FXを初めてする時には、知らないことばかりで不安がたくさんありますよね。
そこで、この記事ではFXの初心者が抱きがちな疑問を網羅して解説しています。
わかりやすく解説しているので、最後まで読めばFXの概要がわかります!
ぜひ参考にしてみてください。
- FXでは通貨間の価値の変動で利益を得る!
- FXでは安く買って高く売ることも、高く売って安く買うこともできる
- FXは少額からでも始められる
- FXは本を読むなどして勉強するのがおすすめ
- FX初心者におすすめの口座はGMOクリック証券
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目次
【初心者向け】FXの基礎知識
まずはFXの一番基礎的な知識をつけましょう。
この見出しでは、以下の3つに分けてFXの基礎知識について解説していきます。
そもそもFXとは?
FXとはForeign Exchangeを略した表現で、2つの通貨間の価値の変動を使って利益を得る投資方法です。
日本語では「外国為替証拠金取引」と呼びます。
たとえば、1米ドル100円の時に買い注文を行い、1米ドルが101円になったら、1ドルあたり1円分の利益が得られます。
FXの取引時間
FXの取引時間は平日24時間です。
一般的な株取引は東京証券取引所が開いている9~15時の間しか行なえませんが、FX取引は世界中の証券取引所で行われているため、世界中のどこかの証券取引所が開いている平日であれば、いつでも取引が可能です。
ちなみに、土日はどの証券取引所も開いていないため、一日中FX取引を行えません。
FX取引の特徴
FX取引は他の投資方法と比べて、以下のような特徴があります。
- ハイリスクハイリターン
- 相場が下がる時も上がる時も利益を得るチャンスがある
- レバレッジをかけられる
まず、FX取引は投資方法の中ではハイリスクハイリターンなほうです。
大きな利益が得られる可能性がありますが、その分大損をしてしまう可能性もあります。
そのため、FX取引を行う時には、あくまでなくなっても生活に支障が出ない余裕資金で行うようにしましょう。
また、下で詳しく解説していますが、FXでは相場が上がる時だけでなく、下がる時にも利益を得ることができます。
これは株式投資などにはない特徴です。
そして、FX投資ではレバレッジをかけることも可能です。
レバレッジについては下で詳しく解説しますが、持っているお金の何倍もの資金を持っているかのように取引が行える方法です。
たとえば、10倍のレバレッジをかけると、10万円しか持っていなくても100万円分の投資ができます。
そして、10倍のレバレッジをかけると損失も利益も通常の10倍になります。
このようなレバレッジがかけられるため、FXは「ハイリスクハイリターンの投資」と言われているのです。
初心者におすすめのFX口座3選
FXを始めるにあたって、注目すべきポイントを比較し、おすすめ人気ランキング順に紹介しています。
実際に利用しているユーザーの評価・口コミも是非参考にしてください。
GMOクリック証券
FXのおすすめランキング第1位は、GMOクリック証券です。
GMOクリック証券は、圧倒的な人気を誇るFX会社です。
申込日当日から取引を開始できるスピード感も、GMOクリック証券の魅力のひとつ。
PC用ツールは2種類あり、トレードスタイルによって使い分けることができます。
- プラチナチャート:総合的に使いやすい、最新鋭のツール。初心者向け。
- はっちゅう君FX+:操作性重視のツール。上級者向け。
GMOクリック証券は月曜日7:00〜金曜日22:00のサポート付きですので、夜間にトラブルが起きても瞬時に対応してもらえます。
GMOクリック証券は、初級者から上級者までずっと使い続けることができる口座です。
GMOクリック証券の口コミ
(50代/男性/会社員)
(30代/女性/会社員)
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LINE FX
FXのおすすめランキング第2位は、LINE FXです。
LINE FXは、LINEアプリから取引できることが大きな特徴です。
「FXをちょっと始めてみたいけど、PCでやるのは難しそうだし、スマホで軽く始めたい」という方に向いています。
最低取引単位に関しても、1000通貨という少額から始めることができ、まさに若い世代や初心者にピッタリのFX会社でしょう。
また、FXの重要情報をLINEアプリで通知してくれるため、情報収集にも困りません。
LINE FXの口コミ
(20代/男性/会社員)
(30代/男性/会社員)
外為どっとコム
FXのおすすめランキング第3位は、外為どっとコムです。
外為どっとコムはスワップポイントが高水準で、高金利通貨として人気なメキシコペソや南アフリカランドへの投資にも向いています。
ツールはPC用、スマホ用、iPad用とそれぞれ用意されており、どんな環境でも満足な取引ができるでしょう。
また、会員向けにマーケット情報や投資情報を24時間配信するなど、初心者にも心強いFX会社と言えます。
※1原則固定(例外あり)、2022年3月14日時点
※2新規口座開設+1万通貨以上の取引で2000円キャッシュバック。さらに取引額に応じて最大30万円キャッシュバック。対象期間:口座開設月から翌々月末まで(2022年2月1日(火)午前7時00分より開始)
外為どっとコムの口コミ
(40代/男性/会社員)
(60代/男性/会社員)
FXの利益の稼ぎ方・やり方
FXの利益を稼ぎ方には、大きく分けて以下の3つがあります。
特に「高く売って安く買う」はイメージしにくいですよね。
それぞれの利益の稼ぎ方について詳しく見ていきましょう。
安く買って高く売る
FXの利益の稼ぎ方としてまず挙げられるのが、安く買って高く売る方法です。
多くの投資では安く売って高く売ると利益が得られるため、これはイメージしやすいのではないでしょうか。
たとえば、1ドル100円の時に買い注文を入れて、1ドル101円のなった時に売れば、1ドルあたり1円分の利益を得ることができます。
FXこの時に、1ドル99円になってしまうと、1ドルあたり1円分の損失が発生します。
イメージしやすいため、初心者はまず安く売って高く売る方法で利益を狙ってみるのがおすすめです。
高く売って安く買う
FXには、高く売って安く買うことで利益を得る方法もあります。
たとえば、1ドル100円の時に売り注文を入れて、1ドル99円になったタイミングで買えば1ドルあたり1円分の利益を得ることができます。
FXはこれから価格が「上がる」と予想した時でも、「下がる」と予想した時でも利益を得ることができるのです。
これは、仕組みとしては簡単なのですが、「何も買ってないのに、何を売っているの?」と疑問に感じている人が多いと思います。
実は、FXの取引では通貨を交換しているわけではありません。
たとえば、FXで買い注文を入れた時には、円とドルを交換しているわけではなく、「円でドルを買う権利のみを買っている」のです。
そして、売り注文では、「円でドルを買う権利を売っている」のです。
実際にはドルは持っていないため、実際にドルで円を買うことはできないのですが、「円でドルを売る権利」なら手に入れることができます。
これが売り注文で、決済で買い注文を出す時には、「円でドルを売る権利」を手放すのです。
スワップポイントを得る
FXでは、売ったり買ったりする方法の他に、スワップポイントを得るという方法もあります。
スワップポイントについては下で詳しく解説しますが、各通貨にかかっている金利の差のことです。
実は、FX取引では、金利が低い国の通貨で金利が高い国の通貨を買うと、金利差の分だけ利益が得られます。
たとえば、金利が1%の国の通貨で金利が5%の国の通貨を買うと、1年で4%の利益を得ることができます。
銀行で預金すると金利が手に入るのと同じですね。
日本は世界的に見ても極めて金利が低く、2021年2月時点で-0.10%です。
そのため、南アドル(3.5%)、トルコリラ(17%)など金利が高い国の通貨を買って保有しておくとスワップポイントで利益を得ることができます。
ただし、他の通貨を買っていることに変わりはないため、為替変動によりむしろ損をしてしまう可能性もあります。
たとえば、日本円でトルコリラを買い、1年経過すると17.1%のスワップポイントが得られますが、トルコリラの価値が買った時点と比べて17.1%以上下落していた場合はむしろ損です。
レバレッジをかけていた場合には、大きな為替変動でロスカットされてしまう可能性もあります。
そして、金利が高い国はそれだけ不安定で為替の変動が激しいという特徴があります。
スワップポイントを使って利益を狙うのも、リスクがないわけではないと覚えておきましょう。
初心者必見!FXで知っておきたい4つの用語
FXではさまざまな専門用語が登場しますが、その中でも初心者が覚えておきたいのは以下の4つの用語です。
それぞれの用語について詳しく見ていきましょう。
レバレッジ
レバレッジは日本語では「てこ」という意味で、証拠金の何倍もの資金を取引できる制度のことです。
たとえば、レバレッジを3倍にした場合、10万円しか持っていなくても、30万円分の取引をすることが可能です。
そして、FXの場合、最大でなんと25倍までレバレッジをかけることができます。
レバレッジをかけるとその分損失と利益が大きくなるため、高いレバレッジをかけるとそれだけハイリスクハイリターンな投資となります。
高いレバレッジをかけると強制ロスカットにも引っかかりやすいため、初心者のうちはレバレッジを3倍までに自主制限すると良いでしょう。
レバレッジ3倍であれば、強制ロスカットになることはほとんどないと言われているからです。
スワップポイント
スワップポイントとは、取引する通貨の金利の差で得られる利益のことです。
「金利差調整分」と呼ばれることもあります。
日本円のような金利が低い通貨で南アドルやトルコリラのような金利が高い通貨を買うと、スワップポイントと呼ばれる利益を決済するまで毎日得ることができます。
ちなみに、上で紹介したレバレッジを使って高金利な通貨を買っていると、より多くのスワップポイントを手にすることができます。
ただし、金利が高い通貨は為替の変動が激しいため、途中で強制ロスカットされてしまったり、買った時より価格がだいぶ落ちてしまったりして損をする場合もあります。
スワップポイント自体は確実に手に入れられるものの、スワップポイントを狙って投資したからといって、必ず利益が得られるわけではない点には注意が必要です。
スプレッド
スプレッドとは、買値と売値の差のことです。
たとえば、売値が100円、買値が101円になっていた場合、差額である1円がスプレッドということになります。
FXの会社は取引手数料や口座維持手数料など、原則としてすべての手数料が無料になっています。
しかし、スプレッドをつけることで利益を得ているのです。
そして、FXの会社を選ぶ時には、できるだけスプレッドが狭いところを選ぶのがおすすめです。
スプレッドが狭いほどFXの会社に取られる手数料は少なく、利益を得やすくなっているからです。
たとえば、売値が100円、買値が101円でスプレッドが1円になっている場合、売値が1円上昇し、101円になってやっと損益が0円になります。
一方、売値が100円、買値が100.1円でスプレッドが0.1円になっている場合、売値が1円上昇し101円になると0.9円分の利益を得ることができます。
強制ロスカット
強制ロスカットとは、証拠金が0円未満にならないように強制的に決済を行う制度のことです。
強制ロスカットは証拠金以上の損失が出ないようにするための安全装置と言えます。
FX取引ではレバレッジを効かせることができるので、10万円をFX投資に回した時に、10万円以上の損失が出てしまうことがあります。
そうなると、損失をカバーするために、「追加証拠金」と呼ばれるお金を支払う必要があります。
このような事態を防ぐために、必要証拠金以上の損失が出たら強制的に決済が行われるようになっているのです。
強制ロスカットがあれば、たとえ大損してもFX口座に入れたお金が0円になるだけで、追加でお金を払う必要はありません。
ただ、超急激な価格変動が起こった場合には、強制ロスカットが間に合わず、必要証拠金以上の損失が出てしまう可能性も0ではないことは覚えておきましょう。
FX取引はいくらから始められる?
この見出しでは、以下の2つの項目に分けて見ていきましょう。
少額スタート可能?
FX取引は、数百円程度の少額からスタートすることも不可能ではありません。
ただ、一般的には、FXで十分な投資を行うためには10万円程度は必要だと言われています。
FXには「通貨単位」と呼ばれる用語があります。
これはFXで取引できる数量の単位です。
たとえば、「1万通貨単位」で取引ができるFX口座で米ドル/日本円の取引を行う場合、「1万ドル、2万ドル」という単位で取引を行うことになります。
この場合には多くのお金が必要ですが、FX口座の中には、「1通貨単位」で取引ができるところもあります。
その場合、「1ドル、2ドル」という単位で取引ができるため、数百円程度からでも取引が可能なのです。
1通貨単位で取引できる口座なら初心者でも始めやすいでしょう。
初心者は実効レバレッジ3倍が目安
FXでは最大25倍までレバレッジを効かせて取引ができますが、初心者は実効レバレッジを3倍までにとどめておくべきです。
実効レバレッジとは、証拠金の倍率に対する、建てたポジションの価値の大きさのことです。
たとえば、証拠金が10万円で、30万円分のポジションを建てた場合、実効レバレッジは3倍となります。
そして、実効レバレッジが高いと為替の変動が起こった時に証拠金の不足が起こりやすくなります。
ただ、実効レバレッジを3倍までにしておけば、証拠金が不足することはほぼないと言って良いです。
そのため、初心者は実効レバレッジを3倍までにしておくべきなのです。
FX初心者が失敗しやすいポイント3つ
FX初心者が失敗しやすいポイントとしては、主に以下の3つが挙げられます。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ポイント①:証拠金維持率を気にしない
FX初心者が失敗するポイントとして1つ目に挙げられるのは、証拠金維持率を気にしないことです。
証拠金維持率とは、ポジションを保有しているのに必要な資金に対して、自分が持っている純資産額のことです。
そう聞くと難しそうですが、「100%を切ると追加証拠金が必要になる」とだけ覚えておきましょう。
証拠金維持率は、自分に今どの程度強制ロスカットのリスクがあるのかの指標になります。
証拠金維持率は低くなりすぎると強制ロスカットになる確率が高まってきて危険です。
ある程度まで証拠金維持率が低くなってきた時には損切りしたほうが良いでしょう。
ポイント②:レバレッジをかけすぎる
レバレッジをかけすぎるのも初心者にありがちな失敗です。
レバレッジをかければ自分が持っているお金の何倍もの取引を行えますが、その分損失も大きくなります。
そのため、レバレッジをかけるとよりリスクとリターンが大きな取引になります。
初心者のうちは損をする可能性も高いため、レバレッジをかけすぎると大きな損失が発生して、投資用資金がすべてなくなってしまうリスクがあります。
はじめはレバレッジは3倍までにして、少額でコツコツ練習を積み重ねるのが重要です。
ポイント③:損切りラインを決めない
初心者にありがちな失敗としては、損切りラインを決めないことも挙げられます。
損切りラインは注文と同時に必ず決めておくようにしましょう。
FX投資では損失が出たら早めに損切りを行い、利益が出てきた場合にはすぐに利益を確定しないのが大切だとされています。
しかし、損失が確定するのが怖くて、なかなか損失を確定できないのが人間です。
そして、損失を確定できないと、コツコツと利益を積み上げていても、一度の失敗で大きな損失を抱えてしまいます。
注文する時にはあらかじめ損切りラインを決めておき、損切り注文まで入れてしまい、入れた損切り注文は絶対に外さないのが重要です。
FX初心者におすすめのFX勉強法は?
FX初心者はまずはFXの基礎や取引のコツなどについて学んでおくのがおすすめです。
そんな時には以下の3つの方法で勉強するのがおすすめです。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
本を読む
FX初心者がFXを勉強するのに一番おすすめの方法はFXの基本について書かれた本を読むことです。
本の最大の魅力は知識が体系的に整理されていることです。
学校で勉強する時には、必ず教科書を使いますよね。
これは、教科書のような形式が、一番初心者が知識を得る上で効率的だからです。
現代では知識を得るためにはネットで検索したりすることもできますが、ネット上の情報は散り散りになっていて、体系的に整理されているわけではありません。
そのため、勉強効率は本ほど高くないのです。
FXの基本について書かれた本を1つ読んでおくと、FXに対する知識がぐっと深まりますよ。
ブログを読む
FX初心者がFXを勉強する方法としては、ブログを読む方法もあります。
上でも説明したとおり、ネット上では情報が体系的に整理されていない点が良くないのですが、やはり無料で情報が手に入るのは大きいです。
本を読むのが苦手な方はブログを読んで情報収集をすると良いでしょう。
動画を視聴する
FX初心者は動画を視聴してFXを学ぶ方法もあります。
この方法は、特に文字を読むのが苦手な人におすすめです。
現在ではYouTube上などにFXの基本について解説された動画がたくさんあります。
動画を見ることでもFXについて理解することができるでしょう。
FXの利益の稼ぎ方・やり方は?|まとめ
FXでは通貨間の価値の変動で利益を得る投資方法です。
FXで利益を出すためには、主に以下の2つの方法があります。
そして、初心者でも、以下の4つの用語は覚えておくべきです。
FX初心者が失敗しやすいポイントは主に以下の3つです。
FX初心者におすすめのFX勉強法は主に以下の3つです。