投資信託に比べ信託報酬も低く、少額から上場企業に分散投資ができるのがETFです。
日本では比較的認知度が低い金融商品ですが、大変魅力的な商品で人気が高まっています。
そんな、ETFですが…
などの疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ETFのメリット・デメリット、賢いETFの選び方、初心者におすすめな国内・米国ETFなどについて詳しく紹介していきます。
- ETFとは「上場投資信託」のこと
- 株式のようにリアルタイムで取引が可能
- ETFは「流動性」「乖離率」「チャート」で選ぶ
- 国内ETFは「日経255銘柄」から選べる
- 国外ETFはS&P500 ETFのすべての銘柄へ投資が可能
- ETFは投資信託と違い、購入は証券会社のみ
- ETFにおすすめの口座はSBI証券
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これからETFをはじめようと思っている方は、是非参考にしてみてください。
もくじ
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ETFとは?
ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略で和訳すると「上場投資信託」という意味です。
ETFは投資信託と似たものですが、その違いは投資信託が非上場なのに対して、ETFは上場しているということです。
そのため、株のようにリアルタイムに値動きを見ながら自由に売買ができることが、通常の投資信託とは決定的に違います。
また、ETFには数多くの種類が用意されていますが、いずれも株価指数に連動し、ETFをひとつ購入すると、簡単に分散投資することができるのも特徴です。
ETFは誕生してから20年が経ちますが、日本では投資信託に比べ、認知度はまだまだ低い金融商品となります。
海外では、大変人気の金融商品として注目されており、今後日本でも人気がでてくるものと思われます。
ETFのメリット
ETFは投資信託とは違い、値動きを確認しながらリアルタイムで取引でき、また、運用コストについても低く抑えられています。
ここでは、ETFの3つのメリットについて紹介します。
- 手軽に分散投資できる
- リアルタイムで取引ができる
- 値動きが分かりやすくコストが低い
では、早速それぞれ詳しくみていきましょう。
手軽に分散投資できる
長期的な資産運用では、投資先を分散しリスクを減らしていくことが基本になります。
ETFでは、株価指数の動きに連動するため、ETFをひとつ購入すれば、その指数を構成する複数の銘柄を同時に購入することができます。
株式のようにひとつの銘柄に絞ってしまうと、その投資先の相場によっては大きな損失を抱え込むことになってしまいますが、ETFであれば分散投資ができるため、損失を抱え込むリスクが低くなります。
投資の初心者でも分かりやすく、簡単に低リスクの分散投資ができるのがETFのメリットです。
また、ETFには数多くの銘柄が用意されており、株価指数の「日経平均」では日本の企業225社に、「TOPIX」なら約2,000社に投資することができます。
さらに、日本の企業だけでなく、海外の株価指数をもとに構成されたETFに投資することも可能です。
ETFは少額で分散して投資ができるため、投資信託同様、たいへん魅力的な金融商品といえます。
リアルタイムで取引ができる
ETFは上場企業の銘柄を扱うため、株式と同じように、相場によってリアルタイムに価格が変動します。
そのため、証券取引所の取引時間内であればいつでも、何度でも好きな時に売買することが可能です。
取引の方法は株式と同じように、「指値注文」と「成行注文」の2つになります。
指値注文
ETFはリアルタイムで価格を確認できるので、指値注文をすることができます。
指値注文とは、値段と口数を指定して注文する方法で、例えば「1口2,000円になった時に10口購入します」というような注文方法になります。
ただ、希望した値段で売買することができる反面、わずかの価格差で売買が成立しない場合もあるので注意が必要です。
また、株式のように信用取引も可能なので、売り注文をすることもでき、相場が下がった時に買い注文で損失が出ている場合など、売り注文をすることで損失を最低限に食い止めることが可能です。
成行注文
成行注文は指値注文のように価格を指定せずに、数量だけを指定する注文方法です。
たとえば、「今すぐに10口購入します」というような注文方法になります。
成行注文は売買は簡単ですが、相場の状況によっては思ったより高く買ってしまったり、安く売ってしまうこともあるので注意が必要です。
また、指値注文に優先して売買が成立します。
売買価格を指定したい場合は指値注文、迅速に取引の成立を優先させたい場合は成行注文を選びましょう。
値動きが分かりやすくコストが低い
ETFは投資信託と違い、値動きがリアルタイムで変動します。
投資信託は1日に1度基準価格が確定し、翌日にならないとその価格は分かりませんが、ETFは株式と同じようにリアルタイムで変動しそれを確認することが可能です。
値動きの相場がその場でわかるので、不安がなくその場で売買することが可能です。
また、ETFと投資信託のコストを比較してみると、購入時、保有時ともにETFの方がコストが安く、長期運用の際に問題になる、保有時のコスト(信託報酬)も投資信託の半分から4分の1程度と低く抑えられています。
ETFのデメリット
いいことずくめのように思えるETFですが、いくつかのデメリットもあります。
ここでは、次の3つデメリットについて紹介します。
- 積立投資ができない
- 価格の乖離
- 分配金が自動で再投資されない
それでは、それぞれ詳しく説明していきます。
積立投資ができない
ETFは投資信託のように毎月定額の額を購入し、積み立てができる積立投資サービスが受けられません。
そのため、長期で投資をしたいけど毎月手作業で購入するのは面倒という方や、購入するタイミングがわからないという人にはあまり向かないかもしれません。
ETFの場合は、定期的に資産状態をチェックしながら株を購入したい人向きの商品になります。
ただ、店舗型の証券会社の場合は、対象銘柄は限定されますが、株式累積投資(るいとう)を利用することで積立投資サービスをうけられることもあります。
株式累積投資(るいとう)は投資信託の積立投資サービスと同様に、毎月一定の金額で株を買い続けることができる投資方法で、1銘柄の最低購入金額は1万円以上、1,000円単位から自由に金額が設定できます。
価格の乖離
ETFには上場株式としての「市場価格」と、投資信託としての「基準価格」の2つの価格が存在します。
「市場価格」は市場の需要供給により常に変動しますが、「基準価格」は1日1回の取引終了後に決定されるため、おのずとこの二つの価格には差異が生じてしまいます。
つまり、日中の取引の間、株式としての価値「市場価格」は変動しますが、投資信託の価値は取引が終わるまで前日の「基準価格」のまま固定されてしまうということです。
そのため、本来の投資信託としての価値よりも高い「市場価格」が付けられたり、低い「市場価格」が付けられたりする可能性があり、この「市場価格」と「基準価格」の差のことを価格の「乖離(かいり)」と言います。
「基準価格」と「市場価格」については、きちんと把握して取引を行う必要があります。
たとえば、「基準価格」よりも低い「市場価格」で売買してしまうと、もっと高い価格で売れたはずなのにというようなことになってしまい、思わぬ損をしてしまうことになります。
そのような事にならないためにも、価格の乖離(かいり)については注意が必要です。
分配金が自動で再投資されない
ETFの分配金は、組み入れ銘柄の配当金や利息は運用経費を差し引いて、すべて決算時に分配されます。
これは、一般的な投資信託のように、支払われる分配金が自動で再投資されるという仕組みがないためで、再投資する場合は、ご自身自らが手動で新たに買い付けを行なわなくてはなりません。
逆に言えば、その都度分配金を受け取り、その時点で一番有利な銘柄に再投資することもできるため、常に自分の資産を確認したいという投資家にとっては、メリットにもなるでしょう。
ETFのおすすめな選び方
では、ETFを始めるにあたってどんな点に注意して銘柄を選んでいけばよいのでしょうか?
ここでは、次の3つのポイントからETFのおすすめな選び方を紹介します。
- 流動性
- 乖離率
- チャート
それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。
流動性
ETFを選ぶ際に、「流動性」をチェックしておくことも重要なポイントです。
「流動性」とは、分かりやすく言うと取引のしやすさのことです。
流動性が高い銘柄は、ETF売買をする際に約定しやすく、逆に売買高が少なく流動性が低い銘柄では、希望する価格で売買が成立しないこともあります。
たとえば、同じTOPIX連動型のETFでも、売買高や売買代金は銘柄によって異なるため、ETF銘柄を選ぶにはできるだけ出来高や売買代金が多いETFを選びましょう。
乖離率
ETFを選ぶ時に意識したいのが「乖離率(かいりりつ)」です。
乖離率とは、現在の価格が移動平均線からどれくらい離れているかを数字で表した指標で、移動平均繊からの離れ具合で、売買の状況の判断が可能です。
基本的に、乖離率は低いほど運用が上手くいっていると言われ、移動平均線から大きく乖離している銘柄は、短期間に大きく価格がブレているため、最適な運用ができていないということになります。
ETFは指数への連動を目指しているため、組入銘柄の売買コストやタイミング、管理費用などの要因により指数から下ぶれ(下方乖離)しやすくなりますが、できるだけ、乖離率が0%に近いETF銘柄を選んでおくと安心です。
チャート
ETFを選ぶ際にひとつの目安になるのが各ETFの過去のチャートの動きです。
チャートを見れば、株価の値動きの良し悪しをひと目で判断することが可能です。
一般的にETFは株価指数と連動するため、どの銘柄も同じような値動きをするはずなのですが、チャートを比較してみると、実際には運用成績は大きく異なります。
出来高が多い銘柄は流動性が高く、買いたいときに買えたり、売りたいときに売ることもでき、連動を目指す指数との「乖離(かいり)」も少なく上手な運用をしていると判断できます。
ETF銘柄を選ぶ際には、過去の売買高や売買代金も違うので、チャートを見てなるべく過去の運用成績が高いETFを選びましょう。
ローソク足は、期間により、日足(ひあし)、週足(しゅうあし)、月足(つきあし)、年足(ねんあし)があり、たとえば日足の場合は最初についた価格を「始値(はじまりね)」、最後について価格を「終値(おわりね)」と言い、始値より終値が高い場合は実体(柱)が白色で陽線(ようせん)と呼ばれ、始値より終値が低い場合は実体(柱)が黒色で陰線と呼びます。
ローソク足の上下に伸びている線はひげと呼ばれ、上に伸びれば高値、下に伸びれは安値となり、始値、終値、高値、安値の4本値を時系列で表したものをローソク足チャートといいます。
また、移動平行線は、一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせて選にしたもので、5日移動平均線、25日移動平均線、50日移動平均線等があります。
移動平行線で、現在の株価が一定期間の平均に比べ、どの程度の位置か、株価の流れは上昇相場か、下降相場かなどを判断することができます。
初心者におすすめな国内ETF
ETFには国内でも日経平均に連動したもの、東京証券取引所に上場している不動産投資信託など様々な銘柄があります。
その数はどんどん増えてきています。
ここでは、特に初心者が始めやすい以下の3つの銘柄についてご紹介します。
- 1320 ダイワ 上場投信-日経225
- 1321 NEXT FUNDS 日経平均225連動型上場投信
- 1488 ダイワ上場投信-東証REIT指数
それぞれの特徴をみていきましょう。
1320 ダイワ 上場投信-日経225
「日経225連動型」は、日経平均に連動するように作られたEFTです。
日経225指数とは、東証1部上場銘柄のうち代表的な225銘柄をもとに計算された指数で、日本の景気や経済の動向を把握しやすい指数とも言えます。
ダイワ 上場投信-日経225は、ユニクロを運営するファーストリテイリングやソフトバンクグループなどの日本を代表する有名企業の銘柄で構成されています。
信託報酬も低い水準で、ETF初心者でも扱いやすいためまず最初に持っていたい銘柄です。
銘柄名 | ダイワ 上場投信-日経225 |
---|---|
ベンチマーク(指数) | 日経平均225 |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
経費率 | 0.16% |
直近の分配金 | 1口403円(年1回) |
分配金利回り | 1.34% |
売買高 | 267,693口 |
乖離率 | 0.5% |
信託報酬 | 0.176% |
購入できる証券会社(現物) | SBI証券 |
1321 NEXT FUNDS 日経平均225連動型上場投信
日経225に採用されているか、採用が決定された銘柄の株式のみに投資したETFです。
「NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信」は、売買高が多く約定しやすいところが特徴で、乖離率も低く、運用状況も安定しているETFといえます。
銘柄名 | NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 |
---|---|
ベンチマーク(指数) | 日経平均225 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
経費率 | 0.18% |
直近の分配金 | 1口389円(年1回) |
分配金利回り | 1.30% |
売買高 | 745,894口 |
乖離率 | 0.08% |
信託報酬 | 0.198% |
購入できる証券会社 | SBI証券 |
1488 ダイワ上場投信-東証REIT指数
「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場している不動産投資信託(REIT)全銘柄を対象とした指数で、不動産投資市場の動向を把握するのに役立ちます。
「ダイワ 上場投信-東証REIT指数」は、分配金利回りが高い不動産ETFです。
分配金の支払い回数も年4回と多く、分配金狙いの投資をする方におすすめの銘柄です。
銘柄名 | ダイワ 上場投信-東証REIT指数 |
---|---|
ベンチマーク(指数) | 東証REIT |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
経費率 | 0.16% |
直近の分配金 | 1口71.9円(年4回) |
分配金利回り | 3.57% |
売買高 | 124,010口 |
乖離率 | 0.51% |
信託報酬 | 0.1705% |
購入できる証券会社 | SBI証券 |
初心者におすすめな米国ETF
ETFには米国の有名企業の株式を運用できる銘柄があります。
たとえば、マイクロソフト、アップル、Amazonといった企業の銘柄を扱うETFなので、安心して購入することができます。
ここでは、その中でも初心者でも扱いやすい3つの米国銘柄について紹介します。
- バンガード・S&P500 ETF(VOO)
- iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV)
- SPDR S&P 500 ETF(SPY)
では、早速みていきましょう。
バンガード・S&P500 ETF(VOO)
「バンガード・S&P500ETF」は「VOO」とも言われ、米国の代表的なインデックスであるS&P500を構成している全ての銘柄へ投資が行われています。
主な保有銘柄は、マイクロソフト、アップル、Amazonなどの誰もが知っている有名企業になります。
経費率が0.03%と低コストで、運用も緩やかなりに確実に上昇しており長期投資に向ている銘柄です。
銘柄名 | バンガード・S&P500 ETF(VOO) |
---|---|
ベンチマーク(指数) | S&P500 |
運用会社 | バンガード・グループ |
経費率 | 0.030% |
直近の分配金 | 5.303米ドル(年4回) |
分配金利回り | 1.54% |
売買高 | 7,579,472 |
乖離率 | -0.08% |
信託報酬 | 0.03% |
購入できる証券会社 | SBI証券 |
iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV)
「iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV)」は世界で約3割のシェアを誇る有数なETF銘柄です。
保有銘柄も、バンガード・S&P500 ETFと同じくマイクロソフト、アップル、Amazonなどの米国の有名企業で構成されています。
銘柄名 | iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV) |
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ベンチマーク(指数) | S&P500 |
運用会社 | ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ |
経費率 | 0.03% |
直近の分配金 | 5.908米ドル(年4回) |
分配金利回り | 1.58% |
売買高 | 6,450,245 |
乖離率 | -0.05% |
信託報酬 | 0.03% |
購入できる証券会社 | SBI証券 |
SPDR S&P 500 ETF(SPY)
「SPDR S&P 500 ETF(SPY)」は米国初のETFとして設定された歴史の長い銘柄です。
アップル、マイクロソフトをはじめ、Amazon、フェイスブック、Googleなどの大規模な株で構成されており、コストの低さもパフォーマンスも優れており、米国ETFがはじめてという初心者にも扱いやすい銘柄です。
銘柄名 | SPDR S&P 500 ETF(SPY) |
---|---|
ベンチマーク(指数) | S&P500 |
運用会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ |
経費率 | 0.0945% |
直近の分配金 | 5.691米ドル(年4回) |
分配金利回り | 1.52% |
売買高 | 152,701,639 |
乖離率 | – |
信託報酬 | 0.0945% |
購入できる証券会社 | SBI証券 |
ETFが買えるおすすめ証券会社
投資信託は、証券会社の他にも金融機関(銀行、郵便局など)でも扱っています。
では、ETFはどこで購入することができるのでしょうか?
ここでは、ETFを購入でき、手数料などの運用コストが低いおすすめの証券会社3社を紹介します。
- SBI証券
- 松井証券
- LINE証券
それぞれ、詳しくみていきましょう。
SBI証券
「SBI証券」は、2019年12月16日以来、業界最高水準のサービスを掲げて「無料化&プライスダウン0円」を推進しています。
その流れで、国内ETFでも取引手数料無料銘柄が119銘柄が対象となり、国内ネット証券ではトップレベルのサービスになります。
最小限のコストでETF投資を始めたい人やより多くの取扱い銘柄から投資機会を見つけたいという人、また、コストダウンで利益率を上げたいという人に最適なネット証券会社です。
ネット証券として実績と信頼性を持ち、最小限のコストとサービスを兼ね備えたおすすめのネット証券です。
松井証券
松井証券は、100年以上の歴史がある、老舗の証券会社です。
その魅力は手数料の安さで、1日に合計50万円までの取引なら、何回取引しても0円になります。
また、25歳以下の方は、なんと金額に上限がなく手数料が0円です。
米国株や中国株などの外国株を扱っていないことがデメリットですが、つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資は問題なくできるので、初心者の方にもおすすめです。
LINE証券
「LINE証券」はスマホで有名なLINEが運営するスマホ専用証券会社です。
現物株式の個別銘柄とあわせて、LINE証券が指定する国内ETFも取引可能となっており、取引可能な東証上場銘柄は約3,700銘柄にものぼります。
特に国内ETFの現物株式の買付手数料が常に無料で、売却手数料も税込み99円以上、1,771円以下と業界最安水準で提供されています。
スマホ専用証券会社だけにスマホですべての取引が完結できるのも、手軽に株式投資をしたい人向きといえるでしょう。
買付手数料無料のメリットを最大限に活かし、中・長期的な運用をしたい方にはもってこいの証券会社です。
おすすめのETF|まとめ
- ETFとは「上場投資信託」のこと
- 株式のようにリアルタイムで取引が可能
- ETFは「流動性」「乖離率」「チャート」で選ぶ
- 国内ETFは「日経255銘柄」から選べる
- 国外ETFはS&P500 ETFのすべての銘柄へ投資が可能
- ETFは投資信託と違い、購入は証券会社のみ
- ETFにおすすめの口座はSBI証券
いかがでしたでしょうか?ETFのメリット・デメリット、おすすめな銘柄についてご紹介してきました。
ETFはまだ、日本では認知度が低い金融商品ですが、投資信託と非常に似ていて初心者でも、少額で分散投資ができるなどメリットも多く、投資信託に比べて運用コストも低いため非常に魅力のある商品です。
ETFには数多くの銘柄が用意されており、日本であれば、株価指数の「日経平均」では日本の企業225社に、「TOPIX」なら約2,000社に投資することができます。
また、米国でもS&P500 ETFを構成しているすべての銘柄に投資することも可能です。
S&P500 ETFではマイクロソフト、アップル、Amazonといった誰もが知っている有名企業も名を連ねており、安定的に長期的な運用を視野にいれて購入できます。
購入場所は投資信託と違い、証券会社のみの取り扱いになっており、信託報酬などは投資信託に比べて低いコストで運用できるため、これから投資を始めたいという人はぜひ、ETFを選択肢に加えてみることをおすすめします。
この記事を参考に良い銘柄を選び、ETFで安定して確実な運用を楽しみましょう。

