
住友生命の保険は、住友生命が子供の教育資金として販売している「こどもすくすく保険」は個人年金保険のため、学資保険にある契約者が死亡したときの保障がついていません。
今回は、そんな住友生命の学資保険について詳しく見てきます。
- 住友生命の「こどもすくすく保険」の満期は、18歳と22歳。
- 住友生命の「こどもすくすく保険」の特徴は、学資金として中・高・大額進学時に受け取れる、死亡保障が契約者と被保険者に付いている、受取金が支払った額よりも多いこと。
- 「こどもすくすく保険」は、メリットとして保険料の払い込みを高校入学前に終えることが可能なこと、特約の充実、満期金の設定が細かくできることが挙げられる。
- 加入している学資保険は家庭に合ったプランをプロのプランナーに相談してみましょう。
出典:https://www.hoken-minaoshi-lab.jp/
もくじ
住友生命の学資保険の概要と仕組み
本保険は、保障型にも貯蓄型にもなる保険です。
そのため、学資保険で保障型の保険を探している方も貯蓄型保険を探している方も、一度は検討してみてはいかがでしょうか。
「こどもすくすく保険」の仕組み
本保険は満期が2つのタイプから選ぶことが出来ます。
満期を選べる年齢は18歳と22歳です。
「こどもすくすく保険」は中学、高校、大学と3回の入学時期に合わせて学資金が支払われます。
なお、22歳満期の場合には4回学資金が支払われます。
主契約には、支払った保険料の相当額が支払われる”死亡給付金”と”保険料支払い免除”のみとなっています。
保障内容も災害や疾病に備えた医療保障を特約としてつけることができますので、手厚くすることができ保障型としての役割を果たせます。
受取総額と学資祝金支払割合
学資祝金が基本保険金額に対して支払われる割合は、次の表のようになります。
基本保険金額は加入時に選択しますが、受取総額ではなく満期時に受け取る祝金の金額です。
そのため、受取ることが可能な総額は基本の保険金額よりプラス20~50%の金額となり、基本の保険額は100万円から1万円単位という細かさで設定が可能。
このことから、医療特約と併せてご自身に見合ったプランを作れます。
加入年齢と契約者年齢
加入年齢と契約者年齢は下図のようになり、契約者の年齢は祖父母の加入も加味して男性が65歳、女性が73歳まで設定されています。
子どもが加入可能な年齢も一般の学資保険商品と同様です。
しかし、契約者の年齢の範囲が子ども(被保険者)の加入年齢によって他の学資保険と同様に異なります。
詳細情報は明示されていないため、加入を検討する場合には保険会社へ確認してください。
保険料と返戻率
返戻率が決まるのは、払込期間と契約者年齢、被保険者(子ども)の加入年齢です。
ほか、契約者の年齢や被保険者の年齢が変わっても返戻率が大きく変化することはありません。
18歳満期の場合
18歳満期についてのシミュレーションは下図の通りです。
22歳満期の場合
22歳満期についてのシミュレーションは下図の通りです。
保険料支払・払込方法
保険料支払・払込方法は下図の通りとなります。
※月払いを希望する場合、口座振替かクレジットカードとなります。
ただし、通信販売での申込ならクレジットカードでの払込は月払でのみ使えます。
返戻率は加入する条件(年齢、払込期間、受取回数など)によって変わるので、前もってファイナンシャルプランナーにシミュレーションしてもらいましょう。
学資保険の相談は、学資保険の相談実績が高い保険見直しラボがおすすめです。
自宅や近場のカフェなど、どこでも無料でファイナンシャルプランナーが出向いてくれます。
住友生命の「こどもすくすく保険」特徴3つと保障内容
本保険は貯蓄型の学資保険で返戻率が100%を超えることで人気があります。
この学資保険商品の特徴は主に次の3つを挙げることができます。
- 学資金として中・高・大額進学時に受け取れる
- 契約者と被保険者に死亡保障がく
- 受取金が支払った額よりも多くある
中・高・大学進学時に受け取る祝い金+満期金
こどもすくすく保険では、学資金として中・高・大学進学時に受け取れます。
なお、基本保険金額によって受け取り額は異なっています。
また、満期を22歳に選択すると、満期金を中・高・大学進学時に加えて22歳時に受け取ることができます。
基準保険金額100万円の場合の、受け取り時期と受け取り額をまとめたものが下の表となります。
満期 12歳 15歳 18歳 22歳 受け取り総額 18歳 10万円 (基準保険金額の10%)
10万円 (基準保険金額の10%)
100万円 (満期金、基準保険金額の100%)
120万円 22歳 10万円 (基準保険金額の10%)
10万円 (基準保険金額の10%)
30万円 (基準保険金額の30%)
100万円 (満期金、基準保険金額の100%)
150万円 受取額は、基準保険金額の変更により異なってきます。
学資保険は、大学進学費用だけが注目されがちですが、ある程度のお金は中学・高校進学時にも必要になってきます。
基準保険金額の10%ほどの受け取り額ですが、とは言っても十分な足しになるのではないでしょうか。
契約者・被保険者の死亡保障付き
住友生命のこどもすくすく保険には、契約者と子どもの死亡保障がはじめから付いています。
契約者の死亡保障・保険料払い込み免除特約
契約者の死亡保障は、保険料払い込み免除特約です。
この特約は、契約者が死亡した場合または、重度障害状態に陥った場合にはその後の保険料の払い込みが免除されます。
更に満期まで保障は継続されます。
したがって、子どもは契約者が死亡しても予定通りに祝い金や満期金を受け取ることができるのです。
学資保険以外にも教育資金を効率的にためるだけなら他にも方法があります。
学資保険ならではの保険料払い込み免除特約の大きな魅力は、万が一のことが起きても教育資金を子どもに残してあげることができることです。
子供の死亡保障
もう一つの保障が、子どもの死亡保障です。
学資保険の多くの保障型には付いていますが、子どもの死亡保障が貯蓄型の学資保険に付いていることは珍しいことなのです。
死亡給付金額は、すでに支払った保険料と同額が支払われます。
支払額よりも多く保険金を受け取ることができる
住友生命のこどもすくすく保険は、貯蓄型の学資保険で、可能性として返戻率が100%を超えることが高いことがいえます。
返戻率が100%を超えるということは、保険金を受け取る場合には、保険料総支払額よりも多い保険金が受け取れると言うことです。
では、「こどもすくすく保険」の加入は実際どの程度得ができるのか、シミュレーションして見てみましょう。
次のようなシミュレーション条件でしてみた結果です。
【契約条件】
・契約者:男性30歳
・被保険者:0歳
・基準保険金額:100万円
・保険料払い込み期間:12歳まで
【結果】
・毎月の保険料:8,203円
・保険料総支払額:1,181,232円
・受取保険総額:1,200,000円
・返戻率:約101.6%
返戻率は101.6%になりますので、約2万円結果的に得していることになります。
多くの学資保険が2017年4月に行われた保険料値上がりの影響で元本割れ(=返戻率が100%を切る)を起こしています。。
そんな中でも、住友生命の「こどもすくすく保険」は元本割れを起こすことがありませんでした。
これは、学資保険の魅力である貯蓄性を保っていることを証明しているでしょう。
住友生命の「こどもすくすく保険」3つのメリット
貯蓄型の学資保険として人気のある住友生命の「こどもすくすく保険」ですが、メリットとして主に次の3つが挙げられます。
- 特約が充実している
- 満期金の設定が細かく可能
- 保険料の払い込みを高校入学前に終えられる
特に、特約により貯蓄型にとどまらず保障型にもなる点は注目です。
特約の付加で保障型にもできる
住友生命の「こどもすくすく保険」に付加できる特約は3つあります。
こども総合医療特約
保険金の支払いが、子どもが入院した時や手術を受けたときなどに行われる特約のことです。
支払われる保険金の種類は次の4つとなります。
- 災害入院給付金
- 疾病入院給付金
- 手術給付金
- 放射線治療給付金
次の表がそれぞれの給付金の支払事由についてまとめております。
災害入院給付金
支払理由 | 不慮の事故による傷害で1日以上入院したとき |
支払金額 | 入院日額×入院日数 |
支払限度 | 60日型の場合は60日目まで
180日型の場合は180日目まで 360日型の場合は360日目まで 通算1,000日目まで支払われる |
疾病入院給付金
支払理由 | 疾病で1日以上入院したとき |
支払金額 | 入院日額×入院日数 |
支払限度 | 60日型の場合は60日目まで
180日型の場合は180日目まで 360日型の場合は360日目まで 通算1,000日目まで支払われる がんによる入院の場合は、支払限度額を超えて支払われる |
手術給付金
支払理由 | 公的医療保険対象の所定の手術を受けたとき |
支払金額 | 入院日額×下の表の給付倍率 |
入院中の手術(がん以外) | 10倍 | 開頭・開胸・開腹術は20倍 |
がん入院中の手術 | 20倍 | 開頭・開胸・開腹術は40倍 |
外来手術(入院を伴わない手術) | 5倍 |
放射線治療給付金
支払理由 | 公的医療保険対象の放射線治療を受けたとき |
支払金額 | 入院日額の10倍 |
こども入院保障充実特約(09)
こども入院保障充実特約(09)は、一時金が入院したときに支払われる特約です。
入院時の出費は、一時金で入院時にかかる諸費用を賄えます。
保険金は、入院保障充実給付金から支払われます。
支払理由 | 不慮の事故による傷害または疫病で1日以上入院したとき |
支払金額 | 給付金額 |
入院、手術はもちろんですが、放射線治療給付金もカバーしています。
通院保障もあれば、保障としては言うことのない保険です。
医療特約を付帯することで確実に元本割れを起こすので、注意しましょう。
貯蓄性は医療特約を付帯するときには、あきらめなければいけません。
指定代理請求特約
指定代理請求特約とは、保険金の請求を代理人ができる特約のことです。
100万円から1万円単位で満期金設定可能
住友生命の「こどもすくすく保険」は、100万円から1万円の単位で満期金を設定することが可能です。
一般的な学資金受け取り総額の多くは200万円、250万円、300万円に設定されています。
しかし、個人によって必要な金額は異なるため、希望する学資金を設定できるようになっているのです。
高校入学前に保険料の払い込みを終えることができる
住友生命の、こどもすくすく保険では、保険料の払い込みの設定を早めにし、終わらすことができます。
返戻率を上げる
学資保険では、返戻率は早めに保険料の払い込みを終わらせば、それだけ高くなります。
つまり、15歳払い込みのほうが18歳払い込みよりも保険料は安くなるということです。
精神的・経済的な余裕が生まれる
精神的にも、経済的にも払い込みを義務教育期間中に終えることで余裕が生まれます。
中学卒業までは、お金が比較的かからないと言えます。
学資保険の払い込みを12歳あるいは15歳頃に終えることで、余裕が出ます。
中学生までは、児童手当を毎月受け取ることもできますし、多くの地方自治体で行っている無料医療補助制度も使用できます。
しかし、子どもが高校に進学すると支出が本格的に大きくなり、保険料を月に1万円支払うことが大きな負担になることもあり得ます。
高校進学前だけではなく、中学校進学前に住友生命のこどもすくすく保険に加入すると保険料の支払いを終えることができます。
毎月の保険料については、払い込み期間が短いということで高くなるということには注意してください。
保険料の設定に当たっては、毎月無理なく払える保険料を設定することが大切です。
住友生命の「こどもすくすく保険」のデメリット
住友生命の「こどもすくすく保険」の学資保険としてのデメリットは次の2つが挙げられます。
- 返戻率
- 祝い金受け取りのタイミング
貯蓄型の学資保険としては返戻率が物足りない
住友生命の「こどもすくすく保険」、返戻率は決して高くない
払込の期間が12歳を設定した場合、返戻率は105.6%でしたが、同じ条件で払込期間を15歳、18歳にすると返戻率は101%を下回ります。
返戻率101%前後という数字は、貯蓄型の学資保険としては、あまり魅力的とは言えません。
他の保険会社の学資保険に目を向けてみますと、ソニー生命保険の学資保険スクエアが現在最も返戻率が高くて、平均して110%という効率を保っています。
契約条件にもよりますが、JA共済は108%前後に返戻率がなることもあります。
ニッセイ、明治安田生命、フコク生命の学資保険は105%前後の返戻率です。
他の学資保険と比較すると、返戻率がいまいち物足りないと思われるかも知れません。
17歳満期が無い=大学進学後に学資金を受け取る可能性も
住友生命の「こどもすくすく保険」には17歳満期がないため、高校3年生の秋までに推薦入試やAO入試に備えて、学資金を受け取ることができないと言うことです。
そうすると、学資金を受け取ることができるのが大学進学後である可能性があるということです。
多くの学資保険では、誕生日に祝い金・満期金を受け取るのではありません。
受け取りが出来るのは、その後にくる契約日となります。
例えば、9月15日に生まれた子どもが12月4日に18歳満期タイプの学資保険に加入すると、高校3年生の12月4日に学資金を受け取るということです。
特に契約日に注意すべきなのは、早生まれの子どもと10月以降に生まれた子どもです。
契約日によっては、大学に進学した年の5月に学資金を受け取る可能性があります。
17歳満期がない学資保険ですので、被保険者が早生まれの場合、秋までに受け取るのは不可能なのです。
それだけでなく、学資金を受け取る可能性が大学進学後というのは、やはり大きなデメリットと言えます。
住友生命のこどもすくすく保険はおすすめの学資保険?
強くお勧めできる学資保険とは言えないでしょう。
返戻率が低い、学資金の受け取りタイミングに関するデメリットが大きいことが挙げられます。
他の貯蓄型の学資保険のほとんどが、返戻率ももっと高いうえに、17歳での満期も備えています。
「こどもすくすく保険」の魅力は満期金を細かく設定可能といったところですが、そこまで細かく設定する必要はなく、200万円ないし300万円で不便を感じない方であれば、学資保険加入の検討に当たっては他の会社の貯蓄型の学資保険を検討してみましょう。
ただし、保障型の学資保険として医療特約を付加した場合であれば、いい選択肢にはなるでしょう。
返戻率は下がり、元本割れを起こしてしまいますが、学資保険の保障型はだいたいにもいて元本割れを起こします。
保障型の学資保険を検討するならば、元本割れはさほど大きな問題ではありません。
重視すべきは保障内容です。
住友生命の「こどもすくすく保険」は、保障が充実しているといえるでしょう。
保険代理店を味方につければ保険選びは簡単になる!
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なぜ保険代理店を使ったほうがいいの?
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FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
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一人一人に適した保険アドバイスがもらえる
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出典:保険見直しラボ
学資保険、おすすめ商品ランキング!
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- ソニー生命 144万件
- 明治安田生命 57万件
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ソニー生命の学資保険が堂々の加入数を誇ることが分かります。
ソニー生命は、2016年「マザーズセレクション大賞」受賞!多くのパパやママに選ばれ続けて144万件突破!!
1位 ソニー生命の学資保険
しまじろうが目印のソニー生命の学資保険は、返戻率の高さと受取時期の選択に幅があることが人気の秘訣。
これまで多くのお父さん、お母さん方に選ばれ続けてきているのにはもちろんワケがあります。
ソニー生命は、誰もが知る会社であることからも安心度合いが違いますよね。
また、学資保険の加入時に制限がある会社が多い中、ソニー生命は11歳でも加入が可能。
プランも柔軟に用意されていて、プロのサポートで最適な商品をチョイスすることができます。
あなたの家族を守るための学資保険。長い付き合いを考えると、慎重に選びたいですよね。
ソニー生命のHPでは、学資保険に加入するに当たってのプランやシミュレーション、信頼できる理由も記載。
一度覗いて見てくださいね。
ところでソニー生命ってどんな会社?
ソニー生命は「きょうから生命保険が変わる。ライフプランナーが変える。」の言葉を掲げ、ソニー子会社としてスタートした保険会社です。
多様化するニーズに応える合理的な保険を提案する「高質なサービス」が支持され、総資産は10兆円を超えています。
特に学資保険では返戻率の高さから圧倒的な人気を誇ります。
今月に限り、無料相談できるキャンペーンも実施されていますので、予約が取りにくくなることも考慮して今日にでも無料相談の予約をとるのがベストかもしれません。
2位 明治安田生命のつみたて学資
明治安田生命の「つみたて学資」は、他社にはない「全期前納払い」という一括支払いの方法があることが特徴的。
この方法を選択することによって、返戻率が非常に高くなることが見込めるのです。
- 保険料を一括で支払えば高い返戻率が期待できる
- 保険証の払込期間が最長でも15年で内容がシンプル
契約者(親)と被保険者(子供)、共に契約年齢に制限があることは注意が必要な点になります。
具体的に、子供の場合は6歳まで、親の場合は45歳まで(子供の年齢が2歳以上なら親は40歳まで)となります。
そのため、おじいちゃんおばあちゃんから孫へのプレゼントといった形では契約できません。
3位 日本生命のニッセイ学資保険
ニッセイ学資保険の学資年金は、返戻率も高く、どのプランを選んでも元本割れを起こす心配が無くて安心の学資保険とも言われています。
ほか、こちらの学資保険には他社にはないサービスがあり、以下の特徴として挙げられます。
- 「育児ホットライン」で、小児科医、看護師・保健師、管理栄養士と24時間365日電話で相談が可能
- 女性限定で体の悩みを相談できる「ウェルネスダイヤル[エフ]」で、医師、看護師・保健師、管理栄養士と24時間365日電話で相談が可能
また、配当金制度があり、決算により剰余金が発生した場合は加入契約者に配当金が支払われます。
※ただし、この配当金は日本生命の決算状況・契約の収支状況によって支払われない場合もあります。
加入するなら今。まだ間に合います!
今後、更に金利が下がる一方だとも言われている日本経済。
ゼロ金利政策からマイナス金利政策などのニュースを耳にすることで今後の日本経済が不安になりますよね。
学資保険の返戻率も今後は下がっていく可能性もあり、あまりにお得すぎて商品が販売停止になることも示唆されています。
既に契約している保険に関しては、もしも売り止めになっても影響は受けず、学資保険は満期まで継続します。
今後はマイナス金利の影響で保険料が上がっていく予想もされている学資保険。
少しでも保険料が安く、返戻率が高いうちに加入を検討しましょう。
住友生命の学資保険の引き出し方法と使えるお金
ここでは、住友生命学資保険の引き出し方法と、引き出し可能額について解説します。
住友生命の学資保険の引き出し方法と引き出し可能額は?
住友生命の学資保険は、引き出す際に手数料がかかる場合とかからない場合があります。
また、引き出し可能額は、払い込み保険料全額が引き出せるわけではありません。
引き出し方法、引き出して使えるお金、またその注意点を解説します。
手数料がかからない場合
手数料がかからない引き出し方法は次のとおりです。
店頭・インターネット・コールセンター・担当者取次は手数料が要りませんし、着金は当日振込か翌日振込になります。
・店頭 平日9時~15時30分
・コールセンター 平日9時~18時・土曜日17時まで(日曜日と祝日は除く)
・インターネット 8時~23時・日曜日20時まで(祝日は除く)
担当者取次は、対応日時は担当者によって異なりますが、この方法は比較的融通が利くかもしれません。
手数料がかかるケース
逆に、引き出しに手数料がかかる場合は次のような場合です。
ATMで住友生命のカードを使って引き出しすると、手数料が216円かかります。
しかし、すぐに現金がその場で受け取れるメリットがあります。
また全国にATMがある、ゆうちょ銀行の手数料は108円ですからATMを利用するならゆうちょ銀行をオススメします。
その他、三井住友銀行やセブン銀行など、取り扱いATMが多く、住友生命のカードは使い勝手の良いカードです。
祝い金
学資保険の祝い金を引き出して使う事が可能ですが、祝い金を使うと満期時に予定していた金額より少なく、足りない事がある可能性もあるので、注意しなければなりません。
祝い金を引き出すと、後から入金して返す事が出来ません。
配当金
配当金がある場合は引き出して使う事が可能で、配当金は契約途中に引き出して使えるお金で自動積立となっており、途中で使用しなければ満期時にまとめて受け取りができます。
配当金は満期時の受取予定額の中に含まれていません。
また、返済や利息の支払いもありません。
そのため、引き出してもデメリットはないと言えます。
貸付
住友生命の学資保険は、貸付として祝い金や配当金で足りない時に引き出しすることが可能です。
貸付額は払い込み保険料総額ではなくて、解約返戻金の70%の範囲内が貸付可能額です。
貸付を受ける際に注意することは、貸し付けには利息がかかると言うことです。
貸付可能額全額引き出しする場合、貸付期間が長期になる場合は、貸付金を返済せず利息も払わないでいると、「失効」する可能性があるということです。
利息については年に一度、利息支払いの払込用紙が送られてきますので、必ず利息だけは払っておくことが必要です。
また、貸付がある場合は、祝い金や満期保険金から、貸付元金と利息を差し引かれて受け取りますので、満期保険金は予定していた金額より少なくなります。
住友生命の学資保険を引き出しても元に戻せないので要注意!
携帯電話や、パソコンのインターネットで住友生命の学資保険を引き出しすることは簡単にできます。
手続きを平日午後2時までにきすれば当日に入金され、手数料についてもかかることはありません。
しかし、現在の据え置き利率は0.01%で、利率については、銀行の普通預金となんら変わりません。
満期時の受取額が引き出しすると元に戻せないことから減ってしまいます。
しかし、損をしているわけではありません。
住友生命の学資保険の満期とは?
住友生命の学資保険の加入を検討する際、満期について悩む人が多のではないでしょうか。
安易に「大学に進学するかどうかわからないので満期は18歳にすればいいや」と契約すると、満期保険金が必要な時に受け取れない可能性があります。
満期保険金は誕生日ではなく契約応当日
住友生命の学資保険は、満期保険金が18歳の時に受け取れます。
しかし、これは誕生日ではなく、18歳になった後の契約応当日なのです。
契約日と同じ月日を契約応当日とは指します。
契約日と同じ誕生日でない限り18歳の誕生日を迎えたとしても、すぐには祝い金や満期保険金が受け取ることができないのです。
契約日は、月払いの場合は契約した翌月1日、年払いの場合は保険料を支払った月日となります。
「契約日」との記載が保険証券にありますので確認して下さい。
満期「1月・2月生まれ」は注意!年払いで
1月・2月生まれの子供は住友生命の学資保険の満期では注意が必要です。
生まれてすぐに月払いで契約して、1月生まれは2月1日・2月生まれは3月1日に、祝い金や満期保険金を受け取ります。
そのため場合によっては、間に合わない可能性が考えられます。
しかし、年払いにすることによって、契約日は保険料を支払った日となります。
このことから、年払いで契約した方が月払いよりも良いかもしれません。
なお、月払いへ変更も翌年から出来ますので、出来るだけ年払いに契約時だけはすることをオススメします。
「3月生まれ」は入学までに保険金が受け取れない
住友生命の学資保険の場合、満期の受け取りは3月生まれの場合は役に立たない可能性があります。
月払いで生まれてすぐに契約しても、祝い金や満期保険金の受け取りは4月1日となりますので、入学後となってしまいます。
また3月中に受け取るために年払いで契約すると3月中に受け取れます。
しかし、3月下旬生まれの場合は間に合わないケースが多くなってしまいます。
契約を出生前にする方法もあります。
しかし、契約日を早めても満期は18歳になった後の契約応当日にきますから、1年遅れて受け取る事になってしまいます。
そのため結果は残念ながら変わらないと言うことになります。
22歳満期の場合はいつ保険金が受け取れる?
3月生まれは18歳満期と同じく22歳満期も月払いで契約日は4月1日になります。
そして、就職するとするなら保険金の受け取りは就職後になります。
しかし、その場合は高額支払いになるので現実的とは言えません。
賢明なのは現金の支払いでしょう。
まとめ
住友生命の学資保険「こどもすくすく保険」は、貯蓄型にも保障型にもなることができる学資保険ということがお分かりと思います。
そのため、学資保険の貯蓄型や、保障型を探している方に一度は検討してみることをオススメします。
また、住友生命の学資保険は、保険設計が契約者のニーズに合わせてできる商品です。
学資金がいつのタイミングにどれくらいの欲しいのをよく考えて、あなたのライフプランにあった学資保険を検討しましょう。
学資保険の相談は、保険見直しラボがとてもおすすめです。
相談料はかかりませんので、ぜひお気軽に相談してみてください。