学資保険は本当にいらないの?いらないと言われる要因を解説します!

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。  その後、2016年6月より保険のドリルをはじめとする保険媒体を経て、現在はマネーグロースにて記事監修を務める。
学資保険は必要ないって言われるけど本当なの?
学資保険がいらないって言われる理由が知りたい。
主にお子さんの大学進学を想定し、お子さんが小さいうちからコツコツお金を積み立てようと検討している方々は多いことでしょう。

お金を効率的に積み立てる一つの方法として、「学資保険」という貯蓄型の保険商品が販売されていますが、『学資保険に加入するまでもない』という声があるのも事実です。

学資保険へ入るのは間違いなのかと、加入を戸惑う人もいるはずです。

この記事では、学資保険とはどんな保険商品なのか学資保険がいらないと言われる理由おすすめの学資保険そして学資保険へ加入する際の注意点等を解説します。

学資保険がいらないをザックリ言うと
  • 学資保険とは子供の教育費を準備するための保険である
  • 学資保険がいらないと言われる理由は用途が狭いため
  • 学資保険以外に教育資金を準備するためには、投資終身保険貯蓄と言う3つの手段がある
  • 学資保険は、教育資金を準備することに特化した保険であるため、教育資金の準備にはメリットが多い
  • マイナス金利制度導入後に保険料を値上げしているため、元本割れをする学資保険もある
  • 学資保険に加入するべきかどの学資保険にするべきか悩んでるなら、保険見直しラボなどの保険相談サービスの利用がおすすめ
  • 無料で、料金のシミュレーションはもちろん、向き不向きも中立な立場で解説してもらえる

    \1分で完了/

    「保険見直しラボ」
    公式HPはこちら

学資保険とは

学資保険とは

私達夫婦に待望の我が子が誕生しそうです。妻は緊張しつつも出産予定日が待ち遠しいと話しています。
しかし、無事出産した後に心配なのは教育資金です。積立に役立つ保険商品があると聞きました。

子供の教育資金を準備するのに役立つ保険商品は「学資保険」と呼ばれています。

こちらでは、学資保険の特徴を解説します。

子供の教育費は大学進学を想定?

子供の教育費は幼稚園~大学まで進学する場合、1人につき約1,000万円~3,000万円かかると言われています。(文部科学省「平成30年度子供の学習費調査の結果について」参照)

そのため、ある程度早い段階(例:子が生まれる前または子供が2歳ぐらいまでの小さい内)から、教育資金を積み立てておかないと、子供に充実した学習環境を提供することが難しくなります。

学資保険で教育資金の一部を賄う

学資保険は、子供の出生前(主に出生予定日の140日前)から、出生後だいたい就学前までに加入する貯蓄型保険商品です。

こつこつ保険料を積み立て、契約時に設定した年齢で運用したお金を受けとります。

学資保険の多くは、ちょうど大学進学の際に給付されることを想定し販売されています。

概ね受取率(返戻率)は100%~108%程度となっています。

受取率(返戻率)は、子供の加入年齢や払込方法(例:月払か年払いか等)、受取方法(例:一括受取か、分割か等)でも大きく変わってきます

MEMO

子供の教育資金準備に特化して販売されているのが学資保険であり、多くの学資保険では高校進学時や大学進学時など、大きなお金が必要なタイミングで学資金を受け取れる内容になっている。

学資保険がいらないと言われる理由

学資保険がいらないと言われる理由

学資保険のことについてネットで調べました。
そうすると、学資保険なんていらないという声が目立ちますが何故なのでしょうか?

こちらでは、学資保険はいらないと言われる2つの理由を解説します。

年齢制限が厳しい

学資保険では、保険契約者(親等)の年齢が制約され、何歳でも加入できる訳ではありません。

また、被保険者である子供の年齢は、特に厳しい制限が加えられています

そのため、学資保険に入るのではなく、子供の年齢が関係ない他の保険(例:死亡保険等)や、投資(例:NISA等)で運用した方が良いという意見も多いです。

なお、学資保険以外で教育資金を準備する方法については後述します。

柔軟性に乏しい

学資保険の最大の目的は教育資金を賄うことです。

とはいえ、受け取った学資金は子供の生活費に使用しても構いません。

ただし、契約時に設定した年齢へ達した場合に、お金を受け取る必要があります

大学進学のタイミングで受け取る契約をした場合、子供が浪人して当分進学費用は必要無い子供が就職して学資金を受け取る意味がなくなったというケースでも受け取らなければいけません。

つまり、受け取るはずの学資金を寝かせたままにして、いつか死亡保険金代わりに使うなどと言う運用は出来ません。

このように、運用目的が限られる点も、学資保険はいらないと言われる理由の一つです。

MEMO

学資保険は、加入年齢の条件や学資金準備に特化しているが故の活用目的の狭さなどから、不要論が囁かれるようになっている。

学資保険のメリットとデメリット

学資保険のメリットとデメリット

学資保険はまさしく子供のための保険商品ですね。
それでは、学資保険のメリットや確認しておくべき点を教えてください。

こちらでは、学資保険のメリットとデメリットについて解説します。

学資保険のメリット

学資保険は主に4つのメリットがあげられます。

貯蓄型保険の特徴を活かしたお得な受取率(返戻率)、そして保険契約者に万一の事態があっても安心できる措置を用意しています。

受取率(返戻率)が意外と高い

払込方法・期間、受取方法次第では、108%~109%の受取率(返戻率)に達する保険商品も販売されています。

つまり、保険料の払い込み総額が300万円の場合、324万円~327万円の学資金が受け取れることになります。

堅実に積み立てようと定期預金を利用しても、利息は0.015%〜0.25%程度とかなり低く、現状では効率的な運用を行うことが期待できません。

教育資金の効率的な運用には、学資保険へ加入することが有効な方法と言えます。

確実に貯蓄が出来る

学資保険に加入すれば、保険料は口座引落をいう形で自動的に積み立てられていきます

つまり、保険料引き落とし口座にさえお金が入っていれば、保険料の支払いを忘れることはありません。

更に学資保険を途中解約しなければ、満期となった場合や積み立てたお金の一部を祝金として受け取らない限り、手元に返ってはきません。

解約したくても手続きが必要なので、普通預金に積み立てておくよりも確実な貯蓄が可能です。

保険料払込免除特約がある

保険料払込免除特約とは、保険契約者が死亡または高度障害状態になった場合、以後の保険料の払い込みが免除されるとともに、学資金は契約通り受け取ることができる措置です。

この特約があれば、ご家庭で保険料が払い込めない事態となっても、子供のための学資金受取に影響がなく、解約する必要もないので安心です。

生命保険料控除がある

学資保険の保険料を払い込むことで、税制上の優遇措置が利用できます。

学資保険は、一般生命保険料控除枠が適用され、保険料払込期間中は毎年最高4万円が控除上限となります。

つまり、保険満期のみならず保険料を払い込んでいる期間でも、減税という形で保険契約者の負担を軽減することが可能です。

MEMO

学資保険のメリットは、確実に教育資金を積み立てる事が出来る上に、親にもしものことがあっても子供の教育資金を確保することが出来る所にある。

また、保険料は一般生命保険料控除の対象となるため、所得税や住民税を節税することも出来る。

学資保険が必要かどうか
保険のプロに相談する!

学資保険のデメリット

学資保険は主に2つのデメリットが挙げられます。

加入する際には次の点を確認しておきましょう。

元本割れリスクがある

学資保険の保険料が負担となり、解約しなければいけない事態もゼロではありません。

然るべき手続きを踏めば解約は可能ですが、戻って来るお金がかなり少ないケースも想定されます。

とりわけ加入から短期間で解約すると、まったくお金が戻らないこともあり大変もったいないです。

子供のための学資保険ですが家計に大きな負担とならないよう、払込を継続することは可能か、よくご家庭の経済事情を考慮する必要があります。

物価が上昇すると不利に

学資保険は、契約した段階でどの位のお金が受け取れるのか判明します。

この仕組みなら、ご家庭の方々も将来受け取れる金額がわかり安心です。

しかし、保険料払込期間中に物価が上昇、貨幣の価値が下落するインフレ状態に陥ると、満期時に受け取る金額ではとても足りないという事態が考えられます

今のところ急激なインフレーションは発生していませんが、10年先も現在の物価からあまり変化しないという保証はどこにもありません。

注意

学資保険は途中解約をすると、解約返戻金が支払った保険料総額よりも少なくなるため、途中解約は元本割れを起こす場合がある

また、学資保険もマイナス金利制度導入後の値上げによって、そもそも元本割れを起こしている商品もあるため、加入時に返戻率の確認をしなければいけない。

そして、インフレリスクに弱い特性があるため、その辺りもしっかりと理解しておかなければいけない。

学資保険がいらない人の特徴

学資保険がいらない人の特徴

学資保険、やはり一長一短はありますね。デメリットも十分把握しておかないと。
それでは、学資保険に加入する必要が無い人とは、いったいどんな人なのでしょうか。

こちらでは、学資保険が不要な人の特徴を3つ取り上げます

教育資金にあてる貯蓄がある人

子供の教育資金は、幼稚園から大学まで1人につき約1,000万円~3,000万円の費用が掛かることは既に述べた通りです。

概ね1,000万円以上のお金を教育資金に充てられるご家庭なら、無理に学資保険へ加入する必要はありません。

もちろん、ご家庭では、その後も収入を得ていくはずなので、若干、生活費のために教育資金を取り崩しても問題はないと考えられます。

ただし、兄弟が2人以上いて、平等に我が子を大学へ進学させられるよう準備したい場合には、全員の子供でなくても良いですが、子供のいずれかを学資保険へ加入させておいた方が良いでしょう。

計画的に堅実な貯金ができる人

現在、1,000万円以上のお金を準備していなくても、ご自身や配偶者の給与・ボーナスを把握していて、無理なく教育資金が積み立てられる方々なら学資保険へ加入する必要はありません

ただし、普通預金へ貯蓄しておくと、ついつい生活費に流用するケースも考えられます。

定期預金等の容易に引き出せない方法で貯蓄した方が安心です。

また、堅実な貯蓄には長期のプランが必要となります。

ご夫婦で生活費のどの部分をスリム化して、教育資金を積み立てるかなど、よく話し合って計画を立てましょう。

投資を活用する等、他の手段を検討している人

株取引や投資信託で利益をあげ、その余剰資金で教育費を賄うというように、学資保険以外の手段を講じている、またはその予定のある人なら、学資保険へ加入する必要はありません

株取引や投資信託で運用成績が良ければ、学資保険の受取率(返戻率)を大幅に上回る成果が期待できます。

その一方で運用成績が悪ければ、思った以上に収益が出ず、「学資保険で運用した方がより多く教育資金として積み立てられたのに」と後悔する事態も十分想定されます。

他の手段で教育資金を賄う場合も、メリットだけではなくデメリットを把握した上で判断することが大切です。

MEMO

生活費以外に1,000万円以上の余剰資金がある方や、貯蓄が得意な方・株式や投資信託などの資産運用が得意な方などは、無理に学資保険に加入する必要は無い。

学資保険が本当にいらないのか
保険のプロに相談する!

学資保険以外で教育資金を準備する方法

学資保険以外で教育資金を準備する方法

学資保険以外で教育資金を運用する方法が出てきましたね。
教育資金を運用する方法は具体的にどんなものがあるのでしょうか。

こちらでは、教育資金を準備する主な3つの方法を紹介します。

NISAを利用する

NISAとは「少額投資非課税制度」のことです。

株式投資信託・上場株式等の配当・譲渡益等が非課税対象となる仕組みです。

厳選された投資信託商品が対象なので、運用は比較的リスクが低いと言われています。

いろいろなNISA

NISAには、以下の3種類があります。

NISAの種類
  • 一般NISA
  • つみたてNISA
  • ジュニアNISA

(1)一般NISA

通常のNISAです。

日本に居住する満20歳以上の個人なら誰でも運用できます。

年間の投資上限額は120万円非課税期間は最長5年、一括投資または、つみたて投資で運用していきます。

(2)つみたてNISA

日本に居住する満20歳以上の個人なら誰でも運用できます。

年間の投資上限額は40万円非課税期間は最長20年、つみたて投資で運用していきます。

NISA以上に堅実な運用が期待できます。

(3)ジュニアNISA

日本にお住まいの未成年者の方が対象です。

新規投資額で毎年80万円が上限となり、非課税期間は最長5年です。

ただし、運用管理者は両親や祖父母等です。

未成年者本人が管理するわけではありません。

両親や祖父母等の方々が、まず投資の知識を持っていることが前提と言えます。

ただしリスクがゼロではない

比較的リスクの低い株式投資信託・上場株式等を投資対象としていますが、リスクはゼロではありません

運用がうまくいかない場合も当然考えられます。

更に、新型コロナウイルス感染症の世界的大パニックで、投資先がどのような事態となるか、先行きがかなり不透明であることは、運用を申込む前に十分把握しておきましょう。

投資に失敗したからといって、誰も責任はとってくれません。

MEMO

投資で教育費を準備するには、非課税枠を利用できるNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAを利用する事で、効率的に教育資金を準備することが出来るが、投資なのでリスクはゼロでは無い。

低解約返戻金型終身保険を利用する

やや長い名前の終身保険(死亡保険)ですが、保険料の払込期間が終わると急激に返戻率が上昇する保険商品です。

終身保険として販売されている人気商品のほとんどが、この低解約返戻金型です。

返戻率が120%を超えることも

低解約返戻金型終身保険も学資保険と同様に、保険料の払込期間や払込方法などで返戻率に差が出てきます

しかし、保険商品の中には120%の解約返戻率となるものもあります。

つまり、解約返戻率の高さを売りにした商品なので中途解約しても、保険担当者から継続するよう説得を受けることはありません。

また、子供の年齢は加入条件となっていないので、あくまで保険契約者の年齢・健康状態等が契約の際に問題となるだけです。

更に、終身保険なので運用の柔軟性は高く、子供が大学に入学せず就職した場合は、そのまま保険契約者の死亡保障として、契約を継続しても構いません。

ただし解約時期に注意

低解約返戻金型終身保険は、保険料の払込期間内で解約するとわずかな解約返戻金しか戻りません

そのため、子供の進学に合わせて解約するタイミングをチェックして保険加入する必要があります。

注意

低解約返戻金型終身保険は、貯蓄性が高い保険商品であったが、マイナス金利制度導入後に各社が保険料の値上げを行ったり、保険料払込期間を長く設定していることから、限られた商品でしか学資保険代わりには活用できない。

教育ローンや奨学金を利用する

教育資金の準備が間に合わなかった場合、奨学金や教育ローンを利用することができます。

それぞれの特徴

奨学金は、奨学制度に基づき学生を援助するため、給付または貸与される金銭のことであり、「給付奨学金」「貸与奨学金」があります。

給付奨学金は企業や自治体の主宰する奨学金に多いです。

一方の貸与奨学金は、奨学金を無利子ないし低金利で貸与する制度です。

これと似ているのが教育ローンです。

利用する場合の注意点

奨学金や教育ローンはいずれも条件が付与されています

未成年者なら誰でも利用できる制度ではありません。

また、貸与奨学金・教育ローンは「借金」であることに変わりありません。

必ず返済しなければいけない時は来るので、なるべく延滞しないように、金銭管理をしっかりと行う必要があります。

MEMO

奨学金には、返済の必要の無い「給付奨学金」と、返済の必要のある「貸与奨学金」がある。

また、教育ローンという手もあるが、教育ローンは「借金」である。

学資保険が向いているかどうか
プロに相談する!

加入しても良い学資保険3選

加入しても良い学資保険3選

学資保険も、やはり子供のための学資金を積み立てる候補として検討したいです。
おすすめの学資保険があれば是非教えて欲しいです。

こちらでは、それぞれに特色のある学資保険3商品を紹介します。

シンプルで受取率が高い学資保険「つみたて学資」

学資保険 いらない つみたて学資

出典:https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/tumitategakushi/index.html

明治安田生命が提供する学資保険です。

保険の仕組みがシンプルで、払込方法によってはかなり高い受取率が期待できます。

積み立てたお金を教育資金として分割で受け取ります。

なるべく保険内容がわかりやすく、積み立てたお金をより多く受け取りたいご家庭に最適です。

契約内容

契約年齢範囲は次の通りです。

契約者等 契約年齢
保険契約者(親) 満18歳~満45歳
被保険者(子) 0歳~満6歳

なお、被保険者の出生予定日の140日前から申込が可能です。

受取方法

分割して受け取る方法の1種類だけです。

受取は次のような形となります。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
18歳 1回目教育資金
19歳 2回目教育資金
20歳 3回目教育資金
21歳 満期保険金

受取率

具体的な事例をあげ、受け取るお金と受取率をみてみます。

なお、教育資金(基準保険金額)が70万円以上ならば、高額割引が適用され受取率は更にUPします。

加入例
  • 保険契約者(親):30歳
  • 被保険者(子):0歳

(1)受取総額200万円(基準保険金額50万円)の場合

保険料払込期間 保険料 受取率
15歳まで 月額10,814円

(総額:1,946,520円)

102.7%
10歳まで 月額15,910円

(総額:1,909,200円)

104.7%
一括 1,852,475円 107.9%

(2)受取総額300万円(基準保険金額75万円)の場合

保険料払込期間 保険料 受取率
15歳まで 月額15,995円

(総額:2,879,100円)

104.1%
10歳まで 月額23,640円

(総額:2,836,800円)

105.7%
一括 2,751,781円 109.0%

祝金の受け取りが選べる「ニッセイ学資保険」

学資保険 いらない ニッセイ学資保険

出典:https://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/

日本生命が提供する学資保険です。

こども祝金あり型・なし型が選べ、こちらも払込方法によってはかなり高い受取率が期待できます。

積み立てたお金を学資年金として分割で受け取ります。

小学校・中学校・高校の進学の際もお金が掛かるので、祝金と言う形でコツコツ受け取りたいご家庭に最適です。

契約内容

契約できる年齢は、こども祝金あり型・なし型どちらか、保険料払込期間によってそれぞれ異なります

なお、被保険者の出生予定日の140日前から申込が可能です。

[1.こども祝金あり型]

学資年金開始年齢まで払い込む場合は次の通りです。

被保険者(子) 契約者年齢
0~2歳

・男性:18~39歳

・女性:16~39歳

[2.こども祝金なし型]

払込期間によっては、被保険者の祖父母いずれかが契約者となれるケースもあります

(1)学資年金開始年齢まで払込

被保険者(子) 契約者年齢
0~2歳

・男性:18~45歳

・女性:16~45歳

3~6歳

・男性:18~40歳

・女性:16~40歳

(2)保険料払込期間10年

被保険者(子) 契約者年齢
0~2歳

・男性:18~45歳

・女性:16~45歳

3~6歳

・男性:18~44歳

・女性:16~44歳

(3)保険料払込期間5年

被保険者(子) 契約者年齢
0~2歳

・男性:18~67歳

・女性:16~67歳

3~6歳

・男性:18~60歳

・女性:16~60歳

受取方法

受取はこども祝金あり型・なし型で次のような形となります

(1)こども祝金あり型

被保険者の契約年齢が0歳の場合は次の通りです。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
満5歳10ヵ月 1回目こども祝金
満11歳10ヵ月 2回目こども祝金
満14歳10ヵ月 3回目こども祝金
18歳 1回目学資年金
19歳 2回目学資年金
20歳 3回目学資年金
21歳 4回目学資年金
22歳 5回目学資年金

(2)こども祝金なし型

被保険者の契約年齢が0歳の場合は次の通りです。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
18歳 1回目学資年金
19歳 2回目学資年金
20歳 3回目学資年金
21歳 4回目学資年金
22歳 5回目学資年金

返戻率

具体的な事例をあげ、受け取るお金と返戻率(受取率)を見てみます。

なお、こども祝金なし型の方が、返戻率(受取率)は高くなる傾向にあります。

加入例
  • 保険契約者(親):30歳
  • 被保険者(子):0歳
  • 基準保険金額:100万円
  • 学資年金開始年齢:18歳

(1)学資年金開始時まで払い込む場合

受取総額・払込方法 こども祝金あり型 こども祝金なし型
受取総額 3,600,000円 3,000,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:16,300円

(総額:3,520,800円)

→返戻率:約102.2%

月払保険料:13,350円

(総額:2,883,600円)

→返戻率:約104.0%

年払保険料・返戻率 年払保険料:194,820円

(総額:3,506,760円)

→返戻率:約102.6%

月払保険料:159,560円

(総額:2,872,080円)

→返戻率:約104.4%

(2)保険料払込期間10年の場合

受取総額・払込方法 こども祝金なし型
受取総額 3,000,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:23,320円

(総額:2,798,400円)

→返戻率:約107.2%

年払保険料・返戻率 年払保険料:278,740円

(総額:2,787,400円)

→返戻率:約107.6%

(3)保険料払込期間5年の場合

受取総額・払込方法 こども祝金なし型
受取総額 3,000,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:46,060円

(総額:2,763,600円)

→返戻率:約108.5%

年払保険料・返戻率 年払保険料:550,570円

(総額:2,752,850円)

→返戻率:約108.9%

こども祝金なし型ならば払込方法によっては、109%近い返戻率となる場合もあります。

しかし、進学の度に費用は掛かるものなので、こども祝金で諸費用を賄った方が得か、よく検討して祝金あり型または祝金なし型を選びましょう

多様な受取方法が選べる「学資金準備スクエア」

学資保険 いらない 学資金準備スクエア

出典:https://www.sonylife.co.jp/gakushi/

ソニー生命が提供する学資保険です。

中学校・高校・大学入学前に学資金を受け取るタイプ(I型)進学資金として一括で受け取るタイプ(II型)大学等の進学~卒業まで分割して受け取るタイプ(III型)と、多様に受け取るタイプが選べます。

特に最もお金が掛かる大学進学時の費用(入学金・初年度費用)を、学資金で賄いたいご家庭に最適な商品です。

契約内容

契約できる年齢は、保険期間・タイプ(型)・保険料払込期間・契約者の性別で年齢制限がそれぞれ異なります

なお、被保険者の出生予定日の140日前から申込が可能です。(III型のみ91日以内)

こちらでは、22歳満期の場合の契約者・被保険者の年齢条件を見ていきます。

(1)I型

保険料払込期間 契約者・被保険者の年齢
10歳 ・被保険者0歳:男性18~51歳・女性16~61歳

・被保険者1歳:男性18~40歳・女性16~46歳

15歳 被保険者0歳:男性18~36歳・女性16~42歳

(2)II型

保険料払込期間 契約者・被保険者の年齢
10歳 ・被保険者0歳:男性18~60歳・女性16~68歳

・被保険者1歳:男性18~57歳・女性16~66歳

・被保険者2歳:男性18~50歳・女性16~60歳

15歳 ・被保険者0歳:男性18~50歳・女性16~59歳

・被保険者1歳:男性18~44歳・女性16~53歳

17歳 ・被保険者0歳:男性18~46歳・女性16~55歳

・被保険者1歳:男性18~39歳・女性16~46歳

18歳 ・被保険者0歳:男性18~43歳・女性16~36歳

・被保険者1歳:男性18~52歳・女性16~42歳

22歳 被保険者0歳:男性18~36歳・女性16~43歳

(3)III型

保険料払込期間 契約者・被保険者の年齢
10歳 ・被保険者0歳:男性18~61歳・女性16~69歳

・被保険者1歳:男性18~58歳・女性16~67歳

・被保険者2歳:男性18~53歳・女性16~63歳

・被保険者3歳:男性18~38歳・女性16~44歳

15歳 ・被保険者0歳:男性18~51歳・女性16~60歳

・被保険者1歳:男性18~46歳・女性16~56歳

・被保険者2歳:男性18~37歳・女性16~43歳

17歳 ・被保険者0歳:男性18~47歳・女性16~57歳

・被保険者1歳:男性18~42歳・女性16~50歳

18歳 ・被保険者0歳:男性18~45歳・女性16~55歳

・被保険者1歳:男性18~39歳・女性16~46歳

受取方法

受取はI型・II型・III型でそれぞれ次のような形となります。

(1)I型

被保険者の契約年齢が0歳の場合は次の通りです。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
11歳 1回目進学学資金
14歳 2回目進学学資金
17歳 満期学資金

(2)II型

被保険者の契約年齢が0歳の場合は次の通りです。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
17歳 満期学資金

(3)III型

被保険者の契約年齢が0歳の場合は次の通りです。

被保険者(子)の年齢 受け取れる学資金
17歳 1回目進学学資金
18歳 2回目進学学資金
19歳 3回目進学学資金
20歳 4回目進学学資金
22歳 満期学資金

返戻率

具体的な事例をあげ、受け取るお金と返戻率(受取率)を見てみます。

なお、III型の方が返戻率(受取率)は最も高くなる傾向にあります。

加入例
  • 保険契約者(親):30歳
  • 被保険者(子):0歳

(1)I型

  • 基準学資金額180万円
  • 保険期間17
  • 保険料払込期間:10歳まで
受取総額・払込方法 I型
受取総額 2,880,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:23,940円

(総額:2,872,800円)

→返戻率:約100.2%

(2)II型

  • 基準学資金額300万円
  • 保険期間17
  • 保険料払込期間:10歳まで
受取総額・払込方法 I型
受取総額 3,000,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:24,330円

(総額:2,919,600円)

→返戻率:約102.7%

(3)II型

  • 基準学資金額60万円
  • 保険期間22
  • 保険料払込期間:10歳まで
受取総額・払込方法 I型
受取総額 3,000,000円
月払保険料・返戻率 月払保険料:24,330円

(総額:2,841,840円)

→返戻率:約105.5%

保険相談を利用して
自分に合った学資保険を探す!

学資保険の注意点

学資保険の注意点

学資保険にはやはり魅力的な商品がありますね。
もしも加入する場合、注意すべき点があれば教えて下さい。

こちらでは、学資保険の主な2つの注意点を取り上げます。

特約を付帯し過ぎると受取率が下がる

学資金の受け取りだけではなく、死亡保障や医療保障特約を付加できる学資保険もあります。

しかし、これらの保障を付加すると特約保険料が余計に掛かるため受取率は低くなってしまいます

死亡保険なら0歳から加入できる商品が多く、定期保険ならば特約保険料より安い商品も販売されています。

無理やり特約を付加せず、個別の保険に加入した方がお得な場合もあります。

また、子供の医療サポートなら、全国の市町村で「こども医療費助成制度」が活用できるので、まずはそちらに申し込んだ方が無難です。

注意

学資保険には、子供の病気や死亡を保障する保険商品もあるが、返戻率が下がるため出来れば学資保険とは別に保障を用意する方が無難である。

子供の人生は子供自身のもの

大学進学を目指すのも、高校卒業と同時に就職することを決めるのも、お子さん次第です。

大学進学のために積み立てたお金が、進学費用として使われなくても、子供の決断を尊重するべきです。

そのため使途に困った学資金は、子供のために再び貯金するなり、就職祝としてプレゼントするなり、保険契約者が最良の手渡し方を検討しましょう。

もちろん、子供に学資金の存在を教え、子供自身で管理するかどうかを決めさせても構いません。

注意

学資保険は教育費のためでもあるが、教育費として使わなかった場合の使途もしっかりと考えておかなければいけない。

保険代理店を味方につければ学資保険選びは簡単になる!

学資保険は特徴が様々なことや条件によって返戻率が大きく異なることから、一人一人適切な保険が異なります。

必要な時に必要な金額を用意するためにも、ファイナンシャルプランナーと相談して適切な保険を見つけるのがおすすめです。

保険代理店を使うことで中立な立場からアドバイスもらうことができます!

なぜ保険代理店を使ったほうがいいの?

保険に入りたいなら直接保険会社に行けばいいのに、なぜ保険代理店が存在し、利用する人が増えているのでしょうか。

保険代理店を使うべき理由
  1. FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
  2. 二重に保障されている部分などを見つけてもらえる
  3. 何度でも無料で相談可能

FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる

生命保険だけでも全国に約40社の保険会社があり、それぞれの会社に10~50個の保険商品を扱っているため、最大2,000個の保険商品の中から自分に合った保険を選ぶことになります。

保険を見比べるために保険会社に足を運んでも、勿論その保険会社は他社の保険のことは紹介してくれません。

気になる会社に1社ずつ足を運ぶ手間を省いてくれるのが保険代理店なのです。

さらに、保険代理店ではFP(ファイナンシャルプランナー)が直接相談に乗ってくれるため、複数の保険の比較に加えて家計に関するアドバイスまでもらうことが出来ます!

一人一人に適した保険アドバイスがもらえる

膨大な数ある保険商品に複数加入する場合、二重の保障がされている保障が抜けてしまっているなどの事態が発生していることがあります。

これらの問題点を発見し、あなたにとって本当に必要なものを教えてくれます。

何度でも無料で相談可能

前述のような、保険の見直しに対して手厚いサポートをしてくれる保険代理店ですが、なんといくら相談しても無料なのです!

「新しい保険に入ることを考えている」「ライフステージが変わったため、保険を見直したい」などとお考えの方は、ぜひ気軽に一度保険代理店を利用してみることをおすすめします。

おすすめ保険相談サービス

保険相談検討者

結局学資保険が必要なのか要らないのか人によって異なるってことですね、、、。
特に学資保険は、ご家庭の状況や子供の人数、将来プランによって、必要かどうか、また、どの保険が良いのかが大きく異なります。

悩まれている方には、一度保険見直しラボというサービスの利用をおすすめしています。

松葉 直隆

保険相談サービスは以下の項目に当てはまる方々にぴったり寄り添ってくれます。

保険相談が向いている人
  1. 保険の有無について詳しい人の意見を聞きたい
  2. 保険についての知識が少ない
  3. 料金などをシミュレーションしてみたい
  4. 大きな買い物なので失敗したくない
  5. 気軽に相談したい

保険相談検討者

保険相談にはどのようなメリットがありますか?
近くのカフェや喫茶店、ファミレスなどこちらで相談場所を指定できるのがメリットですね。

松葉 直隆

平均業界歴11.8年のFP
保険見直しラボ

詳細はこちら

相談員全員がFP資格取得者
ほけんのぜんぶ_おすすめ

詳細はこちら

厳選した2500人以上のFP

保険相談_おすすめ_保険相談ニアエル

詳細はこちら

それでは、ランキング形式でおすすめの代理店をご紹介いたしましょう。

おすすめ相談窓口1位 保険見直しラボ

保険見直しラボ

保険相談の中でも、利用者の口コミが良いのが保険見直しラボです。

保険見直しラボの特徴
  • 取扱保険会社約34社と保険を比較するには十分な量
  • 経験歴の長いベテラン相談員が多数在籍しているので、保険のトレンドや保険料を抑えるノウハウを知っている
  • 相談員全員がすべての保険を取り扱える(これが意外と珍しいんです…!)

保険見直しラボは、全国に約70拠点展開している国内最大級の訪問型保険代理店

平均業界歴12年以上のベテランファイナンシャルプランナーが来てくれます!

取扱保険会社数は34社と、保険を広く比較するには十分の量です。

他社にはない保険見直しラボの特徴は、会社として強引な保険勧誘をしないと宣言をしていること。

相談だけしたいのに保険加入を勧められそうで怖いという方こそ利用してみてください。

保険代理店では定番のプレゼントキャンペーンですが、保険見直しラボでは以下のプレゼントがもらえます。

保険見直しラボの無料相談の流れ

STEP.1
公式ホームページから申し込む
 保険見直しラボの公式サイトから保険相談の予約をします。

STEP.2
保険相談・アドバイス

保険見直しラボは、自宅、勤務先など都合の良い場所まで相談員が来てくれます。

保険の見直しに関するアドバイスはもちろん、加入を検討している保険の診断もしてくれます。

保険に関する知識がない方でも、保険の基礎からしっかり話してくれるので安心です。

STEP.3
相談内容に応じた保険プランの提案

一人一人の希望やライフプランに合わせて複数社の保険商品の中から、比較検討して最適な保険の提案をしてもらえます。

保険見直しラボ 利用者の口コミ

以前、保険ショップで相談しましたが、提案内容に納得がいかず、ネットで他の保険相談ができるサービスを探しました。

色々な比較サイトを見てみましたが、業界歴の平均がここまで長いところはなく、ベテランに相談したいと思い、申込みすることに決めました。

結果は保障もしっかりしている上に保険料も安く大満足でした。

ご紹介された方は、以前外資系金融機関出身で、保険の知識はもちろんですが、保険以外の知識も豊富な方で今回の保険見直しだけではなく、今後ともお付き合いしたいと思っております。

出典:保険見直しラボ

保険見直しラボ

>>> 保険見直しラボで相談!<<<

保険見直しラボ
公式サイトはこちら

おすすめ相談窓口2位 ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶ_おすすめ

ほけんのぜんぶは、東京、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、京都、奈良、札幌、愛媛、岡山、仙台、静岡、沖縄に拠点があり、全国どこでもFPの派遣が可能な保険代理店です。

ほけんのぜんぶの特徴
  • 全国どこでも足を運んでくれる(離島を除く)
  • 34社の保険会社の商品を扱い、商品を一気に比較できる
  • FPの資格取得率が100%

ほけんのぜんぶの最大の特徴として、在籍している相談員のほぼ100%が国家資格であるFPの資格を所持しているという点です。

ほけんのぜんぶは比較的新しいサービスなので、口コミや実績は保険見直しラボには及びませんが、お金に関する相談には定評があります。

ほけんのぜんぶでは以下のプレゼントがもらえます。

ほけんのぜんぶ_キャンペーン

ほけんのぜんぶ 利用者の口コミ

よく分からなかった保険のしくみや内容が納得のいくものに

皆入っているからと、何となく加入した保険でしたが、毎月結構な額を払っていることに気付き本当に必要なのか、また、自分の加入している保険のことがいまいちよく分からないと思っていました。

そんな時にネットでほけんのぜんぶのサイトを見つけて相談してみようと利用しました。

実際に相談した方は、物腰が柔らかく、FPの方も経験豊富な感じで、分からないことにも丁寧に説明していただき、やっと保険のことが理解した気持ちになりました。

結果、今後のことを考えて別の保険の方がいいかもと思い、紹介していただいたプランに加入しました。大満足です。

もっと早く知っていたら良かったと思います。

>>> ほけんのぜんぶで相談!<<<

ほけんのぜんぶ
公式サイトはこちら

おすすめ相談窓口3位 保険相談ニアエル

保険相談_おすすめ_保険相談ニアエル

保険相談ニアエルは保険代理店ではなく、保険代理店と保険の相談をしたいお客様をつなげるサービス(ポータルサイト)を提供している会社です。

保険相談ニアエルの特徴
  • 当日の保険相談にも対応
  • コロナの影響でWEBオンライン相談が可能に
  • 店舗ごとの評判や口コミを見ることができる

保険相談ニアエルの特徴は以上の3つ。

まず、当日の保険相談が対応しているところです。

そのため、忙しい方でも予定が急に空いたときなどに予約できるため、融通が利きますね。

WEB上でいくつかの個人情報を入力するだけで予約が可能です。

また、他の利用者のクチコミを確認できる相談窓口もそう多くないでしょう。

店舗ごとの評判を確認でき、接客態度はどうだったのかやお客様の声についても見ることができます。

>>> 保険相談ニアエルを利用してみる<<<

保険相談ニアエル
公式サイトはこちら

 


このように保険で迷われた場合は、保険相談サービスの利用が便利です。

相談は何度でも無料なので、まずは1つを利用してみて、不安が残るようであれば他のサービスを利用してみるといったこともおすすめです。

松葉 直隆

保険見直しラボ

>>> ファイナンシャルプランナーに相談<<<

保険見直しラボ
公式サイトはこちら

学資保険はいらないのまとめ

学資保険はいらないのまとめ

学資保険はある程度余裕資金を持ち、既に他の積立方法を実践しているご家庭なら、無理に加入する必要はありません。

しかし、着実にコツコツ積立を行い、堅実に受取率(返戻率)をUPさせ、余裕のある学資金を用意しておきたいならば、学資保険は検討してみる価値のある保険商品と言えます。

また、記事内でも少し書いていますが、マイナス金利制度導入後に生命保険各社が各商品で保険料の値上げを行っています。

その事から、積み立て型の学資保険でも元本割れを起こす商品が出てきています

加入の歳には、返戻率をしっかりと確認するようにしましょう。