に伴う金利も増加し、返済額が増加します。
これらの特徴から、変動金利は「借入額が少なく、繰り上げ返済を考える人」におすすめといえます。
全期間固定金利のメリット・デメリット
借入から完済まで金利が変わらない「全期間固定金利」には、以下のようなメリットがあります。
- 将来的な金利上昇の影響を受けない
- 返済プランを立てやすい
全期間固定金利では金利の変動がないため、将来的に適用金利が大きく上昇してもその影響を受けないというメリットがあります。
また、借入の時点で返済総額がわかるため、返済プランが非常に立てやすいというメリットもあります。
デメリットは以下の2点です。
- 金利が下がっても返済総額は変わらない
- 金利が高い
全期間固定金利は金利の変化がないため、当然将来的に金利が下がってもその恩恵を受けることはできません。
また、全期間金利が変わらないことから設定されている金利が比較的高いという点もデメリットです。
これらの特徴から、全期間固定金利は「堅実なローン返済をしていきたい方」に強くおすすめできます。
当初固定金利のメリット・デメリット
一定期間は金利が固定され、それ以降は変動か固定を選べる「当初固定金利」には、以下のようなメリットがあります。
- 比較的高い固定金利を低金利で使える
- 返済計画を立てやすい
当初固定金利は借入から一定期間は低金利を固定で返済できる金利タイプです。
金利が割高な全期間固定に比べ、当初固定なら一定期間低金利で借入が可能というメリットがあります。
また、金利が固定される期間は自分で選ぶことができるため、繰り上げ返済を考える場合などは返済計画が立てやすいという側面も。
デメリットは以下の2点です。
- 将来的に金利上昇のリスクがある
- 固定期間が終わると金利が上がる
最初に決めた固定期間が終わればその後は変動か固定かを選ぶことになります。
しかし、どちらを選ぶにしても選択時点での基準金利が適用されるため、将来的な金利上昇リスクというデメリットが。
また、当初の固定期間が終了すれば基準金利からの優遇幅が下がり、変動と固定どちらでも金利が上がります。
これらの特徴から、当初固定金利は「繰り上げ返済を考えており、かつ堅実な返済をしたい人」におすすめです。
住宅ローンの審査
ここまで、住宅ローンについての前提知識を解説してきました。
ここからは住宅ローンを実際に借りるうえで必要になる知識について紹介します。
まずは住宅ローンを借りるうえで避けては通れない、審査について解説していきます。
住宅ローン審査の種類は以下の通りです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
事前審査
まず1つ目は事前審査です。
仮審査とも呼ばれています。
この審査は、住宅ローンに申し込む人の信用情報や返済能力についてを借入実行前に事前確認するためのものです。
物件の購入前に行うため、事前審査を通して可能な借入額を確認できたり、購入する物件の見直しの機会ともなります。
そんな事前審査では、主に以下の情報を見られます。
- 借入・完済時年齢
- 収入
- 物件の担保評価
住宅ローン借入の可否もわかるため、事前審査は非常に重要です。
そのため、事前審査では主に「申込者が安定して返済できそうか」「返済してくれるという信用はあるか」という点が見られます。
事前審査で問題なく希望額借入できるとなれば、次はいよいよ本審査です。
本審査
本審査は実のところ、そこまで厳しく見られるわけではありません。
なぜなら、本審査とは事前に審査した内容に相違ないかという再確認の意味合いが大きいからです。
本審査は住宅ローンを正式に申し込んだあとに行われる審査のため、通常は事前審査が通っていれば通ります。
しかし、まれに本審査で否決されるというケースも存在します。
事前審査時に提出した収入が大幅に減少する、情報に虚偽がある、事前審査後に新たに借入をする、などのケースです。
また、本審査では契約者の健康状態も見られます。
住宅ローン借入時には団体信用生命保険への加入が必須のためです。
これらの審査項目で問題なく通過できれば、晴れて融資が実行されるということになります。
住宅ローン申し込みに必要な書類
それでは、住宅ローンに申し込むにはどんな書類が必要なのでしょうか?
ここでは住宅ローンの申し込みや審査時に必要となる書類をいくつかご紹介します。
住宅ローン申し込みに必要な書類は以下の通りです。
1つずつ詳しく解説していきます。
各種申込書
まず必要になるのが、各種の申込書類です。
具体的には、住宅ローン申込書類、団体信用生命保険への申込書類、個人情報取扱同意の申込書類などが必要です。
これがなければ事前審査すら受けることができませんので、準備を怠らないようにしましょう。
本人確認書類
つづいて本人確認書類です。
これは主に申込時と審査時に必要になります。
どのような書類が本人確認書類となるかは金融機関によって若干異なりますが、一般的には以下の書類になります。
- 印鑑証明書
- 住民票
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証
これらの本人確認書類のうち複数が申し込み時と審査時に必要になります。
また、住民票や印鑑証明書に関しては住宅ローンに申込む3か月前までに取得する必要があるので気を付けましょう。
収入確認書類
つづいては収入確認書類です。
収入確認書類は申込者がローンを安定的に返済できるかどうか判断するために必要な書類です。
正社員の方は源泉徴収票や課税証明書、個人事業主の方は納税証明書や確定申告書が必要になります。
会社役員の方、正社員でも確定申告を自分で行う方は必要な書類が異なるので、申し込み時に金融機関に確認しましょう。
物件に関する書類
最後に物件に関する書類です。
これは審査時に必要になります。
検討する物件に必要な借入額の確認や担保評価のために審査に必要です。
物件に関する書類は具体的には以下のようなものになります。
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 住宅地図
- 公図
- 建物平面図
上記以外にも金融機関によって必要になる書類は異なるので、利用する金融機関に必ず確認することをおすすめします。
また、全ての書類に共通して不備や不足があると申込みできないおそれもあるので、必要書類が揃っているかどうかは事前に確認しましょう。
住宅ローン申し込みの流れ
ここからは実際に住宅ローンに申し込むときの流れについて解説します。
あくまでも一般的な借入までの流れであり、金融機関によっては流れが異なることがあるため注意が必要です。
住宅ローン申し込みの流れは以下の通りです。
相談
マイホームを購入したいと思った場合、まずは住宅ローンを取り扱う金融機関に相談する必要があります。
住宅ローンについての疑問は契約者の状況によってそれぞれです。
そのため、わからないことは金融機関に直接確認するのが最も賢いといえます。
また、メガバンクや地方銀行など店舗を構える金融機関は直接相談できますが、ネット銀行は店舗がありません。
疑問があるときはメールや電話など、ネットでの相談となります。
審査
相談を終えて実際に申し込むことになると、審査を受けることになります。
前述の通り、審査は事前審査と本審査の2段階に分かれているのが一般的です。
それぞれの審査で必要になる書類が異なりますので、不備の内容に揃えておきましょう。
また、住宅ローンは複数の金融機関に申し込めるため、1社で落ちても諦めず他の金融機関に申し込むことをおすすめします。
手続き
審査に無事通過することができれば、あとは金銭消費貸借契約などの諸手続きになります。
金銭消費貸借契約は物件の引き渡しを受ける1か月前までに行います。
諸手続きは住宅ローンを借り入れる金融機関の指示に従えば問題はありません。
手続きが済めばいよいよローンが実行されるのを待つのみです。
借り入れ
ついに住宅ローンの借入実行です。
住宅ローンに適用される金利は、借入が実行された日の金利が適用されます。
また、借入開始日は契約や申し込みの時ではなくローン実行日となります。
実行されたローンはまず契約者の口座に振り込まれ、そのまま物件の売り主へと振り込まれます。
住宅ローンの借り換えとは
基本的に住宅ローンについて調べる方の多くは新規借り入れだと思います。
しかし、住宅ローンには借りる金融機関を変える「借り換え」という制度が存在します。
これは他の金融機関から新たにローンを借りて、今借りているローンを一括で返済するというシステムです。
借り換え先の金融機関で適用している金利が今の金融機関よりも低ければ、返済総額を減らすことができます。
借入額が大きい、借り換え先との金利の差が大きい、残りの返済期間が長いほど返済総額を多く減らすことが可能。
新規借り入れとは手続きや必要な書類が異なるため、借り換えを考える方は金融機関に相談することをおすすめします。
おすすめ住宅ローンのよくある質問3選
最後に、住宅ローン借り入れを検討する方のよくある質問をご紹介します。
よくある質問は以下の通りです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
住宅ローンのシミュレーションは必ずするべき?
住宅ローンのシミュレーションは必ずするべきといえます。
なぜなら、住宅ローンを借りるうえで今後の返済計画や将来設計の参考となるからです。
住宅ローンを展開するほとんどの金融機関が事前のシミュレーションを提供しています。
シミュレーションのやり方は様々ですが、ネットで完結する場合や店舗で行う場合が一般的です。
シミュレーションでは借入額や自分の年収、返済期間を入力することで簡単に月の返済額や総返済額がわかります。
シミュレーションはとても簡単にできるため、住宅ローンに申し込む前に必ずすることを強くおすすめします。
住宅ローンのオプションはつけなくても大丈夫?
住宅ローンのオプションはつけなくても問題ありません。
なぜなら、基本的な保険や保障はあらかじめ住宅ローンに組み込まれているからです。
住宅ローンにおけるオプションとは、借り入れの際に必ず加入する団体信用生命保険のことを指します。
保障の内容は多岐にわたり、借入の金利に上乗せしたり保険料を払うことで付帯することができます。
しかし、住宅ローンを借りるときに基本の保険には必ず加入することになるため、オプションをつけるかどうかは人それぞれです。
また、金融機関によっては自然災害に対する保険を用意している場合もあります。
「将来起こり得る不安に対して万全な準備をしたい」と考える方は、オプションをつけるのもおすすめです。
住宅ローンの繰り上げ返済はしないほうがいい?
住宅ローンの繰り上げ返済は、自分の資金に余剰がない場合はしない方がいいといえます。
なぜなら、無理に繰り上げ返済をすると急な出費に対応できなくなるおそれがあるからです。
住宅ローンの繰り上げ返済とは、予定されている月の返済額と別にまとまった額を返済することです。
繰り上げ返済をする場合、支払う額が利息を含まず全額元金返済となるため、払う利息を減らせるというメリットがあります。
しかし、長い人生の中で何が起こるかは誰にもわかりません。
無理に繰り上げ返済をしてしまえば、突然発生するライフイベントに対しての出費ができないということになりかねません。
そのため、繰り上げ返済はライフプランをしっかりと作り、手元の資金に余裕がある場合のみすることをおすすめします。
おすすめ住宅ローンのまとめ
本記事では、おすすめの人気住宅ローン比較ランキングを中心に、住宅ローンにまつわる知識を紹介してきました。
住宅ローンを取り扱う金融機関は非常に多く、慎重に比較して検討する必要があります。
金利の低さのみならず、保障や相談体制など様々な要素を踏まえて検討しましょう。
また、住宅ローンを利用する前に必ずシミュレーションを行うことを強くおすすめします。
シミュレーションや相談は無料で気軽に行えるので「マイホームが欲しい」と思ったらすぐに行うのがおすすめです。


宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許