
「資産運用の相談はIFAにするのが良いって聞いたけど、そもそもIFAってなんだろう?」
「相談するIFAの選び方が知りたい!」
IFAとは独立系ファイナンシャル・アドバイザーのことで、資産運用の専門家を意味します。
もともとアメリカなどの欧米で始まった制度ですが、日本でも資産運用への関心の高まりとともに注目を集めるようになりました。
投資信託やつみたてNISAを利用した資産運用を始める際、知識のある専門家に話を聞ければ、これほど心強いことはないでしょう。
とはいえ、初めてIFAに相談する時はさまざまな不安があると思います。
本記事ではIFAに相談できる内容、選び方のポイントからおすすめの相談先までを徹底的に解説しています。
ぜひ最後まで読み、IFA相談への準備を着実に進めていきましょう。
- IFAは資産運用の専門家
- 個人で開業しているだけでなく、IFA法人や証券会社に所属しているIFAもいる
- IFAは資産形成やマネープランのアドバイスから、金融商品の販売までを一貫している
- IFA相談では中立的な立場から、顧客目線の提案をしてくれる
- 経験や実績を考慮し、個人の状況に合った提案をしてくれるIFAを探すと良い
- 資産運用、土地活用、相続問題などに関する実践的アドバイスを行う
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目次
IFAとは資産運用の専門家のこと

IFAとは、資産運用に関する相談や金融商品の販売を行う資産運用の専門家です。
特定の金融機関に所属せずに独立して活動しているケースが多いため、中立的な立場から幅広い商品を提案してくれます。
銀行や証券会社の営業担当が、組織に所属せず個人で働いているイメージです。
IFAは金融商品仲介業者の登録に必須の「証券外務員資格」はもちろんのこと、保険商品が取り扱い可能な「生命保険募集人」の資格を持っている場合もあります。
さまざまな商品を選択肢にできるため、最適なアドバイスが可能になります。
- 特定の金融機関に所属せずに活動
- 「証券外務員資格」を保有
- 取り扱い商品の数が豊富
もともとはアメリカなどの欧米諸国で始まったIFAが日本で注目されるようになったのは、2004年の証券仲介業務の解禁、2007年の金融商品取引法の改正がきっかけでしょう。
これにより、それまで法人に限られていた証券業務が個人でも行えるようになりました。
また、近年高まっている老後の資金不安もIFAの需要を後押ししていると言えます。
実際、2023年6月現在では金融商品仲介業者の登録外務員数は6,544名です。
これは10年前にあたる2014年の倍以上の人数なので、IFAが増加傾向にあることは明らかでしょう。
年度 (6月時点) | 登録外務員数 (人) |
---|---|
2014年 | 3,022 |
2015年 | 3,037 |
2016年 | 3,019 |
2017年 | 3,181 |
2018年 | 3,244 |
2019年 | 3,632 |
2020年 | 4,036 |
2021年 | 4,738 |
2022年 | 5,558 |
2023年 | 6,544 |
バブル以降の日本経済の停滞や低金利の問題に解決の兆しが見えない中、IFA需要の増加傾向は今後も続いていくと考えられます。
IFAに相談するおすすめの方法

一口にIFAといっても、複数の相談方法があります。
IFAへの代表的な相談方法は以下の通りです。
1つずつ確認していきましょう。
IFA法人に所属するIFAに相談する
IFA法人とは法人として金融仲介業者に登録している法人で、複数のIFAが所属しています。
IFAは社員として雇用されている場合もあれば、業務委託として仕事を請け負っている場合もあるようです。
法人として得意分野やターゲット層などを定めていることが多く、目的に合わせたIFA選びの目安になるでしょう。
セミナーを開催して投資初心者の取り込みに力を入れている法人から、富裕層や経営者の課題解決を業務の主軸にしている法人までさまざまです。
個人で活動しているIFAに相談する

個人事業主として開業しているIFAに相談するのも選択肢の1つでしょう。
最初から個人で活動するIFAもいますが、IFA法人で実績を積んでから独立するパターンが一般的なようです。
自身のHPやSNSで営業活動をしているケースが多いため、自分に合ったIFAにたどり着くまでに多少時間がかかってしまうかもしれません。
現在は個人投資家とIFAをマッチングしてくれるサービスもありますので積極的に利用してみましょう。
証券会社に所属するIFAに相談する
少し意外かもしれませんが、証券会社でもIFAに相談できます。
証券会社でありながら金融商品にとどまらず、家族信託や贈与手続きのサポートが受けられる場合もあるようです。
ポイントなどの顧客サービスも充実していることが多いので、利用している証券会社にIFAが在籍していれば、一度利用を検討してみてください。
現在証券会社を利用していない方でも、名前を知っている証券会社との取引であれば安心感があるのではないでしょうか。
IFA以外の資産運用の相談先

ここまではIFAについてご紹介してきましたが、IFA以外にも複数の資産運用の相談先があります。
代表的なものは以下の通りです。
- FP
- 銀行
- 証券会社
FPとは、家計に関わる金融・税制などの総合的な知識を備え、相談者に最適なライフプランニングを行う専門家です。
個別の金融商品の説明や販売はしませんが、NISAなどの税制制度や、一般的な投資の仕組みについては説明してもらえます。
一方の銀行や証券会社では、金融商品を販売することを業務のメインに据えています。
銀行では投資信託や生命保険などを、証券会社では株式や外国債券なども幅広く扱っています。
これらの商品の営業活動に付随する形で、自分に合った商品や商品同士の組み合わせに関して相談に乗ってくれるはずです。
IFAとFP・銀行・証券会社との違い
ここでは先述のIFA以外の資産運用の相談先と、IFAの違いについて詳しく解説していきます。
FPとの違い
IFAとFPとの違いは、主に以下の2点です。
- IFAは金融商品の取り扱いができるが、FPはできない
- IFAは資産運用の専門家だが、FPはライフプランニングの専門家である
まず最も大きな違いは、金融商品の取り扱いができるかどうかです。
IFAは金融仲介業者として登録されているため、個別の金融商品の説明から販売までを一貫して行えます。
一方のFPはライフプランニングの専門家なので、資産運用に関する相談は業務の一部に過ぎません。
金融商品の販売はもちろん、個別の商品を案内することも禁じられています。
資産運用の仕組みやリスクについて一般的な内容は説明できますが、より踏み込んだアドバイスを求める場合はIFAに相談するのが望ましいでしょう。
以下にIFAとFPの主な業務をまとめていますので、相談先選びに活用してください。
- 金融商品の販売
- 運用状況の分析
- 資産形成やマネープランのアドバイス
- ライフプランの作成
- マネープランのアドバイス
- 一般的な資産運用の概要説明
銀行や証券会社との違い
IFAと銀行・証券会社の違いは、主に取り扱っている商品の幅と立場です。
- IFAは取り扱い商品に制限はないが、銀行・証券会社は自社の取り扱い商品のみ
- IFAは転勤・異動がないケースが多いが、銀行・証券会社は2、3年に一度の転勤がある
銀行・証券会社は金融商品を販売した手数料で売り上げを立てているので、自分の会社で取り扱う商品しか紹介できません。
顧客一人ひとりに合わせて商品を提案している場合もありますが、会社が売りたい商品を提案している場合もあるので見極めが肝心です。
一方、大半のIFAは特定の金融機関に所属せず独立して活動しています。
会社が推奨する商品もなければ、取り扱う商品の制限もないので、その個人投資家に最適な商品の提案がしやすくなるでしょう。
また、銀行・証券会社には2、3年に一度の転勤がつきものです。
その点IFAは転勤や異動がほとんどなく、継続的に相談できるケースが多いと言えます。
以下にIFAと銀行・証券会社の違いをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
IFA | 銀行・証券会社 | |
---|---|---|
取り扱い商品 | ・取り扱い商品に制限はない | ・自社が取り扱う商品のみ |
立場 | ・独立して活動しているケースが多く、投資家目線での提案が行える | ・自社が取り扱う商品を販売して手数料収入を得る必要がある ・会社の推奨する商品を積極的に販売する必要がある |
転勤・異動 | ・転勤や異動がないことが多い | ・2、3年で転勤することが多い |
IFA相談の内容
ここまでで、IFAとは特定の金融機関に所属せずに活動する資産運用の専門家で、投資家目線で商品提案を行ってくれることがお分かりいただけたと思います。
では実際のIFA相談では、具体的にどのような内容を相談できるのでしょうか。
IFA相談の主な内容は以下の通りです。
1つずつ確認していきましょう。
金融商品の紹介
投資家一人ひとりの状況を見極めたアドバイスとともに、最適な金融商品を紹介してくれます。
証券口座の開設や購入手続きまでサポートしてくれるため、「話は聞いたけれど実際の行動に移せていない」ということもないでしょう。
株式や投資信託などの豊富なラインナップから選択できるので、目的に応じてさまざまな商品の組み合わせも可能です。
商品ごとに取引の窓口を変える必要がないことは、手間や時間の負担軽減につながります。
運用状況の分析とアドバイス

投資家が購入した商品の運用状況を分析し、今後の資産運用のアドバイスもしてくれます。
転勤や異動のないIFAとは継続的な関係が期待できるので、ここからがIFAの真価が問われる部分とも言えるでしょう。
また資産運用は、一度資産の配分や比率を決めればそのままで良いというものではありません。
定期的に見直しを行うことで、そのときの経済情勢やライフステージに合った効率的な運用ができるので、ぜひIFA相談を活用しましょう。
税理士・弁護士など他の専門家との連携
他の専門家との連携が比較的自由に行えるのもIFAの特徴です。
投資家は相談窓口をIFAに絞れるので、各所に足を運んで説明や手続きをする手間が省けるでしょう。
例えば確定申告は税理士と、相続に関わる税金対策は弁護士と連携すれば、手続きにかかる負担は大幅に軽減されます。
専門家との連携の状況も、IFA選びの際の参考にしてみてください。
資産形成やマネープランのアドバイス

マネープランの作成はFPの業務内容と思われがちですが、マネープラン作成に関してはIFAもFPも大きな違いはありません。
現在の家計の収支や資産の状況、資産運用の目的などを丁寧に聞き取ったうえで、総合的な視点からアドバイスを行います。
その後、具体的な商品の提案と販売まで行えるのがIFAの特徴です。
IFAに相談するメリット
資産運用の相談先には複数の選択肢がありますが、IFAに相談する場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
IFAに相談するメリットは以下の通りです。
それぞれ確認していきましょう。
IFAは実務経験がある専門家である
IFAは知識だけでなく、実務経験も兼ね備えた専門家です。
未経験からIFAを始める方は非常に少なく、銀行や証券会社など、金融機関での勤務を経て独立するのが一般的とされています。
資産運用の経験は一朝一夕に身につくものではなく、長期間にわたって金融商品の販売や運用状況の分析に携わることで積み上げられていきます。
そうしたIFAの専門知識や実務経験に基づいた提案をしてもらえるのは、個人投資家にとっては非常に心強いでしょう。
中立的な立場で提案をしてくれる
特定の金融機関に所属しないIFAは、中立的な立場で商品を提案できます。
例えば銀行や証券会社では、手数料目的で回転売買が行われることもあるようです。
IFAには販売ノルマ自体が存在しないため、投資家の利益を優先した提案がしやすくなります。
幅広い商品から選択できる
IFA相談では、一般の金融機関よりも幅広いラインナップから自分に合った金融商品を選択できます。
特定の組織に所属しないIFAは、複数の証券会社や保険会社などと業務委託契約を結んで仲介販売をしているケースが多いからです。
商品の選択肢が多ければ多いほど、投資家それぞれの状況や属性に適した商品を提案してもらえる可能性が高まるでしょう。
長期的にサポートしてもらえる

IFAには転勤や異動がない場合が多いので、長期的に1人の担当者から資産運用をサポートしてもらえます。
これは2、3年に一度人事異動が行われる銀行や証券会社にはないメリットです。
頻繁に担当者が変更になると十分な引継ぎがなく、情報共有の不足にストレスを感じることもあります。
その点、同じIFAに相談し続ければそもそも引き継ぎの必要がありません。
過去の取引も考慮して総合的にアドバイスをしてくれる、人生の良きパートナーにもなってくれるでしょう。
IFAに相談するデメリット
メリットの多いIFA相談ですが、デメリットがないわけではありません。
注意点もしっかりと確認したうえで利用すれば、より満足できる相談になるでしょう。
IFAに相談する主なデメリットは以下の通りです。
それぞれ確認していきましょう。
IFAによって得意分野が異なる
資産運用に関して幅広い知識と経験を持つIFAですが、それぞれ得意分野が異なることも事実です。
例えば金融資産が1億円を超える富裕層をターゲットに営業しているIFAもいれば、20代〜40代の資産形成層をメインに活動しているIFAもいます。
また、確定拠出年金に特化していたり、有資格者で生命保険の提案も行っていたりする場合もあります。
IFAの得意分野と相談内容の相性を見極めないと、適切なアドバイスが受けられないことがあるので注意が必要です。
IFA選びのための情報が少ない

IFA選びの情報が少ないことにも注意が必要です。
日本でIFAが始まったのが2004年と歴史が浅いことに加え、事業規模が小さい場合が多いために宣伝活動も活発ではありません。
IFAと一口に言っても、取り扱う金融商品のラインナップや受けられるサービスの詳細は異なります。
IFA選びの際にはセミナーや無料相談などを活用し、そのIFAの方針と自分の相談内容の相性に問題はないか、実際に確かめる必要があるでしょう。
手数料が割高なことがある
基本的に相談料が無料のIFAですが、金融商品を購入する際にかかる購入時手数料が割高になることがあるので注意が必要です。
購入時手数料は購入金額から差し引かれるため、その分投資家の手元に入るリターンが少なくなります。
手数料だけを考慮すれば、ネットで購入する方が有利です。
その手数料がIFA相談にかけるコストとして見合うものなのか、都度検証するようにしましょう。
IFA相談の前に準備すること
IFA相談をより充実したものにするには、事前準備も大切です。
事前準備が不十分な場合、適切なアドバイスが受けられないばかりか、トラブルに発展する可能性もあります。
本記事を参考に、有意義なIFA相談を叶える準備を進めていきましょう。
1つずつ確認していきます。
自分の投資の方向性を明確にしておく
資産運用を行う目的や希望する運用方法など、自分の投資の方向性を明確にしておきましょう。
単に「資産運用を始めたい」などと言われても、IFAも提案内容に迷ってしまいます。
最低限、以下の内容について方向性を決めておきましょう。
①投資の目的:
「何のためにお金を増やしたいのか」
②目標金額:
「いくら必要なのか」
③運用期間:
「いつまでにお金を増やしたいのか」
例えば「子供の大学進学に備え、500万円を10年後までに用意したい」といった具合です。
ここまで具体的に方針が決まっていれば、IFAも投資家それぞれの運用経験や目標の運用期間を考慮し、最適なアドバイスを行えます。
投資用の資金を蓄えておく
資産運用を始めるには、生活資金などとは別に、投資用の資金を蓄えておく必要があります。
価格変動のリスクが避けられない資産運用は、余剰資金での運用が原則だからです。
以下のような資金はすぐに引き出せる預貯金などに預け、それ以外の余剰資金を資産運用に回すようにしましょう。
- 当面の生活費(普段の生活の6ヶ月〜1年分)
- 数年後の使い道が決まっている資金:教育資金、リフォーム資金など
- 万一の事態に備える資金:病気やケガの際の入院資金など
IFAの相談先の候補を複数挙げておく
IFAに相談する際には、あらかじめ相談先の候補を複数挙げておきましょう。
同じIFAとして活動していても、資産運用に対する考え方や得意分野が異なるからです。
相談先との相性が合わない場合、IFA相談にかけた時間や手間が無駄になってしまうばかりかトラブルを招く可能性すらあります。
可能であれば無料相談を利用して複数の相談先を試し、その中から自分に合ったところを絞り込んでいくと良いでしょう。
IFAは継続的に利用することでその強みを発揮するので、長く信頼関係を築ける先に相談するのが理想です。
IFAの選び方のポイント
自分に合ったIFAを選ぶには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
主なものは以下の通りです。
1つずつ確認していきましょう。
実績と経験は十分か
相談するIFAの知識の豊富さはもちろん、これまでの実績や経験もチェックしておきましょう。
過去の相談件数や実績数が多いほど、さまざまなケースに適切なアドバイスをしてもらえる可能性が高いです。
公式サイトなどで開示されていることもありますが、直接電話や問い合わせフォームなどで質問しても問題ありません。
そのような問い合わせに対する対応も、IFA選びの1つの判断基準になります。
相談料・料金体系は適切か

IFAに相談する際は、相談料・料金体系が適切かどうかも確認しましょう。
IFA相談は基本的には無料ですが、中には2回目以降の相談が有料だったり、金融資産残高に応じて手数料がかかったりするところもあります。
手数料の有無はもちろん、手数料率が許容できるものかどうかは、今後長い付き合いになるIFA選びでは重要なポイントです。
公式サイトなどから詳細を確認し、不明点は問い合わせフォームなどから質問するようにしてください。
金融商品の購入時 | ・販売手数料 ・金融資産残高に応じた手数料 |
相談・サポートの利用時 | ・2回目以降の相談 ・商品の購入に関係のない相談 ・運用状況の分析などのアフターフォロー |
事業や商品の透明性に問題はないか
情報開示が不十分など、事業や商品の透明性に問題があると感じる場合は要注意です。
金融商品を販売する業者の中には、不適切な商品の販売で利益を得る悪質な業者も存在します。
被害に遭わないためにも、商品の内容や営業実態に不安がある場合は絶対に取引をしてはいけません。
特に以下のようなポイントに該当する場合、取引を行わないほうが賢明です。
- 公式サイトがない
- 金融商品仲介業者の登録がない(『金融商品仲介業者登録一覧』を参照)
- 電話やチラシなど、アナログな方法で営業している
- 安全性の高さばかり強調してくる
取り扱い商品は豊富に揃っているか
IFA選びの際には、取り扱い商品が豊富に揃っているかも確認しておきましょう。
銀行や証券会社のように自社の取り扱い商品のみに縛られることのないIFAですが、業務委託契約を結んでいる金融機関の数によって取り扱い商品の数も異なります。
なるべく選択肢が多いほうが目的や意向に合った商品が見つかる可能性が高まるので、相談先の取り扱い商品の種類や数は事前に押さえておいてください。
個人の状況に合った提案をしてくれるか

IFA相談では、個人の状況に合った提案をしてくれる相談先を選びましょう。
特に最初の相談では現在の家計の収支や金融資産の状況、資産運用の目的などを詳しく尋ねられるはずです。
良いIFAであれば、その聞き取りをもとに一人ひとりに異なるマネープランを提示してくれます。
もし自分の状況に合った提案がされていないと感じるのであれば、相談先の変更も検討してください。
おすすめのIFAはどこ?投資相談先を5つ紹介!

ここでは、本記事がおすすめするIFAの相談先を5つピックアップしています。
初めてのIFA選びに、ぜひ参考にしてください。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
60秒でIFAが見つかる「わたしのIFA」
- 60秒の無料検索でIFAとのマッチングができる
- 何回でも、相談費用は一切不要
- WEB含め、面談場所は全国どこでも自由
アドバイザーナビ株式会社が運営する「わたしのIFA」は、60秒の無料検索でIFAが見つかるマッチングサービスです。
公式サイトの検索画面に、
- 年齢
- 住んでいる都道府県
- 10の質問への回答
を入力するだけで完了です。
資産状況や運用目的、独自の性格分析による性格の相性から、利用者それぞれに最適なIFAを自動分析してくれます。
IFAの得意分野や経歴などを事前に確認できるので、安心して相談に臨めるのもポイントです。
全国どこでも、何度でも無料相談ができるので、まずは無料検索を試してみてはいかがでしょうか。
全国のIFAとマッチングが可能な「IFAナビ」
- IFA選びのプロである、専属コンシェルジュがIFAと個人投資家をマッチングする
- 優良なIFAのみと無料相談ができる
- 保険や不動産など、幅広い分野の相談に対応可能
IFAナビは株式会社想研が運営する、個人投資家のIFA選びをサポートする専門サイトです。
最初に専属コンシェルジュが無料カウンセリングを行い、一人ひとりの資産運用の目的・意向に合ったIFAを提案してくれます。
独自の基準を設け、全国で開業しているIFAの中でも優良なIFAのみと提携しているのが特徴です。
公式サイトの検索画面で、
- 居住エリア
- 相談内容
- フリーワード
の3項目から検索できます。
保険や不動産に関して相談できるIFAとも提携しているので、より幅広い観点からアドバイスが欲しい方におすすめです。
IFAコース専用取扱商品もある「楽天証券」
- IFAコース利用者のための「IFAコース専用取扱商品」「IFA専用ラップ」がある
- 「管理口座コース」、「投信自動売却サービス」などの独自の取り組みをしている
- 家族信託や贈与手続きもトータルでサポート
ポイント制度などの充実のサービスで注目を集めるネット証券、楽天証券でもIFA相談サービスが利用できます。
もちろん年会費やコンサルティング料はかかりません。(※一部のIFAはコンサルティング料金がかかる場合があります)
幅広い商品を取り揃えているだけでなく、IFAコース利用者だけが購入できる「IFAコース専用取扱商品」や完全オーダーメイドの「IFA専用ラップ」が利用できるのも特徴です。
公式サイトから、以下の3つの方法でIFAを検索できます。
預かり資産残高の増加に応じた手数料体系の「管理口座コース」、「投信自動売却サービス」など、独自の取り組みも魅力的ではないでしょうか。
家族信託や贈与手続きサポートもおこなっているので、生涯に渡る資産管理のパートナーになってくれるはずです。
専任担当者からアドバイスをもらえる「SBI証券」
- 利用者のニーズに合わせた「IFAコース(プランA)」と「IFAコース」を設定
- 訪問だけでなく、全国各地の店舗でのIFA相談も可能
- 全国で開催されるセミナーも利用しやすい
証券口座開設数1,000万件を誇るネット証券、SBI証券でもIFA相談が受けられます。
2つのコース設定があり、「IFAコース(プランA)」は専任担当者が利用者一人ひとりの投資スタイルに合わせて電話や訪問などでアドバイスや情報提供を行うスタイルです。
一方の「IFAコース」では、SBI証券と提携するIFAが電話で相談に乗ってくれます。
公式サイトから、お住まいのエリアの提携するIFA法人を検索してみてください。
訪問でのIFA相談に抵抗がある場合、店舗での相談も選択できるので安心です。
セミナーも毎週のように開催されているので、SBI証券のIFA相談に興味がある方は一度参加してみることをおすすめします。
資産運用の相談がオンラインでもできる「株式会社Fan」
- 金融商品とサービスの相談をワンストップで実現
- 資産運用の相談窓口として「投信相談プラザ」を設置している
- 「生命保険コンサルティング」、「法人保険・事業保険」などのサービスも充実
富山県富山市に本社を構える株式会社Fanは、充実したオンライン相談に定評のあるIFA法人です。
これまでの金融機関では叶えられなかった、金融商品とサービスの相談をワンストップで実現しています。
事業の1つである「資産運用コンサルティング」では以下の3社と提携し、各社のサービス比較や口座開設手続きのサポートまで対応できるのが強みです。
- 楽天証券
- SBI証券
- ロボアドバイザー「ウェルスナビ」
特に資産運用の相談窓口として設置している「投信相談プラザ」は、投資信託に特化した相談をしたい方におすすめなので、ぜひ一度公式サイトをご覧ください。
そのほか、複数の大手生命保険会社と提携した「生命保険コンサルティング」、経営のリスクに備える「法人保険・事業保険」などのサービスも取り揃えています。
IFAを活用して効率的な資産運用を始めよう!
本記事では、IFAの特徴や相談先の選び方について解説してきました。
IFAは知識と実務経験を備えた資産運用の専門家で、特定の金融機関に所属しないために中立的な立場でアドバイスを行ってくれます。
老後資金の不安などから、今後もますます需要が高まっていくでしょう。
さっそくIFA相談を利用したいと感じた方は、以下の本記事のまとめを参考に、事前準備から始めてみてください。
- 自分の投資の方向性を明確にしておく
- 投資用の資金を準備しておく
- IFAの相談先の候補を複数挙げておく
- 実績と経験は十分か
- 相談料・料金体系は適切か
- 事業や商品の透明性に問題はないか
- 取り扱い商品は豊富に揃っているか
- 個人の状況に合った提案をしてくれるか
- 60秒でIFAが見つかる「わたしのIFA」
- 全国のIFAとマッチングが可能な「IFAナビ」
- IFAコース専用取扱商品もある「楽天証券」
- 専任担当者からアドバイスをもらえる「SBI証券」
- 資産運用の相談がオンラインでもできる「株式会社Fan」
自分に合ったIFAと出会えれば、生涯に渡って相談できる、心強い味方になってくれるはずです。
ぜひIFAを活用して、効率的な資産運用への一歩を踏み出しましょう!