「NISA」は投資をする上で一定範囲で利益に税金がかからないお得な制度です。
しかし、NISAに関して以下のような疑問を持ってしまいますよね。
そこで金融専門サイトが「NISA 」と「つみたてNISA」の違いをわかりやすく解説します。
さらに、それぞれの特徴から2つの制度に向いている人をご紹介します。
本記事を参考にして、NISA制度を使いこなして賢く資産運用しましょう!
- NISAとつみたてNISAの最大の違いは「税金がかからない投資額」と「投資期間」の2点
- NISAとつみたてNISAはどちらかしか1つしか選べない
- NISAは中級者~、つみたてNISAは初心者にオススメの制度
- 「新NISA」は「一般NISA」に代わってできた「積立+一般NISA」の2階構造の制度
- つみたてNISAを始めるならLINE証券がおすすめ
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目次
NISA (新NISA) とつみたてNISAの違い|わかりやすい比較表
通常の「NISA」と「つみたてNISA」そして2024年から始まる「新NISA」には、以下のような違いがあります。
つみたてNISA | NISA | 新NISA (2階構造) | |
---|---|---|---|
利用できる人 | 日本在住の18歳以上 | ||
開設可能な口座数 | 1人1口座 | ||
非課税投資枠 | 年間
40万円 |
年間
120万円 |
年間122万円
(1階:20万円 2階:102万円) |
期間 | 20年間 | 5年間
(ロールオーバー 最大10年間) |
5年間 |
投資可能な期間 | 2018〜
2037年 |
2014〜
2023年 |
2024~
2028年 |
対象の金融商品 | 投資信託・ETF | 株式・投資信託
・ETF・REIT (不動産投資) |
1階部分:
「つみたてNISAと同様」 2階部分: 「一般NISAと同様」 |
という方のために、続いてNISAとつみたてNISA、そして新NISAについて解説します。
「NISA」と「つみたてNISA」どっちがお得?
結論として、「NISAとつみたてNISAどっちがお得」かは投資経験や目的によります。
レベル別に分けると、初心者は「つみたてNISA」、中級者~は「NISA (新NISA)」をオススメします。
投資金額をまとめると以下のようになります。
つみたてNISA | NISA | |
---|---|---|
投資金額 | 最大年間40万円 | 最大年間120万円 |
投資期間 | 20年間 | 5年間 |
総額 | 800万円 | 600万円 |
※オーバーロールを加算していません
合計金額だけを見ると「つみたてNISA」に投資することおすすめします。
しかし、ロールオーバーという制度を使い利益分を最大活用できる中級者以上の方は総額は800万円を超えることができます。
初級者の方にとっては、制度よりも「銘柄選定」や「証券会社選び」が重要になります。
したがって、初心者の方は「つみたてNISA」、中級者以上の方は「NISA」を選択するのがお得な選択肢と言えるでしょう。
「新NISA」と「つみたてNISA」どっちがお得?
2024年から施行される「新NISA」は簡単に言うと、「積立投資と一般NISAが合わさった形になる」という制度です。
「新NISAとつみたてNISAはどっちがお得」かは投資経験によりさらに難しい選択となります。
新NISAを使いこなせる人にとっては「非課税機関が延長された」と感じますが、初心者にとっては「さらにハードルが上がった」と感じるでしょう。
結論、初心者の方は「つみたてNISA」、中級者以上の方は「NISA」を選択するのがお得な選択肢だと言えるでしょう。
「新NISA」について詳しく知りたい方は「新NISAの概要をわかりやすく説明」も一緒にご覧ください。
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そもそも「NISA」と「つみたてNISA」ってなに?
NISAとは、株式投資や投資信託で得た利益に対して税金がかからない制度です。
投資で発生した利益に対しては、本来は約20%もの税金がかかるので、NISAを利用することでかなりの節税になります。
ここでは一般NISAとつみたてNISA、2024年から開始する新NISAの特徴について紹介します。
「NISA」とは
非課税となる利益は無制限ではなく、毎年最大で120万円で、期間は最大5年間です。
また、期間は非課税期間の延長(ロールオーバー)をすることで、最大10年まで伸ばすことが出来ます。
ジュニアNISAは、0歳から19歳の人を対象にしたNISAで、期間が最大5年で年間80万円までの投資が可能となっています。
対象の年齢と18歳までの引き出しの制限があること以外は、基本的にNISAと同じ制度です。
※ジュニアNISAは2023年に廃止される予定です
「つみたてNISA」とは
「つみたてNISA」は、継続的に積み立てていくことを目的としています。
非課税になる金額も通常のNISAとは異なり、毎年最大で40万円で最大20年と長期間です。
詳しくは後述しますが、投資対象も通常のNISAとは違い、長期間の運用に最適な投資信託とETFに限定されています。
商品が限定されていますし、継続的なつみたて投資が出来るため、リスクを抑えて確実に積み立てて資産形成ができます。
投資が初めての初心者や、NISAを始めて上手く使えなかった人には、利用しやすい制度となっています。
【2024年から】「新NISA」とは?
2024年度から「一般NISA」に代わって「新NISA」が試行されます。
「新NISA」の目的としては、「より多くの国民が積立分散投資を経験する」ということです。(財務省資料より抜粋)
一番の特徴としては、「2階構造に分かれている」という点です。
- 1階部分:最大20万円分の積み立て投資が可能
- 2階部分:最大102万円の一般投資が可能
新NISAについて詳しく知りたいか方は、「新NISAの概要をわかりやすく説明」も一緒にご覧ください。
「オーバーロール」や「一般NISAからの引継ぎ」について詳しく書かれていますよ。
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NISAのメリット・デメリット
NISAとつみたてNISAの違いをそれぞれのメリット・デメリットの側面から詳しくみていきましょう。
ここでは一般NISAのメリット・デメリットについて解説します。
「NISA」2つのメリット
メリット1:ロールオーバーが利用できる
一般NISAは運用益に非課税期間は5年間となっています。
しかし、期間満了後もその金融商品を「NISA非課税投資枠」に移すと、更に5年間非課税での運用が可能になります。
最初の5年間で得た利益を運用することで、大きな利益を期待できます。
メリット2:対象の金融商品が多い
NISAはつみたてNISAとは違って、対象の金融商品が豊富です。
- 株式投資信託
- 国内・海外上場株式
- 国内・海外ETF
- ETN(上場投資証券)
- 国内・海外REIT
- 新株予約権付社債(ワラント債)
ただ、取扱商品は金融機関によって異なるため、事前に調べてから始めることをおすすめします。
「NISA」2つのデメリット
デメリット1:損益通算が対象外となる
NISAもつみたてNISAも株投資や投資信託ならできる「損益通算」が出来ません。
冒頭でもお伝えした通りつみたてNISAとNISAは、利益に対して税金が掛からない分、損失に対しても損益通算が出来ないのです。
これで困るケースは、主に以下の2つの条件に当てはまるときとなります。
- 取引を通常口座で行い利益が出ている
- NISAを活用しているが損失が出ている
これらの条件に当てはまる場合は、「1」の利益を減らすことが出来ないので注意しておきましょう。
まず投資で得た利益に対しては、利益に対して約20%の税金を支払う必要があります。
ただ、投資をしていると損失を出すこともあるでしょう。
損益通算とは、この利益と損失を通算することです。例を見てみましょう。
■ 10万円の利益、4万円の損失の場合(計算例)10-4=6万円の利益
損益通算すれば、利益が縮小されるため、支払う税金も減るということです。
デメリット2:1人1口座
NISAもつみたてNISAも1人1口座までしか持てません。
投資できる商品は金融機関によって異なりますが、他の金融商品購入のために他の金融機関で新たに作成ということは出来ません。
また、金融機関の変更は可能ですが、非常に手間がかかります。
そのため、最初に選ぶ金融機関は重要となり、慎重に決める必要があります。
つみたてNISAのメリット・デメリット
続いてつみたてNISAのメリット・デメリットについて解説していきます。
NISAとの違いに着目してみてください。
「つみたてNISA」2つのメリット
メリット1:少額投資が可能な証券会社もある
つみたてNISAは、金融機関によっては月額100円から始められる投資方法です。
投資に関する知識がなくても、少額であれば挑戦しやすいでしょう。
投資を始めてみたいけれど不安という方は、つみたてNISAから始めてみることをおすすめします。
メリット2:運用できる金額が大きい
短期間で投資できる金額は小さくなりますが、「つみたてNISA」は年間40万円で最大20年間なので、最終的には最大800万円にもなります。
単純に200万円多いため、最終的に運用できる額は「NISA」も大きくなり、節税効果も「NISA」より大きいと言えます。
節税効果を高めるなら「つみたてNISA」をおすすめします。
「つみたてNISA」2つのデメリット
デメリット1:選択できる投資商品が限られる
「つみたてNISA」で購入できる商品は、金融庁が厳選した一部の投資信託やETFです。
そのため、株式やREITなどは、決められた商品以外の購入はできません。
商品の選択が上手く出来ない初心者にとってはメリットになるのですが、投資の経験があり、自由に商品を選択したい人には大きなデメリットになります。
短期間でもしっかりと運用益を出せる人は、年間120万円の非課税投資枠があり、自由に商品を選べる「NISA」をおすすめします。
デメリット2:金融機関ごとにサービスが異なる
「つみたてNISA」のデメリット2つ目は金融機関ごとにサービスが異なる点です。
NISAは1人に1口座しか作れないため、金融機関どうにかして口座開設をさせたいです。
口座開設した際の特典は金融機関ごとに異なるため、サービスを比較する必要があります。
「どこで口座開設するか」を迷っている方は、この記事で紹介しているおすすめ証券会社をご覧ください
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【レベル別】「NISA」と「つみたてNISA」はどっちが得?
NISA・つみたてNISAのどちらを選ぶ方がいいのかは、人によって異なります。
ここでは、それぞれに合っている人はどういった特徴を持つ人なのかを解説します。
どちらが優れているというわけではないので、どちらもメリットとデメリットをしっかりと把握したうえで、自分に最適な運用方法を選びましょう。
【中級者~】NISAがおすすめな人
NISAは投資経験のある中級者~におすすめです。
- 短い期間で大きな金額を投資したい人
- 知識や経験がある人
- 株式やREITでも取引したい人
NISAは運用益の非課税枠が年間120万と多めに用意されています。
そのため、投資資金が豊富で大きな利益を狙いたい方に向いています。
「新NISA」にかわっても中級者~向けであることに変わりはないでしょう。
【初心者】つみたてNISAがおすすめな人
つみたてNISAは長期的に低リスクで運用をしていくため、初級者におすすめです。
- 手堅く長期的に運用したい人
- 投資の初心者
- NISAをやってみたけど結局上手く利用できなかったという人
つみたてNISAでは、個別株を購入することはできません。
金融庁が選定した「利益は少ないけどリスクは低い」という手堅い商品がそろっているわけです。
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おすすめネット証券会社の比較一覧表
ネット証券会社名 | 特徴 | 公式サイト |
SBI証券
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DMM株
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・米国株式の取扱手数料が無料 ・メール・電話・LINEのサポートがある | DMM株公式 |
マネックス証券
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・米国株の取扱銘柄数5,000超 ・ワン株なら1株から取引できる | マネックス証券公式 |
GMOクリック証券
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SMBC日興証券
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・IPOの取扱銘柄が豊富 ・AIのポートフォリオ診断を受けられる | SMBC日興証券公式 |
ネット証券会社おすすめ5選
この章では、メイン口座にぴったりのおすすめネット証券会社を紹介してきます。
NISAまたはつみたてNISAを始めることもできるので、ぜひチェックしてください。
おすすめ証券会社 第1位:LINE証券
- LINEアプリから簡単に利用できる
- 有名企業の株が1株単位で買える
- LINE Payから入金・出勤できる
- LINEポイントで投資できる
- 信用取引の手数料が0円
おすすめ証券会社の第1位は、LINE証券です。
LINE証券は、普段利用しているLINEアプリから簡単に利用できることが魅力です。
注文から売却まで全てLINEアプリ内で完結できるので、手軽に始めたい方におすすめです。
LINE証券には、「いちかぶ」という、有名企業に1株数百円から投資できるシステムがあり、初期投資をぐんと減らすことができます。
取引手数料は、現物取引〜5万円:55円・〜10万円:99円で、信用取引は無料です。
LINEポイントも1ポイント1円として利用できるので、ポイントが余っている方は有効活用することができます。
おすすめ証券会社 第2位:SBI証券
- 初心者から上級者まですべての人におすすめ
- ネット証券口座開設者数No. 1
- IPO取扱銘柄No. 1
- iDeCo加入者数、ネット証券No. 1
- 月100円から積立投資ができる
おすすめ証券会社の第2位はSBI証券です。
SBI証券の魅力は、手数料の安さや豊富な株式銘柄、そしてNISAやiDeCoの取扱など、証券会社に求めるほぼすべてのものを網羅しているところです。
プロ証券トレーダーは、SBI証券をメイン口座として開設して、その他の証券会社を目的に応じてサブ口座として開設している方が多いです。
手数料は、現物・信用取引ともにそれぞれ1日100万円まで手数料0円と、とても安いです。
また、スマホアプリやPCツールの機能性も高く、マーケット情報も充実しています。
グループで700万以上の口座数を誇るネット証券業界トップのSBI証券は、おすすめ第2位の証券会社です。
おすすめ証券会社 第3位:松井証券
- 100年以上の歴史がある
- 運用サポートツールが豊富
- 夜間17:00〜23:59も取引が可能
- 電話窓口のサポートも充実
- 1日の現物取引金額50万円以下で手数料無料
おすすめ証券会社の第3位は、松井証券です。
松井証券は、100年以上の歴史がある、老舗の証券会社です。
その魅力は手数料の安さで、1日に合計50万円までの取引なら、何回取引しても0円になります。
また、25歳以下の方は、なんと金額に上限がなく手数料が0円です。
米国株や中国株などの外国株を扱っていないことがデメリットですが、つみたてNISAやiDeCoなどの積立投資は問題なくできるので、初心者の方にもおすすめです。
おすすめの証券会社 第4位:SBIネオトレード証券
- 売買手数料が業界最安値水準
- 高機能の取引ツールが無料で使える
- 信用取引手数料は完全無料
- キャンペーンが豊富
- 注文方法が豊富
おすすめ証券会社の第4位は、SBIネオトレード証券です。
SBIネオトレード証券の強みは、IPOの事前入金が不要ということです。
証券口座を開設するだけで、IPOの抽選に参加することができます。
IPOとは、日本語にすると、新規公開株ともいい、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させること
IPOに当選してから入金すればよいので、手元にすぐ資金を用意することができない場合も安心です。
SBIネオトレード証券の取引手数料は、現物取引〜5万円:50円・〜10万円:88円となっています。
多彩な注文方法で、手数料を抑えて株取引を行いたいという方には、SBIネオトレード証券がおすすめです。
第5位:DMM株(DMM.com証券)
- 米国株式の取扱手数料が無料
- 手数料・金利は業界最低水準
- DMM株ポイントが貯まる
- 貯まったポイントは現金化できる
- メール・電話・LINEのサポートがある
おすすめ証券会社の第5位は、DMN株です。
DMM株の魅力は、現金化できるDMM株ポイントサービスがあるということです。
取引手数料の1%を1ポイント=1円のレートで交換することができます。
DMM株の取引手数料は、現物取引〜5万円:55円・〜10万円:88円となっています。
今なら新規口座開設で1ヶ月間手数料が0円で利用することができます!
また、25歳以下は手数料0円(※キャッシュバック)になるサービスもあります。
DMM株は、早いタイミングから複利で効率良く投資を始めたいという方におすすめの証券会社です。
NISAはiDeCo(イデコ)との併用は可能 | 違い
ここでは、iDeCo(イデコ)のメリットとつみたてNISAとの違いについて解説していきます。
つみたてNISAとiDeCo(イデコ)の併用
つみたてNISAとNISAの併用は出来ませんが、iDeCoとの併用は可能です。
2つを併用すれば、非課税投資枠の上限をアップできます。
資金に余裕があって、つみたてNISAとiDeCoの、どちらかだけでは枠が足りない人には併用は有効な手段です。
つみたてNISAとiDeCo(イデコ)の違い
長期間のつみたて投資が出来て、運用益に課税されないという共通点はありますが異なる点も多くあります。
NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
利用できる人 | 日本在住の20歳以上 | |
開設可能な口座数 | 1人1口座 | |
非課税投資枠 | 年間120万円 | 年間40万円 |
期間 | 5年間
(ロールオーバーで最大10年間) |
20年間 |
投資可能な期間 | 2014〜2023年 | 2018〜2037年 |
対象の金融商品 | 株式・投資信託・ETF・REIT(不動産投資) | 投資信託・ETF |
まず「iDeCo」は、60歳未満の人を対象にした制度なので、60歳以上の人は利用する事が出来ません。
60歳以上の方で、つみたて投資を利用するなら、「つみたてNISA」がおすすめと言えます。
ただし「iDeCo」では、積み立てを開始してしまうと原則60歳までは引き出しができません。
「つみたてNISA」は、いつでも引き出しができるので、急遽お金が必要になったときでも柔軟に対応できます。
つみたてNISAより節税効果が高い
「iDeCo」の最大のメリットといえるのが、運用益だけではなく、投資した資金の全てが所得控除の対象になることです。
「iDeCo」は「つみたてNISA」と比べると節税効果が非常に高いです。
60歳まで引き出せませんが、節税効果が高いため、運用資金を60歳以降に老後の生活資金として使うなら「iDeCo」がおすすめです。
しかし、職業や収入などが安定していない場合や、マイホームの購入などの予定があるなら、いつでも引き出せる「つみたてNISA」が良いでしょう。
この2つは併用する事が出来るので、「iDeCo」で老後の資金を貯めながら、「つみたてNISA」でいつでも引き出せる資金を運用していくといった方法もあります。
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自分に合った「NISA」を活用して上手に資産運用をしよう
「NISA」と「つみたてNISA」の非課税投資枠や期間、金融商品などの違いついて解説しましたがいかがでしたか?
また、類似している制度のiDeCoについても比較をしてきました。
「つみたてNISA」は、長期間の運用に最適ですが選択できる商品の幅が狭かったり「NISA」との併用が出来ないなどの注意点もあります。
また、節税効果からみると「iDeCo」を選択したほうが良い場合もあります。
そういった違いや注意点などを含めて、ぜひ今回の記事を参考にして自分に最適な制度を利用していきましょう。
- NISAとつみたてNISAの最大の違いは「税金がかからない投資額」と「投資期間」の2点
- NISAは中級者~、つみたてNISAは初心者にオススメの制度
- 「新NISA」は「一般NISA」に代わってできた「積立+一般NISA」の2階構造の制度
- つみたてNISAを始めるならLINE証券がおすすめ
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